JP6240292B1 - 乗りかごの天井照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業員にとっては、特殊な専用工具や複雑な手順を必要とせずに、照明装置の交換や点検を簡便に行うことができるだけでなく、いたずら防止との両立を図る。【解決手段】実施形態による天井照明装置は、エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、かご室の天井13に取り付けられた照明カバー16と、照明カバー16内に着脱可能に取り付けられ、下方に移動させることで照明カバー16から離脱可能な照明装置20と、照明カバー16の四方を密接的に取り囲むように天井13に取り付けられたケース18、18と、を備え、ケース18は、照明カバー16に対して相対移動が可能に分割され、この相対移動によって、ケース18と照明カバー16との間に照明装置20を取り外す操作に必要な隙間を形成するようになっている。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、エレベータの乗りかごの天井に設置される天井照明装置に関する。
エレベータの乗りかごの天井には、かご室内を明るく照らすための照明装置が設置されている。従来の一般的な照明装置は、蛍光灯やLEDランプなどからなる照明灯と、これらの照明灯を囲む照明カバーを備えている。照明装置は、単に、かご室内を明るく照らすだけでなく、かご室内の印象を決める重要な意匠要素でもあるため、従来から様々な形態の照明装置がある。
この種の天井照明装置では、故障したり寿命の尽きた照明灯を交換したり、照明カバー内の清掃といった照明装置の保守作業が容易なことも重要である。天井照明装置の点検、照明灯の交換作業は、作業員が乗りかごの上に乗り込み、天井の点検口を通じて行う場合と、かご室内で行う場合とがある。近年の天井照明装置では、作業の安全性をより重視する傾向から、照明灯の交換作業や点検作業をかご室内で行えるような構造のものが多くなってきている。
かご室内から天井照明装置の保守作業を行う場合、作業員は、脚立に乗って照明カバーを開いて、上を向きながらの無理な姿勢を強いられることがある。従来から、かご室内からの作業によって、簡単にカバーなどを着脱あるいは開閉できるように天井照明装置の改良が行われており、例えば、特許文献1に記載されているものがある。
一般に普及している標準型エレベータでは、乗りかごの天井は床面から2m程度であることが多い。背の高い利用者にとっては、手を伸ばせば天井照明装置に触れることが可能である。仮に、天井照明装置のケースなどが第3者に簡単に開けられる構造であると、いたずらされる危険性につながる。
その反面で、特殊な専用工具を使用しなければ照明カバーなどを開けられなくしたり、複雑な手順を必要とすることは、保守作業にとって好ましいことではない。つまり、作業性が良好であることを前提として、いたずら防止を図ることが必要となる。
本発明は、前記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであって、作業員にとっては、特殊な専用工具や複雑な手順を必要とせずに、照明装置の交換や点検を簡便に行うことができるだけでなく、いたずら防止との両立を可能にした乗りかごの天井照明装置を提供することを目的としている。
前記の目的を達成するために、本発明の実施形態に係る乗りかごの天井照明装置は、エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、かご室の天井に取り付けられた照明カバーと、前記照明カバー内に着脱可能に取り付けられ、下方に移動させることで前記照明カバーから離脱可能な照明装置と、前記照明装置の四方を密接的に取り囲むように前記天井に取り付けられたケースと、を備え、前記ケースは、前記照明カバーに対して相対移動が可能に分割され、前記相対移動によって、前記ケースと前記照明装置との間に前記照明装置を取り外す操作に必要な隙間を形成するようにしたことを特徴とするものである。
以下、本発明による乗りかごの天井照明装置の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による天井照明装置の配置位置を乗りかごとの関係で模式的に示す斜視図である。図2は、乗りかご内から天井照明装置を見た天井見上げ図である。図3は、図2におけるA−B−C矢視断面を示す図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による天井照明装置の配置位置を乗りかごとの関係で模式的に示す斜視図である。図2は、乗りかご内から天井照明装置を見た天井見上げ図である。図3は、図2におけるA−B−C矢視断面を示す図である。
図1、図2において、参照番号10は、乗りかごを示し、11は床面、15は、天井照明装置を示している。乗りかご10では、外壁を形成する側板12に囲まれてかご室が構成されている。乗りかご10の前面側には、かご出入口が形成されている。天井13には、本実施形態による天井照明装置15が設置されており、この天井照明装置15は、天井13の大部分の面積を占めるようになっている。
天井照明装置15は、大きく分けると、天井の中央分に取り付けられている照明装置20と、この照明装置20の四方を密接的に囲むように配置される2つ一組のケース18、18を備えている。照明装置20は、四角な本体の中に光源のLED素子が予め組み込まれたユニットとして構成されており、故障した照明装置20は、個別に光源を交換する替わりに、ユニットごと交換するようになっている。照明装置20の下面には、光を拡散透過される透光部20aがフランジ状に形成されている。
照明装置20の外側には、四方を囲むように天井から照明カバー16が垂設されている。照明カバー16は、虫や塵埃が入らないように照明装置20を囲む枠状になっており、照明カバー16の下端は、照明装置20を取り付けた状態では、透光部20aの上面に当接している。
図3に示されるように、この実施形態の照明装置20は、Vバネを利用した係合保持手段により、天井13に着脱可能に取り付けられている。係合保持手段は、Vバネ24とバネ受け25との組み合わせである。Vバネ24は、照明装置20の側面に、V字の頂点が下になる向きに取り付けられている。バネ受け25は、図3では図示が省略されている手前側の照明カバー16に固定されている。Vバネ24はV字形の部分の両側が規制されるようにばね受け25に係合するようになっている。図3に示されるように、照明装置20が取付位置にあるときには、Vバネ24のV字形の中間部分でバネ受け25に係合する。Vバネ24は、自身の弾性力によってV字形の部分が拡がろうとする状態でばね受け25に係合するので、照明装置21を照明カバー16に保持させることができる。
他方、照明装置20を取り外す場合には、照明装置21を手でもって引き下げると、Vバネ24は、V字形が狭まるように変形させることができるので、バネ受け25との係合を解除し、照明装置20を取り外すことができる。
次に、照明装置20を密接に囲うように配置されるケース18について説明する。
図1、図2に示されるように、ケース18、18は、照明装置20の方形輪郭と同じ収納部26を一対で組み合わせて形成するように2つに分割されている。ケース18単体では平面視でコ字形のケースである。
図1、図2に示されるように、ケース18、18は、照明装置20の方形輪郭と同じ収納部26を一対で組み合わせて形成するように2つに分割されている。ケース18単体では平面視でコ字形のケースである。
図3に示されるように、ケース18は、上部が開放され、下面と側面とで平らな筐体ケースとして構成されている。ケース18の材料には、光を透過し、あるいは拡散させる材質のものを用いるようにしてもよい。
このようなケース18は、天井13から垂設された支持部材19に水平方向に移動可能に取り付けられている。図3では、片側の支持部材19だけが示されているが、ケース18は両側をそれぞれ支持部材19によって支持されている。支持部材19には、水平方向に長くケース18の移動を許容する長穴22が複数箇所に形成されている。長穴22からはボルトなどの締結部材21がケース18の側面に締め込まれるようになっている。この場合、締結部材21には、長穴22の幅よりも若干大きな頭を有するボルトなどが用いられる。
本実施形態による乗りかごの天井照明装置は、以上のように構成されるものであり、次に、その作用および効果について図3乃至図6を参照しながら説明する。
図3では、照明装置20に対して閉じられた位置にあるケース18が示されている。通常の使用状態では、ケース18はこの位置にある。このとき、側面18aは、照明装置20の透光部20aに隙間なく密着した状態になっており、図2に示されるように、下から天井を見上げると、照明装置20はケース18が密接して囲まれているように見える。このようなケース18と照明装置20の組み合わせ構造には、天井照明装置にシンプルな高級感を付加する意匠効果もある。
図3では、照明装置20に対して閉じられた位置にあるケース18が示されている。通常の使用状態では、ケース18はこの位置にある。このとき、側面18aは、照明装置20の透光部20aに隙間なく密着した状態になっており、図2に示されるように、下から天井を見上げると、照明装置20はケース18が密接して囲まれているように見える。このようなケース18と照明装置20の組み合わせ構造には、天井照明装置にシンプルな高級感を付加する意匠効果もある。
乗りかご10の床面から天井までの高さが、例えば2m程度であった場合、第3者が手を上に伸ばしてケース18や照明装置20に手が届き得るとしても、ケース18の表面にはケース18を開ける取っ掛かりのようなものが何もないため、第3者がいたずらしてケース18を開けるようなことを確実に防止できる。
他方、保守作業員が照明装置20を点検し、あるいは故障したものを交換する場合には、次のようにして、照明装置20を簡便に取り出すことができる。
図3において、ケース18を固定している締結部材21を緩める場合、ケース18の側面と側板12の間には、隙間があるので、この隙間に手を入れて締結部材21を緩めることができる。
図3において、ケース18を固定している締結部材21を緩める場合、ケース18の側面と側板12の間には、隙間があるので、この隙間に手を入れて締結部材21を緩めることができる。
以後、ケース18は可動になり、図4に示されるように、ケース18を照明装置20とは反対方向に引いて水平にスライドさせる。これにより、ケース18の側面18aと照明装置20の透光部20aの間に図5に示す隙間Sができる。
ここで、図5は、ケース18を移動させた状況を示すかご天井の見上げ図である。一対のケース18をそれぞれ移動させることで、照明装置20の両側に隙間Sができていることがわかる。
次いで、図6に示されるように、隙間Sから手を入れ、フランジ状に張り出している透光部20aをつかんで、照明装置20を下方に引くようにする。この照明装置20の下方への移動によって、Vバネ24のV字形部分の幅が狭まり、バネ受け25から外れるので、照明カバー16から照明装置20を分離させることが簡単にできる。照明装置20が故障していれば、新しい照明装置20に交換する。
次いで、図6に示されるように、隙間Sから手を入れ、フランジ状に張り出している透光部20aをつかんで、照明装置20を下方に引くようにする。この照明装置20の下方への移動によって、Vバネ24のV字形部分の幅が狭まり、バネ受け25から外れるので、照明カバー16から照明装置20を分離させることが簡単にできる。照明装置20が故障していれば、新しい照明装置20に交換する。
新しい照明装置20を取り付ける場合には、上記とは逆の手順で、照明装置20を押し上げると、Vバネ24がバネ受け25に係合するので、照明装置20を照明カバー16に対して固定することができる。その後、図4に示す位置までケース18をスライドさせて照明装置20に密接させる。締結部材21を締めれば、ケース18は固定される。
以上のように、本実施形態によれば、ケース18をスライドさせて隙間Sができない限り、照明装置20をいじれない構造になっているので、第3者にとっては、動かないようにみえるケース18があることにより照明装置20へアクセスしにくい構造になり、保守作業員にとっては、ケース18をスライドさせることで、照明装置20の取り外しを簡単に行え、いたずら防止と保守作業性の両立を図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明による乗りかごの天井照明装置の第2実施形態について、図7乃至図9を参照して説明する。なお、図1乃至図6に示した第1実施形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付してその説明は省略する。
この第2実施形態は、ケース18が水平方向に移動可能になっている点は、第1実施形態と同様である。異なる点は、第1実施形態ではケース18の固定に用いる締結部材21が下から見上げると見えるのに対して、第2実施形態では見えないようにした構造にある。
次に、本発明による乗りかごの天井照明装置の第2実施形態について、図7乃至図9を参照して説明する。なお、図1乃至図6に示した第1実施形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付してその説明は省略する。
この第2実施形態は、ケース18が水平方向に移動可能になっている点は、第1実施形態と同様である。異なる点は、第1実施形態ではケース18の固定に用いる締結部材21が下から見上げると見えるのに対して、第2実施形態では見えないようにした構造にある。
図7、図8に示されるように、支持部材19の下部は、外側に折り返され、ケース18の側面は内側に折り返され、これらが重なることで、締結部材30を締着させる段差面31が形成されている。この段差面31は、ケース18の側面よりも内側にあるので、下から天井を見上げたときにケース18に隠れて見えないようになっている。なお、段差面31には、図9に示されるように、締結部材30を緩めたときにケース18の移動が許容されるように長穴22が形成されている。
段差面32に締着される締結部材としては、図7、図8に示すような手探りで工具を使わずに緩められるローレットねじ30が好ましい。
また、ローレットねじ30の替わりに、図10に示すような六角穴付きボルト32を用いるようにしてもよい。六角穴付きボルト32の場合、段差面31の上の鉛直な面が六角穴付きボルト32の締結面になっており、六角穴付きボルト32は水平な姿勢で締結される。先が曲った六角レンチやトルクレンチを工具に用いれば、このような場所にある六角穴付きボルト32でも容易に緩めたり、締め付けたりすることができる。
また、ローレットねじ30の替わりに、図10に示すような六角穴付きボルト32を用いるようにしてもよい。六角穴付きボルト32の場合、段差面31の上の鉛直な面が六角穴付きボルト32の締結面になっており、六角穴付きボルト32は水平な姿勢で締結される。先が曲った六角レンチやトルクレンチを工具に用いれば、このような場所にある六角穴付きボルト32でも容易に緩めたり、締め付けたりすることができる。
以上のような第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ローレットねじ30や六角穴付きボルト32のような締結部材を緩めて、ケース18をスライドさせない限り、照明装置20をいじれない構造になっているので、第3者にとっては、照明装置20へアクセスしにくい構造になっている。他方、保守作業員にとっては、ケース18をスライドさせることで、照明装置20の取り外しを簡単に行え、いたずら防止と保守作業性の両立を図ることができる。
さらに、第2実施形態によれば、保守作業性を損なうことなく、ローレットねじ30や六角穴付きボルト32のような締結部材がケース18の裏に隠れて見えないようになっているので、天井の外観の意匠性を高めることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明による乗りかごの天井照明装置の第3実施形態について、図11、図12を参照して説明する。
第1実施形態、第2実施形態は、ケース18が水平に移動可能であったのに対して、第3実施形態は、支点を中心にケース18を回動可能に構成した実施の形態である。
次に、本発明による乗りかごの天井照明装置の第3実施形態について、図11、図12を参照して説明する。
第1実施形態、第2実施形態は、ケース18が水平に移動可能であったのに対して、第3実施形態は、支点を中心にケース18を回動可能に構成した実施の形態である。
天井13から垂設される支持部材34の先端には、支軸35が設けられており、ケース18の照明装置20とは反対側の端部は、支軸35を支点にして回動可能に支持されている。ケース18の姿勢を水平に保持するために、板ばね状の係合部材36がケース18側に配置され、受け部材37が照明ケース16に取り付けられている。係合部材36と受け部材37の配置は逆であってもよい。
図11に示されるように、ケース18の側面18aと透光部20aの端面の間には若干の隙間sが形成されている。この隙間sは、ケース18の回動が許容されるようにする隙間であるので、係合部材36の係合を外す際に、定規のような板状の道具が入るだけの最低限の幅があればよい。
以上のような第3実施形態によれば、保守作業員は、隙間sから定規のような板状の道具を差し込み、係合部材36のV形の部分を弾性力に抗して受け部材37との係合を外すことで、ケース18を自重により回動させて開放させることができる。その後の照明装置20の取り外しは、照明装置20を下に下げてVバネ24の係合を外す点で第1実施形態と同様である。
他方、第3者のいたずら対策としては、定規などを隙間sから差し込んで、係合を外さないかぎり、ケース18は開放されない構造になっているので、照明装置20へのアクセスを確実に防げる構造になっている。
(第4実施形態)
図13、図14は、本発明の第4実施形態による天井照明装置を示す。第1実施形態、第2実施形態は、ケース18が水平に移動可能であり、第3実施形態は、支点を中心にケース18は回動可能であったが、第4実施形態は、ケース18の方は固定で、照明カバー38の方を上下方向に移動可能に構成した実施の形態である。
図13、図14は、本発明の第4実施形態による天井照明装置を示す。第1実施形態、第2実施形態は、ケース18が水平に移動可能であり、第3実施形態は、支点を中心にケース18は回動可能であったが、第4実施形態は、ケース18の方は固定で、照明カバー38の方を上下方向に移動可能に構成した実施の形態である。
照明カバー38を上下に動かす手段として、ボルト40と、ナット41、42を組み合わせている。この第4実施形態の場合、ボルト40は、天井13の外側からねじ込まれている。このボルト40には、照明カバー38の内側面ではナット41が、天井13の外側面ではナット42が締着されている。したがって、ボルト40を回すことで、照明カバー38と一体で照明装置20の上下方向の位置を調整することができる。
以上のような第4実施形態によれば、保守作業員は、天井13の上に乗ってスパナを使ってボルト40を回すことで、照明カバー38ごと天井照明装置を下げることができる。そして、照明装置20の透光部20aのフランジ状の部分と、カバー18の側面18aとの間に指を掛けられる隙間Sができる。その後の照明装置20の取り外しは、かご室内側で行うが、その手順は照明装置20を下に下げてVバネ24の係合を外す点で第1実施形態と同様である。
他方、第3者のいたずら対策としては、天井13の上からボルト40を回さないかぎり、照明装置20は取り出せる位置まで下がらない構造になっているので、照明装置20へのアクセスを確実に防げる構造になっている。
以上、本発明に係る乗りかごの天井照明装置について、好適な実施形態を挙げて説明したが、これらの実施形態は、例示として挙げたもので、例えば、照明装置を複数配置することも可能である。明細書に記載された新規な装置、方法およびシステムは、様々な形態で実施され得るものであり、さらに、本発明の主旨から逸脱しない範囲において、種々の省略、置換、変更が可能である。請求項およびそれらの均等物の範囲は、発明の主旨の範囲内で実施形態あるいはその改良物をカバーすることを意図している。
10…乗りかご、12…側板、13…天井、15…天井照明装置、16…照明カバー、18…ケース、19…支持部材、20…照明装置、20a…透光部、24…Vバネ、25…バネ受け、21…締結部材、22…長穴、30…締結部材、31…段差面、34…支持部材、35…支軸、38…照明カバー、40…ボルト
Claims (7)
- エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、
かご室の天井に取り付けられた照明カバーと、
前記照明カバー内に着脱可能に取り付けられ、下方に移動させることで前記照明カバーから離脱可能な照明装置と、
前記照明装置の四方を密接的に取り囲むように前記天井に取り付けられたケースと、を備え、
前記ケースは、前記照明カバーに対して相対移動が可能に分割され、前記相対移動によって、前記ケースと前記照明装置との間に前記照明装置を取り外す操作に必要な隙間を形成するようにしたことを特徴とする乗りかごの天井照明装置。
- 前記天井から垂設され前記ケースの移動方向と平行な側面を支持する支持部材に、前記ケースの水平方向の移動を許容する長穴を形成し、前記長穴に挿入される締結部材によって前記ケースを固定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の乗りかごの天井照明装置。
- 前記天井から垂設され前記ケースの移動方向と平行な側面を支持する支持部材に外側に折り返された折返し部を形成し、前記ケースの側面には、前記折返し部と重なる内側に折り返された折返し部を形成し、前記支持部材の折返し部と前記ケースの折返し部が重なる段差部に前記ケースの水平方向の移動を許容する長穴を形成し、前記長穴に挿入される締結部材によって前記ケースを固定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の乗りかごの天井照明装置。
- 前記照明装置とは反対側で、天井から垂設された支持部材に支軸を介して前記ケースを回動可能に支持し、前記ケースを水平な姿勢に保持したときに前記照明カバーとの間にできる隙間から板状の工具を挿入することにより、前記ケースを開放するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の乗りかごの天井照明装置。
- 前記天井から操作し前記照明カバーを上下動させるねじ機構を前記照明カバーに設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗りかごの天井照明装置。
- 前記照明装置を前記照明カバーに着脱可能に保持する手段は、前記照明装置に取り付けられたVバネと、前記Vバネが係合するバネ受けと、からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の乗りかごの天井照明装置。
- 前記照明装置は、光源を含む照明ユニット全体を交換する形式の照明装置からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の乗りかごの天井照明装置。
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JP2011068452A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ照明装置 |
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