JP4914128B2 - 作業管理システムおよび作業管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の作業工程に分けられた作業に関する時間を管理する作業管理システムおよび作業管理方法に関する。
従来から、製品の生産には、たとえば、一度に大量の生産を行う、いわゆる大量生産方式が多く採用されてきた。そして、この大量生産方式は、単位製品数当たりのコストを下げるのには効果的であるが、一方、予定よりも販売数が少なかった場合に多くの在庫をかかえたり、また、複数の作業工程の中で発生している様々な無駄(作業工程ごとの作業時間のばらつきなど)の発見や排除ができなかったりするという問題があった。
そこで、近年、必要な製品を、必要なときに、必要な量だけ、必要な場所に提供するという、いわゆるJIT(Just In Time)生産方式が採用されつつある。このJIT生産方式によれば、多くの在庫をかかえるという問題は発生しない。しかし、JIT生産方式は、元々、大量生産方式よりも生産効率が悪いため、生産効率を向上させるために、様々な作業上の無駄を省き、作業の効率化を図る必要がある。
たとえば、特許文献1では、作業者が携帯する作業者特定用IDタグと、作業対象物品を特定する作業対象物特定用IDタグをIDタグ読取装置で読み取り、その読み取った情報と、作業エリアを特定する情報およびその作業エリアの作業設備の稼動情報を実績管理CPUへ送信することで、作業時間を管理する技術について開示されている。
特開2005−182656号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、1つの作業エリアに複数の作業者特定用IDタグがある場合には、どの作業にどのくらいの時間がかかったのかなどの情報を正確に把握することができないなどの問題が生じる。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、複数の作業工程に分けられた作業に関して、作業ごとの時間を管理することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る作業管理システムは、処理部と記憶部とを有する情報処理装置と、前の作業工程の作業者がICタグを置く第1の置き場所と、第1の置き場所に付設された第1のリーダと、作業スペースにおける作業者が作業中にICタグを置く第2の置き場所と、第2の置き場所に付設された第2のリーダとを備えている。
そして、処理部は、第1のリーダおよび第2のリーダから受信した情報を記憶部に記憶することにより、作業に関する時間を管理する。
作業管理方法についても同様である。
本発明によれば、複数の作業工程に分けられた作業に関して、作業ごとの時間を管理することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る作業管理システムについて説明する。
図1は、本実施形態の作業管理システムの全体構成図である。作業管理システムSは、作業スペース1、作業スペース2、作業スペース3、LAN(Local Area Network)4およびサーバ(情報処理装置)5を備えて構成され、さらに使用する指図6を含めて各種処理を行うことができる。
なお、ここでは、作業対象物(製品ともいう。)であるワークWに関する作業を、3つの作業工程(工程W01〜W03。単に「工程」ともいう。)に分けて、それぞれ作業スペース1〜作業スペース3で行う場合について説明する。なお、作業工程は3つでなくても、2つ以上であればいくつでもよい。
また、ワークWに関する作業とは、たとえば、回路基板に対する半導体部品の組み付け作業などであるが、それ以外の作業であってもかまわない。また、ペアとなるワークWと指図6は、一緒に持ち運びされるものとする。
ここで、指図6とは、作業工程が記載された書類であり、また、作業を特定するための情報を記憶した作業特定用IC(Integrated Circuit)タグ(特許請求の範囲の「ICタグ」に相当)61が埋め込まれている。
作業スペース1には、作業台11、表示器12、部品箱13、第1ストックエリア14、第2ストックエリア15、引渡管理ボックス(第1の置き場所)B11、リーダライタ(第1のリーダ)B11a、作業管理ボックス(第2の置き場所)B12およびリーダライタ(第2のリーダ)B12aが備えられている。
