JP2010012777A - 透湿性防水布帛およびその製造方法 - Google Patents
透湿性防水布帛およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010012777A JP2010012777A JP2009132801A JP2009132801A JP2010012777A JP 2010012777 A JP2010012777 A JP 2010012777A JP 2009132801 A JP2009132801 A JP 2009132801A JP 2009132801 A JP2009132801 A JP 2009132801A JP 2010012777 A JP2010012777 A JP 2010012777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moisture
- permeable
- layer
- permeable waterproof
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
透湿性を大きく低下させることなく、堅牢性、特には耐光性、耐色移行性、および耐摩耗性に優れた図柄を有する透湿性防水布帛を提供する。
【解決手段】
繊維基材の一方の面に、透湿性防水層、顔料を含む紫外線硬化型樹脂からなる図柄層、および透明または半透明の透湿性保護層が順に積層されてなる透湿性防水布帛であって、図柄の占有面積率が1〜70%であり、透湿性防水布帛のJIS L−1099 A−1法(塩化カルシウム法)による透湿度が2,500g/m2・24時間以上であるか、または、JIS L−1099 B−1法(酢酸カリウム法)による透湿度が4,500g/m2・24時間以上であり、透湿性防水布帛のJIS L−1092 B法(高水圧法)による耐水圧が40kPa以上であることを特徴とする、透湿性防水布帛。
【選択図】 なし
Description
1)繊維基材の一方の面に、透湿性防水層、顔料を含む紫外線硬化型樹脂からなる図柄層、および透明または半透明の透湿性保護層が順に積層されてなる透湿性防水布帛であって、
図柄の占有面積率が1〜70%であり、
透湿性防水布帛のJIS L−1099 A−1法(塩化カルシウム法)による透湿度が2,500g/m2・24時間以上であるか、または、JIS L−1099 B−1法(酢酸カリウム法)による透湿度が4,500g/m2・24時間以上であり、
透湿性防水布帛のJIS L−1092 B法(高水圧法)による耐水圧が40kPa以上であることを特徴とする、
透湿性防水布帛。
本発明の透湿性防水布帛は、繊維基材の一方の面に、透湿性防水層、顔料を含む紫外線硬化型樹脂からなる図柄層、および透明または半透明の透湿性保護層が順に積層されてなる透湿性防水布帛である。
本発明に用いられる繊維基材の形態としては、例えば、織物、編物、不織布などの布帛を挙げることができる。なかでも、表面の平坦性、厚みの均一性、緻密性の点から織物が好ましい。表面が平坦でほぼ均一な厚みを有し、しかも、緻密な構造の織物は、コーティング法(後述する)によって透湿性防水層を積層する場合、樹脂が繊維基材内部に深く浸透して風合いが硬くなったり、樹脂が繊維基材の他方の面にまで漏れ出したり(裏漏れという)することがなく、従って、均一性に優れた樹脂皮膜を形成することができる。特に、織物を構成する糸条がフィラメント糸であると、表面の平坦化に有利である。また、基材を構成する繊維素材は特に限定されるものでなく、例えば、綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、アセテート等の半合成繊維、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアクリル等の合成繊維などを挙げることができ、これらが2種以上組み合わされていてもよい。なかでも、繊維物性全般に優れた合成繊維が好ましく、染料による移行昇華の発生がないポリアミドがより好ましい。
なかでも、撥水加工を施しておくと、防水性を向上させることができるため好ましい。このとき用いられる撥水剤としては、例えば、パラフィン系撥水剤、シリコーン系撥水剤、フッ素系撥水剤等などを挙げることができる。なかでも、透湿性防水層との接着強度を落とさず、かつ高い撥水性を付与することができるという点で、フッ素系撥水剤が好ましい。撥水加工は、パディング法、スプレー法などの常法に従い施すことができる。
本発明の透湿性防水布帛は、前記繊維基材の一方の面に、第1の樹脂皮膜層として、透湿性防水層が積層されたものである。
樹脂皮膜に透湿性を付与するには、皮膜に多数の微細孔を形成して微多孔質膜とするか、または透湿性を有する樹脂を用いて無孔質膜とすることにより達成される。透湿性と防水性のバランスの点では、微多孔質膜が好ましく用いられる。
2.1.1.原料・物性等
微多孔質膜とは、例えば、径0.0004μmの水蒸気は透過し、径100μm以上の水滴は透過しない程度の径の微細孔を多数有し、透湿性と防水性を併せ持つ樹脂皮膜である。
繊維基材の一方の面に微多孔質膜を積層する方法として、好ましくは、(1)ポリウレタン樹脂を水と相溶性のある極性有機溶剤に溶解させてなる樹脂液を、繊維基材の一方の面に塗布した後、水中に浸漬して凝固させる方法(湿式凝固法という。コーティング法による)、(2)ポリウレタン樹脂を水と相溶性のない非極性有機溶剤に溶解させ、さらに水を加えて均一化させてなる樹脂液(油中水型乳濁液)を、繊維基材の一方の面に塗布した後、水の蒸発を妨げながら非極性有機溶剤を選択的に蒸発させて凝固させるか、または、前記樹脂液を離型性基材の離型面に塗布した後、前記同様に凝固させて得られる微多孔質膜を、接着剤を介して、繊維基材の一方の面と貼り合わせる方法(乾式多孔成形法という。コーティング法またはラミネート法による)を挙げることができる。なかでも、孔の形状を制御し易いという点で(1)の湿式凝固法がより好ましい。
以下、より好ましい方法である(1)の湿式凝固法について説明する。
微多孔質膜の製造に用いられる樹脂液は、前記ポリウレタン樹脂を、水と相溶性のある極性有機溶剤に、全液量に対し好ましくは10〜40重量%、より好ましくは15〜40重量%の濃度で溶解させてなるものである。濃度が10重量%未満であると、得られる微多孔質膜の強度が低下し、十分な防水性が得られない虞がある。濃度が40重量%を超えると、得られる微多孔質膜の空隙率が小さく、十分な透湿性が得られない虞がある。
2.2.1.原料・物性等
次に、透湿性防水層の他の態様である無孔質膜について説明する。無孔質膜では、分子間の結合が弱い非晶質部分に水蒸気が入り込んでいくことにより透湿性が発揮される。また、無孔質であるため高い防水性を有する。
繊維基材の一方の面に無孔質膜を積層する方法として、好ましくは、(1)透湿性樹脂を溶媒(有機溶剤または水)に溶解または分散させてなる樹脂液を、繊維基材の一方の面に塗布した後、溶媒を蒸発させて固化させるか、または、前記樹脂液を離型性基材の離型面に塗布した後、前記同様に固化させて得られる無孔質膜を、接着剤を介して、または、介することなく、繊維基材の一方の面と貼り合わせる方法(乾式固化法という。コーティング法またはラミネート法による。後者を特に、フィルムラミネート法という場合がある)、(2)熱可塑性を有する透湿性樹脂をTダイやダイコータにより溶融押し出した後、成膜することにより得られる無孔質膜を、接着剤を介して、繊維基材の一方の面と貼り合わせるか、または、前記樹脂をTダイやダイコータにより溶融押し出した後、成膜すると同時に繊維基材の一方の面に熱圧着する方法(溶融押し出し法という。いずれもラミネート法による。後者を特に、溶融押し出しラミネート法という)を挙げることができる。なかでも、樹脂の選択により無孔質膜の物性を調整できるという点で、(1)の乾式固化法がより好ましい。
以下、より好ましい方法である(1)の乾式固化法について説明する。
(1a)コーティング法
無孔質膜の製造に用いられる樹脂液は、前記透湿性樹脂を、溶媒(有機溶剤または水)に溶解または分散させてなるものである。このとき、樹脂液の粘度は、3,000〜100,000cpsであることが好ましく、5,000〜50,000cpsであることがより好ましい。粘度が3,000cps未満であると、樹脂液が繊維基材内部に深く浸透して風合いが硬くなったり、樹脂液が繊維基材の他方の面にまで漏れ出したりする虞がある。裏漏れが発生すると、ロール(加工装置)を汚すという不具合にも発展しかねない。粘度が100,000cpsを超えると、塗布時にスジや気泡が発生し易く、樹脂皮膜の品位が低下して、十分な透湿性や防水性が得られない虞がある。樹脂液の粘度が、前記範囲となるように、樹脂液中の溶媒の量(すなわち、透湿性樹脂の濃度)を調整する。
このように、均一性に優れた無孔質膜を安定して形成するには、樹脂液の粘度、透湿性樹脂の濃度、塗布厚みの調整が重要である。
本発明に用いられる離型性基材は特に限定されるものでなく、例えば、透湿性樹脂に対して離型性を有する樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂、シリコーン樹脂など。以下、離型剤という)そのものからなるフィルム、離型剤からなる離型層を、紙、布帛、フィルムなどの基材に積層した離型紙、離型布、離型フィルムなどを挙げることができる。なかでも、離型性の点から、ポリプロピレン樹脂フィルム、または、ポリプロピレン樹脂からなる離型層を紙やポリエステル樹脂フィルムに積層した離型紙や離型フィルムが好ましい。
3.1.原料・物性等
本発明の透湿性防水布帛は、前記の透湿性防水層の表面に、顔料を含む紫外線硬化型樹脂からなる図柄層が積層されたものである。ここで、「透湿性防水層の表面」とは、繊維基材と接していない側の一方の面をさすものとする。
透湿性防水層の表面に図柄層を積層するには、前記樹脂液(モノマー、オリゴマー、光重合開始剤、および顔料からなる組成物)を透湿性防水層の表面に柄状に塗布した後、紫外線を照射して硬化させることにより達成される。
4.1.原料・物性等
本発明の透湿性防水布帛は、前記の図柄層の表面にさらに、第2の樹脂皮膜層として、透明または半透明の透湿性保護層が積層されたものである。こうして、意匠性や透湿性を損なうことなく図柄層を保護し、堅牢性、特には耐色移行性や耐摩耗性を向上させることができる。また、図柄層がタック感(べたつき感)を有する場合には、これを低減させることもできる。なお、「図柄層の表面に透湿性保護層が積層される」とは、「図柄部分および非図柄部分の表面に透湿性保護層が積層される」という意味に他ならず、「図柄部分の表面にのみ透湿性保護層が積層され、非図柄部分の表面には透湿性保護層が積層されない」という意味ではない。また、「図柄層の表面」とは、透湿性防水層と接していない側の一方の面をさすものとする。
図柄層の表面に透湿性保護層を積層する方法としては、透湿性樹脂を溶媒(有機溶剤または水)に溶解または分散させてなる樹脂液を、図柄層の表面に塗布した後、溶媒を蒸発させて固化させる方法(コーティング法)が、薄膜の均一性に優れるという点で好ましい。
前記の通り、樹脂液は他の成分を含んでいてもよい。
以上説明したように、本発明の透湿性防水布帛は、繊維基材の一方の面に、透湿性防水層、顔料を含む紫外線硬化型樹脂からなる図柄層、および透明または半透明の透湿性保護層が順に積層されてなることを必須の構成とするものであるが、防水性を向上させる目的で、後述する透湿性の条件を満足する限りにおいて、透湿性防水層と図柄層の間に、第3の樹脂皮膜層として、透湿性中間層を設けたものであってもよい。透湿性防水層、透湿性中間層、図柄層、および透湿性保護層という層構成にすることにより、透湿性防水布帛の防水性を大幅に向上させることができる。
本発明の透湿性防水布帛の透湿性は、JIS L−1099 A−1法(塩化カルシウム法)による透湿度が2,500g/m2・24時間以上であるか、または、JIS L−1099 B−1法(酢酸カリウム法)による透湿度が4,500g/m2・24時間以上であることが求められる。透湿度がこの値に満たないと、衣服とした際に蒸れ感を覚え、快適性が損なわれる虞がある。さらには、A−1法による透湿度が5,000g/m2・24時間以上であるか、または、B−1法による透湿度が8,000g/m2・24時間以上であることが好ましい。
以上説明したように、本発明の透湿性防水布帛は、典型的には、繊維基材の一方の面に透湿性防水層を積層する工程、透湿性防水層の表面に図柄層を積層する工程、および、図柄層の表面に透湿性保護層を積層する工程、をこの順で経ることにより製造することができる。前記の通り、透湿性防水層の積層はコーティング法またはラミネート法によって行われ、図柄層の積層は、顔料を含む紫外線硬化型樹脂をインクジェット法、グラビア印刷またはスクリーン印刷により柄状に塗布した後、紫外線を照射して硬化させることによって行われ、透湿性保護層の積層はコーティング法によって行われる。
また、本発明の透湿性防水布帛を製造するにあたっては、あらかじめ、透湿性防水層と図柄層と透湿性保護層との積層体を作成しておき、これを繊維基材の一方の面に積層してもよい。すなわち、透湿性防水層を形成する工程、透湿性防水層の表面に図柄層を積層する工程、図柄層の表面に透湿性保護層を積層する工程、および、前記3工程により得られる積層体を、繊維基材の一方の面に、透湿性防水層と繊維基材とが接するように積層する工程、を経ることにより製造することもできる。
物性値の測定、透湿性防水布帛の評価は以下の方法に従った。
(1)100%伸長応力
キャスト法により作成した20μm厚の無孔質膜から、幅25mm、長さ100mmの試験片を切り出し、引張試験機(商品名「オートグラフAG−IS型」、株式会社島津製作所製)につかみ間隔50mmで取り付けた。引張速度150mm/分で伸長し、ストローク距離が50mmとなった時の応力値F(N)を測定し、下記数式により100%伸張応力を算出した。
100%伸張応力(MPa)=F/(25×0.020)
キャスト法により作成した50μm厚の無孔質膜から、5cm×5cmの試験片を切り出し、25℃の水中に24時間浸漬した。その後取り出して、一辺の長さを測定し、浸漬前の長さに対する増加率を求めた。
(3)透湿度
JIS L−1099 A−1法(塩化カルシウム法)、または、JIS L−1099 B−1法(酢酸カリウム法)に従った。
JIS L−1092 B法(高水圧法)に従った。
JIS L−0842に従った。変退色の状態を、変退色用グレースケールとの比較により、5段階で級判定した。
各実施例または比較例で得た透湿性防水布帛の樹脂皮膜面と、図柄層を有しない以外は各実施例または比較例と同様にして得た透湿性防水布帛の樹脂皮膜面を重ね合わせ、0.2kg/cm2の荷重を加えて、130℃で90分間放置した。その後の図柄層を有しない透湿性防水布帛の樹脂皮膜面への移行汚染の状態を、JIS L−0801に準拠し、汚染用グレースケールとの比較により、5段階で級判定した。
JIS L−0849(摩擦に対する染色堅牢度試験方法)に準拠し、摩擦試験機II形(学振形)を用い、樹脂皮膜面を綿布にて荷重200gで100回往復摩擦した。摩擦後の樹脂皮膜の状態を目視にて観察し、以下の基準に従って評価した。
評価基準
○:損傷がほとんどない。
△:損傷が若干認められるが、使用上、問題ないレベルである。
×:強い損傷が認められる。
JIS L−0217 103法に従い、洗濯を10回行った。洗濯後の樹脂皮膜の状態を目視にて観察し、以下の基準に従って評価した。
評価基準
◎:剥離は全くなく、初期品と同等である。
○:剥離はないが、樹脂皮膜が若干削られている。
△〜○:剥離はないが、樹脂皮膜がかなり削られている。
△:樹脂皮膜がかなり削られて、剥離が若干認められる。
×:剥離が全面に認められる。
樹脂皮膜面を手の平、手の甲、および上腕部の皮膚で触り、以下の基準に従って評価した。
評価基準
◎:タック感がなくドライである
○:タック感がほとんどない。
△:タック感が若干認められる。
×:タック感が認められる。
図柄を目視にて観察し、以下の基準に従って評価した。
評価基準
◎:図柄を非常に明瞭に認識できる。
○:図柄をやや明瞭に認識できる。
△:明瞭ではないが図柄を認識することはできる。
×:わずかに認識できる。または認識できない。
(3)〜(10)を勘案し、以下の基準に従って総合的に評価した。
評価基準
○:透湿性防水布帛として使用できるレベルである。
△:透湿性防水布帛として使用が限定されるレベルである。
×:透湿性防水布帛として使用できないレベルである。
経糸に78デシテックス/24フィラメントの6ナイロンマルチフィラメント糸、緯糸に78デシテックス/34フィラメントの6ナイロンマルチフィラメント糸を用いて製織された、経糸密度120本/2.54cm、緯糸密度90本/2.54cmの平織物の生機を準備し、常法により精練、染色(ネビー)を行った。
1)商品名「アサヒガードAG−710」;5.0重量%
(フッ素系撥水剤(水系)、旭硝子株式会社製)
2)商品名「ベッカミン MA」;0.3重量%
(メラミン系架橋剤、DIC株式会社製)
3)商品名「CATALYST 376」;0.03重量%
(有機アミン塩(触媒)、DIC株式会社製)
4)水;94.67重量%
1)商品名「クリスボン MP−829」;100重量部
(ポリエステル系ポリウレタン樹脂(100%伸長応力:3.43MPa)を20重量%含むN,N−ジメチルホルムアミド溶液、DIC株式会社製)
2)商品名「ティスモーD」;5重量部
(チタン酸カリウムウィスカー(繊維径:0.3〜0.6μm、平均繊維長:15μm)、大塚化学株式会社製)
3)商品名「レザミンX」;2重量部
(イソシアネート系架橋剤、大日精化工業株式会社製)
4)商品名「ダイラックカラーL−1500」;5重量部
(白色顔料、DIC株式会社製)
5)商品名「レザミンCUT−30」;1重量部
(界面活性剤(湿式成膜助剤)、大日精化工業株式会社製)
6)N,N−ジメチルホルムアミド;30重量部
樹脂液の粘度は8,800cpsであった。
1)商品名「CN981」;25重量%
(脂肪族ウレタンアクリレート(オリゴマー)、サートマージャパン株式会社製)
2)商品名「SR9003」;69重量%
(プロポキシ化(2)ネオペンチルグリコールジアクリレート(モノマー)、サートマージャパン株式会社製)
3)商品名「イルガキュア184」;5重量%
(1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(光重合開始剤)、チバスペシャルティケミカルズ株式会社製)
4)商品名「HOSTAPERM PINK E−02」;1重量%
(キナクリドンレッド(顔料)、クラリアントジャパン株式会社製)
前記原料を混合し、ビーズミル分散機を用いて分散させた後、濾過して不溶物を除去することにより、均質なマゼンタ色の紫外線硬化型顔料インクを調製した。
イ)ノズル径:70μm
ロ)印加電圧:50V
ハ)パルス幅:20μs
ニ)駆動周波数:1kHz
ホ)解像度:180dpi
ヘ)ヘッド加熱温度:60℃
かくして、実施例1の透湿性防水布帛を得た。
1)商品名「PERMAX200」;100重量部
(ポリエーテル系ポリウレタン樹脂(100%伸長応力:4.1MPa、線膨潤率:10%)を44重量%含む水分散液、Noveon社製)
2)商品名「サイリシア#350」;3重量部
(多孔質シリカゲル(平均粒径3.9μm)、富士シリシア化学株式会社製)
3)商品名「F7226」;適量
(増粘剤、日華化学株式会社製)
ここで、F7226の配合量を示す適量とは、樹脂液の粘度を8,000cpsに調整するために、必要な量を意味する。
実施例1と同様の繊維基材のカレンダー面に、実施例1と同様にして微多孔質膜(透湿性防水層)および図柄層を積層した。
次いで、図柄層の表面に、処方5に示す組成の透湿性ポリウレタン樹脂液を、ナイフコータを用いてベットオン方式により、塗布量(湿潤重量)が20g/m2(乾燥重量:5g/m2)となるように塗布した後、70℃で2分間熱処理して乾燥し、半透明の透湿性無孔質膜(透湿性保護層)を積層した。得られた無孔質膜の厚みは4μm、400〜700nmの波長領域における平均透過率は95%であった。
かくして、実施例2の透湿性防水布帛を得た。
1)商品名「ハイムレンNPU−5」;100重量
(ポリエーテル系ポリウレタン樹脂(100%伸長応力:4.5MPa、線膨潤率:0%)を25重量%含むN,N−ジメチルホルムアミド/イソプロピルアルコール/トルエン溶液、大日精化工業株式会社製)
2)商品名「サイリシア#350」;3重量部
(多孔質シリカゲル(平均粒径:3.9μm)、富士シリシア化学株式会社製)
3)イソプロピルアルコール;10重量部
4)メチルエチルケトン;10重量部
樹脂液の粘度は12,000cpsであった。
白色顔料を5重量%練り込んだ熱可塑性を有する透湿性ポリウレタン樹脂(商品名「ペルプレンP−20BUX1」(ブロック共重合ポリエステル樹脂(100%伸長応力:2.5MPa)、東洋紡績株式会社製)を、Tダイにより皮膜状に押し出した後、離型性基材(厚み40μmのポリプロピレンフィルム)とニップロールにより圧締して、透湿性無孔質膜(透湿性防水層)を得た。得られた無孔質膜の厚みは20μm、重量は21g/m2であった。
1)商品名「クリスボンTA−170」;100重量部
(ウレタン系接着剤、DIC株式会社製)
2)商品名「バーノックDN−950」;12重量部
(イソシアネート系架橋剤、DIC株式会社製)
3)商品名「クリスボン アクセルT」;3重量部
(架橋促進剤、DIC株式会社製)
4)N,N−ジメチルホルムアミド;10重量部
5)トルエン;30重量部
接着剤液の粘度は7,500cpsであった。
かくして、実施例3の透湿性防水布帛を得た。
離型性基材の離型面に、処方5に示す組成の透湿性ポリウレタン樹脂液を、コンマコータを用いて、塗布量(湿潤重量)が80g/m2(乾燥重量:20g/m2)になるように塗布した後、70℃で2分間熱処理して乾燥し、透湿性無孔質膜(透湿性防水層)を得た。得られた無孔質膜の厚みは20μmであった。
次いで、離型性基材と積層状態にある無孔質膜を、実施例3と同様にして、接着剤を介して繊維基材のカレンダー面に貼り合わせた。
離型性基材と無孔質膜と繊維基材との積層体から離型性基材を剥離した後、露出した無孔質膜の表面に、実施例1と同様にして図柄層および無孔質膜(透湿性保護層)を積層した。
かくして、実施例4の透湿性防水布帛を得た。
実施例1と同様の繊維基材のカレンダー面に、実施例1と同様にして微多孔質膜(透湿性防水層)を積層した。
次いで、微多孔質膜の表面に、処方5に示す組成の透湿性ポリウレタン樹脂液を、ナイフコータを用いてベットオン方式により、塗布量(湿潤重量)が15g/m2(乾燥重量:4g/m2)となるように塗布した後、70℃で2分間熱処理して乾燥し、半透明の透湿性無孔質膜(透湿性中間層)を積層した。
次いで、透湿性中間層の表面に、実施例1と同様にして図柄層を積層した。
次いで、図柄層の表面に、実施例2と同様にして(すわなち、処方5に示す組成の透湿性樹脂液を、塗布量(湿潤重量)が20g/m2(乾燥重量:5g/m2)となるように塗布して)透湿性無孔質膜(透湿性保護層)を積層した。
かくして、実施例5の透湿性防水布帛を得た。
実施例1と同様の繊維基材のカレンダー面に、実施例1と同様にして微多孔質膜(透湿性防水層)および図柄層を積層した。
次いで、図柄層の表面に、処方7に示す組成の非透湿性ポリウレタン樹脂液を、ナイフコータを用いてベットオン方式により、塗布量(湿潤重量)が20g/m2(乾燥重量:5g/m2)となるように塗布した後、70℃で2分間熱処理して乾燥し、半透明の非透湿性無孔質膜(非透湿性保護層)を積層した。得られた無孔質膜の厚みは4μm、400〜700nmの波長領域における平均透過率は95%であった。
かくして、比較例1の布帛を得た。
1)商品名「サンプレンLQ−3510」;100重量部
(ポリエステル系ポリウレタン樹脂(100%伸長応力:1.1MPa、線膨潤率:0%)を30重量%含むイソプロピルアルコール/トルエン溶液、三洋化成工業株式会社製)
2)商品名「サイリシア#350」;3重量部
(多孔質シリカゲル(平均粒径3.9μm)、富士シリシア化学株式会社製)
3)イソプロピルアルコール;10重量部
4)メチルエチルケトン;10重量部
樹脂液の粘度は15,000cpsであった。
実施例1と同様の繊維基材のカレンダー面に、実施例1と同様にして微多孔質膜(透湿性防水層)および図柄層を積層した。
次いで、図柄層の表面に、処方8に示す組成の低透湿性ポリウレタン樹脂液を、ナイフコータを用いてベットオン方式により、塗布量(湿潤重量)が15g/m2(乾燥重量:6g/m2)となるように塗布した後、70℃で2分間熱処理して予備乾燥し、さらに110℃で2分間熱処理して乾燥し、半透明の低透湿性無孔質膜(低透湿性保護層)を積層した。得られた無孔質膜の厚みは5μm、400〜700nmの波長領域における平均透過率は95%であった。
かくして、比較例2の布帛を得た。
1)商品名「スーパーフレックスE−4800」;100重量部
(エーテル系ポリウレタン樹脂(100%伸長応力:1.6PMa、線膨潤率:0%)を40重量%含む水分散液、第一工業製薬株式会社製)
2)商品名「サイリシア#350」;3重量部
(多孔質シリカゲル(平均粒径3.9μm)、富士シリシア化学株式会社製)
3)商品名「F7226」;適量
(増粘剤、日華化学株式会社製)
ここで、F7226の配合量を示す適量とは、樹脂液の粘度を8,000cpsに調整するために、必要な量を意味する。
実施例1と同様の繊維基材のカレンダー面に、実施例1と同様にして微多孔質膜(透湿性防水層)および図柄層を積層した。
次いで、図柄層の表面に、処方9に示す組成の透湿性ポリウレタン樹脂液を、ナイフコータを用いてベットオン方式により、塗布量(湿潤重量)が10g/m2(乾燥重量:4g/m2)となるように塗布した後、70℃で2分間熱処理して予備乾燥し、さらに110℃で2分間熱処理して乾燥し、不透明の透湿性無孔質膜(透湿性保護層)を積層した。得られた無孔質膜の厚みは5μm、400〜700nmの波長領域における平均透過率は30%であった。
かくして、比較例3の布帛を得た。
1)商品名「PERMAX200」;100重量部
(ポリエーテル系ポリウレタン樹脂(100%伸長応力:4.1MPa、線膨潤率:10%)を44重量%含む水分散液、Noveon社製)
2)商品名「ホワイト R−2」;10重量部
(白色顔料、松井色素株式会社製)
3)商品名「F7226」;適量
(増粘剤、日華化学株式会社製)
ここで、F7226の配合量を示す適量とは、樹脂液の粘度を8000cpsに調整するために、必要な量を意味する。
図柄を、占有面積率が90%の風景画とした以外は、実施例1と同様にして、比較例4の布帛を得た。
無孔質膜(透湿性保護層)を積層しなかった以外は、実施例1と同様にして、比較例5の布帛を得た。
実施例1〜5および比較例1〜5で得た透湿性防水布帛について評価した結果を表1に示す。
白色顔料の添加により不透明の透湿性保護層を形成した比較例3の布帛では、図柄を明瞭に認識することができなかった。
図柄の占有面積率が90%である比較例4の布帛では、十分な透湿性が得られなかった。
透湿性保護層を有しない比較例5の布帛では、図柄の堅牢性が劣るとともに、タック感が認められるものであった。
Claims (8)
- 繊維基材の一方の面に、透湿性防水層、顔料を含む紫外線硬化型樹脂からなる図柄層、および透明または半透明の透湿性保護層が順に積層されてなる透湿性防水布帛であって、
図柄の占有面積率が1〜70%であり、
透湿性防水布帛のJIS L−1099 A−1法(塩化カルシウム法)による透湿度が2,500g/m2・24時間以上であるか、または、JIS L−1099 B−1法(酢酸カリウム法)による透湿度が4,500g/m2・24時間以上であり、
透湿性防水布帛のJIS L−1092 B法(高水圧法)による耐水圧が40kPa以上であることを特徴とする、
透湿性防水布帛。 - 透湿性防水層がポリウレタン樹脂からなる微多孔質膜であるか、または、透湿性樹脂からなる無孔質膜であることを特徴とする、請求項1に記載の透湿性防水布帛。
- 透湿性保護層の400〜700nmの波長領域における平均透過率が、50〜100%であることを特徴とする、請求項1または2に記載の透湿性防水布帛。
- 透湿性保護層が無機微粒子および/または有機微粒子を含んでなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の透湿性防水布帛。
- 透湿性防水層と図柄層の間に透湿性中間層を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の透湿性防水布帛。
- 請求項1に記載の透湿性防水布帛を製造する方法であって、繊維基材の一方の面に透湿性防水層を積層する工程、透湿性防水層の表面に図柄層を積層する工程、および、図柄層の表面に透湿性保護層を積層する工程、をこの順で含んでなることを特徴とする、透湿性防水布帛の製造方法。
- 請求項1に記載の透湿性防水布帛を製造する方法であって、透湿性防水層を形成する工程、透湿性防水層の表面に図柄層を積層する工程、図柄層の表面に透湿性保護層を積層する工程、および、前記3工程により得られる積層体を、繊維基材の一方の面に、透湿性防水層と繊維基材とが接するように積層する工程、を含んでなることを特徴とする、透湿性防水布帛の製造方法。
- 図柄層の積層が、顔料を含む紫外線硬化型樹脂をインクジェット法により柄状に塗布した後、紫外線を照射して硬化させることによって行われることを特徴とする、請求項6または7に記載の透湿性防水布帛の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009132801A JP5378067B2 (ja) | 2008-06-03 | 2009-06-02 | 透湿性防水布帛およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008145905 | 2008-06-03 | ||
JP2008145905 | 2008-06-03 | ||
JP2009132801A JP5378067B2 (ja) | 2008-06-03 | 2009-06-02 | 透湿性防水布帛およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010012777A true JP2010012777A (ja) | 2010-01-21 |
JP5378067B2 JP5378067B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=41699345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009132801A Active JP5378067B2 (ja) | 2008-06-03 | 2009-06-02 | 透湿性防水布帛およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5378067B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014005576A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Seiren Co Ltd | 合成皮革およびその製造方法 |
WO2014080923A1 (ja) | 2012-11-22 | 2014-05-30 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 転写フィルム、転写フィルムの製造方法、及び、転写方法 |
JP2015038263A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | アモグリーンテク カンパニー,リミテッド | 透湿防水生地およびその製造方法 |
KR20150020991A (ko) * | 2013-08-19 | 2015-02-27 | 주식회사 아모그린텍 | 투습방수 원단 및 그의 제조 방법 |
CN104815484A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-08-05 | 应城市天润产业用布有限责任公司 | 一种阻流失板材毯及该阻流失板材毯的生产方法 |
CN104997233A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-10-28 | 海宁市美迪康非织造新材料有限公司 | 一次性使用手术室鞋套材料及其制备方法 |
CN105015128A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-11-04 | 海宁市美迪康非织造新材料有限公司 | 一次性使用手术衣加强片材料及其制备方法 |
JP2016044261A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | ユニチカトレーディング株式会社 | 透湿防水膜及び透湿防水性布帛 |
JP2017121779A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | フクビ化学工業株式会社 | 遮熱透湿防水シート及びその製造方法 |
JP2017124552A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | セーレン株式会社 | 調湿性カバー材及びその製造方法 |
JP2019048393A (ja) * | 2017-09-08 | 2019-03-28 | 株式会社イノアックコーポレーション | 透湿防水シート及び衣料用生地 |
WO2019102861A1 (ja) * | 2017-11-24 | 2019-05-31 | 小松マテーレ株式会社 | 防水布帛およびこれを用いた繊維製品 |
WO2020080084A1 (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | 小松マテーレ株式会社 | 透湿防水性布帛およびこれを用いた繊維製品 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007239154A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Unitica Fibers Ltd | 透湿防水性布帛 |
JP2008055686A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Teijin Cordley Ltd | シート状物の製造方法 |
-
2009
- 2009-06-02 JP JP2009132801A patent/JP5378067B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007239154A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Unitica Fibers Ltd | 透湿防水性布帛 |
JP2008055686A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Teijin Cordley Ltd | シート状物の製造方法 |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014005576A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Seiren Co Ltd | 合成皮革およびその製造方法 |
US9689113B2 (en) | 2012-11-22 | 2017-06-27 | Mimaki Engineering Co., Ltd. | Transfer film, method for producing transfer film, and transfer method |
WO2014080923A1 (ja) | 2012-11-22 | 2014-05-30 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 転写フィルム、転写フィルムの製造方法、及び、転写方法 |
JP2015038263A (ja) * | 2013-08-19 | 2015-02-26 | アモグリーンテク カンパニー,リミテッド | 透湿防水生地およびその製造方法 |
KR20150020991A (ko) * | 2013-08-19 | 2015-02-27 | 주식회사 아모그린텍 | 투습방수 원단 및 그의 제조 방법 |
KR102109725B1 (ko) * | 2013-08-19 | 2020-05-12 | 주식회사 아모그린텍 | 투습방수 원단 및 그의 제조 방법 |
KR101631252B1 (ko) * | 2013-08-19 | 2016-06-16 | 주식회사 아모그린텍 | 투습방수 원단 및 그의 제조 방법 |
KR20160072086A (ko) * | 2013-08-19 | 2016-06-22 | 주식회사 아모그린텍 | 투습방수 원단 및 그의 제조 방법 |
JP2016044261A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | ユニチカトレーディング株式会社 | 透湿防水膜及び透湿防水性布帛 |
CN104815484A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-08-05 | 应城市天润产业用布有限责任公司 | 一种阻流失板材毯及该阻流失板材毯的生产方法 |
CN104997233A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-10-28 | 海宁市美迪康非织造新材料有限公司 | 一次性使用手术室鞋套材料及其制备方法 |
CN105015128A (zh) * | 2015-08-06 | 2015-11-04 | 海宁市美迪康非织造新材料有限公司 | 一次性使用手术衣加强片材料及其制备方法 |
JP2017121779A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | フクビ化学工業株式会社 | 遮熱透湿防水シート及びその製造方法 |
JP2017124552A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | セーレン株式会社 | 調湿性カバー材及びその製造方法 |
JP2019048393A (ja) * | 2017-09-08 | 2019-03-28 | 株式会社イノアックコーポレーション | 透湿防水シート及び衣料用生地 |
JP6997563B2 (ja) | 2017-09-08 | 2022-01-17 | 株式会社イノアックコーポレーション | 透湿防水シート及び衣料用生地 |
WO2019102861A1 (ja) * | 2017-11-24 | 2019-05-31 | 小松マテーレ株式会社 | 防水布帛およびこれを用いた繊維製品 |
JPWO2019102861A1 (ja) * | 2017-11-24 | 2020-12-10 | 小松マテーレ株式会社 | 防水布帛およびこれを用いた繊維製品 |
JP7443062B2 (ja) | 2017-11-24 | 2024-03-05 | 小松マテーレ株式会社 | 防水布帛およびこれを用いた繊維製品 |
WO2020080084A1 (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | 小松マテーレ株式会社 | 透湿防水性布帛およびこれを用いた繊維製品 |
JPWO2020080084A1 (ja) * | 2018-10-19 | 2021-09-09 | 小松マテーレ株式会社 | 透湿防水性布帛およびこれを用いた繊維製品 |
JP7372257B2 (ja) | 2018-10-19 | 2023-10-31 | 小松マテーレ株式会社 | 透湿防水性布帛およびこれを用いた繊維製品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5378067B2 (ja) | 2013-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5378067B2 (ja) | 透湿性防水布帛およびその製造方法 | |
JP4931938B2 (ja) | 透湿性防水シート及びその製造方法 | |
KR102030876B1 (ko) | 폴리우레탄 분산액계 합성 가죽 | |
JP2010505610A (ja) | 表面に色を塗布するための物品及び方法 | |
JP2019064267A (ja) | 非対称性メンブレンを含む低光沢性、空気透過性、耐摩耗性、印刷可能なラミネート及びこれらから作られた物品 | |
JP2004143654A (ja) | スエード調人工皮革およびその製造方法 | |
JP2010255132A (ja) | 透湿防水性布帛及びその製造方法 | |
US20080299357A1 (en) | Fabric having a foamed layer and a method for producing thereof | |
JP3996943B1 (ja) | 印刷された積層体及びその製造方法 | |
KR101426118B1 (ko) | 피혁형 시트 및 그 제조 방법 | |
JP2002544022A (ja) | インクジェット印刷可能なマクロ細孔性材料 | |
JP6916902B2 (ja) | 印刷付起毛シート及び印刷用起毛シート | |
JP3724351B2 (ja) | 防水衣料 | |
JP4950598B2 (ja) | シート状物の製造方法 | |
JP5548344B2 (ja) | 透湿防水性布帛 | |
JP2007223291A (ja) | 転写シート及びそれを用いた記録画像の形成方法 | |
JP2008057062A (ja) | 皮革様シート状物およびその製造方法 | |
JP4919769B2 (ja) | 高発泡層を備えた透湿防水性布帛及びその製造方法 | |
KR102263969B1 (ko) | 열접착이 가능한 투습방수성 멤브레인 구조 및 그 제조방법 | |
JP3758990B2 (ja) | 印刷用シート | |
JP2008307813A (ja) | 透湿性防水布帛およびその製造方法 | |
JP6664215B2 (ja) | 防水通気多孔質膜および防水通気複合材料 | |
JP4731351B2 (ja) | 透湿性防水布帛およびその製造方法 | |
KR102328313B1 (ko) | 실리콘 커팅 시트 및 그의 제조 방법 | |
JP7330024B2 (ja) | 透湿防水性布帛およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120530 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130926 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130925 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5378067 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |