JP5779258B2 - 作業管理システムおよび作業管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の作業工程に分けられた作業の進捗をわかりやすく表示する技術に関する。
従来から、製品の生産には、例えば、一度に大量の生産を行う、いわゆる大量生産方式が多く採用されてきた。この大量生産方式は、単位製品数当たりのコストを下げるのには効果的であるが、一方、予定よりも販売数が少なかった場合に多くの在庫をかかえたり、また、複数の作業工程の中で発生している様々な無駄(作業工程ごとの作業時間のばらつきなど)の発見や排除ができなかったりするという問題があった。
そこで、近年、必要な製品を、必要なときに、必要な量だけ、必要な場所に提供するという、いわゆるJIT(Just In Time)生産方式が多く採用されるようになってきた。このJIT生産方式によれば、多くの在庫をかかえるという問題は発生しない。なお、JIT生産方式において、製品の生産計画や進捗実績を管理、表示する方法としては、例えば、ガントチャート(横型棒グラフの工程管理図)がある。しかし、ガントチャートは、元々、大まかなスケジュールの管理には適しているが、各作業の無駄や問題の分析には適していないという問題がある。
そのような状況を踏まえ、本出願人は、以前、複数の作業工程での作業の進捗を把握しやすいようにダイヤグラム表示することで、各作業の無駄や問題を分析できる技術を提案した(特許文献1参照)。
特開2010−40007号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、着目する作業対象物に関する各作業工程での作業の進捗を把握するための技術としては充分に有効であるが、作業の停滞時間があった場合にその停滞の原因や理由を分析、解明するための技術としては充分とは言えなかった。
そこで、本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、複数の作業工程に分けられた作業を管理する作業管理システムにおいて、作業の停滞時間があった場合にその停滞の原因や理由を分析、解明するために役立つ情報を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、作業対象物に対する所定の作業が3つ以上の作業工程に分けられ、その3つ以上の作業工程がそれぞれ別々の作業スペースで実施されており、その3つ以上の作業工程それぞれの作業に関する時間を、所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたICタグを用いて管理して表示する作業管理システムであって、処理部、記憶部および表示部を有する情報処理装置と、3つ以上の作業工程それぞれの作業スペースに設置されたICタグ置き場所に付設され、そのICタグ置き場所に置かれたICタグを検出してその情報を読み取り、その読み取ったICタグの情報を情報処理装置へ送信するICタグリーダと、作業スペースごとに設置され、情報処理装置からの指示により、作業者に対して作業開始の禁止を報知する報知装置と、を備える。
情報処理装置の記憶部は、作業対象物の滞留回避を考慮して設定される所定の時間長である設定時間と、作業工程ごとに作業時間の目安値である標準作業時間を記憶している。
そして、情報処理装置の処理部は、ICタグリーダから受信したICタグの情報とそのときの時刻とを記憶部に記憶することにより作業に関する時間を管理する情報管理部と、記憶部に記憶した作業に関する時間を、一方の軸を時間、他方の軸を3つ以上の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして表示部に表示する作業別ダイヤグラム表示部と、ダイヤグラムにおいて作業の停滞箇所があって、その停滞箇所について別表示を求める操作を受付けた場合、当該停滞箇所の時間帯にその作業工程を担当する作業スペースで行われていた他の作業のダイヤグラムを表示部に別表示する停滞箇所ダイヤグラム表示部と、を備える。
また、情報処理装置の情報管理部は、いずれかのICタグ情報読取装置から受信する通信情報によってICタグ置場にICタグが置かれたと判断した場合、その作業工程の作業終了時刻を推定し、その推定した作業終了時刻が、次の作業工程に関して同様に推定された作業終了時刻よりも設定時間以上前の時刻より早い時刻であったとき、その作業工程の報知装置に対して、作業開始の禁止の報知を指示し、その際、作業開始の禁止を報知していない作業工程については、ICタグ置場にICタグが置かれた時刻とその作業工程の標準作業時間とからその作業工程の作業終了時刻を推定し、作業開始の禁止を報知している作業工程については、現在時刻とその作業工程の標準作業時間とからその作業工程の作業終了時刻を推定し、その場合、現在時刻の変化とともに当該作業終了時刻を逐次推定し直す。