また、作業者16は、作業スペース1で作業を行う者である。
作業台11は、作業者16がワークWに関する作業を行う場所であり、また、表示器12、部品箱13およびスイッチ17がその上に載置されている。
表示器12は、ワークWの作業に関する情報を表示するものであり、スイッチ17の押下によって画面が切り替わり、また、LAN4を経由してサーバ5と接続されている。
部品箱13は、ワークWの作業に必要な部品が入っている箱である。
第1ストックエリア14は、作業前のワークWを載置する場所である。
引渡管理ボックスB11は、第1ストックエリア14の左横に設置され、作業スペース1にワークWと指図6を持ってきた者が、指図6を投入する箱である。
リーダライタB11aは、引渡管理ボックスB11に併設され、引渡管理ボックスB11に投入された指図6の作業特定用ICタグ61に書き込まれた情報を読み取り、LAN4を経由してサーバ5にその情報を送信する。
作業特定用ICタグ61は、たとえば、RFID(Radio frequency identification)などの非接触の無線用IDタグにより実現することができる。作業特定用ICタグ61には、たとえば、ワークWの作業内容を特定する情報が記憶されており、具体的には、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などである。また、ワークWの作業内容を特定する情報の詳細情報として、作業者16が、ワークWに部品を取付ける際の指示情報などが記載されており、具体的には、部品の種別、員数、部品の取付順序などである。
なお、指図6に埋め込まれる作業特定用ICタグ61は、たとえば、電池未搭載型で受信電波から電力を得るものであれば、小型化や低コスト化などを実現しやすくて好ましいが、電池搭載型のものであってもよい。
次に、引渡管理ボックスB11に指図6が入れられた場合の作業特定用ICタグ61とリーダライタB11aの動作について説明する。まず、リーダライタB11aのアンテナ(不図示)からは、制御信号を含む電波が常時発信されている。そこで、引渡管理ボックスB11に指図6が入れられると、作業特定用ICタグ61内のアンテナ(不図示)が読取装置からの電波を受信し、アンテナの共振作用により起電力を発生する。
そして、作業特定用ICタグ61では、発生した電力により内部の回路を起動し、必要な処理を行い、その処理結果をアンテナから電波でリーダライタB11aに送信する。リーダライタB11aは、この電波を受信することで、作業特定用ICタグ61の情報を取得することができる。
なお、リーダライタB11aにより作業特定用ICタグ61の情報の読み取りを行うタイミングは、常時でなくても、所定時間(たとえば10秒)ごとなどであってもよい。
さらに、リーダライタB11aは、引渡管理ボックスB11に投入された指図6が複数であっても、すべての作業特定用ICタグ61を読み取ることができるようにもできるが、1つの作業特定用ICタグ61しか読み取ることができないようにしてもよい。
引渡管理ボックスB11に投入された複数の指図6のすべての作業特定用ICタグ61を読み取ることができるようにする場合、引渡管理ボックスB11は、複数の指図6が先入れ先出しをしやすい構造(たとえば、指図6を立てて入れる型)となっていることが好ましいが、それ以外の構造でもかまわない。
第2ストックエリア15は、作業後のワークWを載置する場所である。
作業管理ボックスB12は、作業台11の近傍で作業者16が作業をするときの位置の近くに設置され、作業者16がワークWに関する作業を開始するときに指図6を投入する箱である。
リーダライタB12aは、作業管理ボックスB12に併設され、作業管理ボックスB12に投入された指図6の作業特定用ICタグ61に書き込まれた情報を読み取り、LAN4を経由してサーバ5にその情報を送信する。
具体的には、リーダライタB12aは、作業管理ボックスB12に指図6が投入された場合、作業特定用ICタグ61との通信を最初に(新たに)確認すると、その情報を読み取り、サーバ5に、作業特定用ICタグ61との通信開始情報や、ワークWの作業内容を特定する情報などを送信する。
通信開始情報には、作業管理ボックスB12のID、作業開始時刻(作業特定用ICタグ61の情報を最初に(新たに)読み取った時刻)などがある。ワークWの作業内容を特定する情報には、たとえば、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。
また、リーダライタB12aは、作業管理ボックスB12から指図6が取り出された場合、作業特定用ICタグ61との通信の断絶を確認すると、サーバ5に、作業特定用ICタグ61との通信終了情報や、ワークWの作業内容を特定する情報などを送信する。
通信終了情報には、作業管理ボックスB12のID、作業終了時刻(作業特定用ICタグ61との通信の断絶を確認した時刻)などがある。ワークWの作業内容を特定する情報には、たとえば、指図番号、加工する製品・半製品の型番や品名、製作員数などがある。
なお、リーダライタB12aによる作業特定用ICタグ61の情報の読み取りを行うタイミングは、リーダライタB11aの場合と同様、常時であってもよいし、所定時間ごとであってもよい。
作業スペース2と作業スペース3に関しては、作業スペース1と同様の構成や動作であるので、重複説明を省略する(以下の説明についても同様)。
LAN4は、作業管理システムSにおける通信網であり、たとえば、Ethernet(登録商標)などにより実現することができる。
サーバ(情報処理装置)5は、情報を処理する装置で、たとえば、コンピュータによって実現され、処理部51と記憶部52を備えている。
処理部51は、6つのリーダライタB11a〜B32aから受信した情報を記憶部52に記憶させたり、記憶部52に記憶した情報に基づいて演算を行ったりするものであり、たとえば、CPU(Central Processing Unit)によって実現することができる。
記憶部52は、処理部51の実行プログラムや6つのリーダライタB11a〜B32aから受信した情報を記憶するものであり、たとえば、メモリやハードディスクなどよって実現することができる。
また、処理部51は、たとえば、表示器12に、ワークWの作業内容などの情報を表示させることができるが、それらの情報は、予め、記憶部52に記憶させておいてもよいし、あるいは、リーダライタB12aから受信した作業特定用ICタグ61の情報を使用してもよい。
さらに、処理部51は、リーダライタB11a〜B32aからの情報、すなわち、通信開始情報、ワークWの作業内容を特定する情報、通信終了情報などを受信すると、記憶部52に記録する。
次に、図2を参照しながら、作業スペースの構成について説明する(適宜図1参照)。図2は、作業スペースの構成図である。作業スペースの構成は作業スペース1〜3のいずれも同様であるので、ここでは、作業スペース1の場合を例にとって説明する。なお、図1と同一の構成には同一の符号を付し、重複説明を適宜省略する。
図2に示すように、ここでは、作業台11が半円形に構成され、その外側部分に複数の部品箱13が並べられ、また、作業者16の作業位置の正面の奥の位置に表示器12が設置されている。引渡管理ボックスB11およびリーダライタB11aは作業台11の左側に設置され、作業管理ボックスB12およびリーダライタB12aは作業台11における作業者16による作業位置の近傍に設置されている。
ここで、作業管理ボックスB12は、作業者16が指図6を作業開始時に投入したり、作業終了時に取出したりするのが容易なように、上部が作業者16の側に傾くように傾斜して設置されている。これにより、作業者16は、作業管理ボックスB12に対する指図6の出し入れが容易になり、その上、作業管理ボックスB12内の指図6の有無を確認しやすくなる。
また、作業者16による作業位置の左側には第1ストックエリア14が設けられ、その上には複数のワークWを収納することができるワークケース7が載置されている。さらに、作業者16による作業位置の右側には第2ストックエリア15が設けられている。
なお、ここでは、ワークケース7に収納された複数のワークWと1つの指図6が対応しているものとする。また、ワークケース7は、必須の構成ではなく、省略してもよい。
作業者16は、ワークWに関する作業を行う場合、まず、引渡管理ボックスB11に投入されている指図6を取り出し、その指図6を作業管理ボックスB12に投入する。それから、第1ストックエリア14に載置されているワークケース7からワークWを取り出して作業台11に移動させ、表示器12の画面を見たり(必要に応じてスイッチ17の押下によって画面を切り替え)、部品箱13から部品を取り出してワークWに取り付けたりなどして、ワークWに関する作業を行う。
作業者16は、ワークケース7に入っているすべてのワークWに関する作業が終了すると、すべてのワークWをワークケース7に入れ、作業管理ボックスB12に入っている指図6を取り出し、その指図6とワークケース7を第2ストックエリア15に載せる。そして、すぐに、または、適当なタイミングで、その指図6とワークケース7を、次の作業工程を行う作業スペース2まで運び、ワークケース7を第1ストックエリア24に置き、指図6を引渡管理ボックスB21に投入する。
作業スペース1において、各構成がこのような構成となっていることで、作業者16は、指図6やワークW(ワークケース7)の取扱いをスムーズに行うことができる。
続いて、図3を参照しながら、作業中に表示器に表示される画面の例について説明する(適宜図2参照)。図3は、表示器の表示画面例を示す説明図である。
表示器12には、指図番号121、指図内容122(製造(加工)する製品・半製品の型番、品名および員数(個数)を含む。)、組付指示情報123(手順および作業内容)、工程ID124、作業者ID125、完成員数(完成個数)126、作業着手日時・作業終了日時127および詳細作業時刻128が表示される。
指図番号121には、作業特定用ICタグ61に対応するワークWの作業内容を特定する情報(たとえば、A01)が表示される。また、指図内容122および組付指示情報123には、指図番号121に関する詳細情報が表示される。
工程ID124には、工程を特定する情報(たとえば、W01)が表示される。作業者ID125には、作業者16を特定する情報(たとえば、MM01)が表示される。なお、作業者16を特定する情報は、予めサーバ5の記憶部52(図1参照)に登録しておいてもよいし、あるいは、作業者16を特定するためのICタグ(不図示)を作業者16が作業管理ボックスB12に投入することでサーバ5(図1参照)が認識し、作業者ID125に表示するようにしてもよい。
作業着手日時・作業終了日時127には、指図6が作業管理ボックスB12に投入された時刻、および、作業管理ボックスB12から取り出された時刻が表示される。完成員数126には、製作員数(ここでは8枚)のうち完成した数が表示される。詳細作業時刻128には、各手順の終了時刻が表示され、たとえば、各手順の終了時にスイッチ17が押されるときは、その時刻を表示する。
このようにして、作業者16は、表示器12の表示画面による作業内容の指示にしたがい、作業を確実に進めることができる。
次に、図4を参照しながら、サーバの記憶部に記憶される、作業工程ごとの作業実績(指図ごとの各リーダライタへの投入時刻や取出時刻など)について説明する(適宜図1参照)。図4において、(a)は工程W01に関する作業実績の例を示した図であり、(b)は工程W02に関する作業実績の例を示した図である。
図4(a)に示すように、工程W01(右から2列目の欄参照)に関して、指図No(最左列の欄参照)ごとに、指図6の、引渡管理ボックスB11への投入時刻、引渡管理ボックスB11からの取出時刻、作業管理ボックスB12への投入時刻、作業管理ボックスB12からの取出時刻、引渡管理ボックスB21への投入時刻、および、作業者に関する情報(最右列の欄参照)が格納されている。図4(b)に関しても同様である。
続いて、図5を参照しながら、サーバによる作業者に関する情報の処理について説明する(適宜図1〜図4参照)。図5は、サーバによる作業者に関する情報の処理の流れを示したフローチャートである。なお、ここでは、指図A01(図3における指図番号121がA01の指図6。以下同様)に関する作業のうち工程W01の場合を例にとり、また、サーバ5の記憶部52には、すでに図4(a)に記載した作業実績が記憶されているものとする。
まず、サーバ5の処理部51は、B11投入時刻(作業スペース1に指図6とワークWを持ってきた者が指図6を引渡管理ボックスB11に投入した時刻)からB12投入時刻(作業者16が指図6を作業管理ボックスB12に投入した時刻)までを、工程W01におけるワークWの停滞時間として算出(判定)する(ステップS1)。
ここでは、作業者16は、B11投入時刻から、ワークWに関する作業を開始できる状態になっており、実際に作業を開始したB12投入時刻までは作業をしておらず、その間の時間は、ワークWが作業スペース1に停滞(滞留)していたことになるので、工程W01におけるワークWの停滞時間とするのである。
