JP2004128623A - 遠隔監視システム - Google Patents

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Ryoichi Suga
須賀 良一
Tamaki Nishizako
西峪 玉紀
Hirofumi Sugitani
杉谷 弘文
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Abstract

【課題】監視カメラで撮影された映像を記録する遠隔監視システムにおいて、犯罪や火災があっても記録映像が失われないようにする。
【解決手段】遠隔地1の送信機5と監視センター2の受信機7とを結ぶネットワーク4に映像記録装置3を接続し、送信機5に、監視カメラ6から入力する映像をネットワーク4経由で受信機7に送信するとともに、その映像を、ネットワーク4経由で映像記録装置3に送信して、その送信機5及びその監視カメラ6を識別する識別情報と関連付けて映像記録装置3に記録させる処理手段を備える。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防犯や防災のための遠隔監視システムに関し、特に、監視用カメラで撮影した映像を記録する装置を有する遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
或る施設での犯罪や火災の発生の有無を、その施設とは別の場所からネットワーク経由で遠隔監視するシステムが普及している。
【0003】
この遠隔監視システムでは、監視対象の施設(例えば店舗や工場であり、本明細書では「遠隔地」と呼ぶことにする)に、監視カメラと、ネットワーク経由で映像データの送信や制御データの受信を行うための専用の装置(本明細書では「送信機」と呼ぶことにする)が設けられる。
【0004】
また、この遠隔地を遠隔監視する場所(例えば遠隔地(店舗や工場)と同じ会社内の警備員室や、あるいは警備会社の社屋であり、本明細書では「監視センター」と呼ぶことにする)に、ネットワーク経由で映像データの受信や制御データの送信を行うための専用の装置(本明細書では「受信機」と呼ぶことにする)が設けられる。
【0005】
そして、遠隔地の送信機と監視センターの受信機とがネットワークで結ばれ、遠隔地の送信機から、監視カメラで撮影された映像がネットワーク経由で監視センターの受信機に送信される。
【0006】
監視センターのスタッフは、受信機につながれたモニターに表示される映像を見て、遠隔地での犯罪や火災の発生の有無を監視する。
【0007】
ところで、遠隔地で犯罪や火災が発生した際に、監視センターのスタッフが発生前後の様子を映像で再確認したり、警察署や消防署が犯罪捜査や出火原因の調査のための資料として映像を利用できるようにするためには、監視カメラで撮影した映像を記録しておくことが重要である。
【0008】
従来の遠隔監視システムには、タイムラプスVTRやハードディスク装置のような映像記録装置を遠隔地に設置して、監視カメラで撮影した映像をその映像記録装置で記録するものが存在していた。(例えば、ハードディスク装置を遠隔地に設置したものとしては、特許文献1参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−205643号公報(段落番号0035,0052及び0053、図2)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように、遠隔地に映像記録装置を設置することには、次の(1)〜(3)のような不都合があった。
【0011】
(1)犯罪が発生した場合であって犯人が遠隔地を放火したときや、火災が発生した場合には、映像記録装置が焼失することがある。また、犯罪が発生した場合であって犯人が映像記録装置を見つけたときには、証拠隠滅のために、映像記録装置を破壊したり、タイムラプスVTRであればビデオテープを抜き取ったりすることもある。そうした場合には、記録映像が失われてしまう。
【0012】
(2)遠隔地によっては、スペースに余裕がないために、映像記録装置の設置場所が制約されてしまって設置作業(映像記録装置と他の機器とを配線でつなぐ作業等)に手間がかかることや、映像記録装置の設置自体が不可能になることがある。
【0013】
(3)映像記録装置の保守点検や修理を行う場合、遠隔地に出向かなければならないので不便である。特に、複数の遠隔地を監視する場合には、それぞれの遠隔地に出向かなければならないのでたいへん不便である。
【0014】
ここで、遠隔地に映像記録装置を設置することに伴うこれらの不都合を解消する方法として、監視センターのほうに映像記録装置を設置することも考えられる。しかし、監視センターのほうでもスペースに余裕がないことや、監視センターが保守点検・修理に不便な場所に存在することがあり得るので、やはり上記(2)や(3)の不都合が生じ得る。特に、複数の遠隔地を遠隔監視する場合には、それらの遠隔地からの映像を全て記録することのできる映像記録装置(大型の映像表示装置か、複数台の映像記録装置)を設けなければならないので、このスペース面での不都合が生じる可能性が高くなる。
