JP2010023056A - プレス機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動源の逆回転によるスライドの傾斜を抑制し、生産性にも優れるプレス機械を提供すること。
【解決手段】本発明は、スライド5と、該スライド5に連結されスライド5を昇降移動させる複数の駆動機構10a,10b,10c,10dと、該駆動機構10a,10b,10c,10dを駆動させる駆動源と、を有するプレス機械100であって、駆動機構10a,10b,10c,10dが、メインギア11と、該メインギア11の回転に連動し、プランジャ14を介してスライド5を昇降移動させるコンロッド12と、を備え、駆動機構10a,10b,10c,10d同士が連結されているプレス機械100である。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレス機械に関する。
上型が取り付けられたスライドを昇降移動させ、下型との間でワークをプレス加工するプレス機械において、スライドには、一般にクラウンと、クラウンに回動自在に取付けられたメインギアと、メインギアの回動に基づいて回動するコンロッドとからなる駆動機構が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
そして、かかるプレス機械においては、メインギアが回動することにより、コンロッドを介して、スライドが昇降移動するようになっている。
ここで、プレス機械は、一般に、スライドを昇降移動させるために、スライド上面に均等に4つの駆動機構が設けられる。
特開2008−36688号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のプレス機械を含む従来のプレス機械においては、メインギアをサーボモータで駆動した場合、サーボ制御信号の異常やサーボモータ制御機器の異常時に駆動源が同期ずれ又は逆回転する場合がある。
そうすると、スライドが大きく傾斜してしまい、連続してのプレス加工が困難となる。また、一旦、スライドが傾斜すると、元の状態に戻す作業は極めて困難であるので、生産ラインが完全にストップしてしまうことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、駆動源の同期ずれ又は逆回転によるスライドの傾斜を抑制し、生産性にも優れるプレス機械を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、駆動機構同士を連結させることにより、意外にも、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、(1)スライドと、該スライドに連結されスライドを昇降移動させる複数の駆動機構と、該駆動機構を駆動させる駆動源と、を有するプレス機械であって、駆動機構が、メインギアと、該メインギアの回転に連動し、プランジャを介して前記スライドを昇降移動させるコンロッドと、を備え、駆動機構同士が連結されているプレス機械に存する。
本発明は、(2)駆動機構が、メインギアに噛合されたアイドルギアを更に備え、アイドルギア同士を噛合させることにより、隣合う駆動機構同士が連結されている上記(1)記載のプレス機械に存する。
本発明は、(3)駆動機構が、メインギアに噛合されたアイドルギアを更に備え、アイドルギア同士を、支持扞を介して連結させることにより、向かい合う駆動機構同士が連結されている上記(1)記載のプレス機械に存する。
本発明は、(4)駆動機構が、第1駆動機構、第2駆動機構、第3駆動機構及び第4駆動機構からなり、第1駆動機構、第2駆動機構、第3駆動機構及び第4駆動機構がそれぞれ、メインギアに噛合されたアイドルギアを更に備え、アイドルギア同士を噛合させることにより、隣合う第1駆動機構及び第2駆動機構、並びに、第3駆動機構及び第4駆動機構が連結されており、アイドルギア同士を、支持扞を介して連結させることにより、向かい合う第1駆動機構及び第3駆動機構、並びに、第2駆動機構及び第4駆動機構が連結されている上記(1)記載のプレス機械に存する。
本発明は、(5)駆動源が、サーボモータであり、該サーボモータがメインギアに噛合されたピニオン軸を介して、メインギアを回転させる上記(1)記載のプレス機械に存する。
本発明は、(6)メインギアとアイドルギアとの第1バックラッシュが、メインギアとピニオン軸との第2バックラッシュよりも大きい上記(5)記載のプレス機械に存する。
本発明は、(7)第1バックラッシュが第2バックラッシュの2倍以上である上記(6)記載のプレス機械に存する。
本発明は、(8)複数のメインギアの回転が、コンピューター制御により、同期化されている上記(1)記載のプレス機械に存する。
なお、本発明の目的に添ったものであれば、上記(1)〜(8)を適宜組み合わせた構成も採用可能である。
本発明のプレス機械は、駆動機構同士が連結されているので、ワークを連続してプレス加工した場合であっても、駆動源の同期ずれ又は逆回転によるスライドの傾斜を抑制できる。
すなわち、一方の駆動源が同期ずれ又は逆回転を起こしても、駆動機構同士が連結されているので、駆動機構の動きのずれが抑制される。このため、上記プレス機械によれば、ワークを所望の形状にプレス加工することができる。
また、スライドの傾斜に基づく、生産ラインの停止が防止できるので、生産性にも優れる。
なお、本発明のプレス機械においては、駆動機構が隣合う場合、アイドルギア同士を噛合させることにより駆動機構同士を連結させ、駆動機構が向かい合う場合、アイドルギア同士を、支持扞を介して連結させることにより駆動機構同士が連結される。
この場合、駆動機構同士が直接連結されるので、駆動機構同士の連動が確実になる。
本発明のプレス機械においては、駆動源が、サーボモータであり、該サーボモータがメインギアに噛合されたピニオン軸を介して、メインギアを回転させるものであると、メインギアの回転の速度を自由に調整することができる。
このため、ワークの形状や厚みに応じて速度を調整したり、一連のサイクル中にメインギアの回転速度を変更させたりすることも可能である。
この場合において、メインギアとアイドルギアとの第1バックラッシュが、メインギアとピニオン軸との第2バックラッシュよりも大きいと、アイドルギアがメインギア及びプランジャの連動を阻害しない。
すなわち、アイドルギアがメインギアの回動を拘束しないので、安定したプレス加工ができる。なお、第1バックラッシュが第2バックラッシュの2倍以上であることが好ましい。
本発明のプレス機械においては、駆動機構同士を連結させることに加え、複数のメインギアの回転が、コンピューター制御により、同期化されていると、より確実に駆動機構同士の動きの経時的なバラツキを防止できる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は、本発明に係るプレス機械の第1実施形態を示す正面図であり、図2は、図1に示したプレス機械をA−A' 線で切断した断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るプレス機械100は、スライド5と、該スライド5に連結されスライド5を昇降移動させる4つの駆動機構(以下便宜的にそれぞれ「第1駆動機構10a」、「第2駆動機構10b」、「第3駆動機構10c」、「第4駆動機構10d」という。
なお、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dは図1に図示しない。
また、第2駆動機構10b及び第4駆動機構10dは図2に図示しない。)と、該駆動機構を駆動させる駆動源と、を有する。
図1に示すように、上記プレス機械100においては、第1駆動機構10a及び第2駆動機構10bは、形態が左右対称となるように隣合って配置されており、図2に示すように、第1駆動機構10a及び第3駆動機構10cは、形態が左右同じになるように向かい合って配置されている。
また、図示しない第4駆動機構10cは、第2駆動機構10bと形態が左右同じになるように向かい合って配置されている。
図1及び図2に示すように、第1駆動機構10aは、メインギア11a(11)と、該メインギア11aの回転に連動し、プランジャ14a(14)を介してスライド5を昇降移動させるコンロッド12a(12)と、メインギア11aに噛合されたアイドルギア(以下「第1アイドルギア」という。)13aと、を備える。
プレス機械100においては、第1駆動機構10aを駆動させる駆動源として、サーボモータ(以下便宜的に「第1サーボモータ」という。)15aが設けられている。具体的には、サーボモータ15aがメインギア11aに噛合されたピニオン軸18aを介して、メインギア11aを回転させるようになっている。
このため、プレス機械100においては、メインギア11の回転の速度を自由に調整することができる。また、ワークの形状や厚みに応じて速度を調整したり、一連のサイクル中にメインギア11の回転速度を変更させたりすることも可能である。
かかる第1サーボモータ15aは、ピニオン軸18aを介してメインギア11aに接続されており、第1サーボモータ15aの駆動に連動して、メインギア11aが回転することにより第1駆動機構10aが駆動されるようになっている。
メインギア11aが回動すると、該回動に基づいて、メインギア11aに噛合されたコンロッド12aが連動する。そうすると、コンロッド12aの下端が上下方向に移動するようになる。
このとき、コンロッド12aの下端にはプランジャ14aが連結されており、かかるプランジャ14aを介してスライド5が連結されているので、コンロッド12aの動きに基づいて、プランジャ14a及びスライド5が上下方向に昇降移動するようになる。
一方、図1に示す第2駆動機構10bは、第1駆動機構10aと同様に、メインギア11b(11)と、該メインギア11bに噛合されたプランジャ14b(14)と、該プランジャ14bに連結され、スライド5を昇降移動させるコンロッド12b(12)と、メインギア11bに噛合されたアイドルギア(以下「第2アイドルギア」という。)13bと、を備える。
上記プレス機械100においては、第2駆動機構10bを駆動させる駆動源として、第1駆動機構10a同様に、サーボモータ(以下便宜的に「第2サーボモータ」という。)15bが設けられている。
具体的には、サーボモータ15bがメインギア11bに噛合されたピニオン軸18bを介して、メインギア11bを回転させるようになっている。
かかる第2サーボモータ15bは、ピニオン軸を介してメインギア11bに接続されており、第2サーボモータ15bの駆動に連動して、メインギア11bが回転することにより第2駆動機構10bが駆動されるようになっている。
メインギア11bが回動すると、該回動に基づいて、メインギア11bに噛合されたコンロッド12bが連動する。そうすると、コンロッド12bの下端が上下方向に移動するようになる。
このとき、コンロッド12bの下端にはプランジャ14bが連結されており、かかるプランジャ14bを介してスライド5が連結されているので、コンロッド12bの動きに基づいて、プランジャ14b及びスライド5が上下方向に昇降移動するようになる。
第1駆動機構10aにおいては、メインギア11aが回動すると、それに基づいて、第1アイドルギア13aも連動するようになっている。
一方、第2駆動機構10bにおいては、メインギア11bが回動すると、それに基づいて、第2アイドルギア13bも連動するようになっている。
このとき、第1アイドルギア13a及び第2アイドルギア13bは、互いに噛合されている。すなわち、これにより、隣合う第1駆動機構10a及び第2駆動機構10bが連結されている。
このように、隣合う第1駆動機構10a及び第2駆動機構10bを連結することにより、例えば、第1サーボモータ15aが逆回転を起こしても、第1駆動機構10a及び第2駆動機構10bが連結されているので、第1駆動機構10aの動きのずれが抑制される。
すなわち、第1駆動機構10aの動きのずれに基づく、スライド5の傾斜が抑制される。
上記プレス機械100において、メインギア11aと第1アイドルギア13aとの第1バックラッシュが、メインギア11aとピニオン軸18aとの第2バックラッシュよりも大きいことが好ましい。
図3の(A)は、図1における部分Pの拡大図であり、(B)は、図1における部分Qの拡大図である。
図3の(A)に示すように、第1バックラッシュとは、メインギア11aと第1アイドルギア13aとが噛合している部分Pにおいて、メインギア11aの歯21と第1アイドルギア13aの歯22との隙間xの長さを意味する。
一方、図3の(B)に示すように、第2バックラッシュとは、メインギア11aとピニオン軸18aとが噛合している部分Qにおいて、メインギア11aの歯21とピニオン軸18aの歯23との隙間yの長さを意味する。
第1バックラッシュが、第2バックラッシュよりも大きいと、第1アイドルギア13aがメインギア11a及びピニオン軸18aの連動を阻害しない。すなわち、第1アイドルギア13aがメインギア11aの回動を拘束しないので、安定したプレス加工ができる。
第1バックラッシュは、第2バックラッシュの2倍以上であることが好ましく、5倍以下であることがより好ましい。
バックラッシュの長さが2倍未満であると、上記範囲内にある場合と比較して、メインギア11a及びピニオン軸18aの連動を阻害する場合があり、バックラッシュの長さが5倍を超えると、上記範囲内にある場合と比較して、駆動源の逆回転によるスライドの傾斜を十分に抑制できない場合がある。
上記プレス機械100において、第3駆動機構10cは、第1駆動機構10aと同様の構造となっており、第4駆動機構10dは、第2駆動機構10bと同様の構造となっている。
また、後述するように、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dのアイドルギアも同様に互いに連結されている。
したがって、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dの説明は、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dの関係が、上述した第1駆動機構10a及び第2駆動機構10bの関係と同じであるので、省略する。
なお、第1駆動機構10a、第2駆動機構10b、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dは、同じタイミングで昇降移動するようになっている。
すなわち、それぞれがサーボモータにより同じタイミングで駆動される。
図4は、図1に示したプレス機械をB−B'線で切断した断面図である。
図4に示すように、プレス機械100は、第1駆動機構10a、第2駆動機構10b、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dを備え、これらがスライド5の上面に設けられている。
第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dは、左右対称となるように隣合って配置されており、また、第1駆動機構10a及び第2駆動機構10bに対面するように配置されている。
プレス機械100においては、上述したように、第1駆動機構10a及び第2駆動機構10bは、第1アイドルギア13a及び第2アイドルギア13bが噛合することにより、連結されている。
また、これと同様にして、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dは、第3駆動機構10cのアイドルギア(以下「第3アイドルギア」という。)13c及び第4駆動機構10dのアイドルギア(以下「第4アイドルギア」という。)13dが噛合することにより、連結されている。
プレス機械100においては、更に、第1アイドルギア13a及び第3アイドルギア13cが支持扞16aを介して連結されている。
また、第2アイドルギア13b及び第4アイドルギア13dは支持扞16bを介して連結されている。
すなわち、本実施形態に係るプレス装置100は、駆動機構同士が隣合う場合、アイドルギア同士を噛合させることにより駆動機構同士が連結されており、駆動機構が向かい合う場合、アイドルギア同士を、支持扞を介して連結させることにより駆動機構同士が連結されている。
このため、すべての駆動機構が直接連結されるので、ワークを連続してプレス加工した場合であっても、駆動源の同期ずれ又は逆回転によるスライドの傾斜を確実に抑制できる。
その結果、一つの駆動源が同期ずれ又は逆回転を起こしても、駆動機構同士が連結されているので、駆動機構の動きのずれが抑制される。このため、プレス機械100によれば、ワークを所望の形状にプレス加工することができる。
また、スライドの傾斜に基づく、生産ラインの停止が防止できるので、生産性にも優れる。
本実施形態に係るプレス機械100においては、第1駆動機構10a、第2駆動機構10b、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dが連結されていることに加え、それぞれの駆動機構を駆動させるサーボモータが、コンピューター制御により、同期化されている。
図5は、本実施形態に係るプレス機械100の制御方法を示すフローチャートである。
図5に示すように、本実施形態に係るプレス装置100においては、コンピューターS1から駆動信号が同時に、第1サーボモータ15a、第2サーボモータ15b、第3サーボモータ15c及び第4サーボモータ15dに伝達される。
そうすると、各サーボモータが駆動信号を受信し、第1駆動機構10a、第2駆動機構10b、第3駆動機構10c及び第4駆動機構10dの駆動を同時に開始させる。
これにより、第1駆動機構10a、第2駆動機構10b、第3駆動機構10c及び第3駆動機構10dが同期化される。換言すると、それぞれのメインギア11の回転が、コンピューター制御により、同期化される。
上記プレス機械100において、コンピューターS1は、補正手段S2により補正される。すなわち、駆動機構の同期化にずれが生じた場合、補正手段S2が、コンピューターS1の駆動信号を補正するようになっている。
具体的には、駆動機構の動きにずれが生じると、ずれている駆動機構に接続されるサーボモータは、エンコーダによって駆動機構のずれを検知し、同期状態に戻るようなトルクを発生して、駆動機構のずれを補正する。
これにより、コンピューターS1の駆動信号に基づく、駆動機構の同期化が担保される。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、本実施形態に係るプレス機械は、第1駆動機構10a、第2駆動機構10b、第3駆動機構10c及び第3駆動機構10dの4つの駆動機構を備えているが、駆動機構の数は2つ以上あればよい。ただし、すべての駆動機構は互いに連結される。
なお、駆動機構の数は、スライドを昇降移動させるバランスの観点から、偶数個であることが好ましい。
本実施形態に係るプレス機械100は、駆動源として、サーボモータを用いているが、DCモータ、ACインバータモータ又は油圧モータ等を用いてもよい。
本実施形態に係るプレス機械100においては、サーボモータに減速機が取り付けられていてもよい。
また、モータ軸のトルクを増幅するため、モータ軸上に保持用ブレーキを更に備えていてもよい。
この場合、重量の大きいダイクッション装置の可動部を安全に保持する力を得るのに、一般的なトルクのブレーキを用いることができる。
また、上記減速機の代わりに、変速機が取り付けられていてもよい。
図1は、本発明に係るプレス機械の第1実施形態を示す正面図である。 図2は、図1に示したプレス機械をA−A' 線で切断した断面図である。 図3の(A)は、図1における部分Pの拡大図であり、(B)は、図1における部分Qの拡大図である。 図4は、図1に示したプレス機械をB−B'線で切断した断面図である。 図5は、本実施形態に係るプレス機械100の制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
5・・・スライド
10a・・・第1駆動機構
10b・・・第2駆動機構
10c・・・第3駆動機構
10d・・・第4駆動機構
11,11a,11b・・・メインギア
12,12a,12b・・・コンロッド
13a・・・第1アイドルギア
13b・・・第2アイドルギア
13c・・・第3アイドルギア
13d・・・第4アイドルギア
14,14a,14b・・・プランジャ
15a・・・第1サーボモータ
15b・・・第2サーボモータ
15c・・・第3サーボモータ
15d・・・第4サーボモータ
16a,16b・・・支持扞
18a・・・ピニオン軸
21,22,23・・・歯
100・・・プレス機械
P,Q・・・部分
S1・・・コンピューター
S2・・・補正手段
x,y・・・隙間

Claims (8)

  1. スライドと、該スライドに連結され前記スライドを昇降移動させる複数の駆動機構と、該駆動機構を駆動させる駆動源と、を有するプレス機械であって、
    前記駆動機構が、メインギアと、該メインギアの回転に連動し、プランジャを介して前記スライドを昇降移動させるコンロッドと、を備え、
    前記駆動機構同士が連結されていることを特徴とするプレス機械。
  2. 前記駆動機構が、前記メインギアに噛合されたアイドルギアを更に備え、
    前記アイドルギア同士を噛合させることにより、隣合う前記駆動機構同士が連結されていることを特徴とする請求項1記載のプレス機械。
  3. 前記駆動機構が、前記メインギアに噛合されたアイドルギアを更に備え、
    前記アイドルギア同士を、支持扞を介して連結させることにより、向かい合う前記駆動機構同士が連結されていることを特徴とする請求項1記載のプレス機械。
  4. 前記駆動機構が、第1駆動機構、第2駆動機構、第3駆動機構及び第4駆動機構からなり、
    前記第1駆動機構、前記第2駆動機構、前記第3駆動機構及び前記第4駆動機構がそれぞれ、メインギアに噛合されたアイドルギアを更に備え、
    前記アイドルギア同士を噛合させることにより、隣合う前記第1駆動機構及び前記第2駆動機構、並びに、前記第3駆動機構及び前記第4駆動機構が連結されており、
    前記アイドルギア同士を、支持扞を介して連結させることにより、向かい合う前記第1駆動機構及び前記第3駆動機構、並びに、前記第2駆動機構及び前記第4駆動機構が連結されていることを特徴とする請求項1記載のプレス機械。
  5. 前記駆動源が、サーボモータであり、該サーボモータが前記メインギアに噛合されたピニオン軸を介して、前記メインギアを回転させることを特徴とする請求項1記載のプレス機械。
  6. 前記メインギアと前記アイドルギアとの第1バックラッシュが、前記メインギアと前記ピニオン軸との第2バックラッシュよりも大きいことを特徴とする請求項5記載のプレス機械。
  7. 前記第1バックラッシュが前記第2バックラッシュの2倍以上であることを特徴とする請求項6記載のプレス機械。
  8. 複数の前記メインギアの回転が、コンピューター制御により、同期化されていることを特徴とする請求項1記載のプレス機械。
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