その他の手段については後記する。
本発明によれば、複数の作業工程に分けられた作業を管理する作業管理システムにおいて、作業の停滞時間があった場合にその停滞の原因や理由を分析、解明するために役立つ情報を提供することができる。
本実施形態の作業管理システムを示す全体構成図である。 本実施形態の作業スペースを示す構成図である。 本実施形態の表示器の表示画面例を示す説明図である。 本実施形態の計画・実績テーブルの例を示す図である。 本実施形態のダイヤグラム表示の例を示す図である。 本実施形態のダイヤグラム表示の他の例を示す図である。 図6のダイヤグラム表示の他の例において別表示を行った場合を示す図である。 図6のダイヤグラム表示の他の例において別表示を行った場合を示す他の図である。 本実施形態のサーバによる情報処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)に係る作業管理システムについて説明する。なお、本実施形態において、「ダイヤグラム」とは、交通機関の運行状況を表す線図と同様に、複数の作業工程での作業の進捗を表す線図のことを意味する。
図1は、本実施形態の作業管理システムを示す全体構成図である。作業管理システムSは、各作業スペース1、LAN(Local Area Network)2およびサーバ3(情報処理装置)を備えて構成され、さらに使用する指図4を含めて各種演算処理や表示などを行うことができる。
なお、ここでは、作業対象物(製品ともいう。)であるワークWに関する作業を、5つの作業工程(単に「工程」ともいう。ここでは、工程A〜E)に分けて、各作業スペース1で行う場合について説明する。図1では、工程Dおよび工程Eの作業スペース1の記載を省略している。なお、作業工程は5つでなくても、2つ以上であればいくつでもよい。
また、ワークWに関する作業とは、例えば、回路基板に対する半導体部品の組み付け作業などであるが、それ以外の作業であってもかまわない。また、ワークWとそれに対応する指図4は、ペアとして扱われ、一緒に持ち運びされるものとする。
ここで、指図4とは、作業工程が記載された書類であり、また、作業を特定するための情報を記憶した作業特定用IC(Integrated Circuit)タグ41(ICタグ)が埋め込まれている。
作業特定用ICタグ41は、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)などの非接触の無線用ID(IDentifier)タグにより実現することができる。作業特定用ICタグ41には、例えば、ワークWの作業内容を特定する情報が記憶されており、具体的には、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などである。また、ワークWの作業内容を特定する情報の詳細情報として、作業者16が、ワークWに部品を取付ける際の指示情報などが記載されており、具体的には、部品の種別、員数、部品の取付順序などである。
なお、指図4に埋め込まれる作業特定用ICタグ41は、例えば、電池未搭載型で受信電波から電力を得るものであれば、小型化や低コスト化などを実現しやすいが、電池搭載型のものであってもよい。
作業スペース1には、作業台11、表示器12、部品箱13、第1ストックエリア14、第2ストックエリア15、作業管理ボックス18(ICタグ置き場所)およびリーダライタ19(ICタグリーダ)が備えられている。また、作業者16は、作業スペース1で作業を行う者である。
作業台11は、作業者16がワークWに関する作業を行う場所であり、また、表示器12、部品箱13およびスイッチ17がその上に載置されている。
表示器12は、ワークWの作業に関する情報を表示するものであり、スイッチ17の押下によって画面が切り替わり、また、LAN2を経由してサーバ3と接続されている。
部品箱13は、ワークWの作業に必要な部品が入っている箱である。
第1ストックエリア14は、作業前のワークWを載置する場所である。第2ストックエリア15は、作業後のワークWを載置する場所である。
作業管理ボックス18は、作業台11の近傍で作業者16が作業をするときの立ち位置(作業位置)の近くに設置され、作業者16がワークWに関する作業を開始するときに、そのワークWに対応する指図4を投入する箱である。
リーダライタ19は、作業管理ボックス18に併設され、作業管理ボックス18に投入された指図4の作業特定用ICタグ41に書き込まれた情報を読み取り、LAN2を経由してサーバ3にその情報を送信する。
具体的には、まず、リーダライタ19のアンテナ(不図示)からは、制御信号を含む電波が常時発信されている。そこで、作業管理ボックス18に指図4が入れられると、作業特定用ICタグ41内のアンテナ(不図示)がその電波を受信し、アンテナの共振作用により起電力を発生する。
そして、作業特定用ICタグ41では、発生した電力により内部の回路を起動し、必要な処理を行い、その処理結果をアンテナから電波でリーダライタ19に送信する。リーダライタ19は、この電波を受信することで、作業特定用ICタグ41の情報を取得することができる。
なお、リーダライタ19により作業特定用ICタグ41の情報の読み取りを行うタイミングは、常時でなくても、所定時間(例えば10秒)ごとなどであってもよい。
また、リーダライタ19は、作業管理ボックス18に投入された指図4が複数であった場合に、すべての作業特定用ICタグ41を読み取ることができるようにしてもよく、あるいは、1つの作業特定用ICタグ41しか読み取ることができないようにしてもよい。
なお、作業管理ボックス18に投入された複数の指図4のすべての作業特定用ICタグ41を読み取ることができるようにする場合、作業管理ボックス18は、複数の指図4が先入れ先出しをしやすい構造(例えば、指図4を立てて入れる型)とすればよいが、それ以外の構造でもかまわない。
このようにして、リーダライタ19は、作業管理ボックス18に指図4が投入された場合、作業特定用ICタグ41との通信を最初に(新たに)確認すると、その情報を読み取り、サーバ3に、作業特定用ICタグ41との通信開始情報や、ワークWの作業内容を特定する情報などを送信する。
通信開始情報には、作業管理ボックス18のID、作業開始時刻(作業特定用ICタグ41の情報を最初に(新たに)読み取った時刻)などがある。ワークWの作業内容を特定する情報には、例えば、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。
また、リーダライタ19は、作業管理ボックス18から指図4が取り出された場合、作業特定用ICタグ41との通信の断絶を確認すると、サーバ3に、作業特定用ICタグ41との通信終了情報や、ワークWの作業内容を特定する情報などを送信する。
通信終了情報には、作業管理ボックス18のID、作業終了時刻(作業特定用ICタグ41との通信の断絶を確認した時刻)などがある。ワークWの作業内容を特定する情報には、例えば、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。
LAN2は、作業管理システムSにおける通信網であり、例えば、Ethernet(登録商標)などにより実現することができる。
サーバ3は、情報を処理する装置で、例えば、コンピュータによって実現され、入力部31、表示部32、通信部33、記憶部34および処理部35を備えている。
入力部31は、例えば、マウスやキーボードなどであり、ユーザが作業の計画データ(詳細は後記)を入力するときなどに使用される。
表示部32は、処理部35からの指示によって情報を表示する手段であり、例えば、液晶表示装置などである。
通信部33は、LAN2を介して表示器12やリーダライタ19と通信を行うための通信インタフェースである。
記憶部34は、計画・実績テーブル341(詳細は図4で後記)などの情報や処理部35の動作プログラムなどを格納する手段であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などである。
処理部35は、例えば、CPU(Central Processing Unit)とメモリ(RAM(Random Access Memory)など)から構成され、CPUが記憶部34の動作プログラムを読み込んでメモリに展開することで、各種演算処理を実現する。処理部35は、情報管理部351、作業別ダイヤグラム表示部352、停滞箇所ダイヤグラム表示部353を備える。
情報管理部351は、リーダライタ19から受信した作業特定用ICタグ41や作業者特定用ICタグ(不図示)の情報(通信開始情報、通信終了情報、ワークWの作業内容を特定する情報、作業者を特定する情報など)とそのときの時刻とを記憶部34の計画・実績テーブル341に記憶させることにより、作業に関する時間を管理する。
また、情報管理部351は、例えば、表示器12に、ワークWの作業内容などの情報を表示させることができる。それらの情報は、予め、記憶部34に記憶させておいてもよいし、あるいは、リーダライタ19から受信した作業特定用ICタグ41の情報を使用してもよい。
作業別ダイヤグラム表示部352は、1つの作業について、記憶部34の計画・実績テーブル341に記憶された情報に基づき、一方の軸を時間、他方の軸をその作業の複数の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムを、表示部32に表示させる(図5、図6参照)。
