JP2010006491A - エレベータ天井装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かご室内から照明装置の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができるエレベータ天井装置を提供する。
【解決手段】エレベータ天井装置1は、エレベータ2のかご室11に設けられる天井装置であって、かご室11の天井を形成する天井構造物21と、天井構造物21に取り付けられる照光ユニット22とを具備する。照光ユニット21は、光源となる発光体32と、発光体32の下方を覆う照光意匠部33とを含むとともに、天井構造物21に対してかご室11内から交換可能に固定されている。照光ユニット22は、天井構造物21に対する照光ユニット22の固定を解除し、照光ユニット22を天井構造物21に固定された固定位置から下方に下ろしたときに、天井構造物21に掛かり、照光ユニット22を前記固定位置よりも下方の位置で保持する保持部49を備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、エレベータのかご室に設けられる天井装置に関する。
エレベータのかご室は、天井を有する。この天井は、例えば二重構造になっており、下層部を構成する本天井と、この本天井の上方に設置され、上層部を構成するケースとを含む。本天井とケースとの間には、蛍光灯を収容する空間が形成されている。そしてこの空間に臨むケースの下面には、蛍光灯が取り付けられるソケットが設けられている。本天井の中央部には、比較的大きな開口部が設けられている。この本天井の開口部は、かご室内から取り付けられたカバーにより覆われている。
このような天井構造において蛍光灯周りの点検を行うときは、本天井からカバーを取り外し、上記開口部を通じて蛍光灯をかご室内に露出させる。そして、上記開口部を通じて蛍光灯回りの点検作業を行う。つまり蛍光灯周りの点検には、本天井からカバーを取り外す作業や、本天井に開口した開口部を通じて蛍光灯まで手を伸ばす作業が必要になり、点検作業が非常に煩雑になる。
ここで特許文献1は、光源体が装着された吊り天井をかご室内から交換可能な天井装置を開示している。この天井装置は、かご室の天井板の下面に対向配置され、吊り天井を形成するケースを備える。光源体はケースに設けられている。この天井装置では、光源体が装着されたケースがかご室内に搬入され、ケースの上面が天井板の下面にあてがわれる。
特開2003−212454号公報
ところで、上記特許文献の天井装置における光源の点検は、ケース(すなわち吊り天井)がかご室の天井板に取り付けられた状態で行われるか、ケースを天井板から完全に取り外し、かご室内の床まで下ろした状態で行われる。前者の場合は、光源体が装着された天井の最上部まで手を伸ばす作業が必要になる。後者の場合は、ケースを天井板から取り外す作業が必要になる。すなわちいずれの場合も煩雑な作業が必要になる。
また、上記特許文献のケースは、天井板に溶接されたナットにボルトのような締結具をねじ込むことで天井板に固定されている。そのため、前記ケースを天井板から取り外すとき、作業を誤るとケースが天井板から不意に外れてかご室内に落下するおそれがある。つまり、上記天井装置は、光源を点検および交換する作業の安全性の観点からも改善の余地がある。
本発明の目的は、かご室内から照明装置の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができるエレベータ天井装置を提供することにある。
(1)本発明の一つの形態に係るエレベータ天井装置は、エレベータのかご室に設けられる天井装置であって、前記かご室の天井を形成する天井構造物と、前記天井構造物に取り付けられる照光ユニットとを具備する。前記照光ユニットは、光源となる発光体と、この発光体の下方を覆う照光意匠部とを含むとともに、前記天井構造物に対して前記かご室内から交換可能に固定されている。前記照光ユニットはさらに、前記天井構造物に対する当該照光ユニットの固定を解除し、当該照光ユニットを前記天井構造物に固定された固定位置から下方に下ろしたときに、前記天井構造物に掛かり、当該照光ユニットを前記固定位置よりも下方の位置で保持する保持部を備える。
(2)前記(1)に記載のエレベータ天井装置の一つの形態では、前記照光ユニットを前記天井構造物に固定する締結具を備え、前記締結具は、前記天井構造物に対してゆるみ移動可能に係合するとともに、前記天井構造物に対してゆるみ移動する量が前記保持部によって所定量に制限されており、前記締結具を緩めることで、前記保持部が前記天井構造物に掛かり、前記締結具が緩んだ状態で前記照光ユニットが保持される。
(3)前記(2)に記載のエレベータ天井装置の一つの形態では、前記照光ユニットは、前記締結具に係合するとともに、前記締結具が締められたときに前記締結具から取り外し不能になり、前記締結具が緩められたときに前記締結具から取り外し可能になる係合部を有する。
(4)前記(1)に記載のエレベータ天井装置の一つの形態では、前記保持部は、互いに分離可能な複数の部材から構成されており、一部の部材を残りの部材から取り外すことで、前記照光ユニットの保持が解除される。
(5)前記(1)に記載のエレベータ天井装置の一つの形態では、前記照光ユニットを前記天井構造物に固定する締結具と、前記天井構造物および前記照光ユニットの少なくとも一方に着脱自在に取り付けられ、前記締結具の下方を覆う目隠しカバーとを備える。
(6)前記(1)に記載のエレベータ天井装置の一つの形態では、前記照光ユニットを前記天井構造物に固定する締結具と、前記天井構造物に取り付けられ、前記締結具の下方を覆う目隠しカバーとを備える。前記目隠しカバーは、前記締結具の下方に位置する第1の位置と、前記締結具の下方を外れる第2の位置との間で回転可能またはスライド可能に前記天井構造物に支持されており、前記照光ユニットは、前記目隠しカバーを前記天井構造物に残した状態で前記天井構造物から取り外し可能である。
本発明によれば、かご室内から照明装置の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1ないし図19を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の第1ないし第6の実施形態に係るエレベータ天井装置1が適用されるエレベータ2について説明する。
図1に示すように、エレベータ2は、それぞれ昇降路3内に配置された乗籠4と釣合いおもり5とを備える。昇降路3の上方には機械室6が設けられている。この機械室6には、巻上機7が設置されるとともに、例えばエレベータ2の全体を制御する制御装置8が設けられている。巻上機7は、メインシーブ7aと、このメインシーブ7aを回転駆動するモータ7bと備える。メインシーブ7aには、乗籠4と釣合いおもり5が釣瓶式に連結されたメインロープ9が巻き掛けられている。
図1に示すように、乗籠4は、かご枠10と、かご室11とを備える。かご枠10は、それぞれ鋼材である上梁、下梁、および鉛直方向に延びる一対の縦枠が組み立てられて枠状に形成されている。かご室11は、利用者が乗車可能な箱形に形成されているとともに、かご枠10内に配置されている。
図2は、かご室11の内部を示す。かご室11は、床13、側板14a,14b、乗籠出入口15、幕板16、リターンパネル17a,17b、およびエレベータ天井装置1などを備える。側板14a,14bは、かご室11の外壁を形成する壁板である。乗籠出入口15には、乗籠ドア18a,18bが設けられている。エレベータ天井装置1は、かご室11の上部に設けられ、かご室11の天井部を形成している。以下、図3ないし図19を参照して、本発明に係るエレベータ天井装置1について詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図3ないし図7は、本発明の第1の実施形態に係るエレベータ天井装置1を示す。図3に示すように、エレベータ天井装置1は、かご室11の天井を形成する天井構造物21と、この天井構造物21に取り付けられる一つまたは複数の照光ユニット22(すなわち照明装置)とを備える。
図3に示すように、天井構造物21は、本天井23と、ケース24とを備え、二重構造になっている。詳しく述べると、本天井23は、かご室11の上部に設置される。本天井23は、上記二重構造の下層部を形成し、かご室11内に露出されている。本天井23は、水平方向に延びる板状部材であり、かご室11の中心に対向する中央部23aと、側板14a,14bの上端部に繋がる周縁部13bとを有する。本天井23の中央部23aには、照光ユニット22が配置されるための比較的大きな開口部25が設けられている。
ケース24は、本天井23の上方に設置され、上記二重構造の上層部を形成している。ケース24は、上板部26と、側板部27とを有する。上板部26は、本天井23の上方において水平方向に延びており、天井部の上端部を形成している。
側板部27は、例えば本天井23の全周の周縁部から下方に向いて延びており、本天井23の上面に繋がっている。つまりケース24は、下方が開放された凹状に形成されており、本天井23に上方から被せられている。本天井23とケース24との間には、照光ユニット22が配置される空間Sが形成されている。この空間Sは、本天井23に開口する開口部25を通じて、かご室11内に露出される。
図3に示すように、照光ユニット22は、回路基板31、発光体32、照光意匠部33、ふさぎ板34、およびベース35を備える。発光体32は、かご室11内を照らす光源である。発光体32は、例えばLED(発光ダイオード)チップであり、回路基板31の下面に実装されている。回路基板31には、ケーブル36が接続されている。このケーブル36の途中には、互いに分離可能な一対のコネクタを含むコネクタ部37が設けられている。
照光意匠部33は、例えば回路基板31よりも一回り大きな外形を有する。照光意匠部33は、例えば発光体32に隣接配置され、発光体32の下方を覆っている。照光意匠部33は、例えばアクリルのような材料で形成され、透光性を有する。図4に示すように、照光意匠部33は、比較的厚く形成されているとともに、発光体32が入り込む窪み33aを有する。図3に示すように、ふさぎ板34は、複数の照光意匠部33の間に取り付けられている。
図3に示すように、ベース35は、支持部41と、一対の起立部42と、一対の固定部43とを有する。支持部41は、例えば回路基板31よりも大きな外形を有するとともに、水平方向に延びており、回路基板31に上方から対向する。発光体32が実装された回路基板31および照光意匠部33は、ベース35の支持部41に取り付けられている。
詳しく述べると、図4に示すように、ベース35の支持部41は、第1の締結部材45が挿入されるねじ挿通孔41aを有する。回路基板31は、ベース35のねじ挿通孔41aに連通するねじ挿通孔31aを有する。照光意匠部33は、回路基板31のねじ挿通孔31aに連通するねじ穴33bを有する。このねじ穴33bには、雌ねじが形成されている。
第1の締結部材45は、例えばねじ又はボルトである。図4に示すように、第1の締結部材45が、ベース35のねじ挿通孔41aと回路基板31のねじ挿通孔31aとに挿入され、照光意匠部33のねじ穴33bに係合すると、回路基板31がベース35と照光意匠部33との間に挟持される。これにより、発光体32が実装された回路基板31、および照光意匠部33がベース35に一体に保持される。
図3に示すように、一対の起立部42は、支持部41の両端部からそれぞれに上方に向いて起立している。一対の固定部43は、それぞれ起立部42の上端部から水平方向に延びている。固定部43は、ケース24に固定される部分である。固定部43は、例えばケース24の上板部26に隣接するとともに、この上板部26に沿って延びている。
固定部43がケース24に取り付けられることで、照光ユニット22は天井構造物21に固定される。天井構造物21に固定された照光ユニット22は、本天井23とケース24との間に形成された空間Sに配置されるとともに、開口部25を通じてかご室11内に露出される。図3に示すように、照光ユニット22の下端部は、本天井23よりも下方へ突出している。換言すれば、上述したベース35は、照光ユニット22の下端部を本天井23よりも下方へ突出させるための部材であり、天井の深さ(空間Sの深さ)によってその大きさ(すなわち起立部42の長さ)が設定される。
次に、ケース24に対するベース35の取り付けについて詳しく説明する。
図5に示すように、ベース35の固定部43は、第2の締結部材46が挿入されるねじ挿通孔43aを有する。ケース24の上板部26は、ベース35の固定部43のねじ挿通孔43aに連通するねじ孔24aを有する。このねじ孔24aには、上板部26を貫通する貫通孔であるとともに、雌ねじが形成されている。
第2の締結部材46は、本発明でいう締結具の一例である。第2の締結部材46は、例えばねじ又はボルトである。図6に示すように、第2の締結部材46は、いわゆる段付きねじであり、ねじ頭47と、段付き部が形成されたねじ軸48とを有する。つまりねじ軸48は、太径部48aと細径部48bとを有する。
図5に示すように、ベース35のねじ挿通孔43aは、第2の締結部材46の太径部48aが挿通可能な内径を有する。ケース24のねじ孔24aは、第2の締結部材46の太径部48aが係合可能な大きさを有する。第2の締結部材46の太径部48aが、ベース35のねじ挿通孔43aに下方から挿入され、ケース24のねじ孔24aに係合すると、ベース35がケース24に固定される。これにより、照光ユニット22は、天井構造物21に対してかご室11内から交換可能に固定される。
図5は、天井構造物21に固定された固定位置にあるベース35を示す。図5に示すように、第2の締結部材46は、ケース24のねじ孔24aに対して比較的深く係合される。この固定位置では、ベース35の固定部43がケース24に接している。
一方、図5および図6に示すように、ケース24のねじ孔24aを通じてケース24の上方へ突出した第2の締結部材46の細径部48bには、平座金49が取り付けられている。この平座金49は、第2の締結部材46の細径部48bが挿通される貫通孔49aを有する。この貫通孔49aの内径は、第2の締結部材46の細径部48bの外径よりも大きく、且つ、第2の締結部材46の太径部48aの外径よりも小さい。また平座金49は、ケース24のねじ孔24aの内径よりも大きな外径を有する。第2の締結部材46の細径部48bには、平座金49が細径部48bから抜けないようにナット50が係合されている。
上記平座金49は、本発明でいう保持部の一例である。図7に示すように、平座金49(すなわち保持部)は、ケース24のねじ孔24aに対する第2の締結部材46の係合を緩めることで、天井構造物21に対する照光ユニット22の固定を緩め、照光ユニット22を天井構造物21に固定された固定位置から下方に下ろしたときに、ケース24の上面に掛かる。これにより平座金49は、照光ユニット22の下方移動を規制し、照光ユニット22を前記固定位置よりも下方の位置で保持する。
なお本発明でいう「天井構造物に対する照光ユニットの固定を解除する」とは、照光ユニット22の固定部(本実施形態ではベース35の固定部43)が天井構造物21(本実施形態ではケース24)から離れる状態を指す。すなわち図7に示すように、照光ユニット22が第2の締結部材46を介して天井構造物21に一部連絡している状態(すなわち固定が緩められた状態)も本発明でいう「天井構造物に対する照光ユニットの固定を解除した」状態に含まれる。
本実施形態に係る第2の締結部材46は、天井構造物21に対してゆるみ移動可能に係合している。なお「ゆるみ移動」とは、第2の締結部材46を緩める(すなわち回転させる)ことでねじ孔24aに対して第2の締結部材46が後退(本実施形態では下方移動)することをいう。
第2の締結部材46は、天井構造物21に対してゆるみ移動する量が平座金49(すなわち保持部)によって所定量Lに制限されており、第2の締結部材46の締結を緩めることで、第2の締結部材46とねじ孔24aとの係合が維持された状態で照光ユニット22が前記所定量Lだけ下方へ移動し、平座金49が天井構造物21に掛かり、第2の締結部材46が緩んだ状態で照光ユニット22が保持される。
次に、エレベータ天井装置1の作用について説明する。
照光ユニット22の点検および交換は、かご室11内から行われる。つまり、かご室11内からケース24のねじ孔24aに対する第2の締結部材46の締結(すなわち係合)を緩めることで、平座金49がケース24の上面に接触するまで照光ユニット22の全体がかご室11内に降りてくる。例えば、発光体32を含む光源部分の全体が本天井23よりも下方へ降りてくる。
保守者は、照光ユニット22をかご室11内へ下ろした状態で、例えば照光ユニット22を天井構造物21から取り外すことなく、照光ユニット22の点検作業を行う。
また保守者は、第2の締結部材46の細径部48bに係合したナット50を緩め、天井構造物21から照光ユニット22が取り外すことで、かご室11内から照光ユニット22の交換作業を行う。
このような構成のエレベータ天井装置1によれば、かご室11内から照光ユニット22の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができる。すなわち、照光ユニット22を天井構造物21に固定された固定位置から下方に下ろしたときに、天井構造物21に掛かり、照光ユニット22を固定位置よりも下方の位置で保持する保持部(例えば平座金49)を備えると、この保持部によって保持される高さ位置で照光ユニット22の点検を行うことができる。
つまり本実施形態に係るエレベータ天井装置1よれば、従来のような本天井からカバーを取り外す作業や、本天井に開口した開口部を通じて蛍光灯まで手を伸ばし、天井の最上部付近で行う点検作業、又は吊り天井がかご室の天井板に固定された状態で光源体まで手を伸ばして行う点検作業や、吊り天井を天井板から完全に取り外す作業といった煩雑な作業が伴わない。
本実施形態に係るエレベータ天井装置1よれば、照光ユニット22を固定位置から下方に降ろし、保持部によって保持された状態で照光ユニット22の点検作業を行うことができる。この保持部によって保持された状態では、照光ユニット22は保守者が比較的手を伸ばしやすい高さ(手が届きやすい高さ)にあり、且つ、照光ユニット22がかご室11内に大きく露出されている。このような状態で照光ユニット22の点検作業が可能になるので、照光ユニット22の点検を効率良く行うことができる。
また、照光ユニット22の交換作業においても、照光ユニット22を天井構造物21に対して固定された固定位置よりも下方の位置まで降ろした状態で作業を行うことができるので、作業性が良く、照光ユニット22の交換を効率良く行うことができる。
さらに保持部(例えば平座金49)は、落下防止のストッパーとして効果を奏する。つまり、単にねじ孔に対してねじのような締結具がねじ込まれているだけでは、締結具を緩める作業をしているうちに照光ユニット22がケース24から不意に外れてかご室11内に落下するおそれがある。しかしながら保持部を備えたエレベータ装置によれば、照光ユニット22がケース24から不意に外れそうになっても保持部によって落下が防止される。これにより、照光ユニット22の点検および交換を、安全に行うことができる。
天井構造物21に対してゆるみ移動可能に係合するとともに、天井構造物21に対するゆるみ移動する量が平座金49(すなわち保持部)によって所定量Lに制限された第2の締結部材46を備えると、第2の締結部材46を緩めるだけで、平座金49が天井構造物21に引っ掛かり、照光ユニット22の高さ位置が自然と決まる。このようなエレベータ天井装置1によれば、第2の締結部材46を天井構造物21から取り外す必要などもないので、照光ユニット22の点検および交換作業をさらに効率良く行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るエレベータ天井装置1について、図8を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。本実施形態に係るエレベータ天井装置1は、ベース35の構造のみが上記第1の実施形態と異なる。
図8に示すように、ベース35の固定部43は、第2の締結部材46(すなわち締結具)が挿入されるねじ挿通孔43aを有する。このねじ挿通孔43aは、本発明でいう係合部の一例であり、第2の締結部材46に係合するとともに、ケース24に対して第2の締結部材46が締められたときにこの第2の締結部材46から取り外し不能になり、ケース24に対して第2の締結部材46が緩められたときにこの第2の締結部材46から取り外し可能になる。
本実施形態に係るねじ挿通孔43aの一例は、いわゆるダルマ穴である。図8に示すように、ねじ挿通孔43aは、互いに大きさが異なるとともに、互いに連続した第1および第2の孔部52,53を有する。第1の孔部52は、第2の締結部材46のねじ頭47の外径よりも大きく形成され、ねじ頭47が挿通可能になっている。第2の孔部53は、ねじ頭47の外径よりも小さく、且つ、ねじ軸48の外径よりも大きく形成され、ねじ軸48のみが挿通可能になっている。
第2の締結部材46が第2の孔部53に挿通された状態で第2の締結部材46の締結が行われると、ベース35がケース24に固定される。一方、第2の締結部材46を緩めるとともに、ベース35を横方向にずらすことで第2の締結部材46が第1の孔部52に挿通された状態になると、照光ユニット22をケース24から取り外すことができる。上記説明した以外のエレベータ天井装置1の残りの構成は上記第1の実施形態と同じである。
このような構成のエレベータ天井装置1によれば、前記第1の実施形態と同様に、かご室11内から照光ユニット22の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができる。
第2の締結部材46に係合するとともに、第2の締結部材46が緩んだ状態になったときに第2の締結部材46から取り外し可能になるねじ挿通孔43aを有すると、第2の締結部材46を緩めることにより、照光ユニット22をケース24から取り外すことができる。すなわち、ナット50を緩めるような作業をすることなく、照光ユニット22をかご室11内から交換可能であり、照光ユニット22の点検および交換作業を効率よく行うことができる。また、第2の締結部材46を大きく緩めることなく照光ユニット22を取り外すことができるため、その観点からしても作業効率が向上する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係るエレベータ天井装置1について、図9ないし図11を参照して説明する。なお上記第1の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態に係るベース35は、支持部41、起立部42、並びに第1および第2の保持部61,62を有する。起立部42は、支持部41の長手方向に沿う一方の縁部から上方に向いて起立している。第1および第2の保持部61,62は、それぞれ起立部42の上端部に設けられているとともに、互いに反対方向に突出し、それぞれ水平方向に延びている。
第1の保持部61は、上記第1の実施形態に係る固定部43と同じ役割を担い、例えばケース24の上板部26に隣接し、ケース24に固定される部分である。第1の保持部61は、第2の締結部材46が挿通されるねじ挿通孔43aを有する。
図10に示すように、本天井23は、照光ユニット22が配置される領域に開口部25を有するとともに、第1の保持部61に下方から対向する第1の掛止部63と、第2の保持部62に下方から対向する第2の掛止部64とを有する。また、本実施形態および以後の実施形態では、第2の締結部材46は、段付き部を有する締結具ではなく、いわゆる普通のねじ又はボルトである。すなわち上記第1の実施形態に係る平座金49やナット50は設けられていない。本実施形態では、第1および第2の保持部61,62が互いに協働することで本発明でいう保持部を形成している。
図11は、天井構造物21に対する照光ユニット22の固定が解除された状態を示す。図11に示すように、第1および第2の保持部61,62は、ケース24のねじ孔24aに対する第2の締結部材46の係合を緩めることで、天井構造物21に対する照光ユニット22の固定を解除し、照光ユニット22を天井構造物21に固定された固定位置(図10参照)から下方に下ろしたときに、本天井23の第1および第2の掛止部63,64に掛かる。これにより第1および第2の保持部61,62は、照光ユニット22の下方移動を規制し、照光ユニット22を前記固定位置よりも下方の位置で保持する。上記説明した以外のエレベータ天井装置1の残りの構成は上記第1の実施形態と同じである。
このような構成のエレベータ天井装置1によれば、前記第1の実施形態と同様に、かご室11内から照光ユニット22の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができる。つまり、天井構造物21に対する照光ユニット22の固定を解除し、照光ユニット22を天井構造物21に固定された固定位置から下方に下ろしたときに、天井構造物21に掛かり、照光ユニット22を固定位置よりも下方の位置で保持する第1および第2の保持部61,62を備えると、この第1および第2の保持部61,62が照光ユニット22を保持する高さ位置で照光ユニット22の点検を行うことができる。これにより、照光ユニット22を固定位置から下方に降ろしてかご室11内に大きく露出させた状態で照光ユニット22の点検を行うことができるので、照光ユニット22の点検を効率良く行うことができる。
また、照光ユニット22の交換作業においても、照光ユニット22を上記固定位置よりも下方の位置まで降ろした状態で作業を行うことができるので、作業性が良く、照光ユニット22の交換を効率良く行うことができる。
さらに第1および第2の保持部61,62は、落下防止のストッパーとしての効果を奏する。つまり、第1および第2の保持部61,62を備えたエレベータ天井装置1によれば、第2の締結部材46を緩める作業をしているうちに照光ユニット22がケース24から不意に外れそうになっても第1および第2保持部61,62によって照光ユニット22の落下が防止される。これにより、照光ユニット22の点検および交換を、安全に行うことができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係るエレベータ天井装置1について、図12および図13を参照して説明する。なお上記第1および第3の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図12に示すように、本実施形態に係るベース35は、支持部41、起立部42、および第1の保持部61を含むベース本体71と、このベース本体71と別体に設けられた第2の保持部62とを有する。つまり本実施形態では、互いに分離可能な複数の部材(第1および第2の保持部61,62)によって本発明でいう保持部が構成されている。第2の保持部62は、ベース本体71に例えば第3の締結部材72により着脱自在に固定されている。第3の締結部材72は、例えばねじ又はボルトである。
図13に示すように、第1および第2の保持部61,62が本天井23の第1および第2の掛止部63,64に接する状態では、第3の締結部材72は、例えば本天井23よりも下方に位置し、すなわち保守者の手の届きやすい高さに位置する。この状態で第3の締結部材72による締結を解除すると、第1および第2の保持部61,62が互いに分離可能になる。そして、例えば第2の保持部62(本発明でいう一部の部材)を第1の保持部61(本発明でいう残りの部材)から取り外すことで、第1および第2の保持部61,62による照光ユニット22の保持が解除され、照光ユニット22をかご室11内に取り外すことができる。上記説明した以外のエレベータ天井装置1の残りの構成は上記第3の実施形態と同じである。
このような構成のエレベータ天井装置1によれば、前記第1の実施形態と同様に、かご室11内から照光ユニット22の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができる。
保持部が互いに分離可能な複数の部材(例えば第1および第2の保持部61,62)から構成されており、一部の部材を残りの部材から取り外すことで、照光ユニット22の保持が解除されると、照光ユニット22を容易に取り外すことができる。これにより、照光ユニット22の点検および交換の作業性が更に高くなる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係るエレベータ天井装置1について、図14ないし図16を参照して説明する。なお上記第1ないし第4の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係るベース35は、例えば第3および第4の実施形態と同様に、第1および第2の保持部61,62を有する。また本天井23は、第1および第2の掛止部63,64を有する。なおベース35は、上記に代えて第1および第2の実施形態と同様に、太径部48aと細径部48bとを有するとともに保持部としての平座金49が取り付けられる第2の締結部材46によって締結されるものでもよい。
図14に示すように、本実施形態に係るエレベータ天井装置1は、天井構造物21および照光ユニット22の少なくとも一方に着脱自在に取り付けられ、第2の締結部材46の下方を覆う目隠しカバー81を備える。この目隠しカバー81を天井構造物21および照光ユニットから取り外すことで、第2の締結部材46がかご室11内に露出される。
図14に示すように、例えばベース35の起立部42は、第1の被係合部82を有する。第1の被係合部82は、例えばベース35に設けられた穴、切欠き、又は凹部である。例えば本天井23は、第2の被係合部83を有する。第2の被係合部83は、例えば本天井23に設けられた開口部25の縁の一部である。
図14ないし図16に示すように、目隠しカバー81は、本体部84、および第1および第2の係合部85,86を有する。本体部84は、第2の締結部材46に下方から対向し、第2の締結部材46をかご室11内から覆い隠す。第1の係合部85は、本体部84の第1の端部に設けられ、ベース35の第1の被係合部82に係合する。第1の係合部85は、例えば穴、切欠き又は凹部の縁に引っ掛かる爪部である。第2の係合部86は、本体部84うち第1の端部とは反対側に位置する第2の端部に設けられ、本天井23の第2の被係合部83に係合する。第2の係合部86は、例えば開口部25の縁に引っ掛かる爪部である。
なお、目隠しカバー81は、天井構造物21のみに着脱自在に係合するものでもよく、又は照光ユニット22のみに着脱自在に係合するものでもよい。上記説明した以外のエレベータ天井装置1の残りの構成は上記1または上記第3の実施形態と同じである。
このような構成のエレベータ天井装置1によれば、前記第1の実施形態と同様に、かご室11内から照光ユニット22の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができる。
天井構造物21および照光ユニット22の少なくとも一方に着脱自在に取り付けられ、第2の締結部材46を下方から覆う目隠しカバー81を備えると、かご室11内に露出する天井部の意匠を良好に確保するとともに、照光ユニット22の点検作業性を確保することができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態に係るエレベータ天井装置1について、図17ないし図19を参照して説明する。なお上記第1ないし第5の実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係るベース35は、例えば第3および第4の実施形態と同様に、第1および第2の保持部61,62を有する。また本天井23は、第1および第2の掛止部63,64を有する。なおベース35は、上記に代えて第1および第2の実施形態と同様に、太径部48aと細径部48bとを有するとともに保持部としての平座金49が取り付けられる第2の締結部材46によって締結されるものでもよい。
図15に示すように、本実施形態に係るエレベータ天井装置1は、天井構造物21に取り付けられ、第2の締結部材46の下方を覆う目隠しカバー81を備える。この目隠しカバー81は、第2の締結部材46の下方に位置する第1の位置(図17参照)と、第2の締結部材46の下方を外れる第2の位置(図18参照)との間で回転可能またはスライド可能に天井構造物21に支持されている。照光ユニット22は、目隠しカバー81を第2の位置まで移動させることで、第2の締結部材46がかご室11内に露出される。すなわち照光ユニット22は、目隠しカバー81を天井構造物21に残した状態で天井構造物21から取り外し可能である。
本実施形態に係る第2の被係合部83は、本天井23に設けられているとともに、照光ユニット22を向いて突出した突出部である。図14ないし図16に示すように、目隠しカバー81は、本体部84、および第1および第2の係合部85,86を有する。本実施形態に係る第2の係合部86は、例えば突出部である第2の被係合部83が挿通される貫通孔である。目隠しカバー81は、突出部である第2の被係合部83に沿ってスライド可能である。
なお目隠しカバー81は、例えば本天井23に設けられたヒンジを介して、上記第1および第2の位置の間で回転可能なものであってもよい。上記説明した以外のエレベータ天井装置1の残りの構成は上記第5の実施形態と同じである。
このような構成のエレベータ天井装置1によれば、前記第1の実施形態と同様に、かご室11内から照光ユニット22の点検および交換を、安全かつ効率良く行うことができる。
目隠しカバー81が、第2の締結部材46の下方に位置する第1の位置と、第2の締結部材46の下方を外れる第2の位置との間で回転可能またはスライド可能に天井構造物21に支持されていると、目隠しカバー81を天井構造物21に残した状態で照光ユニット22が天井構造物21から取り外し可能になる。これにより天井部の意匠を確保するとともに、照光ユニット22の点検作業性を確保することができ、さらに目隠しカバー81の紛失および落下による不具合を防ぐことができる。
以上、本発明の第1ないし第6の実施形態に係るエレベータ天井装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。この発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば第5および第6の実施形態に係る目隠しカバー81は、第1ないし第4の実施形態のいずれのエレベータ天井装置1においても適用することができる。また、照光ユニット22の構成は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。
本発明の第1ないし第6の実施形態に係るエレベータ天井装置が適用されるエレベータを概略的に示す断面図。 図1中に示されたかご室の内部を示す図。 本発明の第1の実施形態に係るエレベータ天井装置を示す断面図。 図1中に示された照光ユニットの分解斜視図。 図3中に示されたエレベータ天井装置を一部拡大して示す断面図。 図4中に示された第2の締結部材の斜視図。 本発明の第1の実施形態に係るエレベータ天井装置を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係るベースの斜視図。 本発明の第3の実施形態に係るベースの斜視図。 図9に示されたF10−F10線に沿うエレベータ天井装置を示す断面図。 図9に示されたF10−F10線に沿うエレベータ天井装置を示す断面図。 本発明の第4の実施形態に係るベースの斜視図。 図12に示されたF13−F13線に沿うエレベータ天井装置を示す断面図。 本発明の第5の実施形態に係るエレベータ天井装置を示す断面図。 本発明の第5の実施形態に係る目隠しカバーの斜視図。 図15中で示された目隠しカバーを別の角度から見た斜視図。 本発明の第6の実施形態に係るエレベータ天井装置を示す断面図。 本発明の第6の実施形態に係るエレベータ天井装置を示す断面図。 本発明の第6の実施形態に係る目隠しカバーの斜視図。
符号の説明
L…所定量、1…エレベータ天井装置、11…かご室、21…天井構造物、22…照光ユニット、23…本天井、24…ケース、25…開口部、32…発光体、33…照光意匠部、35…ベース、41…支持部、43…固定部、46…第2の締結部材(締結具)、49a…平座金(保持部)、43a…ねじ挿通孔(係合部)、61,62…保持部、81…目隠しカバー。

Claims (6)

  1. エレベータのかご室に設けられる天井装置であって、
    前記かご室の天井を形成する天井構造物と、
    前記天井構造物に取り付けられる照光ユニットと、を具備し、
    前記照光ユニットは、光源となる発光体と、この発光体の下方を覆う照光意匠部とを含むとともに、前記天井構造物に対して前記かご室内から交換可能に固定されており、
    前記照光ユニットはさらに、前記天井構造物に対する当該照光ユニットの固定を解除し、当該照光ユニットを前記天井構造物に固定された固定位置から下方に下ろしたときに、前記天井構造物に掛かり、当該照光ユニットを前記固定位置よりも下方の位置で保持する保持部を備えることを特徴とするエレベータ天井装置。
  2. 請求項1の記載において、
    前記照光ユニットを前記天井構造物に固定する締結具を備え、
    前記締結具は、前記天井構造物に対してゆるみ移動可能に係合するとともに、前記天井構造物に対してゆるみ移動する量が前記保持部によって所定量に制限されており、前記締結具を緩めることで、前記保持部が前記天井構造物に掛かり、前記締結具が緩んだ状態で前記照光ユニットが保持されることを特徴とするエレベータ天井装置。
  3. 請求項2の記載において、
    前記照光ユニットは、前記締結具に係合するとともに、前記締結具が締められたときに前記締結具から取り外し不能になり、前記締結具が緩められたときに前記締結具から取り外し可能になる係合部を有することを特徴とするエレベータ天井装置。
  4. 請求項1の記載において、
    前記保持部は、互いに分離可能な複数の部材から構成されており、一部の部材を残りの部材から取り外すことで、前記照光ユニットの保持が解除されることを特徴とするエレベータ天井装置。
  5. 請求項1の記載において、
    前記照光ユニットを前記天井構造物に固定する締結具と、
    前記天井構造物および前記照光ユニットの少なくとも一方に着脱自在に取り付けられ、前記締結具の下方を覆う目隠しカバーと、
    を備えることを特徴とするエレベータ天井装置。
  6. 請求項1の記載において、
    前記照光ユニットを前記天井構造物に固定する締結具と、
    前記天井構造物に取り付けられ、前記締結具の下方を覆う目隠しカバーと、を備え、
    前記目隠しカバーは、前記締結具の下方に位置する第1の位置と、前記締結具の下方を外れる第2の位置との間で回転可能またはスライド可能に前記天井構造物に支持されており、前記照光ユニットは、前記目隠しカバーを前記天井構造物に残した状態で前記天井構造物から取り外し可能であることを特徴とするエレベータ天井装置。
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