JP2010030262A - 情報通信体の裁断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現状枚葉用紙を使用して圧着葉書を作成するに当たり、当初枚葉用紙にフィルムを被覆ラミネートするのであるがカールが発生する。そのカールの影響で後の折り、断裁、圧着加工がスムーズに進行できない。また圧着葉書が複数面付けされた用紙から正確に個別に圧着葉書を切り出すことができない。
【解決手段】 枚葉用紙を一枚ごとフィルム被覆するのではなく、連続的にフィルム被覆することにより長尺状の連続物の形態とする。そして前記長尺状のまま下流の折り、断裁、圧着加工を行う。さらに用紙の先端部分をセンサで読み取り任意の位置でカットすることにより正確に個別に圧着葉書を切り出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明はDMを始め葉書、往復葉書、封書等に使用される情報通信体の製造方法に関する。詳しくは見掛けは単葉であるにもかかわらず、複数の葉片が折り畳まれ、或いは切り重ねられ剥離可能に一体化されているため、通常より多くの情報を隠蔽状態で伝達することが可能な情報通信体の製造方法に関する。
最近複数の葉片が剥離可能に一体化された葉書等が多用されている。このものは一見単葉の葉書でありながら、複数の葉片が剥離可能に一体化されているため、通常より多くの情報を隠蔽状態で郵送することが可能である。もちろん郵送代が通常の葉書料金のためコスト面においてもメリットを有する優れものである。
ところで本出願人は、前記情報通信体を効率よく製造する方法を特開2002−120478号の「情報通信体の製造方法」で提案した。
前記文献内容は剥離展開不能や開封不能の事故がなくなり、素人でも高品質の情報通信体を短時間で大量に、しかも低コストで製造することが可能な情報通信体の製造方法を提供するものである。そして、情報通信体用用紙tが印刷されたシートSをその疑似接着予定面に疑似接着媒体を形成して積層シートSにする工程(a)と、積層シートSを所要方向に裁断して個別の情報通信体用用紙tにする工程(b)と、個別の情報通信体用用紙tをその疑似接着予定面同士が対向するように折り畳む工程(c)と、折り畳まれた情報通信体用用紙tの対向する疑似接着予定面を各面上の疑似接着媒体を介して加熱・加圧又は加圧下に疑似接着し、一体化する工程(d)とからなる製造方法である。
特開2002−120478号公報
前記文献による情報通信体の製造方法は、情報通信体用用紙の表面に疑似接着媒体を形成した後に、単体の情報通信体用用紙に切り離してから下流の工程へ進むことを特徴としている。然るに疑似接着媒体が形成された用紙は非常にカールが起こりやすく、下流の裁断工程、折り工程、圧着一体化工程等でスリッタ、折り機、圧着機等を通過させることが極めて困難である。即ちカールにより変則的に反り曲がった用紙が各種ガイドからはみ出してジャミングや破れを起こしたり、或いはスリッタ刃や各種ガイドローラーに素直に沿って搬送されず歪みが生じたりするのである。特に余白部分の切除において、カールにより斜めに切断されてしまうと、下流の折り工程で折り畳んだ端縁が一致せずクレームの対象となってしまう。
本発明者等は鋭意研究の末、疑似接着媒体を形成した用紙でもカールの影響を全く受けることなく容易に各工程を通過することができ、特に裁断工程でその性能を発揮する情報通信体の製造方法を発明したのである。即ち、本発明は素人でも簡単にしかも非常に効率よく情報通信体を製造でき、特に裁断工程においてトラブルなく確実に正確に裁断を行うことができる情報通信体の製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の情報通信体の裁断方法は、複数の葉片を折り畳み或いは切り重ねて剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法において、複数の情報通信体が印刷された情報通信体用用紙を一枚ずつ送り出すと共に連続的に疑似接着フィルムを被覆することにより連続体となして、その後折り工程、裁断工程、圧着工程を経ることにより剥離可能に一体化された情報通信体を製造する製造方法の裁断手段であって、
連続的に折り畳まれた第一の情報通信体用用紙の先端を読み取る工程、第一の情報通信体用用紙を所定の位置に送り込み当該情報通信体用用紙に面付けされた各情報通信体の天地を複数のカッタにより同時にカットする工程及び第二以後の情報通信体用用紙の先端を読み取ることにより各情報通信体用用紙を順次所定の位置に送り込み当該情報通信体用用紙に面付けされた各情報通信体の天地をカットする工程を繰り返すことを特徴としている。
さらに上記目的を達成するために本発明の別の情報通信体の断裁方法は、複数の葉片を折り畳み或いは切り重ねて剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法において、複数の情報通信体が印刷された情報通信体用用紙を一枚ずつ送り出すと共に連続的に疑似接着フィルムを被覆することにより連続体となして、その後折り工程、裁断工程、圧着工程を経ることにより剥離可能に一体化された情報通信体を製造する製造方法の裁断手段であって、連続的に折り畳まれた第一の情報通信体用用紙の先端を読み取る工程、第一の情報通信体用用紙を所定の位置に送り込み当該情報通信体用用紙に面付けされた各情報通信体の天地を単数のカッタにより順次カットする工程及び第二以後の情報通信体用用紙の先端を読み取ることにより各情報通信体用用紙を順次所定の位置に送り込み当該情報通信体用用紙に面付けされた各情報通信体を順次カットする工程を繰り返すことを特徴としている。
なお、前記各工程において、折り畳まれた情報通信体用用紙の裁断工程と情報通信体用用紙を加圧或いは加圧・加熱により剥離可能に一体化する圧着工程とは入れ替えても構わない。
上記の課題解決手段による作用は次の通りである。即ち、連続的に繰り出される枚葉用紙を連続的に繰り出される疑似接着フィルムで被覆する。そのため前記枚葉用紙は疑似接着フィルムにより連続状態になる。そして連続状態の枚葉用紙は単品の枚葉用紙と異なり張力が働いているのでカールの発生が抑制される。そのため下流の各工程とりわけ裁断工程において確実に裁断がなされると共にその精度が向上する。
上述したように本発明の情報通信体の裁断方法は、枚葉用紙であるにも拘わらず、恰も連続用紙と同じ状態での加工が可能になり、下流のミシン加工、折り加工等の工程でフィルム被覆された枚葉用紙のカール問題に左右されることなく、連続的に情報通信体の製造をインラインで一気に処理することができる。特に本発明の裁断方法によれば、用紙とフィルムが予め一体化されているために、両者のずれや切りくずの処理等でトラブルが発生せず、極めて容易に精度の高い裁断が可能になるのである。その結果裁断作業での歩留まりが向上し、時間や人手が削減でき、大幅なコストダウンを図ることができるのである。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の流れを示す要部概略図である。図2(A)及び(B)は二つ折り葉書用紙の表面図及び裏面図である。図3は二つ折り葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。図4は疑似接着フィルムの断面図である。図5(A)は疑似接着フィルムでフィルム被覆された二つ折り用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)はI−I線断面図である。図6(A)は切除される余白部分を示す平面図である。(B)は連続的に余白部分が切除される様子を示す要部概略平面図である。図7(A)は余白部分が切除された二つ折り葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)はII−II線断面図である。図8は折り畳まれた二つ折り葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)は切除される余白部分を示す平面図である。図9〜図16は余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。図17(A)は完成した二つ折り葉書の斜視図である。(B)は二つ折り葉書の異なる態様を示す斜視図である。図18は三つ折葉書の製造工程を示す要部概略図である。図19(A)及び(B)は三つ折葉書用紙の表面図及び裏面図である。図20(A)は疑似接着フィルムで被覆された三つ折葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)はIII−III線断面図である。図21は切除される余白部分を示す平面図である。図22はZ字状に折り畳まれた三つ折葉書t2の断面図である。図23(A)は余白部分が切除された三つ折葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)はIV−IV線断面図である。図24(A)は完成した三つ折葉書の斜視図である。(B)は三つ折葉書の異なる態様を示す斜視図である。
まず、本発明の情報通信体で最も基本的な形態である二つ折り葉書について説明する。図2(A)及び(B)に示す如く、二つ折り葉書用用紙S1は、例えばA4サイズより一回り大きなA4ワイド用紙(菊八つ切り)に葉書倍寸のサイズの二つ折り葉書t1が2丁面付けされている。そして二つ折り葉書t1は第一葉片21と第二葉片22が折り線23を介して連接されており、第一葉片21表面には郵便切手欄24と郵便番号欄25が印刷され、第二葉片22表面には宣伝広告等の一般情報26が記載されている。一方第一葉片21及び第二葉片22裏面には例えば秘密を要する個人情報27(必ずしも秘密を要する情報である必要はなく、一般情報や或いは一般情報と個人情報が混在していても構わない)が記載されている。
前記二つ折り葉書用用紙S1は、図1中において左側の用紙載せ台1に積載される。積載された二つ折り葉書用用紙S1は最上面から一枚ずつ、例えば吸着パッド2(フィードローラー等でも構わない)により右側下流の工程へ等間隔を保ちながら順次送り出される(図3参照)。送り出された二つ折り葉書用用紙S1は下流のニップローラ3、3によりさらに下流のヒートローラ4、4へと送られる。そして上方に待機しているロールから疑似接着フィルムGが繰り出されてヒートローラ4、4間において二つ折り葉書用用紙S1の表面の疑似接着予定面に整合される。
ところで、疑似接着フィルムGは図4に示す如く、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アセテート、ポリエステル等の比較的腰が強く剛性を備えた基材30の一方の面に疑似接着層32を形成すると共に、もう一方の面にポリエチレン、EVA、EEA、EAA、アイオノマー等からなる公知の感熱接着剤層31が形成されており、通常はロール状に巻き取られて保管される。
図5(A)及び(B)に示す如く、ヒートローラ4、4で整合された二つ折り葉書用用紙S1の表面と疑似接着フィルムGは疑似接着フィルムGに形成されている感熱接着剤層31を介して強固に接着される。そして枚葉の二つ折り葉書用用紙S1は連続的に繰り出される疑似接着フィルムGにより長尺状の連続物となりさらに下流のスリッタ6、6へ送られる。
下流のスリッタ6、6では図6(A)に示す如く斜線で示される第一の余白部分V1が切除される。
前記余白部分V1の切除は図6(B)に示す如く流れ方向に沿ってスリッタ35とバックアップローラ36の組み合わせで連続的に切除することができる。この際に折りミシンLをミシン刃36等(折筋を付けても構わない)により同時に形成しておけば続く折工程での二つ折り作業が容易に行うことができる。
余白部分V1が切除された二つ折り葉書用用紙S1は図7(A)及び(B)に示す状態でサポートローラ7及び8間に弛みを作りさらに下流の折り機9を通過して図8に示す如く二つ折りに折り畳まれるのである。そしてサポートローラ10とニップローラ11、11によりさらに下流の工程へ搬送される。
前記ニップローラ11、11の下流には例えばトムソン、ロータリー、スウィング、スライド、ギロチン等の各種方式によるカッタ12、12が設置されている。そして図8(A)及び(B)に示す如く、前記折り畳まれた二つ折り葉書用用紙S1の残りの余白部分V2(斜線で表示した部分)がカッタ12により切除される。
以下図9〜図16に沿って本発明におけるカット動作を経時的に説明する。
図9(A)及び(B)に示す如く、当初左から右方向へ搬送されてくる二つ折り葉書用用紙S1の先端PをセンサーXが検知する。するとセンサーXは二つ折り葉書用用紙S1を図10(A)及び(B)に示す如く任意の位置まで送り出し停止させる。停止した位置の二点鎖線Q部分には例えばスライドカッタY及びZが二つ折り葉書t1の天地サイズに合わせた間隔で配置されており、それにより二点鎖線Q部分が同時にカットされる。その結果二つ折り葉書t1が図11に示す如く切り出されるのである。その後t1は右方向へ送り出されるのであるが、その際進行方向に対して先行する位置にある第二の余白V2は落下して排除される。
次に図12に示す如く、後続のt1が前記先行したt1と同様に任意の位置まで進行して停止する。そして前記と同様に二点鎖線Q部分が同時にカットされる。その結果後続の二つ折り葉書t1が図13に示す如く切り出されるのである。その際前記同様に進行方向に対して先行する第二の余白部分V2は落下して排除される。
以上が二つ折り葉書用用紙S1から2丁の二つ折り葉書t1を切り出す一連の動作の説明である。
ところで図13において、2丁の二つ折り葉書t1が切り出された後に、後続の二つ折り葉書用用紙S1が継続して送り出されて来るのであるが、その際に疑似接着フィルムが表出した部分を通過する。この部分は透明なのでセンサーが反応して後続の二つ折り葉書用用紙S1の先端Pを検知する。するとセンサーXは二つ折り葉書用用紙S1を図14(A)及び(B)に示す如く任意の位置まで送り出し停止させる。そして図15(A)に示す如く二点鎖線Q部分が同時にカットされるのである。この後は図16に示す如く(図12と同じ図である)先行した二つ折り葉書用用紙S1と同様の動作を繰り返すことになる。
なお、疑似接着フィルムGと二つ折り葉書用用紙S1は予め強固に接着されている。従って、前記二点鎖線Q部分の切断において、疑似接着フィルムGと二つ折り葉書用用紙S1が分離してカッタや搬送用のローラに巻きつく等のトラブルを回避することができるのである。仮に予め両者が接着されていない場合には、先行及び後行する二つ折り葉書用用紙S1、S1間の繋ぎ目において、露出する疑似接着フィルムGの中間でいったん切断して先行する用紙の余白部分V2や疑似接着フィルムGの切れカスを排除する等の手段を講じないとうまく行かないのであるが本発明ではそのような面倒が起こらない。
全ての余白部分が切除された二つ折り葉書用紙t1は、さらに下流に設置された例えばヒートローラ13、13(ヒータパネルと加圧ローラの組み合わせでも構わない)を通過することにより、加熱・加圧処理を施されて図17(A)及び(B)に示す如く剥離可能に一体化される。そして完成された二つ折り葉書Jは最終的に図1右側のスタッカ14にベルトコンベア等により集積されるのである。
なお上記実施例では、二点鎖線Qで示される2箇所にスライドカッタを配置して、ほぼ同時にカット動作を行っているが必ずしも同時に行う必要はない。
またスライドカッタを例えば上流側の一箇所のみに配置して、順次カット動作を繰り返して余白部分V2を切り落としても構わない。
次に本発明の別の態様について説明する。
図19(A)及び(B)に示す如く、三つ折葉書用用紙S2は例えばA3サイズより一回り大きなA3ワイド用紙(菊4つ切)にほぼ葉書3倍寸サイズの三つ折葉書t2が3丁面付けされている。そして三つ折葉書t2は第一葉片61、第二葉片62、第三葉片63がそれぞれ折り線64、65を介して連接されており、第一葉片61表面には郵便切手欄66と郵便番号欄67が印刷され、第二葉片62、第三葉片63表面には例えば秘密を要する個人情報27(必ずしも秘密を要する情報である必要はなく、一般情報や或いは一般情報と個人情報が混在していても構わない)が記載されている。一方第三葉片63裏面には一般情報が記載されると共に第二葉片62、第一葉片61裏面には例えば秘密を要する個人情報68(必ずしも秘密を要する情報である必要はなく、一般情報や或いは一般情報と個人情報が混在していても構わない)が記載されている。
前記三つ折葉書用用紙S2は、図18において左側の用紙載せ台41に積載される。積載された三つ折葉書用用紙S2は最上面から1枚ずつ、既述の二つ折り葉書用紙S1の場合と同様に例えば吸着パッド42等により右側下流の工程へ等間隔を保ちながら順次送りだされる。送り出された三つ折葉書用用紙S2は下流のニップローラ43、43によりさらに下流のヒートローラ44、44へと送られる。そして上方及び下方に待機しているロールから疑似接着フィルムGが繰りだされてヒートローラ44、44間において、図20(A)及び(B)に示す如く、三つ折葉書用用紙S2表裏面におけるそれぞれの疑似接着予定面に整合される。
そして前記三つ折葉書用用紙S2の表裏の疑似接着予定面と疑似接着フィルムGは疑似接着フィルムGに形成されている感熱接着剤層31を介して強固に接着される。そうして枚葉の三つ折葉書用用紙S2は連続的に繰り出される疑似接着フィルムGにより長尺状の連続物となりさらに下流のスリッタ46、46へ送られる。
下流のスリッタ46、46では図21に示す如く第一に余白部分V3が切除される。前記余白部分V3の切除は図6(B)の場合と同様に流れ方向に沿ってスリッタ46とバックアップローラ36の組み合わせで連続的に切除することができる。この際に折りミシンLを例えばミシン刃35等(折り筋を付けても構わない)により同時に形成しておけば続く折工程での三つ折作業が容易に行うことができる。
余白部分V3が切除された三つ折葉書用用紙S2は図23(A)及び(B)に示す状態でサポートローラ47及び48間に弛みを作りさらに下流の折り機49を通過して図22に示す如く断面Z字状態に折り畳まれるのである。そして既述の二つ折り葉書の場合と同様に、各三つ折葉書用紙t2の天地部分の余白がセンサーXの制御によりカットされて順次除去され、最終的に図24(A)及び(B)に示す如く完成品となる。
本発明は上記実施例に制限されるものではない。
例えばセンサーの位置や数について特別な制限はない。実施例では通過用紙の下方に設けているが上方に設けても構わず、また複数個のセンサーで制御しても構わない。
情報通信体の折りのバリエーションに関しては、記述の二つ折りや三つ折(Z折り)以外に巻き折り状態の三つ折、さらにそれ以上の複数葉片の折り形態でも構わない。即ち三つ折以上の形態としては四つ折り以上の蛇腹折りや巻き折り、或いは観音開き折りやそれらの混合形態がある。
また、疑似接着フィルムは疑似接着層を対向させて規定の処理を施さない限り疑似接着することはない。そのため疑似接着予定面以外(例えば図19における第三葉片裏面)を被覆しておいても何ら問題は起こらない。
本発明の流れを示す要部概略図である。 (A)及び(B)は二つ折り葉書用紙の表面図及び裏面図である。 二つ折り葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。 疑似接着フィルムの断面図である。 (A)は疑似接着フィルムでフィルム被覆された二つ折り用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)はI−I線断面図である。 (A)は切除される余白部分を示す平面図である。(B)は連続的に余白部分が切除される様子を示す要部概略平面図である。 (A)は余白部分が切除された二つ折り葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)はII−II線断面図である。 折り畳まれた二つ折り葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)は切除される余白部分を示す平面図である。 余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。 余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。 余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。 余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。 余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。 余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。 余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。 余白部分が切除される具体的な様子を経時的に示す要部概略図である。 (A)は完成した二つ折り葉書の斜視図である。(B)は二つ折り葉書の異なる態様を示す斜視図である。 三つ折葉書の製造工程を示す要部概略図である。 (A)及び(B)は三つ折葉書用紙の表面図及び裏面図である。 (A)は疑似接着フィルムで被覆された三つ折葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)はIII−III線断面図である。 切除される余白部分を示す平面図である。 Z字状に折り畳まれた三つ折葉書t2の断面図である。 (A)は余白部分が切除された三つ折葉書用紙が搬送される様子を示す平面図である。(B)はIV−IV線断面図である。 (A)は完成した三つ折葉書の斜視図である。(B)は三つ折葉書の異なる態様を示す斜視図である。
符号の説明
S1、S2 葉書用用紙
t1、t2 葉書用紙
J 葉書
G 疑似接着フィルム
V1、V2、V3 余白部分
L 折りミシン
X センサー
Y、Z カッタ
1、41 紙載せ台
2、42 吸着パッド
3、5、11、43、45、51 ニップローラ
4、13、44、53 ヒートローラ
6、46 スリッタ
7、8、10、47、48、50 サポートローラ
9、49 折り機
12、52 カッタ
14、54 スタッカ
21、22、61、62、63 葉片
23、64、65 折り線
24、66 郵便切手欄
25、67 郵便番号欄
26、69 一般情報
27、68 個人情報
30 基材
31 感熱接着剤層
32 疑似接着層
35 ミシン刃
36 バックアップローラ

Claims (2)

  1. 複数の葉片を折り畳み或いは切り重ねて剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法において、複数の情報通信体が印刷された情報通信体用用紙を一枚ずつ送り出すと共に連続的に疑似接着フィルムを被覆することにより連続体となして、その後折り工程、裁断工程、圧着工程を経ることにより剥離可能に一体化された情報通信体を製造する製造方法の裁断手段であって、
    連続的に折り畳まれた第一の情報通信体用用紙の先端を読み取る工程、第一の情報通信体用用紙を所定の位置に送り込み当該情報通信体用用紙に面付けされた各情報通信体の天地を複数のカッタにより同時にカットする工程及び第二以後の情報通信体用用紙の先端を読み取ることにより各情報通信体用用紙を順次所定の位置に送り込み当該情報通信体用用紙に面付けされた各情報通信体の天地をカットする工程を繰り返すことを特徴とした情報通信体の裁断方法。
  2. 複数の葉片を折り畳み或いは切り重ねて剥離可能に一体化した情報通信体の製造方法において、複数の情報通信体が印刷された情報通信体用用紙を一枚ずつ送り出すと共に連続的に疑似接着フィルムを被覆することにより連続体となして、その後折り工程、裁断工程、圧着工程を経ることにより剥離可能に一体化された情報通信体を製造する製造方法の裁断手段であって、
    連続的に折り畳まれた第一の情報通信体用用紙の先端を読み取る工程、第一の情報通信体用用紙を所定の位置に送り込み当該情報通信体用用紙に面付けされた各情報通信体の天地を単数のカッタにより順次カットする工程及び第二以後の情報通信体用用紙の先端を読み取ることにより各情報通信体用用紙を順次所定の位置に送り込み当該情報通信体用用紙に面付けされた各情報通信体を順次カットする工程を繰り返すことを特徴とした情報通信体の裁断方法。
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