JPH08137500A - 音声又は画像信号の記録・再生方法及びその装置 - Google Patents

音声又は画像信号の記録・再生方法及びその装置

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JPH08137500A
JPH08137500A JP6293640A JP29364094A JPH08137500A JP H08137500 A JPH08137500 A JP H08137500A JP 6293640 A JP6293640 A JP 6293640A JP 29364094 A JP29364094 A JP 29364094A JP H08137500 A JPH08137500 A JP H08137500A
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signal
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audio
frame
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JP6293640A
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Inventor
Seiji Sasaki
誠司 佐々木
Osamu Watanabe
治 渡辺
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの欠落を生ずることのない音声又は画
像信号の記録・再生装置を提供する。 【構成】 フレーム化器15によりフレームされた信号
は、符号化処理器16により符号化されて圧縮データ記
録領域5bに記憶されると共に、無圧縮データ記憶領域
5aには、1フレームの信号が符号化されて圧縮データ
記録領域5bに記憶される間のフレーム化器15からの
無圧縮の信号が記憶される一方、再生の際、制御器11
の制御に応じてデータ読取器13によりアドレス指定が
なされ、通常、すなわち、符号化の中断がなかった場合
には圧縮データ記憶領域5bから圧縮された信号が読み
出され、復号処理器17により復号され、切替スイッチ
19を介してD/A変換器18へ入力されるが、符号化
の中断があった場合には、該当するフレームに対応する
データは、無圧縮データ記憶領域5aからデータ読取器
13のアドレス指定により読み出され、切替スイッチ1
9により復号処理器17を経ることなくD/A変換器1
8に入力されてアナログ信号に再生されるようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声又は画像信号の記
録・再生方法及びその装置に係り、特に、航空機に搭載
され、コックピット内における乗員の音声、環境音並び
に画像信号を記録・再生するための方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】航空機のコックピットには、航空機が万
が一事故を起こした場合、後日その事故原因の調査に供
する目的から、乗員の会話や、環境音を録音するための
ボイスレコーダと称される記録・再生装置が設けられて
いる。このボイスレコーダは、従来いわゆるアナログ式
が用いられていた。このアナログ式は、基本的にはいわ
ゆるテープレコーダと同一のものであるが、オーディオ
テープを駆動するものであるために、モータ等を有して
なる機構的部分が必要であり、小型化に限界があるばか
りか、テープが駆動されている際、重力の影響を受け易
く、異常動作が生ずる虞があるという欠点があった。さ
らに、オーディオテープ自体に温度特性があるため、録
音状態が温度変化に関係なく一定に保持され難いという
問題もあった。
【0003】近年、ディジタル録音技術の発達に伴い、
上述のようなアナログ式録音に代わって、ディジタル録
音方式を用いたボイスレコーダが開発、使用され始めて
いる。特に、ディジタル録音においては、上述したよう
なオーディオテープに代わって固体メモリが使用できる
ため、アナログ録音の場合のようなモータ等を有してな
る機構部分が不要となり、アナログ式ボイスレコーダに
おける欠点を解決できるという利点がある。
【0004】図6にはこのようなディジタル式ボイスレ
コーダの一構成例が示されており、以下、同図を参照し
つつその構成、動作について概略的に説明する。このボ
イスレコーダは、音声以外の環境音を録音・再生するた
めの環境音用のチャンネルが1つ、音声録音用のチャン
ネルが3つ設けられてなるものである。環境音用のチャ
ンネルは、オーディオ信号符号化器35と、オーディオ
信号用データ記憶器36と、オーディオ信号復号器37
とから構成されてなるものである。
【0005】オーディオ信号符号化器35に入力された
環境音信号はここで符号化され、オーディオ信号用デー
タ記憶器36に記憶されるようになっている。再生の際
には、オーディオ信号用データ記憶器36から読み出さ
れた信号がオーディオ信号復号器37により復号されて
出力されるようになっている。
【0006】一方、音声録音用のチャンネルは、いずれ
も基本的に同一の構成を有しているもので、音声信号符
号化器(図6においては、各チャンネルの区分のため、
第1のチャンネル用のものには1、第2のチャンネル用
のもには2、第3のチャンネル用のものには3の各数字
を「音声信号符号化器」の後に表記)38a,38b,
38cと、音声信号用データ記憶器39と、音声信号復
号器(図6においては、各チャンネルの区分のため、第
1のチャンネル用のものには1、第2のチャンネル用の
もには2、第3のチャンネル用のものには3の各数字を
「音声信号復号器」の後に表記)40a,40b,40
cとから構成されてなるものである。
【0007】音声信号用データ記憶器39は、3チャン
ネル分の記憶容量を有しており、各チャンネル毎に専用
の記憶領域(図6において「エリア1」、「エリア
2」、「エリア3」と記載)が形成されている。そし
て、これらオーディオ信号符号化器35等は、外部入力
される図示されない操作パネルからの録音・再生切替信
号に応じて制御回路41によりその動作が制御されるよ
うになっている。
【0008】このような構成のボイスレコーダにおい
て、音声信号用データ記憶器39に記憶される環境音デ
ィジタルデータ及び音声ディジタルデータは、音声信号
用データ記憶器39に必要とされる記憶容量をできる限
り小さなものとするため、オーディオ信号符号化器35
或いは音声信号符号化器38a〜38cにおいて、その
データ量を極力減らすことができるような符号化方式に
基づいた符号化が施されたものとなっている。
【0009】この符号化方式は、具体的に音声信号につ
いては、32KbpsのADPCM(適応差分パルス符
号変調)方式が、環境音については48KbpsのSB
−ADPCM(帯域適応差分パルス符号変調)方式が、
それぞれ用いられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な比較的高能率とされる符号化方式を用いても、音声の
場合、例えば記録時間を30分とすると、音声信号用デ
ータ記憶器39に必要とされる記憶容量は7.2Mbyte
となり、また、環境音の場合、記録時間を同じく30分
とすると、必要とされる記憶容量は10.8Mbyteとな
る。
【0011】この記憶容量は、1チャンネル当たりのも
のであるので、音声チャンネルの場合、必要な記憶容量
は上述の3倍となり、決して小さい容量とは言えず、記
憶容量を減らすことのできるより高能率の符号化技術や
回路が望まれている。音声データの符号化方式としては
他に、例えば、国内のディジタル自動車電話のハーフレ
ート標準符号化方式であるPSI−CELP(Pitch Sy
nchronous Innovation-CELP)方式があるが、この方式
を用いた場合、記録時間を30分とすると、必要となる
記憶容量は0.776Mbyteと先の方式に比して大幅に
記憶容量の節約となる。尚、PSI−CELPについて
は、「MPEG/マルチメディア符号化の国際標準」安
田浩編著 平成6年9月30日丸善株式会社発行 のp
134〜p137に記載されている。
【0012】しかしながら、PSI−CELP方式によ
る符号化においては、1フレーム単位で符号化処理を行
うようになっており、この1フレームの時間が40ms
となっている。したがって、符号化処理を開始する前に
40ms分の音声データを取り込まなくてはならないた
め、40msの遅延が生ずることとなる。さらに、符号
化処理において20msの遅延が必要となるので、1フ
レームの符号化処理におけるトータルの遅延時間は60
msとなる。ところが、ディジタルボイスレコーダにお
いては、記録中に装置が停止し、後にデータ再生の際に
データの欠落を極力少なくする観点から遅延時間が50
ms以内であることが要求されている。このように記憶
容量の格段の節約と遅延時間の短縮とは、相反する要求
である。
【0013】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、特に、ディジタル音声データ又はディジタル画像デ
ータの記憶容量の節約を図ると共に、処理等に起因する
遅延時間を必要最小限にし、記憶データの欠落を生ずる
ことのない音声及び画像信号の記録・再生方法及びその
装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る音声又は画像信号の記録・再生方法は、音声又は画像
信号の記録の際には、音声又は画像信号をフレーム化
し、このフレーム化された信号に対して符号化を施し、
符号化された信号を記憶しつつ、1フレーム当たりの符
号化された信号の記憶が終了する間、符号化前の該当す
るフレーム化された信号及びその後に続くフレーム化さ
れた信号の一部を符号化された信号とは別個に記憶する
一方、音声又は画像信号の再生の際には、記憶された符
号化信号を読み出し、復号化を施しつつ、記録終了の際
に符号化が中断されたフレームがあった場合には、当該
フレームについては、符号化されずに記憶された信号を
読み出して、再生信号とするものである。
【0015】請求項2記載の発明に係る音声又は画像信
号の記録・再生装置は、音声又は画像信号に対し符号化
処理に必要なフレーム化を施すフレーム化手段と、前記
フレーム化手段の出力信号に所定の符号化処理を施す符
号化手段と、前記符号化手段の出力信号を読み出し可能
に記憶・保持する第1の記憶手段と、前記フレーム化手
段から出力された1フレームの信号が前記符号化処理手
段により符号化され且つ前記第1の記憶手段への書き込
みが終了するまでの間、フレーム化手段の出力信号を、
該出力信号のデータ量に対応する記憶領域に巡回的に記
録・保持する読み出し可能な第2の記憶手段と、外部か
ら再生指令信号が入力されると、前記符号化処理手段に
おける符号化処理の中断の有無に応じて前記第1の記憶
手段からの読み出しと、第2の記憶手段からの読み出し
とを切り替える読出制御手段であって、記録終了時に符
号化処理の中断がない場合には前記1の記憶手段からの
信号の読み出しを行う一方、符号化処理の中断がある場
合には中断されたフレームの直前のフレームまでの対応
する符号化された信号を前記第1の記憶手段から読み出
し、符号化処理の中断の生じたフレームに対応する信号
を前記第2の記憶手段から読み出す読出制御手段と、前
記第1の記憶手段により読み出された信号に対して所定
の復号処理を施す復号処理手段とを具備してなるもので
ある。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明においては、記録の際に符
号化された信号を記録すると共に、符号化前のいわゆる
無圧縮の信号を、符号化された信号の記憶に要する時間
を考慮して記憶しておくことにより、再生の際には、正
常に符号化されて記憶された信号の再生は、その記憶さ
れた符号化信号を読み出して行う一方、符号化の中断が
生じたフレームに関しては、符号化前の状態で記憶され
たフレームを読み出して再生信号とするため、符号化の
際にデータの欠落が生じても当該欠落部分を含む信号を
再生でき、しかも高能率符号化を用いることで、記憶容
量の節約が行われることとなるものである。
【0017】請求項2記載の発明においては、符号化手
段により符号化すなわちデータ圧縮された信号が第1の
記憶手段に記憶される一方で、1フレーム当たりの符号
化された信号が第1の記憶手段に書き込まれるまでの
間、フレーム化手段の出力信号すなわち無圧縮の信号が
第2の記憶手段に記憶され、再生の際には、読出制御手
段により記録時に符号化の中断がない部分については、
第1の記憶手段から記憶された信号が読み出され、復号
処理手段により復号される一方、符号化の中断が生じた
フレームの部分は、第2の記憶手段に記憶された無圧縮
状態の信号が読み出され、再生信号とされるので、従来
と異なり、符号化中断によるいわゆる圧縮データの欠落
が生じても、再生が可能となるものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る音声又は画像信号の記録
・再生方法及びその装置の実施例について、図1乃至図
5を参照しつつ説明する。ここで、図1は、本発明に係
る音声及び画像信号の記録・再生装置の実施例における
構成例を示す構成図であり、図2は、本実施例における
音声符号処理部の構成を示す構成図であり、図3は、実
施例における画像処理部の構成を示す構成図であり、図
4は、本実施例における記録動作を説明するための主要
部のタイミング図であり、図5は、本実施例における再
生動作を説明するための主要部のタイミング図である。
尚、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するも
のではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変すること
ができるものである。
【0019】本実施例における音声及び画像信号の記録
・再生装置は、図1に示されたように、環境音用に1チ
ャンネル、音声用に3チャンネル、画像用に1チャンネ
ルの回路が設けられてなるもので、環境用のチャンネル
はオーディオ信号符号化器1と、オーディオ信号用デー
タ記憶器2と、オーディオ信号復号器3とを有して構成
されている。この環境用のチャンネルの回路構成は、基
本的に図6に示された従来装置における構成と同一で、
オーディオ信号符号化器1及びオーディオ信号復号器3
において用いられている符号化方式も従来同様、公知の
符号化方式であるSB−ADPCM(帯域適応差分パル
ス符号変調)方式が用いられている。尚、SB−ADP
CM方式は、概括的に説明すれば、50Hz乃至7KHzの
信号を4KHzを境にして2つ(低域及び高域)に分け、
それぞれに対してADPCMによる符号化を施すもので
ある。
【0020】また、音声用のチャンネルは、同一構成を
有する3つの音声符号処理部4a,4b,4cと音声信
号用データ記憶器5とを有して構成されている。さら
に、画像信号用のチャンネルは、画像処理部6と画像信
号用データ記憶器7とを有して構成されている。そし
て、図示しない操作パネルからの記録、再生に関する信
号が制御回路8に入力されると、その信号に対応して制
御回路8により各チャンネルの回路動作が制御されるよ
うになっている。
【0021】図2には音声用のチャンネルのさらに具体
的構成例が、図3には画像用のチャンネルのさらに具体
的構成例が、それぞれ示されており、以下、これら図2
及び図3を参照しつつその構成について説明する。本実
施例における音声用のチャンネルの回路構成と、画像用
のチャンネルの回路構成とは、基本的に同一であるの
で、以下の説明においては、基本的に音声符号処理部4
a〜4cの説明をもって画像処理部6の説明に代えるこ
ととし、対応する画像処理部6の構成要素は音声符号処
理部4a〜4cの構成要素の後に括弧書きする。また、
説明の都合上別個に説明した方がよい部分については、
別個に説明することとする。
【0022】図2に示された回路構成は、音声信号用デ
ータ記憶器5を除いて、1チャネル当たりの音声符号処
理部4a〜4cの回路構成を示すものであり、また、図
3に示された回路構成は、画像信号用データ記憶器7を
除いて、画像処理部6の回路構成を示すものである。す
なわち、音声符号処理部4a〜4c(画像処理部6)
は、音声信号符号化器9(画像信号符号化器20)と、
音声信号復号器10(画像信号復号器21)と、制御器
11(制御器22)と、データ書込器12(データ書込
器23)と、データ読取器13(データ読取器24)と
を有してなるものである。
【0023】また、音声信号用データ記憶器5は、3チ
ャンネル分の音声データを記憶できる容量を有してお
り、無圧縮データ記憶領域5aと圧縮データ記憶領域5
bとから形成されており、各領域それぞれチャンネル数
に対応して3つの記憶エリアに区分されているものであ
る。
【0024】本実施例の音声信号符号化器9は、3.4
5KbpsでPSI−CELP方式に基づいて音声を符号
化するためのもので、外部から入力されたアナログ音声
信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル
変換器(図2においては「A/D」と略記すると共に、
以下「A/D変換器」と言う。)14と、入力されたデ
ィジタル音声信号をフレーム化するフレーム化手段とし
てのフレーム化器15と、フレーム化された音声データ
を符号化する符号化手段としての符号化処理器16とを
有してなるものである。
【0025】PSI−CELP(Pitch Synchronous In
novation-CELP)方式は、RCR(電波システム開発セ
ンター)によりディジタル自動車電話における標準方式
として設定されたもので、従来のCELP方式に対して
ビットレートを半分として、将来の自動車電話における
チャンネル不足の解消に寄与できるようにしたものであ
る。
【0026】ここで、基本となるCELP方式について
概括的に説明すれば、この方式は人間の音声原理をモデ
ル化したもので、音声は声帯の振動を声動フィルタで加
工して出ていると考えるものである。実際に、音声を符
号化する場合、符号化の対象となる音声を分析して声動
フィルタの特性を求め、次いで、予め蓄積してある複数
の振動波形の中から声帯の振動に最も近似したものを検
索する。すなわち符号化の操作は、声帯の振動波形が符
号器に用意された複数の振動波形のいずれに該当するか
という情報と、声動フィルタの特徴を決める係数により
形成されるものであると言える。また、復号器には符号
器と同じ声帯の振動波形の情報と、係数により特性が変
わるフィルタが用意されればよいもので、これにより音
声の再生がなされることとなるものである。
【0027】一方、画像信号符号化器20は、64Kbp
sでH.261方式に基づいて画像信号を符号化するた
めのもので、外部から入力された画像信号をディジタル
信号に変換するアナログ・ディジタル変換器(図3にお
いては「A/D」と略記すると共に、以下「A/D変換
器」と言う。)25と、入力されたディジタル画像信号
をフレーム化するフレーム化器26と、フレーム化され
た画像データを符号化処理器27とを有してなるもので
ある。尚、H.261方式は、ITU−T標準(国際電
信電話諮問委員会標準)であり、テレビ会議を対象とし
た動画像信号のための公知の符号化方法で、60フィー
ルド/秒毎に符号化処理が行われるようになっているも
のである。したがって、符号化処理による遅延時間は1
6.7ms(1/60sec)となるものである。
【0028】フレーム化器15(フレーム化器26)か
らは、その出力ディジタル音声データ(出力ディジタル
画像データ)が符号化処理器16(符号化処理器27)
へ入力される他、音声信号用データ記憶器5(画像信号
用データ記憶器7)へも出力されるようになっており、
その出力ディジタル音声データ(出力ディジタル画像デ
ータ)は、符号化処理器16(符号化処理器27)を経
る信号と異なり無圧縮であるので、音声信号用データ記
憶器5(画像信号用データ記憶器7)の無圧縮データ記
憶領域5a(無圧縮データ記憶領域7a)に記憶される
ようになっている。
【0029】本実施例の音声信号復号器10は、音声信
号用データ記憶器5から読み出されたディジタル音声デ
ータを3.45KbpsでPSI−CELP方式に基づい
て復号するためのもので、この復号化のための復号処理
手段としての復号処理器17と、復号されたディジタル
音声データをアナログ信号に変換するディジタル・アナ
ログ変換器(図2においては「D/A」と略記すると共
に、以下「D/A変換器」と言う。)18と、切替スイ
ッチ19とを有して構成されている。
【0030】また、画像信号復号器21は、画像信号用
データ記憶器7から読み出されたディジタル画像データ
を64KbpsでH.261方式に基づいて復号するため
のもので、この復号化のための復号処理器28と、復号
されたディジタル画像データをアナログ信号に変換する
ディジタル・アナログ変換器(図3においては「D/
A」と略記すると共に、以下「D/A変換器」と言
う。)29と、切替スイッチ30とを有して構成されて
いる。
【0031】切替スイッチ19は、音声信号用データ記
憶器5の無圧縮データ記憶領域5aから読み出されたデ
ィジタル音声データと、復号処理器17から出力された
ディジタル音声データとを、制御器11からの制御信号
に応じて選択的にD/A変換器18へ入力するものとな
っている(詳細は後述)。また、画像処理部6の切替ス
イッチ30は、画像信号用データ記憶器7の無圧縮デー
タ記憶領域7aから読み出されたディジタル画像データ
と、復号処理器28から出力されたディジタル画像デー
タとを、制御器22からの制御信号に応じて選択的にD
/A変換器29へ入力するものとなっている(詳細は後
述)。
【0032】制御器11(制御器22)は、外部から入
力される記録及び再生指令のための制御信号に応じて音
声信号符号化器9(画像信号符号化器20)、音声信号
復号器10(画像信号復号器21)、データ書込器12
(データ書込器23)及びデータ読取器13(データ読
取器24)の動作を制御するためのものである。データ
書込器12は、フレーム化器15からの音声データを音
声信号用データ記憶器5の無圧縮データ記憶領域5aへ
書き込む際のアドレス及び符号化処理器16からの音声
データを圧縮データ記憶領域5bへ書き込む際のアドレ
スを指定するためのもので、制御器11からの制御信号
に応じて音声信号用データ記憶器5へのアドレス指定を
行うようになっている。
【0033】また、画像処理部6のデータ書込器23
は、フレーム化器26からの画像データを画像信号用デ
ータ記憶器7の無圧縮データ記憶領域7aへ書き込む際
のアドレス及び符号化処理器27からの画像データを圧
縮データ記憶領域7bへ書き込む際のアドレスを指定す
るためのもので、制御器22からの制御信号に応じて画
像信号用データ記憶器7へのアドレス指定を行うように
なっている。
【0034】データ読取器12は、音声再生時、すなわ
ち音声信号用データ記憶器5の無圧縮データ記憶領域5
a及び圧縮データ記憶領域5bから音声データを読み出
す際に、読み出しアドレスを指定するためのもので制御
器11からの制御信号に応じて音声信号用データ記憶器
5へアドレス指定を行うようになっている。また、画像
処理部6におけるデータ読取器24は、画像再生時、す
なわち画像信号用データ記憶器7の無圧縮データ記憶領
域7a及び圧縮データ記憶領域7bから画像データを読
み出す際に、読み出しアドレスを指定するためのもので
制御器22からの制御信号に応じて画像信号用データ記
憶器7へアドレス指定を行うようになっている。
【0035】次に、上記構成における音声チャンネル及
び画像チャンネルの動作について図4及び図5を参照し
つつ説明する。先ず、音声チャネルと画像チャンネルと
は、上述したように符号化処理の方式を除いて、いわゆ
るハードウェア構成は同一であり、基本的動作も同一で
あるので、以下の図4及び図5を参照しつつ行う音声チ
ャンネルについての動作説明をもって画像チャンネルの
動作説明に代えることとする。
【0036】初めに録音(又は録画)動作について図4
を参照しつつ説明する。A/D変換器14(A/D変換
器25)を介してフレーム化器15(フレーム化器2
6)に入力された音声信号(又は画像信号)は、フレー
ム時間L1毎にフレーム化される(図4(a)参照)。
このフレーム化されたデータは、PSI−CELP方式
に基づく符号化処理を受ける前(画像処理部6において
はH.261方式に基づく符号化処理を受ける前)のい
わば無圧縮状態のデータである。
【0037】フレーム化された信号は、後述するような
タイミングで音声信号用データ記憶器5(画像信号用デ
ータ記憶器7)の無圧縮データ記憶領域5a(無圧縮デ
ータ記憶領域7a)に書き込まれる一方、符号化処理器
16(符号化処理器27)に入力されてPSI−CEL
P方式(画像信号についてはH.261方式)による符
号化処理を受けることとなる。この符号化処理器16
(符号化処理器27)においては、データ処理に時間を
要するため、データが入力されてから符号化されたデー
タが出力されるまで遅延時間を生ずることとなる。
【0038】すなわち、フレームA1については遅延時
間B1、フレームA2については遅延時間B2、フレー
ムA3については遅延時間B3の遅延が生ずることとな
る(図4(b)参照)。そして、フレームの符号化処理
が終了した時点で、データ書込器12(データ書込器2
3)によって指定された圧縮データ記憶領域5b(圧縮
データ記憶領域7b)の所定のアドレスへ、符号化処理
器16(符号化処理器27)から出力された音声データ
(画像データ)が書き込まれることとなる。
【0039】この圧縮データ記憶領域5b(圧縮データ
記憶領域7b)への書込においても、データ書き込みに
所定の時間が必要となる。すなわち、フレームA1の音
声データ(画像データ)を符号化処理したものについて
はC1の書き込み時間が、フレームA2の音声データ
(画像データ)を符号化処理したものについてC2の書
き込み時間が、フレームA3の音声データ(画像デー
タ)を符号化処理したものについてはC3の書き込み時
間が、それぞれ必要となる(図4(c)参照)。尚、こ
の書き込み時間は、符号化処理による遅延時間に比して
非常に小さいので、現実には殆ど無視できる程度の大き
さである。
【0040】一方、無圧縮データ記憶領域5a(無圧縮
データ記憶領域7a)へは、フレームの時間的長さに換
算して時間L3の長さに相当するフレーム化器15(フ
レーム化器26)から出力された無圧縮データがデータ
書込器12(データ書込器23)により指定されたアド
レスに書き込まれるようになっている。この無圧縮デー
タ記憶領域5a(無圧縮データ記憶領域7a)の記憶容
量は、フレーム時間にしてL3 に相当するデータ量の記
憶ができる大きさに設定されており、しかもデータの書
き込みは巡回的に行われるようになっている。
【0041】例えば、図4(d)の例では、この無圧縮
データ記憶領域5a(無圧縮データ記憶領域7a)の書
き込みアドレスの先頭をF1とすると、無圧縮データの
書き込みは、このF1から始まり、フレームA1の無圧
縮データ(図4(d)において「E1」と表記した部
分)に加えて、フレームA2の先頭から時間にして(B
1+C1)分のフレームA2の無圧縮データ(図4
(d)において「E2」と表記した部分)が書き込まれ
ることとなる。したがって、例えば、フレームA1の符
号化処理中に何らかの原因により、本装置の動作が停止
したとしても、フレームA1に対応するデータE1が、
上述のように無圧縮データ記憶領域5a(無圧縮データ
記憶領域7a)に記憶されているので、後述するように
して再生の際にはデータの欠落を伴わずにデータの再生
が可能となるものである。
【0042】そして、この無圧縮データE1及びE2の
書き込みが終了すると、続いてフレームA2の続きのデ
ータすなわち、フレームA1の符号化処理されたいわゆ
る圧縮データの書き込みが終了した時点(図4(c)参
照)におけるフレームA2のデータが、先の無圧縮デー
タE1に上書きされるようにして書き込まれてゆくこと
となる(図4(d)において「E3」と表示された部
分)。
【0043】さらに、この無圧縮データの書き込みは、
フレームA2の符号化処理されたいわゆる圧縮データの
圧縮データ記憶領域5b(圧縮データ記憶領域7b)へ
の書き込み終了まで行われ、その結果、フレームA3の
一部、すなわち、フレームA3の先頭から時間にして
(B2+C2)に相当するデータ(図4(d)において
「E4」と表記された部分)が無圧縮データ記憶領域5
a(無圧縮データ記憶領域7a)に書き込まれることと
なる。この時点における無圧縮データ記憶領域5a(無
圧縮データ記憶領域7a)におけるデータは、その上記
アドレスから順にデータE3、E4、E2となる(図4
(d)参照)。
【0044】そして、無圧縮データ記憶領域5a(無圧
縮データ記憶領域7a)へのデータE4の書き込みが終
了した後は、フレームA3の対応する無圧縮データが先
のデータE4に続いてアドレスF3の位置から書き込ま
れてゆくこととなる。すなわち、無圧縮データ記憶領域
5a(無圧縮データ記憶領域7a)のデータE4が書き
込まれた記憶領域に続く領域にあるデータE2に上書き
するようにして、フレームA3の一部に対応するデータ
E5が書き込まれ、さらに、データE6の書き込みが行
われる。ここで、データE5の書き込みによって無圧縮
データ記憶領域5a(無圧縮データ記憶領域7a)の書
き込みアドレスは、先のアドレスF1を先頭アドレスと
すれば、最後部のアドレスとなる。
【0045】したがって、データE6は、先の先頭アド
レスへ戻ってデータE3に上書きするようにして書き込
まれることとなる(図4(d)参照)。このデータE6
の書き込みが終了した時点、すなわち、フレームA3の
符号化処理が終了し、無圧縮データ記憶領域5a(無圧
縮データ記憶領域7a)への書き込み終了時点における
無圧縮データ記憶領域5a(無圧縮データ記憶領域7
a)の記憶データは、その書き込み開始アドレスから順
にデータE6、E4及びE5となっている。
【0046】以下、フレームA3に続く他のフレームに
ついても上述したと同様にして無圧縮データ記憶領域5
a(無圧縮データ記憶領域7a)に記憶されると共に、
符号化処理されて圧縮データ記憶領域5b(圧縮データ
記憶領域7b)に記憶されることとなる。尚、フレーム
A3の後に続くフレーム(図示せず)に対応する無圧縮
データの書き込みは、(B3+C3)に相当するデータ
がデータE4部分に上書きされ、アドレスF3の位置か
ら始められることとなる。
【0047】次に、図5を参照しつつ再生動作について
説明する。図示しない操作パネルの所定のスイッチを押
下して再生開始の信号が入力されると、制御器11(制
御器22)によりデータ書込器12(データ書込器2
3)に代わってデータ読取器13(データ読取器24)
の動作が制御されることとなり、次のようなデータ読み
取りが行われることとなる。先ず、先のフレームA1及
びA2に対応する圧縮データG1,G2は、圧縮データ
記憶領域5b(圧縮データ記憶領域7b)に例えば図5
(a)に示されたような順で記憶されているとする。
【0048】そして、制御器11(制御器22)からの
信号に応じてデータ読取器13(データ読取器24)か
ら圧縮データ記憶領域5b(圧縮データ記憶領域7b)
へ対してアドレス指定がなされ、データG1から順に読
み出されるものとする。ここで、読み出されるデータG
1及びG2は、記録の際フレームA1,A2に対応して
何等データの欠落無しに圧縮記録されたデータであると
する。制御器11(制御器22)はこの場合、切替スイ
ッチ19(切替スイッチ30)の第2の接点19b(第
2の接点30b)を閉じる(図5(f)で「A」と表記
された状態)ように制御し、D/A変換器18(D/A
変換器29)と復号処理器17(復号処理器28)とが
接続状態となるようにすることで、読み出されたデータ
G1、G2は復号処理器17(復号処理器28)により
復号されることとなる(図5(f)状態)。
【0049】この復号処理においても遅延時間が生じ、
復号処理器17(復号処理器28)からは、データG1
の再生信号としてデータI1が遅延時間H1をもって、
データG2の再生信号としてデータI2が遅延時間H2
をもって、それぞれ出力されることとなる(図5
(b),(c)参照)。そして、D/A変換器18(D
/A変換器29)にはこれらデータI1,I2がそのま
ま入力され(図5(e)参照)、アナログ音声信号(ア
ナログ画像信号)として出力されることとなる。
【0050】次に、フレームA3に対応する音声データ
が読み出されるが、フレームA3の圧縮の途中である時
刻T1(図4(a)参照)において、事故が発生してそ
の時点以降の符号化処理がなされなかったと仮定する。
したがって、フレームA3に対応する圧縮データは、時
刻T1以降については圧縮データ記憶領域5b(圧縮デ
ータ記憶領域7b)には記憶されていないこととなる。
【0051】このため、D/A変換器18(D/A変換
器29)による先のデータI2の変換が終了した時点
で、切替スイッチ19(切替スイッチ30)は制御器1
1(制御器22)により、第1の接点19a(30a)
が閉じられ(図5(f)において「B」と表記された状
態)、D/A変換器18(D/A変換器29)と音声信
号用データ記憶器5(画像信号用データ記憶器7)とが
接続状態となるように制御されることとなる(図5
(f)参照)。
【0052】そして、データ読取器13(データ読取器
24)によるアドレス指定により、音声信号用データ記
憶器5(画像信号用データ記憶器7)の無圧縮データ記
憶領域5a(無圧縮データ記憶領域7a)からはデータ
E4、E5、E6の順に読み出され、D/A変換器18
(D/A変換器29)に入力されてアナログ音声信号
(アナログ画像信号)として出力されることとなる(図
5(e)参照)。
【0053】したがって、フレームの途中で事故が発生
し、圧縮データが欠落しても、そのフレームの再生は、
予め圧縮データとは別に記憶されていた当該フレームの
無圧縮データを用いて行うようにしてあるので、従来と
異なり、事故発生の際のデータをも再生できるので、事
故原因の解析が容易になる。
【0054】上述した本実施例においては、第1の記憶
手段は、音声信号用データ記憶器5の圧縮データ記憶領
域5b及び画像信号用データ記憶器7の圧縮データ記憶
領域7bにより実現されるようになっており、また、第
2の記憶手段は、音声信号用データ記憶器5の無圧縮デ
ータ記憶領域5a及び画像信号用データ記憶器7の無圧
縮データ記憶領域7aにより実現されるようになってい
る。
【0055】また、読出制御手段は、音声符号処理部4
a〜4cにあっては、制御器11、データ読取器13及
び切替スイッチ19により実現されるようになってお
り、画像処理部6にあっては、制御器22、データ読取
器24及び切替スイッチ30により実現されるようにな
っている。
【0056】
【発明の効果】以上、述べたように、請求項1及び2記
載の発明によれば、記録の際に、符号化された信号すな
わち圧縮された信号の記憶とは別に、符号化前のいわば
無圧縮の信号を、後に再生の際に少なくとも1フレーム
分の再生可能なように記憶しておくようにし、符号化の
中断が生じた場合、再生時に、符号化の中断が生じたフ
レームに該当する部分については圧縮された信号を復号
して再生することに代わって記憶されていた無圧縮の信
号を読み出すように構成することにより、例えば、符号
化の途中で、本装置が搭載された航空機の事故により符
号化の途中で装置の動作が停止し、符号化されたデータ
の欠落が生じても、従来と異なり、該当する部分の再生
が可能となり、航空機の事故原因の分析により有用なデ
ータを提供することができる。
【0057】また、無圧縮のデータは、1フレームの符
号化及び符号化された信号の書込終了に要する時間分だ
けの量を記憶するようにすることで、無圧縮データの記
憶による記憶容量の増大を必要最小限に抑え、その一方
で大半のデータは圧縮されて記憶されるので、特に請求
項2記載の発明にあっては、全体として記憶容量の節約
を図った装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声及び画像信号の記録・再生装
置の実施例における構成例を示す構成図である。
【図2】実施例における音声符号処理部の構成を示す構
成図である。
【図3】実施例における画像処理部の構成を示す構成図
である。
【図4】実施例における記録動作を説明するための主要
部のタイミング図である。
【図5】実施例における再生動作を説明するための主要
部のタイミング図である。
【図6】従来装置の一構成例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…オーディオ信号符号化器、 2…オーディオ信号用
データ記憶器、 3…オーディオ信号復号器、 4a,
4b,4c…音声符号処理部、 5…音声信号用データ
記憶器、 6…画像処理部、 7…画像信号用データ記
憶器、 8…制御回路、 9…音声符号化器、 10…
音声信号復号器、 11…制御器、 12…データ書込
器、 13…データ読取器、 15…フレーム化器、
16…符号化処理器、 17…復号処理機、 19…切
替スイッチ、 20…画像信号符号化器、 21…画像
信号復号器、 22…制御器、 23…データ書込器、
24…データ読取器、 26…フレーム化器、 27…
符号化処理器、 28…復号処理器、 30…切替スイ
ッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声又は画像信号の記録の際には、音声
    又は画像信号をフレーム化し、このフレーム化された信
    号に対して符号化を施し、符号化された信号を記憶しつ
    つ、1フレーム当たりの符号化された信号の記憶が終了
    する間、符号化前の該当するフレーム化された信号及び
    その後に続くフレーム化された信号の一部を符号化され
    た信号とは別個に記憶する一方、音声又は画像信号の再
    生の際には、記憶された符号化信号を読み出し、復号化
    を施しつつ、記録終了の際に符号化が中断されたフレー
    ムがあった場合には、当該フレームについては、符号化
    されずに記憶された信号を読み出して、再生信号とする
    ことを特徴とする音声又は画像信号の記録・再生方法。
  2. 【請求項2】 音声又は画像信号に対し符号化処理に必
    要なフレーム化を施すフレーム化手段と、前記フレーム
    化手段の出力信号に所定の符号化処理を施す符号化手段
    と、前記符号化手段の出力信号を読み出し可能に記憶・
    保持する第1の記憶手段と、前記フレーム化手段から出
    力された1フレームの信号が前記符号化処理手段により
    符号化され且つ前記第1の記憶手段への書き込みが終了
    するまでの間、フレーム化手段の出力信号を、該出力信
    号のデータ量に対応する記憶領域に巡回的に記録・保持
    する読み出し可能な第2の記憶手段と、外部から再生指
    令信号が入力されると、前記符号化処理手段における符
    号化処理の中断の有無に応じて前記第1の記憶手段から
    の読み出しと、前記第2の記憶手段からの読み出しとを
    切り替える読出制御手段であって、記録終了時に符号化
    処理の中断がない場合には前記1の記憶手段からの信号
    の読み出しを行う一方、符号化処理の中断がある場合に
    は中断されたフレームの直前のフレームまでの対応する
    符号化された信号を前記第1の記憶手段から読み出し、
    符号化処理の中断の生じたフレームに対応する信号を前
    記第2の記憶手段から読み出す読出制御手段と、前記第
    1の記憶手段により読み出された信号に対して所定の復
    号処理を施す復号処理手段とを具備してなることを特徴
    とする音声又は画像信号の記録・再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009003311A (ja) * 2007-06-25 2009-01-08 Casio Comput Co Ltd ボイスレコーダ
JP2009122609A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音響信号符号化装置と音響信号復号化装置と、その方法とプログラムと記録媒体
JP4892556B2 (ja) * 2005-07-27 2012-03-07 エアバス フランス 航空機とその外部に位置する送信ステーションとの間でデータを送信するための航空機データ送信システム

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