JP7330024B2 - 透湿防水性布帛およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法 - Google Patents
透湿防水性布帛およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7330024B2 JP7330024B2 JP2019163028A JP2019163028A JP7330024B2 JP 7330024 B2 JP7330024 B2 JP 7330024B2 JP 2019163028 A JP2019163028 A JP 2019163028A JP 2019163028 A JP2019163028 A JP 2019163028A JP 7330024 B2 JP7330024 B2 JP 7330024B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moisture
- resin layer
- permeable
- fabric
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、優れた透湿性、防水性を有しながら軽量で風合いが柔らかく、かつ衣類に用いた場合に運動時の違和感が抑制された衣類を提供する透湿防水性布帛、およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法を提供することである。
(1)織物の片面の全面に設けられている1層目の樹脂層と、前記1層目の樹脂層上にさらに樹脂層が部分的に設けられている2層目の樹脂層を有し、前記1層目の樹脂層の樹脂付着量が0.4~6.5g/m2であり、前記2層目の樹脂層が設けられていない部分(A)と前記2層目の樹脂層が設けられている部分(B)のそれぞれJIS L1096(2010)A法に基づく剛軟度が、経、緯ともに部分(A)/部分(B)=0.40~0.85の関係を満たすことを特徴とする、透湿防水性布帛。
(2)前記2層目の樹脂層の樹脂付着量が10~50g/m2であることを特徴とする、前記(1)に記載の透湿防水性布帛。
(3)前記部分(A)の耐水度が600mmH2O以上であり、かつJIS L1099(2012)A-1法に基づく透湿度が3500g/m2・24hr以上であることを特徴とする、前記(1)または(2)に記載の透湿防水性布帛。
(4)前記部分(B)の耐水度が3000mmH2O以上であり、かつJIS L1099(2012)B-1法に基づく透湿度が3500g/m2・24hr以上であることを特徴とする、前記(1)~(3)のいずれかに記載の透湿防水性布帛。
(5)前記部分(A)のJIS L1096(2010)A法(フラジール形法)に基づく通気度が0.01~1.00cm3/cm2・sであることを特徴とする、前記(1)~(4)のいずれかに記載の透湿防水性布帛。
(6)前記部分(A)の目付が85g/m2以下であることを特徴とする、前記(1)~(5)のいずれかに記載の透湿防水性布帛。
(7)前記(1)~(6)のいずれかに記載の透湿防水性布帛を含む衣類。
(8)前記部分(B)が衣類の肩部、肘部、膝部、腰部、臀部からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上の部位の、少なくとも一部を形成していることを特徴とする、前記(7)に記載の衣類。
(9)衣類を製造した際の肩部、肘部、膝部、腰部、臀部からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上の部位の、少なくとも一部を形成する部分のみに、前記2層目の樹脂層を設けることを特徴とする、前記(1)~(6)のいずれかに記載の透湿防水性布帛の製造方法。
本発明にかかる透湿防水性布帛(以下布帛とも呼ぶ)は、織物の片面の全面に設けられている1層目の樹脂層と、前記1層目の樹脂層上にさらに樹脂層が部分的に設けられている2層目の樹脂層を有し、前記1層目の樹脂層の樹脂付着量が0.4~6.5g/m2であり、前記2層目の樹脂層が設けられていない部分(A)と前記2層目の樹脂層が設けられている部分(B)のそれぞれJIS L1096(2010)A法に基づく剛軟度が、経、緯ともに部分(A)/部分(B)=0.40~0.85の関係を満たすことを特徴とするものである。
一方で、前記1層目の樹脂層の厚みが薄くなりすぎると、織物の表面凹凸により、後述する走査型電子顕微鏡での観察では樹脂層が不明瞭となり、織物の全面を連続的に被覆できなくなる場合がある。本発明に係る透湿防水性布帛は、織物の片面の全面に設けられている1層目の樹脂層を有するが、本開示において「全面に設けられている」とは、織物の表面凹部や交絡点の糸の隙間などが樹脂で埋められ、表面凸部が樹脂で被覆されていない形態であっても、防水性能が発揮できるだけの樹脂が付着した状態を意味する。より高い防水性能を発揮させる観点から、前記1層目の樹脂層を織物の全面を連続的に被覆するように設けることが好ましく、その厚みを0.4μm以上とすることがより好ましい。1層目の樹脂層の厚みは、0.5μm以上、0.7μm以上、または1.0μm以上とすることができる。
剛軟度は、経、緯ともに部分(A)/部分(B)=0.50~0.80であればより好ましく、0.60~0.80であればさらに好ましい。
一実施形態における透湿防水性布帛は、前記1層目の樹脂層および2層目の樹脂層上に裏材としてさらに別の織物や編物、不織布等の繊維布帛を積層してもよい。繊維布帛により、例えば耐摩耗性や肌触り、意匠性などを向上させることができる。
