JP2009531228A - 車両の積層壁 - Google Patents

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Abstract

積層壁(400)が、第1壁(210)と、車両ボデー(100)に固定装着されるとともに複数の収容開口部(111A〜111C)を備える第2壁(110)とを含む積層壁(400)を有する車両ボデー(100)である。本発明は、前記車両ボデー(100)の略完成サブアセンブリ(300)を形成するように少なくとも一つのサブユニットを各々が備える複数の組立開口部(211A〜211C)を前記第1壁(210)が有し、各々が、前記第1壁(210)の外側が前記第2壁(110)の内側に装着された時に、対応の前記収容開口部(111A〜111C)とほぼ一致するように配置され、前記各組立開口部(211A〜211C)が少なくとも一つの前記収容開口部(111A〜111C)とほぼ一致して前記積層壁(400)を形成するように、前記第1壁(210)の外側が前記第2壁(110)の内側に装着される、ことを特に特徴とする。
【選択図】図4(a)

Description

本発明は、車両ボデーのサブアセンブリ、例えば、自動車産業での貨物トラック、バス、自動車、その他の車両のキャブ、または列車、ボート、飛行機のキャビンのコックピットモジュールに関連する。
現代の効率的な車両生産では、車両への最終据え付けの前、例えば車両のキャブへの最終据え付けの前に、比較的大きなサブアセンブリを組み立てるのが普通である。サブアセンブリは、例えば、ステアリングホイール調節装置、環境システム、ペダルプレート、および電子制御ユニットなどのユニットを含むコックピットモジュール、つまり略完成コックピットアセンブリである。ゆえに、事前組み立てコックピットモジュールを車両のキャブに据え付けることは、それ自体、周知である。
しかしコックピットモジュールは、モジュールの組立の後に取り外される取付ジグまたは締結具、あるいは他の何らかの支持機構に事前組み立てされることが多い。組立部品に誤差が全く生じないようにジグ、締結具その他の寸法および他の条件を常に完全な制御状態に置かなければならないので、これは明らかな短所である。特に、製造者が異なる組立工場で複数の支持機構を用意しなければならないことを考慮すると、制御は時間を要する。加えて、最も厳密な制御でも、取付ジグと締結具などが生産誤差の原因となる可能性があるという事実を完全に回避することができない。
ゆえに、取付ジグまたは締結具などを使用せずにコックピットモジュールおよび他の大型サブアセンブリが事前組み立てされるべきであることが好ましい。この点でコックピットモジュールの事前組み立てを改良するいろいろな試みが、先行技術で行われている。
特許文献1は、二つの事前組立モジュールつまり部分キャブモジュールと前部モジュールとで構成されるトラックキャブを開示している。部分キャブモジュールは、前部で開口する、つまり前壁が完全に取り外されるキャブシェルをベースとする。前部モジュールは完全に取り外されるキャブの前壁をベースとし、この壁はシステム担体として機能し、キャブ前部エリアに配置される車両部品およびユニットの少なくとも大多数を装着することにより完成される。
特許文献2は、ある部品の据え付けおよび組み立てを容易にするファイアウォール‐ダッシュボードアセンブリを開示している。すなわち、ファイアウォールは事前に組み立てられ、これらの部品をトラックキャブへ取り付ける前にダッシュボードサブアセンブリと組み合わされる。ファイアウォール‐ダッシュボードアセンブリは、少なくとも、計器パネルおよびブレーキ、クラッチ、アクセル機構を包含する。
上記の特許は、キャブの前壁(ファイアウォール)全体を取り付けジグまたは締結具として用いることにより事前に組み立てられるコックピットモジュールを開示している。言い換えると、前壁全体がキャブから取り外されるのである。しかし、コックピットモジュールを組み立てるための分離取り付けジグまたは締結具としてファイアウォール全体を使用することには、いくつかの欠点が見られる。
最初の典型的な欠点は、前壁(ファイアウォール)全体を取り付けジグまたは締結具として使用すると、大型で重いジグまたは締結具となることである。これによって、ジグまたは締結具と完全に組み立てられたコックピットモジュールとの扱いが一層困難になる。前壁(ファイアウォール)が例えば重い補強ビーム、例えば耐衝撃性のビームを含む場合には、特にそうである。
別の典型的な欠点は、前壁(ファイアウォール)を持たないキャブには構造に高い不安定性が見られ、キャブの組み立て中の破損の危険性を高めることである。ゆえに安定性の理由から、キャブの組み立て中には前壁(ファイアウォール)を所定箇所に保持する方がよい。
他の典型的な欠点は、ファイアウォールとキャブの両方に取り付けられる部品が、前壁(ファイアウォール)が取り付けられるまで取り付け不可能であるということである。ゆえに、キャブ組み立ての早い段階でこのような取り付けを可能にするため前壁(ファイアウォール)を所定箇所に保持する方がよい。
加えて、前壁(ファイアウォール)は一般的に、キャブフロントガラスの下方支持体として使用される。そのため、コックピットユニットを備える取り外された分離前壁(ファイアウォール)をキャブへ取り付けるには、フロントガラスの余分な張力、またはフロントガラスのエッジや取り付けられた前壁(ファイアウォール)のエッジでの水漏れを発生させないように、充分かつ複雑な、キャブに対する嵌着が必要である。複雑な嵌着は、キャブおよび着脱可能な前壁(ファイアウォール)の許容差などに関連している。必ずしも相互に適合性を持たない接着剤など、異なる結合および/または密封手段を必要とする異なる性質を持つ複数の異なるジョイント(キャブとファイアウォール、キャブとフロントガラス、ファイアウォールとフロントガラス)によってもこれは生じる。ゆえに、フロントガラスの嵌着に適した凹凸が無く連続的なキャブ表面を形成するには、キャブの組み立て中に前壁(ファイアウォール)をキャブに固定装着する方がよいだろう。
欧州特許第0736445号明細書 米国特許第5,863,093号明細書
ゆえに、上記の欠点の少なくとも一つを防止または軽減する、車両の改良サブアセンブリおよびこのようなサブアセンブリの改良事前組み立て方法の必要性が存在する。
本発明は、車両ボデーの積層壁の一部を形成するのに適応した第1壁を設けることにより上記の欠点のうち一つ以上を防止または軽減する。積層壁は第1壁と第2壁とを含み、第2壁は車両ボデーに固定装着されるとともに複数の収容開口部を備える。
第1壁は特に、
車両ボデーの略完成サブアセンブリを形成するように少なくとも一つのサブユニットを備えるのに各々が適応した複数の組立開口部を第1壁が有し、
対応の収容開口部とほぼ一致して、第1壁の外側が第2壁の内側に装着された時に積層壁を形成するように各組立開口部が配置される、
ことを特徴とする。
第1壁の組立開口部の少なくとも一つは、一つまたは複数の特定サブユニットの取り付けに小許容差で特に適応するように形状および寸法などについて独自である。
加えて、第1壁の内側は、組立開口部へのサブユニットの取り付けを容易にするため、組立ブラケットまたは枠組など少なくとも一つの組立手段を備える。
車両ボデーに取り付けられるコックピットモジュールなどの略完成サブアセンブリを形成するように、組立開口部に取り付けられたサブユニットを第1壁の内側が備えることも好ましい。
第1壁が、貨物トラックのキャブの形の車両ボデーにおいてシート位置の前方に配置された仕切壁(ファイアウォール)を構成する積層壁の内壁であることが特に好ましい。
また本発明では、積層壁を備える車両ボデーを設ける。積層壁は第1壁と第2壁とを含み、第2壁は車両ボデーに固定装着され、複数の収容開口部を備える。
車両ボデーは特に、
車両ボデーの略完成サブアセンブリを形成するように少なくとも一つのサブユニットを各々が備えるとともに、第1壁の外側が第2壁の内側に装着された時に対応の収容開口部とほぼ一致するように配置された複数の組立開口部を第1壁が有し、
各組立開口部が少なくとも一つの収容開口部とほぼ一致して積層壁を形成するように、第1壁の外側が第2壁の内側に装着される、
ことを特徴とする。
車両ボデーの第1壁は、一つまたは複数の特定サブユニットを取り付けるのに、特に、小許容差で適応するように形状および寸法などに関して独自である少なくとも一つの組立開口部を有する。
車両ボデーの第1壁の内側は、車両ボデーに取り付けられるコックピットモジュールなどの略完成サブアセンブリを形成するように組立開口部に取り付けられるサブユニットを備えることが特に好ましい。
車両ボデーの第1壁の内側は、組立開口部へのサブユニットの取り付けを容易にするためのアセンブリブラケットまたは枠組など少なくとも一つの組立手段を備える。
車両ボデーの第2壁が、第2壁の中央のいずれかの側にほぼ対称に配置された少なくとも二つの収容開口部を備えることも好ましい。本発明の特定実施例では、これにより、左側通行と右側通行の両方に同じ車両ボデー構造を使用することが可能になる。
本発明の好都合な実施例では、車両ボデーの第1壁の外側は長形の上方凹部を有するのに対して、第2壁の内側は対応する長形の上方凹部を有して、一緒にダクトを形成する。本発明の特定実施例では、こうして車両ボデーのフロントガラスの下にデフロスタダクトを形成することが可能になる。
本発明の適切な実施例では、内外の壁の間に区画を形成するように車両ボデーの第1壁は第2壁からある距離に配置され、この区画には遮音材料が充填される。本発明の実施例では、こうして車両ボデーのフロントガラスの下に改良遮音区分を形成することが可能である。
本発明の別の実施例では、車両ボデーの外側に配置された組立点により、車両ボデーの第1壁が第2壁に固定装着される。本発明の特定実施例では、こうして第1壁を第2壁に装着するための組立点に組立ロボットなどがアクセスすることが容易になる。
車両ボデーは貨物トラックのキャブであり、積層壁はキャブのシート位置の前方に配置された仕切壁(ファイアウォール)であることが特に好ましい。
本発明はまた、車両ボデーにおいて積層壁の一部を形成するのに適応した第1壁を用いることにより車両ボデーの略完成サブアセンブリ(コックピットモジュールなど)を形成する方法も提供する。積層壁は第1壁と第2壁とを含み、第2壁は車両ボデーに固定装着され、複数の収容開口部を備える。
この方法は特に、
第1壁の外側が第2壁の内側に装着された時に、対応の収容開口部とほぼ一致して積層壁を形成するようにするように各々が配置された複数の組立開口部を有する第1壁を設ける段階と、
車両ボデーの略完成サブアセンブリを形成するように少なくとも一つのサブユニットを各組立開口部に設ける段階と、
を特徴とする。
本発明はさらに、積層壁を備える車両ボデーに略完成サブアセンブリ(コックピットモジュールなど)を取り付ける方法を提供する。積層壁は第1壁と第2壁とを含み、第2壁は、車両ボデーに固定装着され、複数の収容開口部を備える。
この方法は特に、
少なくとも一つのサブユニットを各々が備えるとともに、第1壁の外側が第2壁の内側に装着された時に対応の収容開口部とほぼ一致するように各々が配置された複数の組立開口部を有する第1壁を含む略完成サブアセンブリを設ける段階と、
各組立開口部が少なくとも一つの収容開口部とほぼ一致して前記積層壁を形成するように、第1壁の外側を第2壁の内側に装着する段階と、
を特徴とする。
この方法が貨物トラックのキャブの形の車両ボデーに予め実施され、積層壁がキャブのシート位置の前方に配置される仕切壁(ファイアウォール)であることが特に好ましい。
本発明およびその実施例のさらなる長所は、以下の発明の詳細な説明から明らかとなるだろう。
図1は、ここでは典型的なトラックキャブ100の形である車両ボデーの内部の部分的な概略図を示す。トラックキャブ100は、サブアセンブリまたはモジュールが据え付けられていない、何もない、いわゆる「ホワイトボデー」状態にある。
すなわち、典型的なトラックキャブ100は、いわゆるホワイトボデーファイアウォール110、つまりトラックキャブ100のシート位置の前方の、何もない仕切壁を含む。図1に示されたホワイトボデーファイアウォール110は、ほぼ均質なボデーをキャブ100と形成するようにキャブ100に固定装着される。キャブ100とホワイトボデーファイアウォール110との間のジョイントは、例えば溶接および/またははんだ付けされ、例えばフロントガラスの装着に適した凹凸の無い表面となるように加工される。
ホワイトボデーファイアウォール110はさらに、異なるコックピットサブユニットを収容するように配置された三つの収容開口部111A〜111Cを含む。第1左側収容開口部111Aは、例えばペダルプレートとステアリングホイール調節ユニットとを収容するように配置され、第2中央収容開口部111Bは、例えば加熱、換気、空調ユニット(HVACユニット)を収容するように配置され、第3右側収容開口部111Cは、例えば電子制御ユニットを収容するように配置される。ホワイトボデーファイアウォール110が、一つまたは複数のサブユニットを収容するように配置された収容開口部を含み、異なる目的のための様々な形状および寸法の開口部をさらに多くまたはさらに少なく有することは言うまでもない。
典型的なホワイトボデーファイアウォール110の三つの収容開口部111A〜111Cは、二つの略垂直ビーム状ピラーによって分離されている。しかし、ホワイトボデーファイアウォール110は、鋼製の壁またはその一部、あるいは他の適当な壁またはその一部など、収容開口部を分離するための他の適当な部材を有してもよい。
収容開口部111A〜111C、特に左側収容開口部111Aと右側収容開口部111Cとが、ホワイトボデーファイアウォール110の中央の各側にほぼ対称に配置されていることも図1から分かる。トラックキャブ100は右側通行または左側通行に適応しなければならないので、これは好適である。収容開口部111Aと111Cの対称部分により、ホワイトボデーファイアウォール110に変更を加えなくても、ステアリングホイール調節装置をキャブ100の右側と左側のいずれかに設けることが可能となる。
加えて、図1のホワイトボデーファイアウォール110は、典型的なフロントガラス部材112を含む。フロントガラス部材112は、C字形凹部を備える長形ビームであることが好ましく、このビームは、固定装着されたホワイトボデーファイアウォール110の上側の長辺の一部を形成する。トラックキャブ100のフロントガラス(図1では不図示)をフロントガラスの水平な下辺に支持するように、フロントガラス部材112は、トラックキャブ100の予定移動方向に対してほぼ垂直な略水平方向に延在する。二つの略垂直なAピラー120は、キャブ100の垂直辺およびルーフでフロントガラスを支持するように配置されている。フロントガラス部材112とAピラーとルーフとは、ホワイトボデーファイアウォール110の上で略垂直方向に延在する略矩形のフロントガラス開口部130を画定する。
図1のトラックキャブ100はさらに、乗員シート(不図示)を支持するためなどに配置されたフロア140と、トラックエンジン(不図示)の少なくとも一部を収容するように配置されたエンジントンネル150と、トラックキャブ100への乗り込みを容易にするように配置されたステップ160とを含む。
図2aは、本発明の実施例による典型的な内側ファイアウォール210の概略図を示す。典型的な内側ファイアウォール210は、異なるコックピットユニットの取り付けに適応した三つの組立開口部211A〜211Cを含む。内側ファイアウォール210の組立開口部211A〜211Cは、一つまたは複数の特定コックピットユニットの取り付けに小許容差で特に適応した独自の開口部であることが好ましい。小許容差とは、開口部に取り付けられるユニットよりも組立開口部が若干大きい、つまりユニットと組立開口部のエッジとの間にわずかミリメートルまたは何分の一ミリメートルしか存在しないことを意味する。こうしてユニット位置がより正確となり、内側ファイアウォール210の材料の利用を向上させる。当然、組立開口部はさらに小さくしてもよく、こうして内壁210の安定性を向上させる。
内側ファイアウォール210の組立開口部211A〜211Cは、ホワイトボデーファイアウォール110の収容開口部111A〜111Cに対応し、この収容開口部111A〜111Cは、内側ファイアウォール210の組立開口部211A〜211Cに取り付けられる一つまたは複数のコックピットユニットを収容するように配置されている。例えば、ホワイトボデーファイアウォール110の左側収容開口部111Aはペダルプレートおよびステアリングホイール調節ユニットを収容するように配置され、中央収容開口部111BはHVACユニットを収容するように配置され、右側収容開口部111Cは電子制御ユニットを収容するように配置されると仮定しよう。この仮定においては、ペダルプレートとステアリングホイール調節ユニットの組み立てに適した左側組立開口部211Aを典型的内側ファイアウォール210が有するのに対して、中央組立開口部211BはHVACユニットの組立に適応しており、右側組立開口部211Cは電子制御ユニットの組み立てに適応している。
内側ファイアウォール210の組立開口部211A〜211Cは、図2aに示された内側ファイアウォール210の外側を図1に示されたホワイトボデーファイアウォール110の内側に装着する際にホワイトボデーファイアウォール110の収容開口部111A〜111Cと一致するように配置される。しかし、開口部111A〜111Cおよび211A〜211Cが一致していても、必ずしも完全かつ同一の整合でなければならないわけではない。逆に、収容開口部111A〜111Cを組立開口部211A〜211Cより大きくしてもよい。収容開口部111A〜111Cと組立開口部211A〜211Cは異なる形状を有していてもよい、つまり必ずしも同じ形状でなければならないわけではない。
加えて、図2aに見られるように、典型的内側ファイアウォール210は、C字形長形ビーム212の形の凹部を上側の長辺に含む。C字形ビーム212は、内側ファイアウォール210の外側がホワイトボデーファイアウォール110の内側に装着された時に溝またはダクトを形成するように配置される。ダクトおよびその長所について、図4bを参照して以下に説明する。
図2bは、図2aの内側ファイアウォール210の内側を示す。内側ファイアウォール210の内側は、複数の組立ブラケット213A〜213Dを備えることが好ましい。図2bの特定の内側ファイアウォール210は、組立開口部211A〜211Cへのコックピットサブユニットの取り付けを容易にするため、組立開口部211A〜211Dの両側に垂直方向に配置された四つの組立ブラケット213A〜213Dを備える。組立開口部211A〜211Dへのサブユニットの取り付けを容易にするのに使用できる枠組機構など他の手段が設けられてもよいことは言うまでもない。
図3は、組立開口部211A〜211Cに取り付けられたコックピットサブユニットを備える内側ファイアウォール210を示す。内側ファイアウォール210と取り付けられたコックピットサブユニットとは、コックピットモジュール300の形のサブアセンブリを形成する。コックピットモジュール300は好ましくは完全に組み立てられている、つまり、ダッシュボードユニットおよび上述のペダルプレートユニットなどほぼすべてのコックピットサブユニット、ステアリングコラム調節ユニット、HVACユニット、電子制御ユニットなどが、内側ファイアウォール210に取り付けられるのである。ほぼ完成したコックピットモジュール300は、コックピット内のドライバまたは乗員から見られる内部パネル表面を構成する適当なプラスチック材料の典型的外側シェル310も含むことが好ましい。
以上から、特別な取付ジグまたは締結具あるいは他の支持機構を使用せずに、典型的コックピットモジュール300の形のサブアセンブリが組み立てられることは明白なはずである。むしろ内側ファイアウォール210は、コックピットモジュール300を組み立てるためのフレームとして使用される。これは、コックピットモジュールの組み立てに様々な取付ジグまたは締結具を使用する周知の組み立て方法と比較すると明白な改良である。
以上から、コックピットモジュール300を組み立てるためのフレームとして内側ファイアウォール210が使用される間、ホワイトボデーファイアウォール110がトラックキャブ100に固定装着されたままであることも明らかなはずである。完全ファイアウォールが車両キャブから取り外されてコックピットモジュールを組み立てるためのフレームとして使用される解決法と比較して、これは明白な長所である。本発明による内側ファイアウォール110が完全ファイアウォールよりもはるかに軽量であるという点でも、明白な長所である。
さらに、キャブ100の安定性、ファイアウォール110とキャブ100の両方に取り付けられるべき部品の早期取り付け、ファイアウォール110とキャブ100の残部へのフロントガラスの嵌着に関して、固定装着されたホワイトボデーファイアウォール110を設けることは明白な長所である。
特にフロントガラスの嵌着に関して、本発明により固定装着されたホワイトボデーファイアウォール110により、フロントガラスが取り付けられる均質な表面が設けられることを強調すべきである。均質な表面は、キャブの完全ファイアウォールが取り外された分離組立フレームとして使用される場合のように、キャブ100とファイアウォール110との間に組立ジョイントを持たない。キャブと取り外された分離ファイアウォールとの間の組立ジョイントに関連する許容差の複雑性と、フロントガラス嵌着に対するこのような許容差複雑性のマイナスの影響とを本発明が回避することになる。加えて、本発明によりキャブ100に固定装着されたホワイトボデーファイアウォール110により形成される均質な表面は、キャブ100とホワイトボデーファイアウォール110との間に結合または密封を必要としない。むしろ、本発明は一つのジョイント、つまりフロントガラスとキャブ100との間のジョイントを密封するだけでよく、これはホワイトボデーファイアウォール110を均質に含む。言い換えると、取り外された分離ファイアウォールに関連する異なるジョイント(キャブとファイアウォール、キャブとフロントガラス、ファイアウォールとフロントガラスの間のジョイント)の場合に一般的に見られるように、不適合である可能性のあるいくつかの異なる結合手段および/または密封手段を設ける必要がない。
さて、ほぼ完成したコックピットモジュール300のキャブ100への取り付けに話を進めることにする。このような取り付けによって達成される積層ファイアウォール400についても述べる。
図4aは、上述したようにC字形フロントガラス部材112と二つのAピラー120とフロア140とエンジントンネル150とステップ160とを備えるホワイトボデーファイアウォール110を含む、図1に示されたトラックキャブ100に取り付けられるコックピットモジュール300を示す。
コックピットモジュール300は組立ロボットによって取り付けられることが好ましいが、代わりに手動による取り付けでもよい。コックピットモジュール300は、例えばドア開口部またはフロントガラス開口部130からキャブ100へ入れられる。Z方向つまりキャブ100の予定移動方向と同じ方向の最終的なほぼ水平移動により、コックピットモジュール300がホワイトボデーファイアウォール110に取り付けられることが好ましい。コックピットモジュール300は次に、固定装着される前にホワイトボデーファイアウォール110に対して正確な位置を取るように、ガイドピン(不図示)などのガイド手段によって案内されることが好ましい。典型的内側ファイアウォール210の装着について、以下にさらに説明する。
図4bは、取り付けられたコックピットモジュール300の、図4aのA‐A線における断面を示す。ホワイトボデーファイアウォール110と内側ファイアウォール210との明白な図となるように、コックピットモジュール300のいくつかの部品は省略されている。図4bは、図1と4aを参照して前述したエンジントンネル150とフロア140との側面図も示す。図4bには、ホワイトボデーファイアウォール110に取り付けられたフロントガラス430も概略的に図示されている。
図4bに、そして図4aにも部分的に見られるように、内側ファイアウォール210の外側はホワイトボデーファイアウォール110の内側に取り付けられる、つまりコックピットモジュール300は、内側ファイアウォール210の外側からホワイトボデーファイアウォール110の内側へ取り付けられるのである。こうして、ホワイトボデーファイアウォール110と内側ファイアウォール210とは、積層ファイアウォール400を形成する。
図4bに示された本発明の実施例によれば、デフロスタダクト410は、ホワイトボデーファイアウォール110のC字形フロントガラス部材112と内側ファイアウォール210のC字形ビーム212とによって形成される。図4bに、そして図4aにも部分的に見られるように、C字形フロントガラス部材112とC字形ビーム212とは、楕円形のデフロスタダクト410を形成するように相互に対向している。しかし、本実施例ではフロントガラス部材112とビーム212とがC字形であっても、同様にデフロスタダクトを形成する、ホワイトボデーファイアウォール110と内側ファイアウォール210とに使用される他の形状があることを強調すべきである。他の形状は例えば、適当な多角形、適当な湾曲または曲線形状、多角形と曲線形状との適当な組合せである。ホワイトボデーファイアウォール110がこの形状の第1部分を含むことと、内側ファイアウォール210の外側がホワイトボデーファイアウォール110の内側に取り付けられた時にダクトを形成するように構成された形状の第2部分を内側ファイアウォール210が含むことが好ましい。
加えて、10〜50ミリメートルなど短い距離だけ分離したホワイトボデーファイアウォール110と内側ファイアウォール210とを配置することにより積層ファイアウォール400が達成されることが好ましい。二つの壁110,210の間の距離によって、適当な絶縁材料420が充填されることが好ましい区画が形成される。絶縁材料420は、遮音材料、例えば車両の乗員室での遮音に関連して一般的に使用される周知の適当な遮音材料であることが好ましい。絶縁材料420は、環境絶縁材料、例えば車両の乗員室での環境絶縁に関連して一般的に使用される周知の適当な環境絶縁材料であることも好ましい。絶縁材料420は遮音性と環境絶縁性の両方であると特に好ましい。第1材料が遮音性であって第2材料が環境絶縁性である異なる材料の層を利用することなどによりこれは達成される。例えば、環境絶縁材料の遮音性を利用することにより、遮音材料の環境絶縁性を利用することにより、または単に、充分な遮音性と充分な環境絶縁性とを有する材料を利用することによっても、これは達成される。「環境絶縁性」の表現は、熱と低温の少なくとも一方から、好ましくは熱と低温の両方からの絶縁性と理解すべきである。
キャブ100の外側に設けられた組立点440A〜440Cにより、コックピットモジュール300がホワイトボデーファイアウォール110に固定装着されることがさらに好ましい。こうして、内側ファイアウォール210をホワイトボデーファイアウォール110へ装着するための組立点440a〜440Cに組立ロボットがアクセスすることが容易になる。例えば、ねじ止め、リベット止め、溶接、はんだ付け、接着、これらの方法の二つまたはいくつかの組合せ、または内側ファイアウォール210とホワイトボデーファイアウォール110のようなボデーを結合するのに適した他の方法などにより装着が実施される。
さて、実施例によって本発明を説明したが、本発明の範囲をなんらかの点で制限するように実施例を解釈すべきでない。逆に、添付の請求項によって規定される発明から逸脱せずに他の変形および変更が行われてもよい。
トラックキャブ100の部分的な概略内面図を示す。 典型的な内側ファイアウォール210の外側の概略図を示す。 組立ブラケット213A〜213Dを備える図2aの内側ファイアウォール210の内側を示す。 コックピットサブユニットが取り付けられた内側ファイアウォール210を含むコックピットモジュール300の概略図を示す。 トラックキャブ100に組み付けられた図3のコックピットモジュール300を示す。 図4aのA‐A線における組み立て済みコックピットモジュール300の断面を示す。
符号の説明
100 トラックキャブ
110 ホワイトボデーファイアウォール
111A 収容開口部
111B 収容開口部
111C 収容開口部
112 フロントガラス部材(C字形)
120 Aピラー
130 フロントガラス開口部
140 フロア
150 エンジントンネル
160 ステップ
210 内側ファイアウォール
211A 組立開口部
211B 組立開口部
211C 組立開口部
211D 組立開口部
212 長形ビーム(C字形)
300 コックピットモジュール
310 外側シェル
400 積層ファイアウォール
410 デフロスタダクト
411 デフロスタダクト内面
420 絶縁材料(遮音および/又は環境)
430 フロントガラス
440A 組立点
440B 組立点
440C 組立点

Claims (17)

  1. 車両ボデー(100)の積層壁(400)の一部を形成する第1壁(210)であって、該積層壁(400)が、該第1壁(210)と、該車両ボデー(100)に固定装着されるとともに複数の収容開口部(111A〜111C)を備える第2壁(110)と、を含み、
    前記第1壁(210)が、前記車両ボデー(100)の略完成サブアセンブリ(300)を形成するように少なくとも一つのサブユニットを各々が備えた複数の組立開口部(211A〜211C)を有し、
    前記各組立開口部(211A〜211C)が、前記第1壁(210)の外側が前記第2壁(110)の内側に装着された時に、対応の前記収容開口部(111A〜111C)とほぼ一致するように配置されて前記積層壁(400)を形成することを特徴とする第1壁(210)。
  2. 一つまたは複数の特定サブユニットの取り付けに小許容差で特に適応するように形状および寸法などに関して独自である少なくとも一つの組立開口部(211A〜211C)を備えることを特徴とする請求項1に記載の第1壁(210)。
  3. 前記内側が、前記組立開口部(211A〜211D)へのサブユニットの取り付けを容易にする、組立ブラケットまたは枠組など少なくとも一つの組立手段(213A〜213D)を備えることを特徴とする請求項1に記載の第1壁(210)。
  4. 前記内側が、前記車両ボデー(100)に取り付けられるコックピットモジュール(300)などの略完成サブアセンブリを形成するように前記組立開口部(211A〜211D)に取り付けられるサブユニットを備えることを特徴とする請求項1に記載の第1壁(210)。
  5. 前記第1壁(210)が、貨物トラックのキャブ(100)の形の車両ボデーにおいてシート位置の前方に配置された仕切壁(ファイアウォール)を構成する積層壁(400)の内壁であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の第1壁(210)。
  6. 第1壁(210)と、車両ボデー(100)に固定装着されるとともに複数の収容開口部(111A〜111C)を備える第2壁(110)とを含む積層壁(400)を備える車両ボデー(100)であって、
    前記第1壁(210)が、前記車両ボデー(100)の略完成サブアセンブリ(300)を形成するように少なくとも一つのサブユニットを各々が備え、前記第1壁(210)の外側が前記第2壁(110)の内側に装着された時に対応の前記収容開口部(111A〜111C)とほぼ一致するように各々が配置された、複数の組立開口部(211A〜211C)を有し、
    前記各組立開口部(211A〜211C)が少なくとも一つの前記収容開口部(111A〜111C)とほぼ一致して前記積層壁(400)を形成するように、前記第1壁(210)の外側が前記第2壁(110)の内側に装着されることを特徴とする車両ボデー(100)。
  7. 前記第1壁(210)が、一つまたは複数の特定サブユニットの取り付けに小許容差で特に適応するように形状および寸法などに関して独自である少なくとも一つの組立開口部(211A〜211C)を備えることを特徴とする請求項6に記載の車両ボデー(100)。
  8. 前記第1壁(210)の内側が、コックピットモジュール(300)などの略完成サブアセンブリを形成するように前記組立開口部(211A〜211D)に取り付けられたサブユニットを備えることを特徴とする請求項6に記載の車両ボデー(100)。
  9. 前記第1壁(210)の内側が、前記組立開口部(211A〜211D)へのサブユニットの取り付けを容易にするため、組立ブラケットまたは枠組などの少なくとも一つの組立手段(213A〜213D)を備えることを特徴とする請求項6に記載の車両ボデー(100)。
  10. 前記第2壁(110)が、前記第2壁(110)の中央の各側にほぼ対称に配置された少なくとも二つの収容開口部(111A,111C)を備えることを特徴とする請求項6に記載の車両ボデー(100)。
  11. 前記第1壁(210)の外側が、長形の上方凹部(212)を有して前記第2壁(110)の内側が対応する長形の上方凹部(112)を有し、一緒にダクト(410)を形成することを特徴とする請求項6に記載の車両ボデー(100)。
  12. 前記第1壁(210)が、遮音性と環境絶縁性のうち少なくとも一方である絶縁材料(420)が充填される区画を前記壁(110,210)の間に形成するように、前記第2壁(110)からある距離に配置されることを特徴とする請求項6に記載の車両ボデー(100)。
  13. 前記第1壁(210)が、前記車両ボデー(キャブ100)の外側に配置された組立点(440A〜440C)により、前記第2壁(110)に固定装着されることを特徴とする請求項6に記載の車両ボデー(100)。
  14. 前記車両ボデーが貨物トラックのキャブ(100)であり、前記積層壁(400)が前記キャブ(100)のシート位置の前方に配置された仕切壁(ファイアウォール)であることを特徴とする請求項6ないし13のいずれかに記載の車両ボデー(100)。
  15. 第1壁(210)を含む積層壁(400)である車両ボデー(100)の積層壁(400)の一部を形成する第1壁(210)と、該車両ボデー(100)に固定装着されるとともに複数の収容開口部(111A〜111C)を備える第2壁(110)とを使用することにより、該車両ボデー(100)の略完成サブアセンブリ(300)を形成する方法であって、
    対応の前記収容開口部(111A〜111C)とほぼ一致するように配置されて、前記第1壁(210)の外側が前記第2壁(110)の内側に装着された時に前記積層壁(400)を形成する複数の組立開口部(211A〜211C)を有する第1壁(210)を設ける段階と、
    前記車両ボデー(100)の略完成サブアセンブリ(300)を形成するように少なくとも一つのサブユニットを前記各組立開口部(211A〜211C)に設ける段階と、
    を特徴とする方法。
  16. 第1壁(210)と、前記車両ボデー(100)に固定装着されるとともに複数の収容開口部(111A〜111C)を備える第2壁(110)とを含む積層壁(400)を有する略完成サブアセンブリ(300)を車両ボデー(100)に取り付けるための方法であって、
    少なくとも一つのサブユニットを各々が備えるとともに、前記第1壁(210)の外側が前記第2壁(110)の内側に装着された時に対応の収容開口部(111A〜111C)とほぼ一致するように各々が配置された、複数の組立開口部(211A〜211C)を有する第1壁(210)を含む略完成サブアセンブリ(300)を設ける段階と、
    前記各組立開口部(211A〜211C)が少なくとも一つの前記収容開口部(111A〜111C)とほぼ一致するように前記第1壁(210)の外側を前記第2壁(110)の内側に装着して前記積層壁(400)を形成する段階と、
    を特徴とする方法。
  17. 前記車両ボデーが貨物トラックのキャブ(100)であり、前記積層壁(400)が該キャブ(100)のシート位置の前方に配置される仕切壁(ファイアウォール)であることを特徴とする請求項15または16に記載の方法。
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