停滞箇所ダイヤグラム表示部353は、作業別ダイヤグラム表示部352が表示部32に表示させた作業別のダイヤグラムにおいて作業の停滞箇所があって、その停滞箇所について別表示を求めるユーザの操作を受付けた場合、当該停滞箇所の時間帯にその作業工程を担当する作業スペース1で行われていたすべての作業のダイヤグラムを、表示部32に別表示させる(図7の領域321参照)。
次に、図2を参照しながら、作業スペースの構成について説明する(適宜図1参照)。図2は、作業スペースを示す構成図である。なお、図1と同一の構成には同一の符号を付し、重複説明を適宜省略する。
図2に示すように、作業台11が半円形に構成され、その外側部分に複数の部品箱13(部品の図示は省略)が並べられ、また、作業者16の作業位置の正面の奥の位置に表示器12が設置されている。作業管理ボックス18およびリーダライタ19は、作業台11における作業者16による作業位置の近傍に設置されている。
ここで、作業管理ボックス18は、作業者16が指図4を作業開始時に投入したり、作業終了時に取出したりするのが容易なように、開放部が作業者16の側に向くように傾斜して設置されている。これにより、作業者16は、作業管理ボックス18に対する指図4の出し入れが容易になり、その上、作業管理ボックス18内の指図4の有無を確認しやすくなる。
また、作業者16による作業位置の左側には第1ストックエリア14が設けられ、前工程などのワークWと指図4を載置することができる。さらに、作業者16による作業位置の右側には第2ストックエリア15が設けられ、作業を終えたワークWと指図4を載置することができる。
作業者16は、ワークWに関する作業を行う場合、まず、第1ストックエリア14に載置されている指図4を作業管理ボックス18に投入する。それから、第1ストックエリア14に載置されているワークWを作業台11に移動させ、表示器12の画面を見たり(必要に応じてスイッチ17の押下によって表示器12の画面を切り替え)、部品箱13から部品を取り出してワークWに取り付けたりするなどして、ワークWに関する作業を行う。
作業者16は、ワークWに関する一通りの作業が終了すると、作業管理ボックス18に入っている指図4を取り出し、その指図4とワークWを第2ストックエリア15に載せる。そして、すぐに、または、適当なタイミングで、その指図4とワークWを、次の作業工程を行う作業スペース1まで運び、指図4とワークWをその第1ストックエリア14に置く。
続いて、図3を参照しながら、作業中に表示器に表示される画面の例について説明する(適宜図2参照)。図3は、表示器の表示画面例を示す説明図である。
表示器12には、指図番号121、指図内容122(製造(加工)する製品・半製品の型番、品名および員数(個数)を含む。)、組付指示情報123(手順および作業内容)、工程ID124、作業者ID125、完成員数(完成個数)126、作業着手日時・作業終了日時127および詳細作業時刻128が表示される。
指図番号121には、作業特定用ICタグ41に対応するワークWの作業内容を特定する情報(例えば、「WOXX1」)が表示される。また、指図内容122および組付指示情報123には、指図番号121に対応する詳細情報が表示される。
工程ID124には、工程を特定する情報(例えば、「A」)が表示される。作業者ID125には、作業者16を特定する情報(識別子情報。例えば、「MM01」)が表示される。なお、作業者16を特定する情報は、予めサーバ3の記憶部34(図1参照)に登録しておいてもよいし、あるいは、作業者16を特定するための作業者特定用ICタグ(不図示)を作業者16が作業管理ボックス18に投入することでサーバ3(図1参照)が認識し、作業者ID125に表示するようにしてもよい。
作業着手日時・作業終了日時127には、指図4が作業管理ボックス18に投入された時刻、および、作業管理ボックス18から取り出された時刻が表示される。完成員数126には、製作員数(ここでは1枚)のうち完成した数が表示される。詳細作業時刻128には、各手順の終了時刻が表示され、例えば、各手順の終了時にスイッチ17が押されるときは、その時刻を表示する。
このようにして、作業者16は、表示器12の表示画面による作業内容の指示にしたがい、作業を確実に進めることができる。
次に、図4を参照しながら、サーバ3の記憶部34に記憶される計画・実績テーブル341について説明する(適宜図1参照)。図4に示すように、計画・実績テーブル341において、最左列に表された指図番号ごとに、工程A〜Eに関する計画データと実績データが、処理部35の情報管理部351によって格納される。計画データ(「計画」)は、ユーザが予め入力部31によって入力しておくデータであり、工程ごとに、作業開始時刻(作業管理ボックス18への指図4の投入(予定)時刻)、作業終了時刻(作業管理ボックス18からの指図4の取出(予定)時刻)が格納される。
実績データ(「実績」)としては、工程ごとに、作業管理ボックス18への指図4の実際の投入時刻と、作業管理ボックス18からの指図4の実際の取出時刻が、情報管理部351によって格納される。また、作業管理ボックス18に投入された作業者特定用ICタグ(不図示)の情報を情報管理部351が受信することなどにより、作業者の情報も同時に格納される。
なお、計画データと実績データにおける投入時刻と取出時刻は、時刻の情報だけでなく、年月日の情報などを含んでいてもよい。
次に、作業に関するダイヤグラム表示の例について説明する。図5では、表示部32に表示される情報の例として、横軸を時間、縦軸を各工程とした場合の、図4の計画・実績テーブル341の指図番号「WOXX1」における各工程A〜Eの計画ダイヤ(計画データのダイヤグラム)PDと実績データ(実績データのダイヤグラム)RDが示されている。
具体的には、計画ダイヤPDに関して、工程Aの「計画」の「投入時刻」である「09:00」(図4参照)がポイントP1に対応し、工程Aの「計画」の「取出時刻」である「09:20」(図4参照)がポイントP2に対応し、工程Bの「計画」の「投入時刻」である「09:25」(図4参照)がポイントP3に対応し、その他のポイントについても同様である。また、実績ダイヤRDについても同様である。
ここで、図6に示すように、実績ダイヤRDにおいて、作業の停滞箇所(滞留時間)があった場合について説明する。図6の実績ダイヤRDでは、工程Cの作業前に滞留時間(ポイントP4からポイントP5まで)が生じている。このような場合、この図6に示す表示だけでは、その作業の停滞の原因や理由を分析、解明することができない。
そこで、ユーザは、サーバ3の入力部31を用いて、実績ダイヤRDにおける作業の停滞箇所について別表示を求める操作を行う。サーバ3の処理部35の停滞箇所ダイヤグラム表示部353は、この操作を受付けた場合、記憶部34の計画・実績テーブル341を参照し、例えば、図7に示すように、当該停滞箇所の時間帯(ポイントP4からポイントP5まで)にその作業工程(工程C)を担当する作業スペース1で行われていたすべての作業のダイヤグラム(実績ダイヤ)を表示部32の領域321に別表示する。
ユーザは、図7の領域321を見ることで、その時間帯(ポイントP4からポイントP5まで)に、その作業工程(工程C)を担当する作業スペース1で、指図番号「WOXX3」に対応するワークWの作業、および、指図番号「WOXX2」に対応するワークWの作業が行われていたことがわかる。つまり、指図番号「WOXX1」に対応するワークWの作業のその時間帯(ポイントP4からポイントP5まで)の停滞の原因は、作業員が他の作業をしていたことであると分析、解明することができる。なお、図7の領域321には「工程C」と記載されているが、指図番号「WOXX3」に対応するワークWの作業と、指図番号「WOXX2」に対応するワークWの作業は、「工程C」でなくてもよい。
また、サーバ3の処理部35の停滞箇所ダイヤグラム表示部353は、実績ダイヤRDにおける作業の停滞箇所について別表示を求める操作を受付けた場合、例えば、図8に示すように、当該停滞箇所の時間帯(ポイントP4からポイントP5まで)にその作業工程(工程C)を担当する作業スペース1で行われていたすべての作業のダイヤグラムを表示部32の領域321に別表示する場合もある。
この場合、ユーザは、図8の領域321を見ることで、その時間帯(ポイントP4からポイントP5まで)に、その作業工程(工程C)を担当する作業スペース1で、何の作業も行われていなかったことがわかる。つまり、指図番号「WOXX1」に対応するワークWの作業のその時間帯(ポイントP4からポイントP5まで)の停滞の原因は、作業員がいなかった、あるいは、作業員がいたとしても何の作業もしていなかった、などと分析、解明することができる。
続いて、図9を参照しながら、サーバ3による情報処理について説明する(適宜他図参照)。まず、サーバ3の処理部35の情報管理部351は、ユーザによる入力部31を用いた計画データの入力を受付け、その計画データを記憶部34の計画・実績テーブル341の該当する「計画」の行に記録(格納)する(図4参照)(ステップS1)。
次に、情報管理部351は、各作業スペース1のリーダライタ19から受信する実績データを収集し、記憶部34の計画・実績テーブル341の該当する「実績」の行に記録(格納)する(図4参照)(ステップS2)。具体的には、情報管理部351は、リーダライタ19から受信した作業特定用ICタグ41の情報によって指図番号を特定し、通信開始情報を受信した場合は対応する指図番号および工程の「実績」の「投入時刻」の欄にそのときの時刻情報を格納し、通信終了情報を受信した場合は対応する指図番号および工程の「実績」の「取出時刻」の欄にそのときの時刻情報を格納し、作業者情報を受信した場合は対応する指図番号および工程の「実績」の「作業者」の欄にその作業者情報を格納する。
続いて、作業別ダイヤグラム表示部352は、ユーザによる入力部31を用いたダイヤグラム表示を求める操作があったか否かを判断し(ステップS3)、当該操作がなかった場合は(No)ステップS2に戻り、当該操作があった場合は(Yes)ステップS4に進む。
ステップS4において、作業別ダイヤグラム表示部352は、記憶部34の計画・実績テーブル341から、前記操作に対応する計画データを収集(取得)し、表示部32にダイヤグラム表示を行う(図5、図6の計画ダイヤPD参照)。
続いて、ステップS5において、作業別ダイヤグラム表示部352は、記憶部34の計画・実績テーブル341から、前記操作に対応するその時点での実績データを取得し、表示部32にダイヤグラム表示を行う(図5、図6の実績ダイヤRD参照)。
次に、停滞箇所ダイヤグラム表示部353は、実績ダイヤRDにおいて作業の停滞箇所があった場合(例えば図6の実績ダイヤRDにおけるポイントP4からポイントP5まで)、その停滞箇所についてユーザによる別表示を求める操作があったか否かを判断し(ステップS6)、当該操作がなかった場合は(No)ステップS8に進み、当該操作があった場合は(Yes)ステップS7に進む。
ステップS7において、停滞箇所ダイヤグラム表示部353は、記憶部34の計画・実績テーブル341から、当該停滞箇所の時間帯にその作業工程を担当する作業スペース1で行われていたすべての作業に関する実績データを取得し、表示部32に別表示(ダイヤグラム表示)を行う(図7、図8の領域321参照)。ユーザは、この別表示を見ることで、その時間帯のその作業の停滞の原因や理由を分析、解明することができる。
ステップS8において、作業別ダイヤグラム表示部352は、ユーザによる入力部31を用いたダイヤグラム表示終了を求める操作があったか否かを判断し、当該操作がなかった場合は(No)ステップS6に戻り、当該操作があった場合は(Yes)ステップS9に進む。
ステップS9において、作業別ダイヤグラム表示部352は、ダイヤグラム表示(別表示も含む。)を終了し、ステップS2に戻る。
このように、本実施形態の作業管理システムSによれば、作業の進捗をダイヤグラム表示するとともに、ダイヤグラムにおいて作業の停滞箇所があって、その停滞箇所について別表示を求める操作があった場合、当該停滞箇所の時間帯にその作業工程を担当する作業スペース1で行われていたすべての作業のダイヤグラム表示を行うことで、作業の停滞の原因や理由を分析、解明するために役立つ情報を提供することができる。
また、実績ダイヤだけでなく、計画ダイヤも表示することで、より有益な情報表示とすることができる。
また、作業者特定用ICタグを用いて作業者情報も管理、表示することで、より有益な情報表示とすることができる。
<応用例>
次に、本実施形態の作業管理システムの応用例について説明する。なお、ハードウェア構成は、前記した構成と同様でよいので、説明を省略する。
この応用例では、各工程について「標準作業時間」を考慮することで、作業の滞留を減らすことを考える。ここで、標準作業時間とは、その作業に関する標準的な所要時間を指す。この標準作業時間は、例えば、人件費、設備費、材料費などの情報から算出された時間でもよいし、あるいは、実際の作業時間に関する統計情報から算出した平均時間、最短時間、最長時間などであってもよい。また、この標準作業時間は、固定でなくてもよく、一定時間(1時間など)ごとに前記した平均時間などを用いて更新するようにしてもよい。
具体的な処理としては、情報管理部351は、各工程について、それぞれの標準作業時間を用いて、推定作業終了時刻を算出する。そして、推定作業終了時刻が、次の工程の推定作業終了時刻よりも早い工程について、報知装置(表示器12、スピーカ(不図示)等)を用いて、作業者に作業開始の禁止を報知する。あるいは、推定作業終了時刻が、次の工程の推定作業終了時刻より所定の設定時間(例えば10分)以上前の時刻よりも早い工程について、報知装置(表示器12、スピーカ(不図示)等)を用いて、作業者に作業開始の禁止を報知するようにしてもよい。
なお、推定作業終了時刻を算出する際、作業開始の禁止を報知していない工程については、ICタグ置場にICタグが置かれた時刻から、その作業工程の標準作業時間経過後の時刻を、その作業工程の作業終了時刻と推定する。
また、作業開始の禁止を報知している作業工程については、現在時刻から、その作業工程の標準作業時間経過後の時刻を、その作業工程の作業終了時刻と推定する、つまり、その場合、現在時刻の経過とともに、当該作業終了時刻も後に移動する。
このように、必要に応じて作業開始の禁止を作業者に報知することで、作業の滞留を減らすことができる。
以上で本実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。
例えば、停滞している作業それぞれについて「機械待ち」、「部品未揃い」などの個別の原因を記録しておけば、ある作業の停滞時間にその作業工程を担当する作業スペース1で行われていたすべての作業のダイヤグラムを表示部32の領域321に別表示する場合にそれらの個別の原因の情報も併せて表示することで、停滞の原因を「機械待ち」、「部品未揃い」などと特定することができる。
また、計画ダイヤについて、所定の時間帯にその作業工程を担当する作業スペースで行われる予定のすべての作業の計画ダイヤを表示部32に別表示するようにしてもよい。
その他、ハードウェアやフローチャートなどの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 作業スペース
2 LAN
3 サーバ(情報処理装置)
4 指図
11 作業台
12 表示器(報知装置)
13 部品箱
14 第1ストックエリア
15 第2ストックエリア
16 作業者
17 スイッチ
18 作業管理ボックス(ICタグ置き場所)
19 リーダライタ(ICタグリーダ)
31 入力部
32 表示部
33 通信部
34 記憶部
35 処理部
41 作業特定用ICタグ(ICタグ)
321 領域
341 計画・実績テーブル
351 情報管理部
352 作業別ダイヤグラム表示部
353 停滞箇所ダイヤグラム表示部
S 作業管理システム

Claims (4)

  1. 作業対象物に対する所定の作業が3つ以上の作業工程に分けられ、その3つ以上の作業工程がそれぞれ別々の作業スペースで実施されており、その3つ以上の作業工程それぞれの作業に関する時間を、前記所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたIC(Integrated Circuit)タグを用いて管理して表示する作業管理システムであって、
    処理部、記憶部および表示部を有する情報処理装置と、
    前記3つ以上の作業工程それぞれの作業スペースに設置されたICタグ置き場所に付設され、そのICタグ置き場所に置かれた前記ICタグを検出してその情報を読み取り、その読み取った前記ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信するICタグリーダと、
    前記作業スペースごとに設置され、前記情報処理装置からの指示により、前記作業者に対して作業開始の禁止を報知する報知装置と、を備え、
    前記情報処理装置の記憶部は、
    前記作業対象物の滞留回避を考慮して設定される所定の時間長である設定時間と、前記作業工程ごとに作業時間の目安値である標準作業時間を記憶しており、
    前記情報処理装置の処理部は、
    前記ICタグリーダから受信した前記ICタグの情報とそのときの時刻とを前記記憶部に記憶することにより前記作業に関する時間を管理する情報管理部と、
    前記記憶部に記憶した前記作業に関する時間を、一方の軸を時間、他方の軸を前記3つ以上の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして前記表示部に表示する作業別ダイヤグラム表示部と、
    前記ダイヤグラムにおいて作業の停滞箇所があって、その停滞箇所について別表示を求める操作を受付けた場合、当該停滞箇所の時間帯にその作業工程を担当する前記作業スペースで行われていた他の作業のダイヤグラムを前記表示部に別表示する停滞箇所ダイヤグラム表示部と、を備え
    前記情報処理装置の情報管理部は、
    いずれかの前記ICタグ情報読取装置から受信する通信情報によって前記ICタグ置場に前記ICタグが置かれたと判断した場合、その作業工程の作業終了時刻を推定し、その推定した作業終了時刻が、次の作業工程に関して同様に推定された作業終了時刻よりも前記設定時間以上前の時刻より早い時刻であったとき、その作業工程の報知装置に対して、作業開始の禁止の報知を指示し、その際、
    作業開始の禁止を報知していない前記作業工程については、前記ICタグ置場に前記ICタグが置かれた時刻とその作業工程の前記標準作業時間とからその作業工程の作業終了時刻を推定し、
    作業開始の禁止を報知している前記作業工程については、現在時刻とその作業工程の前記標準作業時間とからその作業工程の作業終了時刻を推定し、その場合、現在時刻の変化とともに当該作業終了時刻を逐次推定し直す
