JP2010015369A - 交通事故自動記録装置 - Google Patents
交通事故自動記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010015369A JP2010015369A JP2008174526A JP2008174526A JP2010015369A JP 2010015369 A JP2010015369 A JP 2010015369A JP 2008174526 A JP2008174526 A JP 2008174526A JP 2008174526 A JP2008174526 A JP 2008174526A JP 2010015369 A JP2010015369 A JP 2010015369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traffic accident
- recording
- circuit
- recording device
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】複数を交差点に設置したとき連動するための信号を簡単に送受信できる交通事故自動記録装置を提供する。
【解決手段】交通事故自動記録装置は、音声信号を解析して衝突音を識別してトリガ信号を生成する衝突音識別部と、リングメモリ記録回路から出力される映像データおよび音声データを可搬型半導体記憶媒体に記録するデジタル記録装置と、トリガ信号が入力されたとき交通事故に関わる映像データおよび音声データをリングメモリ記録回路から読み出してデジタル記録装置に送出する記録制御回路と、衝突音識別部が衝突音を識別してトリガ信号を生成したとき他の交通事故自動記録装置に交通事故発生の報知の信号を送信するとともに他の交通事故自動記録装置からの交通事故発生の報知の信号を受信したときトリガ信号を生成して記録制御回路に入力する連動通信回路と、他の交通事故自動記録装置との間で信号の送受信を行う赤外線通信部と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】交通事故自動記録装置は、音声信号を解析して衝突音を識別してトリガ信号を生成する衝突音識別部と、リングメモリ記録回路から出力される映像データおよび音声データを可搬型半導体記憶媒体に記録するデジタル記録装置と、トリガ信号が入力されたとき交通事故に関わる映像データおよび音声データをリングメモリ記録回路から読み出してデジタル記録装置に送出する記録制御回路と、衝突音識別部が衝突音を識別してトリガ信号を生成したとき他の交通事故自動記録装置に交通事故発生の報知の信号を送信するとともに他の交通事故自動記録装置からの交通事故発生の報知の信号を受信したときトリガ信号を生成して記録制御回路に入力する連動通信回路と、他の交通事故自動記録装置との間で信号の送受信を行う赤外線通信部と、を備える。
【選択図】図2
Description
この発明は、交通事故に関わる画像や音を記録する交通事故自動記録装置に関するものである。
従来の交通事故状況記録装置は、交差点近傍に周囲音検出装置および撮像装置を設けるとともに、これらの装置から得られる音響信号および映像信号をエンドレス記録装置で常時連続的に記録する。そして、車両の衝突音が検出されるとエンドレス記録装置で一定時間再生動作を行わせるとともに磁気記録再生装置で一定時間記録動作を行わせる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、複数車線にまたがる交差点全域をセンサー範囲としてカバーするためには、交差点の対角などに2機を設置する必要がある。また、記録した事故映像で事故を検証するには一方の装置で記録した映像だけでなく、他方の装置で記録した映像も異なる画角で撮影した映像として大変有効である。このようなシステム構成では、一方の装置で事故を検知したときに、他方の装置も連動して記録するように機器間を配線で接続する必要がある。
ところで、複数車線にまたがる交差点全域をセンサー範囲としてカバーするためには、交差点の対角などに2機を設置する必要がある。また、記録した事故映像で事故を検証するには一方の装置で記録した映像だけでなく、他方の装置で記録した映像も異なる画角で撮影した映像として大変有効である。このようなシステム構成では、一方の装置で事故を検知したときに、他方の装置も連動して記録するように機器間を配線で接続する必要がある。
このような配線は交差点の電柱間の中空を渡したり、交差点の地下の既設の配管内を通したりしている。しかし、中空配線は多額の費用が掛かり工事費が高額となるという問題がある。
また、地下の既設の配管内は既に配線で埋まり新たな配線を通すことが困難である場合が多々あるという問題がある。
また、地下の既設の配管内は既に配線で埋まり新たな配線を通すことが困難である場合が多々あるという問題がある。
この発明の目的は、複数台を交差点に設置したときに連動するための信号を簡単に互いに送受信できる交通事故自動記録装置を提供することである。
