JP2009531145A - 歯科咬合器 - Google Patents
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Abstract
人の対向する上歯および下歯の少なくとも一部のモールドから歯科模型を形成する歯科モデリングシステム。モデリングシステムは、対向ベースに一体化された歯科咬合器形体、および着脱式テーパ状ピンを受けるように構成された歯科模型ベースを含む。システムは、歯科模型を生成する場合に、歯科モールドの歯の位置合わせを改良するピンロケータも含む。ピンロケータは、歯科モールドの特定の歯の位置合わせに使用される着脱式テーパ状ピンも含むことができる。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本出願は米国市民Ronald E. Huffmanの名前でPCT国際特許出願として2007年3月27日に出願されている。
本発明は、歯科模型および歯科模型を形成する方法に関する。特に、本発明は歯科咬合器およびこれを使用して歯科模型を形成する方法に関する。
人の歯のモールドから歯科模型を生成することは、よく知られている仕事である。歯科模型は、例えば歯冠、ブリッジおよび歯科矯正などの歯科作業に使用される。人の歯のモールドは通常、患者が、人の歯および歯肉の陰型を画定するモールドキャビティを生成するように硬化する柔軟な注型材料を噛んで形成される。モールドは、人の歯および歯肉の線の全部または任意の部分を表すことができる。歯科模型を形成する場合は、注型適性材料をモールドの陰型に注入し、注型適性材料が硬化した結果、患者の歯および歯肉の石のレプリカまたは歯科模型になる。
ますます普及している一タイプの歯科モールドは、三重トレーモールドである。三重トレーモールドは、人の口の対向する上歯と下歯の印象を含む。三重トレーモールドは、人の口の上部または底部の損傷した歯の歯科模型と、損傷した歯に面する歯の対向歯科模型とを同時に生成するために使用されることが最も多い。三重トレーモールドは、患者の奥歯の一方側または他方側を表す四分の一の形状であるか、前歯を捕捉する完全な円弧でよい。三重トレーモールドには、モールドの歯の印象と歯科模型を支持する歯科模型ベースの装着形体との適切な位置合わせの問題がある。
多くの場合、キャスト歯科模型を相互に対して配向し、それによって相互に対して配置された患者の上歯と下歯を表す咬合器装置に歯科模型を装着すると有利である。歯科咬合器および歯科模型形成方法、特に三重トレーモールドを使用する方法を改良すると有利である。
本開示は、例えば対向ベースと歯科模型ベースを統合した咬合器を含む歯科モデリングシステムに適用可能である。本開示は、歯科モールドの歯を歯科模型ベースの対応する着脱式ピンと位置合わせするピンロケータにも関する。歯科模型ベースは、複数の着脱式ピンおよび割り出し突起を含むことができる。ピンロケータは、歯科模型の様々な歯と位置合わせするための着脱式および固定式ピンも含むことができる。これらの歯科モデリングシステムおよび咬合器は、特に完全な円弧および四分の一の歯科モールドを使用して前歯と奥歯をモデリングするように設計することができる。
本開示の別の態様は、咬合器の蝶番構造に関する。蝶番構造は、歯科モデリングシステムの各構成要素(例えば対向する上下のベース、歯科模型ベース、およびピンロケータ)と一体形成され、そこから延在する接続アームを含む。蝶番構造は、相互に結合された2つの構成要素間の相対的回転を少なくとも1つの回転方向で制限する止め部材を含むことができる。蝶番は、対向ベースと歯科模型ベースのうち少なくとも一方の幅以下である幅を有することができる。
本発明の以上の要約は、本発明の各実施形態または全ての実施例を説明するものではない。図および以下の詳細な説明は、特に好ましい実施形態を例示する。
本発明は、本発明の好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明を添付図面との関連で考察すると、さらに完全に理解することができる。
本発明は、様々な変形および代替形態に適するが、その詳細が図面で例示により示されており、詳細に説明される。しかし、その意図は、説明される特定の実施形態に本発明を限定するものではないことを理解されたい。逆に、その意図は、本発明の精神および範囲に入る全ての変形、同等物、および代替物を含む。
本開示は、例えば一体化された対向ベースおよび歯科模型ベースがある咬合器を含む歯科モデリングシステムに適用可能である。本開示は、モールドから歯科模型を形成する場合に歯科モールドの歯の位置合わせを改良したピンロケータにも関する。ピンロケータは、歯科モールドの様々な歯と位置合わせする場合に使用する着脱式ピンを含むことができる。歯科模型ベースは、歯科模型ベースに装着された歯科模型から個々の歯を分離する場合に有用な複数の着脱式ピンおよび割り出し突起を含むことができる。本明細書で説明する歯科モデリングシステムおよび咬合器は、主として前歯または奥歯を表すモールドを使用して前歯および奥歯をモデリングするように設計することができる。本開示はこれらに限定されないが、本開示の様々な態様は、以下で提供する実施例の検討を通して理解される。
I.図1から図15の四分の一咬合器システム
図1から図15を参照し、実施例の四分の一歯科モデリングアセンブリ10を図示し、説明する。図1は、上下ピンロケータ12、14、上下歯科ベース16、18、および上下対向ベース20、22を含むシステム10の6つの主要構成要素を示す。ピンロケータ、歯科模型ベース、および対向ベースのそれぞれの上下バージョンが、図1では全体的に同じサイズ、形状、および特徴を有するように図示されているが、上下部品の対のそれぞれの間には多少の差異がある。上下部品の蝶番形体が、上下部品の主な違いの1つである。
図1から図15を参照し、実施例の四分の一歯科モデリングアセンブリ10を図示し、説明する。図1は、上下ピンロケータ12、14、上下歯科ベース16、18、および上下対向ベース20、22を含むシステム10の6つの主要構成要素を示す。ピンロケータ、歯科模型ベース、および対向ベースのそれぞれの上下バージョンが、図1では全体的に同じサイズ、形状、および特徴を有するように図示されているが、上下部品の対のそれぞれの間には多少の差異がある。上下部品の蝶番形体が、上下部品の主な違いの1つである。
上下ピンロケータ12、14は、DENTAL MODELING APPARATUS AND METHODSと題した共願の米国公開特許出願第2004/0029071号に記載されたピンロケータに類似した特徴を含む。歯科ベース16、18は、DENTAL MODEL BASE QUADRANT WITH A PLURALITY OF INDEXING PINSと題した共願の米国特許出願第29/216,697号に開示されたものに類似した特徴を含む。対向ベース20、22は、DENTAL MODELING ASSEMBLY AND METHODSと題した共願の米国公開出願第11/150,849号、およびOPPOSING DENTAL MODEL BASE QUADRANTと題した米国特許第29/230,408号に開示された対向ベースに類似した幾つかの特徴を含む。このパラグラフで引用した特許関連の文書は、参照により全体が本明細書に組み込まれる。
A.ピンロケータ
上下ピンロケータ12、14を、図1から図5に関して説明する。ピンロケータ12、14はそれぞれ、ベース部材30、複数のロケータピン32、テーパ状ピンを受けるようなサイズである複数の穴34、および蝶番部分36を含む。ベース部材30は、上下側38、40、前後端42、44、および第一および第二側44、48を含む。リブ部材50がピンロケータの縦方向長さに沿って延在する。第一および第二側46、48のそれぞれに沿って切り欠き52が形成され、人の歯のモールド内で第一大臼歯(図2および図4Bに示すM1)と位置合わせするために、切り欠き52内に大臼歯マーカ54が配置される。
上下ピンロケータ12、14を、図1から図5に関して説明する。ピンロケータ12、14はそれぞれ、ベース部材30、複数のロケータピン32、テーパ状ピンを受けるようなサイズである複数の穴34、および蝶番部分36を含む。ベース部材30は、上下側38、40、前後端42、44、および第一および第二側44、48を含む。リブ部材50がピンロケータの縦方向長さに沿って延在する。第一および第二側46、48のそれぞれに沿って切り欠き52が形成され、人の歯のモールド内で第一大臼歯(図2および図4Bに示すM1)と位置合わせするために、切り欠き52内に大臼歯マーカ54が配置される。
リブ50は、切り欠き52の結果として比較的薄く狭いピンロケータの形状に、追加の強度および剛性を提供することができる。リブ50は、ピンロケータ12、14を把持するために使用することもできる。ピンロケータ12、14の比較的小さいサイズおよび形状の幾つかの利点は、例えば最小量の材料を使用し、その結果、費用が削減され、様々な角度からのピンの見え方が改良されることである。ピンロケータ12、14の設計も、剛性および強度を改良することができ、複数のロケータピン32がより正確に配置される。
ピンロケータの底側40は、ロケータピン32が装着される装着表面(参照番号40として指示)を画定する。ロケータピン32は、以下でさらに詳細に説明するように、図14および図15に示す穴のレイアウトにしたがって、ピンロケータ12、14の長さに沿って軸方向に隔置される。図1から図5に示すピン32は、人の歯のモールドによる大臼歯M1〜M3および小臼歯B1〜B2の配置に対応する。ピン32は、底側40に画定された穴内に装着される着脱式ピンでよい。あるいは、ピン32は、底側40と一体形成することができる。
複数の穴34が底側40を通って延在し、図13に示すピン68などの着脱式テーパ状ピンを受けるようなサイズである。穴34は、犬歯および側歯(図2参照)の位置を表す穴56、58の対に分割される。穴56、58の対は、ロケータピン32の線状アレイからずれる。穴56、58の配置の一部は、図14および図15に示す穴の線図からも決定される。
穴34を画定する別の方法は、これを穴57、59の対に分割することであり、これはそれぞれ、ロケータピン32の線形アレイによって画定された中心線の対向する側に配置される。穴57、59の対は、穴56、58の各セットのうち少なくとも1つの穴を含むことができ、それによって1つの犬歯および1つの側歯の穴を含む。このように述べると、中心線の反対側にある穴の各対は、人の上下の歯セットの右側または左側にある歯の湾曲を表す。その結果、ピンロケータ12、14を、人の歯の左側または右側四分の一のモールドまたは印象とともに使用することができる。左側および右側の対57、59はそれぞれ、相互に位置合わせされると、ピン32の中心線に対して角度θ(図3参照)で交差する中心線を有する穴56、58のうち1つを含む。
穴34は、ピンロケータ12、14に着脱式に装着されたロケータピンと置換することができる。あるいは、ロケータピンは、穴34内に配置されると、所定の位置に永久的に固定される。他の配置構成では、1つまたは複数の穴34を、永久的に装着されるロケータピン32で置換する。
各ピンロケータ12、14の蝶番部分36は、接続アーム60、それぞれ下部および上部ピンロケータ12、14のオスまたはメス蝶番コネクタ、および止め部材66を含む。接続アーム60の少なくとも一部が、装着表面および底側40の面に対して角度β(図4A参照)にて延在する。接続アームは、ベース部材30から延在する複数の脚部またはアーム部材を含むことができる。図1から図5の実施形態は接続アーム形体を含み、これは第一端がベース部材の底側40に結合され、第二端がオスまたはメス蝶番コネクタ62、64に結合される。
止め部材66は、接続アームから底側40に画定された装着表面に対してほぼ直角の方向に延在する。止め部材66は、ベース部材30との取り付け点とオスまたはメスコネクタ62、64の間に接続アームの長さに沿って配置される。他の実施形態では、止め部材66は、図面に示した底側表面40に対してほぼ直角の方向ではない他の角度で延在することができる。さらに、止め部材66は、他の実施形態では異なる形状およびサイズを有し、以下で説明する同様の形状および方向の止め部材116および166以外に、対向システム構成要素(例えば歯科模型ベースおよび対向ベース)の他の形体に接触することができる。
B.歯科模型ベース
歯科模型ベース16、18はそれぞれ、ベース部材70、等間隔でない穴73および犬歯および側歯の穴106、108の線形アレイを含む複数の穴72を含む。ベース16、18は、複数の大中小の割り出し部材73〜75、および蝶番部分76も含む。
歯科模型ベース16、18はそれぞれ、ベース部材70、等間隔でない穴73および犬歯および側歯の穴106、108の線形アレイを含む複数の穴72を含む。ベース16、18は、複数の大中小の割り出し部材73〜75、および蝶番部分76も含む。
ベース部材70は上側および底側78、80を含み、底側は、歯科模型を装着する主要装着表面(参照番号80として指示)を画定する。ベース部材70は前後端82、84、第一および第二側86、88、複数の突起100が配置されたキャビティ92(図8参照)を画定する連続的側壁90も含む。ベース部材70は、前後端82、84に形成されたスペーサ棒窪み96、98、および窪み96、98と位置合わせした打ち抜き部分97も含み、これを通してスペーサロッドが延在することができる(図11および図12参照)。大臼歯マーカ92は、歯科モールドの第一大臼歯(M1)を結果となる歯科模型の第一大臼歯(M1)に関連する穴72の1つと位置合わせするために、第一および第二側86、88に配置される。
歯科模型ベース16、18は、それを構築する際に最小量の材料を使用するが、それでも底側80に装着された複数のテーパ状ピン115および歯科模型を支持するために所望の構造的剛性を提供するように設計される。歯科模型ベースに使用される材料の量を最小限にする1つの方法は、連続側壁90によって画定されたキャビティ92を用いてベース16、18を形成することである。複数の突起100は、複数の穴72のうち1つと位置合わせされて、複数のテーパ状ピン115を保持する支持構造体を提供する。穴72および突起100は、ピン115のテーパ状表面と一致する角度でテーパ状になる内部キャビティを画定し、それによってテーパ状ピンと内部テーパ状キャビティとの間に干渉嵌めを提供する。あるいは、穴72はテーパ状内部キャビティを含まない。他の配置構成では、穴72は内部テーパ状キャビティを含み、ピン115はテーパ状表面を含まない。穴72は、ピン115をベース16、18に永久的に装着するか、着脱式に装着するように構成することができる。
穴72は、底側80に沿って、人の口内にある実際の歯の平均的位置と一致する間隔で配置される。実施例の穴の間隔を、図14および図15を参照しながら説明する。代替配置構成では、穴72は、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,471,513号および第D452,321号に記載されている穴のように、様々な間隔および複数の列の穴を有することができる。あるいは、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,884,068号に記載されているように、歯科モールドの問題の歯に対する穴の正確な位置を割り出した後に、穴72を底側80に穿孔することができる。
大中の割り出し部材73、74は、主要表面80上にある穴73の線形アレイそれぞれの交互の側に配置される。小さい割り出し部材74は、穴72の一方の横側に沿って配置されるように図示されている。大中小の割り出し部材73〜75の組合せは、結果となる歯科模型の個々の歯を歯科模型ベース16、18に無意識に置き違えるのを保証するのに役立つ。通常、歯科模型(例えば図9および図10の歯科模型6、8参照)を形成した後、歯科模型は、少なくとも問題の歯が歯科模型の部分およびその歯の対向する側から分離されている状態で、1つまたは複数の歯に切り分けられる。多くの場合、1つの模型から複数の歯を切断する。歯科模型ベース16、18に対して切り取ったこれらの歯を除去し、置換すると、これらの歯を置き違えることがある。割り出し部材73〜75は、様々なサイズおよび位置により、歯の模型に関連するテーパ状ピンを不正確な穴に挿入すると、主要表面80に対してその歯の模型が面一に装着されるのを阻止することができる。
割り出し部材73〜75は、図面の特定のサイズを有する特定の配置構成で図示されているが、割り出し部材のこの形状、サイズおよび方向は、可能な多くの異なる形状、サイズおよび方向の例示にすぎない。例えば、他の実施形態では、小、中および大、小と中、小と大、または中と大の割り出し部材の様々な組合せを、1つまたは複数の穴72との関連で使用することができる。さらに、割り出し部材の形状は、図面に示した全体的に円筒形でペグ形の割り出し部材と異なってよい。他の実施形態では、割り出し部材は長方形、三角形または他の形状の断面を有してよい。あるいは、1つまたは複数の割り出し部材73〜75をベース16、18とともに使用しない。ベース16、18の幾つかの構成は、割り出し機能を提供する様々な形体を含むことができる。1つの実施例では、穴72は異なるサイズのピン115には異なるサイズを有する。
蝶番部分76は接続アーム110、それぞれ下部および上部歯科模型ベース16、18に関連するオスおよびメス蝶番コネクタ112、114、および止め部材116を含む。蝶番部分76は、上部および下部ピンロケータ12、14の蝶番部分36と実質的に同様に構成される。接続アーム110は、一方端がベース部材70の後端84に結合され、反対端がオスまたはメス蝶番コネクタ112、114に結合される。接続アームは、別個の脚部またはアームを含むことができる。接続アーム110は、図7に示すようにベース部材70から角度ιで延在する。
止め部材116は、接続アームの脚部間に配置され、ピンロケータの止め部材、歯科模型ベース、または蝶番コネクタ112、114の蝶番接続を介して歯科模型ベース16、18が結合された対向ベースと係合するように構成される。止め部材116は、表面80に対して全体的に直角の方向に延在する。他の実施形態では、止め部材116は、全体的に直角の方向以外の他の角度で延在することができる。さらに、止め部材116は、他の実施形態では異なる形状およびサイズを有し、本明細書で説明する類似した形状および方向の止め部材66および166以外に、対向システム構成要素(例えばピンロケータ、対向ベース、または他の歯科模型ベース)の他の形体と接触することができる。接続アームは、ベース部材70の背面から延在するが、他の実施形態では表面80などの他の表面から延在することができる。
1対の止め棒118、119を、ベース部材70の前後端82、84にある窪み96、98内でベース部材70に結合することができる。棒は、底側80の打ち抜き部97を通って延在することができる(図11および図12参照)。止め部材116に加えて、またはその代わりに止め棒を使用して、対向ベース20、22、またはベース16、18が取り付けられたピンロケータのベース部材30に対して、ベース部材70の所定の相対位置を確保することができる。
C.対向ベース
対向ベース20、22が、図3、図4Aおよび図4Bに関して図示されている。対向ベース20、22はそれぞれ、ベース部材120および蝶番部分126を含む。ベース部材120は、上側および底側128、130を含む。底側130は、対向歯科模型を支持する装着または係合表面(これも参照番号130で識別される)を画定する。ベース部材120は、前後端132、134、第一および第二側136、138、連続側壁140によって画定され窪んだ床142、および連続側壁140の内側の隣で窪んだ床142から延在する複数の係合ピン150を含む。窪んだ床142は、上側と底側128、130の間の任意の位置に配置することができる。窪んだ床142は、側128、130の間に画定された距離Hの約1/2に配置することが好ましい(図4A参照)。窪んだ床142を側部128、130の間の位置に配置することにより、対向歯科模型の生成に必要な石の量を最小限にしながら、対向歯科模型を対向ベース内で保持するのに十分な深さを提供することができる。
対向ベース20、22が、図3、図4Aおよび図4Bに関して図示されている。対向ベース20、22はそれぞれ、ベース部材120および蝶番部分126を含む。ベース部材120は、上側および底側128、130を含む。底側130は、対向歯科模型を支持する装着または係合表面(これも参照番号130で識別される)を画定する。ベース部材120は、前後端132、134、第一および第二側136、138、連続側壁140によって画定され窪んだ床142、および連続側壁140の内側の隣で窪んだ床142から延在する複数の係合ピン150を含む。窪んだ床142は、上側と底側128、130の間の任意の位置に配置することができる。窪んだ床142は、側128、130の間に画定された距離Hの約1/2に配置することが好ましい(図4A参照)。窪んだ床142を側部128、130の間の位置に配置することにより、対向歯科模型の生成に必要な石の量を最小限にしながら、対向歯科模型を対向ベース内で保持するのに十分な深さを提供することができる。
係合ピン150は、他の実施形態では異なる構成および配置構成を有することができる。例えば、係合ピンは、連続側壁140の隣で床142の側縁に沿って配置するのではなく、窪んだ床142の全体に均一に分布させることができる。さらに、係合ピンは、図面に示した円形の断面の円筒形ペグ形状とは異なる形状を有することができる。
対向ベースは、対向する第一および第二端132、134に配置されたスペーサ棒接触部146、148も含むことができる。スペーサ棒接触部146、148は、歯科模型ベースが蝶番接続で対向ベースに結合されると、歯科模型ベース16、18に装着された止め棒118、119と係合するようなサイズおよび位置にされる(図12参照)。
対向ベース120、122は、側部136、138に沿って歯科モールドの第一大臼歯M1の典型的な位置と位置合わせして配置された大臼歯マーカ144も含む。大臼歯マーカ144は、歯科モデリングアセンブリ10を使用して歯科模型を作成するプロセス中に、対向ベースの長さに沿って軸方向に歯科モールドを位置合わせするために有用である。
止め部材166は、接続アーム110の脚部間に配置され、ピンロケータの止め部材、または蝶番コネクタ162、164の蝶番接続を介して対向ベース22、22が結合された歯科模型ベースと係合する。止め部材166は、表面130に対して全体的に直角の方向に延在する。他の実施形態では、止め部材166は、全体的に直角の方向以外の他の角度で延在することができる。さらに、止め部材166は、他の実施形態では異なる形状およびサイズを有し、本明細書で説明する類似した形状および方向の止め部材66および116以外に、対向システム構成要素(例えばピンロケータまたは歯科模型ベース)の他の形体と接触することができる。接続アームは、ベース部材120の背面から延在するが、他の実施形態では表面130などの他の表面から延在することができる。
D.歯科モールド
図2および図4Aから図4Bを参照すると、実施例の歯科モールド24が図示されている。モールド24は、人の口の左側にある人の対向する上歯および下歯の印象である上下側印象26、28を有する。モールド24は、問題の損傷した歯の印象29を含む。つまり、第二小臼歯(図14および図15に示すB2)の歯である。モールド24は当技術分野で三重トレーモールドとして、特に四分の一三重トレーモールドとしてよく知られている。四分の一モールドは、四分の一が人の歯の全円弧の一部しか歯の印象を捕捉しないという点で、全円弧から識別される。全円弧モールドの歯科モデリングアセンブリを、図16から図21を参照しながら詳細に説明する。
図2および図4Aから図4Bを参照すると、実施例の歯科モールド24が図示されている。モールド24は、人の口の左側にある人の対向する上歯および下歯の印象である上下側印象26、28を有する。モールド24は、問題の損傷した歯の印象29を含む。つまり、第二小臼歯(図14および図15に示すB2)の歯である。モールド24は当技術分野で三重トレーモールドとして、特に四分の一三重トレーモールドとしてよく知られている。四分の一モールドは、四分の一が人の歯の全円弧の一部しか歯の印象を捕捉しないという点で、全円弧から識別される。全円弧モールドの歯科モデリングアセンブリを、図16から図21を参照しながら詳細に説明する。
E.歯科モデリング法
次に、図1から図15を参照しながら、歯科モデリングアセンブリ10を使用する歯科モデルの生成方法について説明する。最初に図2を参照すると、歯科モールド24は、問題の歯29を含むモールドの側が見え、歯の印象上でピンロケータを位置合わせするためにアクセス可能である状態で保持される。この場合、上側印象26は問題の歯29を含み、上部ピンロケータ12は、モールドマーカ54が第一大臼歯印象M1と位置合わせした状態で、モールド24上に吊り下げて保持される。ピンロケータ12、14のロケータピン32は、図14および図15の穴のレイアウトを参照しながら以下で説明するように、その間にわずかに異なる間隔を有することができるので、技術者は、選択されたピンロケータがモールドのサイズ、および問題の歯29を有するモールドの側(上または下)にとって最も適正であるかを判断しなければならない。
次に、図1から図15を参照しながら、歯科モデリングアセンブリ10を使用する歯科モデルの生成方法について説明する。最初に図2を参照すると、歯科モールド24は、問題の歯29を含むモールドの側が見え、歯の印象上でピンロケータを位置合わせするためにアクセス可能である状態で保持される。この場合、上側印象26は問題の歯29を含み、上部ピンロケータ12は、モールドマーカ54が第一大臼歯印象M1と位置合わせした状態で、モールド24上に吊り下げて保持される。ピンロケータ12、14のロケータピン32は、図14および図15の穴のレイアウトを参照しながら以下で説明するように、その間にわずかに異なる間隔を有することができるので、技術者は、選択されたピンロケータがモールドのサイズ、および問題の歯29を有するモールドの側(上または下)にとって最も適正であるかを判断しなければならない。
歯科モデリングアセンブリ10を、1つの口のサイズについて説明する。他の実施形態では、例えば小、中および大のサイズの口に対応する様々なサイズを有する追加の歯科モデリングアセンブリの構成要素を設けることができる。異なるサイズの口を考慮に入れる方法を、図14および図15を参照しながら以下で検討する。したがって、問題の歯29が上歯印象の一部であるか下歯印象の一部であるかを判断するステップに加えて、異なるサイズの上部または下部ピンロケータを特定のモールド24で使用する最も適切な数を判断するさらなるステップを含むことができる。
モールド24を、上部か下部か、および適切なピンロケータのサイズについて試験したら、選択されたピンロケータ(この場合は上部ピンロケータ12)を反対側の対向ベース(この実施例では下部対向ベース22)に接続する。上部ピンロケータ12は、図3に示すように、対向ベース22のオス蝶番コネクタ162と係合するようなサイズであるメス蝶番コネクタ64を含む。
図4Aおよび図4Bを参照すると、次に、下側印象28が対向ベース22の底側130に面する状態で、モールド24が配置され、ロケータピン32がモールド24の上側26の歯印象に面する状態で、上部ピンロケータ12が閉位置へと回転される。閉位置は、対向ベースの止め部材166と係合する止め部材66によって画定される。この閉位置への回転が、何らかの方法で(例えばピン32がモールド24上の余分な材料と接触することにより)妨害された場合は、必要に応じてモールド24の周縁をトリムすることができる。
技術者が、大臼歯M1を、対向ベースのピンロケータおよび144の大臼歯マーカ54とさらに容易に位置合わせできるように、マークを、第一大臼歯M1と位置合わせしてモールド24の側面に作成できると有利である。このようなマークは、技術者が例えば永久マーカを使用して作成することができる。
図5を参照すると、モールド24の下側28および対向ベースが第一成形用材料で充填される。窪んだ床142および係合ピン150の全部ではないまでも、大部分を第一成形用材料で覆うことが好ましい。対向ベースは、底側130から溢れないまでも、少なくとも底側130まで第一成形用材料で充填される。次に、下側印象28の第一成形用材料が対向ベース22の第一成形用材料と係合する状態で、モールド24を配置する。次に、上側印象26の歯印象を、ロケータピン32と位置合わせする。モールド24は、必要に応じて対向ベース22に対して振動または攪拌し、上側印象26とロケータピン32の間に適切な間隔を提供することができる。モールド24が割り出しピン32に対して適切に位置合わせされた状態で、第一成形用材料が硬化し、第一または下部歯科模型6を形成することができる。
上部ピンロケータ12を、図6に示すように上部歯科模型ベース16で置換する。歯科模型ベース16は、少なくとも1つのテーパ状ピン115を、モールド24上に問題の歯29に対応する穴72に挿入することによって準備される。以上で検討したように、問題の歯29は第二小臼歯である。多くの場合、問題の歯の対向する側の歯を着脱式に装着するように、歯科模型ベース16を準備すると有利である。例えば、追加のテーパ状ピン115を、線形アレイの穴73、およびモールド24の犬歯および側歯印象を表す穴106の少なくとも1つなど、他の穴72に挿入することができる。次に、ベース16の止め部材116が図7に示すように対向ベース22の止め部166と係合するまで、歯科模型ベース16を閉位置へと回転する。技術者は、テーパ状ピン115など、モールド24のいずれかの部分がベース16の形体と係合する前に、止め部116、166が適切に係合することを保証するために、モールド24とベース16の間で、モールド24のさらなるトリミングを必要とするような干渉がないかチェックする。
次に図8を参照し、歯科模型ベース16を次に開位置へと回転し、モールド24の上側印象26を第二成形用材料で充填し、ベース16の底側80を、テーパ状ピン115の露出した端部および割り出し部材73〜75とともに、第二成形用材料で覆う。次に、止め部材116、166が係合するまで、ベース16を閉位置に向かって回転する。止め部材116、166が係合している状態で、図8に示す完全に回転した位置に到達するために、モールド24とベース16の間から多少の第二成形用材料を横方向に圧迫することができる。止め部116、166の接触を維持するのに一定の圧力を加えることなく、止め部116、166が係合した状態でベース16が閉位置を維持することを保証するために、ベース16はモールド24に対して攪拌または振動できる必要がある。次に、第二成形用材料が石化し、それによって第二または上部歯科模型8を生成することができる。
第二成形用材料が模型8として十分に硬化した後、図9に示すようにモールド24を模型6,8から取り出す。止め部116、166が図10に示すように係合した状態で、ベース16を再び対向ベース22に対して回転し、閉位置にすることができ、模型6、8は、軸方向および横方向の相対並進運動および相互に対するX、YおよびZ軸を中心とする回転運動により、相互に対して関節で接続することができる。模型6、8は、ベース16の蝶番部分76およびベース22の蝶番部分126の本質的に可撓性の構造により、関節で接続することができる。
技術者が、問題の歯の結果の模型9をベース16から外したいと考えた場合、技術者は、歯模型9の対向する側でZ軸方向に模型8を切り離すことができる。歯模型9の対向する側にある他の端も、関連するテーパ状ピン115を有する各歯の対向する側を切り離すことによって外すことができる。図10は、第一および第二大臼歯、第一および第二小臼歯(歯模型9によって表される第二小臼歯)、および犬歯に関連するテーパ状ピン115を含む模型8を示す。以上で検討したように、テーパ状ピン115をベース16の複数の穴72に再度挿入することは、割り出し部材73〜75の配置構成およびサイズにより、さらに正確に保証することができる。
図9および図10に示す完成した模型6、8は、咬合器の機能を有する歯科模型がある歯科模型ベースの一体システムを提供する。関節式接続に必要な模型6、8間の適切な相対的間隔および配置構成を提供するために、別個の独特な咬合器装置を必要としないことが好ましい。関節式接続という用語は、上部歯模型と下部歯模型との相対運動と定義され、横方向および前後の並進運動、さらに歯模型の蝶番接続における旋回など、様々な回転運動を含むことができる。したがって、幾つかのタイプの関節式接続を提供するために、模型6、8自体を生成するために使用される歯科モデリングアセンブリ10に加えて、追加の咬合器構造は必要ではない。
模型6、8間の適正な相対間隔を保証するための1つの考察事項は、第一および第二成形用材料が硬化した場合に、模型ベース16の底側80と対向ベース22の底側130とが相互に平行であることを保証することである。この平行関係をより正確に保証できる1つの方法は、対向ベース22の接触部146、148と係合するように配置構成された止め部材118、119を追加することである。図11、図12Aおよび図12Bは、スペーサ棒の窪み96、98内に配置されて、底側80の打ち出し部97を通って突出するマーカ118、119を示す。別個の部片としてベース部材16に追加した場合、棒118、119は(例えば接着剤を使用して)所定の位置に固定することができる。あるいは、棒118、119は、歯科模型ベース16のベース70の部分として一体成形することができる。止め部116、166の係合に加えて、またはその代わりに、棒118、119の一方または両方を使用することができる。棒118、119の長さは、予め設定した間隔を提供する特定の長さで予め切断することができる。例えば、棒118の1つの長さは、棒118の端部をベース16の上面78に面一で装着させ、棒118の反対端を対向ベース接触部146に係合させて、表面88と表面130との平行な位置合わせを提供することができる。他の実施形態では、棒118の長さは、上側78との同じ面一の装着を提供し、表面80、130の平行ではない配置構成を提供することができる。
歯科モデリングアセンブリ10の構成要素12、14、16、18、20、22は、一定の形状係数を維持する全幅を有する。例えば、図12Bを参照すると、ベース16の蝶番部分76および対向ベース22の蝶番部分126の最大幅W1は、それぞれベース16、22のベース部材70、120の幅W2、W3以下である。このベース部材70、120に対する蝶番部分76、126の幅の関係は、幾つかの利点を提供することができる。1つの利点は、ベース16の側部86、88に沿って、およびベース22の側部136、138に沿って第一および第二模型6、8の余分な部分を研磨する場合に、蝶番部分76、126が研磨ホイールを妨害しないことである。別の利点は、蝶番部分76、126の比較的細長く狭い構造に関し、これは人の口および顎の解剖学的構造を表す現実的な関節式接続を提供することができる。幾つかの実施形態では、蝶番部分76、126の接続アーム110、160の厚さの変更のみを使用して、様々な用途に合わせて関節式接続を微調整することができる。蝶番部分76、126の構成で可能なさらなる利点は、オス部分とメス部分114、162のインタフェースが、多少傾斜した方向ではなく軸方向および横方向に集中することであり、これは関節式接続の精度を高めることができる。
次に図13を参照すると、ピンロケータ12、14は、着脱式ピン68および穴106、108を使用して、人の口の左側または右側に関連する犬歯および側歯のモデリングに使用するためにカスタム化することができる。通常、0〜2本のピン68を、歯科モデリングアセンブリ10を使用して、任意の所与のモデリング方法で使用することができる。この実施形態では、穴106、108がピンロケータ12、14とともに図示されているが、他の実施形態は、人の口の右側および左側の中歯に対応する穴のセットを追加して構成することができる。中歯に対応する穴を配置するための十分な余地を提供するために、ピンロケータ12、14の前端42は追加の幅および長さを必要とする。
次に図14および図15を参照すると、図14は、中サイズの上下歯列弓の歯を表す穴のレイアウトを示す。上歯に対応する円弧は、大きめの半径の円弧であり、下歯の円弧は、小さめの半径を有する。各円弧に沿う円はそれぞれ、大臼歯M1〜M3、小臼歯B1〜B2、犬歯CS、側歯L、および中歯Cの平均位置を表す。大きいサイズおよび小さいサイズの口に合わせた穴の配置の生成は、中心線CL(図14参照)に対して線に沿って規定の距離だけ円を軸方向に移動するだけで実行することができる。
ベース16、18の穴73の線形アレイは、穴M1〜M3およびB1〜B2を通る推定線Eに対して、図14に示した上または下弓の鏡映を作ることによって生成される。点線で示した円は、鏡映弓U上の円間の平均位置である。側歯および犬歯の円は、ピンロケータ12、14および歯科模型ベース16、18上で線Eに対して同じ位置を維持し、線形に隔置された穴(例えば穴73)は、図15の点線の穴で表される。上述したように、中心穴Cも、図15のレイアウトを使用してベース16、18のピンロケータ12、14に追加することができる。
以上の実施例は、模型6、8を生成するためにピンロケータを有する対向ベースおよび歯科模型ベースを使用して説明してきた。対向ベースの構造は、対向模型を支持するために非常に適しているが、対向ベースの代わりに、代替的に歯科模型ベース16、18の一方も使用することができる。さらに、モールド24が、上側および下側26、28の両方で問題の歯を含む場合、模型にした問題の歯の着脱性を提供するために、歯科模型ベース16、18を使用することが望ましいことがある。
図1に関して述べたように、上部構成要素12、16、20は全部、メス蝶番コネクタを含み、下部構成要素14、18、22はオスコネクタを含む。オスコネクタとメスコネクタをそれぞれ上部構成要素と下部構成要素に分離することの1つの利点は、2つの上部構成要素または2つの下部構成要素の組合せを不注意で使用することがないことを保証することである。上部構成要素が任意の所与の時に下部構成要素に結合されることを保証することによって、技術者がモールド24内に捕捉された人の実際の歯を表す結果の模型6、8を正確に形成することが、さらに保証される。上部構成要素と下部構成要素との不注意な組合せというこの問題の例外は、対向ベースであり、これは多くの場合、上部または下部構成要素として使用するために交換可能である。
図1から図13の蝶番構成に加えて、多くの他の蝶番構成が可能である。例えば、アセンブリ10の各構成要素は、オスコネクタとメスコネクタの両方を含むことができ、したがって各構成要素は可逆性であり、上部または下部構成要素として使用することができる。上部構成要素と下部構成要素とを不適切に組み合わせる可能性に関して、特定の欠点があるが、このような構成にすると、モデリングシステムの全体の構成要素が少なくなる。以下で詳細に述べる図23から図42は、四分の一歯科モデリングアセンブリの幾つかの代替蝶番実施形態を示す。
II.図16から図21の咬合器システムの実施形態
次に図16から図21を参照すると、歯科モデリングアセンブリ200が図示され、説明されている。歯科モデリングアセンブリ200は、上下ピンロケータ212、214、上下歯科模型ベース216、218、および上下対向ベース220、222を含む。各構成要素212、214、216、218、220、222は、人の歯の円弧に対応する全円弧の構成を含む。上部構成要素212、216、220は人の上歯を表し、下部構成要素214、218、22は、人の口の下歯を表す。以下でさらに詳細に述べるように、上部構成要素はそれぞれ、メス蝶番コネクタを含み、下部構成要素はそれぞれ、オス蝶番コネクタを含む。
次に図16から図21を参照すると、歯科モデリングアセンブリ200が図示され、説明されている。歯科モデリングアセンブリ200は、上下ピンロケータ212、214、上下歯科模型ベース216、218、および上下対向ベース220、222を含む。各構成要素212、214、216、218、220、222は、人の歯の円弧に対応する全円弧の構成を含む。上部構成要素212、216、220は人の上歯を表し、下部構成要素214、218、22は、人の口の下歯を表す。以下でさらに詳細に述べるように、上部構成要素はそれぞれ、メス蝶番コネクタを含み、下部構成要素はそれぞれ、オス蝶番コネクタを含む。
上下ピンロケータ212、214は、DENTAL MODELING APPARATUS AND METHODと題した共願中の米国公開特許出願第2004/0029071号に記載されたピンロケータ形体に類似した形体を含む。歯科ベース216、218の幾つかの形体は、DENTAL MODEL BASE WITH A PLURALITY OF INDEXING PINSと題した共願中の米国特許出願第29/216,697の形体に類似している。対向ベース220、222の幾つかの形体は、DENTAL MODELING ASSEMBLY AND METHODSと題した共願中の米国公開出願第11/150,849号、およびOPPOSING DENTAL MODEL BASEと題した米国出願第29/231,950号で開示された対向ベースに類似している。本パラグラフで言及した特許関連の文書は、参照により全体が本明細書に組み込まれる。
A.ピンロケータ
最初に図17および図18を参照すると、ピンロケータ212、214は、ベース部材230、複数のロケータピン232、および蝶番部分236を含む。ベース部材230は、上側および底側238、240を含み、底側240は装着表面を画定し、さらに前後端242、244、および第一および第二側246、248を含む。ベース部材230は、各側部246、248に沿って、それぞれ人の歯列円弧の第一大臼歯M1および犬歯CSを表すロケータピン232と位置合わせされた犬歯マーカ252および大臼歯マーカ254を含む。
最初に図17および図18を参照すると、ピンロケータ212、214は、ベース部材230、複数のロケータピン232、および蝶番部分236を含む。ベース部材230は、上側および底側238、240を含み、底側240は装着表面を画定し、さらに前後端242、244、および第一および第二側246、248を含む。ベース部材230は、各側部246、248に沿って、それぞれ人の歯列円弧の第一大臼歯M1および犬歯CSを表すロケータピン232と位置合わせされた犬歯マーカ252および大臼歯マーカ254を含む。
ロケータピン232は、底側240に形成された穴内に保持される着脱式ピンとして構成することができる。図示の実施形態では、ロケータピン232は、単一部片としてピンロケータ212、214の底側240と一体形成される。
蝶番部分236は、接続アーム260、オスまたはメス蝶番コネクタ262、264、および止め部材266を含む。接続アーム260は、ベース部材230の後端244から延在する。接続アーム260は、別個のアームまたは脚部に分割することができる。接続アーム260の一方端はベース部材30と係合し、接続アーム260の反対端は、自身に装着された止め部材266、および自身から延在するオスまたはメス蝶番コネクタを含む。幾つかの実施形態では、接続アーム260は、別個の脚部またはアーム部材がない中実の単一部片でよい。さらに、止め部材266は、図面に示すように横部材にではなく、接続アーム266の対向アームまたは脚部材の一方に装着することができる。
B.歯科模型ベース
歯科模型ベース216、218を、図19から図21に関して説明する。ベース216、218は、ベース部材270、複数の穴272、複数の割り出し部材274、275、および蝶番部分276を含む。
歯科模型ベース216、218を、図19から図21に関して説明する。ベース216、218は、ベース部材270、複数の穴272、複数の割り出し部材274、275、および蝶番部分276を含む。
ベース部材270は上側および底側278、280を含み、底側280は、主要装着表面を画定し、さらに前後端282、284、および第一および第二側286、288を含む。ベース部材270は、ベース部材70の外周に延在する連続側壁290、さらにキャビティ292を画定するその内側も含む。複数の突起300が、底側280から開始してキャビティ292内へと突出する。各突起300は、自身を通って延在し、複数の穴272のうち1つと位置合わせされたテーパ状キャビティを含む。テーパ状キャビティは、以上の図1から図13に関して示したテーパ状ピン115などのテーパ状ピンを受けるようなサイズであり、テーパ状ピンは、干渉嵌めでテーパ状キャビティ内に保持され、着脱可能である。テーパ状キャビティ300および関連する穴272のうち少なくとも幾つかは、永久的に装着されるピンと交換することができる。永久的に装着されるピンは、歯科模型の部分をベース216、218に固定するのに特に有用なことがある。
穴272は、主要装着表面280に沿って、人の口内にある実際の歯の平均的位置と一致する間隔で配置される。実施例の穴の間隔を、図14および図15に関して説明する。代替配置構成では、穴272は、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,471,513号および第D452,566号に記載された穴のように、様々な間隔および複数列の穴を有することができる。あるいは、穴272は、参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,884,068号に記載されたように、歯科モールド内の問題の歯に対して穴の正確な位置を割り出した後に、表面280に穿孔することができる。
ベース部材70はさらに、対向する前後端282、284のスペーサ棒窪み296、298、および対向する側部286、288の大臼歯マーカ294および犬歯マーカ295を含む。スペーサ棒窪み296、298は、図20および図21に示すように、スペーサ棒318、319を受けるようなサイズである。マーカ294、295は、人の歯の第一大臼歯および犬歯部材に対応する穴70と位置合わせされる。
C.対向ベース
次に図17から図21を参照すると、対向ベース220、222はそれぞれ、ベース部材320および蝶番部分326を含む。ベース部材320は上側および底側328、330を含み、底側330は装着または係合表面を画定し、さらに前後表面332、334、および第一および第二側336、338を含む。ベース部材320は、連続側壁340によって画定された窪んだ床342も含む。複数の係合ピン350が、窪んだ床342から連続側壁340に隣接する列の状態で延在する。ベース部材320は、図21に示すようにスペーサ棒318、319の端部と係合するようなサイズであるスペーサ棒接触部348を含む。図18に示すモールド224などの歯科モールドの第一大臼歯および犬歯印象との位置合わせに役立つために、大臼歯マーカ344および犬歯マーカ346が、第一および第二側336、338に沿って含まれる。
次に図17から図21を参照すると、対向ベース220、222はそれぞれ、ベース部材320および蝶番部分326を含む。ベース部材320は上側および底側328、330を含み、底側330は装着または係合表面を画定し、さらに前後表面332、334、および第一および第二側336、338を含む。ベース部材320は、連続側壁340によって画定された窪んだ床342も含む。複数の係合ピン350が、窪んだ床342から連続側壁340に隣接する列の状態で延在する。ベース部材320は、図21に示すようにスペーサ棒318、319の端部と係合するようなサイズであるスペーサ棒接触部348を含む。図18に示すモールド224などの歯科モールドの第一大臼歯および犬歯印象との位置合わせに役立つために、大臼歯マーカ344および犬歯マーカ346が、第一および第二側336、338に沿って含まれる。
蝶番部分326は、接続アーム360、オスまたはメス蝶番コネクタ362、364、および止め部材366を含む。蝶番部分326の形体は、上述したピンロケータの蝶番部分236および歯科模型ベース216、218の蝶番部分276の形体と同じであるか、類似していてよい。止め部材366は、どちらの構成要素が任意の所与の時に対向ベースと結合するかに応じて、ピンロケータ212、214の止め部材266、または歯科模型ベース216、218の止め部材316と係合するように構成される。
D.歯科モールド
全円弧の歯科モールド224から上下の歯の模型を生成するために歯科モデリングアセンブリ200を使用することは、歯科モデリングアセンブリ10に関して上述した方法と多くの類似点を有する。歯科モデリングアセンブリ200は、前歯(つまり中歯、側歯および犬歯)のモデリングに特に適しているが、それでも奥歯(つまり小臼歯および大臼歯)のモデリングも可能である。
全円弧の歯科モールド224から上下の歯の模型を生成するために歯科モデリングアセンブリ200を使用することは、歯科モデリングアセンブリ10に関して上述した方法と多くの類似点を有する。歯科モデリングアセンブリ200は、前歯(つまり中歯、側歯および犬歯)のモデリングに特に適しているが、それでも奥歯(つまり小臼歯および大臼歯)のモデリングも可能である。
E.歯科モデリング方法
歯科モデリングアセンブリ200を使用するモデリングのプロセスにおける最初のステップは、適切なピンロケータ212、214を選択することである。ピンロケータ212、214は、この決定のためにモールド224の歯印象と位置合わせした状態で保持される。様々な上下ピンロケータ212、214に加えて、他の考慮事項には、ピンロケータ212、214のサイズが含まれる。図14および図15に関して上述したように、例えば小、中および大サイズの口に対応する様々なサイズの上下ピンロケータ、歯科模型ベース、および対向ベースを作成することが可能である。したがって、歯科モデリング方法を最適化する1つの方法は、上下ピンロケータの間で選択するばかりでなく、使用可能な様々なサイズのピンロケータからも選択することである。
歯科モデリングアセンブリ200を使用するモデリングのプロセスにおける最初のステップは、適切なピンロケータ212、214を選択することである。ピンロケータ212、214は、この決定のためにモールド224の歯印象と位置合わせした状態で保持される。様々な上下ピンロケータ212、214に加えて、他の考慮事項には、ピンロケータ212、214のサイズが含まれる。図14および図15に関して上述したように、例えば小、中および大サイズの口に対応する様々なサイズの上下ピンロケータ、歯科模型ベース、および対向ベースを作成することが可能である。したがって、歯科モデリング方法を最適化する1つの方法は、上下ピンロケータの間で選択するばかりでなく、使用可能な様々なサイズのピンロケータからも選択することである。
適切なピンロケータ212、214を選択した後(図17および図18に関しては、上部ピンロケータ214が使用されている)、ピンロケータは、ピンロケータのメス蝶番コネクタ264が対向ベース222のオス蝶番コネクタ362と蝶番または旋回接続した状態で、対向ベース220、222に結合される(図17から図21には下部対向ベース222が図示されている)。歯科モールド224は、モールド224の歯印象と位置合わせされたロケータピン232で、ピンロケータのロケータピン232と対向ベース222の間の所定の位置に保持される。モールドとピンロケータと対向ベースの間の干渉を解消するために、モールド224のトリミングが必要な場合、これらの変更は、下側印象228と対向ベース222を第一成形用材料で充填する前に実行される。次に、充填した下側228を充填した対向ベース222と係合させる。モールド224は、モールドの歯印象と適切に位置合わせするために、ロケータピン232に対して調節され、第一成形用材料が硬化して、下部歯科模型(図示せず)を形成することができる。
次に、上部歯科模型ベース216と下部対向ベース222の間に蝶番または旋回接続が存在するように、ピンロケータ212を上部歯科模型ベース216と置換する。モールドの上側印象226内にある少なくとも損傷した問題の歯の印象に対応し、歯科模型ベースの複数の穴272に、着脱式ピンを加える。着脱式ピンを複数の穴272のうち任意の1つの穴に加えて、モールド224の上側印象226から形成された結果の歯模型に着脱性を提供することができる。次に、主要表面280が対向ベースの底面330に対して平行な配置構成にある状態で、歯科模型ベース216を閉位置へと回転する。目視チェックを実行して、モールド224と歯科模型ベース216または歯科模型ベースの穴272に固定された着脱式ピンとの間に障害物がないことを保証する。通常、歯科模型ベース216および対向ベース222それぞれの止め部316および366が、ベース216、222間に十分な平行の位置合わせを提供する。しかし、平行な方向をさらに正確に画定するために、止め棒318、319(図20および図21参照)などの追加の止め部材を使用することが必要なことがある。
次に、モールド224の上側印象226を第二成形用材料(図示せず)で充填し、複数の穴72に挿入されたテーパ状ピンの露出した端部に沿った歯科模型ベースの主要表面280、および露出したこれらのテーパ状ピンに隣接した対応する割り出し部材274、275は、第二成形用材料でコーティングされる。成形用歯科模型ベース216を再び閉位置へと回転して、ベース216上の第二成形用材料をモールド224の上側印象226の成形用材料と係合させる。これらの成形ステップを実行する技術者は、止め部材316、366の係合、および止め棒318、319の端部と対向ベース222の接触表面348との係合によって、ベース216、222それぞれの表面280と330との平行な配置構成をチェックすることができる。
第二成形用材料を硬化して、上部歯科模型を生成し、モールド224を上下模型から外す。これで、ベース216、222を蝶番接続で相互に結合しながら、上下模型(図示せず)を相互に対して関節式に接続することができる。
上述した歯科モデリングアセンブリ10と同様に、アセンブリ200は、対向ベース220、222が歯科模型ベース216、218の一方によって置換された場合に、十分に機能することができる。例えば、図18から図21に示す実施例では、下部対向ベース222を下部歯科模型ベース218で置換することができる。このような置換は、上側印象226ばかりでなく下側印象228からも損傷した問題の歯を準備する場合に望ましいことがある。
蝶番部分236、276および126の蝶番形体は、他の実施形態では変更することができる。例えば、アセンブリ200の上下構成要素はそれぞれ、対向ベースなどの幾つかの構成要素の互換性を改良するために、1つのメス蝶番コネクタおよび1つのオス蝶番コネクタを含むことができ、したがって図16に示す実施例のシステム200で必要とされるような2つの別個の構成要素ではなく、1つの対向ベースしか必要としない。
蝶番部分236、276、326は、各ベース部材230、270、320の最大幅以下の最大幅を有する。その結果、蝶番部分は、完成した上下歯科模型から第一または第二成形用材料の余分な部分を研磨する場合に、研磨ホイールの妨害を最小限に抑える。
歯科モデリングアセンブリ10、200に使用されるオスおよびメス蝶番コネクタは、スナップ嵌め接続を提供する。オス蝶番コネクタとメス蝶番コネクタとのインタフェースは、比較的密な公差を有し、その結果、上下構成要素の相互に対する横方向の動きが無視でき、微細になる。
モデリングアセンブリ10、200の構成要素は、例えばナイロン、ポリカーボネートプラスチック、または他の注型可能な、または射出成形可能な材料など、ポリマベース材料を備えることができる。ピンロケータは、高い強度および剛性、および透明性という特性を提供する材料で作成することが好ましい。
ピンロケータ、歯科模型ベースおよび対向ベースの形体は、一体部片として形成される。したがって、例えばベース部材30にピンロケータ12、14の蝶番部分36を固定するなど、各構成要素の形体を相互に接続する必要がない。というのは、これらの形体が1つの部片として一体形成されているからである。アセンブリ10、200に必要な結合またはその他の接続は、上下構成要素間のオス蝶番コネクタとメス蝶番コネクタの蝶番接続のみである。この一体部片の構造が好ましいが、代替実施形態では、各構成要素の様々な形体を別個の部片として作成し、次に構成要素製造プロセスのその後のステップで、これらの部片を一緒に固定することが可能である。例えば、例えば接着剤またはスナップ嵌め接続を使用して、ピンロケータ12、14の蝶番部分36の接続アーム60をベース部材30の後端44に固定することができ、したがって2つの別個の部片が相互に結合されて、ピンロケータ12、14の1つを形成する。この方法で別個の部片の構成要素を生成することにより、同じベースおよびピン部分を使用して、様々なタイプのモデリング方法またはシステムに様々なタイプの蝶番部分の設計を提供することが可能である。例えば、1つの蝶番部分の設計は、三重トレーモールドを扱う場合、人の歯の上側または下側の一方のみの印象でモールドを扱う場合の比較的小さい角度ιに対して、比較的大きいコネクタアーム角度ι(図4A参照)を有することができる。
III.蝶番の代替実施形態
図22から図42は、以上で開示した歯科モデリングシステムで使用する幾つかの代替蝶番設計を示す。図22から図42の特定の構成は、全円弧スタイルの構成要素に対して四分の一に合わせて特にサイズが決定され、これらの蝶番設計は、図16から図21に関して説明した構成要素212、214、216、218、220、222などの全円弧構成要素で使用するように変更することができる。
図22から図42は、以上で開示した歯科モデリングシステムで使用する幾つかの代替蝶番設計を示す。図22から図42の特定の構成は、全円弧スタイルの構成要素に対して四分の一に合わせて特にサイズが決定され、これらの蝶番設計は、図16から図21に関して説明した構成要素212、214、216、218、220、222などの全円弧構成要素で使用するように変更することができる。
図22から図42に示す実施形態はそれぞれ、概ね第一および第二接続アーム402、404、第一および第二オス蝶番部材410、412、第一および第二メス蝶番部材414、416、および第一および第二止め部材418、420を含む蝶番アセンブリ400である。接続アーム402、404はそれぞれ、ベース取り付け部分406および蝶番取り付け部分408を含む。幾つかの実施形態は、第一および第二止め表面422、424および横方向安定化部材426、428を含むことができる。
A.図22から図24の実施形態
最初に図22から図24を参照すると、蝶番アセンブリ400は、ベース取り付け部分406に対して全体的に直角の方向に延在する蝶番取り付け部分408を含む。蝶番取り付け部分408の端部は、止め部材418、420を画定する。蝶番部材410、412、414、416は、蝶番取り付け部分4008に対してある角度で延在し、これは代替的に、蝶番取り付け部分408に対して非平行方向に延在すると言うことができる。
最初に図22から図24を参照すると、蝶番アセンブリ400は、ベース取り付け部分406に対して全体的に直角の方向に延在する蝶番取り付け部分408を含む。蝶番取り付け部分408の端部は、止め部材418、420を画定する。蝶番部材410、412、414、416は、蝶番取り付け部分4008に対してある角度で延在し、これは代替的に、蝶番取り付け部分408に対して非平行方向に延在すると言うことができる。
第一接続アーム402は両方のメス蝶番部材414、416を含み、第二接続アーム404は両方のオス蝶番部材410、412を含む。図22から図24の蝶番アセンブリ400の構成は、上述したアセンブリ10の蝶番形体に類似している。横方向安定化部材426は、オス蝶番部材410、412の部分を画定する。安定化部材426は、メス蝶番部材414、416の横方向の運動を制御するのに役立つ。メス蝶番部材414、416は、オス蝶番部材410、412にスナップ嵌めされるように構成される。
蝶番取り付け部分408はそれぞれ、自身内に形成され、脚部407、409を画定するスロットを含む。脚部407、409は、X方向に、(図22から図24の閉じた方向を見た場合)Y方向の厚さ寸法より大きい幅寸法を有する。その結果、図22から図24の蝶番アセンブリ400は、X方向よりY方向に大きい可撓性を提供することができる。このような固有の可撓性は、図22から図24の蝶番アセンブリ400が接続された歯科モデリングアセンブリの構成要素(例えばピンロケータまたは歯科模型ベース)に特定の利点または欠点を与えることがある。幾つかのこのような利点または欠点は、歯科モデリングアセンブリの構成要素に装着される模型を関節式に接続する能力を含む。
B.図25から図27の実施形態
次に図25から図27を参照し、別の蝶番アセンブリの実施形態400を図示し、説明する。図25から図27のアセンブリ400は、別個のアーム407、409に分割される蝶番取り付け部分408を含む。アーム407、409はそれぞれX方向に、Y方向の厚さ寸法より小さい幅寸法を有する。この構造は、Y方向に対してX方向の可撓性を向上させることができる。
次に図25から図27を参照し、別の蝶番アセンブリの実施形態400を図示し、説明する。図25から図27のアセンブリ400は、別個のアーム407、409に分割される蝶番取り付け部分408を含む。アーム407、409はそれぞれX方向に、Y方向の厚さ寸法より小さい幅寸法を有する。この構造は、Y方向に対してX方向の可撓性を向上させることができる。
別個の止め部材418、420が、アーム407、409の間に配置される。止め部材は、接続アーム402、404が図22から図24に示す閉位置にある場合、Z方向に実質的に平行な方向に延在する。
アーム407、409は、Z軸に対してある角度の方向に、およびY方向に延在する。角度がある蝶番取り付け部分408は、例えば上述したモデリングアセンブリ10、200の1つを使用して歯科モデリングプロセス中に使用され、形成される歯科モールドおよび結果の歯科模型を妨害する可能性を低下させることができる。
蝶番取り付け部分408のアーム407、409はそれぞれ、その端部に別個のオスおよびメス蝶番部材を有する。第一および第二接続アーム402、404は、相互の鏡像であり、互換可能である。
メス蝶番部材414、416は、オス蝶番部材にスナップ嵌めされ、そこから外されるように構成される。
C.図28から図30の実施形態
次に図28から図30を参照し、蝶番アセンブリ400の別の実施例を図示し、説明する。蝶番取り付け部分408のアーム409はそれぞれ、止め部材418、420の1つを含み、アーム407は止め表面を含む。止め部材418、420と止め表面422、424とのY方向における係合は、接続アーム402、404の相対回転を制限する。Y方向における係合は、図22から図27の実施形態に示したようなZ方向における止め部材418、420の係合とは異なる。図28から図30の止め部材418、20を、別個の止め部材または止め形体と組み合わせて使用し、Z方向の係合を提供することができる。
次に図28から図30を参照し、蝶番アセンブリ400の別の実施例を図示し、説明する。蝶番取り付け部分408のアーム409はそれぞれ、止め部材418、420の1つを含み、アーム407は止め表面を含む。止め部材418、420と止め表面422、424とのY方向における係合は、接続アーム402、404の相対回転を制限する。Y方向における係合は、図22から図27の実施形態に示したようなZ方向における止め部材418、420の係合とは異なる。図28から図30の止め部材418、20を、別個の止め部材または止め形体と組み合わせて使用し、Z方向の係合を提供することができる。
接続蝶番取り付け部分408はそれぞれ、ベース取り付け部分406に対して直角ではない方向に延在する長さの部分、およびその長さに沿ってベース取り付け部406に対して直角の方向に延在する別個の部分を含む。直角に延在する部分は、オスおよびメス蝶番部材410、412、414、416を装着する。オスおよびメス蝶番部材は、相互に対してスナップ嵌め接続するように構成される。
D.図31から図33の実施形態
次に図31から図33を参照し、蝶番アセンブリ400の別の実施例を図示し、説明する。図31から図33の蝶番アセンブリ400は、別個のアーム407、409に分割される蝶番取り付け部分408を含む。アーム407、409はそれぞれ、その長さに沿ってベース取り付け部分406に対して直角ではない第一方向に延在する第一部分、およびその長さに沿って取り付け部分406に対して直角ではない異なる方向に延在する第二部分を含む。1つの実施例では、アーム407、409の長さに沿った第一部分は約95から110°の角度で延在し、第二部分は約125から145°の角度で延在する。メス蝶番部材414、416は両方とも、第一コネクタアーム402上に含まれ、オス蝶番部材410、412は両方とも、第二接続アーム404上に含まれる。止め部材418、420は、蝶番アセンブリ400が図31から図33に示す囲まれた方向にある場合に、Z軸に延在するようにベース取り付け部分406に対して概ね直角の方向で配置構成される。
次に図31から図33を参照し、蝶番アセンブリ400の別の実施例を図示し、説明する。図31から図33の蝶番アセンブリ400は、別個のアーム407、409に分割される蝶番取り付け部分408を含む。アーム407、409はそれぞれ、その長さに沿ってベース取り付け部分406に対して直角ではない第一方向に延在する第一部分、およびその長さに沿って取り付け部分406に対して直角ではない異なる方向に延在する第二部分を含む。1つの実施例では、アーム407、409の長さに沿った第一部分は約95から110°の角度で延在し、第二部分は約125から145°の角度で延在する。メス蝶番部材414、416は両方とも、第一コネクタアーム402上に含まれ、オス蝶番部材410、412は両方とも、第二接続アーム404上に含まれる。止め部材418、420は、蝶番アセンブリ400が図31から図33に示す囲まれた方向にある場合に、Z軸に延在するようにベース取り付け部分406に対して概ね直角の方向で配置構成される。
E.図34から図36の実施形態
次に図34から図36を参照する。さらなる蝶番アセンブリの実施形態400を図示し、説明する。第一および第二接続アーム402、404は、細長い棒として構成されたベース取り付け部分406、および自身内に一体化された蝶番部材410、412、414、416を有する蝶番取り付け部分408を含む。接続アーム402、404はそれぞれ、オス蝶番部材およびメス蝶番部材を含む。
次に図34から図36を参照する。さらなる蝶番アセンブリの実施形態400を図示し、説明する。第一および第二接続アーム402、404は、細長い棒として構成されたベース取り付け部分406、および自身内に一体化された蝶番部材410、412、414、416を有する蝶番取り付け部分408を含む。接続アーム402、404はそれぞれ、オス蝶番部材およびメス蝶番部材を含む。
図34から図36の蝶番アセンブリ400は、接続アーム402、404の相対的な回転運動を制限する止め部材を示していないが、他の実施形態では、このような止め部材を含むことができる。例えば、蝶番アセンブリ400が図34から図36に示す方向にある場合、止め部材は各ベース取り付け部分406からZ方向に延在することができる。止め部材は相互に係合して、相対回転を阻止する。
F.図37から図39の実施形態
次に図37から図39を参照して、さらなる蝶番アセンブリの実施形態400を図示し、説明する。図37から図39の蝶番アセンブリ400は、別個のアーム407、409に分割される蝶番取り付け部分408を含む。アーム407、409は、Y方向に、X方向の幅寸法より大きい厚さ寸法を有する。さらに、アーム407、409は、オスおよびメス蝶番部材の一方を含む。アーム407、409は、止め部材418、420で相互に結合される。止め部材は、蝶番アセンブリ400が図37から図39に示す方向にある場合、Z方向に延在する。止め部材418、420は、接続アーム402、404のそれぞれのベース取り付け部分406に平行な方向を提供する少なくとも1つの方向で、第一および第二接続アーム402、404の相対回転を制限する。
次に図37から図39を参照して、さらなる蝶番アセンブリの実施形態400を図示し、説明する。図37から図39の蝶番アセンブリ400は、別個のアーム407、409に分割される蝶番取り付け部分408を含む。アーム407、409は、Y方向に、X方向の幅寸法より大きい厚さ寸法を有する。さらに、アーム407、409は、オスおよびメス蝶番部材の一方を含む。アーム407、409は、止め部材418、420で相互に結合される。止め部材は、蝶番アセンブリ400が図37から図39に示す方向にある場合、Z方向に延在する。止め部材418、420は、接続アーム402、404のそれぞれのベース取り付け部分406に平行な方向を提供する少なくとも1つの方向で、第一および第二接続アーム402、404の相対回転を制限する。
蝶番取り付け部分408は、ベース取り付け部分406に対して直角方向とは異なる角度で延在する。
アーム407、409は、対向する接続アーム402、404のアーム407、409に対して偏った面に配置構成される。同様に、止め部材418、420は、相互に対してX方向に偏る。
G.図40から図42の実施形態
次に図40から図42を参照して、さらなる蝶番アセンブリの実施形態400を図示し、説明する。図40から図42のアセンブリ400は、別個のアームに分割されない一体部片である蝶番取り付け部分408を含む。蝶番取り付け部分408は、ベース取り付け部分406に対して直角ではない角度で延在する。接続アーム402、404のそれぞれの止め部材418、420は、対向する接続アームの蝶番取り付け部分408と係合する。
次に図40から図42を参照して、さらなる蝶番アセンブリの実施形態400を図示し、説明する。図40から図42のアセンブリ400は、別個のアームに分割されない一体部片である蝶番取り付け部分408を含む。蝶番取り付け部分408は、ベース取り付け部分406に対して直角ではない角度で延在する。接続アーム402、404のそれぞれの止め部材418、420は、対向する接続アームの蝶番取り付け部分408と係合する。
第一および第二接続アーム402、404はそれぞれ、横方向安定化部材426、428によって分離されたオス蝶番部材とメス蝶番部材の両方を含む。
IV.要約
本開示の1つの態様は、対向ベース、ピンロケータ、および歯科模型ベースを含む歯科モデリングシステムに関する。対向ベースは、人の歯のモールドから形成された対向歯科模型を装着するように構成された係合表面、および自身の一方端に蝶番部材を含む接続アームを含む。ピンロケータは、ピンロケータのベースから延在し、対向歯科模型を対向ベース部材に装着した場合に、モールド内の歯印象と位置合わせされるように配置構成された複数の細長いピンを含む。ピンロケータは、ピンロケータのベースから延在し、対向ベース部材の蝶番部材に取り付けられて、その間に旋回接続を提供するように構成された蝶番部材を一方端に含む接続アームも含む。歯科模型ベースは、複数の穴を有する主要表面を含み、主要表面は、対向歯科模型が対向ベースに装着された後に、モールドから形成された歯科模型を装着するように構成される。歯科模型ベースはさらに、対向ベースの蝶番部材をピンロケータ蝶番部材の所定の位置に取り付けて、歯科模型ベースと対向ベースの間に旋回接続を提供するように構成された蝶番部材を一方端に含む接続アームを含む。歯科模型ベースの複数の穴は、第一および第二セットの穴を含むことができ、第一セットの穴は、歯科模型ベースの長さに沿って線形に位置合わせされ、第二セットの穴は、第一セットの穴と非平行で位置合わせされる。
本開示の1つの態様は、対向ベース、ピンロケータ、および歯科模型ベースを含む歯科モデリングシステムに関する。対向ベースは、人の歯のモールドから形成された対向歯科模型を装着するように構成された係合表面、および自身の一方端に蝶番部材を含む接続アームを含む。ピンロケータは、ピンロケータのベースから延在し、対向歯科模型を対向ベース部材に装着した場合に、モールド内の歯印象と位置合わせされるように配置構成された複数の細長いピンを含む。ピンロケータは、ピンロケータのベースから延在し、対向ベース部材の蝶番部材に取り付けられて、その間に旋回接続を提供するように構成された蝶番部材を一方端に含む接続アームも含む。歯科模型ベースは、複数の穴を有する主要表面を含み、主要表面は、対向歯科模型が対向ベースに装着された後に、モールドから形成された歯科模型を装着するように構成される。歯科模型ベースはさらに、対向ベースの蝶番部材をピンロケータ蝶番部材の所定の位置に取り付けて、歯科模型ベースと対向ベースの間に旋回接続を提供するように構成された蝶番部材を一方端に含む接続アームを含む。歯科模型ベースの複数の穴は、第一および第二セットの穴を含むことができ、第一セットの穴は、歯科模型ベースの長さに沿って線形に位置合わせされ、第二セットの穴は、第一セットの穴と非平行で位置合わせされる。
本開示の別の態様は、歯科モデリングシステムを使用して人の歯のモールドから歯科模型を形成する方法に関する。歯科モデリングシステムは、第一ベース部材、第二ベース部材、およびピンロケータを含む。第二ベース部材は、その支持表面から延在する少なくとも1つの着脱式ピンを含み、第一および第二ベース部材およびピンロケータはそれぞれ蝶番部材を含む。方法は、ピンロケータの蝶番部分と第一ベース部材を相互に結合して、第一旋回接続を形成することと、モールドの第一側を第一成形用材料で充填することと、成形用材料が第一ベース部材の支持表面と係合し、ピンロケータのピンがモールドの第二側の歯印象と位置合わせされた状態で、モールドを配置構成することと、第一成形用材料を硬化することとを含む。方法はさらに、第一ベース部材とピンロケータの蝶番部材を分離することと、第二旋回接続を形成するために、第一ベース部材と第二ベース部材の蝶番部材を結合することと、モールドの第二側を第二成形用材料で充填することと、第二成形用材料を第二ベース部材の支持表面と係合することと、第二成形用材料を硬化することと、モールドを硬化した第一および第二成形用材料から外すこととを含む。
本発明の別の態様は、第一および第二ベース部材を含む歯科咬合器に関する。第一ベース部材は、装着表面、装着表面から延在する少なくとも1つの保持構造、およびその一方端に蝶番部材を含む接続アームを含む。第二ベース部材は、着脱式ピンを受けるように構成された複数の穴を有する装着表面を含み、第一ベース部材の複数の穴は、第一ベース部材の長さに沿って線形に位置合わせされ、不規則な間隔で隔置された第一セットの穴を含む。第二ベース部材は、装着表面から離れる方向で延在する複数の穴のそれぞれに関連する割り出し部材、および第一ベース部材の蝶番部材に取り付けられて、旋回接続を提供するように構成された蝶番部材を一方端に有する接続アームも含む。第二ベース部材はさらに、線形に位置合わせされた第一セットの穴と非平行の配置構成で配置構成された第二セットの穴を含むことができる。
本開示の別の態様は、歯科モデリングシステムとともに使用するピンロケータに関し、歯科モデリングシステムは少なくとも1つの模型ベースを含む。ピンロケータは、装着表面を画定する本体部材、装着表面から本体部材の長さに沿って隔置され、全体的に線形の配置構成で延在する複数の固定ロケータピン、および装着表面に形成され、着脱式ロケータピンを受けるように形成された少なくとも1つの穴を含む。ピンロケータは、蝶番接続で歯科模型ベースに取り付けられるように構成され、ロケータピンは、歯科模型を歯科模型ベースに着脱式に装着する場合に、歯科モールドの歯印象と位置合わせされるように構成される。
本開示のさらなる態様は、第一および第二ベース部材および蝶番構造を含む歯科咬合器に関する。第一ベース部材は装着表面を含み、装着表面の上面図から見た場合に、全体的に長方形の輪郭を画定する。第二ベース部材は、自身内に形成され、着脱式ピンを受けるようなサイズである複数の穴を有する主要表面を含む。第一ベース部材は、主要表面の上面図から見た場合に、全体的に長方形の輪郭も画定する。蝶番構造は、第一および第二ベース部材を蝶番関係で相互に結合する。蝶番構造は、第一ベース部材から延在する第一接続アーム、第二ベース部材から延在する第二接続アーム、および第一および第二ベース部材の相対回転を少なくとも1つの回転方向で停止するように構成された止め部材を含む。接続アームは、第一および第二ベース部材の縦軸に実質的に平行な方向に延在する。接続アームは、第一および第二ベース部材と一体形成することができる。
本開示の別の態様は、歯科模型を形成する方法に関する。方法は、ピンロケータのロケータピンを歯科モールドの歯印象と位置合わせした状態で配置することと、歯印象を硬化性材料で充填することとを含む。方法はさらに、成形用材料と係合している歯科模型ベースのピンを係合することと、歯科模型ベースのピンを、ロケータピンの間隔と実質的に等しく隔置することと、歯科模型を形成するために硬化性材料を硬化することとを含む。
V.結論
以上の明細書、実施例およびデータは、開示された実施例の組成の製造および使用について徹底的に説明している。本開示の多くの実施形態は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく作成することができるので、本発明は請求の範囲に帰される。
以上の明細書、実施例およびデータは、開示された実施例の組成の製造および使用について徹底的に説明している。本開示の多くの実施形態は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく作成することができるので、本発明は請求の範囲に帰される。
Claims (35)
- 人の歯のモールドから形成された対向歯科模型を装着するように構成された係合表面、および
自身の一方端に蝶番部材を含む接続アームを含む
対向ベースと、
自身のベースから延在し、前記対向歯科模型を前記対向ベース部材に装着する場合に、前記モールドの歯印象と位置合わせされるように配置構成された複数の細長いピン、および
自身のベースから延在し、前記対向ベース部材の前記蝶番部材に取り付けられて、その間に旋回接続を提供するように構成された蝶番部材を一方端に含む接続アームを含む
ピンロケータと、
複数の穴を有し、前記対向歯科模型が前記対向ベースに装着された後に、前記モールドから形成された歯科模型を装着するように構成された主要表面、および
前記ピンロケータの蝶番部材の代わりに、前記対向ベースの前記蝶番部材に取り付けられ、前記歯科模型ベースと前記対向ベースの間に旋回接続を提供するように構成された蝶番部材を一方端に含む接続アームとを含む前記歯科模型ベースと
を備える歯科モデリングシステム。 - 前記歯科模型ベースの前記複数の穴が第一および第二セットの穴を含み、前記第一セットの穴が、前記歯科模型ベースの長さに沿って線形に位置合わせされ、前記第二セットの穴が前記第一セットの穴に非平行に位置合わせされる、請求項1に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記歯科模型ベースの前記主要表面が、前記第一セットの穴の各穴に関連する少なくとも2つの割り出し部材を含み、前記割り出し部材が、前記第一セットの穴の各穴の対向する側に配置される、請求項2に記載の歯科モデリングシステム。
- 所与の穴に関連する前記割り出し部材が、様々なサイズを有する、請求項3に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記第二セットの穴が少なくとも2つの穴を含み、前記軸方向に位置合わせされた第二セットの穴の対向する側に、別個の穴が配置される、請求項2に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記第二セットの穴が少なくとも4つの穴を含み、1対の穴が、前記軸方向に位置合わせされた第二セットの穴の対向する側に、前記第一セットの穴の端穴と位置合わせされて配置される、請求項5に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記対向ベースおよび歯科模型ベースの前記蝶番部材が、対向ベースおよび歯科模型ベースの相互に対する回転運動を少なくとも1つの回転方向に制限して、前記対向ベースの前記係合表面と前記歯科模型ベースの前記主要表面との平行な配置構成を提供するように構成された対合止め形体を含む、請求項1に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記対向ベースの前記接続アームの最大幅が、前記対向ベースの前記係合表面の最大幅以下であり、前記歯科模型ベースの前記接続アームの最大幅が、前記歯科模型ベースの前記主要表面の最大幅以下である、請求項1に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記ピンロケータが、着脱式テーパ状ピンを受けるようなサイズである少なくとも1つの穴を含む、請求項1に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記複数の細長いピンが線形に配置構成され、前記ピンロケータの前記少なくとも1つの穴が、前記線形に配置構成された細長いピンと位置合わせされずに配置される、請求項9に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記対向ベースが全体的に長方形の形状であり、前記装着表面に対して窪んだ部分を含む、請求項1に記載の歯科モデリングシステム。
- 前記対向ベースが、前記窪んだ部分から延在し、前記窪みによって画定された内部側壁に隣接する列状に配置構成された複数の突起を含む、請求項11に記載の歯科モデリングシステム。
- 歯科モデリングシステムを使用して人の歯のモールドから歯科模型を形成する方法であって、前記歯科モデリングシステムが、第一ベース部材、第二ベース部材、およびピンロケータを含み、前記第二ベース部材が、自身の支持表面から延在する少なくとも1つの着脱式ピンを含み、前記第一および第二ベース部材および前記ピンロケータがそれぞれ蝶番部材を含み、
第一旋回接続を形成するために、前記ピンロケータの前記蝶番部材と前記第一ベース部材を相互に結合するステップと、
前記モールドの第一側を第一成形用材料で充填し、前記成形用材料が前記第一ベース部材の前記支持表面と係合して、前記ピンロケータのピンが前記モールドの第二側の歯印象と位置合わせされた状態で、前記モールドを配置構成し、前記第一成形用材料を硬化させるステップと、
前記第一ベース部材と前記ピンロケータの前記蝶番部材を結合解除し、第二旋回接続を形成するために、前記および第二ベース部材の前記蝶番部材を相互に結合するステップと、
前記モールドの前記第二側を第二成形用材料で充填し、前記第二成形用材料を前記第二ベース部材の前記支持表面と係合させ、前記第二成形用材料を硬化させるステップと、
前記硬化した第一および第二成形用材料から前記モールドを外すステップと、を含む方法。 - 前記第二ベース部材の前記支持表面が、前記着脱式ピンを受けるように構成された複数の穴を含む、請求項13に記載の方法。
- 前記第二ベース部材が、前記支持表面から延在する複数の割り出し部材を含み、少なくとも1つの前記割り出し部材が、前記複数の穴のそれぞれに隣接して配置される、請求項14に記載の方法。
- 前記第二ベース部材の前記支持表面が、自身内に形成された第一および第二セットの穴を含み、前記第一セットの穴が、前記第二ベース部材の長さに沿って線形に位置合わせされ、前記第二セットの穴が、前記第一セットの穴に非平行に配置構成され、前記方法が、前記第二成形用材料を前記第二ベース部材の前記支持表面に係合させる前に、前記着脱式ピンを前記第一および第二セットの穴のうち少なくとも1つの穴に挿入することを含む、請求項13に記載の方法。
- 前記ピンロケータが、着脱式ピンを受けるようなサイズである少なくとも1つの穴を含み、前記方法がさらに、前記第二ベース部材の前記支持表面から延在する前記着脱式ピンの位置に対応する少なくとも1つのピンロケータ穴に、着脱式ピンを挿入することを含む、請求項13に記載の方法。
- 装着表面、前記装着表面から延在する少なくとも1つの保持構造、および自身の一方端に蝶番部材を含む接続アームを含む第一ベース部材と、
着脱式ピンを受けるように構成された複数の穴を有する装着表面を含む第二ベース部材と、を備え、前記第一ベース部材の前記複数の穴が、前記第一ベース部材の長さに沿って線形に位置合わせされて、不規則な間隔で隔置された第一セットの穴、前記複数の穴のそれぞれに関連し、前記装着表面から離れる方向に延在する割り出し部材、および旋回接続を提供するために、前記第一ベース部材の前記蝶番部材に取り付けられるように構成された蝶番部材を一方端に有する接続アームを含む、
歯科咬合器。 - 前記第二ベース部材が、前記第一セットの穴の端穴と位置合わせされ、前記線形に位置合わせされた第一セットの穴と非平行の配置構成で配置構成された第二セットの穴を含む、請求項18に記載の歯科模型ベース。
- 前記第一ベース部材の前記接続表面と装着表面が、単一部片として一体形成される、請求項18に記載の歯科模型ベース。
- 前記第一セットの穴の前記不規則な間隔が、患者の大臼歯と小臼歯の少なくとも幾つかの間隔に対応する、請求項18に記載の歯科模型ベース。
- 前記第二セットの穴が、患者の前記犬歯および側歯の少なくとも1つの間隔に対応する、請求項19に記載の歯科模型ベース。
- 前記第二セットの穴が、患者の上歯セットの右側または左側、または患者の下歯セットの右側または左側の少なくとも1つの犬歯に対応するように配置構成される、請求項19に記載の歯科模型ベース。
- 前記第一および第二ベース部材の前記接続アームが、前記第一および第二ベース部材それぞれの最大幅寸法以下の最大幅寸法を有する、請求項16に記載の歯科模型ベース。
- 少なくとも1つの模型ベースを含む歯科モデリングシステムとともに使用するピンロケータであって、
装着表面を画定する本体部材と、
前記装着表面から、間隔をあけて、前記本体部材の長さに沿って全体的に線形の配置構成で延在する複数の固定ロケータピンと、
前記装着表面に形成され、着脱式ロケータピンを受けるように構成された少なくとも1つの穴と、を備え、
前記ピンロケータが、蝶番接続で前記歯科模型ベースに取り付けられるように構成され、前記歯科模型ベースに歯科モールドを着脱式に装着する場合に、前記歯科モールドの歯印象と位置合わせされるように前記ロケータピンが構成されるピンロケータ。 - 前記装着表面に形成された複数の穴を備え、前記複数の穴がそれぞれ、前記線形に配置構成された複数の固定ロケータピンから偏って配置構成される、請求項25に記載のピンロケータ。
- 前記複数の固定ロケータピンの前記間隔および配置構成が、前記歯科モールドの大臼歯および小臼歯の歯印象の配置構成に対応し、前記複数の穴の前記間隔および配置構成が、前記歯科モールドの前記犬歯および側歯の少なくとも1つに対応する、請求項25に記載のピンロケータ。
- さらに、前記本体部材と一体形成され、前記本体部材の縦軸に平行な方向に延在する接続アームを備え、前記接続アームが、前記蝶番接続を提供するために、自身の端部に蝶番構造を含む、請求項25に記載のピンロケータ。
- 装着表面を有し、前記装着表面の上面図から見た場合に、全体的に長方形の輪郭を有する第一ベース部材と、
自身着脱式ピンを受けるようなサイズである複数の穴が形成された主要表面を有する第二ベース部材とを備え、前記第一ベース部材が、前記主要表面の上面図から見て全体的に長方形の輪郭を有し、さらに、
前記第一および第二ベース部材を相互に蝶番関係で結合し、前記第一ベース部材から延在する第一接続アーム、前記第二ベース部材から延在する第二接続アーム、および前記第一および第二ベース部材の相対回転を少なくとも1つの回転方向で停止するように構成された止め部材を含み、前記接続アームが、前記第一および第二ベース部材の縦軸に実質的に平行な方向に延在する蝶番構造と、を備える
歯科咬合器。 - 前記接続アームが、前記第一および第二ベース部材と一体形成される、請求項29に記載の歯科咬合器。
- 前記蝶番構造が、前記第一および第二ベース部材それぞれから延在する第一および第二接続アーム、および前記第一接続アームと第二接続アームの間に結合された蝶番構造を含む、請求項29に記載の歯科咬合器。
- 前記蝶番構造の最大幅が、前記第一および第二ベース部材の最大幅以下である、請求項29に記載の歯科咬合器。
- ピンロケータのロケータピンを歯科モールドの歯印象と位置合わせして配置することと、
前記歯印象を硬化性材料で充填することと、
歯科模型のピンを前記成形用材料と係合させ、前記歯科模型ベースのピンを、前記ロケータピンの間隔と実質的に等しく隔置することと、
前記歯科模型を形成するために、前記硬化性材料を硬化させることと、を含む
歯科模型を形成する方法。 - 前記ロケータピンの少なくとも1つが、前記ピンロケータに着脱式に取り付けられ、前記歯科模型ベースの前記ピンの少なくとも1つが、前記歯科模型ベースに着脱式に取り付けられる、請求項33に記載の方法。
- さらに、前記歯科モールドを対向ベースに着脱式に固定することと、前記対向ベースを前記歯科模型ベースに蝶番接続で着脱式に接続することとを含む、請求項33に記載の方法。
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