JPH10285531A - Tv会議記録装置及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents
Tv会議記録装置及び方法並びに記憶媒体Info
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- JPH10285531A JPH10285531A JP9093717A JP9371797A JPH10285531A JP H10285531 A JPH10285531 A JP H10285531A JP 9093717 A JP9093717 A JP 9093717A JP 9371797 A JP9371797 A JP 9371797A JP H10285531 A JPH10285531 A JP H10285531A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録情報量を少なくし、事後の検索を容易に
する。 【解決手段】 復号化装置18は、TV会議用ネットワ
ーク12を伝送するTV会議データ(特に、その映像及
び音声情報)を取り込み、分離及び復号化する。記録区
間選定装置20は、復号化装置18からの音声信号から
音声のある区間を記録すべき区間として選定し、選定さ
れた区間の映像データ及び音声データを符号化装置22
に供給する。符号化装置22は、記録区間選定装置20
からの音声データ及び映像データを圧縮及び多重化し、
記録装置24は、符号化装置22により圧縮符号化され
た映像音声情報を記録媒体16に記録する。
する。 【解決手段】 復号化装置18は、TV会議用ネットワ
ーク12を伝送するTV会議データ(特に、その映像及
び音声情報)を取り込み、分離及び復号化する。記録区
間選定装置20は、復号化装置18からの音声信号から
音声のある区間を記録すべき区間として選定し、選定さ
れた区間の映像データ及び音声データを符号化装置22
に供給する。符号化装置22は、記録区間選定装置20
からの音声データ及び映像データを圧縮及び多重化し、
記録装置24は、符号化装置22により圧縮符号化され
た映像音声情報を記録媒体16に記録する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV会議の経過を
効率よく議事録として記録するTV会議記録装置及び方
法並びに記憶媒体に関する。
効率よく議事録として記録するTV会議記録装置及び方
法並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】TV会議(又はビデオ会議)でも、通常
の会議と同様に、議事録を作成する必要がある。TV会
議システムの従来の議事録作成機構は、TV会議中に伝
送される映像と音声の全信号をビデオ機材(VTR等)
又は通信端末若しくは通信ネットワークに接続する大容
量記憶装置に記録していた。
の会議と同様に、議事録を作成する必要がある。TV会
議システムの従来の議事録作成機構は、TV会議中に伝
送される映像と音声の全信号をビデオ機材(VTR等)
又は通信端末若しくは通信ネットワークに接続する大容
量記憶装置に記録していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、TV会議
で伝送される全情報を記録するので、記録するデータ量
が膨大になる。また、議事録として後から見る場合に冗
長な情報、即ち、重要でない情報を多量に含むことにな
り、目的の会話部分の検索などが困難になる。
で伝送される全情報を記録するので、記録するデータ量
が膨大になる。また、議事録として後から見る場合に冗
長な情報、即ち、重要でない情報を多量に含むことにな
り、目的の会話部分の検索などが困難になる。
【0004】本発明は、このような問題点を解決し、真
に必要な部分のみを記録するようにして、データ量を削
減し、後での検索などを容易にするTV会議記録装置及
び方法並びに記憶媒体を提示することを目的とする。
に必要な部分のみを記録するようにして、データ量を削
減し、後での検索などを容易にするTV会議記録装置及
び方法並びに記憶媒体を提示することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、TV会議情
報に含まれる所定情報(例えば、音声の有無)に従い、
TV会議情報の、記録すべき区間を選定し、選定された
区間についてTV会議情報(例えば、映像と音声)を記
録媒体に記録する。
報に含まれる所定情報(例えば、音声の有無)に従い、
TV会議情報の、記録すべき区間を選定し、選定された
区間についてTV会議情報(例えば、映像と音声)を記