この発明に係る交通事故自動記録装置は、外部から取り込んだ映像信号をデジタルの映像データに変換する映像信号A/D回路と、上記デジタルの映像データを圧縮する映像データ圧縮回路と、外部から取り込んだ音声信号をデジタルの音声データに変換する音声信号A/D回路と、上記デジタルの音声データを圧縮する音声データ圧縮回路と、上記圧縮した映像データおよび音声データをフレーム毎に所定の期間記録するリングメモリ記録回路と、を備える交通事故自動記録装置において、上記音声信号を解析して衝突音を識別してトリガ信号を生成する衝突音識別部と、上記リングメモリ記録回路から出力される映像データおよび音声データを可搬型半導体記憶媒体に記録するデジタル記録装置と、トリガ信号が入力されたとき交通事故に関わる映像データおよび音声データを上記リングメモリ記録回路から読み出して上記デジタル記録装置に送出する記録制御回路と、上記衝突音識別部が衝突音を識別してトリガ信号を生成したとき他の上記交通事故自動記録装置に交通事故発生の報知の信号を送信するとともに他の上記交通事故自動記録装置からの交通事故発生の報知の信号を受信したときトリガ信号を生成して上記記録制御回路に入力する連動通信回路と、上記他の交通事故自動記録装置との間で信号の送受信を行う赤外線通信部と、を備える。
この発明に係る交通事故自動記録装置の効果は、1つの交差点を離れた位置に設置された複数台の交通事故自動記録装置1で交通事故を異なる画角から撮影してメモリカード13に記録するときに交通事故が発生したことを衝突音から識別した交通事故自動記録装置1から他の交通事故自動記録装置1に赤外線通信方式を用いて報知するので、複数台の交通事故自動記録装置1間を接続するために赤外線通信部13間の送受光の光軸を合わせれば良く設置工事工数を削減でき、費用の低減ができることである。
図1は、この発明を実施するための最良の形態の2機の交通事故自動記録装置をある交差点の対角の位置に配置した様子を示す図である。
図1に示す交差点には交差点に対して対角の位置に2機の交通事故自動記録装置1a、1bが設置されている。そして、交通事故自動記録装置1aがマスターとして選択され、交通事故自動記録装置1bがスレーブとして選択されている。
図2は、この発明を実施するための最良の形態の交通事故自動記録装置の構成を示すブロック図である。なお、交通事故自動記録装置1a、1bは構成が同様で、図示しない選択スイッチによりマスターまたはスレーブと選択されるので、以下の説明では区別せずに説明する。
図1に示す交差点には交差点に対して対角の位置に2機の交通事故自動記録装置1a、1bが設置されている。そして、交通事故自動記録装置1aがマスターとして選択され、交通事故自動記録装置1bがスレーブとして選択されている。
図2は、この発明を実施するための最良の形態の交通事故自動記録装置の構成を示すブロック図である。なお、交通事故自動記録装置1a、1bは構成が同様で、図示しない選択スイッチによりマスターまたはスレーブと選択されるので、以下の説明では区別せずに説明する。
この発明に係る交通事故自動記録装置1は、例えば交差点を通過する車や人を撮影するカメラ2から映像信号を取り込んでデジタルの映像データに変換する映像信号A/D回路3、デジタルの映像データを例えばJPEG2000という方式で圧縮する映像データ圧縮回路4、交差点付近で発生する音声を集音したマイクロホン5から音声信号を取り込んでデジタルの音声データに変換する音声信号A/D回路6、デジタルの音声データを例えばMP3という方式で圧縮する音声データ圧縮回路7、および、圧縮した映像データおよび音声データをフレーム毎に所定の期間記録する大容量のFIFO半導体メモリからなるリングメモリ記録回路8を備える。
また、この発明に係る交通事故自動記録装置1は、マイクロホン5からの音声信号を解析して衝突音を識別する衝突音識別部9、衝突音識別部9が衝突音を識別したとき生成するトリガ信号が入力されたとき交通事故に関わる映像データおよび音声データをリングメモリ記録回路8から読み出してデジタル記録装置10に送出する記録制御回路11、時刻を発生する時刻発生回路12、および、リングメモリ記録回路8から出力される例えば300フレーム分の映像データおよび音声データと時刻発生回路12から発生される時刻を書庫化して例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)の規格のメモリカード13に記録するデジタル記録装置10を備える。
また、この発明に係る交通事故自動記録装置1は、衝突音識別部9が衝突音を識別したとき生成するトリガ信号が入力されたとき他の交通事故自動記録装置1へ交通事故が発生したことを報知する報知信号を発するとともに他の交通事故自動記録装置1から交通事故発生の報知信号が入力されたとき交通事故前後の映像データをメモリカード13に記録する連動通信回路15、他の交通事故自動記録装置1との間で交通事故発生の報知信号を搬送波として赤外線を用いて送受信する赤外線通信部16を備える。
なお、デジタルの映像データをJPEG2000という方式で圧縮しているが、必ずしもこの方式に限るものではなく、JPEG、GIFなどいずれの方式も適用できる。但し、JPEG2000という方式を用いると高い圧縮率にも関わらず比較的復元画像が良好である。
また、デジタルの音声データをMP3という方式で圧縮しているが、必ずしもこの方式に限るものではなく、TTA、FLACなどいずれの方式も適用できる。
また、カメラ2がNTSC方式の映像信号を発生しているが、必ずしもこれに限るものではなく、PAL方式の映像信号などであっても良い。
また、デジタルの音声データをMP3という方式で圧縮しているが、必ずしもこの方式に限るものではなく、TTA、FLACなどいずれの方式も適用できる。
また、カメラ2がNTSC方式の映像信号を発生しているが、必ずしもこれに限るものではなく、PAL方式の映像信号などであっても良い。
また、メモリカード13としてコンパクトフラッシュ(登録商標)の規格のメモリカード13に記録する例を説明したが、必ずしもこの規格のメモリカード13に限るものではなく、SDメモリカード、スマートメディア、メモリスティックなどいずれの規格のメモリカード13を適用しても良い。
次に、連動通信回路15の動作について説明する。
連動通信回路15では、図示しない選択スイッチを切り替えることによりマスターまたはスレーブとしての機能が選択できる。マスターとして選択された連動通信回路15は、定期的に、例えば1分毎にスレーブとして選択された連動通信回路15に対して呼び掛けを行う。そして、スレーブとして選択された連動通信回路15は呼び掛けを受け取ったら返答を返す。そこで、マスターとして選択された連動通信回路15は、呼び掛けを行ってから1分以内に返答を受け取らなかったら通信伝送路異常として判断し、図示しない表示盤に異常と表示する。なお、通信伝送路が正常と判断されているときは表示盤に正常と表示する。
スレーブとして選択された連動通信回路15は、定期的に、例えば1分毎に呼び掛けを受け取らなかったときマスター異常として判断し、表示盤にマスター異常と表示する。
連動通信回路15では、図示しない選択スイッチを切り替えることによりマスターまたはスレーブとしての機能が選択できる。マスターとして選択された連動通信回路15は、定期的に、例えば1分毎にスレーブとして選択された連動通信回路15に対して呼び掛けを行う。そして、スレーブとして選択された連動通信回路15は呼び掛けを受け取ったら返答を返す。そこで、マスターとして選択された連動通信回路15は、呼び掛けを行ってから1分以内に返答を受け取らなかったら通信伝送路異常として判断し、図示しない表示盤に異常と表示する。なお、通信伝送路が正常と判断されているときは表示盤に正常と表示する。
スレーブとして選択された連動通信回路15は、定期的に、例えば1分毎に呼び掛けを受け取らなかったときマスター異常として判断し、表示盤にマスター異常と表示する。
また、マスターとして選択された連動通信回路15は、定期的に、例えば10分毎にスレーブとして選択された連動通信回路15に対して時刻情報を送り、スレーブとして選択された連動通信回路15は、受け取った時刻情報を用いて内蔵されている時計を更正する。このように同報化することにより、複数台の交通事故自動記録装置1がそれぞれメモリカード13に記録した映像データの同報性が確保される。
マスターおよびスレーブとして選択されていることに関わらずに、連動通信回路15は、衝突音識別部9からトリガ信号が発せられたとき他の交通事故自動記録装置1に交通事故発生を報知する。また、連動通信回路15は、他の交通事故自動記録装置1からの交通事故発生の報知を受け取ったとき直前にトリガ信号を受け取っていない場合に記録制御回路11にトリガ信号を入力する。もし、直前にトリガ信号を受け取っている場合には他の交通事故自動記録装置1からの交通事故発生の報知を無視する。
次に、具体的な例を用いて交通事故の記録をコンパクトフラッシュ(登録商標)の規格のメモリカード13に記録する手順を説明する。カメラ2からは例えば1秒に30フレームの映像信号が交通事故自動記録装置1に送られている。そして、映像信号A/D回路3では、フレーム毎の映像信号をデジタルの映像データにアナログ/デジタル変換する。そして、映像データ圧縮回路4では、デジタルの映像データをJPEG2000という方式で圧縮し、フレーム毎のJPEG2000ファイル(****.jp2)に変換する。そして、JPEG2000ファイルはリングメモリ記録回路8に記録される。リングメモリ記録回路8は、例えば少なくともJPEG2000ファイルが300個記録することができる容量を有しており、新たなJPEG2000ファイルを記録するとき、過去に遡ること301個目のJPEG2000ファイルが記録されているフィールドに新たなJPEG2000ファイルを上書きするFIFOメモリである。また、音声データ圧縮回路7で音声データを圧縮して得たMP3ファイル(####.mp3)もJPEG2000ファイルに連関させてリングメモリ記録回路に記録する。すなわち、リングメモリ記録回路8には図2に示すように、JPEG2000ファイルとMP3ファイルとを一対として300対のJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルが記録されている。なお、各JPEG2000ファイルにはタイムスタンプが施されており、交通事故が発生したときタイムスタンプを用いて、交通事故に関わるJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルを特定する。
衝突音を識別することにより交通事故が発生したことを検知した衝突音識別部9がトリガ信号を発したとき、または他の交通事故自動記録装置1から交通事故報知信号が入力された連動通信回路15がトリガ信号を発したとき、トリガ信号が入力された記録制御回路11は、トリガ信号が入力された時刻を事故発生時刻とし、リングメモリ記録回路8に記録されたJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルの中事故発生時刻を挟んで例えば前後5秒ずつのJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルを取り出す。1秒間に30対のJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルが記録されるので、10秒間での300対のJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルを取り出すことになる。
デジタル記録装置10では、300対のJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルを1つのファイル、すなわち事故単位の書庫にまとめてメモリカード13に記録する。このとき300対のJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルをまとめて記録される事故単位の書庫をさらに例えば50個まとめて1つのファイル、すなわち期間単位の書庫にまとめてメモリカード13に記録することができる。すなわち、15000対のJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルが2段構成の書庫の中に記録される。
そして、図3に示すように、事故単位の書庫の先頭には時刻発生回路12が発生した時刻をメタデータとして記録するフィールドが設けられている。例えば、事故発生時刻が2007年1月10日午前1時20分15秒であれば、この時刻情報がメタデータとして記録される。
そして、図3に示すように、事故単位の書庫の先頭には時刻発生回路12が発生した時刻をメタデータとして記録するフィールドが設けられている。例えば、事故発生時刻が2007年1月10日午前1時20分15秒であれば、この時刻情報がメタデータとして記録される。
また、期間単位の書庫の先頭には、期間単位の書庫に一番先に記録された事故単位の書庫のメタデータと最後に記録された事故単位の書庫のメタデータを期間開始のメタデータと期間終了のメタデータとして記録するフィールドが設けられている。例えば、この期間単位の書庫に一番先に記録した事故単位の書庫のメタデータが、2007年1月10日午前1時20分15秒であれば、期間単位の書庫の期間開始のメタデータとして2007年1月10日として記録し、この期間単位の書庫に最後に記録された事故単位の書庫のメタデータが、2007年3月20日午後1時45分12秒であれば、期間終了のメタデータとして2007年3月20日として記録する。
次に、このように交通事故に関わる映像データおよび音声データが記録されたメモリカード13を交通事故自動記録装置1から抜き取り、メモリカード13に記録された映像データおよび音声データを再生するアプリケーションが実装されたパソコン14で交通事故に関わる映像および音声を確認する手順について説明する。
パソコン14に実装されているアプリケーションでは、図示しないPCカードスロットにメモリカード13を挿入すると、メモリカード13に記録されている期間単位の書庫の期間開始のメタデータおよび期間終了のメタデータ、事故単位の30個の書庫のメタデータを読み出し、図示しないモニタに表示する。図示しないマウスを操作してカーソルを所望の事故単位の書庫のメタデータに合わせてクリックすると、当該事故単位の書庫に記録されているJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルに展開される。そして、展開された300個のJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルをそれぞれ解凍して300個の映像データおよび10秒間の音声データに復元する。そして、300個の映像データおよび10秒間の音声データを用いてモニタに映像、スピーカから音声が再生される。
パソコン14に実装されているアプリケーションでは、図示しないPCカードスロットにメモリカード13を挿入すると、メモリカード13に記録されている期間単位の書庫の期間開始のメタデータおよび期間終了のメタデータ、事故単位の30個の書庫のメタデータを読み出し、図示しないモニタに表示する。図示しないマウスを操作してカーソルを所望の事故単位の書庫のメタデータに合わせてクリックすると、当該事故単位の書庫に記録されているJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルに展開される。そして、展開された300個のJPEG2000ファイルおよびMP3ファイルをそれぞれ解凍して300個の映像データおよび10秒間の音声データに復元する。そして、300個の映像データおよび10秒間の音声データを用いてモニタに映像、スピーカから音声が再生される。
この発明に係る交通事故自動記録装置1は、1つの交差点を離れた位置に設置された複数台の交通事故自動記録装置1で交通事故を異なる画角から撮影してメモリカード13に記録するときに交通事故が発生したことを衝突音から識別した交通事故自動記録装置1から他の交通事故自動記録装置1に赤外線通信方式を用いて報知するので、複数台の交通事故自動記録装置1間を接続するために赤外線通信部16間の送受光の光軸を合わせれば良く設置工事工数を削減でき、費用の低減ができる。
また、リングメモリ記録回路8としてFIFOの半導体メモリを用いるとともに、交通事故が発生したときには交通事故の前後それぞれ5秒間の映像および音声をメモリカード13に記録しているので、機械的駆動部が存在せず、故障が減少し、且つ信頼性が向上する。
また、映像データおよび音声データを事故毎の書庫に書庫化し、それから複数の事故毎の書庫をさらに新たな書庫に書庫化してメモリカード13に記録するので、メモリカード13に記録できる映像データおよび音声データの量が多くできる。
また、メモリカード13に記録されている書庫のメタデータから映像データおよび音声データが記録されている期間が分かり、次に事故毎の書庫のメタデータから事故の発生した時刻が特定することができるので、所望の交通事故に関する映像データを速やかに検索することができる。
また、映像データおよび音声データを事故毎の書庫に書庫化し、それから複数の事故毎の書庫をさらに新たな書庫に書庫化してメモリカード13に記録するので、メモリカード13に記録できる映像データおよび音声データの量が多くできる。
また、メモリカード13に記録されている書庫のメタデータから映像データおよび音声データが記録されている期間が分かり、次に事故毎の書庫のメタデータから事故の発生した時刻が特定することができるので、所望の交通事故に関する映像データを速やかに検索することができる。
上述のデジタル記録装置10では、事故毎の複数の書庫をメモリカード13を1つの書庫と見なして記録しているが、メモリカード13に記録するときに事故毎の書庫を暗号化処理してから記録することもできる。このように暗号化処理が施された事故毎の書庫を展開しようとするときには、事故毎の書庫に復号化処理を施さないと展開できないので、交通事故に関する映像や音声を見たり聞いたりする権限がない人が見たり聞いたりされることが防げる。
また、万が一、メモリカード13を紛失しても、復号化処理するためのアプリケーションが一般的には出回っていないので、映像や音声が見たり聞いたりされることが防げる。
また、万が一、メモリカード13を紛失しても、復号化処理するためのアプリケーションが一般的には出回っていないので、映像や音声が見たり聞いたりされることが防げる。
1、1a、1b 交通事故自動記録装置、2 カメラ、3 映像信号A/D回路、4 映像データ圧縮回路、5 マイクロホン、6 音声信号A/D回路、7 音声データ圧縮回路、8 リングメモリ記録回路、9 衝突音識別部、10 デジタル記録装置、11 記録制御回路、12 時刻発生回路、13 メモリカード、14 パソコン、15 連動通信回路、16 赤外線通信部。
Claims (3)
- 外部から取り込んだ映像信号をデジタルの映像データに変換する映像信号A/D回路と、上記デジタルの映像データを圧縮する映像データ圧縮回路と、外部から取り込んだ音声信号をデジタルの音声データに変換する音声信号A/D回路と、上記デジタルの音声データを圧縮する音声データ圧縮回路と、上記圧縮した映像データおよび音声データをフレーム毎に所定の期間記録するリングメモリ記録回路と、を備える交通事故自動記録装置において、
上記音声信号を解析して衝突音を識別してトリガ信号を生成する衝突音識別部と、
上記リングメモリ記録回路から出力される映像データおよび音声データを可搬型半導体記憶媒体に記録するデジタル記録装置と、
トリガ信号が入力されたとき交通事故に関わる映像データおよび音声データを上記リングメモリ記録回路から読み出して上記デジタル記録装置に送出する記録制御回路と、
上記衝突音識別部が衝突音を識別してトリガ信号を生成したとき他の上記交通事故自動記録装置に交通事故発生の報知の信号を送信するとともに他の上記交通事故自動記録装置からの交通事故発生の報知の信号を受信したときトリガ信号を生成して上記記録制御回路に入力する連動通信回路と、
上記他の交通事故自動記録装置との間で信号の送受信を行う赤外線通信部と、
を備えることを特徴とする交通事故自動記録装置。 - 時刻を発生する時刻発生回路を備え、
上記デジタル記録装置は、上記映像データおよび上記音声データを上記時刻発生回路から発生される時刻と書庫化して上記可搬型半導体記憶媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の交通事故自動記録装置。 - 上記デジタル記録装置は、暗号化して記録することを特徴とする請求項1または2に記載の交通事故自動記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008174526A JP2010015369A (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 交通事故自動記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008174526A JP2010015369A (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 交通事故自動記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010015369A true JP2010015369A (ja) | 2010-01-21 |
Family
ID=41701436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008174526A Pending JP2010015369A (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 交通事故自動記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010015369A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016192072A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 交通事故自動記録装置および交通事故解析装置 |
Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0365799A (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-20 | Koito Ind Ltd | 交差点における事故の原因解析装置 |
JPH04338900A (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-26 | Ono Denki Kk | 交通事故状況記録装置 |
JPH1011694A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 自動車事故監視装置 |
JPH1066056A (ja) * | 1996-08-16 | 1998-03-06 | Ricoh Co Ltd | 道路情報監視装置 |
JP2000163687A (ja) * | 1998-11-25 | 2000-06-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 事故検出装置および事故検出システム |
JP2001109875A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-20 | Minolta Co Ltd | 位置計測作図システム |
JP2003168006A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-13 | Hitachi Ltd | 事故時の車両状態・運転状態の記録保持システム |
JP2004027528A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 道路情報表示システム |
JP2006202225A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 事故検出装置 |
JP2006302104A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 映像記録装置 |
JP2007026300A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 交通流異常検出装置及び交通流異常検出方法 |
WO2007080921A1 (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-19 | Nec Corporation | 情報記録システム、情報記録装置、情報記録方法及び情報収集プログラム |
JP2007286857A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Sekisui Jushi Co Ltd | 事故監視システム |
JP2008217218A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Denso Corp | 事故情報取得システム |
-
2008
- 2008-07-03 JP JP2008174526A patent/JP2010015369A/ja active Pending
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0365799A (ja) * | 1989-08-03 | 1991-03-20 | Koito Ind Ltd | 交差点における事故の原因解析装置 |
JPH04338900A (ja) * | 1991-05-16 | 1992-11-26 | Ono Denki Kk | 交通事故状況記録装置 |
JPH1011694A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 自動車事故監視装置 |
JPH1066056A (ja) * | 1996-08-16 | 1998-03-06 | Ricoh Co Ltd | 道路情報監視装置 |
JP2000163687A (ja) * | 1998-11-25 | 2000-06-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 事故検出装置および事故検出システム |
JP2001109875A (ja) * | 1999-10-05 | 2001-04-20 | Minolta Co Ltd | 位置計測作図システム |
JP2003168006A (ja) * | 2001-11-29 | 2003-06-13 | Hitachi Ltd | 事故時の車両状態・運転状態の記録保持システム |
JP2004027528A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Matsushita Electric Works Ltd | 道路情報表示システム |
JP2006202225A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 事故検出装置 |
JP2006302104A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 映像記録装置 |
JP2007026300A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 交通流異常検出装置及び交通流異常検出方法 |
WO2007080921A1 (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-19 | Nec Corporation | 情報記録システム、情報記録装置、情報記録方法及び情報収集プログラム |
JP2007286857A (ja) * | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Sekisui Jushi Co Ltd | 事故監視システム |
JP2008217218A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Denso Corp | 事故情報取得システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016192072A (ja) * | 2015-03-31 | 2016-11-10 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 交通事故自動記録装置および交通事故解析装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1654878A1 (en) | Portable surveillance camera and personal surveillance system using the same | |
KR20070060612A (ko) | 디지털 비디오 레코더에서의 감시영상 출력방법 | |
JP2008022556A (ja) | 改良アラーム前映像バッファ | |
US20120169873A1 (en) | Audio/video monitoring system and method for simultaneously playing audio/video | |
US8787446B2 (en) | Method of transmitting data | |
JP2005176030A (ja) | 映像保存システムおよび映像保存方法 | |
JP2010015369A (ja) | 交通事故自動記録装置 | |
JP2006229569A (ja) | 遠方監視システムおよび遠方監視方法 | |
JP2004145564A (ja) | 映像検索装置 | |
JPH11177969A (ja) | 画像監視装置 | |
JP4438945B2 (ja) | 監視システム | |
JP2004023505A (ja) | 集中監視システム | |
KR100644727B1 (ko) | 원격 영상 및 음향 감시 장치 및 방법 | |
JP2009294691A (ja) | 交通事故自動記録装置 | |
KR101652095B1 (ko) | 디지털 비디오 레코더를 이용한 실시간 원격 모니터링 및 재생 시스템 및 그 방법 | |
JPH07146992A (ja) | ロギングシステム | |
JP3060839U (ja) | 遠隔監視セキュリティシステム | |
JP4629329B2 (ja) | 動き検出可能な映像信号切替装置 | |
JP2007081662A (ja) | 複合型記録再生装置 | |
KR20080022837A (ko) | 디지털 비디오 레코더에서의 카메라 영상 기록 방법 | |
JP2008294755A (ja) | 映像記録装置 | |
KR100578170B1 (ko) | 이상상황 발생 원격 통지 기능을 구비한 타임랩스 dvr시스템 및 방법 | |
JP2005268996A (ja) | ネットワーク監視システム | |
JP5394169B2 (ja) | テレビカメラの収録映像監視装置およびテレビカメラの収録映像監視方法 | |
JP2002344886A (ja) | 記録再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110426 |