JPH06203289A - 車載映像記録装置 - Google Patents

車載映像記録装置

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JPH06203289A
JPH06203289A JP4349060A JP34906092A JPH06203289A JP H06203289 A JPH06203289 A JP H06203289A JP 4349060 A JP4349060 A JP 4349060A JP 34906092 A JP34906092 A JP 34906092A JP H06203289 A JPH06203289 A JP H06203289A
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JP
Japan
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image
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vehicle
stored
image signal
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Pending
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JP4349060A
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English (en)
Inventor
Koji Kiso
康治 木曽
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH06203289A publication Critical patent/JPH06203289A/ja
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  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影した過去の画像を順次表示するととも
に、短時間で再生かつ録画しながらの再生を可能にして
使用の利便性の向上を図る。 【構成】 テレビカメラ1で撮影した映像信号は、A/
D変換器2でA/D変換され、フィールドメモリ3に入
力されて連続記憶する。フィールドメモリ3は複数の画
像の記憶枚数分だけ時間的に遅延した画像信号を出力
し、この出力される画像信号を静止画発生器4を通じて
一画面の静止画に形成する。この後、D/A変換器5で
D/A変換して走行中の過去の映像を順次、モニタ8で
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体からの撮像を遅
延かつ異常事態発生時までの間の撮像を記憶して保持す
るとともに任意時に撮像を表示する車載映像記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体、例えば自動車を運転して
いる場合に前方の標識を運転者が見逃すことがあり、こ
の見逃しに気づいてもその標識を再確認することができ
ない。
【0003】このため移動自動車の進行方向の映像を連
続して記録するビデオテープレコーダや光ディスク装置
の搭載が提案されている。
【0004】この種の自動車に搭載する映像記録装置と
して特開平3−92094号公報に開示された「イメー
ジレコーダ」を挙げることが出来る。
【0005】この「イメージレコーダ」では、異常事態
発生時に至るまでの移動体周囲の映像が、移動体の走行
速度に応じた変換速度でデジタル画像データに変換して
書換え可能な光ディスクに書き込まれる。これによって
移動体の高速走行における映像(画像)情報の欠落を最
小限に抑えるようにしている。
【0006】また、移動体の走行速度が上限に達した場
合に、変換して得られるデジタル画像データを圧縮して
光ディスクに書き込むようにして、記録密度を高めるよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来例では、録画を目的としており、自動車の高速
走行における画像情報の欠落を最小限に抑え、さらに移
動体の走行速度が上限に達した場合に、光ディスクに書
き込む記録密度を向上させている。
【0008】したがって、運転者がみのがした標識を再
確認する場合のように、再生画像や時間的に遅延した画
像を短時間で再生できない。また録画しながらの再生は
困難であった。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、第1の目的として、撮影し
た過去の画像を順次表示できるとともに、短時間で再生
でき、かつ、録画しながらの再生が可能となって、使用
の利便性が向上する車載映像記録装置を提供する。
【0010】第2の目的として、当該装置が搭載される
移動体での異常事態が発生する間の状態を再生でき、異
常事態発生に係る状態の検証が容易に出来る車載映像記
録装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の目的に対応する請求項1記載の車載映像記録
装置は、所定方向を撮影した映像信号を出力する撮影手
段と、撮影手段からの映像信号を遅延する遅延手段と、
遅延手段で遅延した映像信号を表示する表示手段とを備
える構成としている。
【0012】第1の目的に対応する請求項2記載の車載