織物の片面の全面に1層目の樹脂層を設ける手段としては、あらかじめ作製しておいた樹脂膜を接着剤を介して織物に積層するラミネート法や、織物に直接樹脂を塗布して製膜させるコーティング法、版上の樹脂を織物に押し付ける印刷法、樹脂を織物に向けて噴霧するスプレー法などが挙げられるが、比較的少量の樹脂を織物に付与することができるコーティング法が好適に用いられる。
前記1層目の樹脂層上に前記2層目の樹脂層を設ける手段としては、前記1層目の樹脂層を設ける手段と同様の手段を用いることができるが、前記2層目の樹脂層は部分的に、比較的複雑な形状で設けることとなるため、印刷法が好適に用いられる。
その後、前記1層目の樹脂層と同様の方法により製膜し、前記2層目の樹脂層を設けることができる。このようにして、高い防水性能を要求される部分のみ、例えば衣類を製造した際に高い防水性能を要求される肩部、肘部、膝部、腰部、臀部からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上の部位の、少なくとも一部を形成する部分のみに前記2層目の樹脂層を設けることができる。
本発明にかかる透湿防水性布帛を含む衣類は、前記透湿防水性布帛を用いて製造された衣類であり、好ましくは、前記2層目の樹脂層が設けられている部分(B)が衣類の肩部、肘部、膝部、腰部、臀部からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上の部位の、少なくとも一部を形成していることを特徴とする衣類である。具体的には、ウインドブレーカー、コート、ジャケット、ヤッケ、アノラック、スキーウエアー、スノーボードウエアー、合羽、作業服などが挙げられる。
2層目の樹脂層が設けられていない部分(A)から100cm2の試験片を採取して質量を測定し、1m2当りの質量に換算した値を部分(A)の目付とした。
部分(A)の目付から織物と裏材の目付を合計した値を引くことにより得られた値を1層目の樹脂層の樹脂付着量とした。
また、2層目の樹脂層が設けられている部分(B)から100cm2の試験片を採取して質量を測定し、1m2当りの質量に換算した値を部分(B)の目付とした。部分(B)の目付から部分(A)の目付を引くことにより得られた値を2層目の樹脂層の樹脂付着量とした。
<樹脂層の厚み>
走査型電子顕微鏡(SEMEDX Type H形:株式会社日立ハイテクノロジーズ)を用い、透湿防水性布帛の断面を1000倍~5000倍にて観察し、1層目の樹脂層の任意の5カ所の厚みを測定し、それらの平均値を求め、樹脂層の厚みとして決定した。2層目の樹脂層の厚みも同様の方法で決定した。
2層目の樹脂層が設けられていない部分(A)、および2層目の樹脂層が設けられている部分(B)のそれぞれから採取した試験片について、JIS L1096(2010)A法(45°カンチレバー法)に準じて剛軟度を測定した。経および緯それぞれ5回ずつ測定し、それらの平均値を求めた。剛軟度の比の値は、それぞれの平均値の比の値とした。なお、試験片の接地面は織物の面とした。
耐水度は、部分(A)から採取した試験片について、JIS L1092(2009)A法(低水圧法)に準じた方法で測定した。測定結果が2000mmH2Oを超えたものは、改めて部分(A)から採取した試験片を用いてJIS L1092(2009)B法(高水圧法)に準じた方法で耐水度を測定した。
また、部分(B)から採取した試験片の耐水度については全て、JIS L1092(2009)B法(高水圧法)に準じた方法で測定した。
なお、試験片の接水面は織物の面とした。
JIS L1099(2012)A-1法(塩化カルシウム法)およびJIS L1099(2012)B-1法(酢酸カリウム法)に基づく透湿度を測定し、24時間当りの透湿量に換算した値をそれぞれ透湿度A-1および透湿度B-1とした。
測定には、部分(A)および部分(B)のそれぞれから採取した試験片を用いた。
なお、試験片の接水面は樹脂膜面とした。
部分(A)から採取した試験片について、JIS L1096(2010)A法(フラジール形法)に準じて測定した。
各実施例、比較例の透湿防水性布帛から作製したジャケットを試着し、運動時の快適性を以下の3段階で評価した。
◎:風合いが非常に柔らかく、関節の可動に関して違和感がほぼない。
○:風合いが柔らかく、関節の可動に関して違和感がそれほどない。
×:風合いが硬い、もしくは関節の可動に関して違和感がある。
ナイロンのリップストップ生地(繊維太さ:経糸22デシテックス/20フィラメント、緯糸22デシテックス/20フィラメント。繊維密度:経糸224本/2.54cm、緯糸149本/2.54cm、目付:40.4g/m2)を酸性染料でネビー色に染色した。
次いでこのナイロン生地に、アサヒガ-ド AG-E081(フッ素系撥水剤、AGC株式会社製)の5%水溶液を用いて撥水加工を行ってから、170℃、圧力(線圧)128kgf/cmにてカレンダー加工したナイロン生地を織物として用いた。
クリスボン S-525 100部
(透湿性ポリエーテル系ウレタン樹脂溶液、DIC株式会社製)
2-ブタノン(MEK) 40部
(希釈用溶媒)
コロネート HL 1部
(イソシアネート系架橋剤、東ソー株式会社製)
スーパーフレックス 650 100部
(透湿性ポリカーボネート系ウレタン樹脂、第一工業製薬株式会社製)
デュラネート WB40-100 1部
(イソシアネート系架橋剤、旭化成株式会社製)
ネオステッカー N 1.5部
(増粘剤、日華化学株式会社製)
1層目の樹脂層の樹脂付着量を変更した以外は実施例1と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。
実施例1と同様にして織物を準備し、コーティング法により下記樹脂組成物3を前記織物の片面に、ナイフコーターを用いて塗布した。23℃の水に60秒浸漬してウレタン樹脂を凝固させ、さらに120℃で120秒熱処理し、織物の片面の全面に1層目の樹脂層を設けた。得られた樹脂層の断面を走査型電子顕微鏡で観察すると、樹脂層は多孔質層であった。
クリスボン MP-858 100部
(ポリエステル系ウレタン樹脂溶液、DIC株式会社製)
N,N-ジメチルホルムアミド(DMF) 40部
(希釈用溶媒)
コロネート HL 1部
(イソシアネート系架橋剤、東ソー株式会社製)
1層目の樹脂層の樹脂付着量を変更した以外は実施例3と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。
2層目のスクリーンプリント工程にて、使用するメッシュを1600メッシュに変更し、2層目の樹脂層の樹脂付着量を減らした以外は実施例3と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。
2層目のスクリーンプリント工程にて、使用するメッシュを400メッシュに変更し、2層目の樹脂層の樹脂付着量を増やした以外は実施例3と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。
ポリエステルの平織生地(繊維太さ:経糸83デシテックス/72フィラメント、緯糸83デシテックス/72フィラメント、繊維密度:経糸110本/2.54cm、緯糸93本/2.54cm、目付:74.0g/m2)を分散染料でグレー色に染色した。
次いでこのポリエステル生地に、アサヒガード AG-E081(フッ素系撥水剤、AGC株式会社製)の5%水溶液を用いて撥水加工を行ってから、170℃、圧力(線圧)128kgf/cmにてカレンダー加工したポリエステル生地を織物として用いた。
スーパーフレックス 650 100部
(透湿性ポリカーボネート系ウレタン樹脂、第一工業製薬株式会社製)
デュラネート WB40-100 1部
(イソシアネート系架橋剤、旭化成株式会社製)
ネオステッカー N 1.5部
(増粘剤、日華化学株式会社製)
DIALAC WHITE HS-7300 3部
(白色顔料、DIC株式会社製)
2層目のスクリーンプリント工程に用いる樹脂として、下記樹脂組成物5を用いた以外は実施例3と同様にして、後の工程で裏材を積層する前の中間材料となる、1層目の樹脂層上に、図2の6で示した部分に赤色である2層目の樹脂層が設けられた透湿防水性布帛を得た。
スーパーフレックス 650 100部
(透湿性ポリカーボネート系ウレタン樹脂、第一工業製薬株式会社製)
デュラネート WB40-100 1部
(イソシアネート系架橋剤、旭化成株式会社製)
ネオステッカー N 1.5部
(増粘剤、日華化学株式会社製)
RYUDYE-W RED FFGR 5部
(赤色顔料、DIC株式会社製)
2層目の樹脂層を設ける工程を行わないこと以外は実施例3と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。
1層目の樹脂層の樹脂付着量を変更した以外は実施例3と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。なお、透湿防水性布帛の断面を走査型電子顕微鏡で観察すると、1層目の樹脂層は付着量が少なく不明瞭であり、厚みを測定できなかった。
1層目の樹脂層の樹脂付着量を変更した以外は実施例3と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。
2層目のスクリーンプリント工程にて、使用するメッシュを2000メッシュに変更し、2層目の樹脂層の樹脂付着量を減らした以外は実施例3と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。
2層目のスクリーンプリント工程にて、使用するメッシュを250メッシュに変更し、2層目の樹脂層の樹脂付着量を増やした以外は実施例3と同様にして、透湿防水性布帛およびジャケットを得た。透湿防水性布帛の性能およびジャケットの評価結果を表1に記した。
2 1層目の樹脂層
3 2層目の樹脂層
4 ジャケットの外袖パーツ
5 ジャケットの内袖パーツ
6 2層目の樹脂層が設けられている部分(B)
Claims (9)
- 織物の片面の全面に設けられている1層目の樹脂層と、前記1層目の樹脂層上にさらに樹脂層が部分的に設けられている2層目の樹脂層を有し、前記1層目の樹脂層の樹脂付着量が0.4~6.5g/m2であり、前記2層目の樹脂層が設けられていない部分(A)と前記2層目の樹脂層が設けられている部分(B)のそれぞれJIS L1096(2010)A法に基づく剛軟度が、経、緯ともに部分(A)/部分(B)=0.40~0.85の関係を満たすことを特徴とする、透湿防水性布帛。
- 前記2層目の樹脂層の樹脂付着量が10~50g/m2であることを特徴とする、請求項1に記載の透湿防水性布帛。
- 前記部分(A)の耐水度が600mmH2O以上であり、かつJIS L1099(2012)A-1法に基づく透湿度が3500g/m2・24hr以上であることを特徴とする、請求項1または2に記載の透湿防水性布帛。
- 前記部分(B)の耐水度が3000mmH2O以上であり、かつJIS L1099(2012)B-1法に基づく透湿度が3500g/m2・24hr以上であることを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の透湿防水性布帛。
- 前記部分(A)のJIS L1096(2010)A法(フラジール形法)に基づく通気度が0.01~1.00cm3/cm2・sであることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の透湿防水性布帛。
- 前記部分(A)の目付が85g/m2以下であることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の透湿防水性布帛。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載の透湿防水性布帛を含む衣類。
- 前記部分(B)が衣類の肩部、肘部、膝部、腰部、臀部からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上の部位の、少なくとも一部を形成していることを特徴とする、請求項7に記載の衣類。
- 衣類を製造した際の肩部、肘部、膝部、腰部、臀部からなる群から選ばれる少なくとも1つ以上の部位の、少なくとも一部を形成する部分のみに、前記2層目の樹脂層を設けることを特徴とする、請求項1~6のいずれか1項に記載の透湿防水性布帛の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019163028A JP7330024B2 (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 透湿防水性布帛およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019163028A JP7330024B2 (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 透湿防水性布帛およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021041550A JP2021041550A (ja) | 2021-03-18 |
JP7330024B2 true JP7330024B2 (ja) | 2023-08-21 |
Family
ID=74861953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019163028A Active JP7330024B2 (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 透湿防水性布帛およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7330024B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002129479A (ja) | 2000-10-16 | 2002-05-09 | Unitica Fibers Ltd | ソフト風合いの透湿防水性コーティング布帛の製造方法 |
JP2005238648A (ja) | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Japan Gore Tex Inc | 防水透湿性複合フィルムおよび防水透湿性複合生地 |
JP2007176134A (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Komatsu Seiren Co Ltd | 透湿性防水布帛 |
JP2007239154A (ja) | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Unitica Fibers Ltd | 透湿防水性布帛 |
JP2008069487A (ja) | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Japan Gore Tex Inc | 耐摩耗性に優れた布帛、複合布帛、および、繊維製品、ならびに、その製造方法 |
JP2008188808A (ja) | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Komatsu Seiren Co Ltd | 透湿性防水布帛 |
JP2010209491A (ja) | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Unitika Trading Co Ltd | 透湿防水性布帛 |
US20170355812A1 (en) | 2014-12-31 | 2017-12-14 | Kolon Industries, Inc. | Thermoplastic elastomer resin composition for moisture-permeable waterproof film, film and fabric using same |
-
2019
- 2019-09-06 JP JP2019163028A patent/JP7330024B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002129479A (ja) | 2000-10-16 | 2002-05-09 | Unitica Fibers Ltd | ソフト風合いの透湿防水性コーティング布帛の製造方法 |
JP2005238648A (ja) | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Japan Gore Tex Inc | 防水透湿性複合フィルムおよび防水透湿性複合生地 |