【0015】
本発明は、上述の点に鑑み、監視カメラで撮影された映像を記録するようにした従来の遠隔監視システムにおけるこれらの不都合を解消することを課題としてなされたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本出願人は、遠隔地の送信機と監視センターの受信機とを結ぶネットワークに、映像記録装置が接続されており、この送信機は、監視カメラから入力する映像をネットワーク経由でこの受信機に送信するとともに、その映像を、ネットワーク経由でこの映像記録装置に送信して、その送信機及びその監視カメラを識別する識別情報と関連付けてこの映像記録装置に記録させる処理手段を備えた遠隔監視システムを提案する。
【0017】
この遠隔監視システムでは、遠隔地の監視カメラで撮影された映像が、送信機から、ネットワーク経由で監視センターの受信機に送信されるとともに、この映像記録装置にもネットワーク経由で送信されて、送信機及び監視カメラを識別する識別情報と関連付けてこの映像記録装置に記録される。
【0018】
ここで、この映像記録装置の設置場所は、送信機と受信機とを結ぶネットワークに接続可能な場所でありさえすれば、任意の場所(遠隔地で火災があっても焼失せず、遠隔地で犯罪があっても犯人に見つからず、スペースに余裕があり、保守点検や修理にも便利な場所)に選定することができる。
【0019】
これにより、前述の(1)〜(3)のような不都合を生じることなく、監視カメラからの映像を記録することができるようになる。
【0020】
また、送信機及び監視カメラの識別情報と関連付けてこの映像記録装置に映像が記録されるので、複数の遠隔地を監視する場合(複数の送信機からの映像をこの映像記録装置に記録する場合)や、1つの遠隔地を複数台の監視カメラで監視する場合(1つの送信機から、複数台の監視カメラで撮影した映像をこの映像記録装置に記録する場合)にも、この識別情報を用いて、所望の送信機の所望の監視カメラからの映像を誤りなくこの映像記録装置から再生させることができる。
【0021】
なお、この遠隔監視システムにおいて、監視センターに、この映像記録装置に記録された映像を、送信機及び監視カメラを指定して再生させるための操作手段を設け、受信機に、この操作手段の操作に基づき、送信機に、この映像記録装置に記録された映像の送信をネットワーク経由で要求する処理手段を備え、送信機に、受信機からのこの要求に基づき、識別情報を用いてネットワーク経由でこの映像記録装置から映像を再生・送信させ、この映像記録装置から送信された映像を、監視用カメラから入力する映像に代えてネットワーク経由で受信機に送信する処理手段をさらに備えることが好適である。
【0022】
それにより、監視センター側の操作により、所望の送信機の所望の監視カメラからの映像を、この映像記録装置から再生させて監視センター側に送信させることができるようになる。
【0023】
そして、受信機は送信機とのみ通信を行う(映像記録装置からの映像は送信機を介して受信機に送信される)ので、受信機のほうには、送信機と通信を行うためのプロトコルに則った回路(受信機として本来必要な回路)を搭載すれば足り、この映像記録装置との通信に必要なプロトコルに則った回路を搭載する必要がない。したがって、受信機の複雑化や大型化が防止されるので、受信機を低コスト化することができるとともに、多数の受信機を設置する場合にも監視センター内でそれらの受信機があまり大きなスペースを占めないようにすることができる。
【0024】
また、この遠隔監視システムにおいて、送信機の処理手段は、監視カメラから入力する映像から所定のタイミングで取得した静止画を、送信機,監視カメラ及び静止画の取得日時を識別する識別情報と関連付けてこの映像記録装置に記録させることが好適である。
【0025】
このように静止画をこの映像記録装置に記録することにより、多数の遠隔地を監視する場合(多数の送信機からの映像をこの映像記録装置に記録する場合)にも、長期間に亘って記録を行うことができるようになる。
【0026】
なお、このように静止画を記録する場合には、監視センターには、この映像記録装置に記録された静止画を、送信機,監視カメラ及び日時を指定して再生させるための操作手段を設けるようにするとよい。
【0027】
また、この遠隔監視システムにおいて、送信機及び監視カメラを指定して静止画の表示を要求するためのWebページをこのネットワーク上で提供し、この要求を受信したことに基づき、識別情報を用いて映像記録装置から読み出させた映像を、この要求の送信元の端末に提供するWebサーバーをさらに備えることが好適である。
【0028】
それにより、監視センター以外の場所でも、パーソナルコンピュータのような端末でこのWebサーバーにアクセスして、所望の送信機の所望の監視カメラからの映像をその端末に表示させることができるようになる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を用いて具体的に説明する。図1は、本発明に係る遠隔監視システムの全体構成を示す。この遠隔監視システムは、複数の遠隔地(例えば店舗または工場)1の送信機5と、監視センター(例えば遠隔地(店舗または工場)1と同じ会社内の警備員室か、あるいは警備会社の社屋)2の複数の受信機7とを、TCP/IPを通信プロトコルとするネットワーク(例えばイントラネットか、あるいはインターネット)4で結んだものである。送信機5と受信機7とは、例えば同数であり、1台の送信機5と1台の受信機7とが1対1に対応している。