映像記録装置は、所定方向を撮影した映像信号を出力す
る撮影手段と、撮影手段からのアナログ映像信号をデジ
タル画像信号に変換するA/D変換手段と、A/D変換
手段からのデジタル画像信号を記憶する固体素子記憶手
段と、固体素子記憶手段からのデジタル画像信号を遅延
させる遅延手段と、遅延手段からのデジタル画像信号を
アナログ画像信号に変換するD/A変換手段と、D/A
変換手段からの画像信号を画像表示する表示手段とを備
える構成としている。
【0013】第1の目的に対応する請求項3記載の車載
映像記録装置は、請求項2記載の構成に加えて、任意時
の指示で記憶手段に記憶した画像を保持し、かつ、保持
した画像を任意時の指示で表示手段に表示する画像保持
・表示指示手段を備える構成としている。
【0014】第2の目的に対応する請求項4記載の車載
映像記録装置は、請求項2又は3記載の構成に加えて、
当該装置が搭載される移動体の異常事態を検出した際
に、記憶手段での新たな画像の取り込みを停止して、記
憶した画像を保持する異常事態検知・制御手段と、記憶
手段で記憶した画像を再生して表示手段で表示するため
の表示指示手段とを備える構成である。
【0015】
【作用】このような構成の請求項1、2、3記載の発明
では、記憶した画像を遅延させて表示される。さらに、
指示した任意時に画像を記憶して保持し、かつ、指示し
た任意時に再生される。これによって撮影した過去の画
像を表示できるとともに、短時間で再生でき、かつ、録
画しながらの再生が可能となる。
【0016】請求項4記載の発明では、当該装置が搭載
される移動体の異常事態を検出した際に、新たな画像の
取り込みを停止して記憶した画像が保持される。この後
に記憶した画像を再生することによって、当該装置が搭
載される移動体での異常事態が発生する間の状態を再生
でき、この異常事態発生に係る状態の検証が容易にな
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明の車載映像記録装置の実施例を
図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の車載映像記録装置におけ
る実施例の構成を示すブロック図である。図1におい
て、この例は移動体である自動車前方を撮影するように
配置されたテレビカメラ1(請求項における撮影手段に
対応する)と、テレビカメラ1からの撮像信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器2と、A/D変換器2か
らのデジタル画像、すなわち、テレビカメラ1で撮影し
た映像を一定時間、記憶するフィールドメモリ3(請求
項における固体素子記憶手段に対応する)と、フィール
ドメモリ3からの画像を静止画に形成する静止画発生器
4(請求項における遅延手段に対応する)と、静止画発
生器4からのデジタル画像信号をアナログ画像信号に変
換するD/A変換器5とが設けられている。
【0019】さらに、この例は当該装置が搭載される自
動車の異常事態である衝突などを検知する衝突検知回路
6(請求項における異常事態検知・制御手段に対応す
る)と、静止画発生器4で静止画に形成する際の静止画
発生制御信号をフィールドメモリ3に送出して読み出す
ための制御を行う静止画発生制御回路7と、D/A変換
器5からのアナログ画像信号を画像表示するモニタ8
(請求項における表示手段に対応する)と、静止画発生
制御回路7に接続されて、任意時にフィールドメモリ3
での記憶画像を保持、すなわち、新たな画像の取り込み
と、この取り込んだ画像の出力を停止させるとともに、
静止画発生器4からの静止画をモニタ8で表示させる指
示を行うためのスイッチ9とが設けられている。
【0020】衝突検知回路6は、周知の異常時の発生音
を検出するマイクロホン、歪み検出素子、エアバック作
動用の急ブレーキ検出機構などを組み合わせて構成すれ
ば良い。
【0021】なお、静止画発生制御回路7とスイッチ9
とで請求項における画像保持・表示指示手段及び表示指
示手段に対応する。
【0022】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。
【0023】テレビカメラ1では自動車走行中における
前方を常時撮影している。このテレビカメラ1で撮影し
た映像信号は、A/D変換器2でA/D変換され、フィ
ールドメモリ3に入力されて連続記憶される。
【0024】この場合、フィールドメモリ3は複数の画
像を一定時間、記憶している。そして、画像の記憶枚数
分だけ時間的に遅延した画像信号が出力される。すなわ
ち、記憶枚数分の画像の記憶が終了した後は順次新たな
画像を取り込むとともに、最初の記憶画像から出力する
ことになる。
【0025】この出力される画像信号は静止画発生器4
を通じて一画面の静止画に形成されてD/A変換器5に
入力される。ここででD/A変換された後にモニタ8で
一画面の静止画が順次、表示される。
【0026】したがって、モニタ8ではテレビカメラ1
が撮影した映像が常に一定時間の遅延した画像で順次モ
ニタ8で表示されることになる。すなわち、走行におけ
る過去の地点で撮影した映像を遅延して順次表示される
ため、走行中の自動車の運転者が前方の標識を運転者が
見逃すような場合にも遅延して表示される標識の画像を
運転者、同乗者などが目視して再確認できることにな
る。
【0027】次に、当該装置が搭載される自動車の異常
事態である衝突などが発生した場合、衝突検知回路6か
らの検知信号によってフィールドメモリ3の記憶を停止
させて、この衝突まで一定時間の画像を保持する。この
後の任意時にスイッチ9をオン(ON)することによっ
て、フィールドメモリ3での記憶画像を読み出し、静止
画発生器4で静止画に形成してモニタ8で表示を行う。
【0028】したがって、異常事態が発生する間の状態
を再生することによって、異常事態発生に係る状態の検
証が出来るようになる。
【0029】また、任意時にフィールドメモリ3での記
憶画像を保持して、さらに任意時に再生することも出来
る。この場合、任意時にスイッチ9を一度、オン(O
N)することによって、フィールドメモリ3での記憶画
像を保持する。すなわち、新たな画像の取り込みと出力
を停止させる。この後の任意時にスイッチ9を再びオン
(ON)することによって、フィールドメモリ3での記
憶画像を読み出し、静止画発生器4で静止画に形成して
モニタ8で表示する。
【0030】したがって、任意時に所望の映像を記憶で
きるとともに、以後に再生が可能になって高速走行中の
自動車の運転者が前方の標識をみのがしたような場合に
も再生した表示画像によってみのがした標識の再確認で
きることになる
【0031】なお、スイッチ9は記憶及び再生用の二つ
のスイッチを設けるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2,3の発明の車載映像記録装置では、記憶した画
像を遅延させて表示される。さらに、指示した任意時に
画像を記憶して保持し、かつ、指示した任意時に再生し
ているため、撮影した過去の画像を表示できるととも
に、短時間で再生でき、かつ、録画しながらの再生が可
能となるという効果を有する。
【0033】請求項4の発明の車載映像記録装置では、
当該装置が搭載される移動体の異常事態を検出した際に
新たな画像の取り込みを停止して記憶した画像を保持し
ているため、この後に記憶を再生することによって、当
該装置が搭載される移動体での異常事態が発生する間の
状態を再生でき、この異常事態発生に係る状態の検証が
容易になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載映像記録装置における実施例の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 テレビカメラ 2 A/D変換器 3 フィールドメモリ 4 静止画発生器 5 D/A変換器 6 衝突検知回路 7 静止画発生制御回路 8 モニタ 9 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向を撮影した映像信号を出力する
    撮影手段と、 前記撮影手段からの映像信号を遅延する遅延手段と、 前記遅延手段で遅延した映像信号を表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする車載映像記録装置。
  2. 【請求項2】 所定方向を撮影した映像信号を出力する
    撮影手段と、 前記撮影手段からのアナログ映像信号をデジタル画像信
    号に変換するA/D変換手段と、 前記A/D変換手段からのデジタル画像信号を記憶する
    固体素子記憶手段と、 前記固体素子記憶手段からのデジタル画像信号を遅延さ
    せる遅延手段と、 前記遅延手段からのデジタル画像信号をアナログ画像信
    号に変換するD/A変換手段と、 前記D/A変換手段からの画像信号を画像表示する表示
    手段とを具備することを特徴とする車載映像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の構成に加えて、任意時の
    指示で記憶手段に記憶した画像を保持し、かつ、保持し
    た画像を任意時の指示で表示手段に表示するための画像
    保持・表示指示手段とを具備することを特徴とする請求
    項2記載の車載映像記録装置。
  4. 【請求項4】 当該装置が搭載される移動体の異常事態
    を検出した際に、記憶手段での新たな画像の取り込みを
    停止して、記憶した画像を保持する異常事態検知・制御
    手段と、 前記記憶手段で記憶した画像を再生して表示手段で表示
    するための表示指示手段とを具備することを特徴とする
    請求項2または請求項3記載の車載映像記録装置。
JP4349060A 1992-12-28 1992-12-28 車載映像記録装置 Pending JPH06203289A (ja)

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ID=18401223

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045239A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Toreede Uindo Kk 瞑想用タバコ
JPH04252693A (ja) * 1991-01-29 1992-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 画像監視装置
JPH04310200A (ja) * 1991-04-08 1992-11-02 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 交差点監視装置
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