JPH04338900A - 交通事故状況記録装置 - Google Patents

交通事故状況記録装置

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JPH04338900A
JPH04338900A JP11197491A JP11197491A JPH04338900A JP H04338900 A JPH04338900 A JP H04338900A JP 11197491 A JP11197491 A JP 11197491A JP 11197491 A JP11197491 A JP 11197491A JP H04338900 A JPH04338900 A JP H04338900A
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JP11197491A
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English (en)
Inventor
Keizaburo Ono
小野 敬三郎
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ONO DENKI KK
Original Assignee
ONO DENKI KK
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    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C5/00Registering or indicating the working of vehicles
    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data
    • G07C5/0875Registering performance data using magnetic data carriers
    • G07C5/0891Video recorder in combination with video camera

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  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交差点において交通事
故が発生したときの状況を記録するための交通事故状況
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交差点において事故が発生したときに信
号の状態がどうであったかは事故当事者の過失の有無或
いはその程度を判断する上で重要な事項であるが、従来
は、これらについては当事者或いは目撃者の証言に頼ら
ざるをえなかった。
【0003】しかし、当事者或いは目撃者の証言だけで
は、思い違い或いは意図的な変更により証言に食い違い
を生じ、判断が難しくなることがしばしば生じるという
問題があった。
【0004】この問題を解決するため、本発明者は、交
通事故が発生した時の交通信号の状態を記録する交通信
号記録装置を案出し、特願平1−43164号として出
願している。なお、同出願は特開平2−224099号
公報として公開されている。
【0005】同公報に記載の交通信号記録装置において
は、交通信号の状態をオートリバースのオーディオカセ
ットテープレコーダ等のエンドレスの記録手段に連続的
に記録しておき、交通事故発生後に現場に到着した警察
官が、記録手段の動作を停止させてテープを交換するこ
とにより、事故発生時及びその前後の信号の状態を判別
できるようにしている。また、事故発生時の音及び事故
発生時の時刻も記録されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の装置においては、事故発生時の交通信号の状態,音
及び時刻だけしか記録されないので、事故の状況を正確
に判断するための情報としてはまだ十分でないという問
題があった。
【0007】たとえば、上記公報に記載の装置では、車
両がどの程度の速度でどのような経路で交差点内に進入
したかを判別することができない。また、事故の原因と
なった車両が事故現場から立ち去ってしまったような場
合、逃走車両の捜査に必要な十分な情報を得ることがで
きない。
【0008】また、カセットテープの長さは有限である
ので、カセットテープ上に記録可能な情報は一定時間内
のものに制限される。したがって、事故発生から記録動
作が停止されないまま長時間経過すると、事故発生当時
の情報は後続の情報で書き換えられてしまい、必要な情
報が得られなくなってしまう。例えば、自損事故の場合
、事故を通報せずにそのまま立ち去ってしまう場合があ
るが、このような場合該当車両の情報が得られず事故車
両を特定することが困難となる。
【0009】そこで、本発明は、事故発生時の信号灯の
点灯状態や音響情報に加えて映像情報も記録することに
より、交通事故の検分や捜査に必要な十分な情報を提供
できる交通事故状況記録装置を提供することを目的とす
る。また、本発明は、事故発生当時の情報を確実に保存
できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、交差点近傍に配置された音響情報検出装置
と、前記交差点近傍を撮像する撮像装置と、前記交差点
に配置された交通信号機の信号灯の点滅状態を検出する
信号灯状態検出装置と、常時動作する記録系と外部から
の指示に基づき動作する再生系を有しており、前記音響
情報検出装置からの音響信号と前記撮像装置からの映像
信号と前記信号灯状態検出装置からの信号灯状態信号と
を所定時間分記録するエンドレス記録装置と、該エンド
レス記録装置からの再生信号が供給される磁気記録再生
装置と、前記音響情報検出装置からの音響信号から衝突
音を検出する衝突音検出回路と、該衝突音検出回路によ
り衝突音が検出されたときに前記エンドレス記録装置の
再生動作を一定時間行わせるとともに、前記磁気記録再
生装置の記録動作を一定時間行わせる記録制御装置と、
からなることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の交通事故状況記録装置においては、エ
ンドレス記録装置は、常時記録動作を行っており、定常
時には、交差点近傍の映像情報,音響情報及び信号灯状
態情報がエンドレス記録装置に連続的に記録される。衝
突事故が発生すると、音響情報検出装置から得られる信
号のレベルが大となるので、このレベルが閾値以上であ
るときは衝突事故が発生したと見做される。衝突が検出
されると、エンドレス記録装置における再生動作が開始
されるとともに、磁気記録再生装置の記録動作が開始さ
れ、所定時間後元の状態に戻る。したがって、磁気記録
再生装置においては、事故発生前後の交差点近傍の映像
情報,音響情報及び信号灯状態情報が保持される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0013】図1は、本発明の交通事故状況記録装置の
実施例を示すブロック図である。
【0014】青色信号灯1B,黄色信号灯1Y及び赤色
信号灯1Rを備えた交通信号機1には、信号線2B,2
Y,2Rを介して信号灯点滅制御装置3が接続されてお
り、図2(a),(b),(c)に示すようなタイミン
グで各色信号灯の点滅が順次制御される。また、図3に
示すように、道路R1と道路R2が交差する交差点Cに
おいて、交通信号機1が設けられた道路R1と直交する
道路R2にも交通信号機4が設けられており、図2(e
),(f),(g)に示すようなタイミングで各色信号
灯4B,4Y,4Rの点滅が順次制御される。
【0015】信号灯点滅制御装置3には、信号灯記号発
生部5が接続されている。この信号灯記号発生部5は、
図2(d)に示すように、交通信号機1の信号灯の青色
,黄色及び赤色の点灯状態に応じて信号灯の点灯状態を
示す記号を表示するための信号灯映像信号S1,S2及
びS3(以下Ssと総称する)を発生する。この信号灯
映像信号Ssは、後述する磁気記録再生装置13で記録
されたビデオテープを再生したときに、テレビモニタ上
に信号灯の点灯状態を模式的に表示するためのものであ
る。
【0016】図4は、ビデオテープを再生したときにテ
レビモニタ上に表示される画像の一例を示しており、表
示画面Sの対角位置に交通信号機1の各色信号灯1B,
1Y,1Rに対応した各信号灯点灯記号1b,1y,1
rが表示され、これとは異なる対角位置に同様に交通信
号機4の各色信号灯4B,4Y,4Rに対応して各信号
灯点灯記号4b,4y,4rが表示される。
【0017】たとえば、信号灯映像信号S1は、青色信
号灯点灯記号1bを青色で表示するとともに、赤色信号
灯点灯記号4rを赤色で表示するが、他の信号灯点灯記
号1y,1r,4b,4yの表示は行わないような信号
である。
【0018】時刻文字発生部6は、前記表示画面Sの一
部に時刻表示文字Tを表示するための映像信号を発生す
るためのものであり、時刻文字発生部6からの時刻表示
用映像信号Scは、加算部7において信号灯記号発生部
5からの信号灯映像信号Ssと加算される。なお、ここ
でいう時刻とは年月日の情報を含んでいるものとする。 上述の信号灯記号発生部5及び時刻文字発生部6は、慣
用のカラーキャラクタジェネレータを使用して構成する
ことができる。
【0019】また、交差点C近傍には、交差点Cの状況
を撮像するためのテレビジョンカメラ等の撮像装置8が
配置されており、撮像装置8からの交差点映像信号Sv
も加算部7に供給される。
【0020】加算部7の出力、すなわち、信号灯映像信
号Ssと時刻表示用映像信号Scと交差点映像信号Sv
とが合成された映像信号Smは、エンドレス記録装置9
の映像信号入力端子に供給される。なお、エンドレス記
録装置9の詳細については後述する。
【0021】また、交差点C近傍には、マイクロホン,
増幅器等からなる周囲音検出装置10が配置されており
、周囲音検出装置10からの音響信号Saは、エンドレ
ス記録装置9の音声入力端子に供給される。なお、本明
細書において音響信号とは、空気或いは地面の振動を検
出して得られる信号を意味するものである。また、周囲
音検出装置10からの音響信号Saは衝突音検出回路1
1にも供給される。
【0022】この衝突音検出回路11は、検出された音
響が車両の衝突音か否かを判別し、衝突音であると判別
されたときには、図2(i)に示すような衝突検出信号
を発生する。検出された音響が衝突音であるか否かは、
たとえば、検出された音響信号A1,A2(図2(h)
参照)のレベルが予め決められた閾値Vth以上になっ
たかどうかで判別する。なお、交通事故の衝突音以外の
音で誤動作しないようにするために、周囲音検出装置1
0においては指向性のマイクロホンを使用し、指向性を
交差点内に向けておくことが望ましい。また、救急車の
サイレン等で誤動作するのを防止するために、音響信号
の経路中、たとえば、衝突音検出回路11内にサイレン
の周波数成分を除去する帯域除去フィルタを設けるよう
にしてもよい。
【0023】衝突音検出回路11からの衝突検出信号は
記録制御装置12に供給される。記録制御装置12は、
衝突検出信号が入力されると、すなわち、衝突事故の発
生が検出されると、エンドレス記録装置9において再生
動作を開始させ、一定時間後に再度記録動作のみに切り
換える。
【0024】また、エンドレス記録装置9からの再生信
号は、ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置13
に供給される。この磁気記録再生装置13としては、市
販のビデオデッキ等を使用することができる。なお、こ
の磁気記録再生装置13も前述の記録制御装置12によ
り制御され、衝突事故の発生が検出されると、記録動作
が開始され、一定時間後に停止する。
【0025】上述の撮像装置8及び周囲音検出装置10
は、たとえば、図5に示すように、交通信号機1が取り
付けられた信号灯柱14に交差点中心方向を向いて取り
付けられる。
【0026】次に、エンドレス記録装置9について説明
する。
【0027】図6(a),(b)は、エンドレス記録装
置9の1例を模式的に示しており、両面に磁性面を有す
る円板状の磁気記録媒体15を挟んで記録ヘッド16及
び再生ヘッド17が配置されている。なお、図5(b)
は、同図(a)のI−I線切断断面図である。各ヘッド
16,17はマルチギャップ形式となっており、それぞ
れ複数のヘッド素子が、磁気記録媒体15の両面の磁性
面に接する状態で磁気記録媒体15の半径方向に配列さ
れている。なお、図においては記録ヘッド16のヘッド
素子群16aのみを図示している。磁気記録媒体15に
は合成映像信号Sm及び音響信号Saが同心円状の複数
トラックに記録されるが、合成映像信号Smは周波数帯
域が広いので、図7(a)に示すように多重変調回路1
8で複数の帯域に分割して帯域を狭くして各帯域ごとに
記録ヘッド16の各ヘッド素子で磁気記録媒体15に複
数のトラックに分けて同心円状に記録する。また、再生
の際には、図7(b)に示すように再生ヘッド17の各
ヘッド素子から得られた再生信号を多重復調回路19で
復調して連続した周波数帯域を有する合成映像信号Sm
を得る。なお、音響信号Saは周波数帯域が狭いので、
そのまま記録回路20により磁気記録媒体15に記録し
、再生回路21で再生すればよい。
【0028】次に、上述の交通事故状況記録装置の動作
について説明する。
【0029】エンドレス記録装置9は常時連続的に記録
動作を行っている。磁気記録媒体15は、たとえば、3
0秒に1回転の割合で矢印方向に回転しており、記録ヘ
ッド16で記録された情報は、一定時間後に再生ヘッド
17を通過する。たとえば、記録ヘッド16と再生ヘッ
ド17とがなす角度θが45度であるとすると、記録し
てから約22秒後に再生ヘッド17を通過する。再生ヘ
ッド17を通過した磁気記録媒体15上の情報は、約8
秒後に記録ヘッド16において新しい信号で書き換えら
れる。したがって、磁気記録媒体15には、現在から2
2秒前までの信号灯識別情報、時刻情報、映像情報及び
音響情報が過去の情報を更新しながら連続的に記録され
ることになる。また、8秒間は事故後の情報が記録され
る。
【0030】いま、図2に示すタイミングチャートにお
いて、時点t0で車両が衝突したとする。衝突時に発生
した衝撃音A1(図2(h)参照)は、周囲音検出装置
10で検出され衝突音検出回路11に供給される。なお
、A2はブレーキ音である。検出音のレベルが閾値VT
Hよりも高いときは車両の衝突と見做され、衝突音検出
回路11において図2(i)に示すような衝突検出信号
が生成される。
【0031】衝突検出信号が記録制御装置12に供給さ
れると、記録制御装置12からエンドレス記録装置9へ
図2(j)に示すような再生制御信号が供給されるとと
もに、記録制御装置12から磁気記録再生装置13へ図
2(k)に示すような記録制御信号が供給される。これ
により、エンドレス記録装置9において記録動作を継続
しながら再生動作が開始されるとともに、磁気記録再生
装置13において記録動作が開始される。したがって、
磁気記録媒体14に記録されていた衝突直前の約22秒
間の信号灯識別情報、時刻情報、映像情報、及び音響情
報が再生されて磁気記録再生装置13に供給されビデオ
テープに記録される。また、エンドレス記録装置9にお
いては記録動作は継続しているので、事故発生後の約8
秒間の情報もエンドレス記録装置9で再生され磁気記録
再生装置13で記録される。
【0032】衝突が検出されてから一定時間t、本実施
例の場合30秒経過すると、記録制御装置12からの指
示によりエンドレス記録装置9の再生動作は停止され記
録動作のみとなる (図2(j)参照) ) 。また、
磁気記録再生装置13の記録動作は停止される (図2
(k)参照) ) 。すなわち、交通事故状況記録装置
の動作は初期状態に戻る。なお、この一定時間tは、磁
気記録媒体14が一周する時間に対応している。
【0033】上述の動作により、事故発生毎にエンドレ
ス記録装置9の一定時間の再生動作と、この再生動作に
同期した磁気記録再生装置13の一定時間の記録動作が
繰り返される。したがって、磁気記録再生装置13には
、事故発生毎に事故発生の約22秒前(図2の時点t1
)から約8秒後(時点t2)までの30秒間の映像情報
及び音響情報が順次記録されることになる。なお、記録
ヘッド15と再生ヘッド16とがなす角度θを大きくす
ると事故後の記録時間が長くなり、角度θを小さくする
と事故前の記録時間が長くなる。
【0034】したがって、事故の状況を検分するために
は、磁気記録再生装置13の映像出力端子13aと音声
出力端子13bにテレビモニタ (図示せず) を接続
し、磁気記録再生装置13で記録されたビデオテープを
当該磁気記録再生装置13で再生してテレビモニタに表
示するか、或いは、ビデオテープを別の場所に用意され
た磁気記録再生装置まで搬送して再生し、テレビモニタ
に表示することにより、事故当時の信号灯識別情報、時
刻情報、映像情報、及び音響情報を知ることができ、事
故の状況を正確に認定することができる。
【0035】たとえば、図2に示す例の場合、道路R1
を進行中の車両と道路R2を進行中の車両とが出会い頭
に衝突したとすると、衝突時においては道路R1側の信
号が赤であるので、道路R1を進行中の車両が信号を無
視したことが判る。また、事故直前の音響も記録されて
いるので、ブレーキ音A2の有無により居眠り運転の可
能性の有無を判断するときの材料とすることができる。
【0036】更に、交差点近傍の映像を記録しているの
で、映像情報から車両がどの程度の速度でどのような経
路で交差点内に進入したかを判別することができる。ま
た、事故の原因となった車両が事故現場から立ち去って
しまったような場合でも、逃走車両の捜査に必要な車両
形式,車体の色,車両番号等の情報を得ることができる
【0037】なお、記録制御装置12を手動で操作して
、エンドレス記録装置9の各入力端子に供給された各信
号を、記録・再生の工程を経ることなくそのまま各出力
端子に供給するとともに、磁気記録再生装置13を連続
的に記録動作させることにより、周囲音検出装置9から
の音響信号Sa、加算部7からの合成映像信号Smを、
直接磁気記録再生装置13で連続的に記録するようにす
ることもできる。この場合、事故の発生の有無に関係な
く交通信号の状態と車両の通行状態が記録されるので、
ビデオテープを再生することにより赤信号を無視した車
両を特定することができる。
【0038】なお、上述の実施例においては、エンドレ
ス記録装置9として低速で回転する円板状の磁気記録媒
体を利用したものを採用したが、これに限定されるもの
ではない。たとえば、図8(a),(b)に示されるよ
うに、一対の回転ロール22,23間に、表面に磁性体
が塗布された矢印方向に回転駆動されるベルト24を巻
装し、ベルト24の磁性面に接触した状態で、ベルト移
動方向に関して一定の間隔を開けてマルチギャップ形式
の記録ヘッド25と再生ヘッド26を配置するようにし
てもよい。なお、記録系及び再生系の動作については、
先に述べたエンドレス記録装置と同様である。このよう
な磁性体ベルト24を使用した場合には、各ヘッド25
,26の各ヘッド素子のいづれにおいても、ヘッド25
,26とベルトの相対速度が等しくなるので、各ヘッド
素子における記録再生特性を等しくすることができる。 また、磁性体ベルト24の幅を容易に広げることができ
るので、ヘッド素子数の増加に容易に対応できる。
【0039】更に、図9(a),(b)に示されるよう
に、高速(たとえば、30回転/秒)で回転する円板状
の磁気記録媒体27に対して、それぞれ半径方向に移動
可能な記録ヘッド28及び再生ヘッド29を設け、記録
位置及び再生位置を半径方向に順次変えながら円周方向
に記録及び再生を行うようにしてもよい。記録ヘッド2
8はアクチュエータ30で進退駆動されるアーム31の
先端に取り付けられ、また、再生ヘッド29はアクチュ
エータ32で進退駆動されるアーム33の先端に取り付
けられる。記録ヘッド28は定速で外周から内周に向か
って駆動され、最内周に到達すると最外周に急速に引き
戻されるという動作を繰り返す。再生ヘッド29も同様
に駆動されるが、記録ヘッド28が通過したトラックを
一定時間後に通過するように制御される。
【0040】また、磁気記録媒体の代わりに半導体メモ
リを使用し、映像信号及び音響信号をディジタル変換し
て半導体メモリの連続するアドレスに順次循環的に書き
込んでいき、衝突発生時には書き込みを継続しながらデ
ータの読み出しを行うようにすればよい。なお、一般的
にはメモリに対する書き込みと読み出しを同時に行うこ
とはできないので、時分割で書き込みと読み出しを行う
ことにより、見掛け上書き込みと読み出しを行うことが
できる。
【0041】また、エンドレス記録装置9の出力を、磁
気記録再生装置13とは並列的に、電子スチルカメラ用
の高速で回転する円板状の磁気記録媒体を使用した磁気
記録再生装置に供給して、連続したフレームの画像或い
は一定枚数おきのフレームの画像を記録するようにして
もよい。
【0042】また、上述の実施例においては、周囲音検
出装置10の出力に基づいて車両の衝突を検出したが、
周囲音検出装置10とは別に専用に振動センサを設け、
この振動センサの出力に基づいて車両の衝突を検出する
ようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明においては
、交差点の状況を常時エンドレス記録装置に記録してお
き、事故発生時にはエンドレス記録装置で再生動作を行
わせててこの再生信号を通常の磁気記録再生装置に記録
するようにしている。これにより、エンドレス記録装置
の記録可能時間に制限されることなく、事故発生時の状
況を確実に保持することができる。また、信号灯の点灯
状態や周囲の音だけではなく映像も記録するようにして
いるので、交通事故の発生状況を正確に認定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の交通事故状況記録装置の実施例を
示すブロック図である。
【図2】  図1に示す交通事故状況記録装置の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図3】  交差点における交通信号機の配置を模式的
に示す説明図である。
【図4】  本実施例の交通事故状況記録装置により得
られた情報をテレビモニタで表示したときの表示例を示
す説明図である。
【図5】  音響検出装置及び撮像装置の取り付け状態
を模式的に示す説明図である。
【図6】  エンドレス記録装置の1例を模式的に示す
説明図である。
【図7】  図6に示すエンドレス記録装置の記録系及
び再生系を模式的に示すブロック図である。
【図8】  エンドレス記録装置の他の例を模式的に示
す説明図である。
【図9】  エンドレス記録装置の更に他の例を模式的
に示す説明図である。
【符号の説明】
1,4  交通信号機、1B,1Y,1R  信号灯、
1b,1y,1r  信号灯点灯記号、2B,2Y,2
R  信号線、3  信号灯点滅制御装置、5  信号
灯記号発生部、6  時刻文字発生部、7  加算部、
8  撮像装置、9  エンドレス記録装置、10  
周囲音検出装置、11  衝突音検出回路、12  記
録制御装置、13  磁気記録再生装置、14  信号
灯柱、15  磁気記録媒体、16  記録ヘッド、1
6a  ヘッド素子群、17  再生ヘッド、18  
多重変調回路、19多重復調回路、20  記録回路、
21  再生回路、22,23  回転ロール、24 
 ベルト、25  記録ヘッド、26  再生ヘッド、
27  磁気記録媒体、28記録ヘッド、29  再生
ヘッド、30  アクチュエータ、31  アーム、3
2アクチュエータ、33  アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  交差点近傍に配置された音響情報検出
    装置と、前記交差点近傍を撮像する撮像装置と、前記交
    差点に配置された交通信号機の信号灯の点滅状態を検出
    する信号灯状態検出装置と、常時動作する記録系と外部
    からの指示に基づき動作する再生系を有しており、前記
    音響情報検出装置からの音響信号と前記撮像装置からの
    映像信号と前記信号灯状態検出装置からの信号灯状態信
    号とを所定時間分記録するエンドレス記録装置と、該エ
    ンドレス記録装置からの再生信号が供給される磁気記録
    再生装置と、前記音響情報検出装置からの音響信号から
    衝突音を検出する衝突音検出回路と、該衝突音検出回路
    により衝突音が検出されたときに前記エンドレス記録装
    置の再生動作を一定時間行わせるとともに、前記磁気記
    録再生装置の記録動作を一定時間行わせる記録制御装置
    と、からなることを特徴とする交通事故状況記録装置。
JP11197491A 1991-05-16 1991-05-16 交通事故状況記録装置 Pending JPH04338900A (ja)

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JP11197491A JPH04338900A (ja) 1991-05-16 1991-05-16 交通事故状況記録装置

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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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