続いて、処理部51は、B12投入時刻からB12取出時刻(作業者16が指図6を作業管理ボックスB12から取り出した時刻)までを、工程W01におけるワークWの加工時間として算出(判定)する(ステップS2)。
ここでは、作業者16は、B12投入時刻からB12取出時刻まで、ワークWに関する作業を行ったはずなので、その間の時間を、工程W01におけるワークWの加工時間とするのである。
次に、処理部51は、B12取出時刻からB21投入時刻(作業者16が指図6を作業管理ボックスB21に投入した時刻)までを、工程W01におけるワークWの移動時間として算出(判定)する(ステップS3)。
ここでは、作業者16は、B12取出時刻から、ワークWと指図6を作業スペース2に運搬して引渡管理ボックスB21に指図6を投入することができる状態になっており、実際に指図6を引渡管理ボックスB21に投入したB21投入時刻までは、作業スペース2へのワークWの移動に要した時間とみなすことができるので、その間の時間を、工程W01におけるワークWの移動時間とするのである。
なお、作業者16が、指図6とワークWのペアを複数、第2ストックエリア15に置いておき、それらを同時に作業スペース2に持ち運ぶことも考えられる。そうなると、一部のワークWはしばらく第2ストックエリア15に放置されることになるが、その場合でも、便宜上、B12取出時刻からB21投入時刻までの時間を「移動時間」として扱うものとする。
処理部51がこのような処理を行うことで、ワークWが工程W01を行う作業スペース1およびその付近にあった時間に関し、その時間の長さだけでなく、停滞時間、加工時間および移動時間というその内訳も把握することができる。
また、処理部51は、指図A02に関して、また、作業スペース2および作業スペース3に関しても、同様の処理を行うことができる。
ここで、図6に、図4の(a)と(b)の各作業実績に基づいて、図5のフローチャートのステップS1〜S3の処理を行った結果を示す。図6は、指図の位置とその判定結果を示したタイムチャートである。
上半分は、指図A01に関して、存在した位置(引渡管理ボックスB11など)と、それぞれの時間の判定結果(工程W01における停滞時間など)を示したものである。
これを見れば、指図A01による作業に関するワークWに関して、どの作業工程(W01など)で、どういう状態(停滞、加工または移動)となっていたかを、サーバ5で確実に把握できていることがわかる。
また、下半分の指図A02に関しても同様である。
図5に戻って、ステップS3の後、処理部51は、指図A01の工程W01に関し、停滞時間、加工時間および移動時間を加算し、リードタイム(その加算値。L/Tとも表記)を算出する(ステップS4)。
また、処理部51は、実質リードタイムとして、加工時間を抽出する(ステップS5)。
続いて、処理部51は、(実質リードタイム/リードタイム)×100(%)を演算し、実質リードタイム比率(実質加工時間比率)を算出する(ステップS6)。
ここで、図7に、図4の(a)と(b)に示した各作業実績に基づいて、図5のフローチャートのステップS4〜S6の処理を行った結果を示す。図7において、(a)は指図A01の作業に関する時間配分を示した図であり、(b)は指図A02の作業に関する時間配分を示した図である。
図7(a)に示すように、指図A01に関して、工程W01、工程W02およびそれらの合計(TOTAL)の、停滞時間、加工時間、移動時間、L/T、実質L/Tおよび実質L/T比率が表示されている。
図7(b)についても同様である。
このようにして、本実施形態の作業管理システムSによれば、停滞時間、加工時間、移動時間はもちろんのこと、実質リードタイムの長さや比率まで把握することができる。したがって、複数の工程に分けられた作業に関して、きめ細かく時間を管理することができ、それにより、作業の効率性を把握したり、無駄な作業を特定したりすることが容易になる。
次に、図8を参照しながら、作業管理システムの変形例として、1つの作業スペースに2つの引渡管理ボックスを設置する場合について説明する(適宜図1,図2参照)。図8は、そのときの第1ストックエリアおよび2つの引渡管理ボックスの部分図である。なお、ここでは、作業スペース1の場合を例にとって説明するが、作業スペース2および作業スペース3に関しても同様である。
図8に示すように、第1ストックエリア14の左横には、引渡管理ボックスB11とリーダライタB11aのペアのほかに、同様の構成および性能を有する、引渡管理ボックスB111とリーダライタB111aのペアが設けられている。
そして、引渡管理ボックスB11および引渡管理ボックスB111には、それぞれ指図6を1つずつ入れるようにしておけば、作業者16は、引渡管理ボックスB11および引渡管理ボックスB111から交互に指図6を取り出すことにより、指図6が作業スペース1に届いた順番通りに作業を行うことができる。
なお、この場合、リーダライタB11aおよびリーダライタB111aは、引渡管理ボックスB11および引渡管理ボックスB111に複数の指図6が入れられた場合に、それらのすべての作業特定用ICタグ61の情報を読み取ることができるようにしておくことができる。そうすれば、サーバ5は、この第1ストックエリア14に複数のワークW(仕掛品)が存在することを即座に判定でき、さらに、長期停滞などの異常仕掛品(ワークW)の判定も容易に行うことができる。また、複数の作業特定用ICタグ61のうち1つの作業特定用ICタグ61の情報しか読み取れないようにしておいてもよい。
さらに、引渡管理ボックスとリーダライタのペアは、2つでなくても、3つ以上であってもよい。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。
たとえば、引渡管理ボックスや作業管理ボックスおよびそれらに併設されるリーダライタは、すべての作業スペースでなくても、一部の作業スペースに設けるようにしてもよい。
また、停滞時間は、次の作業工程に属する時間とせずに、その前の作業工程に属する時間としてもよい。
その他、ハードウェアやフローチャートなどの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
本実施形態の作業管理システムの全体構成図である。 作業スペースの構成図である。 表示器の表示画面例を示す説明図である。 (a)は工程W01に関する作業実績の例を示した図であり、(b)は工程W02に関する作業実績の例を示した図である。 サーバによる作業者に関する情報の処理の流れを示したフローチャートである。 指図の位置とその判定結果を示したタイムチャートである。 (a)は指図A01の作業に関する時間配分を示した図であり、(b)は指図A02の作業に関する時間配分を示した図である。 作業管理システムの変形例に係る第1ストックエリアおよび2つの引渡管理ボックスの部分図である。
符号の説明
1,2,3 作業スペース
5 サーバ
51 処理部
52 記憶部
6 指図
61 作業特定用ICタグ
B11,B21,B31 引渡管理ボックス
B12,B22,B32 作業管理ボックス
B11a〜B32a リーダライタ

Claims (9)

  1. 作業対象物に対する所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程がそれぞれ別々の作業スペースで実施され、それらの作業スペースにおける作業者の作業に関する時間を、前記所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたICタグを保持し前記作業工程について記載された書類である指図を用いて管理する作業管理システムであって、
    前記作業に関する時間の情報を収集し、処理部および記憶部を有する情報処理装置と、
    前記作業スペースに設置され、前の作業工程の作業者が前記指図を置く場所として定められた第1の置き場所に付設され、その第1の置き場所に置かれた前記指図のICタグを検出してその情報を読み取り、当該ICタグを新たに検出したときや当該ICタグを検出しなくなったときなどのタイミングで当該ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信する第1のリーダと、
    前記作業スペースに設置され、その作業スペースにおける前記作業者が作業中に前記指図を置く場所として定められた第2の置き場所に付設され、その第2の置き場所に置かれた前記指図のICタグを検出してその情報を読み取り、当該ICタグを新たに検出したときや当該ICタグを検出しなくなったときなどのタイミングで当該ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信する第2のリーダと、を備え、
    前記処理部は、前記第1のリーダおよび前記第2のリーダから受信した情報を前記記憶部に記憶することにより、前記作業に関する時間を管理する
    ことを特徴とする作業管理システム。
  2. 前記第1の置き場所は、前記作業スペースあるいはその近傍に設置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 前記処理部は、前記作業に関する時間として、前記ICタグが、前記第2のリーダに新たに検出された時刻から、前記第2のリーダに検出されなくなった時刻までの時間を、その作業スペースにおける作業である加工が行われていた加工時間と判定し、管理する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業管理システム。
  4. 前記処理部は、前記作業に関する時間として、前記ICタグが、前記第1のリーダに新たに検出された時刻から、前記第1のリーダに検出されなくなった時刻または前記第2のリーダに新たに検出された時刻までの時間を、その作業スペースまたはその前の作業スペースにおいて作業が停滞していた停滞時間と判定し、管理する
    ことを特徴とする請求項3に記載の作業管理システム。
  5. 前記処理部は、前記作業に関する時間として、前記ICタグが、前記第2のリーダに検出されなくなった時刻から、次の作業工程の前記作業スペースの前記第1のリーダに新たに検出された時刻までの時間を、前記作業対象物のその作業スペースから次の作業スペースまでの移動時間と判定し、管理する
    ことを特徴とする請求項4に記載の作業管理システム。
  6. 前記処理部は、前記加工時間、前記停滞時間および前記移動時間を加算してリードタイムとして算出し、前記加工時間を前記リードタイムで除算することにより、実質加工時間比率を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の作業管理システム。
  7. 前記第1の置き場所は、前記作業スペースにおける前記作業者の作業位置よりも前の作業工程の前記作業スペース寄りの位置に設置され、
    前記第2の置き場所は、前記作業スペースにおける前記作業者の作業位置の近傍に設置されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業管理システム。
  8. 作業対象物に対する所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程がそれぞれ別々の作業スペースで実施され、それらの作業スペースにおける作業者の作業に関する時間を、前記所定の作業の内容を特定する情報が書き込まれたICタグを保持し前記作業工程について記載された書類である指図を用いて管理する作業管理システムによる作業管理方法であって、
    前記作業管理システムは、
    前記作業に関する時間の情報を収集し、処理部および記憶部を有する情報処理装置と、
    前記作業スペースに設置され、前の作業工程の作業者が前記指図を置く場所として定められた第1の置き場所に付設され、その第1の置き場所に置かれた前記指図のICタグを検出してその情報を読み取り、当該ICタグを新たに検出したときや当該ICタグを検出しなくなったときなどのタイミングで当該ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信する第1のリーダと、
    前記作業スペースに設置され、その作業スペースにおける前記作業者が作業中に前記ICタグを置く場所として定められた第2の置き場所に付設され、その第2の置き場所に置かれた前記指図のICタグを検出してその情報を読み取り、当該ICタグを新たに検出したときや当該ICタグを検出しなくなったときなどのタイミングで当該ICタグの情報を前記情報処理装置へ送信する第2のリーダと、を備え、
    前記処理部は、前記第1のリーダおよび前記第2のリーダから受信した情報を前記記憶部に記憶することにより、前記作業に関する時間を管理する
    ことを特徴とする作業管理方法。
  9. 前記第1の置き場所は、前記作業スペースあるいはその近傍に設置されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の作業管理方法。
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