JP2007176134A (ja) | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Komatsu Seiren Co Ltd | 透湿性防水布帛 |
JP2007239154A (ja) | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Unitica Fibers Ltd | 透湿防水性布帛 |
JP2008069487A (ja) | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Japan Gore Tex Inc | 耐摩耗性に優れた布帛、複合布帛、および、繊維製品、ならびに、その製造方法 |
JP2008188808A (ja) | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Komatsu Seiren Co Ltd | 透湿性防水布帛 |
JP2010209491A (ja) | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Unitika Trading Co Ltd | 透湿防水性布帛 |
US20170355812A1 (en) | 2014-12-31 | 2017-12-14 | Kolon Industries, Inc. | Thermoplastic elastomer resin composition for moisture-permeable waterproof film, film and fabric using same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021041550A (ja) | 2021-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5463089B2 (ja) | 積層布帛およびその製造方法 | |
KR101304033B1 (ko) | 적층체 및 이것을 사용한 섬유 제품 | |
JP4931938B2 (ja) | 透湿性防水シート及びその製造方法 | |
JP5147252B2 (ja) | 透湿性防水布帛 | |
JP2001315236A (ja) | 防水透湿性複合膜及び防水透湿性積層シート | |
US5593754A (en) | Breathable fabric construction for outerwear | |
GB2039790A (en) | A moisture-permeable waterproof coated fabric and method of making the same | |
JP6262660B2 (ja) | 透湿性防水シートおよびその製造方法 | |
JP7443062B2 (ja) | 防水布帛およびこれを用いた繊維製品 | |
US5514459A (en) | Waterproof breathable lining and outerwear constructed therefrom | |
JP4048229B2 (ja) | 防水透湿性繊維製品用積層体 | |
JP7330024B2 (ja) | 透湿防水性布帛およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法 | |
JP7112932B2 (ja) | 遮熱性繊維布帛及びそれを用いた衣服 | |
KR101912828B1 (ko) | 무팽윤성 기공타입의 통기방수성 필름, 그의 제조방법 및 그를 이용한 용도 | |
JP4767012B2 (ja) | 透湿性防水布帛 | |
JP2002327310A (ja) | 防寒及び断熱用ウェア | |
JP7372257B2 (ja) | 透湿防水性布帛およびこれを用いた繊維製品 | |
JPH0860558A (ja) | ソフトな透湿防水性布帛の製造方法 | |
JP6422115B2 (ja) | 布帛及びその製造方法 | |
JP7377630B2 (ja) | 防風性布帛 | |
JP7417475B2 (ja) | 防風性生地及び衣服 | |
WO2024004784A1 (ja) | 透湿防水積層布、その製造方法及びこれを用いた衣服 | |
CA3232454A1 (en) | Fiber laminated structure and production method therefor | |
JP2003119673A (ja) | 透湿防水性コーティング布帛の製造方法 | |
CA2173199C (en) | Improved waterproof breathable lining and outerwear constructed therefrom |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220704 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230720 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230808 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7330024 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |