JP4784134B2 - エンジンの支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などに用いられるエンジンの支持構造に関する。
自動車用のエンジンをトランスミッションなどを含めて車体側へ支持する支持構造として、特に、エンジンをエンジンルーム内に車体前後方向に対して横向きに搭載した車両では、エンジンを4点で支持する、いわゆる十字マウント方式等が広く採用されている。しかしながら、このような十字マウント方式の支持構造では、アイドル時のエンジン揺動によって、このパワーユニットの下側部の前・後部に設けられたエンジンマウントに上下方向の振動が発生するおそれがあり、音振性能において不利になっていた。このため、近年、パワーユニットの防振支持方式として、パワーユニットの両側部ではエンジンの重心線より上方にエンジンマウントを配置し、つまりパワーユニットの左右方向ではパワーユニットの揺動回転軸の両端で支持して振動を遮断し易くし、パワーユニットの前後方向ではエンジンの重心線より下方にエンジンマウントを配置して揺動運動を抑制する、いわゆるペンデュラムマウント方式が採用されている。例えば、特許文献1にはパワーユニットの両側部を、フロントサイドメンバにエンジンマウントを介して支持するとともに、このパワーユニットの車体後方側の下部とサブリアクロスメンバとにトルクロッドを跨設して支持した構造が開示されている。
特開2004−243872号公報
しかしながら、上記特許文献1の支持構造では、マウンティングステーの他、フロントカバーに固定される2つのエンジンマウンティングブラケットなどが必要となり、部品点数が多く、組立工数の増加や重量の増加などの問題がある。また、エンジンマウンティングブラケットが機関前方よりエンジン側へ締結される構造、つまりボルトによりエンジンマウンティングブラケットを機関前後方向に締結する構造となっているので、締結のために機関前後方向に比較的大きなスペースが必要となり、搭載性が低下する。
更に、エンジンマウンティングブラケットをフロントカバーに直接締結した場合、このフロントカバーを介してカムブラケットに車両からの振動入力が伝わり易く、この結果、カムジャーナルの変形によるフリクション増加などを招くおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、簡素な構造でありながらエンジンを安定して支持し得る新規なエンジンの支持構造を提供することを目的としている。
マウンティングステーを用いてエンジンを車両前後方向に対して横置き姿勢で車体側のフレームに支持するエンジンの支持構造において、シリンダヘッドにおけるエンジン前側の前壁部に取り付けられたフロントカバーに第1ステー取付ボス部が設けられるとともに、シリンダヘッドにおけるエンジン側方の両側壁に第2ステー取付ボス部が設けられ、かつ、上記マウンティングステーが、上記第1ステー取付ボス部に固定される第1固定部と、上記第2ステー取付ボス部に固定される第2固定部と、を有している。
そして第1の発明は、上記第2固定部が、シリンダヘッドにおけるエンジン前側の前壁部上に固定されるカムブラケットよりもエンジン後方側に配置されており、かつ、上記マウンティングステーが、上記カムブラケットの上方を跨いで、上記第1固定部と第2固定部とを繋ぐ架橋部を有している。また、第2の発明は、上記第2ステー取付ボス部が、シリンダヘッドの気筒列方向に関して隣り合う気筒のほぼ中央に配置されている。
本発明によれば、フロントカバーとシリンダヘッドの両側壁にわたってマウンティングステーを固定し、このマウンティングステーを用いてエンジンの前部を車体側へ支持させることにより、エンジンと車体側との締結剛性を向上して、音振性能を向上することができる。また、マウンティングステーをシリンダヘッド及びフロントカバーの両者に固定していることから、上記特開2004−243872号公報のようにフロントカバーに固定されるマウンティングブラケットを敢えて設ける必要がなく、部品点数を削減して、製造工数の低減化や軽量化・簡素化を図ることができる。
図5及び図6は、本発明に係るペンデュラム方式のエンジン支持構造の一例を簡略的に示している。エンジン1は、トランスミッション2を含めた駆動ユニット3として、横置き姿勢で車両前方のエンジンルーム内に搭載され、3箇所のマウント部RH,LH,Rrで車体フレーム側に支持されている。すなわち、駆動ユニット3は、ユニット重心Gよりも上方に配置された機関前後方向両側二箇所の第1マウント部RH及び第2マウント部LHにおいて吊り下げ状態にて支持されており、かつ、ユニット重心Gよりも下方に配置された第3マウント部Rrにおいて、車両後方側へ延びるトルクロッド4を介して支持されている。これらのマウント部RH,LH,Rrでは、周知の液体封入防振装置やソリッド式の防振ゴムを用いて駆動ユニット3を弾性的に支持するようになっている。
図1〜4は、本発明に係る支持構造を、エンジン1の前部を車体側へ支持する第1マウント部RHに適用した一実施例を示している。エンジン1は、複数の気筒(シリンダ)が形成されたシリンダブロック11と、このシリンダブロック11上に固定されるシリンダヘッド12と、このシリンダヘッド12上に固定されるロッカカバー(ヘッドカバーとも呼ぶ)13と、を有している。また、シリンダヘッド12には、このシリンダヘッド12の前壁部に設けられた半円筒状の軸受部15Aに固定され、この軸受部15Aとともに吸・排カムシャフト(図示省略)を回転可能に支持するカムブラケット16が固定されている。
シリンダブロック11,シリンダヘッド12及びカムブラケット16の前面側にはフロントカバー14が取り付けられている。従って、カムブラケット16は、シリンダヘッド12上に位置するとともに、機関前後方向でフロントカバー14とロッカカバー13との間に位置している。そして、カムブラケット16及びシリンダヘッド12の上面にロッカカバー13がフロート状態で支持されており、シリンダヘッド12に剛に取り付けられるカムブラケット16に、カム角センサ(図示省略)が取り付けられている。すなわち、柔に取り付けられるロッカカバー13にカム角センサを取り付けると検出精度が低下するので、ロッカカバー13をシリンダヘッド12よりも短縮してシリンダヘッド12の前部にカムブラケット16を露出させて、このカムブラケット16にカム角センサを取り付けるようにしている。
そして、第1マウント部RHにおいて、マウンティングブラケット17及びこのマウンティングブラケット17に固定されるマウンティングステー20を用いて、エンジン1の前部を車体側のフレームに支持するようになっている。マウンティングステー20は、アルミ合金などにより一体的に形成されており、固定ボルト26を用いてフロントカバー14の第1ステー取付ボス部21に締結・固定される第1固定部22と、シリンダヘッド12の両側壁18の上面に開口する第2ステー取付ボス部23(23A,23B)に固定される第2固定部24(24A,24B)と、カムブラケット16の上方を跨ぐように第1固定部22及び第2固定部24を一体的に繋ぐ架橋部25と、により大略構成されている。つまり、マウンティングステー20は、シリンダヘッド12及びフロントカバー14の上方配置される架橋部25より下方へ向けて2本の第1固定部22と4本の第2固定部24とが脚部状に延びた形状となっている。
図3にも示すように、各第2ステー取付ボス部23は、固定ボルト(図示省略)が螺合するボルト穴が形成されており、かつ、シリンダヘッド12の側壁18より側方へ断面半円弧状に張り出して、機関上下方向に延在している。また、第2ステー取付ボス部23及びこれに取り付けられる第2固定部24は、機関前後方向(図3の横方向)での位置に関して、隣り合う気筒間の中央位置、隣り合う気筒におけるリフタボア19の中間位置、隣り合う気筒のカムジャーナル部29の中間位置であって、つまりはリフタボア19やカムジャーナル部29から最も離れた位置に配置されている。このため、各ボス部23は、隣り合う気筒のほぼ中央に配置されるヘッドボルトボス部27とほぼ同じ機関前後方向位置、つまりヘッドボルトボス部27の直ぐ外側に隣設して配置されている。周知のように、これらのヘッドボルトボス部27を挿通するヘッドボルトによってシリンダヘッド12がシリンダブロック11に締結固定される。
更に詳しくは、第2ステー取付ボス部23は、最も機関前寄りの#1気筒と#2気筒の中間位置に配置される2つの前側第2ステー取付ボス部23Aと、#2気筒と#3気筒の中間位置に配置される2つの後側第2ステー取付ボス部23Bと、により構成されており、これに対応して第2固定部24が前側第2ステー取付ボス部23Aに固定される前側第2固定部24Aと後側第2ステー取付ボス部23Bに固定される後側第2固定部24Bとにより構成されている。本実施例のような直列4気筒の内燃機関では後側第2ステー取付ボス部23がシリンダヘッド12の機関前後方向略中央に位置しており、つまりマウンティングステー20は、機関前後方向でシリンダヘッド12の前端部から略機関中央位置にわたって間欠的に配置されたボス部21,23でシリンダヘッド12に固定されており、マウンティングステー20の取付剛性、ひいてはエンジンの支持剛性に優れた構造となっている。
図2に示すように、第1固定部22には機関上下方向に貫通形成されたボルト孔22Aが形成されており、このボルト孔22Aに固定ボルト26が機関上方より挿入され、この固定ボルト26がボルト孔22Aを貫通して第1ステー取付ボス部21の上面に開口形成されたボルト孔21Aに螺合することによって、第1固定部22と第1ステー取付ボス部21とが強固に共締め固定される。つまり、固定ボルト26によって第1固定部22が第1ステー取付ボス部21に機関上方側より締結・固定されるようになっており、この固定ボルト26の頭部26Aはマウンティングステー20の架橋部25上に配置されることとなる。上記の第1ステー取付ボス部21は、フロントカバー14の前面に張出形成されており、その平坦な上面に上記のボルト孔21Aが開口している。同様に、第2固定部24には機関上下方向に貫通形成されたボルト孔が形成されており、このボルト孔に固定ボルト(図示省略)が機関上方より挿入され、このボルトがボルト孔を貫通して第2ステー取付ボス部23の上面に開口形成されたボルト孔(図3参照)に螺合することにより、第2固定部24と第2ステー取付ボス部23とが強固に共締め固定される。つまり、固定ボルトによって第2固定部24が第2ステー取付ボス部23に機関上方側より締結・固定されるようになっており、この固定ボルトの頭部がマウンティングステー20の架橋部25上に配置されることとなる。
図4に簡略的に示すように、シリンダヘッド12は、アッパデッキ31と両側のヘッド側壁18とロアデッキ33とによって剛性に優れた閉断面構造をなすように構成されている。そして、ヘッド側壁18には、半円弧状に張り出したボス部23の下部よりアッパデッキ31及びヘッドボルトボス部27へ向けて延びるリブ34が一体に形成されており、このリブ34によって、各ボス部23がアッパデッキ31及びヘッドボルトボス部27に実質的に接続されている。このリブ34は、ヘッド側壁18よりも側方へ張り出したボス部23の外縁よりアッパデッキ31の両側端部へ向けて斜めに延びる略三角形状をなしている。つまり、リブ34によって第2ステー取付ボス部23が上記の閉断面部に実質的に接続されており、強度的に優れた構造となっている。
次に、本実施例の特徴的な技術思想及びその作用効果について列記する。
(1)エンジン1の前側上部をマウンティングステー20を用いて車体側のフレームに支持するエンジン1の支持構造において、上記マウンティングステー20が、シリンダヘッド12の前方に取り付けられるフロントカバー14の第1ステー取付ボス部21に固定される第1固定部22と、シリンダヘッド12の両側壁18に設けられる第2ステー取付ボス部23へ固定される第2固定部24と、を有している。
このように、フロントカバー14とシリンダヘッド12の双方にわたってマウンティングステー20を固定し、このマウンティングステー20によってエンジン1の前側上部を車体側へ支持させることにより、エンジン1と車体側との締結剛性を向上して、音振性能を向上することができる。また、上記特開2004−243872号公報のようにフロントカバーに固定されるマウンティングブラケットをマウンティングステーと別個に設けるものに比して、部品点数を削減して、製造工数の低減化や軽量化・簡素化を図ることができる。
(2)より具体的には、シリンダヘッド12の前壁部15に設けられた軸受部15Aとともにカムシャフトを回転可能に支持するカムブラケット16を有し、上記第2固定部24が、上記カムブラケット16よりも機関後方側(図1の右側)に配置されており、上記マウンティングステー20が、上記カムブラケット16の上方を跨いで、上記第1固定部22と第2固定部24とを繋ぐ架橋部25を有している。つまり、マウンティングステー20がカムブラケット16を跨いでフロントカバー14とシリンダヘッド12にそれぞれ固定される構造となっており、マウンティングステー20を経由しての車体側からの振動入力がカムブラケット16へ直接的に伝達することがないように構成されており、カムブラケット16への振動入力が効果的に軽減されている。この結果、カムブラケット16の変形が抑制され、その軸受部分でのフリクションが軽減されるとともに、ゴムガスケット、液状ガスケットやメタルガスケットなどによりシールされるフロントカバー14、ロッカカバー13、シリンダヘッド12及びカムブラケット16等の合わせ面に対する振動入力を有効に抑制し、これらシール部分のシール性を向上することができる。
(3)図7に示す比較例では、第1固定部22を機関前後方向に沿うボルト41によりエンジン前方側よりフロントカバー14に固定している。これに対して本実施例では図2に示すように、第2固定部24と同様に、第1固定部22がエンジン上方側より第1ステー取付部21へ固定されるようになっている。このような本実施例によれば、比較例に比して、締結・固定に必要な機関前後方向のスペースをΔD2からΔD1へ短縮することができ、エンジン1の前後方向の短縮化、更には機関搭載性の向上を図ることができる。また、第2固定部24と同様、第1固定部22をエンジン上方側より固定することができ、つまり、マウンティングステー20をエンジン1に固定する際に、全てのボルトを同方向であるエンジン上方側より挿入して固定作業を行うことができるので、組立作業の自動化を含め、その作業性を格段に向上することができる。
(4)また、図3に示すように、第2ステー取付ボス部23が、シリンダヘッド12の気筒列方向に関して隣り合う気筒のほぼ中央に配置されており、つまりカムジャーナル部29やリフタボア19から最も離れた位置に配置されている。従って、車両からマウンティングステー20を介してエンジン1側へ入力される振動入力によるカムジャーナル部29やリフタボア19の変形を最小限に抑制することができる。
(5)更に好ましくは、第2ステー取付ボス部23が、最もフロントカバー14寄りの第1気筒#1とこれに隣設する第2気筒#2の中央位置に設けられる2つの前側第2ステー取付ボス部23Aと、上記第2気筒#2とこれに隣設する第3気筒#3の中央位置に設けられる2つの後側第2ステー取付ボス部23Bと、により構成されている。これにより、マウンティングステー20を安定してシリンダヘッド12に固定することができる。
(6)シリンダヘッド12の側壁18に、第2ステー取付ボス部23とシリンダヘッド12のアッパデッキ31とを繋ぐリブ34が設けられている。このリブ34によって、剛性に優れたシリンダヘッド12の閉断面部を構成するアッパデッキ31に第2ステー取付ボス部23が接続される形となり、第2ステー取付ボス部23の剛性・強度を効果的に向上することができる。
(7)また、第2ステー取付ボス部23がヘッドボルトボス部27の近傍、詳しくは直ぐ外側に隣設して配置されているので、シリンダヘッド12の強度・剛性を向上してその変形を抑制し、音振性能の向上やフリクションの軽減などの効果を得ることができる。
(8)このような支持構造は、上記実施例のように、3点支持方式であるペンデュラム支持方式におけるエンジン前側上部の支持部分に特に好適なものである。
本発明の一実施例に係るエンジンの支持構造を簡略的に示す側面図。 本実施例のマウンティングステーの第1固定部の固定部分を示す側面対応図。 本実施例のシリンダヘッドを単体で示す上面図。 本実施例のシリンダヘッドを簡略的に示す図3のA−A線に沿う断面図。 本実施例のエンジンの支持構造を簡略的に示す車両前方側から見たモデル図。 本実施例のエンジンの支持構造を平面的に見たモデル図。 比較例に係るマウンティングステーの第1固定部の固定部分を示す側面対応図。
符号の説明
1…エンジン
11…シリンダブロック
12…シリンダヘッド
13…ロッカカバー
14…フロントカバー
15…前壁部
16…カムブラケット
18…ヘッド側壁
20…マウンティングステー
21…第1ステー取付ボス部
22…第1固定部
23…第2ステー取付ボス部
24…第2固定部
25…架橋部
27…ヘッドボルトボス部
31…アッパデッキ
34…リブ

Claims (6)

  1. マウンティングステーを用いてエンジンを車両前後方向に対して横置き姿勢で車体側のフレームに支持するエンジンの支持構造において、
    シリンダヘッドにおけるエンジン前側の前壁部に取り付けられたフロントカバーに第1ステー取付ボス部が設けられるとともに、シリンダヘッドにおけるエンジン側方の両側壁に第2ステー取付ボス部が設けられ、
    かつ、上記マウンティングステーが、上記第1ステー取付ボス部に固定される第1固定部と、上記第2ステー取付ボス部に固定される第2固定部と、を有し、
    上記第2固定部が、シリンダヘッドにおけるエンジン前側の前壁部上に固定されるカムブラケットよりもエンジン後方側に配置されており、
    かつ、上記マウンティングステーが、上記カムブラケットの上方を跨いで、上記第1固定部と第2固定部とを繋ぐ架橋部を有していることを特徴とするエンジンの支持構造。
  2. マウンティングステーを用いてエンジンを車両前後方向に対して横置き姿勢で車体側のフレームに支持するエンジンの支持構造において、
    シリンダヘッドにおけるエンジン前側の前壁部に取り付けられたフロントカバーに第1ステー取付ボス部が設けられるとともに、シリンダヘッドにおけるエンジン側方の両側壁に第2ステー取付ボス部が設けられ、
    かつ、上記マウンティングステーが、上記第1ステー取付ボス部に固定される第1固定部と、上記第2ステー取付ボス部に固定される第2固定部と、を有し、
    上記第2ステー取付ボス部が、シリンダヘッドの気筒列方向に関して隣り合う気筒のほぼ中央に配置されていることを特徴とするエンジンの支持構造。
  3. 上記第1固定部がエンジン上方側より第1ステー取付ボス部へ固定されるとともに、上記第2固定部が上記エンジン上方側より第2ステー取付ボス部へ固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの支持構造。
  4. 上記第2ステー取付ボス部が、最もフロントカバー寄りの第1気筒とこれに隣設する第2気筒の中央位置に設けられる前側第2ステー取付ボス部と、上記第2気筒とこれに隣設する第3気筒の中央位置に設けられる後側第2ステー取付ボス部と、により構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のエンジンの支持構造。
  5. 上記シリンダヘッドに、上記第2ステー取付ボス部とアッパーデッキとを繋ぐリブが設けられることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のエンジンの支持構造。
  6. 上記第2ステー取付ボス部がヘッドボルトボス部の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のエンジンの支持構造。
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