JPH07146992A - ロギングシステム - Google Patents

ロギングシステム

Info

Publication number
JPH07146992A
JPH07146992A JP26446393A JP26446393A JPH07146992A JP H07146992 A JPH07146992 A JP H07146992A JP 26446393 A JP26446393 A JP 26446393A JP 26446393 A JP26446393 A JP 26446393A JP H07146992 A JPH07146992 A JP H07146992A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
image
digital
center
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26446393A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Sasa
学 佐々
Minoru Kinoshita
実 木下
Satoshi Tsuchiya
智 土屋
Isamu Ikeda
勇 池田
Shigemasa Mochizuki
薫雅 望月
Tamotsu Ito
有 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP26446393A priority Critical patent/JPH07146992A/ja
Publication of JPH07146992A publication Critical patent/JPH07146992A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像信号の表示・記録・再生を確実容易に
し、またシステム設備のコストダウンを得る。 【構成】 遠隔地の映像伝送装置1はテレビカメラ1A
の映像信号をディジタル映像信号に変換・変調してセン
タ2に伝送し、これをセンタの遠隔映像受信部3で受信
・復号及びフレーム内画像圧縮した信号として得られる
ようにし、遠隔映像受信部からの映像をグラフィックス
表示部4によって表示装置6に現在画像として表示し、
遠隔映像受信部で定期的にフレーム内画像圧縮した画像
をコマ画像データとしてメモリ7に取り込み、このコマ
画像データを時間別にグループ化してファイルとして画
像データ記録部5に記録し、画像データ記録部が記憶す
るファイルから指定されたファイルのコマ画像データを
フレーム内画像伸長部9で復号して表示装置6に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔地の映像をセンタ
で表示・記録・再生するためのロギングシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のシステムとしては、遠隔地の監
視をその映像で行うITVシステムがある。ITVシス
テムは、監視位置にテレビカメラを設置し、このテレビ
信号を監視センタに専用ケーブルで伝送し、センタ側で
は受信したテレビ信号をモニタテレビに映出し、監視員
による映像での監視を行う。また、映像の記録・再生に
はビデオテープレコーダが利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のITVシステム
では、映像信号の記録・再生の全てをアナログ信号で取
り扱うため、以下のような問題があった。
【0004】(1)映像記録にはビデオテープレコーダ
を利用するため、記録時間が限られる。また、テープの
終了でその交換作業を必要とするし、テープ交換の間は
映像記録の抜けが発生する。
【0005】(2)映像再生にはビデオテープの早送り
等で目的とする映像を探すことになり、目的とする映像
の検索に手間取る。
【0006】(3)監視位置から監視センタまでの映像
信号の伝送には専用ケーブルの敷設を必要とし、伝送距
離が長くなるときや監視位置が多くなるときには非常に
高価な伝送設備になる。
【0007】(4)監視センタには監視位置の数に相当
する記録・再生装置を必要とし、監視センタの設備も大
掛りなものになる。
【0008】本発明の目的は、映像信号の表示・記録・
再生を確実容易にし、またシステム設備のコストダウン
を得るロギングシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、遠隔地に設置されるテレビカメラからの
映像信号をディジタル映像信号に変換・変調してセンタ
に伝送する映像伝送装置と、前記センタに設けられ前記
ディジタル映像信号を受信・復号した映像信号及び該映
像信号をフレーム内画像圧縮した信号を得る遠隔映像受
信部と、前記遠隔映像受信部で定期的にフレーム内画像
圧縮した画像をコマ画像データとして取り込み、複数の
該コマ画像データを時間別にグループ化してファイルと
して記憶する画像データ記録部と、前記画像データ記録
部が記憶するファイルから指定されたファイルのコマ画
像データをフレーム内画像伸長して元のディジタル画像
データに戻すフレーム内画像伸長部と、前記遠隔映像受
信部からのディジタル画像データ及び前記フレーム内画
像伸長部から得るディジタル画像信号を表示装置に表示
するグラフィックス表示部とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明は、前記映像伝送装置及び遠
隔映像受信部を複数組設けたことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、前記複数の映像伝送装置
のうちセンタに近い地点の映像取得にはアナログ映像と
してテレビカメラに得る構成とし、前記遠隔映像受信部
のうちの一部は前記テレビカメラからアナログ映像信号
のまま受信してディジタル映像信号に変換する構成とし
たことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、前記映像伝送装置を多数
台設け、各映像伝送装置からのディジタル映像信号をデ
ィジタル回線網を介して前記センタに伝送し、前記遠隔
映像受信部は複数組設けてディジタル回線網を介して前
記ディジタル映像信号を選択的に取り込む構成にしたこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明は、前記各映像伝送装置は当
該地点の異常検出をそれぞれ行う異常検出装置を持つ構
成とし、該異常検出装置が異常を検出した映像伝送装置
が前記ディジタル回線網を介して前記センタに自動接続
を得て映像情報を伝送する構成にしたことを特徴とす
る。
【0014】また、本発明は、前記各映像伝送装置は当
該地点の異常検出をそれぞれ行う異常検出装置及びテレ
ビカメラからの映像信号を定期的に記録する画像記録装
置を持つ構成とし、該異常検出装置が異常を検出した映
像伝送装置又は伝送要求された映像伝送装置が該テレビ
カメラ又は画像記録装置からの映像を前記ディジタル回
線網を介して前記センタに映像情報を伝送する構成にし
たことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、前記各映像伝送装置は当
該地点の音声信号をそれぞれ記録・伝送できる音声情報
記録・伝送手段を持つ構成とし、前記センタは音声情報
を受信・再生できる構成とし、映像伝送装置からセンタ
には映像信号と音声信号を伝送する構成にしたことを特
徴とする。
【0016】
【作用】遠隔地のアナログ映像信号をディジタル映像信
号に変換してセンタに伝送し、センタではディジタル処
理により表示と記録・再生を行う。ディジタル映像信号
の記録には画像圧縮と定期的に抜き出したコマ画像と
し、記録データの減縮と必要な記憶容量の減縮を図る。
また、記録データは時間別にファイル保存することで時
間指定により当該データの検索ができるようにする。
【0017】映像伝送装置と遠隔映像受信部を複数組設
けることにより、複数の地点からのディジタル映像信号
をセンタに受信できるようにする。
【0018】また、センタに近い地点の映像の送受信
は、テレビカメラのアナログ映像信号をそのままセンタ
に伝送し、センタの遠隔映像受信部はアナログ信号をそ
のまま受信してディジタル映像信号に変換することによ
り、システム構成の簡単化を図る。
【0019】また、映像伝送装置のディジタル映像信号
をディジタル回線網を介してセンタに伝送することによ
り、映像伝送装置と遠隔映像受信部の映像信号の送受信
の組み合わせ及び設置台数を任意にする。
【0020】また、各映像伝送装置が異常検出装置を持
つ構成とし、異常を検出した映像伝送装置がセンタに自
動接続を得て映像情報を伝送することにより、センタか
らの要求や定期的な映像取り込みによることなく、異常
発生した箇所の映像を確実・容易に得ることを可能にす
る。
【0021】また、各映像伝送装置が異常検出装置と画
像記録装置を持つ構成とし、異常を検出した映像伝送装
置がセンタに自動接続を得てテレビカメラからの現在映
像又は画像記録装置からの過去の映像情報を伝送するこ
とにより、異常発生した箇所等の映像をその前の状態も
含めて得ることができるようにする。
【0022】また、各映像伝送装置が異常検出装置と画
像記録装置及び音声信号の記録・再生を行う手段を持つ
構成とし、センタには映像と音声の両方の情報を伝送す
ることにより、異常発生した箇所等の映像と音声の両方
の情報を得ることができるようにする。
【0023】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すシステム構
成図である。遠隔地に設けられる映像伝送装置1は、ア
ナログ映像信号を得るテレビカメラ1Aとこの映像信号
をディジタル信号に変換・変調してセンタ側に伝送する
映像伝送部1Bとで構成される。この映像伝送部1Bに
おける信号のディジタル化には、狭帯域のディジタル伝
送路を使って伝送できるよう、動画像圧縮機能を備え
る。
【0024】センタ2は、映像をディジタル処理するた
めに、遠隔映像受信部3とグラフィックス表示部4と画
像データ記録部5等を備えるコンピュータシステムとし
て構成される。
【0025】遠隔映像受信部3は、映像伝送装置1から
伝送されてきたディジタル映像変調信号を受信・復号し
てディジタル映像信号に戻すディジタル映像受信部3A
と、このディジタル映像信号を1コマ単位で画像圧縮す
るフレーム内画像圧縮部3Bと、この画像圧縮部3Bを
バイパスするスイッチ部3Cとを備える。
【0026】グラフィックス表示部4は、遠隔映像受信
部3とは画像専用バスBUS1で結合され、該受信部3
からのディジタル映像信号をビデオメモリ4Aに書き込
むことによりCRT表示装置6への表示処理を行う。こ
の表示にはコンピュータグラフィックスと動画を合成し
て表示する機能を有し、動画は複数の映像を1つの画面
上に同時表示する動画像表示機能を備える。
【0027】コマ画像メモリ7は、遠隔映像受信部3と
はバスBUS1で結合され、該受信部3のフレーム内画
像圧縮部3Bにより圧縮した画像データを定期的にサン
プリングしたコマ画像として記憶する。
【0028】これらグラフィックス表示部4とコマ画像
メモリ7は、システムバスBUS2でCPU8及び画像
データ記録部5に結合され、またシステムバスBUS2
にはフレーム内画像伸長部9が結合される。フレーム内
画像伸長部9は、フレーム内符号化された映像データを
元のディジタル映像信号に復号する。
【0029】以上までの構成において、テレビカメラ1
Aが捉えた映像をセンタ2に表示するには図2の矢印A
で示す信号経路でなされる。すなわち、テレビカメラ1
Aで捉えた映像を映像伝送部1Bでディジタル信号に変
換・変調してディジタル映像信号としてセンタ2へ伝送
し、センタ2の遠隔映像受信部3で受信・復号してグラ
フィックス表示部4のビデオメモリ4Aに取り込み、表
示装置6に表示する。
【0030】この映像表示において、定期的にコマ画像
をメモリ7に書き込み、このコマ画像を画像データ記録
部5に記録する。この記録は、図2の矢印Bで示す信号
経路でなされ、ディジタル映像受信部3Aの復号信号を
フレーム内画像圧縮部3Bで画像圧縮したものとし、記
録に必要な容量を軽減する。
【0031】また、フレーム内画像圧縮部3Bでの記録
は、1コマ単位の独立したファイルには保存せず、任意
の時間長に記録された複数のコマ画像を1つのファイル
とし、このファイルにはファイル名と記録時間を併せて
記録する。これにより、記録時間またはファイル名から
グループ化されたコマ画像の検索や編集を可能にする。
【0032】画像データ記録部5に記録されたコマ画像
の再生は、図2の矢印Cで示す経路でなされ、画像デー
タ記録部5から読み出されたコマ画像をフレーム内画像
伸長部9で元のディジタル画像に復号し、グラフィック
ス表示部4に転送してその表示がなされる。
【0033】この再生には、オペレータが再生を希望す
る日時を指定し、この日時に合致するファイルを画像デ
ータ記録部5から検索し、検索されたファイルのコマ画
像データを読み出す。
【0034】この記録データの再生表示は、矢印Aで示
す経路による現在の画像表示もなされ、両画像の並列表
示又は切り替え表示が選択される。
【0035】また、再生中にも矢印Bで示すコマ画像の
記録もなされ、画像記録が途切れるのを防止する。
【0036】また、画像データ記録部5に記録されたコ
マ画像の削除は、グループ化されたファイル名または時
間の指定によってファイル単位でなされる。さらに、指
定期日以上経過した記録画像の削除も同様の検索と削除
処理でなされる。
【0037】従って、本実施例によれば、遠隔地の映像
をディジタル映像信号にしてセンタに送信し、ディジタ
ル映像信号をグラフィックス表示し、記録画像としては
ディジタル映像信号から定期的に切り出したコマ画像を
画像圧縮して記録し、この記録画像の再生には画像伸長
してグラフィックス表示する。
【0038】これにより、映像の記録は、フレーム圧縮
及び定期的に切り出したコマ画像になって画像データ記
録部に必要な記録容量を大幅に低減できるし、記録時間
を大幅に高めることができる。
【0039】また、映像の再生は、複数のコマ画像を単
位とするファイルをその記録時間から検索でき、時間指
定によって任意のファイルを迅速かつ容易に取り出すこ
とができる。
【0040】また、画像の記録・再生と表示とは並行的
に行われ、映像記録の抜けは無くなる。
【0041】また、遠隔地からセンタへの映像信号の伝
送は、ディジタル映像信号になり、公衆回線になるディ
ジタル通信網を利用でき、従来の専用の伝送回線を不要
にする。
【0042】図3は、本発明の他の実施例を示す。同図
が図1と異なる部分は、遠隔地の多数の映像を記録・再
生できるようにした点にある。
【0043】本実施例の構成は、センタ2には複数の遠
隔画像受信部31〜3Nを設けて画像専用バスBUS1に
接続し、同時に複数のディジタル映像信号を取り込みで
きるようにしている。
【0044】これに伴い、遠隔地には複数の映像伝送装
置11〜1Nを設け、各映像伝送装置からの複数地点のデ
ィジタル映像信号をそれぞれ遠隔画像受信部31〜3N
並列的に受信し、各ディジタル映像信号の並列的なグラ
フィックス表示及びコマ画像データの記録・再生を得
る。
【0045】なお、画像データ記録部5における画像記
録は、各映像伝送装置別に記録映像管理ファイルを設
け、それぞれのファイルで各地点の映像データを管理す
る。
【0046】本実施例によれば、同時に複数地点の映像
の表示及び記録・再生ができ、しかもセンタ2には遠隔
映像受信部31〜3Nの地点数分の増設のみで済み、シス
テムの設備効率を高めることができる。
【0047】図4は、本発明の他の実施例を示す。同図
が図3と異なる部分は、遠隔映像受信部31〜3Nの一部
にアナログ映像信号を取り込む受信部を設け、この受信
部にはテレビカメラから直接にアナログ映像信号を取り
込む構成とした点にある。
【0048】本実施例では、遠隔映像受信部32〜3N
アナログ映像信号用とし、テレビカメラ12〜1Nからの
アナログ信号を遠隔映像受信部32〜3Nで受信する。こ
のとき、遠隔映像受信部32〜3Nは、ディジタル映像受
信部3Aに代えて、アナログ/ディジタル映像変換部3
Dによってディジタル映像信号を得る。
【0049】本実施例によれば、テレビカメラから直接
にアナログ映像信号を受信できる。これにより、映像を
必要とする地点の一部がセンタ2の近くにある場合、映
像伝送装置11のようにディジタル映像信号に変換・変
調することなく、テレビカメラ12〜1Nからアナログ信
号のまま直接に受信することで設備コスト及び運用コス
トで有利なシステムとすることができる。
【0050】図5は、本発明の他の実施例を示す。同図
が図3と異なる部分は、遠隔地の多数の映像伝送装置1
1〜1Xのディジタル映像信号をディジタル回線網10に
伝送し、このディジタル回線網10を介してセンタ2の
複数の遠隔映像受信部31〜3Nで並列的に受信する点に
ある。
【0051】本実施例によれば、X台の映像伝送装置1
1〜1Xに対してN(<X)個の遠隔映像受信部31〜3N
によるディジタル映像信号の受信になり、X地点のうち
のN地点の映像を並列的に得ることができる。
【0052】なお、ディジタル映像信号の受信には、各
地点との結合を定期的に切り替えること、またはオペレ
ータが選択指定することで各地点のディジタル映像信号
をセンタにとりこむ。また、画像データ記録部5への記
録データは、地点別に管理する。
【0053】本実施例によれば、遠隔画像受信部の個数
よりも多い地点の映像を得ることができ、また任意に選
択した地点の映像を得ることができ、映像伝送装置と遠
隔映像受信部の映像信号の送受信の組み合わせ及び設置
台数が任意になり、システムの拡張や変更を容易にす
る。
【0054】図6は、本発明の他の実施例を示す。同図
が図5と異なる部分は、遠隔地の多数の映像伝送装置1
1〜1Xにそれぞれ異常検出装置1Cを設けた点にある。
【0055】異常検出装置1Cは、赤外線センサや磁気
センサ、画像センサ、温度センサなどのセンサ単体又は
複数センサの組み合わせになり、人の侵入や火災等の異
常発生をセンサで検出し、対応する映像伝送部1Bに通
知する機能を持つ。
【0056】このように、各映像伝送装置にセンサ1C
を設けることにより、異常発生の通知を受けた映像伝送
装置は、ディジタル回線網10を通してセンタ2と優先
的に自動接続を得、異常発生時点からの映像情報をセン
タ2へ伝送する。
【0057】これにより、センタ2では映像伝送装置か
らの能動的な映像情報の伝送で当該箇所の異常を判別
し、その警報発生でオペレータ等に報知すると共に、受
信映像信号を自動表示してオペレータへの注意を促すこ
とができる。同時に、センサ2では、受信情報の自動記
録をすることにより、異常発生時の映像の記録及び再生
が可能になる。
【0058】本実施例によれば、ホスト2と各映像伝送
装置11〜1Xとの映像情報の授受は、少なくとも異常発
生を検出した映像伝送装置からの映像を記録することが
できる。すなわち、図5での映像情報伝送は、センサ側
からの要求又は自動プログラムによる任意時間間隔の定
期的な伝送になるのに対して、本実施例では、これらの
定期的な伝送の他に、異常発生した箇所の映像情報を優
先して得ることができ、緊急・重要な情報を確実に得て
その迅速な対策を取ることができると共に、異常発生時
のみ映像伝送する場合にはディジタル回線網10の利用
頻度を最小限にすることができる。
【0059】図7は、本発明の他の実施例を示す。同図
が図6と異なる部分は、遠隔地の多数の映像伝送装置1
1〜1Xにそれぞれ異常検出装置1Cの他に画像記録装置
1Dを設け、センタ2の画像データ記録装置5とフレー
ム内画像伸長部9を省いた点にある。
【0060】本実施例では、映像情報の記録を各映像伝
送装置11〜1Xに持つ画像記録装置1Dで個別に行い、
センタ2での記録は行わない。なお、画像記録は、あら
かじめ設定された任意の時間間隔で行われ、また一定期
間で画像記録を更新する。
【0061】そして、センタ2への映像情報の伝送は、
異常発生時のみの伝送又はオペレータからの要求時や定
期的な伝送とする。また、伝送には情報を単にディジタ
ル化するに限らず、より狭帯域のディジタル伝送路を使
って伝送できるよう情報圧縮することでも良い。
【0062】本実施例によれば、映像記録は各映像伝送
装置11〜1Xで定期的に行われており、この現在の映像
又は過去の記録画像を異常発生時又は必要に応じてセン
タ2での表示又は再生を行うことができる。特に、異常
発生時の再生では、異常が発生する以前の映像も伝送・
再生でき、異常発生前の状態変化画像再生によってその
原因追及等に効果的になる。
【0063】なお、異常発生時のみ映像伝送するとき
は、ディジタル回線網10の利用は異常発生時のみの映
像伝送にして運用コストを極めて少なくするし、オペレ
ータの負担を大幅に軽減することができる。
【0064】図8は、本発明の他の実施例を示す。同図
が図7と異なる部分は、遠隔地の多数の映像伝送装置1
1〜1Xをそれぞれ異常検出装置1Cと画像記録装置1D
の他に録音手段としてのマイクロホン1Eを設け、映像
と音響情報の両方を記録及び伝送できる装置とし、セン
タ2では遠隔映像受信部31〜3Nを音声信号も受信・復
調できる構成とし、これらから得る音声信号を切り替え
て取り出す切り替え器11とこの音声信号を再生する音
声再生装置12を設けた点にある。
【0065】音声の記録は、一般のテープレコーダのほ
かに、ディジタル信号に変換して画像記録装置1Dに映
像と共に記録するなど適宜設計変更できる。また、伝送
にはディジタル化して伝送し、単にディジタル化するこ
とに限らず、狭帯域のディジタル伝送ができるよう情報
圧縮をすることもできる。
【0066】本実施例によれば、映像情報の他に音声情
報も記録再生できる。これにより、例えば、異常発生時
のその前後の映像と音声の再生を得、音声によるオペレ
ータへの異常発生報知及び異常原因の適確な究明等に効
果的となる。すなわち、映像だけでは異常を見逃す恐れ
のある場合でも音声情報を併用することにより、異常状
態を容易に判断できるようになり、監視地点等の状態を
より適確に知ることができる。
【0067】なお、実施例において、映像と音声の伝送
は、オペレータからの要求時や定期的に行う構成とする
こともできる。
【0068】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、遠隔地
に設置されるテレビカメラからの映像信号をディジタル
映像信号に変換・変調してセンタに伝送し、センタでは
ディジタル映像信号を受信・復号して映像信号として表
示し、また映像信号をフレーム内画像圧縮した画像をコ
マ画像データとして取り出し、かつ時間別にグループ化
してファイルとして記録し、指定されたファイルのコマ
画像データをフレーム内画像伸長して表示するようにし
たため、以下の効果がある。
【0069】(1)記録は、フレーム圧縮及び定期的に
切り出したコマ画像になって画像データ記録部に必要な
記録容量を大幅に低減できるし、記録時間を大幅に高め
ることができる。
【0070】(2)再生は、複数のコマ画像を単位とす
るファイルをその記録時間から検索でき、時間指定によ
って任意のファイルを迅速かつ容易に取り出すことがで
きる。
【0071】(3)記録・再生と表示とは並行的に行わ
れ、映像記録の抜けは無くなる。
【0072】(4)遠隔地からセンタへの映像信号の伝
送は、ディジタル映像信号になり、公衆回線になるディ
ジタル通信網を利用でき、従来の専用の伝送回線を不要
にする。
【0073】また、本発明は、映像伝送装置及び遠隔映
像受信部を複数組設けたシステム構成とするため、同時
に複数地点の映像の表示及び記録・再生ができ、またセ
ンタには遠隔映像受信部の増設のみで済み、システムの
設備効率を高めることができる。
【0074】また、本発明は、センタに近い地点の映像
取得にはアナログ映像としてテレビカメラから直接に得
る構成としたため、センタに近い地点の映像はテレビカ
メラからアナログ信号のまま直接に受信することで設備
コスト及び運用コストで有利なシステムとなる。
【0075】また、本発明は、映像伝送装置のディジタ
ル映像信号をディジタル回線網を介してセンタに伝送す
ることにより、映像伝送装置と遠隔映像受信部の映像信
号の送受信の組み合わせ及び設置台数を任意にし、シス
テムの拡張等を容易にする。
【0076】また、本発明は、各映像伝送装置は当該地
点の異常検出をそれぞれ行う異常検出装置を持つ構成と
し、該異常検出装置が異常を検出した映像伝送装置がセ
ンタに映像情報を伝送するようにしたため、異常発生し
た箇所の映像情報を優先して得ることができ、緊急・重
要な情報を確実に得てその迅速な対策を取ることができ
ると共に、異常発生時のみ映像伝送する場合にはディジ
タル回線網の利用頻度を最小限にすることができる。
【0077】また、本発明は、各映像伝送装置側にテレ
ビカメラからの映像信号を定期的に記録する画像記録装
置を持つ構成とし、この映像情報をセンタに伝送する構
成にしたため、異常発生時の再生では、異常が発生する
以前の映像も伝送・再生でき、異常発生前の状態変化画
像再生によってその原因追及等を容易にすると共に、デ
ィジタル回線網の利用頻度を少なくする効果がある。
【0078】また、本発明は、各映像伝送装置は当該地
点の音声信号をそれぞれ記録・伝送できる音声情報記録
・伝送手段を持つ構成とし、センタは音声情報を受信・
再生できる構成としたため、映像伝送装置からセンタに
は映像信号と音声信号を伝送して音声によるオペレータ
への異常発生報知及び異常原因の適確な究明等に効果的
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すロギングシステム構成
図。
【図2】実施例における信号系統図。
【図3】他の実施例の構成図。
【図4】他の実施例の構成図。
【図5】他の実施例の構成図。
【図6】他の実施例の構成図。
【図7】他の実施例の構成図。
【図8】他の実施例の構成図。
【符号の説明】
1…映像伝送装置 1B…映像伝送部 1C…異常検出装置 1D…画像記録装置 1E…マイクロホン 2…センタ 3、31、3N…遠隔映像受信部 3A…ディジタル映像受信部 3B…フレーム内画像圧縮部 4…グラフィックス表示部 5…画像データ記録部 7…コマ画像メモリ 9…フレーム内画像伸長部 1A、11、1N…テレビカメラ 3D…アナログ/ディジタル映像変換部 10…ディジタル回線網 11…切り替え器 12…音声再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 勇 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 望月 薫雅 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 伊藤 有 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔地に設置されるテレビカメラからの
    映像信号をディジタル映像信号に変換・変調してセンタ
    に伝送する映像伝送装置と、 前記センタに設けられ前記ディジタル映像信号を受信・
    復号した映像信号及び該映像信号をフレーム内画像圧縮
    した信号を得る遠隔映像受信部と、 前記遠隔映像受信部で定期的にフレーム内画像圧縮した
    画像をコマ画像データとして取り込み、複数の該コマ画
    像データを時間別にグループ化してファイルとして記憶
    する画像データ記録部と、 前記画像データ記録部が記憶するファイルから指定され
    たファイルのコマ画像データをフレーム内画像伸長して
    元のディジタル画像データに戻すフレーム内画像伸長部
    と、 前記遠隔映像受信部からのディジタル画像データ及び前
    記フレーム内画像伸長部から得るディジタル画像信号を
    表示装置に表示するグラフィックス表示部とを備えたこ
    とを特徴とするロギングシステム。
  2. 【請求項2】 前記映像伝送装置及び遠隔映像受信部を
    複数組設けたことを特徴とする請求項1記載のロギング
    システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の映像伝送装置のうちセンタに
    近い地点の映像取得にはアナログ映像としてテレビカメ
    ラに得る構成とし、前記遠隔映像受信部のうちの一部は
    前記テレビカメラからアナログ映像信号のまま受信して
    ディジタル映像信号に変換する構成としたことを特徴と
    する請求項2記載のロギングシステム。
  4. 【請求項4】 前記映像伝送装置を多数台設け、各映像
    伝送装置からのディジタル映像信号をディジタル回線網
    を介して前記センタに伝送し、前記遠隔映像受信部は複
    数組設けてディジタル回線網を介して前記ディジタル映
    像信号を選択的に取り込む構成にしたことを特徴とする
    請求項2記載のロギングシステム。
  5. 【請求項5】 前記各映像伝送装置は当該地点の異常検
    出をそれぞれ行う異常検出装置を持つ構成とし、該異常
    検出装置が異常を検出した映像伝送装置が前記ディジタ
    ル回線網を介して前記センタに自動接続を得て映像情報
    を伝送する構成にしたことを特徴とする請求項4記載の
    ロギングシステム。
  6. 【請求項6】 前記各映像伝送装置は当該地点の異常検
    出をそれぞれ行う異常検出装置及びテレビカメラからの
    映像信号を定期的に記録する画像記録装置を持つ構成と
    し、該異常検出装置が異常を検出した映像伝送装置又は
    伝送要求された映像伝送装置が該テレビカメラ又は画像
    記録装置からの映像を前記ディジタル回線網を介して前
    記センタに映像情報を伝送する構成にしたことを特徴と
    する請求項4又は請求項5記載のロギングシステム。
  7. 【請求項7】 前記各映像伝送装置は当該地点の音声信
    号をそれぞれ記録・伝送できる音声情報記録・伝送手段
    を持つ構成とし、前記センタは音声情報を受信・再生で
    きる構成とし、映像伝送装置からセンタには映像信号と
    音声信号を伝送する構成にしたことを特徴とする請求項
    4乃至請求項6の1つに記載のロギングシステム。
JP26446393A 1993-09-29 1993-10-22 ロギングシステム Pending JPH07146992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26446393A JPH07146992A (ja) 1993-09-29 1993-10-22 ロギングシステム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24191393 1993-09-29
JP5-241913 1993-09-29
JP26446393A JPH07146992A (ja) 1993-09-29 1993-10-22 ロギングシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07146992A true JPH07146992A (ja) 1995-06-06

Family

ID=26535512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26446393A Pending JPH07146992A (ja) 1993-09-29 1993-10-22 ロギングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07146992A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10191143A (ja) * 1996-10-25 1998-07-21 Canon Inc カメラ制御システム及びカメラサーバ及びカメラクライアント及び制御方法及び記憶媒体
JPH1116059A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Mitsubishi Electric Corp 監視画像記録再生装置
JP2000011277A (ja) * 1998-06-18 2000-01-14 Atsumi Electric Co Ltd 回線インターフェース
JP2003216229A (ja) * 2001-10-05 2003-07-31 Idis Co Ltd 遠隔制御管理システム
KR100542158B1 (ko) * 1999-06-28 2006-01-12 삼성전자주식회사 디지털 영상 데이터 저장/재생 방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10191143A (ja) * 1996-10-25 1998-07-21 Canon Inc カメラ制御システム及びカメラサーバ及びカメラクライアント及び制御方法及び記憶媒体
JPH1116059A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Mitsubishi Electric Corp 監視画像記録再生装置
JP2000011277A (ja) * 1998-06-18 2000-01-14 Atsumi Electric Co Ltd 回線インターフェース
KR100542158B1 (ko) * 1999-06-28 2006-01-12 삼성전자주식회사 디지털 영상 데이터 저장/재생 방법
JP2003216229A (ja) * 2001-10-05 2003-07-31 Idis Co Ltd 遠隔制御管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU724687B2 (en) Distributed video data storage in video surveillance system
KR100511227B1 (ko) 휴대용 감시 카메라 및 이를 이용한 개인 방범 시스템
US6647200B1 (en) Digital recorder, monitoring system, remote monitoring system, monitor image retrieval method, remote image reproduction method, recording medium and computer data signal
US20080212685A1 (en) System for the Capture of Evidentiary Multimedia Data, Live/Delayed Off-Load to Secure Archival Storage and Managed Streaming Distribution
US7809240B2 (en) Content provision system and associated methodology of controlling distribution of content
JP4343670B2 (ja) 映像保存システムおよび映像保存方法
KR20030039069A (ko) 비 PC기반(stand-alone, 독립형) 방식으로 구성하고 음향채널을 포함한 디지털 영상 및 음향 저장 장치
JPH07146992A (ja) ロギングシステム
JP2004128623A (ja) 遠隔監視システム
JP3413989B2 (ja) 対話監視システム
JP2001057675A (ja) 遠隔監視システム
JPH07336668A (ja) 監視用映像記録装置
KR100207659B1 (ko) 감시용 카메라 시스템에서 영상데이터의 파일생성방법및그에따른기록및재생방법
KR100711867B1 (ko) 통신기능을 제공하는 감시영상 녹화재생장치
JP2010015369A (ja) 交通事故自動記録装置
KR20050005323A (ko) 원격지 감시 디지털영상저장시스템
JP2005268996A (ja) ネットワーク監視システム
JP2002344886A (ja) 記録再生装置
JPH10150641A (ja) 画像記録装置
KR200340385Y1 (ko) 엠팩포 코덱 알고리즘을 이용한 웹트랜스미터형 감시시스템
JPH04265088A (ja) テレビ電話システム
KR20050122382A (ko) Dvr에서의 인터넷 백업 정보 관리 장치 및 방법
JPH02220197A (ja) 遠隔監視システム
JPH09307878A (ja) 遠隔映像監視方法、並びに遠隔映像監視システム
JPH1098688A (ja) 信号受信装置及び信号受信方法