JPH1066056A - 道路情報監視装置 - Google Patents

道路情報監視装置

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Publication number
JPH1066056A
JPH1066056A JP8233693A JP23369396A JPH1066056A JP H1066056 A JPH1066056 A JP H1066056A JP 8233693 A JP8233693 A JP 8233693A JP 23369396 A JP23369396 A JP 23369396A JP H1066056 A JPH1066056 A JP H1066056A
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JP
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terminal device
road
management terminal
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JP8233693A
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Inventor
Kazuyoshi Onishi
一喜 大西
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム全体のランニングコストが押さえら
れ、また、相互の情報交換も可能となる道路情報監視装
置を提供する。 【解決手段】 カメラやマイク等の情報収集手段を用い
て高速道路等の道路上の状態情報を収集する情報収集端
末装置Taと、この情報収集端末装置Taで収集された
道路状態情報等の情報を管理する情報管理端末装置Tb
と、前記情報収集端末装置Taが収集した道路状態情報
や前記情報管理端末装置Tbが管理する情報を利用者に
提供する情報提供端末装置Tcとを備え、前記情報収集
端末装置Taと情報管理端末装置Tbと情報提供端末装
置TcとはISDN網を介して互いに接続されるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路情報監視装置
に係わり、特に高速道路等の道路上の状態情報をリアル
タイムに収集提供する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速道路等の状態情報をリアルタイムに
収集提供する手段として、従来では、道路上にカメラを
設置し、そこからカメラ情報管理装置に対して専用の有
線ケーブル等で接続し、このカメラ情報管理装置におい
て情報の収集分析を行うようにしている。そして、ここ
で分析した情報を、情報提供装置(サービスエリアの渋
滞情報表示装置等)に対して情報を伝達し、この情報提
供装置によって道路利用者に渋滞情報や事故情報等が提
供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例では、道路上のカメラとそのカメラ情報管理装置お
よびカメラ情報管理装置と情報提供装置の間は、それら
の数に応じた専用の伝送ケーブル網を構築して、常時接
続状態にしておく必要があり、また、高速道路等の情報
は一方通行であり、受け手側からのカメラのコントロー
ル等はできず、カメラとそのカメラの管理用の施設をで
きるだけ近くに設置しなければならなかった。そのた
め、システム全体のランニングコストが増大するという
問題があった。
【0004】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、道路上の情報収集端末
装置と情報管理端末装置および情報提供端末装置の間
は、それらの数に応じた専用の伝送ケーブル網を構築す
る必要がなく、システム全体のランニングコストが押さ
えられ、また、相互の情報交換やカメラのコントロール
等も可能となる道路情報監視装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
発明は、カメラやマイク等の情報収集手段を用いて高速
道路等の道路上の状態情報を収集する情報収集端末装置
と、この情報収集端末装置で収集された道路状態情報等
の情報を管理する情報管理端末装置と、前記情報収集端
末装置が収集した道路状態情報や前記情報管理端末装置
が管理する情報を利用者に提供する情報提供端末装置と
を備え、前記情報収集端末装置と情報管理端末装置と情
報提供端末装置とはISDN網を介して互いに接続され
るようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の発明は、カメラやマイク
等の情報収集手段を用いて高速道路等の道路上の状態情
報を収集する情報収集端末装置と、この情報収集端末装
置で収集された道路状態情報等の情報を管理する情報管
理端末装置と、前記情報収集端末装置が収集した道路状
態情報や前記情報管理端末装置が管理する情報を利用者
に提供する情報提供端末装置とを備え、前記情報収集端
末装置と情報管理端末装置と情報提供端末装置とはIS
DN網と多地点制御装置を介して互いに接続されるよう
にしたものである。
【0007】請求項3に記載の発明は、カメラやマイク
等の情報収集手段を用いて高速道路等の道路上の状態情
報を収集する情報収集端末装置と、この情報収集端末装
置で収集された道路状態情報等の情報を管理する情報管
理端末装置と、前記情報収集端末装置が収集した道路状
態情報や前記情報管理端末装置が管理する情報を利用者
に提供する情報提供端末装置とを備え、前記情報収集端
末装置と情報管理端末装置と情報提供端末装置とはIS
DN網と多地点制御装置を介して互いに接続されるとと
もに、所定のデータ通信プロトコルに基づいたデータ通
信機能を有するものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の道路情報監視装置にお
いて、前記情報収集端末装置は、温度を計測する温度計
測手段を有し、事故等による音や温度等の異常状態を検
出した時、この異常状態を検出した方向に前記カメラを
向けて撮影し、当該収集情報を記憶手段に保存するよう
にしたものである。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の道路情報監視装置にお
いて、前記情報収集端末装置は、温度を計測する温度計
測手段を有し、事故等による音や温度等の異常状態を検
出した時、この異常状態を検出した方向に前記カメラを
向けて撮影するとともに、前記情報管理端末装置との通
信を接続して、当該収集情報を送信するようにしたもの
である。
【0010】請求項6に記載の発明は、前記請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の道路情報監視装置にお
いて、前記情報収集端末装置は、事故等の緊急時におけ
る連絡用の端末装置として、利用者の操作により情報管
理端末装置に接続されてテレビ電話として動作する機能
を備えたものである。
【0011】請求項7に記載の発明は、前記請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の道路情報監視装置にお
いて、前記情報収集端末装置は、自動取り締まり機、温
度計等の計測装置との接続により、その計測装置からの
入力を前記情報管理端末装置に通知する機能を備えたも
のである。
【0012】請求項8に記載の発明は、前記請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の道路情報監視装置にお
いて、前記情報提供端末装置は、前記情報管理端末装置
より渋滞情報、天気の映像等の情報を受信する機能を備
えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願の各発明の実施形態を
図面を参照して説明する。
【0014】図1は、各発明の実施形態の構成要素の一
つである無人情報収集端末装置のシステム構成図であ
り、図2はその簡単な外観図である。
【0015】この無人情報収集端末装置Taは、ISD
Nの基本インタフェースを伝送路として用いるものであ
り、音声情報の通信機能、動画情報の通信機能、静止画
情報の通信機能、ファクシミリ通信機能、テレライティ
ング通信機能、および、これらの通信機能の多重化通信
機能を備え、また、ISDNの基本インタフェースに接
続し、2つの情報チャネル(Bチャネル)を用いたデー
タ通信が可能である。
【0016】図1において、システム制御部1aは、こ
の無人情報収集端末装置Taの各部の制御処理、上記通
信機能の上位レイヤの処理、この無人情報収集端末装置
Taが備えている各種のアプリケーションプログラムの
実行処理などの各種制御処理を実行するものである。R
OM(リード・オンリー・メモリ)2aは、システム制
御部1aが実行する制御処理プログラムの一部や、制御
処理プログラムを実行するために必要な各種のデータな
どを記憶するものであり、RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)3aは、システム制御部1aのワークエリア
などを構成するものであり、時計回路4aは、現在日時
情報等を出力するためのものである。
【0017】スキャナ5aは、所定の解像度で原稿画像
を読取り入力するためのものであり、プロッタ6aは、
所定の解像度で画像を記録出力するためのものである。
符号化復号化部7aは、スキャナ5aが読み取って得た
画信号をグループ4ファクシミリ機能の符号化方式で符
号化圧縮するとともに、符号化された画情報を元の画信
号に復号化するためのものである。画像処理部8aは、
画像データの変倍処理や解像度変換処理などの各種画像
処理を実行するものである。磁気ディスク装置9aは、
システムソフトウェア、複数のアプリケーションプログ
ラム、および、当該端末装置Taのカメラの撮影内容な
どを記憶するためのものである。
【0018】液晶表示装置10aは、テレライティング
通信機能における表示装置として用いられるとともに、
ユーザがこの端末装置Taを操作するときの表示部とし
て用いられるものであり、LCD表示制御部11aは、
液晶表示装置10aの表示内容を制御するためのもので
ある。
【0019】タッチパネル装置12aは、液晶表示装置
10aの表示画面に設けられて、タッチ操作された座標
データや、タッチ状態データなどを出力するものであ
り、タッチパネル制御部13aは、タッチパネル装置1
2aの動作を制御するものである。
【0020】音声入出力装置14aは、集音マイクとス
ピーカから成り、当該端末装置周辺の音や通話のための
音声をマイク入力するとともにスピーカ出力するための
ものであり、音声入出力装置14aからマイク入力され
たアナログ音声信号は音声CODEC15aに出力さ
れ、また、音声入出力装置14aからスピーカ出力する
アナログ音声信号は、音声CODEC15aから出力さ
れて音声入出力装置14aに加えられている。
【0021】音声CODEC15aは、ISDNのBチ
ャネルを用いてアナログ音声信号を伝送するためのアナ
ログ信号/デジタルデータの信号変換処理を行なうため
のものである。また、音声制御部16aは、音声入出力
装置14aの動作を制御するためのものである。
【0022】ビデオカメラ装置17aは、この無人情報
収集端末装置Taの周辺(道路上)の映像を撮影するた
めのものであり、このビデオカメラ装置17aから出力
される動画信号は、動画CODEC18aの映像信号入
力端に加えられるとともに、表示制御部19aの動画信
号入力端に加えられている。
【0023】動画CODEC18aは、ビデオカメラ装
置17aから入力したアナログNTSC形式の動画信号
を対応するデジタルデータの動画データに変換し、その
動画データを所定のCIF形式の動画データに変換し、
さらに、TTC標準JT−H.261の符号化方式で符
号化圧縮して動画情報を形成するとともに、符号化圧縮
された状態の動画情報を元のCIF形式の動画データに
変換し、その動画データをNTSC形式の動画データに
変換し、その動画データをデジタル/アナログ変換して
アナログNTSC形式の動画信号に変換するものであ
る。
【0024】表示制御部19aは、ビデオモニタ装置2
4aに表示する画面の表示内容を制御するものであり、
システム制御部1aからの指令により、ビデオカメラ装
置17aまたは動画CODEC18aから入力する動画
信号の表示画面情報、および、静止画CODEC22a
から加えられる静止画信号の表示画面情報を形成し、そ
れらの表示画面情報を適宜に組み合わせた態様で、ビデ
オモニタ装置24aの表示画面を構成する。ビデオカメ
ラ制御部20aは、ビデオカメラ装置17aの撮影オン
/オフ、ズームイン/ズームアウト、および、パンなど
の動作を制御するためのものである。
【0025】静止画カメラ装置21aは、静止画像を撮
影するためのものであり、この静止画カメラ装置21a
から出力されるアナログNTSC信号(静止画信号)
は、静止画CODEC22aに加えられている。
【0026】静止画CODEC22aは、静止画カメラ
装置21aから加えられる静止画信号を、アナログ/デ
ジタル変換した後、所定の符号化方式(例えば、JPE
G方式)で符号化圧縮するとともに、圧縮された状態の
静止画情報を元の静止画信号に復号化するものであり、
静止画カメラ装置21aから入力した静止画信号あるい
は復号化して得た静止画信号を表示制御部19aの静止
画信号入力端に出力している。静止画カメラ制御部23
aは、静止画カメラ装置21aの撮影オン/オフやズー
ムイン/ズームアウトなどの動作を制御するためのもの
である。
【0027】ISDNインタフェース(I/F)回路2
5aは、ISDNに接続するとともに、ISDNのレイ
ヤ1の信号処理機能およびDチャネルの信号と2つのB
チャネルの信号の統合/分離機能を備えたものであり、
Dチャネルの信号はDチャネル伝送制御部26aとやり
取りし、また、2つのBチャネルの信号は多重化/分離
装置27aとやり取りしている。
【0028】Dチャネル(Dch)伝送制御部26a
は、Dチャネルのレイヤ2の信号処理機能、および、1
つまたは2つのBチャネルを呼接続/解放するための呼
制御処理機能を備えたものである。
【0029】多重化/分離装置27aは、Bチャネルを
用いてやり取りする音声、動画、および、汎用データ
(静止画データなどのその他のデータ)などの複数のメ
ディアのデータを多重化し、TTC標準JT−H.22
1に規定されているフレームデータを形成して回線側に
送出するとともに、受信したフレームデータに多重化さ
れている複数のメディアのデータを分離するものであ
る。この多重化/分離装置27aは、音声データを音声
CODEC15aとの間でやり取りし、動画データを動
画CODEC18aとの間でやり取りし、また、汎用デ
ータをシステム制御部1aとの間でやり取りしている。
【0030】温度計測部29は、温度センサや赤外線カ
メラとその出力アナログ信号をデジタル信号に変換する
A/D変換器等からなり、当該端末装置Taの周辺(道
路上)温度を検出するものである。
【0031】これらのシステム制御部1a、ROM2
a、RAM3a、時計回路4a、スキャナ5a、プロッ
タ6a、符号化復号化部7a、画像処理部8a、磁気デ
ィスク装置9a、LCD表示制御部11a、タッチパネ
ル制御部13a、音声CODEC15a、音声制御部1
6a、動画CODEC18a、表示制御部19a、ビデ
オカメラ制御部20a、静止画カメラ制御部23a、D
チャネル伝送制御部26a、多重化/分離装置27a、
および温度計測部28aは、システムバス29aに接続
されており、これらの各要素間のデータのやり取りは、
主として、システムバス29aを介して行われる。
【0032】図3は、各発明の実施形態の構成要素の一
つである情報管理端末装置のシステム構成図であり、図
4はその簡単な外観図である。
【0033】この情報管理端末装置Tbは、前記無人情
報収集端末装置Ta同様、ISDNの基本インタフェー
スを伝送路として用いるものであり、音声情報の通信機
能、動画情報の通信機能、静止画情報の通信機能、ファ
クシミリ通信機能、テレライティング通信機能、およ
び、これらの通信機能の多重化通信機能を備え、また、
ISDNの基本インタフェースに接続し、2つの情報チ
ャネル(Bチャネル)を用いたデータ通信が可能であ
る。
【0034】図3において、システム制御部1bは、こ
の情報管理端末装置Tbの各部の制御処理、上記通信機
能の上位レイヤの処理、この情報管理端末装置Tbが備
えている各種のアプリケーションプログラムの実行処理
などの各種制御処理を実行するものである。ROM2b
は、システム制御部1bが実行する制御処理プログラム
の一部や、制御処理プログラムを実行するために必要な
各種のデータなどを記憶するものであり、RAM3b
は、システム制御部1bのワークエリアなどを構成する
ものである。時計回路4bは、現在日時情報等を出力す
るためのものである。
【0035】スキャナ5bは、所定の解像度で原稿画像
を読取り入力するためのものであり、プロッタ6bは、
所定の解像度で画像を記録出力するためのものである。
符号化復号化部7bは、スキャナ5bが読み取って得た
画信号をグループ4ファクシミリ機能の符号化方式で符
号化圧縮するとともに、符号化された画情報を元の画信
号に復号化するためのものである。画像処理部8bは、
画像データの変倍処理や解像度変換処理などの各種画像
処理を実行するものである。磁気ディスク装置9bは、
システムソフトウェア、複数のアプリケーションプログ
ラム、および、各端末装置のカメラの撮影内容などを記
憶するためのものである。
【0036】液晶表示装置10bは、テレライティング
通信機能における表示装置として用いられるとともに、
管理者がこの情報管理端末装置Tbを操作するときの表
示部として用いられるものであり、LCD表示制御部1
1bは、液晶表示装置10bの表示内容を制御するため
のものである。
【0037】タッチパネル装置12bは、液晶表示装置
10bの表示画面に設けられて、タッチ操作された座標
データや、タッチ状態データなどを出力するものであ
り、タッチパネル制御部13bは、タッチパネル装置1
2bの動作を制御するものである。
【0038】音声入出力装置14bは、通話のための音
声をマイク入力するとともにスピーカ出力するためのも
のであり、音声入出力装置14bからマイク入力された
アナログ音声信号は音声CODEC15bに出力され、
また、音声入出力装置14bからスピーカ出力するアナ
ログ音声信号は、音声CODEC15bから出力されて
音声入出力装置14bに加えられている。
【0039】音声CODEC15bは、ISDNのBチ
ャネルを用いてアナログ音声信号を伝送するためのアナ
ログ信号/デジタルデータの信号変換処理を行なうため
のものである。また、音声制御部16bは、音声入出力
装置14bの動作を制御するためのものである。
【0040】ビデオカメラ装置17bは、この情報管理
端末装置Tbの管理者側の映像を撮影するためのもので
あり、このビデオカメラ装置17bから出力される動画
信号は、動画CODEC18bの映像信号入力端に加え
られるとともに、表示制御部19bの動画信号入力端に
加えられている。
【0041】動画CODEC18bは、ビデオカメラ装
置17bから入力したアナログNTSC形式の動画信号
を対応するデジタルデータの動画データに変換し、その
動画データを所定のCIF形式の動画データに変換し、
さらに、TTC標準JT−H.261の符号化方式で符
号化圧縮して動画情報を形成するとともに、符号化圧縮
された状態の動画情報を元のCIF形式の動画データに
変換し、その動画データをNTSC形式の動画データに
変換し、その動画データをデジタル/アナログ変換して
アナログNTSC形式の動画信号に変換するものであ
る。
【0042】表示制御部19bは、ビデオモニタ装置2
4bに表示する画面の表示内容を制御するものであり、
システム制御部1bからの指令により、ビデオカメラ装
置17bまたは動画CODEC18bから入力する動画
信号の表示画面情報、および、静止画CODEC22b
から加えられる静止画信号の表示画面情報を形成し、そ
れらの表示画面情報を適宜に組み合わせた態様で、ビデ
オモニタ装置24bの表示画面を構成する。ビデオカメ
ラ制御部20bは、ビデオカメラ装置17bの撮影オン
/オフ、ズームイン/ズームアウト、および、パンなど
の動作を制御するためのものである。
【0043】静止画カメラ装置21bは、静止画像を撮
影するためのものであり、この静止画カメラ装置21b
から出力されるアナログNTSC信号(静止画信号)
は、静止画CODEC22bに加えられている。
【0044】静止画CODEC22bは、静止画カメラ
装置21bから加えられる静止画信号を、アナログ/デ
ジタル変換した後、所定の符号化方式(例えば、JPE
G方式)で符号化圧縮するとともに、圧縮された状態の
静止画情報を元の静止画信号に復号化するものであり、
静止画カメラ装置21bから入力した静止画信号あるい
は復号化して得た静止画信号を表示制御部19bの静止
画信号入力端に出力している。静止画カメラ制御部23
bは、静止画カメラ装置21bの撮影オン/オフやズー
ムイン/ズームアウトなどの動作を制御するためのもの
である。
【0045】ISDNインタフェース回路25bは、I
SDNに接続するとともに、ISDNのレイヤ1の信号
処理機能およびDチャネルの信号と2つのBチャネルの
信号の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネル
の信号はDチャネル伝送制御部26bとやり取りし、ま
た、2つのBチャネルの信号は多重化/分離装置27b
とやり取りしている。
【0046】Dチャネル伝送制御部26bは、Dチャネ
ルのレイヤ2の信号処理機能、および、1つまたは2つ
のBチャネルを呼接続/解放するための呼制御処理機能
を備えたものである。
【0047】多重化/分離装置27bは、Bチャネルを
用いてやり取りする音声、動画、および、汎用データ
(静止画データなどのその他のデータ)などの複数のメ
ディアのデータを多重化し、TTC標準JT−H.22
1に規定されているフレームデータを形成して回線側に
送出するとともに、受信したフレームデータに多重化さ
れている複数のメディアのデータを分離するものであ
る。この多重化/分離装置27bは、音声データを音声
CODEC15bとの間でやり取りし、動画データを動
画CODEC18bとの間でやり取りし、また、汎用デ
ータをシステム制御部1bとの間でやり取りしている。
【0048】これらのシステム制御部1b、ROM2
b、RAM3b、時計回路4b、スキャナ5b、プロッ
タ6b、符号化復号化部7b、画像処理部8b、磁気デ
ィスク装置9b、LCD表示制御部11b、タッチパネ
ル制御部13b、音声CODEC15b、音声制御部1
6b、動画CODEC18b、表示制御部19b、ビデ
オカメラ制御部20b、静止画カメラ制御部23b、D
チャネル伝送制御部26b、および多重化/分離装置2
7bは、システムバス29bに接続されており、これら
の各要素間のデータのやり取りは、主として、システム
バス29bを介して行われる。
【0049】図5は、各発明の実施形態の構成要素の一
つである無人情報提供端末装置のシステム構成図であ
り、図6はその簡単な外観図である。
【0050】この無人情報提供端末装置Tcは、前記情
報管理端末装置Tb同様、ISDNの基本インタフェー
スを伝送路として用いるものであり、音声情報の通信機
能、動画情報の通信機能、静止画情報の通信機能、ファ
クシミリ通信機能、テレライティング通信機能、およ
び、これらの通信機能の多重化通信機能を備え、また、
ISDNの基本インタフェースに接続し、2つの情報チ
ャネル(Bチャネル)を用いたデータ通信が可能であ
る。
【0051】図5において、システム制御部1cは、こ
の無人情報提供端末装置Tcの各部の制御処理、上記通
信機能の上位レイヤの処理、この無人情報提供端末装置
Tcが備えている各種のアプリケーションプログラムの
実行処理などの各種制御処理を実行するものである。R
OM2cは、システム制御部1cが実行する制御処理プ
ログラムの一部や、制御処理プログラムを実行するため
に必要な各種のデータなどを記憶するものであり、RA
M3cは、システム制御部1cのワークエリアなどを構
成するものである。時計回路4cは、現在日時情報等を
出力するためのものである。
【0052】スキャナ5cは、所定の解像度で原稿画像
を読取り入力するためのものであり、プロッタ6cは、
所定の解像度で画像を記録出力するためのものである。
符号化復号化部7cは、スキャナ5cが読み取って得た
画信号をグループ4ファクシミリ機能の符号化方式で符
号化圧縮するとともに、符号化された画情報を元の画信
号に復号化するためのものである。画像処理部8cは、
画像データの変倍処理や解像度変換処理などの各種画像
処理を実行するものである。磁気ディスク装置9cは、
システムソフトウェア、複数のアプリケーションプログ
ラムなどを記憶するためのものである。
【0053】液晶表示装置10cは、テレライティング
通信機能における表示装置として用いられるとともに、
利用者がこの無人情報提供端末装置Tcを操作するとき
の表示部として用いられるものであり、LCD表示制御
部11cは、液晶表示装置10cの表示内容を制御する
ためのものである。
【0054】タッチパネル装置12cは、液晶表示装置
10cの表示画面に設けられて、タッチ操作された座標
データや、タッチ状態データなどを出力するものであ
り、タッチパネル制御部13cは、タッチパネル装置1
2cの動作を制御するものである。
【0055】音声入出力装置14cは、通話のための音
声をマイク入力するとともにスピーカ出力するためのも
のであり、音声入出力装置14cからマイク入力された
アナログ音声信号は音声CODEC15cに出力され、
また、音声入出力装置14cからスピーカ出力するアナ
ログ音声信号は、音声CODEC15cから出力されて
音声入出力装置14cに加えられている。
【0056】音声CODEC15cは、ISDNのBチ
ャネルを用いてアナログ音声信号を伝送するためのアナ
ログ信号/デジタルデータの信号変換処理を行なうため
のものである。また、音声制御部16cは、音声入出力
装置14cの動作を制御するためのものである。
【0057】ビデオカメラ装置17cは、この無人情報
提供端末装置Tcの利用者側の映像を撮影するためのも
のであり、このビデオカメラ装置17cから出力される
動画信号は、動画CODEC18cの映像信号入力端に
加えられるとともに、表示制御部19cの動画信号入力
端に加えられている。
【0058】動画CODEC18cは、ビデオカメラ装
置17cから入力したアナログNTSC形式の動画信号
を対応するデジタルデータの動画データに変換し、その
動画データを所定のCIF形式の動画データに変換し、
さらに、TTC標準JT−H.261の符号化方式で符
号化圧縮して動画情報を形成するとともに、符号化圧縮
された状態の動画情報を元のCIF形式の動画データに
変換し、その動画データをNTSC形式の動画データに
変換し、その動画データをデジタル/アナログ変換して
アナログNTSC形式の動画信号に変換するものであ
る。
【0059】表示制御部19cは、ビデオモニタ装置2
4cに表示する画面の表示内容を制御するものであり、
システム制御部1cからの指令により、ビデオカメラ装
置17cまたは動画CODEC18cから入力する動画
信号の表示画面情報、および、静止画CODEC22c
から加えられる静止画信号の表示画面情報を形成し、そ
れらの表示画面情報を適宜に組み合わせた態様で、ビデ
オモニタ装置24cの表示画面を構成する。ビデオカメ
ラ制御部20cは、ビデオカメラ装置17cの撮影オン
/オフ、ズームイン/ズームアウト、および、パンなど
の動作を制御するためのものである。
【0060】静止画カメラ装置21cは、静止画像を撮
影するためのものであり、この静止画カメラ装置21c
から出力されるアナログNTSC信号(静止画信号)
は、静止画CODEC22cに加えられている。
【0061】静止画CODEC22cは、静止画カメラ
装置21cから加えられる静止画信号を、アナログ/デ
ジタル変換した後、所定の符号化方式(例えば、JPE
G方式)で符号化圧縮するとともに、圧縮された状態の
静止画情報を元の静止画信号に復号化するものであり、
静止画カメラ装置21cから入力した静止画信号あるい
は復号化して得た静止画信号を表示制御部19cの静止
画信号入力端に出力している。静止画カメラ制御部23
cは、静止画カメラ装置21cの撮影オン/オフやズー
ムイン/ズームアウトなどの動作を制御するためのもの
である。
【0062】ISDNインタフェース回路25cは、I
SDNに接続するとともに、ISDNのレイヤ1の信号
処理機能およびDチャネルの信号と2つのBチャネルの
信号の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネル
の信号はDチャネル伝送制御部26cとやり取りし、ま
た、2つのBチャネルの信号は多重化/分離装置27c
とやり取りしている。
【0063】Dチャネル伝送制御部26cは、Dチャネ
ルのレイヤ2の信号処理機能、および、1つまたは2つ
のBチャネルを呼接続/解放するための呼制御処理機能
を備えたものである。
【0064】多重化/分離装置27cは、Bチャネルを
用いてやり取りする音声、動画、および、汎用データ
(静止画データなどのその他のデータ)などの複数のメ
ディアのデータを多重化し、TTC標準JT−H.22
1に規定されているフレームデータを形成して回線側に
送出するとともに、受信したフレームデータに多重化さ
れている複数のメディアのデータを分離するものであ
る。この多重化/分離装置27cは、音声データを音声
CODEC15cとの間でやり取りし、動画データを動
画CODEC18cとの間でやり取りし、また、汎用デ
ータをシステム制御部1cとの間でやり取りしている。
【0065】これらのシステム制御部1c、ROM2
c、RAM3c、時計回路4c、スキャナ5c、プロッ
タ6c、符号化復号化部7c、画像処理部8c、磁気デ
ィスク装置9c、LCD表示制御部11c、タッチパネ
ル制御部13c、音声CODEC15c、音声制御部1
6c、動画CODEC18c、表示制御部19c、ビデ
オカメラ制御部20c、静止画カメラ制御部23c、D
チャネル伝送制御部26c、および多重化/分離装置2
7cは、システムバス29cに接続されており、これら
の各要素間のデータのやり取りは、主として、システム
バス29cを介して行われる。
【0066】図7は、この道路情報監視装置を構成する
無人情報収集端末装置Ta、情報管理端末装置Tb、無
人情報提供端末装置TcがT.120プロトコルを使用
する場合の通信プロトコルスタックの構成図である。
【0067】このプロトコルスタック構成はDチャネル
上のプロトコルスタックとBチャネル上のプロトコルス
タツクより構成されている。
【0068】Dチャネル上のプロトコルスタックはIS
DNの物理レイヤ機能であるI.430と、レイヤ2の
機能であるQ.921と、レイヤ3の機能であるQ.9
31より構成されている。
【0069】Bチャネル上のプロトコルスタックは、B
チャネル上のメディア多重を実現するメディア多重装置
の機能であるH.221と、このH.221機能を制御
する機能であるH.242と、音声符号化機能である
G.711、G.722、G.728と、画像符号化機
能であるH.261と、データ転送における多重転送の
レイヤ2、3の機能であり、Q.922、Q.933に
準じたT.123と、レイヤ4、5の機能であるT.1
22、T.125と、会議制御機能とアプリケーション
レイヤの機能をもつT.124から構成されている。
【0070】図8に、本実施形態の各端末装置における
通信のプロトコルシーケンスを示す。無人情報収集端末
装置Ta、情報管理端末装置Tb、無人情報提供端末装
置Tcの任意の2端末装置間において、音声、映像情報
の多重通信を行うためには、まず、Dチャネルの呼設定
手順(Q.931)に従って、呼を接続する。この呼が
確立した時点で第1チャネルの接続確立となり、この
後、H.242に従ってBチャネルの第1チャネル初期
化手順を用いて、回線上にFAS、BAS信号を送出
し、端末装置間で能力交換を行う。ここで、FAS信号
とは、H.221勧告におけるフレーム同期に使用され
る信号であり、BAS信号とは、H.221勧告におけ
るコマンド及びデータを転送する信号である。
【0071】端末装置間で、第1チャネル接続、初期化
終了後、端末装置間で動画情報通信を行うため、まず、
Dチャネルの呼設定手順(Q.931)に従って端末装
置間に2個目の通信の呼を接続する。この呼が確立した
時点で付加チャネルの接続確立となり、この後、H.2
42に従ってBチャネルの付加チャネル初期化手順を用
いて、回線上にFAS、BAS信号を送出し、端末装置
間で能力交換を行う。そして、この手順により端末装置
間に56Kbps音声、64Kbps動画、6.4Kb
psMLP(マルチ・レイヤ・プロトコル)の伝送路を
設定する。この伝送路が設定された時点でユーザーは音
声情報、動画情報による通信が可能となる。
【0072】図9に、本実施形態における端末装置の
T.120プロトコルを使用する場合の通信のプロトコ
ルシーケンスを示す。
【0073】図8に示した通信シーケンスの実行により
端末装置間に56Kbps音声、64Kbps動画、
6.4KbpsMLPの伝送路が設定された後、図9に
示す通信プロトコル手順によりデータ情報の伝送路を設
定する。
【0074】図9には、無人情報収集端末装置Ta、情
報管理端末装置Tb、無人情報提供端末装置Tcの各々
の端末装置がMCU(Multipoint Cont
rol Unit;多地点制御装置)に接続する手順を
示す。ここでは、T.122/T.125における端末
装置側とMCU側の各々のMCS間の信号のやり取りを
示す。MCSとは、Multipoint Commu
nicationsServiceのことであり、端末
装置における多地点情報転送サービスである。
【0075】このT.120プロトコル手順はBチャネ
ル上に設定されたMLPを用いてメッセージの送受信を
行う。T.120プロトコルでは、端末装置間に設定さ
れたMLP上に、多種のデータ情報を多重して伝送す
る。そこで多重されるデータ情報の1つをドメインとよ
び、伝送するための伝送路をチャネルとする。
【0076】T.120プロトコル手順においては、図
9に示すような、メッセージConect−Initi
al、Conect−Response、 Conec
t−Additional、Conect−Resul
t、 AUreq、AUcnfのやり取りにより、受信
したいデータ情報のドメインとしての登録を行い、CJ
req、CJcnfのやり取りによりデータ情報のチャ
ネルを獲得する。これらのやり取りによりデータ情報の
送受信が可能となり、SDreqによりデータ送信、S
Dindによりデータ受信を行い、データ情報を交換す
る。
【0077】さて、図10に請求項1における道路情報
監視装置の実施形態を示す。
【0078】図1に示したシステム構成で図2に示した
ような外観の無人情報収集端末装置Taと、図3に示し
たシステム構成で図4に示したような外観の情報管理端
末装置Tbと、図5に示したシステム構成で図6に示し
たような外観の無人情報提供端末装置Tcより構成さ
れ、図10に示すようにISDN網上に構成される。
【0079】図11、図12、図13は、本実施形態の
道路情報監視装置における無人情報収集端末装置Ta、
情報管理端末装置Tb、無人情報提供端末装置Tcのそ
れぞれの動作を示すフローチャートである。
【0080】まず、図11に示すように、無人情報収集
端末装置Taは、動作を開始すると、カメラ、マイク等
により道路上の音声および道路状態の映像を収集する
(処理101)。そして、情報管理端末装置TbよりI
SDN網を介して着呼が有ったか否かを判定し、無けれ
ば処理101に戻って引き続き情報を収集する(判断1
02のNo→処理101のループ)。情報管理端末装置
Tbより情報の収集のための着呼があった場合、通信を
接続して情報管理端末装置Tbに収集情報を送信する
(判断102のYes→処理103)。送信が終了した
ら情報管理端末装置Tbよりの通信を切断して、再び、
道路状態情報の収集を行う(処理104→処理10
1)。
【0081】また、図12に示すように、情報管理端末
装置Tbは、動作を開始すると、必要に応じて、無人情
報収集端末装置Taや無人情報提供端末装置Tcと通信
を接続する(判断201のYes→処理202、又は判
断201のNo→判断205のYes→処理206)。
例えば、一定時間毎に道路情報を収集する時は、無人情
報収集端末装置Taに発呼して通信を接続し(処理20
2)、無人情報収集端末装置Taから送られてくる音声
動画情報を受信し(処理203)、情報収集後、通信を
切断して最初の判断201に戻る(処理204→判断2
01)。また、無人情報提供端末装置Tcよりの着呼が
あった場合(判断205のYes)、通信を接続して
(処理206)、無人情報提供端末装置Tcより要求情
報を受信し(処理207)、要求に応じて情報を送信し
(処理208)、通信を終了して最初の判断201に戻
る(処理209→判断201)。
【0082】また、図13に示すように、無人情報提供
端末装置Tcは、動作を開始すると、ユーザーよりの情
報要求操作が発生するのを待つ(判断301のNoルー
プ)。ユーザーからの操作により情報提供要求があった
場合(判断301のYes)、情報管理端末装置Tbに
発呼し通信を接続して(処理302)、情報管理端末装
置Tbからの情報を受信し(処理303)、情報管理端
末装置Tbとの通信を終了して(処理304)、受信し
た情報をユーザーに提供する(処理305)。
【0083】前述したような構成で、以上のような処理
を行うことにより、道路上の無人情報収集端末装置Ta
と情報管理端末装置Tbおよび無人情報提供端末装置T
cの間は、それらの数に応じた伝送ケーブル網を構築す
る必要はなく、それぞれ1本のISDN網との接続ケー
ブルを設置することにより、必要な時だけの接続が可能
となる。このため、このシステム全体のランニングコス
トは押さえられ、相互の情報交換が可能となる。
【0084】図14に請求項2における道路情報監視装
置の実施形態を示す。
【0085】図1に示したシステム構成で図2に示した
ような外観の無人情報収集端末装置Taと、図3に示し
たシステム構成で図4に示したような外観の情報管理端
末装置Tbと、図5に示したシステム構成で図6に示し
たような外観の無人情報提供端末装置Tcとが、図14
に示すようにISDN網上にMCUを介して互いに接続
されるように構成され、図8に示したプロトコルシーケ
ンスに従い通信する。なお、図15に示すように、無人
情報収集端末装置Ta(のカメラ)は高速道路等の道路
上に設置され、情報管理端末装置Tbは情報管理センタ
ーに設置され、無人情報提供端末装置Tcはサービスエ
リアやコンビニエンスストアやガソリンスタンド等に設
置されている。これは、前記実施形態や後述する実施形
態の場合も同様である。
【0086】図16、図17、図18は、本実施形態の
道路情報監視装置における無人情報収集端末装置Ta、
情報管理端末装置Tb、無人情報提供端末装置Tcのそ
れぞれの動作を示すフローチャートである。
【0087】まず、図16に示すように、無人情報収集
端末装置Taは、動作を開始すると、カメラ、マイク等
により道路上の音声および道路状態の映像を収集する
(処理401)。そして、情報管理端末装置TbよりI
SDN網上のMCUを介して着呼が有ったか否かを判定
し、無ければ処理401に戻って引き続き情報を収集す
る(判断402のNo→処理401のループ)。情報管
理端末装置TbよりISDN網上のMCUを介して情報
の収集のための着呼があった場合、通信を接続して情報
管理端末装置Tbに収集情報を送信する(判断402の
Yes→処理403)。送信が終了したら情報管理端末
装置Tbよりの通信を切断して、再び、道路状態情報の
収集を行う(処理404→処理401)。
【0088】また、図17に示すように、情報管理端末
装置Tbは、動作を開始すると、必要に応じて、無人情
報収集端末装置Taや無人情報提供端末装置Tcと通信
を接続する(判断501のYes→処理502、又は判
断501のNo→判断505のYes→処理506)。
例えば、一定時間毎に道路情報を収集する時は、無人情
報収集端末装置Taに発呼して通信を接続し(処理50
2)、無人情報収集端末装置Taから送られてくる音声
動画情報を受信し(処理503)、情報収集後、通信を
切断して最初の判断501に戻る(処理504→判断5
01)。また、無人情報提供端末装置Tcよりの着呼が
あった場合(判断505のYes)、通信を接続して
(処理506)、無人情報提供端末装置Tcより要求情
報を受信し(処理507)、要求に応じて情報を送信し
(処理508)、通信を終了して最初の判断501に戻
る(処理509→判断501)。
【0089】また、図18に示すように、無人情報提供
端末装置Tcは、動作を開始すると、ユーザーよりの情
報要求操作が発生するのを待つ(判断601のNoルー
プ)。ユーザーからの操作により情報提供要求があった
場合(判断601のYes)、情報管理端末装置Tbに
発呼し通信を接続して(処理603)、情報管理端末装
置Tbからの情報を受信し(処理603)、情報管理端
末装置Tbとの通信を終了して(処理604)、受信し
た情報をユーザーに提供する(処理605)。
【0090】前述したような構成で、以上のような処理
を行うことにより、道路上の無人情報収集端末装置Ta
と情報管理端末装置Tbおよび無人情報提供端末装置T
cの間は、それらの数に応じた伝送ケーブル網を構築す
る必要はなく、それぞれ1本のISDN網との接続ケー
ブルを設置することにより、必要な時だけの接続が可能
となる。このため、このシステム全体のランニングコス
トは押さえられ、相互の情報交換が可能となる。また、
MCUを介することにより、1つの端末情報に対して複
数の端末が同時にアクセスすることができるようにな
る。
【0091】次の請求項3における道路情報監視装置の
実施形態は、前記図14に示したものと同様なシステム
構成で、プロトコルシーケンスが異なる。
【0092】すなわち、図1に示したシステム構成で図
2に示したような外観の無人情報収集端末装置Taと、
図3に示したシステム構成で図4に示したような外観の
情報管理端末装置Tbと、図5に示したシステム構成で
図6に示したような外観の無人情報提供端末装置Tcと
が、図14に示したようにISDN網上にMCUを介し
て互いに接続されるように構成され、図8、図9に示し
たプロトコルシーケンスに従い通信する。
【0093】図19、図20、図21は、本実施形態の
道路情報監視装置における無人情報収集端末装置Ta、
情報管理端末装置Tb、無人情報提供端末装置Tcのそ
れぞれの動作を示すフローチャートである。
【0094】まず、図19に示すように、無人情報収集
端末装置Taは、動作を開始すると、カメラ、マイク等
により道路上の音声と道路状態の映像、および温度等の
データ情報を収集する(処理701)。そして、情報管
理端末装置TbよりISDN網上のMCUを介して着呼
が有ったか否かを判定し、無ければ処理701に戻って
引き続き情報を収集する(判断702のNo→処理70
1のループ)。情報管理端末装置TbよりISDN網上
のMCUを介して情報の収集のための着呼があった場
合、通信を接続して情報管理端末装置Tbに音声情報、
映像情報およびデータ情報を送信する(判断702のY
es→処理703)。送信が終了したら情報管理端末装
置Tbよりの通信を切断して、再び、道路情報の収集を
行う(処理704→処理701)。
【0095】また、図20に示すように、情報管理端末
装置Tbは、動作を開始すると、必要に応じて、無人情
報収集端末装置Taや無人情報提供端末装置Tcと通信
を接続する(判断801のYes→処理802、又は判
断801のNo→判断805のYes→処理806)。
例えば、一定時間毎に道路情報を収集する時は、無人情
報収集端末装置Taに発呼して通信を接続し(処理80
2)、無人情報収集端末装置Taから送られてくる音声
動画情報およびデータ情報を受信し(処理803)、情
報収集後、通信を切断して最初の判断801に戻る(処
理804→判断801)。また、無人情報提供端末装置
Tcよりの着呼があった場合(判断805のYes)、
通信を接続して(処理806)、無人情報提供端末装置
Tcより要求情報を受信し(処理807)、要求に応じ
て情報を送信し(処理808)、通信を終了して最初の
判断801に戻る(処理809→判断801)。
【0096】また、図21に示すように、無人情報提供
端末装置Tcは、動作を開始すると、ユーザーよりの情
報要求操作が発生するのを待つ(判断901のNoルー
プ)。ユーザーからの操作により情報提供要求があった
場合(判断901のYes)、情報管理端末装置Tbに
発呼し通信を接続して(処理902)、情報管理端末装
置Tbからの情報を受信し(処理903)、情報管理端
末装置Tbとの通信を終了して(処理904)、受信し
た情報をユーザーに提供する(処理905)。
【0097】前述したような構成で、以上のような処理
を行うことにより、道路上の無人情報収集端末装置Ta
と情報管理端末装置Tbおよび無人情報提供端末装置T
cの間は、それらの数に応じた伝送ケーブル網を構築す
る必要はなく、1本のISDN網との接続ケーブルを設
置することにより、必要な時だけの接続が可能となる。
また、MCUを介することにより、1つの端末情報に対
して複数の端末が同時にアクセスすることができる。そ
して、図9に示したT.120プロトコルを用いること
により、マルチポイント接続した端末間で、音声情報、
動画情報と共にデータ情報の送受信が可能となる。この
ため、このシステム全体のランニングコストは押さえら
れ、相互の音声、映像情報だけでなくデータ情報交換が
可能となり、遠隔地からのカメラのコントロール等も可
能となる。
【0098】次に、請求項4における道路情報監視装置
の実施形態について説明する。この道路情報監視装置の
構成例は前記図10もしくは図14に示したものと同様
である。
【0099】すなわち、図1に示したシステム構成で図
2に示したような外観の無人情報収集端末装置Taと、
図3に示したシステム構成で図4に示したような外観の
情報管理端末装置Tbと、図5に示したシステム構成で
図6に示したような外観の無人情報提供端末装置Tcと
が、図10又は図14に示したようにISDN網上に直
接もしくはMCUを介して互いに接続されるように構成
され、図8のみ、もしくは図8、図9に示したプロトコ
ルシーケンスに従い通信する。
【0100】図22は、本実施形態の道路情報監視装置
における無人情報収集端末装置Taの動作を示すフロー
チャートである。なお、他の情報管理端末装置Tb、無
人情報提供端末装置Tcの動作は前述したものと同様で
ある。
【0101】図22に示すように、無人情報収集端末装
置Taは、動作を開始すると、カメラ、マイク等により
道路状態情報を収集する(処理1001)。そして、こ
の道路状態情報より異常状態を検出したか否かを判定
し、マイクや温度計測部28等により、異常音、異常温
度等の異常状態を検出した場合(判断1002のYe
s)、カメラをコントロールして異常検出した方向にカ
メラを向け、音声映像等の情報を記憶装置に格納する
(処理1003)。この処理が終了するか、又は上記判
断1002で異常状態が検出されない場合は、前記図1
1又は図16又は図19同様、情報管理端末装置Tbよ
り着呼が有ったか否かを判定し(処理1003→判断1
004、又は判断1002のNo→判断1004)、無
ければ処理1001に戻って引き続き情報を収集する
(判断1004のNo→処理1001のループ)。情報
管理端末装置Tbより情報の収集のための着呼があった
場合、通信を接続して情報管理端末装置Tbに記録情報
や収集情報を送信する(判断1004のYes→処理1
005)。送信が終了したら情報管理端末装置Tbより
の通信を切断して、再び、道路状態情報の収集を行う
(処理1006→処理1001)。
【0102】本実施形態によれば、前述したような構成
で、以上のような処理を行うことにより、前記各実施形
態と同様な作用、効果が得られるとともに、道路上で異
常事態が発生した場合、無人情報収集端末装置Taが異
常を検出し、情報管理端末装置Tbとの接続を行うまで
に、異常状態検出時からの情報が収集できる。
【0103】次に、請求項5における道路情報監視装置
の実施形態について説明する。この道路情報監視装置の
構成例も前記図10もしくは図14に示したものと同様
である。
【0104】すなわち、図1に示したシステム構成で図
2に示したような外観の無人情報収集端末装置Taと、
図3に示したシステム構成で図4に示したような外観の
情報管理端末装置Tbと、図5に示したシステム構成で
図6に示したような外観の無人情報提供端末装置Tcと
が、図10又は図14に示したようにISDN網上に直
接もしくはMCUを介して互いに接続されるように構成
され、図8のみ、もしくは図8、図9に示したプロトコ
ルシーケンスに従い通信する。
【0105】図23は、本実施形態の道路情報監視装置
における無人情報収集端末装置Taの動作を示すフロー
チャートである。なお、他の情報管理端末装置Tb、無
人情報提供端末装置Tcの動作は前述したものと同様で
ある。
【0106】図23に示すように、無人情報収集端末装
置Taは、動作を開始すると、カメラ、マイク等により
道路状態情報を収集する(処理1101)。そして、こ
の道路状態情報より異常状態を検出したか否かを判定
し、マイクや温度計測部28等により、異常音、異常温
度等の異常状態を検出した場合(判断1102のYe
s)、カメラをコントロールして異常検出した方向にカ
メラを向けるとともに情報管理端末装置Tbに発呼し、
通信を接続する(処理1103)。そして、カメラやマ
イク等からの音声映像やデータ情報を情報管理端末装置
Tbに送信し(処理1104)、送信が終了すると、通
信を切断して、再び、道路状態情報の収集を行う(処理
1105→処理1101)。なお、前記判断1102で
異常状態が検出されない場合は、前記図11又は図16
又は図19同様、情報管理端末装置Tbより着呼が有っ
たか否かを判定し(判断1102のNo→判断110
6)、無ければ処理1101に戻って引き続き情報を収
集する(判断1106のNo→処理1101のルー
プ)。情報管理端末装置Tbより情報の収集のための着
呼があった場合、通信を接続して情報管理端末装置Tb
に収集情報を送信する(判断1106のYes→処理1
107)。送信が終了したら情報管理端末装置Tbより
の通信を切断して、再び、道路状態情報の収集を行う
(処理1108→処理1101)。
【0107】本実施形態によれば、前述したような構成
で、以上のような処理を行うことにより、前記各実施形
態と同様な作用、効果が得られるとともに、道路上で異
常事態が発生した場合、無人情報収集端末装置Taが異
常を検出し、情報管理端末装置Tbとの接続を行って情
報を送信するので、異常状態検出時からの情報が収集で
きる。また、MCUを介し、図9に示したT.120プ
ロトコルを用いることにより、マルチポイント接続した
端末間で、音声情報、動画情報と共にデータ情報の送受
信が可能となるため、異常事態の発生に際して情報管理
端末装置Tbによる遠隔地からのカメラのコントロール
等も可能となる。
【0108】次に、請求項6における道路情報監視装置
の実施形態について説明する。この道路情報監視装置の
構成例も前記図10もしくは図14に示したものと同様
である。
【0109】すなわち、図1に示したシステム構成で図
2に示したような外観の無人情報収集端末装置Taと、
図3に示したシステム構成で図4に示したような外観の
情報管理端末装置Tbと、図5に示したシステム構成で
図6に示したような外観の無人情報提供端末装置Tcと
が、図10又は図14に示したようにISDN網上に直
接もしくはMCUを介して互いに接続されるように構成
され、図8のみ、もしくは図8、図9に示したプロトコ
ルシーケンスに従い通信する。
【0110】図24は、本実施形態の道路情報監視装置
における無人情報収集端末装置Taの動作を示すフロー
チャートである。なお、他の情報管理端末装置Tb、無
人情報提供端末装置Tcの動作は前述したものと同様で
ある。
【0111】図24に示すように、無人情報収集端末装
置Taは、動作を開始すると、カメラ、マイク等により
道路状態情報を収集する(処理1201)。そして、こ
の間に事故等が発生し、通報者より異常事態発生通報の
操作があった場合(判断1202のYes)、緊急連絡
用端末装置として、情報管理端末装置Tbに発呼し、通
信を接続する(処理1203)。この接続により音声情
報、映像情報の通信が可能となり、又はT.120プロ
トコルを用いた場合、データ情報の通信が可能となる
(処理1204)。このような通信を終了すると、通信
を切断して、再び、道路状態情報の収集を行う(処理1
205→処理1201)。なお、前記判断1202で異
常事態発生通報が無かった場合は、前記図11又は図1
6又は図19同様、情報管理端末装置Tbより着呼が有
ったか否かを判定し(判断1202のNo→判断120
6)、無ければ処理1201に戻って引き続き情報を収
集する(判断1206のNo→処理1201のルー
プ)。情報管理端末装置Tbより情報の収集のための着
呼があった場合、通信を接続して情報管理端末装置Tb
に収集情報を送信する(判断1206のYes→処理1
207)。送信が終了したら情報管理端末装置Tbより
の通信を切断して、再び、道路状態情報の収集を行う
(処理1208→処理1201)。
【0112】本実施形態によれば、前述したような構成
で、以上のような処理を行うことにより、前記各実施形
態と同様な作用、効果が得られるとともに、道路上で異
常事態が発生した場合、その当事者が無人情報収集端末
装置Taを用いて異常事態を通知することができ、ま
た、音声情報だけでなく映像情報による異常状態の通
知、解説ができる。また、MCUを介し、図9に示した
T.120プロトコルを用いることにより、マルチポイ
ント接続した端末間で、音声情報、動画情報と共にデー
タ情報の送受信が可能となるため、ユーザーが無人情報
収集端末装置Taをテレビ電話として用いることによ
り、情報管理端末装置Tbからのカメラの操作や災害用
装置(消化等)の起動が可能となる。
【0113】次に、請求項7における道路情報監視装置
の実施形態について説明する。この道路情報監視装置の
構成例も前記図10もしくは図14に示したものと同様
である。
【0114】すなわち、図1に示したシステム構成で図
2に示したような外観の無人情報収集端末装置Taと、
図3に示したシステム構成で図4に示したような外観の
情報管理端末装置Tbと、図5に示したシステム構成で
図6に示したような外観の無人情報提供端末装置Tcと
が、図10又は図14に示したようにISDN網上に直
接もしくはMCUを介して互いに接続されるように構成
され、図8のみ、もしくは図8、図9に示したプロトコ
ルシーケンスに従い通信する。なお、無人情報収集端末
装置Taには、既存の自動速度取り締まり装置が図示し
ないインターフェース部を介して接続されている。
【0115】図25は、本実施形態の道路情報監視装置
における無人情報収集端末装置Taの動作を示すフロー
チャートである。なお、他の情報管理端末装置Tb、無
人情報提供端末装置Tcの動作は前述したものと同様で
ある。
【0116】図25に示すように、無人情報収集端末装
置Taは、動作を開始すると、カメラ、マイク等により
道路状態情報を収集する(処理1301)。そして、こ
の間に自動速度取り締まり装置等と連動して取り締まり
情報等が発生した場合(判断1302のYes)、情報
管理端末装置Tbに発呼し、通信を接続する(処理13
03)。この接続により音声情報、映像情報の通信が可
能となり、またT.120プロトコルを用いた場合、デ
ータ情報の通信が可能となる(処理1304)。このよ
うな通信を終了すると、通信を切断して、再び、道路状
態情報の収集を行う(処理1305→処理1301)。
なお、前記判断1302で取り締まりを検出しなかった
場合は、前記図11又は図16又は図19同様、情報管
理端末装置Tbより着呼が有ったか否かを判定し(判断
1302のNo→判断1306)、無ければ処理130
1に戻って引き続き情報を収集する(判断1306のN
o→処理1301のループ)。情報管理端末装置Tbよ
り情報の収集のための着呼があった場合、通信を接続し
て情報管理端末装置Tbに収集情報を送信する(判断1
306のYes→処理1307)。送信が終了したら情
報管理端末装置Tbよりの通信を切断して、再び、道路
状態情報の収集を行う(処理1308→処理130
1)。
【0117】本実施形態によれば、前述したような構成
で、以上のような処理を行うことにより、前記各実施形
態と同様な作用、効果が得られるとともに、道路上の状
態管理が大幅に自動化できる。また、MCUを介し、図
9に示したT.120プロトコルを用いることにより、
マルチポイント接続した端末間で、音声情報、動画情報
と共にデータ情報の送受信が可能となるため、情報管理
端末装置Tbに対する取締まり情報(写真、速度等)の
送信が可能となる。
【0118】次に、請求項8における道路情報監視装置
の実施形態について説明する。この道路情報監視装置の
構成例も前記図10もしくは図14に示したものと同様
である。
【0119】すなわち、図1に示したシステム構成で図
2に示したような外観の無人情報収集端末装置Taと、
図3に示したシステム構成で図4に示したような外観の
情報管理端末装置Tbと、図5に示したシステム構成で
図6に示したような外観の無人情報提供端末装置Tcと
が、図10又は図14に示したようにISDN網上に直
接もしくはMCUを介して互いに接続されるように構成
され、図8のみ、もしくは図8、図9に示したプロトコ
ルシーケンスに従い通信する。
【0120】図26は、本実施形態の道路情報監視装置
における無人情報提供端末装置Tcの動作を示すフロー
チャートである。なお、他の無人情報収集端末装置T
a、情報管理端末装置Tbの動作は前述したものと同様
である。
【0121】図26に示すように、無人情報提供端末装
置Tcは、動作を開始すると、ユーザーより情報提供の
要求操作が発生するのを待つ(判断1401のNoルー
プ)。ユーザーからの要求操作が有ると、情報管理端末
装置Tbに発呼し、通信を接続してユーザーが要求した
情報内容を伝える(判断1401のYes→処理140
2)。情報管理端末装置Tbは無人情報提供端末装置T
cからの要求に対する情報を送信してくるので、必要な
情報を受信し(処理1403)、受信した情報をユーザ
ーに提供する(処理1404)。そして、再び、ユーザ
ーからの情報提供要求操作があるのを待つ(処理140
4→判断1401)。
【0122】本実施形態によれば、前述したような構成
で、以上のような処理を行うことにより、前記各実施形
態と同様な作用、効果が得られるとともに、任意のタイ
ミングで渋滞情報や天気の映像等のリアルタイムの情報
を獲得し、ユーザに提供することができる。また、MC
Uを介し、図9に示したT.120プロトコルを用いる
ことにより、マルチポイント接続した端末間で、音声情
報、動画情報と共にデータ情報の送受信が可能となるた
め、情報提供端末装置Tcがリアルタイムの情報(行楽
地の天気)が欲しいときは、情報管理端末装置Tbが、
その情報をネットワーク上からアクセス獲得し、その情
報を要求元の情報提供端末装置Tcに送信することがで
きる。
【0123】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1記載の発
明によれば、カメラやマイク等の情報収集手段を用いて
高速道路等の道路上の状態情報を収集する情報収集端末
装置と、この情報収集端末装置で収集された道路状態情
報等の情報を管理する情報管理端末装置と、前記情報収
集端末装置が収集した道路状態情報や前記情報管理端末
装置が管理する情報を利用者に提供する情報提供端末装
置とを備え、前記情報収集端末装置と情報管理端末装置
と情報提供端末装置とはISDN網を介して互いに接続
されるようにしたので、道路上の情報収集端末装置と情
報管理端末装置および情報提供端末装置の間は、それら
の数に応じた専用の伝送ケーブル網を構築する必要はな
く、それぞれ1本のISDN網との接続ケーブルを設置
することにより、必要な時だけの接続が可能となる。こ
のため、このシステム全体のランニングコストは押さえ
られ、相互の情報交換が可能となる。
【0124】また、請求項2記載の発明によれば、カメ
ラやマイク等の情報収集手段を用いて高速道路等の道路
上の状態情報を収集する情報収集端末装置と、この情報
収集端末装置で収集された道路状態情報等の情報を管理
する情報管理端末装置と、前記情報収集端末装置が収集
した道路状態情報や前記情報管理端末装置が管理する情
報を利用者に提供する情報提供端末装置とを備え、前記
情報収集端末装置と情報管理端末装置と情報提供端末装
置とはISDN網とMCUを介して互いに接続されるよ
うにしたので、道路上の情報収集端末装置と情報管理端
末装置および情報提供端末装置の間は、それらの数に応
じた専用の伝送ケーブル網を構築する必要はなく、それ
ぞれ1本のISDN網との接続ケーブルを設置すること
により、必要な時だけの接続が可能となる。このため、
このシステム全体のランニングコストは押さえられ、相
互の情報交換が可能となる。また、MCUを介すること
により、1つの端末情報に対して複数の端末装置が同時
にアクセスすることができるようになる。
【0125】さらに、請求項3記載の発明によれば、カ
メラやマイク等の情報収集手段を用いて高速道路等の道
路上の状態情報を収集する情報収集端末装置と、この情
報収集端末装置で収集された道路状態情報等の情報を管
理する情報管理端末装置と、前記情報収集端末装置が収
集した道路状態情報や前記情報管理端末装置が管理する
情報を利用者に提供する情報提供端末装置とを備え、前
記情報収集端末装置と情報管理端末装置と情報提供端末
装置とはISDN網とMCUを介して互いに接続される
とともに、所定のデータ通信プロトコルに基づいたデー
タ通信機能を有するので、道路上の情報収集端末装置と
情報管理端末装置および情報提供端末装置の間は、それ
らの数に応じた専用の伝送ケーブル網を構築する必要は
なく、それぞれ1本のISDN網との接続ケーブルを設
置することにより、必要な時だけの接続が可能となる。
また、MCUを介することにより、1つの端末情報に対
して複数の端末が同時にアクセスすることができる。そ
して、所定のデータ通信プロトコル(T.120プロト
コル)を用いることにより、マルチポイント接続した端
末装置間で、音声情報、動画情報と共にデータ情報の送
受信が可能となる。このため、このシステム全体のラン
ニングコストは押さえられ、相互の音声、映像情報だけ
でなくデータ情報交換が可能となり、遠隔地からのカメ
ラのコントロール等も可能となる。
【0126】また、請求項4記載の発明によれば、前記
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の道路情報監
視装置において、前記情報収集端末装置は、温度を計測
する温度計測手段を有し、事故等による音や温度等の異
常状態を検出した時、この異常状態を検出した方向に前
記カメラを向けて撮影し、当該収集情報を記憶手段に保
存するようにしたので、前記請求項1ないし請求項3と
同様の効果が得られるとともに、道路上で異常事態が発
生した場合、情報収集端末装置が異常を検出し、情報管
理端末装置との接続を行うまでに、異常状態検出時から
の情報が収集できる。
【0127】また、請求項5記載の発明によれば、前記
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の道路情報監
視装置において、前記情報収集端末装置は、温度を計測
する温度計測手段を有し、事故等による音や温度等の異
常状態を検出した時、この異常状態を検出した方向に前
記カメラを向けて撮影するとともに、前記情報管理端末
装置との通信を接続して、当該収集情報を送信するよう
にしたので、前記請求項1ないし請求項3と同様の効果
が得られるとともに、道路上で異常事態が発生した場
合、情報収集端末装置が異常を検出し、情報管理端末装
置との接続を行って情報を送信するので、異常状態検出
時からの情報が収集できる。
【0128】また、請求項6記載の発明によれば、前記
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の道路情報監
視装置において、前記情報収集端末装置は、事故等の緊
急時における連絡用の端末装置として、利用者の操作に
より情報管理端末装置に接続されてテレビ電話として動
作する機能を備えたので、前記請求項1ないし請求項3
と同様の効果が得られるとともに、道路上で異常事態が
発生した場合、その当事者が情報収集端末装置を用いて
異常事態を通知することができ、また、音声情報だけで
なく映像情報による異常状態の通知、解説ができる。
【0129】また、請求項7記載の発明によれば、前記
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の道路情報監
視装置において、前記情報収集端末装置は、自動取り締
まり機、温度計等の計測装置との接続により、その計測
装置からの入力を前記情報管理端末装置に通知する機能
を備えたので、前記請求項1ないし請求項3と同様の効
果が得られるとともに、自動速度取締まり機等と連動
し、送信する情報(取締まり情報)が発生したとき情報
管理端末装置に対し発呼して接続し、情報管理端末装置
に対し情報を送信するので、情報管理端末装置に対する
取締まり情報(写真、速度)等の送信が可能となる。
【0130】また、請求項8記載の発明によれば、前記
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の道路情報監
視装置において、前記情報提供端末装置は、前記情報管
理端末装置より渋滞情報、天気の映像等の情報を受信す
る機能を備えたので、前記請求項1ないし請求項3と同
様の効果が得られるとともに、任意のタイミングで渋滞
情報や天気の映像等のリアルタイムの情報の獲得提供が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の各発明の実施形態の構成要素の一つであ
る無人情報収集端末装置のシステム構成図。
【図2】上記無人情報収集端末装置の簡単な外観図。
【図3】本願の各発明の実施形態の構成要素の一つであ
る情報管理端末装置のシステム構成図。
【図4】上記情報管理端末装置の簡単な外観図。
【図5】本願の各発明の実施形態の構成要素の一つであ
る情報提供端末装置のシステム構成図。
【図6】上記情報提供端末装置の簡単な外観図。
【図7】上記道路情報監視装置を構成する無人情報収集
端末装置、情報管理端末装置、無人情報提供端末装置が
T.120プロトコルを使用する場合の通信プロトコル
スタックの構成図。
【図8】上記実施形態の各端末装置における通信のプロ
トコルシーケンスを示す図。
【図9】上記実施形態における端末装置のT.120プ
ロトコルを使用する場合の通信のプロトコルシーケンス
を示す図。
【図10】請求項1における道路情報監視装置の実施形
態を示す図。
【図11】上記実施形態の道路情報監視装置における無
人情報収集端末装置の動作を示すフローチャート。
【図12】同じく、情報管理端末装置の動作を示すフロ
ーチャート。
【図13】同じく、無人情報提供端末装置の動作を示す
フローチャート。
【図14】請求項2における道路情報監視装置の実施形
態を示す図。
【図15】上記無人情報収集端末装置(のカメラ)、情
報管理端末装置、無人情報提供端末装置の設置場所の一
例を示す概略図。
【図16】上記実施形態の道路情報監視装置における無
人情報収集端末装置の動作を示すフローチャート。
【図17】同じく、情報管理端末装置の動作を示すフロ
ーチャート。
【図18】同じく、無人情報提供端末装置の動作を示す
フローチャート。
【図19】請求項3に対応する実施形態の道路情報監視
装置における無人情報収集端末装置の動作を示すフロー
チャート。
【図20】同じく、情報管理端末装置の動作を示すフロ
ーチャート。
【図21】同じく、無人情報提供端末装置の動作を示す
フローチャート。
【図22】請求項4に対応する実施形態の道路情報監視
装置における無人情報収集端末装置の動作を示すフロー
チャート。
【図23】請求項5に対応する実施形態の道路情報監視
装置における無人情報収集端末装置の動作を示すフロー
チャート。
【図24】請求項6に対応する実施形態の道路情報監視
装置における無人情報収集端末装置の動作を示すフロー
チャート。
【図25】請求項7に対応する実施形態の道路情報監視
装置における無人情報収集端末装置の動作を示すフロー
チャート。
【図26】請求項8に対応する実施形態の道路情報監視
装置における無人情報提供端末装置の動作を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
Ta 無人情報収集端末装置 Tb 情報管理端末装置 Tc 無人情報提供端末装置 1a〜1c システム制御部 2a〜2c ROM 3a〜3c RAM 4a〜4c 時計回路 5a〜5c スキャナ 6a〜6c プロッタ 7a〜7c 符号化復号化部 8a〜8c 画像処理部 9a〜9c 磁気ディスク装置 10a〜10c 液晶表示装置 11a〜11c LCD表示制御部 12a〜12c タッチパネル装置 13a〜13c タッチパネル制御装置 14a〜14c 音声入出力装置 15a〜15c 音声CODEC 16a〜16c 音声制御部 17a〜17c ビデオカメラ装置 18a〜18c 動画CODEC 19a〜19c 表示制御部 20a〜20c ビデオカメラ制御部 21a〜21c 静止画カメラ装置 22a〜22c 静止画CODEC 23a〜23c 静止画カメラ制御部 24a〜24c ビデオモニタ装置 25a〜25c ISDNインターフェース回路 26a〜26c Dチャネル伝送制御部 27a〜27c 多重化/分離装置 28 温度計測部 29a〜29c システムバス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラやマイク等の情報収集手段を用い
    て高速道路等の道路上の状態情報を収集する情報収集端
    末装置と、 前記情報収集端末装置で収集された道路状態情報等の情
    報を管理する情報管理端末装置と、 前記情報収集端末装置が収集した道路状態情報や前記情
    報管理端末装置が管理する情報を利用者に提供する情報
    提供端末装置とを備え、 前記情報収集端末装置と情報管理端末装置と情報提供端
    末装置とはISDN網を介して互いに接続されることを
    特徴とする道路情報監視装置。
  2. 【請求項2】 カメラやマイク等の情報収集手段を用い
    て高速道路等の道路上の状態情報を収集する情報収集端
    末装置と、 前記情報収集端末装置で収集された道路状態情報等の情
    報を管理する情報管理端末装置と、 前記情報収集端末装置が収集した道路状態情報や前記情
    報管理端末装置が管理する情報を利用者に提供する情報
    提供端末装置とを備え、 前記情報収集端末装置と情報管理端末装置と情報提供端
    末装置とはISDN網と多地点制御装置を介して互いに
    接続されることを特徴とする道路情報監視装置。
  3. 【請求項3】 カメラやマイク等の情報収集手段を用い
    て高速道路等の道路上の状態情報を収集する情報収集端
    末装置と、 前記情報収集端末装置で収集された道路状態情報等の情
    報を管理する情報管理端末装置と、 前記情報収集端末装置が収集した道路状態情報や前記情
    報管理端末装置が管理する情報を利用者に提供する情報
    提供端末装置とを備え、 前記情報収集端末装置と情報管理端末装置と情報提供端
    末装置とはISDN網と多地点制御装置を介して互いに
    接続されるとともに、所定のデータ通信プロトコルに基
    づいたデータ通信機能を有することを特徴とする道路情
    報監視装置。
  4. 【請求項4】 前記情報収集端末装置は、温度を計測す
    る温度計測手段を有し、事故等による音や温度等の異常
    状態を検出した時、この異常状態を検出した方向に前記
    カメラを向けて撮影し、当該収集情報を記憶手段に保存
    することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の道路情報監視装置。
  5. 【請求項5】 前記情報収集端末装置は、温度を計測す
    る温度計測手段を有し、事故等による音や温度等の異常
    状態を検出した時、この異常状態を検出した方向に前記
    カメラを向けて撮影するとともに、前記情報管理端末装
    置との通信を接続して、当該収集情報を送信することを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    道路情報監視装置。
  6. 【請求項6】 前記情報収集端末装置は、事故等の緊急
    時における連絡用の端末装置として、利用者の操作によ
    り情報管理端末装置に接続されてテレビ電話として動作
    する機能を具備していることを特徴とする請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載の道路情報監視装置。
  7. 【請求項7】 前記情報収集端末装置は、自動取り締ま
    り機、温度計等の計測装置との接続により、その計測装
    置からの入力を前記情報管理端末装置に通知する機能を
    具備していることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載の道路情報監視装置。
  8. 【請求項8】 前記情報提供端末装置は、前記情報管理
    端末装置より渋滞情報、天気の映像等の情報を受信する
    機能を具備していることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれか記載の道路情報監視装置。
JP8233693A 1996-08-16 1996-08-16 道路情報監視装置 Pending JPH1066056A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022046A (ja) * 2006-07-10 2008-01-31 Mitsubishi Electric Corp 遠隔画像監視システム及び画像送信装置
JP2010015369A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 交通事故自動記録装置

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