    ことを特徴とする作業管理システム。
  2. 前記記憶部は、前記3つ以上の作業工程ごとの実施時間の計画データを予め記憶しており、
    前記作業別ダイヤグラム表示部は、
    前記作業に関する時間とともに、前記記憶部に記憶した前記計画データを、一方の軸を時間、他方の軸を前記3つ以上の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 前記作業管理システムにおいて、前記作業者の識別子情報が書き込まれた作業者特定用ICタグがさらに用いられ、
    前記作業者特定用ICタグが前記ICタグ置き場所に置かれた場合、前記ICタグリーダは、そのICタグ置き場所に置かれた前記作業者特定用ICタグを検出して前記識別子情報を読み取り、その読み取った前記識別子情報を前記情報処理装置へ送信し、
    前記情報管理部は、
    前記ICタグリーダから受信した前記識別子情報とそのときの時刻とを前記記憶部に記憶し、
    前記作業別ダイヤグラム表示部は、
    前記記憶部に記憶した前記作業に関する時間を、前記ダイヤグラムとして前記表示部に表示するとき、前記記憶部に記憶した前記識別子情報を参照し、対応する前記識別子情報を前記表示部に合わせて表示する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業管理システム。
  4. 作業対象物に対する所定の作業が3つ以上の作業工程に分けられ、その3つ以上の作業工程がそれぞれ別々の作業スペースで実施されており、その3つ以上の作業工程それぞれの作業に関する時間を、前記所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたIC(Integrated Circuit)タグを用いて管理して表示する作業管理システムにおける作業管理方法であって、
    前記作業管理システムは、
    処理部、記憶部および表示部を有する情報処理装置と、
    前記3つ以上の作業工程それぞれの作業スペースに設置されたICタグ置き場所に付設され、そのICタグ置き場所に置かれた前記ICタグを検出してその情報を読み取り、その読み取った前記ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信するICタグリーダと、
    前記作業スペースごとに設置され、前記情報処理装置からの指示により、前記作業者に対して作業開始の禁止を報知する報知装置と、を備えており、
    前記情報処理装置の記憶部は、
    前記作業対象物の滞留回避を考慮して設定される所定の時間長である設定時間と、前記作業工程ごとに作業時間の目安値である標準作業時間を記憶しており、
    前記情報処理装置の処理部は、情報管理部と、作業別ダイヤグラム表示部と、停滞箇所ダイヤグラム表示部と、を備えており、
    前記情報管理部は、前記ICタグリーダから受信した前記ICタグの情報とそのときの時刻とを前記記憶部に記憶することにより前記作業に関する時間を管理し、
    前記作業別ダイヤグラム表示部は、前記記憶部に記憶した前記作業に関する時間を、一方の軸を時間、他方の軸を前記3つ以上の作業工程とする座標平面上のダイヤグラムとして前記表示部に表示し、
    前記停滞箇所ダイヤグラム表示部は、前記ダイヤグラムにおいて作業の停滞箇所があって、その停滞箇所について別表示を求める操作を受付けた場合、当該停滞箇所の時間帯にその作業工程を担当する前記作業スペースで行われていた他の作業のダイヤグラムを前記表示部に別表示し、
    前記情報処理装置の情報管理部は、
    いずれかの前記ICタグ情報読取装置から受信する通信情報によって前記ICタグ置場に前記ICタグが置かれたと判断した場合、その作業工程の作業終了時刻を推定し、その推定した作業終了時刻が、次の作業工程に関して同様に推定された作業終了時刻よりも前記設定時間以上前の時刻より早い時刻であったとき、その作業工程の報知装置に対して、作業開始の禁止の報知を指示し、その際、
    作業開始の禁止を報知していない前記作業工程については、前記ICタグ置場に前記ICタグが置かれた時刻とその作業工程の前記標準作業時間とからその作業工程の作業終了時刻を推定し、
    作業開始の禁止を報知している前記作業工程については、現在時刻とその作業工程の前記標準作業時間とからその作業工程の作業終了時刻を推定し、その場合、現在時刻の変化とともに当該作業終了時刻を逐次推定し直す
    ことを特徴とする作業管理方法。
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