JP2010014001A - エンジンの前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンの車体に取り付けるための取付部の剛性を高くする。
【解決手段】 本発明は、エンジンのフロントカバー22に、該エンジンの幅方向一方側にフランジ部22aを超えて突出した状態でマウント部材取付座部30が設けられたエンジンの前部構造であって、マウント部材取付座部30は、マウント部材が取付けられる上面壁部30cと、フロントカバー前面に連続する前面壁部30aと、下端部がフランジ部22aに連続する側面壁部30bとを有する箱形状に構成され、フランジ部22aにおける側面壁部30bの下端部が連続する部位の近傍および上面壁部30cが連続する部位の近傍にボス部22b、22cがそれぞれ設けられ、マウント部材取付座部30の内部に、ボス部22b、22cを連結するフランジ部22aの一部のフランジ壁部22aaと、上面壁部30cと側面壁部30bとの連続部とボス部22bとを連結するリブ50aとが形成されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、エンジンを車体にマウントするためのエンジンの前部構造に関し、車両用エンジンの製造技術の分野に属する。
従来、エンジンと変速機等を結合してなるパワーユニットは、車体前部のエンジンルーム内に横置きに搭載される場合、エンジン本体前端側の端部(搭載時においては車幅方向一方側の端部)と、変速機後端側の端部(搭載時においては車幅方向他方側の端部)と、該ユニットの側部の3点で支持されており、それぞれの支持点で防振するためのマウント部材を介して車体に結合される。
例えば、特許文献1に記載された発明では、エンジン本体前端側の端部を支持するために、エンジン本体の前面に固定されてカム軸駆動用の伝達部材を覆うフロントカバーに、マウント部材の取付座部が形成されており、このマウント部材取付座部は、エンジン幅方向一方側に突出するようにフロントカバーに形成されている。これは、まず1つの理由として、エンジン本体が後傾姿勢で車体に搭載されるためで、その際、このマウント位置が極力エンジンないしパワーユニットの重心の上方に位置するようにするためである。もう1つの理由は、フロントカバーの上部に、エンジン上部(シリンダヘッド)に支持されたカム軸に連結されて、吸、排気弁の開弁時期を可変制御する可変バルブタイミング機構やその制御弁等が取り付けられる場合、マウント部材取付座部をフロントカバー上部の中央に設けることができないためである。
特開2001−116184号公報
ところが、特許文献1に記載の発明は、マウント部材取付座部が、フロントカバーから棚状に突出する板形状であるため、パワーユニットの荷重によって変形しやすく、特に、そのフロントカバーとの接合部に荷重が集中的に作用しやすい。
この対処として、マウント部材取付座部を肉厚な板形状にすることが考えられるが、そうするとエンジンの重量が大きくなり、燃費性能の悪化を招くことになる。
そこで、本発明は、エンジンのフロントカバーに、該エンジンの幅方向一方側に突出した状態で形成されてマウント部材が取り付けられるマウント部材取付座部が設けられたエンジンの前部構造において、エンジン本体の重量を大きくすることなく、マウント部材取付座部の剛性を向上させて、該座部とフロントカバーとの接合部における荷重の集中や、これに伴う不具合の発生を抑制することができるエンジンの前部構造を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、エンジン本体の前面に、クランク軸の回転をカム軸に伝達する伝達部材を覆うフロントカバーが周縁のフランジ部を介して結合され、該フロントカバーに、該エンジンの幅方向一方側に前記フランジ部を超えて突出した状態で、マウント部材が取付けられるマウント部材取付座部が設けられたエンジンの前部構造であって、
前記マウント部材取付座部は、
マウント部材を締結する複数の締結要素を備える上面壁部と、
前記上面壁部に連続するとともにフロントカバー前面に連続する前面壁部と、
前記上面壁部および前面壁部に連続するとともに下端部が前記フランジ部に連続する前記エンジン幅方向一方側の側面壁部とを有する、フロントカバー裏側から前面側に窪む箱形状に構成されているとともに、
前記フランジ部における前記側面壁部の下端部が連続する部位の近傍および前記上面壁部が連続する部位の近傍に、フロントカバー結合用ボルトの第1、第2ボス部がそれぞれ設けられており、かつ、
前記マウント部材取付座部の内部に、前記第1、第2ボス部を連結して前記フランジ部の一部を構成するフランジ壁部と、前記上面壁部と側面壁部との連続部と前記第1ボス部とを連結するリブとが形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエンジンの前部構造において、
前記複数の締結要素は、前記上面壁部の前記側面壁部に連続する部位と前面壁部に連続する部位に配設されていることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のエンジンの前部構造において、
フロントカバーは、フランジ部より内側の前記マウント部材取付座部の近傍に第3ボス部を備え、
該フロントカバーの裏側に、前記第1ボス部と第3ボス部とを連結する第2のリブと、前記第2ボス部と第3ボス部とを連結する第3のリブとが形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、エンジン本体の前面にフランジ部を介して結合されるフロントカバーに、該エンジンの幅方向一方側に該フランジ部を超えて突出した状態で設けられてマウント部材が取付けられるマウント部材取付座部が、マウント部材を締結する複数の締結要素を備える上面壁部と、上面壁部に連続するとともにフロントカバー前面に連続する前面壁部と、上面壁部および前面壁部に連続するとともに下端部がフランジ部に連続する前記エンジン幅方向一方側の側面壁部とを有する、フロントカバー裏側から前面側に窪む箱形状に構成される。
加えて、フランジ部における側面壁部の下端部が連続する部位の近傍および上面壁部が連続する部位の近傍に、フロントカバー結合用ボルトの第1、第2ボス部がそれぞれ設けられており、かつ、マウント部材取付座部の内部に、第1、第2ボス部を連結してフランジ部の一部を構成するフランジ壁部と、上面壁部と側面壁部との連続部と第1ボス部とを連結するリブとが形成されている。
これにより、内部空間を備える箱形状であるために軽量であって、その内部にリブの役割もするフランジ壁部やリブを備えることにより剛性が高い、その結果としてフロントカバーとの接合部での荷重の集中や、これに伴う不具合の発生が抑制される、マウント部材取付座部が得られる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記複数の締結要素は、前記上面壁部の前記側面壁部に連続する部位と前面壁部に連続する部位に配設されている。すなわち、上面壁部において肉厚な部分、言い換えると裏側に側面壁部と前面壁部とが存在する部分に複数の締結要素が備えられる。そのため、締結要素が強固に上面壁部に備えられる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、フロントカバーは、フランジ部より内側の前記マウント部材取付座部の近傍に第3ボス部を備え、該フロントカバーの裏側に、前記第1ボス部と第3ボス部とを連結する第2のリブと、前記第2ボス部と第3ボス部とを連結する第3のリブとが形成されている。第2のリブと第3のリブとにより、箱形状のマウント部材取付座部の内部でリブの役割をするフロントカバーのフランジ壁部がフロンカバー本体部に対して強固に保持される。すなわちフランジ壁部周辺の剛性が高くなる。それにより、さらにフランジ壁部をリブとするマウント部材取付座部の剛性も高くなる。その結果、さらにマウント部材取付座部とフロントカバーとの接合部において荷重の集中が抑制される。
図1は、本発明の一実施形態のエンジンの前部構造が適用された、パワーユニットの車体搭載状態を概略的に示している。また、上方から見た状態を示している。
図1に示すパワーユニット10は、エンジン12と、エンジン12の後端(図中左側端)に取り付けられたトルクコンバータ14と、そのトルクコンバータ14の後端に取り付けられた変速機16と、これらの下に配置されたフロントデフ18とから構成されている。このパワーユニット10は、エンジン12本体の前端と、変速機16の後端と、フロントデフ18の側部とで、それぞれ対応するマウント部材20a、20b、20cを介して車体Wに結合されている。マウント部材20aは、エンジン12本体の前面に結合されたフロントカバーに取り付けられている。
図2は、フロントカバー22を、エンジン12本体の前面側から見た図である。フロントカバー22には、マウント部材20aが固定されるマウント部材取付座部30が形成されている。マウント部材取付座部30は、図2に示すように、エンジン12本体前面側から見た場合、エンジン12本体の幅方向の一方側に突出した状態でフロントカバー22に形成されている。さらに具体的に言えば、マウント部材取付座部30は、フロントカバー22の部分的前面側斜視図の図3や図2のZ1方向に見た該座部30の図4に示すように、フロントカバー22本体部の側面と前面とに亘って接合する形態で該フロントカバー22に形成されている。
このように、マウント部材取付座部30が、エンジン12本体の幅方向の一方側に突出した状態でフロントカバー22に形成されている理由は、図2に示すように、フロントカバー22の上部、すなわちエンジン12本体に結合されたときにエンジン12のシリンダヘッドを覆う部分に、吸気側カムタイミング可変機構用の駆動要素の取付穴32、バキュームポンプなどの補機の取付穴34、カムタイミングを制御する油圧制御弁取付穴36が存在するからである。そのため、この部分にマウント部材取付座部30を形成することができないためである。
また、マウント部材取付座部30がエンジンの幅方向一方側(図2においては右側)に位置する理由は、エンジン12本体が後傾姿勢で車体に搭載されるためで、その際、このマウント位置が極力エンジン12ないしパワーユニット10の重心の上方に位置するようにするためである。
さらに、マウント部材取付座部30は、中実構造でなく、図4のZ2、Z3方向に見た該座部30の断面を示す図5や図6、またフロントカバー22の裏側を示す(エンジン12側から見た該カバー22)の部分的斜視図の図7に示すように、内部空間を有する箱形状で構成されている。具体的に言うと、マウント部材取付座部30は、図2〜4に示すように、フロントカバー22の前面側(エンジン前面側)の前面壁部30aと、この前面壁部30aと連続するフロントカバー22の側面側の側面壁部30bと、この2つの壁部30a、30bと連続するとともにマウント部材20aが取付けられる上面壁部30cとから構成され、フロントカバー22から裏側から前面側に窪む箱形状で構成されている。
マウント部材取付座部30の前面壁部30aは、図2や図3に示すように、フロントカバー22の前面の略中央部(吸気用カムタイミング可変機構用の駆動要素の取付穴32の下部)まで連続している。
側面壁部30bは、図2や図7に示すように、上面壁部30cとの連続部位から下方に延び、その下端部がフランジ部22aに連続している。
上面壁部30cは、図2〜4や図7に示すように、前面壁部30aと側面壁部30bとに連続し、マウント部材20aをマウント部材取付座部30に固定するための締結要素、いわゆるスタッドボルト40a〜40cが備えられている。具体的には、3本のスタッドボルト40a〜40cは、両端におねじ部が形成されたボルトであって、図5や図6に示すように、それらの一端と螺合するめねじ42a〜42cが上面壁部30cに形成されている。
これらのスタッドボルト40a〜40cと螺合するめねじ42a〜42cは、上面壁部30cの前面壁部30aに連続する部位と、側面壁部30bに連続する部位とに形成されている。すなわち、上面壁部30cにおいて肉厚な部分、言い換えると裏側に前面壁部30aと側面壁部30bとが存在する部分に形成されている。そのため、スタッドボルト40a〜40cが十分に螺合できる深さのめねじ42a〜42cが形成できる。その結果、スタッドボルト40a〜40cが強固に上面壁部30cに備えられる。
さらに、マウント部材取付座部30は、内部空間を有する箱構造であるため、中実構造に比べて軽量であるものの変形しやすいので(剛性が低いため)、そのための対処がいくつか施されている。
まず、図2や図3に示すように(上述したように)、マウント部材取付座部30は、フロントカバー22の前面から側面に亘って該カバー22に接合し、エンジン12の幅方向一方側に突出するように形成されている。すなわち、フロントカバー22本体部の周縁に形成された、エンジン12本体の前面と結合するフランジ部22aを超えてマウント部材取付座部30が該カバー22に形成されている。そのため、図4や図7に示すように、マウント部材取付座部30の内部にフランジ部22aの一部22aaが存在する。
この座部内フランジ部22aaは、その先端がエンジン12本体の前面と当接するものの、その先端がフランジ部22aの他の部分に比べて幅広く形成されているわけでなく、厚さがほぼ一定の壁状に構成され、箱形状のマウント部材取付座部30の変形強度を高めるリブの役割も果たしている(以下、壁状であるため、「フランジ壁部」と称する。)。
また、図7に示すように、フランジ壁部22aaの両端には、すなわちフランジ部22aにおけるマウント部材取付座部30の側面壁部30bの下端部が連続する部位の近傍と、上面壁部30cが連続する部位の近傍には、フロントカバー22をフランジ部22aを介してエンジン12本体の前面に取り付けるためのボルトが貫通する貫通穴を備えたボス部22b、22c(請求の範囲に記載の「第1ボス部」、「第2ボス部」に対応。)が備えられている。したがって、フロントカバー22がエンジン12本体の前面にボス部22b、22cを介してボルトにより固定されたとき、フランジ壁部22aaは強くエンジン12本体の前面に当接維持され、その剛性が高くなる。その結果、このフランジ壁部22aaをリブとするマウント部材取付座部30の剛性も高くなる。
さらに、図7に示すように、マウント部材取付座部30内には、さらに変形強度を高めるためにリブ50aが形成されている。このリブ50aは、上面壁部30cと側面壁部30bとの連続部とボス部22b近傍とを連結するように形成されている。加えて、このリブ50aのほぼ中央部とボス部22c近傍とを連結するリブ50bが形成されている。
これらのリブ50a、50b以外にも、2つのリブ50c、50d(請求の範囲に記載の「第2のリブ」、「第3のリブ」に対応。)が、フロントカバー22の裏側、厳密にはマウント部材取付座部30の前面壁部30aの裏側であってフランジ部22a内側の部分に形成されている。
リブ50cは、フロントカバー22のフランジ部22aより内側のほぼ中央部のボス部22d(請求の範囲に記載の「第3ボス部」に対応。)近傍とボス部22b近傍とを連結するように形成されている。リブ50dは、ボス部22d近傍とボス部22c近傍とを連結するように形成されている。これにより、フランジ部22a、特に2つのボス部22b、22cの間のフランジ壁部22aaが、フロントカバー22本体部に強固に保持される、すなわちフランジ壁部22aa周辺の剛性が高くなる。それにより、フランジ壁部22aaをリブとするマウント部材取付座部30の剛性も高くなる。その結果、マウント部材取付座部30とフロントカバー22本体部との接合部において荷重の集中が抑制される。
本実施形態によれば、内部空間を備える箱形状であるために軽量であって、その内部にリブの役割もするフランジ壁部22aaやリブ50a、50bを備えることにより剛性が高い、その結果としてフロントカバー22との接合部での荷重の集中や、これに伴う不具合の発生が抑制される、マウント部材取付座部30が得られる。
以上、一実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、上述の実施形態は、マウント部材取付座部において、それぞれ視認できる平面を部分的に持つために3つの壁部(前面壁部、側面壁部、上面壁部)が明確に区分されているが、本発明は、これに限定されない。例えば、前面壁部から側面壁部に亘って湾曲するように、前面壁部と側面壁部とが平面部分を持たない、すなわち両壁部が明確に区分し難いマウント部材取付座部であってもよい。ただし、上面壁部は、少なくともマウント部材が着座する平面の着座面を備えるのが好ましい。また、上記とは逆に、前面壁部と側面壁部との下側に、明確に下面壁部が形成されていてもよい。
さらに、上述の実施形態の場合、フランジ壁部22aaの剛性を高めて、その結果として間接的にマウント部材取付部30の剛性も高めるリブ50c、50dがフロントカバー22の裏側に形成されているが、これがなくてもマウント部材取付座部30の剛性が十分である場合は、これらのリブ50c、50dを省略してもよい。その分、パワーユニットを軽量にすることができる。
以上のように、本発明は、エンジンのフロントカバーに、該エンジンの幅方向一方側に突出した状態で形成されてマウント部材が取り付けられるマウント部材取付座部が設けられたエンジンの前部構造において、エンジン本体の重量を大きくすることなく、マウント部材取付座部の剛性を向上させて、該座部とフロントカバーとの接合部における荷重の集中や、これに伴う不具合の発生を抑制することができる。したがって、エンジンを使用する産業の分野において好適に利用される可能性がある。
本発明の一実施形態に係るエンジンの前部構造が適用された、パワーユニットの車体搭載状態を概略的に示す図である。 エンジン本体前面側から見たフロントカバーを示す図である。 フロントカバーの部分的前面側斜視図である。 図1のZ1方向に見た、マウント部材取付座部を示している。 図4のZ2方向に見た、マウント部材取付座部の断面図である。 図4のZ3方向に見た、マウント部材取付座部の断面図である。 フロントカバーの部分的裏側斜視図である。
符号の説明
22 フロントカバー
22a フランジ部
22aa フランジ壁部
22b ボス部(第1ボス部)
22c ボス部(第2ボス部)
30 マウント部材取付座部
30a 前面壁部
30b 側面壁部
30c 上面壁部
50a リブ

Claims (3)

  1. エンジン本体の前面に、クランク軸の回転をカム軸に伝達する伝達部材を覆うフロントカバーが周縁のフランジ部を介して結合され、該フロントカバーに、該エンジンの幅方向一方側に前記フランジ部を超えて突出した状態で、マウント部材が取付けられるマウント部材取付座部が設けられたエンジンの前部構造であって、
    前記マウント部材取付座部は、
    マウント部材を締結する複数の締結要素を備える上面壁部と、
    前記上面壁部に連続するとともにフロントカバー前面に連続する前面壁部と、
    前記上面壁部および前面壁部に連続するとともに下端部が前記フランジ部に連続する前記エンジン幅方向一方側の側面壁部とを有する、フロントカバー裏側から前面側に窪む箱形状に構成されているとともに、
    前記フランジ部における前記側面壁部の下端部が連続する部位の近傍および前記上面壁部が連続する部位の近傍に、フロントカバー結合用ボルトの第1、第2ボス部がそれぞれ設けられており、かつ、
    前記マウント部材取付座部の内部に、前記第1、第2ボス部を連結して前記フランジ部の一部を構成するフランジ壁部と、前記上面壁部と側面壁部との連続部と前記第1ボス部とを連結するリブとが形成されていることを特徴とするエンジンの前部構造。
  2. 請求項1に記載のエンジンの前部構造において、
    前記複数の締結要素は、前記上面壁部の前記側面壁部に連続する部位と前面壁部に連続する部位に配設されていることを特徴とするエンジンの前部構造。
  3. 請求項1または2に記載のエンジンの前部構造において、
    フロントカバーは、フランジ部より内側の前記マウント部材取付座部の近傍に第3ボス部を備え、
    該フロントカバーの裏側に、前記第1ボス部と第3ボス部とを連結する第2のリブと、前記第2ボス部と第3ボス部とを連結する第3のリブとが形成されていることを特徴とするエンジンの前部構造。
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