JP2009003311A - ボイスレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】事件や事故に遭遇した際に、その時点近傍の音声データを事実を証明する材料として有効な状態に留めておくことのできるボイスレコーダを提供する。
【解決手段】音声入力手段(10〜12)と、音声データの記録と読出しが可能な第1メモリ(16)および第2メモリ(17)と、操作入力に基づいて、前記第1メモリに前記音声入力手段から出力された音声データの記録、前記第1メモリに記憶された音声データの再生、および前記第1メモリの記録内容の消去を行う第1の制御手段(30)と、外部の異常を検知する検知手段(19,20)と、操作入力に係らずに、常時、音声入力手段から出力される音声データを前記第2メモリに記録させるとともに、検知手段の異常検知に応答して第2メモリの記録内容を保持する第2の制御手段(30)とを具備している。
【選択図】図1

Description

この発明は、マイクにより入力された音声信号をデジタルの音声データに変換してメモリに記録するボイスレコーダに関する。
従来、マイクから入力された音声信号をデジタル化して不揮発性半導体メモリなどに記録するボイスレコーダが一般に知られている。このようなボイスレコーダは非常に小型化が可能であり、例えば特許文献1に示されるように、ボイスレコーダとしての機能を腕時計に搭載した装置も提案されている。
特開2002−221996号公報
事件や事故に遭遇した際、その前後の音声データが保存されていると、事件や事故の状況を後から検証することができたり、事実を証明するための材料として音声データを提供することができるなど、非常に有効である。
しかしながら、従来のボイスレコーダでは、ユーザの操作により録音を開始したり、記録された音声データをユーザの操作によって読み出したり消去したりすることが可能とされる。そのため、従来のボイスレコーダでは、ユーザが予め事故や事件を予測して録音の準備等をしておかないと、折り良く事故や事件の直前の音声データを記録することは困難である。また、音声データを記録できたとしても、ユーザの操作によって読み出したり消去したりすることができるとなると、データの改竄等もあり得ることとなって証拠能力が低下したりする。
この発明の目的は、事件や事故に遭遇した際に、その時点近傍の音声データを事実を証明する材料として有効な状態に留めておくことのできるボイスレコーダを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
音声を入力しデジタル形式の音声データに変換して出力する音声入力手段と、
この音声入力手段から出力される音声データの記録と読出しが可能な第1メモリおよび第2メモリと、
ユーザからの操作入力を受ける操作入力部と、
この操作入力部からの操作入力に基づいて、前記第1メモリに前記音声入力手段から出力された音声データの記録、前記第1メモリに記憶された音声データの再生、および前記第1メモリの記録内容の消去を行う第1の制御手段と、
外部の異常を検知する検知手段と、
前記操作入力部からの入力に係らずに、常時、前記音声入力手段から出力される音声データを前記第2メモリに記録させるとともに、前記検知手段の異常検知に応答して前記第2メモリの記録内容を保持する第2の制御手段と、
を具備することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のボイスレコーダにおいて、
前記検知手段は、衝撃を検知する衝撃検知手段から成ることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のボイスレコーダにおいて、
前記第2の制御手段は、
前記検知手段により異常が検知された場合に、当該異常が検知された時点で前記第2メモリに記録されている音声データを消去不可の状態に設定することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のボイスレコーダにおいて、
前記第2の制御手段は、
前記第2のメモリへ前記音声入力手段から出力された音声データを繰り返し上書き記録させ、
前記検知手段により異常が検知された場合に、前記第2メモリへの記録を停止させることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1記載のボイスレコーダにおいて、
前記第2の制御手段は、
前記検知手段により異常が検知された場合に警報出力を行う警報制御手段を含むことを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1記載のボイスレコーダにおいて、
位置情報および/または時間情報の取得が可能な付加情報手段を更に備え、
前記第2の制御手段は、
前記音声データに前記付加情報手段により取得された位置情報および/または時間情報を関連づけた状態で前記第2メモリへ記録することを特徴としている。
本発明に従うと、事件や事故に遭遇した際、第2メモリに記録された音声データにより、事件や事故の事実を証明するのに有用な材料を提供することが出来るという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態のボイスレコーダの内部構成を示すブロック図である。
この実施の形態のボイスレコーダ1は、ユーザの操作により音声の録音や再生を行う通常機能に加え、航空機におけるブラックボックスのように、事件や事故に遭遇した際にそれより一定時間手前からの音声データを有効な状態に記録保持する機能を有するものである。
このボイスレコーダ1は、例えば携帯型の装置であり、図1に示すように、音声を入力するマイク10と、入力された音声信号を増幅する増幅回路(アンプ)11と、この音声信号をデジタルの音声データに変換するA/D変換回路(エンコーダ)12と、音声データをアナログの音声信号に変換するD/A変換回路(デコーダ)13と、この音声信号を音声出力のために増幅する増幅回路14と、音声出力を行うスピーカ15と、音声データの記録や読出しが可能にされた第1メモリ16および第2メモリ17等を備えている。
さらに、このボイスレコーダ1は、衛星電波を受信して位置情報を取得するGPS(全地球測位システム)モジュール18と、時刻を計時して時刻情報を提供する内部時計23と、装置に加えられた何らかの衝撃を圧力により検知する圧力センサ19と、装置に加えられた何らかの衝撃を加速度により検知する加速度センサ20と、装置の動作状態等をユーザに表示する液晶パネル等の表示部21と、複数の操作ボタン等を有しユーザからの操作入力を受ける操作部22と、装置の全体的な制御を行うマイクロコンピュータ30等を備えている。
マイクロコンピュータ30は、I/Oポートやバス27を介してデジタルデータを扱う各部に接続され、データの入出力やコマンド送信が可能にされている。また、マイクロコンピュータ30には、制御プログラムを実行するCPU(中央演算処理装置)、制御データや制御プログラムを格納した不揮発性メモリ、CPUに作業用のメモリ領域を提供するRAM(Random Access Memory)等が設けられ、CPUが制御プログラムを実行することで、装置の各部を制御するようになっている。制御プログラムとしては、図2に示すゼネラルフローの処理プログラムや、図7に示す割込処理のプログラム等が含まれている。
第1メモリ16と第2メモリ17は、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性半導体メモリを適用することが出来る。その他、ハードディスクやテープデバイスなど、電源が切断されてもデータが消えないものであれば種々の記憶デバイスを用いることも出来る。
第1メモリ16は、操作部22からの操作入力に基づいて、ユーザが音声データを記録したり再生したりすることが可能に設定されたものである。一方、第2メモリ17は、操作部22の操作入力に基づく音声データの記録や読出しが不可能なように構成され、マイクロコンピュータ30の自動的な制御によってのみ音声データが記録され、かつ、音声データはメーカ等による特別の処理(例えば、第2メモリ17を取り出して専用リーダにセットして読み出すなど)によってのみ読み出すことが可能なように構成されている。
次に、上記構成のボイスレコーダ1の動作の概要を説明する。
この実施形態のボイスレコーダ1は、一般的なボイスレコーダと同様に、ユーザの操作によって周囲の音声を録音したり録音したものを再生したりすることが可能になっている。すなわち、ユーザが操作部22を介して録音スイッチを操作することで、この操作信号がマイクロコンピュータ30に入力され、マイクロコンピュータ30がこの操作信号に応じた処理を実行する。すなわち、マイク10から入力されA/D変換回路12により変換された音声データをマイクロコンピュータ30が取得して、マイクロコンピュータ30がこの音声データを第1メモリ16へ記録していく。そして、ユーザが操作部22から停止の操作を行うか、第1メモリ16の記録領域がなくなるまで、この動作が続けられる。これにより、音声データが連続的に第1メモリ16へ記録されていき、それにより音声の録音が達成される。そして、停止の操作があるか、記録領域が無くなったら、この録音の動作が停止される。
また、ユーザが操作部22を介して再生スイッチを操作することで、この操作信号がマイクロコンピュータ30に入力され、マイクロコンピュータ30がこの操作信号に応じた処理を実行する。すなわち、第1メモリ16に格納された指定データファイルの音声データを先頭アドレスから所定量ずつ読み出すとともに、この音声データをD/A変換回路13に送って増幅回路14とスピーカ15とを介して音声出力させる。そして、ユーザが操作部22から停止の操作を行うか、第1メモリ16の指定データファイルのデータが最後まで読み出されるかするまで、この動作が続けられる。これにより、音声データが連続的に第1メモリ16から読み出されて、この音声データに基づく音声がスピーカ15から出力され、音声再生が達成される。そして、停止の操作かデータファイルを最後まで読み出したら、この再生の動作が停止される。
なお、再生操作の前には、第1メモリ16に格納されているデータファイルのファイル名称等を表示部21に表示させ、ユーザに何れのデータファイルを再生するか選択させるような操作処理を実行させるようにしても良い。
また、ユーザが操作部22を介して消去スイッチを操作することで、この操作信号がマイクロコンピュータ30に入力され、マイクロコンピュータ30がこの操作信号に応じて、第1メモリ16に記録されている音声データを削除するようになっている。これにより第1メモリ16のデータ削除が達成される。
この実施形態のボイスレコーダ1では、上記のような一般的なボイスレコーダの機能に加えて、さらに、事故や事件に遭遇したときにその時点より手前一定期間の音声データを自動的に保存しておく機能を有している。このように保存された音声データにより、事故や事件の事後的な検証を行ったり、この音声データを事実を証明する材料として使用することが可能となる。
具体的には、ボイスレコーダ1では、装置の初期化後、常時、マイクロコンピュータ30がマイク10から入力されA/D変換回路12で変換された音声データを第2メモリ17に記録していく。ここで、マイクロコンピュータ30は、第2メモリ17の記憶領域をループ状に用いて何度も上書き記録していくことで、現時点より一定時間前に周囲で発せられた音声のデータが常に第2メモリ17に記録された状態となる。
また、この常時記録と並行して一定時間ごとに、マイクロコンピュータ30は内部時計23から時刻情報の取得と、GPSモジュール18から位置情報の取得とを行い、これらの付加情報を常時記録の音声データとともに、第2メモリ17に記録するようになっている。このとき、時刻情報や位置情報などの付加情報は、これらを取得したタイミングに入力され変換された音声データと関連づけられた状態で記録され、音声データを再生したときに、その音声が何時何処で発せられたものなのかが分かるようになっている。
さらに、ボイスレコーダ1では、圧力センサ19や加速度センサ20の出力の監視が常時行われ、一定以上の衝撃を示す圧力センサ19や加速度センサ20の出力があった場合に、事件や事故の発生と判断して異常発生モードに移行するようになっている。異常発生モードになると、マイクロコンピュータ30は、先ず、上記の音声データの常時記録や付加情報の記録を停止させ、これにより、第2メモリ17に記録されてきた音声データが上書きにより消去されることがなくなるようになっている。また、異常発生モードになったら、マイクロコンピュータ30がアラーム報知音の音声データを繰り返しD/A変換回路13に送って、スピーカ15からアラーム報知音の出力がなされるようになっている。
第2メモリ17に保存された音声データや付加情報は、操作部22を介したユーザ操作によって、読み出して再生したり消去したり出来ないように設定されている。すなわち、マイクロコンピュータ30には、操作部22からの操作信号に基づいて、第2メモリ17のデータを読み出したり消去したりする制御プログラムが備わってなく、それによりユーザによる第2メモリ17の音声データの操作を不可としている。第2メモリ17に保存された音声データや付加情報は、例えば、メーカ等に依頼することで専用リーダ等を用いて読み出したりその音声データを再生することが可能にされている。
次に、上記のボイスレコーダ1の動作内容についてフローチャートを用いて詳細に説明する。
図2には、ボイスレコーダ1のゼネラルフローの図を示す。図3は、図2のイニシャライズ処理(ステップS1)のサブルーチン処理のフローチャート、図4は第2メモリ記憶処理(ステップS2)のサブルーチン処理のフローチャート、図5と図6はスイッチ処理(ステップS3)のサブルーチン処理のフローチャート、図7はセンサ処理(ステップS4)のサブルーチン処理のフローチャートである。
図2に示すように、この実施形態のボイスレコーダ1では、例えば初回の電源投入時においてこのゼネラルフローが開始され、ステップS1のイニシャライズ処理を実行した後、ステップS2〜ステップS5のループ処理を繰り返し実行するようになっている。
ステップS2〜S5のループ処理では、順次、通常モード時に第2メモリ17に音声データを記録させていく処理(ステップS2)と、ユーザからの操作部22の操作に基づいて第1メモリ16の音声データの記録再生および消去を行う処理(ステップS3)と、圧力センサ19や加速度センサ20のセンサ出力を監視して衝撃の検出がされたら異常発生モードに移行させるセンサ処理(ステップS4)と、ユーザ操作に基づく各種設定処理や表示部21の表示出力を変更したりするその他の処理(ステップS5)とを実行し、且つ、これらを短い時間ごとに繰り返し実行するようになっている。
ステップS1のイニシャライズ処理では、図3に示すように、順次、第1メモリ16と第2メモリ17の記憶データを全て消去する処理(ステップS11)と、第1メモリ16や第2メモリ17においてデータ記録を開始するアドレスを初期化する処理(ステップS12)と、後述する各種フラグをクリア(“0”値)する処理(ステップS13)とを実行する。
ステップS2の第2メモリ記憶処理では、図4に示すように、先ず、A/D変換回路12から出力された音声データを取り込み(ステップS21)、第2メモリ17への書き込みの禁止を表わす禁止フラグが“0”であるかの確認を行う(ステップS22)。この禁止フラグは、異常発生モードになった場合に“1”にされて、第2メモリ17への書き込みを禁止するものである。そして、禁止フラグが“0”であれば、順次、第2メモリ17の指定アドレスに上記の音声データを記録し(ステップS23)、記録した分指定アドレスを歩進し(ステップS24)、歩進後の指定アドレスが第2メモリ17の最終アドレスに達したか判別する(ステップS25)。そして、最終アドレスに達していれば指定アドレスを初期アドレスに戻すが(ステップS26)、最終アドレスに達していなければそのままこの第2メモリ記憶処理のサブルーチン処理を終了する。
また、ステップS22の判別処理で、禁止フラグが“1”であった場合には、第2メモリ17へのさらなる書き込みは実行しないものとして、そのまま、この第2メモリ記憶処理のサブルーチン処理を終了する。そして、ゼネラルフロー(図2)の次の処理に移行する。
上記のような第2メモリ記憶処理(ステップS2)が、短い時間ごとに繰り返し実行されることで、通常モードにおいては周囲の音声が第2メモリ17へ随時記録され、且つ、第2メモリ17の記憶領域が満杯になったら再び最初のアドレスから上書きするといったようにループ状の記録が行われるようになっている。また、異常発生モードになって禁止フラグが“1”になったら、この第2メモリ17への音声記録が停止されて、今まで記録されたものが上書き記録により消去されないようになっている。
ステップS3のスイッチ処理では、図5と図6に示すように、先ず、操作部22の録音スイッチの入力の有無の判別(ステップS31)、再生スイッチの入力の有無の判別(ステップS34)、停止スイッチの入力の有無の判別(ステップS37)、消去スイッチの入力の有無の判別(ステップS39)を行って、それぞれの入力に従って制御フラグ(録音を示すマイクフラグMF,再生を示すプレイフラグPF)の設定や、録音や再生を行うアドレスの設定等を行う。
すなわち、ステップS31の判別処理で録音スイッチが入力されたと判別されたら、順次、マイクフラグMFを“1”に、プレイフラグPFを“0”にセットする処理(ステップS32)と、第1メモリ16の先頭アドレスから記録を行うために第1メモリ16のアクセス用のアドレスを初期化する処理(ステップS33)とを行って、ステップS42に移行する。
また、ステップS34の判別処理で再生スイッチが入力されたと判別されたら、順次、マイクフラグMFを“0”に、プレイフラグPFを“1”にセットする処理(ステップS35)と、第1メモリ16の所定の記録領域の先頭アドレスから再生を行うために第1メモリ16のアクセス用のアドレスを初期化する処理(ステップS36)とを行って、ステップS42に移行する。
また、ステップS37の判別処理で停止スイッチが入力されたと判別されたら、録音も再生も停止するために、マイクフラグMFを“0”に、プレイフラグPFを“0”にセットする処理(ステップS38)を行って、ステップS42に移行する。
また、ステップS39の判別処理で消去スイッチが入力されたと判別されたら、順次、第1メモリ16に記録されていた音声データをクリアする処理(ステップS40)と、録音も再生も停止するためにマイクフラグMFを“0”に、プレイフラグPFを“0”にセットする処理(ステップS41)とを行って、ステップS42に移行する。
また、何れのスイッチ入力もないと判別されたら、そのままステップS42に移行する。
そして、上記ステップS31〜S41のスイッチ入力に関する処理を行ってステップS42に移行したら、制御フラグ(マイクフラグMF、プレイフラグPF)の設定状態に応じた、録音又は再生の処理を実行する。すなわち、先ず、マイクフラグMFが“1”か否かの判別(ステップS42)と、プレイフラグPFが“1”か否かの判別(ステップS47)を行って、制御フラグの設定値に応じた次の処理を実行する。
すなわち、ステップS42の判別処理でマイクフラグMF=“1”と判別されたら、順次、図4のステップS21で取り込まれた音声データを第1メモリの指定アドレスに記録し(ステップS43)、記録分だけ指定アドレスを歩進し(ステップS44)、歩進された指定アドレスが終了に達したか確認する(ステップS45)。そして、終了アドレスに達していれば録音を停止するためにマイクフラグMFを“0”にして(ステップS46)、このスイッチ処理のサブルーチン処理を終了するが、終了アドレスに達していなければそのままこのスイッチ処理のサブルーチン処理を終了する。
また、ステップS47の判別処理でプレイフラグPF=“1”と判別されたら、順次、第1メモリの指定アドレスの所定量の音声データを読み出してD/A変換回路13に出力し(ステップS48)、読出し分だけ指定アドレスを歩進し(ステップS49)、歩進された指定アドレスが終了に達したか確認する(ステップS50)。そして、終了アドレスに達していれば再生を停止するためにプレイフラグPFを“0”にして(ステップS51)、このスイッチ処理のサブルーチン処理を終了するが、終了アドレスに達してしなければそのままこのスイッチ処理のサブルーチン処理を終了する。
また、ステップS42とステップS47の判別処理で、マイクフラグMFもプレイフラグPFもともに“0”であると判別されたら、そのまま、このスイッチ処理のサブルーチン処理を終了し、ゼネラルフロー(図2)の次の処理に移行する。
上記のようなスイッチ処理(ステップS3)が、短い時間ごとに繰り返し実行されることで、操作部22を介して何れかのスイッチ入力があった場合には、それが検出されて制御内容が変更されるとともに、再生制御中には、第1メモリ16から音声データが逐次読み出されて再生される処理が続けられ、録音制御中には、音声データが第1メモリ16へ逐次記録されて録音される処理が続けられるようになっている。また、消去の操作があった場合には、第1メモリ16の音声データが消去されるようになっている。
ステップS4のセンサ処理では、図7に示すように、先ず、圧力センサ19と加速度センサ20から所定条件を超えたセンサ出力があったか否かを判別する(ステップS61)。そして、所定条件を超えたセンサ出力があれば異常な衝撃が発生したとして異常発生モードに移行するためステップS62に移行する。が、所定条件を超えたセンサ出力がなければ通常モードのままであるとしてそのままこのセンサ処理のサブルーチン処理を終了する。
異常発生モードに移行するためにステップS62に移行した場合には、先ず、第2メモリ17への上書きを禁止するため禁止フラグを“1”にセットし(ステップS62)、次いで、マイクロコンピュータ30のROMからアラーム報知音データを読み出してD/A変換回路13へ一定時間繰り返し出力するアラーム報知処理(ステップS63)を行う。そして、このセンサ処理のサブルーチン処理を終了し、ゼネラルフロー(図2)の次の処理に移行する。
このようなセンサ処理(ステップS4)が短い時間ごとに繰り返し実行されることで、異常衝撃の発生がないか常時の監視が行われ、また、異常衝撃を検知したら異常発生モードへ移行して、第2メモリ17の音声データが上書きされないように禁止フラグの値が“1”に設定され、さらに、アラーム報知が行われるようになっている。
図8は、図2のゼネラルフローと並行してタイマーの所定カウントごとに割り込んで実行される割込処理の手順を示すフローチャートである。
また、本実施形態のボイスレコーダ1では、上記のゼネラルフロー(図2)の処理が連続実行されるのと並行して、例えばウォッチドックタイマ等の出力に基づき一定時間ごとに、図8の割込処理が実行されるようになっている。
一定時間になってこの割込処理が開始されると、先ず、禁止フラグに基づき異常発生モード中か否かの確認を行い(ステップS71)、次に、付加情報を第2メモリ17に記録する所定タイミングに達したか否かの確認を行う(ステップS72)。そして、禁止フラグが“1”であったり、まだ、付加情報の記録タイミングとなっていない場合には、このままこの割込処理を終了する。
一方、禁止フラグが“0”で、且つ、付加情報の記録タイミングであると判別されたら、順次、内部時計23から時刻情報を取得する処理(ステップS73)、GPSモジュール18から位置情報を取得する処理(ステップS74)、音声データを記録中の第2メモリ17の指定アドレスに付加情報として時刻情報と位置情報を記録する処理(ステップS75)、記録分だけ指定アドレスを歩進する処理(ステップS76)、歩進した指定アドレスが最終アドレスに達したかを判別する処理(ステップS77)を行う。そして、最終アドレスに達していれば先頭アドレスから記録を続けさせるためにアドレスの初期化を行って(ステップS78)、この割込処理を終了するが、最終アドレスに達していなければ、このままこの割込処理を終了する。
このような割込処理により、通常モードで第2メモリ17に音声データが常時記録されていく際に、所定時間ごとにこの音声データと関連付けられた形式で時刻情報や位置情報などの付加情報の記録が行なわれるようになっている。
以上のように、この実施の形態のボイスレコーダ1によれば、ユーザにより音声データの記録・再生・消去などの操作が可能にされた第1メモリ16と、ユーザによる操作が不可とされ通常モードで常時記録が行われる第2メモリ17とを有しているので、第1メモリ16により従来どおりのボイスレコーダの機能を提供できる一方、第2メモリ17によって事件や事故に遭遇したときにそれまでに録音された音声データを事実の証明などに有効に使用することが可能となる。また、常時記録の音声データはユーザによる操作が不可とされるので、信頼性の高い情報とすることが出来るとともに、常時記録が他人のプライバシーを侵害するような行為とみなされないようにすることが出来る。
また、第2メモリ17への音声データの常時記録には、所定間隔ごとに時間情報や位置情報などの付加情報が関連付けられた形式で記録されるようになっているので、事件や事故に遭遇したときに、それまでの時間や位置なども音声データとともに検証することが出来るようになって、事実を証明するためのデータとしてより有用なものとすることが出来る。
また、衝撃を検知することで異常発生モードに移行し、それにより、第2メモリ17の常時録音が停止されて、第2メモリ17の記録データが消去されないように制御されるので、事件や事故に遭遇してユーザがボイスレコーダを操作できない状況であっても、それまでの音声データを有効に保護することができる。
また、第2メモリ17への常時録音は、音声データを繰り返し上書きするような形式で行われるので、常に、第2メモリ17には一定時間前からの音声データ等が記録された状態にしておくことが出来る。
また、異常発生モードとなった場合に、アラーム音の報知出力が行われるので、それにより近くの人に事件や事故の発生を報知できるという効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、常時記録の音声データは、ユーザ操作により読み出すことが出来ない構成としたが、異常発生モードに移行していない場合に、ユーザ操作によって常時記録の音声データを第1メモリに移動させてユーザが録音データとして操作可能なように構成しても良い。このような構成とすることで、操作が遅れて録音すべきものを逃した場合でも、録音データとしてそのときの音声データを取得することが出来る。
また、上記実施の形態では、衝撃を検知したときに、常時記録が終了される構成としたが、衝撃を検知した後に一定時間(例えば5分〜20分)だけ常時記録を続け、その後に常時記録を自動的に終了するような構成としても良い。このような構成とすることで、異常発生前の期間だけでなく、異常発生から一定時間後までの音声データも保存されるようにすることが出来る。
また、上記実施の形態では、衝撃を検知したときに異常発生モードとなって第2メモリ17のデータが保護されるような構成としたが、操作部22の特別な操作によって異常発生モードへの移行が可能なように構成しても良い。このような構成により、衝撃の発生しない事件や事故に遭遇した場合でも、ボイスレコーダ1をユーザ操作により異常発生モードに移行させて、第2メモリ17の音声データを有効に保護することが可能となる。
また、上記実施の形態では、第1メモリ16と第2メモリ17を、それぞれ個別の2個のメモリとして説明したが、構成上1個のメモリを用いて、その記憶領域を2個に分け、その一方を第1メモリ、他方を第2メモリとして用いるように構成しても良い。
また、上記実施の形態では、常時記録の際、音声データを第2メモリ17に直接記録させるように構成しているが、常時記録は第1メモリ16や他の常時記録専用のメモリに行わせ、衝撃を検知して異常発生モードとなったときにこの常時記録の音声データを第2メモリ17へ移動させて保護するように構成しても良い。
また、上記実施の形態では、第2メモリ17の音声データ等の読出しは、メーカの特別な処理によってのみ行えると説明したが、例えば、ユーザに知らされていない内部スイッチを操作することでデータ読出しが可能なように構成しても良い。また、第2メモリ17に記録される音声データについては暗号化処理を施しておき、データを読み出しただけでは音声再生できないような機能を付加しても良い。
また、上記実施の形態では、装置が初期化されたら、音声データの常時記録が絶え間なく続けられる構成を示したが、例えば、電源のオン・オフ操作により、電源オフとなったら常時記録を中断し、電源オンにされたら常時記録を再開させるような構成としても良い。また、常時記録を行う動作モードと、常時記録を行わない動作モードとに切り替え可能な機能を付加しても良い。
また、上記実施の形態では、異常を検知する手段として、圧力センサ19や加速度センサ20を例示したが、例えば、マイク10からの大音量(所定のしきい値を超える音量)の入力を異常の発生として検知するような手段を適用しても良い。
また、上記実施形態では、アラーム報知としてスピーカ15からの報知音出力を用いた例を示したが、例えば、専用のブザーを設けて、これを作動させるようにしても良いし、或いは、光出力により周囲の人に異常を報知したり、無線通信により警備会社等に異常発生の電波送信を行ってアラーム報知としても良い。
本発明の実施の形態のボイスレコーダの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のボイスレコーダのゼネラルフローの処理手順を示すフローチャートである。 図2のステップS1のイニシャライズ処理の処理手順を示すフローチャートである。 図2のステップS2の第2メモリ記憶処理の処理手順を示すフローチャートである。 図2のステップS3のスイッチ処理の処理手順を示すフローチャートの前半部分である。 図2のステップS3のスイッチ処理の処理手順を示すフローチャートの後半部分である。 図2のステップS4のセンサ処理の処理手順を示すフローチャートである。 タイマーの所定カウントごとに割り込んで実行される割込処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ボイスレコーダ
10 マイク
12 A/D変換回路
13 D/A変換回路
15 スピーカ
16 第1メモリ
17 第2メモリ
18 GPSモジュール
19 圧力センサ
20 加速度センサ
21 表示部
22 操作部
23 内部時計
30 マイクロコンピュータ

Claims (6)

  1. 音声を入力しデジタル形式の音声データに変換して出力する音声入力手段と、
    この音声入力手段から出力される音声データの記録と読出しが可能な第1メモリおよび第2メモリと、
    ユーザからの操作入力を受ける操作入力部と、
    この操作入力部からの操作入力に基づいて、前記第1メモリに前記音声入力手段から出力された音声データの記録、前記第1メモリに記憶された音声データの再生、および前記第1メモリの記録内容の消去を行う第1の制御手段と、
    外部の異常を検知する検知手段と、
    前記操作入力部からの入力に係らずに、常時、前記音声入力手段から出力される音声データを前記第2メモリに記録させるとともに、前記検知手段の異常検知に応答して前記第2メモリの記録内容を保持する第2の制御手段と、
    を具備することを特徴とするボイスレコーダ。
  2. 前記検知手段は、衝撃を検知する衝撃検知手段から成ることを特徴とする請求項1に記載のボイスレコーダ。
  3. 前記第2の制御手段は、
    前記検知手段により異常が検知された場合に、当該異常が検知された時点で前記第2メモリに記録されている音声データを消去不可の状態に設定することを特徴とする請求項1に記載のボイスレコーダ。
  4. 前記第2の制御手段は、
    前記第2のメモリへ前記音声入力手段から出力された音声データを繰り返し上書き記録させ、
    前記検知手段により異常が検知された場合に、前記第2メモリへの記録を停止させることを特徴とする請求項1に記載のボイスレコーダ。
  5. 前記第2の制御手段は、
    前記検知手段により異常が検知された場合に警報出力を行う警報制御手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のボイスレコーダ。
  6. 位置情報および/または時間情報の取得が可能な付加情報手段を更に備え、
    前記第2の制御手段は、
    前記音声データに前記付加情報手段により取得された位置情報および/または時間情報を関連づけた状態で前記第2メモリへ記録することを特徴とする請求項1に記載のボイスレコーダ。
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