【0030】
このネットワーク4には、ネットワークに直接接続する形式のストレージデバイス(いわゆる専用ファイルサーバー)であるNAS( Network Attached Storage )3が接続されている。NAS3は、遠隔地1や監視センター2以外の場所(例えば監視センター2が遠隔地1と同じ会社内の警備員室である場合に、その会社内の別の部屋等)に設置されている。
【0031】
各遠隔地1では、それぞれ複数台の監視用のビデオカメラ6からのアナログ映像信号が送信機5に送られる。図2は、送信機5の構成を示すブロック図である。送信機5には、映像信号切り替え用のスイッチャ11と、A/D変換器12と、動画から静止画を取得するための静止画用フレームメモリ13と、所定の符号化方式(例えばJPEG)で静止画を圧縮する静止画圧縮ブロック14と、NASと通信を行うのに必要なプロトコルであるNFS(Network File System )に則ってNAS3(図1)と通信を行うためのNFSブロック15と、ネットワーク4経由で通信を行うための通信インターフェース16と、静止画圧縮ブロック14と同じ符号化方式で静止画を伸長する静止画伸長ブロック17と、2入力1出力のセレクタ18と、動画用フレームメモリ19と、所定の符号化方式(例えばMPEG)で動画を圧縮する動画圧縮ブロック20と、マルチメディアデータをリアルタイムに伝送するためのプロトコルであるH.323に則って監視センター2の受信機7(図1)と通信を行うための動画通信プロトコルブロック21と、送信機5全体を制御する制御ブロック22とが設けられている(制御ブロック22から各部への制御信号線は、一部を除いて図示を省略している)。
【0032】
各ビデオカメラ6からの映像信号は、スイッチャ11に入力する。スイッチャ11からは、1台ずつのビデオカメラ6からの映像信号が一定周期(例えば数秒周期)で切り替えられて出力する。スイッチャ11から出力した映像信号は、A/D変換器12でデジタル変換され、静止画用フレームメモリ13に格納されるとともにセレクタ18の一方の選択入力端子に入力する。
【0033】
静止画用フレームメモリ13から1フレーム分の映像データを読み出すことによって取得された静止画データは、静止画圧縮ブロック14で圧縮され、NFSブロック15及び通信インタフェース16により、NFSのプロトコルに則ってネットワーク4(図1)経由でNAS3(図1)に送信される。
【0034】
他方、NAS3からネットワーク4経由で送信されて通信インタフェース16及びNFSブロック15でNFSのプロトコルに則って受信された静止画データは、静止画伸長ブロック17で伸長されて、セレクタ18の一方の選択入力端子に入力する。
【0035】
セレクタ18で選択された映像信号または静止画データは、動画用フレームメモリ19に一時記憶された後、動画圧縮ブロック20で圧縮され、動画通信プロトコルブロック21及び通信インタフェース16により、H.323のプロトコルに則ってネットワーク4(図1)経由で監視センター2の対応する受信機7(図1)に送信される。
【0036】
図1に示すように、監視センター2には、各受信機7で受信した映像をそれぞれ表示するための複数台のモニター8と、1台の操作卓9とが設けられている。操作卓9には次の(a),(b)のような操作キーが配置されている。
【0037】
(a) 所望の遠隔地1の送信機5と、その遠隔地1の所望のビデオカメラ6と、所望の日時(年月日及び時分秒)とを指定して、その日時にそのビデオカメラ6で撮影された映像から取得された静止画(NAS3に記録された静止画)を、その送信機5に対応する受信機7用のモニター8に表示させるための静止画表示キー。また、静止画表示キーには、一度送信機5,ビデオカメラ6及び日時を指定した後、同じビデオカメラ6で撮影された映像からその前に取得された静止画やその次に取得された静止画を表示させるための「前」や「次」という表記の操作キーも含まれている。
【0038】
(b)上記静止画表示キーで指定した遠隔地1を指定して、その遠隔地1のビデオカメラ6で現在撮影されているリアルタイムな映像を、その遠隔地1の送信機5に対応する受信機7用のモニター8に表示させるための動画表示キー。
【0039】
操作卓9からは、これらの操作キーの操作による信号が、その操作によって指定された遠隔地1の送信機5に対応する受信機7に送られる。図3は、各受信機7の構成を示すブロック図である。受信機7には、ネットワーク4経由で通信を行うための通信インターフェース31と、H.323のプロトコルに則って遠隔地1の送信機5(図1,図2)と通信を行うための動画通信プロトコルブロック32と、送信機5の動画圧縮ブロック20(図2)と同じ符号化方式で動画を伸長する動画伸長ブロック33と、D/A変換器34と、受信機7全体を制御する制御ブロック35と、操作卓9からの信号を制御ブロック35に入力させるための操作キーインタフェース36とが設けられている(制御ブロック35から各部への制御信号線は図示を省略している)。
【0040】
遠隔地1の送信機5からネットワーク4経由で送信されて通信インタフェース31及び動画通信プロトコルブロック32でH.323のプロトコルに則って受信された映像(動画または静止画)データは、動画伸長ブロック33で伸長され、D/A変換器34でアナログ変換されて、その受信機7用のモニター8に供給される。
【0041】
図4は、NAS3(図1)の構成を示すブロック図である。NAS3には、ネットワーク4(図1)経由で通信を行うための通信インターフェース41と、NFSに則って各遠隔地1の送信機5(図1)と通信を行うためのNFSブロック42と、RAID(Redundant Array of Independent)構成のHDD(ハードディスクドライブ)を用いたストレージブロック43とが設けられている。
【0042】
遠隔地1の送信機5(図1,図2)からネットワーク4経由で送信されて通信インタフェース41及びNFSブロック42でNFSのプロトコルに則って受信された静止画データは、ストレージブロック43内のHDDに書き込まれる。また、ストレージブロック43内のHDDから読み出された静止画データは、NFSブロック42及び通信インタフェース41により、NFSのプロトコルに則ってネットワーク4経由で遠隔地1の送信機5に送信される。
【0043】
また、NAS3にはWebサーバー44が実装されている。Webサーバー44は、パスワードを入力するとともに、所望の遠隔地1の送信機5と、その遠隔地1の所望のビデオカメラ6と、所望の日時(年月日及び時分秒)とを検索キーとして指定して、その日時にそのビデオカメラ6で撮影された映像から取得された静止画の表示を要求するための(前述の監視センター2の操作卓9の静止画表示キーと同様な操作を行うための)Webページを、ネットワーク4上で提供している。
【0044】
Webサーバー44は、Webサーバー44にアクセスした端末からこの検索キー及び静止画要求を受信したことに基づき、ストレージブロック43内のHDDから静止画を読み出させ、この読み出された静止画を要求元の端末に提供する。
【0045】
図5は、各遠隔地1の送信機5において、制御ブロック22(図2)の制御のもとで行われる映像・要求の送受信動作を示すフローチャートである。最初に、制御ブロック22が、監視センター2の対応する受信機7(図1,図3)からの静止画要求の有無を示す「静止画要求フラグ」を、この要求のない状態を示す「0」に設定する(ステップS1)。
【0046】
続いて、この静止画要求フラグが0であるか否かを判断する(ステップS2)。イエスであれば、セレクタ18(図2)に、A/D変換器12(図2)からのデジタル映像信号のほうを選択させる(ステップS3)。他方ノーであれば、セレクタ18に、静止画伸長ブロック17(図2)からの静止画データのほうを選択させる(ステップS4)。
【0047】
そして、セレクタ18で選択されたデジタル映像信号または静止画データを、動画用フレームメモリ19(図2)を経て動画圧縮ブロック20(図2)に送って動画圧縮ブロック20で圧縮させ(ステップS5)、動画通信プロトコルブロック21(図2)及び通信インタフェース16(図2)によりネットワーク4(図1)経由で監視センター2の対応する受信機7に送信させる(ステップS6)。
【0048】
続いて、予め設定されている静止画の録画タイミング(例えば数秒毎の録画タイミング)が到来したか否かを判断する(ステップS7)。イエスであれば、静止画用フレームメモリ13(図2)から1フレーム分の映像データを読み出すことによって静止画データを取得し、その静止画データを静止画圧縮ブロック14(図2)で圧縮させる(ステップS8)。そして、圧縮した静止画データと、以下の情報から成るファイル名を指定したその静止画データの書き込み要求とを、NFSブロック15及び通信インタフェース16(図2)により、NFSのプロトコルに則ってネットワーク4経由でNAS3(図1)に送信させる(ステップS9)。
ファイル名:送信機ID(その送信機5を他の遠隔地1の送信機5と識別する識別情報),その静止画データを撮影したビデオカメラ6のカメラID(各ビデオカメラ6を他のビデオカメラ6と識別する識別情報)及びその静止画データを取得した日時(年月日及び時分秒)の情報。
【0049】
ステップS9を終えると、監視センター2の対応する受信機7からの検索キー及び静止画要求(検索キーは、後述のように、ステップS9で指定するファイル名と同じく送信機ID,カメラID及び日時の情報から成っているか、あるいは監視センター2の操作卓9の前述の静止画表示キーのうちの「次」,「前」と表記された操作キーが操作されたことを示す情報から成っている)が通信インタフェース16で受信されたか否かを判断する(ステップS10)。また、ステップS7でノーであった場合も、そのままこのステップS10に進む。
【0050】
イエスであれば、前述の静止画要求フラグを、静止画要求のある状態を示す「1」に設定する(ステップS11)。続いて、受信した検索キーと一致するファイル名の静止画データの読み出し要求を、通信インタフェース16からネットワーク4経由でNAS3に送信させる(但し、検索キーが、静止画表示キーのうちの「次」,「前」と表記された操作キーが操作されたことを示す情報から成っている場合には、直前に読み出した静止画データとファイル名中の日時の情報のみが前後するファイル名の静止画の読み出し要求を送信させる(ステップS12)。
【0051】
そして、その要求に基づいてNAS3から送信されて通信インタフェース16及びNFSブロック15でNFSのプロトコルに則って受信された静止画データを、静止画伸長ブロック17で伸長させる(ステップS13)。
【0052】
ステップS13を終えると、静止画要求フラグが1であるか否かを判断する(ステップS14)。また、ステップS10でノーであった場合も、そのままこのステップS14に進む。
【0053】
イエスであれば、監視センター2の対応する受信機7から、動画表示要求が通信インタフェース16で受信されたか否かを判断する(ステップS15)。そしてイエスであれば、静止画要求フラグを0に設定する(ステップS16)。そしてステップS2に戻る。
【0054】
ステップS15でノーであった場合は、ステップS15からそのままステップS2に戻る。ステップS14でノーであった場合も、ステップS14からそのままステップS2に戻る。
【0055】
図6は、監視センター2の各受信機7において、制御ブロック35(図3)の制御のもとで行われる映像・要求の送受信動作を示すフローチャートである。最初に、制御ブロック35が、対応する遠隔地1の送信機5(図1,図2)から送信されて通信インタフェース31及び動画通信プロトコルブロック32(図3)でH.323のプロトコルに則って受信された映像(動画または静止画)データを、動画伸長ブロック33(図3)で伸長させ、D/A変換器34(図3)でアナログ変換させて、モニター8(図1)に供給する(ステップS21)。
【0056】
続いて、操作卓9(図1)の前述の静止画表示キーの操作があったか否か(静止画表示キーの操作による信号が操作キーインタフェース36(図3)から入力したか否か)を判断する(ステップS22)。
【0057】
イエスであれば、その静止画表示キーの操作によって指定された送信機5のID,ビデオカメラ6のID及び日時(年月日及び時分秒)の情報から成る検索キーを作成する(但し、静止画表示キーのうち前述の「次」,「前」と表記された操作キーが操作された場合には、それらの操作キーの操作があったことを示す検索キーを作成する)(ステップS23)。そして、その検索キー及び静止画要求を、例えばTelnetのプロトコルで、通信インタフェース31からネットワーク4(図1)経由で対応する遠隔地1の送信機5に送信させる(ステップS24)。
【0058】
ステップS24を終えると、操作卓9(図1)の前述の動画表示キーの操作があったか否か(動画表示キーの操作による信号が操作キーインタフェース36から入力したか否か)を判断する(ステップS25)。また、ステップS22でノーであった場合も、そのままこのステップS25に進む。
【0059】
イエスであれば、動画表示要求を、例えばTelnetのプロトコルで、通信インタフェース31からネットワーク4経由で対応する遠隔地1の送信機5に送信させる(ステップS26)。そしてステップS21に戻る。他方ノーであれば、ステップS25からそのままステップS21に戻る。
【0060】
図7は、NAS3において、ストレージブロック43やWebサーバー44によって行われる映像・要求の送受信動作を示すフローチャートである。最初に、ストレージブロック43(図4)が、いずれかの遠隔地1の送信機5(図1,図2)から、静止画データ及びファイル名を指定した書き込み要求が通信インタフェース41及びNFSブロック42(図4)で受信されたか否かを判断する(ステップS31)。イエスであれば、ストレージブロック43が、受信された静止画データを、その指定されたファイル名でHDDに書き込む(ステップS32)。
【0061】
ステップS32を終えると、ストレージブロック43が、いずれかの遠隔地1の送信機5から、静止画データの読み出し要求が通信インタフェース41及びNFSブロック42で受信されたか否かを判断する(ステップS33)。また、ステップS31でノーであった場合も、そのままこのステップS33に進む。受信した検索キーと一致するファイル名の静止画データの読み出し要求を、
【0062】
イエスであれば、その読み出し要求に含まれる検索キーでHDD内のファイルを検索して、その検索キーと一致するファイル名(検索キーと日時の情報が完全に一致するファイル名がない場合には、日時の情報が検索キーと最も近いファイル名)の静止画データをHDDから読み出す(但し、直前に読み出した静止画データとファイル名中の日時の情報のみが前後するファイル名の静止画データの読み出し要求が受信された場合には、この日時の情報のみが前後するファイル名の静止画データの読み出す)(ステップS34)。そして、その静止画データを、NFSブロック42及び通信インタフェース41によりネットワーク4(図1)経由で要求元の送信機5に送信する(ステップS35)。
【0063】
続いて、Webサーバー44が、Webサーバー44にアクセスした端末から検索キー及び静止画要求を受信したか否かを判断する(ステップS36)。
【0064】
イエスであれば、Webサーバー44が、受信した検索キー及びその検索キーと一致するファイル名の静止画データの読み出し要求を、ストレージブロック43に与える(ステップS37)。そして、ストレージブロック43が、その検索キーでHDD内のファイルを検索して、その検索キーと一致するファイル名の静止画データをHDDから読み出してWebサーバー44に供給する(ステップS38)。そして、Webサーバー44が、その静止画データを表示するWebページを、ネットワーク4経由で静止画要求の送信元の端末に提供する(ステップS39)。
【0065】
次に、この遠隔監視システムにおいて、いずれかの遠隔地1で犯罪や火災が発生した場合に、監視センター2のスタッフが、発生前後の様子を映像で再確認する様子について説明する。
【0066】
監視センター2内にいるスタッフが、操作卓9の前述の静止画表示キーを操作しない状態では、各遠隔地1の送信機5からは、その遠隔地1のビデオカメラ6で撮影されている映像が、監視センター2の対応する受信機7にリアルタイムに送信される(図5のステップS1〜S3,S5,S6)。監視センター2では、各受信機7でこの映像が受信されて(図6のステップS21)、各モニター8にこの映像が表示される。
【0067】
また、各遠隔地1の送信機5からは、ビデオカメラ6で撮影された映像から取得した静止画がNAS3に送信され(図5のステップS7〜S9)、送信機ID,カメラID及び日時の情報をファイル名としてNAS3に記録される(図7のステップS31,S32)。
【0068】
モニター8を見ていた監視センター2のそのスタッフが、いずれかの遠隔地1で犯罪または火災があったことを発見し、発生前後の様子を映像で再確認するために操作卓9の静止画表示キーで、その遠隔地1の送信機5を指定するとともに所望のビデオカメラ6と日時とを指定したとする。すると、その遠隔地1の送信機5に対応する受信機7からその送信機5に静止画要求が送信され(図6のステップS22〜S24)、その送信機5からNAS3に読み出し要求が送信され(図5のステップS10〜S12)、それに応じてNAS3で静止画が読み出され(図7のステップS33〜S35)、その静止画がビデオカメラ6からの映像に代えてその送信機5からその受信機7に送信されて(図5のステップS13,S2,S4〜S6)、その受信機7でその静止画が受信される(図6ステップS21)ことにより、指定したビデオカメラ6で撮影された映像から指定して日時に取得された静止画がその受信機7用のモニター8に表示される。
【0069】
そのスタッフが、続けて静止画表示キーのうちの「次」,「前」と表記されたキーを操作した場合には、同様の過程を経て、今度は、そのビデオカメラ6で撮影された映像からそれぞれ直後,直前に取得された静止画が表示される。
【0070】
その後、そのスタッフが、再びリアルタイムな映像を見るために操作卓9の動画表示キーを操作すると、その受信機7からその送信機5に動画表示要求が送信され(図6のステップS25,S26)、それに応じて静止画に代えて再びビデオカメラ6からの映像がその送信機5からその受信機7に送信される(図5のステップS14〜S16,S2,S3,S5,S6)ことにより、再びリアルタイムな映像が表示される。
【0071】
このようにして、監視センター2内にいるスタッフは、いずれかの遠隔地1で犯罪や火災が発生した場合、操作卓9を操作することにより、発生前後の様子を映像(静止画)で再確認することができる。
【0072】
他方、監視センター2以外の場所にいるスタッフが、いずれかの遠隔地1で犯罪または火災があったことを知らされ、ネットワーク4に接続したパーソナルコンピュータ101(図1)で、NAS3内のWebサーバー44にアクセスして、前述のWebページでパスワードを入力して、その遠隔地1の送信機5と、その送信機5の所望のビデオカメラ6と、日時とを検索キーとして指定したとする。
【0073】
すると、Webサーバー44からNAS3内のストレージブロック43に読み出し要求が与えられ(図7のステップS36,S37)、それに応じてストレージブロック43で静止画が読み出され(図7のステップS38)、その静止画を表示するWebページがWebサーバー44からパーソナルコンピュータ101に提供される(図7のステップS39)ことにより、その遠隔地1の指定したビデオカメラ6で撮影された映像から指定した日時に取得された静止画がパーソナルコンピュータ101に表示される。
【0074】
このようにして、監視センター2以外の場所にいるスタッフも、いずれかの遠隔地1で犯罪や火災が発生した場合、パーソナルコンピュータ101等の端末でWEBサーバー44にアクセスすることにより、発生前後の様子を映像(静止画)で再確認することができる。
【0075】
ここで、この遠隔監視システムでは、NAS3の設置場所は、ネットワーク4に接続可能な場所でありさえすれば任意の場所に選定することができる。したがって、NAS3を遠隔地1から十分離れた場所に設置することにより、遠隔地1で火災があってもNAS3は焼失せず、遠隔地1で犯罪があってもNAS3が犯人に見つからないようにすることができるので、遠隔地1で犯罪や火災があった場合にも、NAS3に記録された映像が失われないようにすることができる。
【0076】
さらに、NAS3をスペースに余裕がある場所に設置することによって設置作業(NAS3をネットワーク4に接続する作業等)を容易にすることや、NAS3を保守点検や修理にも便利な場所に設置することができる。
【0077】
また、この遠隔監視システムによれば、受信機7は送信機5とのみ通信を行う(NAS3からの映像は送信機5を介して受信機7に送信される)ので、受信機7のほうには、送信機5と通信を行うためのプロトコルに則った回路である動画通信プロトコルブロック32(受信機として本来必要な回路)を搭載すれば足り、NAS3との通信に必要なプロトコルに則った回路であるNFSブロックを搭載する必要がない。したがって、受信機7の複雑化や大型化が防止されるので、受信機7を低コスト化することができるとともに、多数の受信機7を設置する場合にも監視センター2内でそれらの受信機7があまり大きなスペースを占めないようになっている。
【0078】
また、この遠隔監視システムによれば、NAS3には静止画が記録されるので、多数の遠隔地を監視する場合(多数の送信機5からの映像をこのNAS3に記録する場合)にも、長期間に亘って記録を行うことができるようになっている。
【0079】
なお、以上の例では、監視センター2以外の場所にNAS3を設置している。しかし、監視センター2が、スペースに余裕があり、保守点検や修理に便利な場所に存在しているような場合には、監視センター2内にNAS3を設置してもよい。
【0080】
また、以上の例では、NAS3を1台だけ設置している。しかし、別の例として、2台以上のNASを同じ場所または別々の場所に設置して、それらのNASに同じ静止画を記録させるようにしてもよい。
【0081】
また、以上の例では、NAS3に静止画を記録している。しかし、遠隔地1の数が少ない場合やNAS3の記録容量に余裕がある場合には、ビデオカメラ6で撮影された映像(動画)を圧縮してNAS3に記録するようにしてもよい。
【0082】
また、以上の例では、受信機7は送信機5とのみ通信を行うようになっている。しかし、別の例として、受信機7が直接NAS3と通信を行ってNAS3から映像を受信するようにしてもよい。
【0083】
また、本発明は、以上の例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成をとりうることはもちろんである。
【0084】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る遠隔監視システムによれば、遠隔地の監視カメラで撮影された映像を記録する映像記録装置の設置場所を、送信機と受信機とを結ぶネットワークに接続可能な場所でありさえすれば、任意の場所に選定することができる。
【0085】
したがって、この映像記録装置を遠隔地から十分離れた場所に設置することにより、遠隔地で火災があっても映像記録装置は焼失せず、遠隔地で犯罪があっても映像記録装置が犯人に見つからないようにすることができるので、遠隔地で犯罪や火災があった場合にも、映像記録装置に記録された映像が失われないようにすることができるという効果が得られる。
【0086】
さらに、この映像記録装置をスペースに余裕がある場所に設置することによって設置作業(映像記録装置を他の機器に接続する作業等)を容易にすることや、映像記録装置を保守点検や修理にも便利な場所に設置することができるという効果が得られる。
【0087】
また、この遠隔監視システムによれば、送信機及び監視カメラの識別情報と関連付けてこの映像記録装置に映像が記録されるので、複数の遠隔地を監視する場合(複数の送信機からの映像をこの映像記録装置に記録する場合)や、1つの遠隔地を複数台の監視カメラで監視する場合(1つの送信機から、複数台の監視カメラで撮影した映像をこの映像記録装置に記録する場合)にも、この識別情報を用いて、所望の送信機の所望の監視カメラからの映像を誤りなくこの映像記録装置から再生させることができるという効果も得られる。
【0088】
また、この遠隔監視システムによれば、監視センター側の操作により、所望の送信機の所望の監視カメラからの映像を、この映像記録装置から再生させて監視センター側に送信させることができるという効果も得られる。
【0089】
そして、受信機は送信機とのみ通信を行う(映像記録装置からの映像は送信機を介して受信機に送信される)ので、受信機のほうには、送信機と通信を行うためのプロトコルに則った回路(受信機として本来必要な回路)を搭載すれば足り、この映像記録装置との通信に必要なプロトコルに則った回路を搭載する必要がない。したがって、受信機の複雑化や大型化が防止されるので、受信機を低コスト化することができるとともに、多数の受信機を設置する場合にも監視センター内でそれらの受信機があまり大きなスペースを占めないようにすることができるという効果も得られる。
【0090】
また、この遠隔監視システムによれば、監視カメラから入力する映像から取得した静止画をこの映像記録装置に記録することにより、多数の遠隔地を監視する場合(多数の送信機からの映像をこの映像記録装置に記録する場合)にも、長期間に亘って記録を行うことができるという効果も得られる。
【0091】
また、この遠隔監視システムによれば、監視センター以外の場所でも、パーソナルコンピュータのような端末でWebサーバーにアクセスして、所望の送信機の所望の監視カメラからの映像をその端末に表示させることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔監視システムの全体構成を示す図である。
【図2】遠隔地の送信機の構成を示すブロック図である。
【図3】監視センターの受信機の構成を示すブロック図である。
【図4】NASの構成を示すブロック図である。
【図5】送信機における映像・要求の送受信動作を示すフローチャートである。
【図6】受信機における映像・要求の送受信動作を示すフローチャートである。
【図7】NASにおける映像・要求の送受信動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 遠隔地、 2 監視センター、 3 NAS、 4 ネットワーク、 5送信機、 6 ビデオカメラ、 7 受信機、 8 モニター、 9 操作卓、 11 スイッチャ、 12 A/D変換器、 13 静止画用フレームメモリ、 14 静止画圧縮ブロック、 15,42 NFSブロック、 16,31,41 通信インターフェース、 17 静止画伸長ブロック、 18 セレクタ、 19 動画用フレームメモリ、 20 動画圧縮ブロック、 21,32 動画通信プロトコルブロック、 22,35 制御ブロック、 33 動画伸長ブロック、 34 D/A変換器、 36 操作キーインタフェース、 43 ストレージブロック、 44 Webサーバー

Claims (5)

  1. 遠隔地の送信機と監視センターの受信機とを結ぶネットワークに、映像記録装置が接続されており、
    前記送信機は、
    監視カメラから入力する映像を前記ネットワーク経由で前記受信機に送信するとともに、前記映像を、前記ネットワーク経由で前記映像記録装置に送信して、前記送信機及び前記監視カメラを識別する識別情報と関連付けて前記映像記録装置に記録させる処理手段
    を備えたことを特徴とする遠隔監視システム。
  2. 請求項1に記載の遠隔監視システムにおいて、
    前記監視センターに、
    前記映像記録装置に記録された映像を、前記送信機及び前記監視カメラを指定して再生させるための操作手段
    が設けられており、
    前記受信機は、
    前記操作手段の操作に基づき、前記送信機に、前記映像記録装置に記録された映像の送信を前記ネットワーク経由で要求する処理手段
    を備えており、
    前記送信機は、
    前記受信機からの前記要求に基づき、前記識別情報を用いて前記ネットワーク経由で前記映像記録装置から映像を再生・送信させ、前記映像記録装置から送信された映像を、前記監視用カメラから入力する映像に代えて前記ネットワーク経由で前記受信機に送信する処理手段
    をさらに備えたことを特徴とする遠隔監視システム。
  3. 請求項1に記載の遠隔監視システムにおいて、
    前記送信機の前記処理手段は、前記監視カメラから入力する映像から所定のタイミングで取得した静止画を、前記送信機,前記監視カメラ及び前記静止画の取得日時を識別する識別情報と関連付けて前記映像記録装置に記録させる
    ことを特徴とする遠隔監視システム。
  4. 請求項3に記載の遠隔監視システムにおいて、
    前記監視センターに、
    前記映像記録装置に記録された静止画を、前記送信機及び前記監視カメラ及び日時を指定して再生させるための操作手段
    が設けられており、
    前記受信機は、
    前記操作手段の操作に基づき、前記送信機に、前記映像記録装置に記録された静止画の送信を前記ネットワーク経由で要求する処理手段
    を備えており、
    前記送信機は、
    前記受信機からの要求に基づき、前記識別情報を用いて前記ネットワーク経由で前記映像記録装置から静止画を再生・送信させ、前記映像記録装置から送信された静止画を、前記監視用カメラから入力する映像に代えて前記ネットワーク経由で前記受信機に送信する処理手段
    をさらに備えたことを特徴とする遠隔監視システム。
  5. 請求項1に記載の遠隔監視システムにおいて、
    前記送信機及び前記監視カメラを指定して静止画の表示を要求するためのWebページを前記ネットワーク上で提供し、前記要求を受信したことに基づき、前記識別情報を用いて前記映像記録装置から読み出させた映像を、前記要求の送信元の端末に提供するWebサーバー
    をさらに備えたことを特徴とする遠隔監視システム。
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