録媒体に記録する。
【0006】これにより、本来的に不要と思われる部分
を除外して記録するので、記録情報量を少なく出来る。
従ってまた、事後の参照又は検索が容易になり、議事録
の作成も楽になる。
を除外して記録するので、記録情報量を少なく出来る。
従ってまた、事後の参照又は検索が容易になり、議事録
の作成も楽になる。
【0007】予測符号化方式を採用する映像圧縮方式の
場合には、記録すべき区間の最初のフレームの画質を確
保するための一定の先行区間も、記録すべき区間に加え
る。これにより、記録区間の最初のフレームから良好な
再生画像を観賞できる。
場合には、記録すべき区間の最初のフレームの画質を確
保するための一定の先行区間も、記録すべき区間に加え
る。これにより、記録区間の最初のフレームから良好な
再生画像を観賞できる。
【0008】また、映像情報の伸長と再符号化を省略す
ることで、画質劣化を防げる。
ることで、画質劣化を防げる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。n(nは2以上の整数)台のTV会議用
端末10−1,・・・,10−nがTV会議用ネットワ
ーク12に接続し、相互に映像、音声及びデータなどを
送受信して、TV会議を行なう。映像情報と音声情報
は、情報圧縮されて、TV会議用ネットワーク12上を
伝送する。TV会議の規格としてITU−T勧告H.3
20、音声の符号化方式としてG.728又はG.72
2、映像の符号化方式としてH.261、多重化方式と
してH.221があり、本実施例も、これらに準拠して
いる。
ック図を示す。n(nは2以上の整数)台のTV会議用
端末10−1,・・・,10−nがTV会議用ネットワ
ーク12に接続し、相互に映像、音声及びデータなどを
送受信して、TV会議を行なう。映像情報と音声情報
は、情報圧縮されて、TV会議用ネットワーク12上を
伝送する。TV会議の規格としてITU−T勧告H.3
20、音声の符号化方式としてG.728又はG.72
2、映像の符号化方式としてH.261、多重化方式と
してH.221があり、本実施例も、これらに準拠して
いる。
【0011】TV会議記録装置14は、TV会議用ネッ
トワークを伝送するTV会議データ(特に、その映像及
び音声情報)を取り込み、重要部分を選択して、磁気テ
ープ、ハードディスク又は光ディスクなどの大容量記録
媒体に記録する。TV会議記録装置14は、TV会議用
ネットワークを伝送する圧縮映像音声情報を分離及び伸
長する復号化装置18、復号化装置18により復元され
た映像音声情報から記録すべき区間を選定する記録区間
選定装置20、記録区間選定装置20により選定された
区間の映像音声情報を高能率符号化する符号化装置2
2、及び、符号化装置22により情報圧縮された映像音
声情報を記録媒体16に書き込む記録装置24からな
る。
トワークを伝送するTV会議データ(特に、その映像及
び音声情報)を取り込み、重要部分を選択して、磁気テ
ープ、ハードディスク又は光ディスクなどの大容量記録
媒体に記録する。TV会議記録装置14は、TV会議用
ネットワークを伝送する圧縮映像音声情報を分離及び伸
長する復号化装置18、復号化装置18により復元され
た映像音声情報から記録すべき区間を選定する記録区間
選定装置20、記録区間選定装置20により選定された
区間の映像音声情報を高能率符号化する符号化装置2
2、及び、符号化装置22により情報圧縮された映像音
声情報を記録媒体16に書き込む記録装置24からな
る。
【0012】先ず、本実施例で前提とするTV会議シス
テムを簡単に説明する。先に述べたように、本実施例の
TV会議システムは、ITU−T勧告H.320に準拠
している。例えば、図2に示すように、4台の端末10
−1,10−2,10−3,10−4の内の1台(図2
では、端末10−1)が議長端末となって会議を統括
し、他の端末10−2〜10−4の利用者の発言等を規
制する。発言を許可された端末10−1,・・・,10
−4から出力される映像音声情報が、分配器26により
残りの他の端末に送信される。音声はG.728又は
G.722により符号化され、映像はH.261により
符号化される。これらの符号化データは、H.221に
より多重化される。
テムを簡単に説明する。先に述べたように、本実施例の
TV会議システムは、ITU−T勧告H.320に準拠
している。例えば、図2に示すように、4台の端末10
−1,10−2,10−3,10−4の内の1台(図2
では、端末10−1)が議長端末となって会議を統括
し、他の端末10−2〜10−4の利用者の発言等を規
制する。発言を許可された端末10−1,・・・,10
−4から出力される映像音声情報が、分配器26により
残りの他の端末に送信される。音声はG.728又は
G.722により符号化され、映像はH.261により
符号化される。これらの符号化データは、H.221に
より多重化される。
【0013】TV会議記録装置14の動作を説明する。
TV会議データ、具体的には、音声データ、画像データ
(静止画及び動画)及び制御データ(例えば、現在、発
言権を持つクライアントに関する情報を含む。)の多重
化信号が、TV会議用ネットワーク12を伝送してお
り、TV会議記録装置14の復号化装置18が、このT
V会議データを取り込む。
TV会議データ、具体的には、音声データ、画像データ
(静止画及び動画)及び制御データ(例えば、現在、発
言権を持つクライアントに関する情報を含む。)の多重
化信号が、TV会議用ネットワーク12を伝送してお
り、TV会議記録装置14の復号化装置18が、このT
V会議データを取り込む。
【0014】復号化装置18の概略構成ブロック図を図
3に示す。図3に示すように、復号化装置18は、多重
化信号を映像情報、音声情報及びその他の情報に分離す
る分離装置30、分離装置30により分離された音声情
報を復号化する音声復号化装置32、及び分離装置30
により分離された映像情報情報を復号化する映像復号化
装置34からなる。即ち、復号化装置18は、多重過信
号を各成分情報に分離し、圧縮された情報(音声と映
像)を伸長する。一般的にはその他のデータも出力する
が、本実施例では、利用されず、音声復号化装置32及
び映像復号化装置34の出力のみが記録区間選定装置2
0に供給される。
3に示す。図3に示すように、復号化装置18は、多重
化信号を映像情報、音声情報及びその他の情報に分離す
る分離装置30、分離装置30により分離された音声情
報を復号化する音声復号化装置32、及び分離装置30
により分離された映像情報情報を復号化する映像復号化
装置34からなる。即ち、復号化装置18は、多重過信
号を各成分情報に分離し、圧縮された情報(音声と映
像)を伸長する。一般的にはその他のデータも出力する
が、本実施例では、利用されず、音声復号化装置32及
び映像復号化装置34の出力のみが記録区間選定装置2
0に供給される。
【0015】記録区間選定装置20は、詳細は後述する
が、復号化装置18からの映像音声信号から、音声デー
タを元に記録すべき区間を選定し、選定された区間の映
像データ及び音声データを符号化装置22に供給する。
図4は、記録区間選定装置20の動作フローチャートを
示す。
が、復号化装置18からの映像音声信号から、音声デー
タを元に記録すべき区間を選定し、選定された区間の映
像データ及び音声データを符号化装置22に供給する。
図4は、記録区間選定装置20の動作フローチャートを
示す。
【0016】一般的にTV会議で重要とされるのは、発
言内容と発言で参照される映像である。従って、本実施
例では、会議中の無音状態、即ち、沈黙状態の区間を検
出し、記録から除外するようにしている。復号化装置1
8から出力される音声データを一定間隔毎に区切り(S
1)、切り出した区間における音声の平均パワー(振幅
の二乗和)を計算する(S2)。計算された平均パワー
を所定の閾値と比較する(S3)。平均パワーが閾値よ
り小さければ(S3)、無音区間として記録から除去し
(S4)、閾値以上であれば(S3)、有音声区間とみ
なして、議事録に記録すべく復号化装置18からの映像
データ及び音声データを符号化装置22に供給する(S
5)。次の区間の音声データについて、S1以降を繰り
返す。
言内容と発言で参照される映像である。従って、本実施
例では、会議中の無音状態、即ち、沈黙状態の区間を検
出し、記録から除外するようにしている。復号化装置1
8から出力される音声データを一定間隔毎に区切り(S
1)、切り出した区間における音声の平均パワー(振幅
の二乗和)を計算する(S2)。計算された平均パワー
を所定の閾値と比較する(S3)。平均パワーが閾値よ
り小さければ(S3)、無音区間として記録から除去し
(S4)、閾値以上であれば(S3)、有音声区間とみ
なして、議事録に記録すべく復号化装置18からの映像
データ及び音声データを符号化装置22に供給する(S
5)。次の区間の音声データについて、S1以降を繰り
返す。
【0017】符号化装置22は、記録区間選定装置20
からの音声情報をG.728又はG.722で符号化
し、映像情報をH.261で符号化し、このように符号
化された音声情報と映像情報をH.221に従って多重
化し、記録装置24に供給する。記録装置24は、符号
化装置22により圧縮符号化された映像音声情報を記録
媒体16に記録する。
からの音声情報をG.728又はG.722で符号化
し、映像情報をH.261で符号化し、このように符号
化された音声情報と映像情報をH.221に従って多重
化し、記録装置24に供給する。記録装置24は、符号
化装置22により圧縮符号化された映像音声情報を記録
媒体16に記録する。
【0018】このようにして、TV会議で交わされる情
報のうち、発言の内容と発言中の映像のみが記録媒体1
6に記録される。無音中の映像情報が記録されないの
で、記録情報量を大幅に削減できる。発言の内容と発言
中の映像が記録媒体16に記録されるので、後でこれを
参照して議事録を作成する場合に必要十分な情報を得る
ことができる。
報のうち、発言の内容と発言中の映像のみが記録媒体1
6に記録される。無音中の映像情報が記録されないの
で、記録情報量を大幅に削減できる。発言の内容と発言
中の映像が記録媒体16に記録されるので、後でこれを
参照して議事録を作成する場合に必要十分な情報を得る
ことができる。
【0019】上記実施例では、映像に関して復号化と符
号化が行なわれるので、画質が劣化する。次に、映像の
復号化と符号化を省略できる実施例を説明する。図5
は、その概略構成ブロック図を示す。
号化が行なわれるので、画質が劣化する。次に、映像の
復号化と符号化を省略できる実施例を説明する。図5
は、その概略構成ブロック図を示す。
【0020】図5において、40は、TV会議用ネット
ワーク12を伝送するTV会議データを取り込み、多重
化信号を音声情報、映像情報及びその他に分離する分離
装置、42は分離装置40により分離された音声情報を
復号化する音声復号化装置、44は音声復号化装置42
の出力音声信号に従い、映像音声情報の記録すべき区間
を選定する記録区間選定装置、46は、記録区間選定装
置44から出力される記録すべき音声信号を符号化する
音声符号化装置、48は、記録区間選定装置44から出
力される記録すべき符号化映像情報及び音声符号化装置
46から出力される符号化音声情報を、記録媒体50に
記録する記録装置である。
ワーク12を伝送するTV会議データを取り込み、多重
化信号を音声情報、映像情報及びその他に分離する分離
装置、42は分離装置40により分離された音声情報を
復号化する音声復号化装置、44は音声復号化装置42
の出力音声信号に従い、映像音声情報の記録すべき区間
を選定する記録区間選定装置、46は、記録区間選定装
置44から出力される記録すべき音声信号を符号化する
音声符号化装置、48は、記録区間選定装置44から出
力される記録すべき符号化映像情報及び音声符号化装置
46から出力される符号化音声情報を、記録媒体50に
記録する記録装置である。
【0021】記録区間選定装置44は、分離装置40に
より分離される映像情報(圧縮情報)を映像フレーム単
位でバッファリングする映像入力バッファ52、音声復
号化装置42からの音声信号を適当な時間(例えば、無
音区間を判定する単位となる時間)単位でバッファリン
グする音声入力バッファ54、132フレーム分の記憶
容量を具備し、映像入力バッファ52からの圧縮映像情
報をフレーム単位で蓄積する動画シーケンス蓄積バッフ
ァ56、及び、音声入力バッファ54からの音声信号の
無音区間を判定し、その判定結果に従い動画シーケンス
蓄積バッファ56を制御すると共に、有音区間の音声信
号を音声符号化装置46に出力するバッファ制御回路5
8からなる。
より分離される映像情報(圧縮情報)を映像フレーム単
位でバッファリングする映像入力バッファ52、音声復
号化装置42からの音声信号を適当な時間(例えば、無
音区間を判定する単位となる時間)単位でバッファリン
グする音声入力バッファ54、132フレーム分の記憶
容量を具備し、映像入力バッファ52からの圧縮映像情
報をフレーム単位で蓄積する動画シーケンス蓄積バッフ
ァ56、及び、音声入力バッファ54からの音声信号の
無音区間を判定し、その判定結果に従い動画シーケンス
蓄積バッファ56を制御すると共に、有音区間の音声信
号を音声符号化装置46に出力するバッファ制御回路5
8からなる。
【0022】動画シーケンス蓄積バッファ56は、先に
述べたように、132フレーム分のデータを蓄積出来
る。132フレーム分のデータを記憶する状態で、次の
1フレームのデータが入力すると、最も古い1フレーム
のデータが記憶から削除され、入力した1フレームのデ
ータを最後尾に記憶する。また、バッファ制御回路58
から出力指令が印加されると、画像シーケンス蓄積バッ
ファ56は、記憶する全フレーム・データ(最大で13
2フレーム分)をその蓄積順に記録装置48に向けて出
力する。これにより、バッファ56の中身は空になる。
述べたように、132フレーム分のデータを蓄積出来
る。132フレーム分のデータを記憶する状態で、次の
1フレームのデータが入力すると、最も古い1フレーム
のデータが記憶から削除され、入力した1フレームのデ
ータを最後尾に記憶する。また、バッファ制御回路58
から出力指令が印加されると、画像シーケンス蓄積バッ
ファ56は、記憶する全フレーム・データ(最大で13
2フレーム分)をその蓄積順に記録装置48に向けて出
力する。これにより、バッファ56の中身は空になる。
【0023】映像圧縮方式を規定する勧告H.261で
は、1枚(フレーム又はフィールド)の画像は、階層構
造の格子状に分割される。また、時間方法の冗長性を抑
制するために、前後のフレーム間での差分情報が符号化
されるので、あるタイミングの画像を再生するには、そ
れ以前の画像列の情報が必要となる。H.261では、
132フレーム周期で全てのマクロブロック(16画素
×16画素)が必ず1回初期化されるので、本実施例で
は、記録区間の開始時に、その過去の132フレーム分
の圧縮映像データを挿入する。これが、蓄積バッファ5
6の容量を132フレームとした理由である。このよう
にすることで、記録区間の最初の映像フレームは、その
全てのマクロブロックが正しく復元され得ることが保証
される。
は、1枚(フレーム又はフィールド)の画像は、階層構
造の格子状に分割される。また、時間方法の冗長性を抑
制するために、前後のフレーム間での差分情報が符号化
されるので、あるタイミングの画像を再生するには、そ
れ以前の画像列の情報が必要となる。H.261では、
132フレーム周期で全てのマクロブロック(16画素
×16画素)が必ず1回初期化されるので、本実施例で
は、記録区間の開始時に、その過去の132フレーム分
の圧縮映像データを挿入する。これが、蓄積バッファ5
6の容量を132フレームとした理由である。このよう
にすることで、記録区間の最初の映像フレームは、その
全てのマクロブロックが正しく復元され得ることが保証
される。
【0024】図5に示す記録区間選定装置の動作を説明
する。分離装置40は、TV会議用ネットワーク12か
らTV会議データを取り込み、音声、映像及びその他に
分離し、音声情報(圧縮情報)を音声復号化装置42に
印加し、映像情報(圧縮情報)を記録区間選定装置44
に印加する。音声復号化装置42は、分離装置40から
の圧縮音声情報を伸長し、記録区間選定装置44に印加
する。
する。分離装置40は、TV会議用ネットワーク12か
らTV会議データを取り込み、音声、映像及びその他に
分離し、音声情報(圧縮情報)を音声復号化装置42に
印加し、映像情報(圧縮情報)を記録区間選定装置44
に印加する。音声復号化装置42は、分離装置40から
の圧縮音声情報を伸長し、記録区間選定装置44に印加
する。
【0025】記録区間選定装置44では、分離装置40
からの圧縮映像情報は、入力バッファ52により1フレ
ーム分でバッファリングされて動画シーケンス蓄積バッ
ファ56に印加される。他方、音声復号化装置42によ
り復号化された音声は、入力バッファ54によりバッフ
ァリングされ、適当な時間長(無音区間判定用の時間
分)にまとめてバッファ制御回路58に印加される。
からの圧縮映像情報は、入力バッファ52により1フレ
ーム分でバッファリングされて動画シーケンス蓄積バッ
ファ56に印加される。他方、音声復号化装置42によ
り復号化された音声は、入力バッファ54によりバッフ
ァリングされ、適当な時間長(無音区間判定用の時間
分)にまとめてバッファ制御回路58に印加される。
【0026】図6は、バッファ制御回路58の動作フロ
ーチャートを示す。バッファ制御回路58は、入力バッ
ファ54からの一定時間長の音声の平均パワーを計算し
(S11)、所定の閾値と比較する(S12)。平均パ
ワーが閾値以上であれば(S12)、有音区間であると
判定し、蓄積バッファ56に蓄積データの出力を指令す
る(S13)。蓄積バッファ56はバッファ制御回路5
8からの出力指令に従い、記憶する全フレームのデータ
を記録装置48に出力する。バッファ制御回路58はま
た、有音区間と判定された区間の音声データを音声符号
化装置46に出力する(S14)。他方、平均パワーが
閾値より小さければ(S12)、その区間の音声データ
を除去する(S15)。S14,S15の後、次の区間
の音声データについて、S11以降を繰り返す。
ーチャートを示す。バッファ制御回路58は、入力バッ
ファ54からの一定時間長の音声の平均パワーを計算し
(S11)、所定の閾値と比較する(S12)。平均パ
ワーが閾値以上であれば(S12)、有音区間であると
判定し、蓄積バッファ56に蓄積データの出力を指令す
る(S13)。蓄積バッファ56はバッファ制御回路5
8からの出力指令に従い、記憶する全フレームのデータ
を記録装置48に出力する。バッファ制御回路58はま
た、有音区間と判定された区間の音声データを音声符号
化装置46に出力する(S14)。他方、平均パワーが
閾値より小さければ(S12)、その区間の音声データ
を除去する(S15)。S14,S15の後、次の区間
の音声データについて、S11以降を繰り返す。
【0027】音声符号化装置46は、記録区間選定装置
44のバッファ制御回路58からの音声情報を符号化し
て、記録装置48に供給する。記録装置48は音声符号
化装置46からの符号化音声情報と記録区間選定装置4
4の蓄積バッファ56からの符号化映像情報を記録処理
して、記録媒体50に記録する。
44のバッファ制御回路58からの音声情報を符号化し
て、記録装置48に供給する。記録装置48は音声符号
化装置46からの符号化音声情報と記録区間選定装置4
4の蓄積バッファ56からの符号化映像情報を記録処理
して、記録媒体50に記録する。
【0028】このようにして、音声情報については、有
音区間の音声が記録され、映像情報については、有音区
間の映像とこれに先立つ132フレーム分の映像が記録
される。無音区間が132フレームより短い場合、映像
はその無音区間についても連続的に記録されることにな
る。図7は、音声信号と、これに対して記録媒体50に
記録される映像情報の対応関係を示す模式図である。
音区間の音声が記録され、映像情報については、有音区
間の映像とこれに先立つ132フレーム分の映像が記録
される。無音区間が132フレームより短い場合、映像
はその無音区間についても連続的に記録されることにな
る。図7は、音声信号と、これに対して記録媒体50に
記録される映像情報の対応関係を示す模式図である。
【0029】図5に示す実施例では、映像情報について
復号化と符号化を行なわないので、画質の劣化を抑制で
きる。また、記録区間に先立つ132フレーム分の映像
情報も記録するので、差分符号化データの復号化の際の
エラー又は画質劣化を回避できる。
復号化と符号化を行なわないので、画質の劣化を抑制で
きる。また、記録区間に先立つ132フレーム分の映像
情報も記録するので、差分符号化データの復号化の際の
エラー又は画質劣化を回避できる。
【0030】図5に示す実施例では、映像についての
み、復号化と符号化を回避したが、音声についても復号
化と符号化を回避できることは明らかである。例えば、
記録区間の選定にのみ、復号化した音声信号を利用し、
実際に記録媒体に記録するデータとして、TV会議用デ
ータから分離された符号化音声データをそのまま利用す
する。タイミング調整用の遅延手段を適宜の箇所に設け
ることは、勿論である。
み、復号化と符号化を回避したが、音声についても復号
化と符号化を回避できることは明らかである。例えば、
記録区間の選定にのみ、復号化した音声信号を利用し、
実際に記録媒体に記録するデータとして、TV会議用デ
ータから分離された符号化音声データをそのまま利用す
する。タイミング調整用の遅延手段を適宜の箇所に設け
ることは、勿論である。
【0031】なお、図4及び図5に示すフローチャート
に応じたプログラムをコンピュータにより読み取り可能
な記憶媒体(フロッピーディスク、光ディスク及び磁気
ディスクなど)に記憶し、コンピュータにより当該プロ
グラムを読み込んで、図4及び図5に示す処理を行なわ
せてもよいことはいうまでもない。
に応じたプログラムをコンピュータにより読み取り可能
な記憶媒体(フロッピーディスク、光ディスク及び磁気
ディスクなど)に記憶し、コンピュータにより当該プロ
グラムを読み込んで、図4及び図5に示す処理を行なわ
せてもよいことはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、TV会議の内容のうち無駄な、あ
まり意味のない部分、具体的には無音区間を除いて記録
するので、記録データ量を少なくできる。これにより、
議事録の作成も容易になる。
に、本発明によれば、TV会議の内容のうち無駄な、あ
まり意味のない部分、具体的には無音区間を除いて記録
するので、記録データ量を少なくできる。これにより、
議事録の作成も容易になる。
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図2】 TV会議システムの概略構成ブロック図であ
る。
る。
【図3】 復号化装置18の概略構成ブロック図であ
る。
る。
【図4】 記録区間選定装置20の処理のフローチャー
トである。
トである。
【図5】 本発明の第2実施例の概略構成ブロック図で
ある。
ある。
【図6】 バッファ制御回路58の処理のフローチャー
トである。
トである。
【図7】 図5に示す実施例の音声と、記録される映像
情報の対応を示す模式図である。
情報の対応を示す模式図である。
10−1,・・・,10−n:TV会議用端末 12:TV会議用ネットワーク 14:TV会議記録装置 16:記録媒体 18:復号化装置 20:記録区間選定装置 22:符号化装置 24:記録装置 26:分配器 30:分離装置 32:音声復号化装置 34:映像復号化装置 40:分離装置 42:音声復号化装置 44:記録区間選定装置 46:音声符号化装置 48:記録装置 50:記録媒体 52:映像入力バッファ 54:音声入力バッファ 56:動画シーケンス蓄積バッファ 58:バッファ制御回路
Claims (14)
- 【請求項1】 入力するTV会議情報を入力処理する入
力処理手段と、当該TV会議情報に含まれる所定情報に
従い、当該TV会議情報の、記録すべき区間を選定する
記録区間選定手段と、当該記録区間選定手段により選定
された区間について、当該TV会議情報を記録媒体に記
録する記録処理手段とを備えることを特徴とするTV会
議記録装置。 - 【請求項2】 上記記録区分選定手段は、TV会議の発
言のある区間を記録すべき区間として選定する請求項1
に記載のTV会議記録装置。 - 【請求項3】 上記記録区分選定手段は、発言のある区
間を音声の記録すべき区間とし、発言のある区間とその
区間で映像を再生するのに必要な区間を映像の記録すべ
き区間として選定する請求項1に記載のTV会議記録装
置。 - 【請求項4】 上記入力処理手段が、上記入力するTV
会議情報に含まれる圧縮情報を伸長する復号化手段を具
備し、上記記録処理手段が、記録すべき情報を圧縮する
符号化手段を具備する請求項1乃至3の何れか1項に記
載のTV会議記録装置。 - 【請求項5】 前記映像はフレーム内符号化及びフレー
ム間符号化を実行自在な符号化手段により符号化されて
おり、前記映像を再生するのに必要な区間の先頭フレー
ムはフレーム内符号化されている請求項3に記載のTV
会議装置。 - 【請求項6】 入力するTV会議情報を入力処理する入
力処理ステップと、当該TV会議情報に含まれる所定情
報に従い、当該TV会議情報の、記録すべき区間を選定
する記録区間選定ステップと、当該記録区間選定ステッ
プにより選定された区間について、当該TV会議情報を
記録媒体に記録する記録処理ステップとを備えることを
特徴とするTV会議記録方法。 - 【請求項7】 上記記録区分選定ステップは、TV会議
の発言のある区間を記録すべき区間として選定する請求
項6に記載のTV会議記録方法。 - 【請求項8】 上記記録区分選定ステップは、発言のあ
る区間を音声の記録すべき区間とし、発言のある区間と
その区間で映像を再生するのに必要な区間を映像の記録
すべき区間として選定する請求項6に記載のTV会議記
録方法。 - 【請求項9】 上記入力処理ステップが、上記入力する
TV会議情報に含まれる圧縮情報を伸長する復号化ステ
ップを具備し、上記記録処理ステップが、記録すべき情
報を圧縮する符号化ステップを具備する請求項6乃至8
の何れか1項に記載のTV会議記録方法。 - 【請求項10】 前記映像はフレーム内符号化及びフレ
ーム間符号化を含む符号化方法により符号化されてお
り、前記映像を再生するのに必要な区間の先頭フレーム
はフレーム内符号化されている請求項8に記載のTV会
議方法。 - 【請求項11】 TV会議情報を入力処理する入力処理
プログラムと、当該TV会議情報に含まれる所定情報に
従い、当該TV会議情報の、記録すべき区間を選定する
記録区間選定プログラムと、当該記録区間選定プログラ
ムにより選定された区間について、当該TV会議情報を
記録媒体に記録する記録処理プログラムからなるソフト
ウエアを、コンピュータにより読み取り可能に記録して
あることを特徴とする記憶媒体。 - 【請求項12】 上記記録区分選定プログラムは、TV
会議の発言のある区間を記録すべき区間として選定する
プログラムである請求項11に記載の記憶媒体。 - 【請求項13】 上記記録区分選定プログラムは、発言
のある区間を音声の記録すべき区間とし、発言のある区
間とその区間で映像を再生するのに必要な区間を映像の
記録すべき区間として選定するプログラムである請求項
11に記載の記憶媒体。 - 【請求項14】 上記入力処理プログラムが、上記TV
会議情報に含まれる圧縮情報を伸長する復号化プログラ
ムを具備し、上記記録処理プログラムが記録すべき情報
を圧縮する符号化プログラムを具備する請求項11乃至
13の何れか1項に記載の記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9093717A JPH10285531A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | Tv会議記録装置及び方法並びに記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9093717A JPH10285531A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | Tv会議記録装置及び方法並びに記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285531A true JPH10285531A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14090178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9093717A Withdrawn JPH10285531A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | Tv会議記録装置及び方法並びに記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10285531A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001078393A1 (en) * | 2000-04-05 | 2001-10-18 | Intel Corporation | Videoconference recording |
US6845214B1 (en) | 1999-07-13 | 2005-01-18 | Nec Corporation | Video apparatus and re-encoder therefor |
US7256816B2 (en) * | 2004-10-25 | 2007-08-14 | 3V Technologies Incorporated | Systems and processes for scheduling and conducting audio/video communications |
US7310517B2 (en) | 2002-04-03 | 2007-12-18 | Ricoh Company, Ltd. | Techniques for archiving audio information communicated between members of a group |
CN100433826C (zh) * | 2004-02-13 | 2008-11-12 | 精工爱普生株式会社 | 记录视频会议数据的方法和系统 |
WO2011013605A1 (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-03 | 三洋電機株式会社 | プレゼンテーションシステム |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP9093717A patent/JPH10285531A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6845214B1 (en) | 1999-07-13 | 2005-01-18 | Nec Corporation | Video apparatus and re-encoder therefor |
WO2001078393A1 (en) * | 2000-04-05 | 2001-10-18 | Intel Corporation | Videoconference recording |
US6466248B1 (en) * | 2000-04-05 | 2002-10-15 | Dialogic Corporation | Videoconference recording |
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US7558221B2 (en) | 2004-02-13 | 2009-07-07 | Seiko Epson Corporation | Method and system for recording videoconference data |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |