JP2813546B2 - 歯型トレイ副組立体 - Google Patents

歯型トレイ副組立体

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JP2813546B2
JP2813546B2 JP13350094A JP13350094A JP2813546B2 JP 2813546 B2 JP2813546 B2 JP 2813546B2 JP 13350094 A JP13350094 A JP 13350094A JP 13350094 A JP13350094 A JP 13350094A JP 2813546 B2 JP2813546 B2 JP 2813546B2
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イー.カールネ ラーズ
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ニュー − ロジック デンタル マニュファクチュアリング インコーポレイテッド
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
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    • A61C9/002Means or methods for correctly replacing a dental model, e.g. dowel pins; Dowel pin positioning means or methods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C11/00Dental articulators, i.e. for simulating movement of the temporo-mandibular joints; Articulation forms or mouldings
    • A61C11/008Dental articulators, i.e. for simulating movement of the temporo-mandibular joints; Articulation forms or mouldings made of wires

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  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、患者の口の外側
に人工義歯要素を構成すべく歯型モデルを用いて作業す
る歯科医や技術者を補助する歯科用器具に関する。特に
本発明は、下部歯型に対する上部歯型の適切な整合性を
以て容易に咬合器へ組み付け且つそれから取り外し得る
歯型をもたらすと同時にトレイ組立体からの歯型モデル
の反復的な取外しおよび交換に備えるための、咬合器と
界面で接続する改良した副組立体に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】義歯
を備えた人間のあごの印像を支え且つ下あごモデルおよ
び上あごモデルを包含するために用いられる咬合器の場
合には、それらが、患者母集団の間での全範囲の咬合お
よびそしゃく整合をシミュレートし得ることが重要であ
る。そこで下あごモデルおよび上あごモデルは、互いに
相対的な中心、側方および突出運動をもたらすべく近接
する相互関係に位置決めされるよう、咬合器によって支
えられる。これは、患者の咬合をシミュレートするため
である。人間のあごおよび歯の極めて多様な形状、大き
さおよび配列が存在すると同時に、様々な患者の間では
形態および咬合パターンが広範囲にわたっている。それ
にも拘わらず、歯科技工室での、あごモデルの使用によ
る部分義歯、固定橋義歯および歯冠の製作のためにあご
の印像を作る工程には、精確な整合および所望の咬合整
列が維持されることが必要とされる。従って、これらの
必要条件に適合する咬合器を備えることが必要である。
【0003】使用中にこのような広範囲の整合および簡
易さをもたらす咬合器が、1991年12月31日付発
行の「成形された歯科用咬合器システムおよび方法」と
称する米国特許第5,076,786号に開示されてい
る。同様に、更に改善された別の咬合器が、「成形され
た歯のモデルの咬合器」に関する1992年4月3日に
提出の米国特許出願第07/863,196号に開示さ
れている。
【0004】更に、手順を一層容易にさせ且つ簡易化さ
せるためには、モデルを形成でき、次いでこれらの咬合
器へ容易に取り付け得るようにされた副組立体を備える
ことが必要である。更に、何れかの義歯、橋義歯および
/または歯冠を用意する際には費用が不断の関心事であ
って、経済的であり且つ技術者が容易に使用し得るに適
した副組立体ならびにこのような副組立体を作る工程を
用意することが望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って本発明の目的は、
簡易化された構造の、歯科用咬合器への取付けのための
歯型トレイ副組立体を提供することにある。
【0006】本発明のその上の目的は、咬合器への歯型
モデルの反復的な取付けおよび交換に備える、咬合器へ
の取付けのための歯型トレイ副組立体を提供することに
ある。
【0007】本発明のその上の目的は、咬合器への取付
けのための、モデルの反復的なトレイからの取外しおよ
びそれへの交換、ならびに適切な整合を以てする咬合器
へのトレイの交換に備えた歯型トレイ副組立体を提供す
ることにある。
【0008】約言すれば、好適な実施例の場合、本発明
には、歯型モデルを形成するある量の成形材料を受容す
るあご形溝を形成するトレイが含まれている。トレイ内
には、歯型モデルを容易にトレイから取り外し且つそれ
と交換し得るように、トレイと係合する、成形材料によ
る一体成形のための解放装置がある。更にまた副組立体
には、適当な整合を以て溝内で反復的に取り外され且つ
交換されるように、溝内での整合装置が包含されてい
る。
【0009】本発明の一利点は、それにより、容易に咬
合器へ取り付けられ且つそれから取り出されると同時に
また、トレイ組立体からのモデルの反復的な取外しおよ
び交換の備えとなる歯型トレイ副組立体が得られること
である。
【0010】本発明のその上の利点は、それにより、製
造するのに経済的な歯型トレイ副組立体が得られること
である。
【0011】本発明の別の利点は、それにより、咬合器
と容易に調和でき、従って技術者に容易に使用される歯
型トレイ副組立体が得られることである。
【0012】本発明の以上その他の諸目的および諸利点
は、各種図面の図に示された好適な実施例の、以下の詳
細な説明を閲読すれば、当業者には恐らく明白となるで
あろう。
【0013】
【実施例】図1には、全体的な参照数字30で参照され
る例示的な咬合器システムが示されており、この場合、
上部歯型組立体32および下部歯型組立体34が咬合器
36に支えられている。咬合器36は、更に、1992
年4月3日に提出された「歯型モデル咬合器」について
の米国特許出願第07/863,196号、現在は米国
特許第5,221,203号、に描かれ、説明されてい
る。図1に示す如く、咬合器36には、上部フレーム部
材副組立体38、下部フレーム部材副組立体40および
一対の垂直副組立体41が含まれている。各副組立体4
1には、ばねコイル42、ねじ付の中空滑り継手フレー
ム44、ダウエル46およびねじ付ナット47が包含さ
れている。平たんなプラットホーム57へ取り付けられ
た複数のクリップ48、50、52、54、56によ
り、上部歯型32が上部フレーム部材副組立体38へ固
定される。図示されてはいないが、下部歯型34が下部
フレーム部材副組立体40へ類似の様態で固定される。
【0014】上部フレーム部材副組立体38には、ヒン
ジ・バー60の中間部分から前方へ延びる閉ループを形
成する上部取付フレーム59が含まれる。下部フレーム
部材副組立体40には、クロス・バー64の中間部分か
ら前方へ延びる閉ループを形成する下部取付フレーム6
1が含まれる。
【0015】上部フレーム部材副組立体38および下部
フレーム部材副組立体40は、垂直副組立体41を介
し、相互連結されている。クロス・バー64は、コイル
ばね42の底端部へ確実にねじ込まれるねじ付端部とカ
ラー止め75とを各々が備える2本の接合バー72を形
成すべく、双方の端部を上向きに突出させたU字形をな
している。ばね42の他端部は各々、ねじ付滑り継手4
4に連結され、その各々が今度はダウエル46およびナ
ット47の一方の端部を受ける。組み立てられると、ナ
ット47は、滑り継手44の部分の頂部内へダウエル4
6の各々の一方の端部を確実にロックする。ダウエル4
6の各々の他端部はボウル状のソケット・ヒンジ受けを
備えている。ヒンジ・バー60の各端部には、ヒンジ・
バー60がヒンジ受け内で回転され且つ旋転されるよ
う、ボール・ソケットの関係を形成すべくヒンジ受けの
一つと係合する球面のボール状ヒンジ装置が含まれてい
る。従って上部フレーム部材副組立体38は、ダウエル
46の回りを旋回し、回転することができる。付加的な
構造強度を付与すべく、一対の強化バー90、91がフ
レーム59、60にそれぞれ包含されている。
【0016】上部フレーム部材副組立体38、下部フレ
ーム部材副組立体40、ダウエル46およびプラットホ
ーム57は全て、プラスチック材料で構成できる。ダウ
エル46の各々の高さは、その関連の滑り継手44内の
その位置に応じ、独立に調整することができる。ヒンジ
・バー60の各端部は、ダウエル46の端部のソケット
77内に適合するボール76の形態をなしている。従っ
てヒンジ・バー60の各端部は、ソケット状ヒンジ受け
ヒンジ装置のボール・ソケット配列の結果として、独立
の高さにあり得る。咬合器36は、咬合の整合の正確な
シミュレーションを達成できるように、副組立体40と
相対的な副組立体38のX、YおよびZ座標面における
好都合な調整の備えとなる。更に、その構造の柔軟性に
より、上部フレーム部材副組立体38ならびにそのヒン
ジ装置は、単に手操作により且つ、滑り継手44からの
ダウエル46の事前の除去を必要とせずに、ヒンジ受け
から取り外し且つそこに再設置することができる。従っ
て、歯型モデルを支持すべく咬合器36を組み立て且つ
分解する際の操作手順は、歯型副組立体32、34を定
位置に備え若しくは備えずに、またいかなる工具も用い
ずに達成することができる。
【0017】上部歯型組立体32および下部歯型組立体
34には各々、全体的な参照符号100で参照され且つ
図2ないし図5に更に詳細に描かれた歯型トレイ副組立
体が包含されている。トレイ副組立体100には、あご
の形状に形成された外周側壁104と、同様にあごの形
状に形成された内周側壁106とを有するトレイ102
が包含されている。側壁104の後側にはスロット10
7が形成されている。底壁108は、側壁104、10
6と一体をなし且つそれらと相互連結している。壁10
4、106、108はそれ自体、図1の歯型組立体3
2、34により例示された、患者の歯の印像から形成さ
れた成形材料で構成された型用石材歯型モデル110を
形成する多量の成形材料を受容する、あご形状の凸状溝
109を設定する。スロット107は、取付用の他の装
置を有する他形式の咬合器の適応に備えるものである。
【0018】トレイ102にもまた、側壁104内に形
成された複数のリブ111および内周側壁106と一体
の複数のリブ112の形態の整合装置が包含されてい
る。
【0019】同様に、歯型トレイ副組立体100には更
に、溝109内の底壁108の全長に沿って延在する細
長いスロット113を包含する解放装置が含まれてい
る。スロット113には、長さ「l」、幅「w」の側方
に延びる複数の長方形の開口部114が包含されてい
る。開口部114の各々は、長方形の長手方向開口部1
16と相互連結されている。一連のキー120を備える
細長い脊柱118は脊髄部材122により整列され且つ
相互連結される。キー120の各々は、側方開口部11
4内に適合する「l」なる側方寸法と幅「w」とを有す
る。同様に各キー120はまた、一対のスタッド124
を包含している。図6に示されるように、脊柱118は
脊髄部材122に沿いたわみ性となる如く形成される。
図2ないし図4に示されるように、脊柱118はスロッ
ト113内に適合し、キー120の下方部分を開口部1
14内にし、スタッド124を底壁108の内部に当接
させて溝109内に支えられる。従って、脊柱118を
定位置にして、溝109内へモデル成形材料を注入でき
る。次いで、歯型モデル110を形成すべく前記材料上
に歯の印像が置かれる。
【0020】トレイ102および脊柱118用の材料
は、歯型モデル110の材料に接着し且つそれに調和す
るプラスチック材料につき選定される。この種の材料
は、細長い脊柱118を定位置にして、トレイ100内
に形成された溝109内へ注入される。次いで、患者の
歯およびあごのモデルを複製すべく歯の印像に材料が押
圧された後、そして前記材料が硬化した後、図7に示さ
れる如く、それが脊柱118に付着し且つそれと一体に
なる。次いで、図8に示される如く、トレイ102から
一体の脊柱118と共に歯型が解放され得るように、脊
柱118のキー120の底面に圧力を加えることができ
る。それが解放されると、図8に示す如く、リブ11
0、111により、モデルの外周の回りに整合溝128
が、またモデルの内周の回りに整合溝130が形成され
ている。従って歯型モデルがトレイ102から取り外さ
れた後は、それを望むままに分割できる。例えば、圧こ
んが、交換し若しくはその他の診療をすべき歯を示す場
合、モデルのその部分は、図8にセグメント140で示
す如く切り離すことができる。次いで、セグメント14
0によりあけられた部分に交換用一部義歯、歯冠、橋義
歯などを作り且つ交換することができる。次に、全モデ
ルをトレイ102内に交換できるが、整合溝により、ト
レイ102内で整列が確保される。次に、咬合器フレー
ム部材副組立体38、40上に全トレイ102を取り付
けることができる。これは、底壁108の平たん面に接
着されたプラットホーム57および、フレーム59に固
定されたクリップ48、50、52、54、56によっ
て行うことができる。このように、全歯型副組立体3
2、34を咬合システムに対し且つそこから容易に取外
し自在とすることができる。同様に、反復的な適正な整
列への確信を以て、個々の歯形モデル110を容易に取
り外し且つそこへ再挿入することができる。従って常
に、リブ111、112および脊柱118の形態の整合
装置による適正な整合についての保証が存在する。ま
た、リブ111、112を含む全トレイ102を単一の
部片に成形でき、それが経済性および正確さについての
備えとなる。実際、トレイ102は、単発射出成形によ
り成形できる。
【0021】同様に、解放装置は各種の形態をとり得
る。脊柱118の形態の解放装置は、矢張り射出成形プ
ロセスにおいて製造できる単一部材に備えるものであ
る。同様に、脊柱118は、単発成形で成形できる。脊
柱118用の材料を選定する際には、それがモデル材料
に対する恒久的な接着となるので、トレイ102のそれ
に対して必要である以上に恒久的な接着をモデル材料に
対して保つ如くそれを選定すべきであるが、それは、リ
ブ111、112がこの種材料に対し恒久的な接着を行
わないためである。但し、これは製造業者の選択するも
のである。
【0022】図9ないし図12には本発明の代替実施例
が示され、全体的な参照符号200で参照される歯型ト
レイ副組立体が例示されている。トレイ組立体実施例1
00のそれらと共通な実施例200の構成諸要素は、ダ
ッシュ表示で区別される同様の参照数字を備えている。
トレイ実施例200とトレイ副組立体実施例100との
間の主要な差違は解放装置である。トレイ副組立体20
0には、溝109′内の底壁108′の全長に沿って延
びる細長いキー状のばね部材202が包含されている。
従って、歯型材料が溝109′内へ注入されると、それ
が細長いばね部材202の回りに形を成す。歯型材料が
硬化した後、ばね部材202の柔軟性により、硬化した
歯型モデル110′を溝109′から取り外すことがで
きる。これにより、相補的なキー形溝204がモデル内
に残される。従ってモデル110′が取り外された後、
それは、図12に示す如く切断され若しくは他の方法で
処理できる。次いで、部分モデルを交換してそれを溝1
09′内の定位置へ戻して固定することが必要な場合、
モデルは、整合部128′、130′を備えるリブ11
1′、112′により且つまたばね部材202の柔軟性
によって、トレイ102′内に整合される。ばね部材2
02の諸材料の性質は、トレイ102′のそれと同じ材
料であれば良い。
【0023】図13ないし図16には本発明の別の代替
実施例が示され、全体的な参照符号300で参照される
歯型トレイ副組立体が例示されている。実施例100の
それらと共通な実施例300の構成諸要素は、2ダッシ
ュ表示で区別される同様の参照数字を備えている。実施
例300と実施例100、200との間の主要な差違は
解放装置である。トレイ副組立体300には、溝10
9″内の底壁108″の全長に沿って延びる細長いキー
状の分離したばね部材302が包含されている。ばね部
材302には、隔離体308により分離された二つの脚
304、306が包含されている。隔離体308は、隔
離体308に一対の応力点310、312を形成すべ
く、逆V字形に形成されている。隔離体308内にはス
プライン314が適合している。スプライン314に
は、応力点310、312と調和する一対のリップ31
8、320を備えたテーパ付突出部316が包含されて
いる。スプライン314は、リップ318、320の上
方に、脚304、306の頂部エッジと調和すべく二つ
の横方向リップ324、326を有するシャンク322
を備えている。リップ324、326の上方には、その
両端に棚330を備えた垂直突出部328がある。従っ
て、スプライン314は、応力点310、312と係合
するリップ318、320を備える隔離体308内のば
ね部材302の長さに沿って延びる。脚304、306
は、突出部316が取り付けられ若しくは取り外される
際に隔離体308が更に幅広く押しやられるようにばね
として、次いでスプラインを定位置に保持するためのリ
ップ318、320の回りの定位置へのばねとして作用
する。
【0024】脚304、306の外面の範囲内に、脚3
04の長手方向長さに沿った複数のリブ340と、脚3
06の長手方向長さに沿った複数のリブ342とがあ
る。従って副組立体300の場合、整合リブは、リブ1
11″、112″と調和すべき歯型モデルの外面の範囲
内にある。また、内部整合リブは、リブ340、342
と整合する。
【0025】従って、定位置にあるスプライン314の
場合、歯型材料が溝109″内へ注入されると、それが
細長いばね部材302およびスプライン314の回りに
形を成す。材料が硬化した後、ばね部材302の脚30
4、306の柔軟性により、スプライン314を材料に
統合させて、硬化した歯型モデルを溝109″から取り
外すことができる。これにより、相補的な、リブ34
0、342と調和する内部溝およびリブ111″、11
2″と調和する外部溝がモデル内に残される。従ってモ
デルが取り外された後、それは、図16に示す如く切断
され若しくは他の方法で処理できる。次いで、歯型部分
モデル140″を交換してそれを溝109″内の定位置
へ戻して固定することが必要な場合、モデル140″
は、整合部128″、130″を備えるリブ111″、
112″および整合部350、352を備えるリブ34
0、342により且つまたばね部材302の柔軟性によ
って、トレイ102″内に整合される。スプライン31
4の諸材料の性質は、トレイ102″または別の材料の
それと同じ材料であれば良い。突出部328および棚3
30により形成される隔離体の場合、それにより、同一
部分モデル材料に、それ以上のロックが形成される。
【0026】本発明を目下好適な実施例に関して説明し
たが、この種の開示を限定的なものと解釈すべきでない
ことは理解されるべきである。当業者には、上記開示の
閲読後、恐らく各種の変更および修正が明白となろう。
従って添付クレイムには、本発明の真の精神および範囲
に属するものとして全ての変更および修正が包含され
る、と解釈するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】歯科用咬合器へ取り付けられた、本発明の上部
および下部歯型トレイ副組立体の斜視図。
【図2】図1に示すトレイ副組立体の斜視図。
【図3】脊柱のない図1および図2のトレイ副組立体の
平面図。
【図4】線4−4についての、図2のトレイの断面図。
【図5】図2のトレイの底面図。
【図6】(A)は図1および図2のトレイ組立体の脊柱
の斜視図。(B)は図1および図2のトレイ組立体の脊
柱の側面図。(C)は図1および図2のトレイ組立体の
脊柱の平面図。
【図7】トレイ、脊柱および部分歯型(破線で示す)を
定位置に備えた、図1および図2のトレイ組立体のセグ
メントの断面図。
【図8】図7のトレイから取り外され且つ歯型の分割部
分を取り外した部分歯型に取り付けられた脊柱のセグメ
ントの断面図。
【図9】本発明の代替トレイ副組立体の平面斜視図。
【図10】線10−10についての、図9のトレイ副組
立体についての断面図。
【図11】定位置にある部分歯型(破線で示す)に取り
付けられた図9のトレイ副組立体のセグメントの断面
図。
【図12】図11のトレイ副組立体から取り外され且つ
歯型のセグメントを取り外した部分歯型のセグメントの
断面図。
【図13】本発明の別の代替トレイ副組立体の分解斜視
図。
【図14】線14−14についての図13のトレイ副組
立体の断面図。
【図15】定位置にある部分歯型(破線で示す)に取り
付けられた図13のトレイ副組立体のセグメントの断面
図。
【図16】図15のトレイ副組立体から取り外され且つ
歯型のセグメントを取り外した部分歯型のセグメントの
断面図。
【符号の説明】
36 歯科用咬合器 57 プラットホーム 100 歯型トレイ副組立体 102 トレイ 104 外周側壁 106 内周側壁 107 スロット 108 底壁 109 凸状溝 110 歯型モデル 111 リブ 112 リブ 113 スロット 114 開口部 116 開口部 118 脊柱 120 キー 200 歯型トレイ副組立体 202 ばね部材 300 歯型トレイ副組立体 302 ばね部材 304 脚 306 脚 308 隔離体 310 応力点 312 応力点 314 スプライン 316 第一突出部 318 リップ 320 リップ 322 シャンク 328 第二突出部 340 リブ 342 リブ 102″ トレイ 108″ 底壁 109″ 溝 110″ 歯型モデル 111″ リブ 112″ リブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−107311(JP,A) 特開 昭61−253053(JP,A) 特開 昭59−192362(JP,A) 特開 昭51−130095(JP,A) 特開 平2−405900(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61C 13/34 A61C 11/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯型モデルを形成して歯科用咬合器へ
    取り付けるための歯型トレイ副組立体にして、 歯型モデルを形成すべき若干量の成形材料を受容する凸
    状溝を形成する、底壁と一体をなす一対の側壁を備えた
    あご形外周を有するトレイ、および硬化された歯型モデ
    ルをトレイから解放するため、前記成形材料と界面で接
    続し且つそれに接着すべくトレイ内の前記底壁の回りに
    係合された解放装置を含み、解放装置が、トレイと一体
    をなして前記溝内に位置し且つ間隔を以て分離される一
    対の柔軟な脚と、前記間隔内へ挿入するための第一突出
    部および前記成形材料と界面で接続すべく前記間隔の上
    方へ突出する第二突出部を有するスプラインとを包含
    し、 前記成形材料と界面で接続し且つ硬化された歯型モデル
    の位置と整合すべく、前記側壁の少なくとも一つの範囲
    内の前記溝の内周の回りに整合装置を含む歯型トレイ副
    組立体。
  2. 【請求項2】 請求項に記載の歯型トレイ副組立体に
    おいて、前記の硬化された歯型モデル内に対応的な内部
    スロットを形成すべく、各脚と一体をなし且つその外周
    の回りに隔置された複数のリブが前記脚に包含されてい
    る歯型トレイ副組立体。
  3. 【請求項3】 請求項に記載の歯型トレイ副組立体に
    おいて、前記の硬化された歯型モデルの側壁内に対応的
    なスロットを形成すべく、前記溝と一体をなし且つその
    内周の回りに隔置された複数のリブが整合装置に更に包
    含されている歯型トレイ副組立体。
  4. 【請求項4】 請求項に記載の歯型トレイ副組立体に
    おいて、整合装置が、前記側壁の各々の中に複数のリブ
    を包含している歯型トレイ副組立体。
  5. 【請求項5】 請求項に記載の歯型トレイ副組立体に
    おいて、前記間隔内の定位置に前記スプラインを位置決
    めし且つ固定すべく前記ばね部材の応力点と相互係合す
    るリップが前記スプラインに包含されている歯型トレイ
    副組立体。
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