JP2009520933A - エラストマー系モジュール式多軸振動/衝撃用防振装置 - Google Patents

エラストマー系モジュール式多軸振動/衝撃用防振装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009520933A
JP2009520933A JP2008546524A JP2008546524A JP2009520933A JP 2009520933 A JP2009520933 A JP 2009520933A JP 2008546524 A JP2008546524 A JP 2008546524A JP 2008546524 A JP2008546524 A JP 2008546524A JP 2009520933 A JP2009520933 A JP 2009520933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
axis
vibration isolator
module
stud
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008546524A
Other languages
English (en)
Inventor
カマラサ,パトリック
Original Assignee
アストリウム・エス・エー・エス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アストリウム・エス・エー・エス filed Critical アストリウム・エス・エー・エス
Publication of JP2009520933A publication Critical patent/JP2009520933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/10Artificial satellites; Systems of such satellites; Interplanetary vehicles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/04Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means
    • F16F15/08Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means with rubber springs ; with springs made of rubber and metal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • B64G1/641Interstage or payload connectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64GCOSMONAUTICS; VEHICLES OR EQUIPMENT THEREFOR
    • B64G1/00Cosmonautic vehicles
    • B64G1/22Parts of, or equipment specially adapted for fitting in or to, cosmonautic vehicles
    • B64G1/64Systems for coupling or separating cosmonautic vehicles or parts thereof, e.g. docking arrangements
    • B64G1/641Interstage or payload connectors
    • B64G1/6425Interstage or payload connectors arrangements for damping vibrations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

装置は、少なくとも3つの防振モジュール(11)を含み、それぞれは、2つの剛性部品(12、15)を有し、一方(12)は、支持構造体(14)に固着され、他方(15)は、振動機器用の支持体(17)に固着され、これらの部品(12、15)は、エラストマーから形成された少なくとも1つの防振スタッド(18)により連結され、これにより機器から構造体(14)への低振幅振動の伝達を減衰し、牽引−圧縮および剪断における少なくとも1つのスタッド(18)の変形は3つの可撓性バッファ(19a、19b)により制限され、それぞれは部品(12、15)の1つのみに取り付けられ、自由端は前記部品(15、12)の他方に対向しており、かつ、静止状態では部品と接触していない。各バッファ(19)は、防振スタッド(18)の十分な振幅による変形の際に、対向する他の部品(15、12)と接触するエラストマー部材を含み、バッファ(19)のエラストマーの剛性は、スタッド(18)の剛性よりも大きい。人工衛星支持構造体上の振動機器の防振に対する用途。
【選択図】図1a

Description

本発明は、例えば、振動機器が、回転しているおよび/または周期的な横動で変位する少なくとも1つの部材を含む場合など、振動機器により生じ、かつ、この機器の支持構造体に伝達された振動の防振用多軸装置に関し、ここで、防振なる語は、振動機器である振動源と支持構造体である防振すべき支持体との間に直列に配置された部材による少なくとも1つの減衰という意味であることを理解すべきである。
防振装置はまた、場合によっては、上述したことと一見矛盾する別の機能を満たさなければならず、それは、支持構造体にかかり、かつ、防振装置を通って機器にまで伝播する、大きくかつ一時的な振動および衝撃などの動的負荷を減衰することであり、機器はこれらの負荷に敏感であり得る。
本発明の理解を容易化するために、後半は宇宙産業と関連する特定用途のフレームワークにおいてさらに詳述するが、本発明は、本出願人にとって特に興味深いものである。
人工衛星の姿勢制御に一般に使用されるいくつかのアクチュエータは、平衡度は、実際上常に不完全である1つ以上の回転部材を含み、人工衛星の構造体に伝播する振動を生じることがよく知られている。これは、例えば、リアクションホイール、モーメンタムホイール、コントロール・モーメント・ジャイロ(またはCMG)、フライホイールなどの場合である。
人工衛星に搭載設置される他の機器もまた、例えば、コンプレッサを用いる冷蔵庫など、かかる振動を生ずる場合がある。
この機器によって発生した振動は、人工衛星の観測機器にまで伝達され、例えば、得られる画像品質を損なってしまう視線の動きに特に敏感な光学観測機器の場合のように、これらの能力を低下させる場合がある。
これらの損傷効果に対処するために、従来技術によれば、妨害用機器または機器の妨害用組立品を、支持構造体上の機器または機器の組立品の取付用インタフェースを形成する防振装置上に取り付ける。この取付機能に加えて、防振装置は、用途に依存する特定の周波数帯域幅による少なくとも一部機器により生じた振動の伝達を減衰させなければならない。少なくとも一部機器がトルクまたは力のかかるアクチュエータである場合、防振装置はまた、ユーザによっても指定された伝達率の周波数帯域幅によるこの機器により生じた有用なトルクまたは力を伝達しなければならない。一方、防振装置はまた、必要がなければ、人工衛星の打ち上げ段階の際に支持構造体にかかる非常に高い動的負荷を減衰することが望ましいが、少なくとも一部機器の振動は打ち上げ時の動的負荷よりも桁違いに小さいので、少なくとも一部機器の振動の防振機能と矛盾するように思われる。
そのため、本発明による防振装置は、以下で作動しなければならない:
地上で、特に、人工衛星の打ち上げ前に行われる性能試験および認定試験中、
人工衛星の打ち上げ中、振動、音響雑音および衝撃を伴う特に困難な環境において、および
人工衛星が軌道上にある際、ここで、非常に小さな振動から防振する能力が期待水準を達成するのに必要である。
最後に、本発明による防振装置はまた、支持構造体に対して振動機器の特定のアラインメント安定性を長時間にわたって維持しなければならない場合がある。
以下の数値は、本発明の装置を人工衛星搭載のリアクションホイールまたはCMGタイプのアクチュエータの防振に適用する際、本発明の装置の特定の一実施形態の一般的な動作範囲に対応する:
防振すべき機器の振動片の質量:通常1kg〜30kg;
振動機器によって生じる妨害力および妨害トルク:10Hz〜1000Hzの周波数帯域にわたって1N〜100N;
振動および衝撃に対する所望の減衰率:10Hz〜1000Hzの範囲で3〜50(通常、周波数帯域にわたって対数目盛で−2の勾配による減衰);
防振装置の過負荷係数:2未満;
所望の伝達率:0〜10Hzの範囲で1±5%;
経時的なアラインメント安定性:通常、0.05oにまで行くことが可能;
打ち上げ時の環境:通常、10〜100Hzの範囲で20〜100g(振動)および100〜1000Hzの範囲で1000g(衝撃)(gは、地球の重力場の加速度)。
本明細書において、以下に示す本発明により提供される装置は、機器の単一部品よりむしろ例えば機器の組立品を防振するのに同様に使用されることに留意すべきであり、いくつかの機器は振動しているため妨害の原因となるので、全ては同一の機器ホルダープラテンの上に取り付けられている。本発明による防振装置はまた、人工衛星の一部、例えば機械船と人工衛星の別の部、例えば観測機器との間のインタフェースで使用される場合がある。これら2つの場合において、例として与えた上記の数値は、必ずしも適用可能である必要はない。
特許文献1および特許文献2から、多軸防振装置は、一方は振動機器を保持し、他方は人工衛星の支持構造体に固定される2つの構造体部の間に配設された複数の防振スタッドを含むことが知られている。例えば、特許文献1には、人工衛星が打ち上げられ、かつ、宇宙で作動中の際、粘性減衰および振動および衝撃の減衰を行う3組の傾斜スタッドの対称六脚構成で対称配置の6つの防振部材からなる装置が記載されている。この装置において、防振部材は、軸の遊びと屈曲モーメントが最小となるように自由度2でリンクの上に取り付けられている。装置の2つの構造体部品の間に位置しているバッファは、特に、人工衛星が打ち上げられる際、防振部材のエクスカーションを制限する。この概念において、6つの防振部材が、3つの軸に沿った力およびトルクから完全な防振を達成するために必要であることに留意すべきである。人工衛星の構造体の上に装置を取り付けるには、中間構造体部が必要である。バッファは防振部材に一体化されていない。設計はモジュールではない。他の種類の防振設計の一般化は、特に、防振すべき自由度の数が変化する場合、容易ではない。機器によって生じた有用なトルクの伝達率とともに、機器によって生じた小さな振動からの防振、および、打ち上げ中の高レベルの振動および衝撃からの防振に対する仕様の関数としての装置の調整は容易ではない。装置のサイズ、質量、モジュール性の欠如は、装置の設計、構成または用途に良好なものでない。
特許文献2に記載の装置は、同様の構成を有している。同じ制限があるのは明らかであり、さらに、複数のバネの配置が複雑である。
特許文献3から、支持構造体に一部機器の取付用インサートはまた、(図12および13を参照)一方の外側112、他方の内側115の2つの剛性部品を含み、機器にしっかりと取り付けられ、かつ、エラストマーから形成された複数の防振スタッド118によって互いに連結されており、かつ、スタッド118の1つにかかる負荷が許容限界を超えるたびに、内側部品115は外側部品112にぶつかって止まるものであることが知られている。打ち上げに耐える必要がある人工衛星搭載の機器防振システムをここで考慮する場合において、特許文献3で記載されている原理の応用により、打ち上げ中に横動および傾斜の自由度に沿って装置にかかる極めて高い負荷により、外側部品112に関する内側部品115の横動および傾斜の自由度を全て遮断するために、前記内側部品115と外側部品112との間に多数のバッファ119を設置することに必然的につながる。かかる装置の一実施形態を特許文献3の装置に対応する図12に示す。設計および構成の必然的な複雑さが強調されるこの種類のインサートは、一部機器によって生じた小さな振動の防振用などに使用することができる。しかしながら、その設計は、機器およびその支持構造体に、例えば人工衛星の打ち上げ段階の際、振動および衝撃を伴う大きな運動および加速度が互いにかかる際、インサートの1つのみよりむしろ数個のバッファ119が、例えば図13に示したように、モーメントMにより、傾斜の際に同時に作動する。全てのモーメントはスタッド118に過度な応力を生じ得るので、全てのモーメントはバッファ119によって遮断しなければならない。これは、インサート内に非常に大きな局部的力FLを発生させ、前述したように、非常に高レベルの高周波振動が打ち上げ中に持続されるため、必然的にインサートの破壊につながる。これを避けるために、スタッキング装置の付加によって、剛連結により内側部品115および外側部品112の相対運動を全て遮断する必要がある。いったん軌道に乗れば、このスタッキング装置を、花火式または熱的部材によって、その後解除する必要があり、これにより全体の防振システムを実質的により複雑にする。
本発明の基礎をなす課題は、人工衛星などの支持構造体に搭載設置され、かつ、上述したような種類であり、なおかつ、従来技術の上記の欠点を克服し、特に、上記の特許文献1、2、3による周知の装置よりも実際に遭遇する様々な要求により適した、振動を生ずる少なくとも一部機器用の多軸防振装置を提供することである。
米国特許第5305981号明細書 米国特許第5971375号明細書 日本特許第2000/145889号明細書
そのため、本発明の目標は、従来技術における既知の限界に対する簡便な解決策を提供することであり、この目的のため、本発明は、前記振動機器またはその支持体の周囲に分散した少なくとも3つの防振モジュールを含む、人工衛星などの支持構造体に搭載設置された、振動を生ずる少なくとも一部機器用の多軸防振装置であって、各防振モジュールは2つの剛性部品を含み、一方の剛性部品は、外側部品と呼ばれ、支持構造体に固定されるように設計され、他方の剛性部品は、内側部品と呼ばれ、前記振動機器またはその支持体に固定されるように設計され、前記内側部品および前記外側部品は、エラストマーから形成された少なくとも1つの防振スタッドにより互いに連結され、牽引軸、圧縮軸、または剪断軸の少なくとも1つに沿ったエラストマーの変形により、前記機器によって生じた低振幅の振動の伝達を減衰し、各防振モジュールはまた、反対方向に作動する横の可撓性バッファと2つの縦の可撓性バッファを含み、各可撓性バッファは内側および外側部品の1つのみに取り付けられ、かつ、前記内側および外側部品の他方に対向している1つの自由端を有し、静止状態で前記他の部品と接触していないことを特徴とする多軸防振装置を提供する。
ここで、「縦」なる語は、機器の設置面に垂直であるかまたは設置面に対し傾斜する任意の方向であるが、主要部品は機器の設置面に垂直であることを示し、「横」なる語は、「縦」方向に垂直な任意の方向を示す。
防振モジュールの可撓性バッファは、それぞれ、可撓性バッファの作動位置で、前記他の対向剛性部品と接触しているエラストマーから形成された少なくとも1つの部材を含んでおり、バッファが作動の際、防振スタッド(単数または複数)の十分な振幅の変形時に可撓性バッファのエラストマー部材が圧縮に働くようになっているので、有利である。
そのため、本発明による可撓性バッファの特定の一実施形態において、少なくとも1つのモジュールの少なくとも1つの可撓性バッファは、前記外側部品に固定されたエラストマー部材から形成でき、この部材は前記内側部品に対向しており、静止状態で前記内側部品と接触しないようになっている。それ自体が公知となっている態様で、前記エラストマー部材に対向している前記内側部品の一部は、前記可撓性バッファと前記対向剛性部品との間の遊びを減らすために、前記内側部品からの金属突起から形成されるので、有利である。
本発明による可撓性バッファの別の特定の一実施形態において、少なくとも1つのモジュールの少なくとも1つの可撓性バッファは、バッファを支持するモジュール部品からの金属突起から形成される剛部分を含むことができ、この突起がバッファのエラストマー部材を支持する。
可撓性バッファのエラストマー部材の剛性は、バッファの圧縮軸に沿った防振スタッドの剛性よりもはるかに高いことが好ましく、通常は5〜50倍である。そのため、両方が変形する軸に沿った防振スタッドおよび可撓性バッファにより形成される組立品の剛性特性は、防振モジュールの2つの剛性部品の相対運動が、2つの動作レジーム:バッファ非作動およびバッファ作動に特有の特性により、この軸に沿って減衰するようになっており、それぞれのレジームは、2つのレジーム間で滑らかな遷移を伴い、前記剛性部品の小さなおよび大きな相対運動に対応する。この滑らかな遷移は、以下の3つの部材:牽引軸、圧縮軸または剪断軸の少なくとも1つに沿ったエラストマー防振スタッド、前記スタッドの変形軸に沿った圧縮に作用している可撓性バッファのエラストマー部、および可撓性バッファに対向している構造体部品の剛部分の剛性特性によって提供される。
小さな運動において、少なくとも1つの防振スタッド(単数または複数)の変形軸に沿った防振スタッド(単数または複数)の剛性のみが作動するので、線形特性に有利である。より大きな運動において、少なくとも1つの可撓性バッファが作動となる場合、エラストマー部材の剛性は、防振スタッド(単数または複数)の剛性と並行に作動し、支配的になる。圧縮が大きくなると、作動の可撓性バッファ(単数または複数)のエラストマー部材は、非線形剛性特性になり、その後、変形限界に到達する。この時点で、任意のさらなる負荷は、可撓性部材を支持している可撓性バッファ(単数または複数)の任意の金属部、および、可撓性バッファに対向している金属部品の一部の変形を誘発する。高い動的負荷を減衰するためにこれらの金属部のある程度の可撓性を利用するために、可撓性バッファのエラストマー部の断面が、ある程度の可撓性を提供するために大き過ぎず、あらゆる非弾性変形を避けるために小さ過ぎず、適当な寸法であることが有利であり、さもなければ破裂することさえある。この点で、前記断面は、装置に対する調節部材を表わしている。
第一の有利な実施形態において、本発明による防振装置は、各モジュールの前記外側部品がU字状であるように構成されており、これにより様々な防振スタッドおよび可撓性バッファを内側部品と外側部品との間に容易に設置することができる。
さらに、少なくとも1つのモジュールの前記3つの可撓性バッファの前記エラストマー部材は、前記外側部品に固定できる。この場合、少なくとも1つのモジュールの前記3つの可撓性バッファの前記エラストマー部材、かつ、好ましくは各々の前記エラストマー部材は結合されて、外側部品の内面に不連続のない状態で固定された単層エラストマーになるのが有利である。前記防振スタッド(単数または複数)から形成され、かつ、少なくとも1つのモジュールの前記3つの可撓性バッファの前記エラストマー部材から形成された組立品は、不連続のない状態で、単一のエラストマーブロックから形成されるのがさらにより有利であり、これにより防振モジュールの構成が容易化される。
少なくとも1つのモジュールの前記バッファの少なくとも1つ、かつ、好ましくは各々の前記バッファは、例えば、前記モジュールの内側部品からの金属突起から形成される剛部分と協働するのが有利なことがある。
装置の設計を簡素化するために、前記防振モジュールが略同一であればさらに有利である。各防振モジュールは、単一のエラストマー防振スタッドを含むことができ、これは縦である。しかし、各モジュールは、略対称な位置で内側部品の両側に配設された2つの縦のエラストマー防振スタッドを含み、2つのスタッドが同一の幾何学的形態かつ同一の剛性であることが好ましい。
前述の例において、各防振モジュールはまた、横のエラストマー防振スタッドをさらに含むことが有利な場合がある。この横のスタッドは、圧縮軸が横の可撓性バッファの圧縮軸に略平行に配設されるのが好ましい。
別の変形例において、各防振モジュールは、単一のエラストマー防振スタッドを含み、これは横である。
上記のような実施形態において、2つの縦の可撓性バッファは、略対称に配設され、かつ、少なくとも剛性、遊びおよび接触面積において同一の特性を有することが有利である。
各防振モジュールにおいて、各縦のバッファの作用方向と横のバッファの作用方向との間の角度が90に等しくすることが可能である。
しかしながら、変形例として、各縦のバッファの作用方向と横のバッファの作用方向との間の角度は90と異なるが、ゼロではなく、かつ、通常10より大きくすることが同様に可能であり、かつ、さらに有利である。
さらに、各防振モジュールにおいて、縦のバッファと縦の防振スタッド(単数または複数)の軸は略平行であることが有利である。
同様に、各防振モジュールにおいて、横のバッファの軸と横の防振スタッドの軸は、略平行であることが有利である。さらに、各防振モジュールにおいて、縦のバッファは、機器またはその支持体の取付箇所から可能な限り最も離間していることが有利である。
これらの異なる変形例において、さらに、三角形、好ましくは正三角形の角に配設された3つの同一モジュールを含むかまたはそれらから形成される場合、装置はバランスがとれていることが有利である。
しかしながら、組立品および調節を容易化するために、装置はまた、好ましくは正方形の角、好ましくは正方形の対角線に沿って対称に配置された4つの同一モジュールを含むかまたはそれらから形成することが可能である。
全ての変形実施形態において、機器または機器支持体の上のモジュールの内側部品の取付面は略一致にできることが有利である。
同様に、構成を簡素化するために、防振スタッドおよび可撓性バッファは、少なくとも1つの標準形状、好ましくは略円筒形または平行六面体形であり、様々なスタッドおよびバッファの寸法は必ずしも同一である必要はない。
変形例として、防振スタッドおよび可撓性バッファは互いに差し込まれ、装置のサイズを最適化できるように、例えば、一方は円柱であり、他方はその円柱を囲むリングまたは環状部である。
好適な変形実施形態によれば、前記外側部品に対向している前記内側部品の外側部の中央平面と機器の設置面との間の角度はゼロではないかまたは、逆にゼロである。
そのため、前記角度は、好ましくは等しく、機器の傾斜モードの防振を有利に支持するために、防振すべき機器の重心が防振モジュールの前記内側部品の中央平面近くに位置するようにすることが可能である。
しかしながら、逆に、前記角度は、好ましくは等しく、防振装置のサスペンションモードと機器の共鳴振動モードとの間の周波数デカップリングを有利に支持するために、防振すべき機器の重心が防振モジュールの前記内側部品の中央平面から好ましくは離れて位置するようにすることが同様に可能である。
全ての変形実施形態において、防振装置のサスペンションモードは、防振すべき機器のそれよりも、最小で2倍低いことが有利である。
さらに、断面、高さ、粘弾性率、縦のスタッドと内側部品の中央平面との間の角度、内側部品の中央平面と前記防振モジュールの内側部品上の機器の設置面との間の角度における防振スタッドの特性は、可撓性バッファの作動位置の下で、小さな運動に対する3軸座標系の3つの軸に沿った力およびトルク作動力の伝達率−周波数関数が、例えば、機器によって支持構造体に伝達された力およびトルクでの低振幅の振動が特定周波数を超えて正確にフィルタリングされ、かつ、機器によって生じた有用な力およびトルクが有害な変形をすることなく伝達されるように特定の帯域幅に対応することを確実にするように選択されることが有利である。
類似の方法において、断面、エラストマー高さ、エラストマーの粘弾性率、可撓性バッファと対向部品との間の間隙の寸法における可撓性バッファの特性は、高荷重が装置にかかる際、防振スタッドの大きすぎる変形を有利に回避することにより、あらゆる劣化または望ましくない不可逆現象を防止し、かつ同時に、装置が設計されている作動全範囲にわたる3つの軸に沿った力およびトルク作動力の伝達率−周波数関数が、支持構造体によって機器に伝達された力およびトルクでの高振幅の振動および衝撃が有利に正確にフィルタリングされるように特定の帯域幅に対応するようになっている。
また、各防振モジュールの縦のバッファ(または、各々の縦のバッファと対向部品との間の間隙)における遊びは、2つの独立の防振モジュール、例えば隣接モジュール、の2つの縦のバッファを分ける最短距離の約0.5〜数パーセントだけを表わすこともできるので、有利である。
防振装置は、機器から支持構造体に熱を効率的に移すために、少なくとも1つの防振モジュールの内側および外側部品に接合する少なくとも1つの可撓性熱ドレインをさらに含むことができるので、有利である。
さらに、変形例として、防振モジュールの内側部品は、一体形成し、かつ、前記機器または機器ホルダー支持体とともに単一部であることが可能である。
さらに、防振スタッドおよび可撓性バッファに使用されるエラストマーは同一であることが有利である。
本発明はまた、前述されているように、防振装置の用途に関しており、これは、機器は、人工衛星に搭載設置された宇宙利用用の一部機器であり、前記機器は、例えば、以下の一部機器の少なくとも1つ:リアクションホイール、モーメンタムホイール、慣性ホイール、フライホイール、コントロール・モーメント・ジャイロ(またはCMG)などの少なくとも1つの振動発生回転部を含み、防振装置に嵌合された前記機器は、人工衛星が打ち上げられる際にかかる振動および衝撃などの静的および動的負荷に耐える必要があることを特徴とする。
防振装置の用途はまた、機器が、人工衛星に搭載設置された宇宙利用用の一部機器であり、前記機器は、例えば冷蔵庫を駆動させるのに用いられるコンプレッサなどの少なくとも1つの周期振動発生部品を含む横動運動を行う少なくとも一部を含み、防振装置に嵌合された前記機器は、人工衛星が打ち上げられる際にかかる振動および衝撃などの静的および動的負荷に耐える必要があるようにすることが可能である。
防振装置のかかる用途において、防振装置は、少なくとも一部は妨害源である機器の組立品を防振するのに用いることができ、全ては、同一の機器ホルダープラテンに取り付けられるかまたは、装置は、人工衛星の一部、例えば機械船を、人工衛星の別の部、例えば観測機器から防振するのに使用することが可能である。
本発明の特徴および利点は、添付図面を参照して記載された非限定的な具体例としての実施形態に関する以下の説明から明らかになるであろう。
図1aは、本発明の基本原理を説明するために例示として提示する。この図は、人工衛星の機械船における内側構造体などの支持構造体14から互いに同一で有利ないくつかのモジュール11によって、人工衛星に搭載設置され、かつ、浮き上がっている機器ホルダープラテン17上に取り付けられる、振動を生む機器(図示せず)用の本発明によるモジュール式多軸防振装置のモジュール11を概略的に示す。
本発明の原理の他の実際の用途を以下で示すように、この装置は、防振モジュール11が互いに別々であり、かつ、設計、構成、および振動機器とそれを支持するプラテン17の周辺への組み立てが非常に簡単であるという利点を有する。各モジュール11は、この例においては、一般形状
を有しているが、一般的にU字状とすることが可能であり、外側部品12の外側翼部12bと呼ばれる翼部に、この連結軸13で概略的に示した、例えば螺合またはボルト留め連結により、人工衛星の支持構造体14に取り付けられる外側12と呼ばれる剛性部品と、また詳細には図示していないが、内側部品15aからプラテン17の取付フランジ17aにこの連結軸16で概略的に示した螺合またはボルト留め連結により、振動機器またはその支持体、すなわち、機器ホルダープラテン17に固定される内側部品15aと呼ばれる部を有する内側15と呼ばれる剛性部品とから基本的になっており、内側部品15の外側部15bと呼ばれる別の部品は、エラストマーから形成された1つまたはそれ以上の防振スタッド18、この例においては、外側部品12の内側翼部12aに連結された単一の縦のスタッド18によって外側部品12に連結されており、内側部品15は、このまたはこれらの防振スタッド18以外の外側部品12と永久的に接触しておらず、そのまたはそれらの縦軸Xに沿った圧縮・牽引および/または軸Xに垂直な面の剪断における防振スタッド18の変形により、モジュール11の外側12および内側15部品の低振幅の相対運動に対応して、プラテン17上の機器によって生じた低振幅の振動および衝撃の支持構造体14への伝達を減衰することができる。
少なくともスタッド18の軸Xに沿った圧縮および/またはXに垂直な軸に沿った剪断におけるスタッド18などの少なくとも1つの防振スタッドの変形を制限するために、人工衛星の打ち上げ時に高い加速度が支持構造体14にかかる際、かつ同時に、この段階中、プラテン17上に取り付けられた機器に伝達された衝撃および振動を吸収するため、防振装置の各モジュール11はまた、この例においては、2つの可撓性バッファ19を含み、可撓性バッファ19の1つ19aは、縦と呼ばれ、防振スタッド18に平行、言い換えれば、19aの圧縮軸Yがスタッド18の軸Xに略平行であるように配設され、かつ、スタッド18に適度に近接する。各可撓性バッファ19は、エラストマーから形成された少なくとも一部を含み、その剛性は、防振スタッド(単数または複数)18の剛性よりもはるかに高く、通常、約5〜約50の比率である。各可撓性バッファ19はまた、剛性補強材を含み、対応する防振モジュール11の内側12および外側15部品の1つのみと(例えば、永久的な固定システムによって)一体形成し、かつ、この剛性補強材を被覆するエラストマーの少なくとも1つの層を支持する。各可撓性バッファ19のエラストマー部は、装置が静止状態であり、かつ、可撓性バッファ19が、そのため、非作動位置である際に、このバッファ19が固定されず、かつ、この他の部品15または12に接触しないモジュール11の他の内側15または外側12部品に対向している自由端を有する。
この例において、2つの可撓性バッファ19のそれぞれは、一方はスタッド18もまた固定されるこの外側部15bの面上の19aで、19aの圧縮軸Yはスタッド18の圧縮−牽引軸Xに平行であり、自由端は外側部品12の内側翼部12aに対向しており、他方は横の可撓性バッファ19bで、実質的に外側部15bの横の伸張部であり、かつ、圧縮軸Yは軸Xおよび軸Yに略垂直であり、19bの自由端は外側部品12の分枝部12cに対向するように、内側部品15の外側部15bに固定される。
バッファ19aの作動位置において、19aのエラストマー部材を介した可撓性バッファ19aの外側部品12の内側翼部12aとの接触は、防振スタッド18の圧縮における十分な変形においてのみ確立され、この変形は、軌道上にある人工衛星上の機器の通常運転中に発生する圧縮による最大変形よりも大きい。
横の可撓性バッファ19aの外側部品12の分枝部12cとの接触は、防振スタッド18の剪断による十分な変形においてのみ確立され、これは、軌道上にある人工衛星上の機器の通常運転中に発生する最大剪断変形よりもはるかに大きい。
可撓性バッファ19aおよび19bの一方および/または他方の作動位置において、これらのエラストマー部材の圧縮により、支持構造体14からプラテン17上の機器への高振幅の衝撃および振動の伝達を、特に人工衛星の打ち上げ中に減衰することができる。
この防振装置は、各モジュールにおいて、19aなどの第2の縦の可撓性バッファが、例えばバッファ19aに対称に、内側部品15の外側部15bの(図1aにおける)上面に取り付けられる場合、本発明と一致する。防振装置は、そのため、少なくとも3つの防振モジュール11からなっており、それぞれは、1つまたはそれ以上のエラストマー防振スタッド18で連結され、かつ、このスタッドまたはこれらのスタッド18の少なくとも1つの変形方向に平行な、内側部品12および外側部品15と、少なくとも1つのエラストマー部を有する3つの可撓性バッファ19とからなっており、少なくとも1つの変形軸に沿った少なくとも1つの防振スタッド18と少なくとも1つの関連する可撓性バッファ19との複合剛性のおかげで、XおよびYなどの圧縮軸は前記変形軸と略平行であり、この複合剛性は、部品12および15の小さな相対運動には低く、これらの部品12および15の大きな相対運動には高く、かつ、不連続のない状態であるが、これらの小さなおよび大きな運動に対応してそれぞれ2つの作動レジーム間の漸次的かつ滑らかな遷移をし、人工衛星の打ち上げ段階時に人工衛星の支持構造体14にかかる高加速度効果(衝撃および振動)の減衰、および、軌道上にある人工衛星上の機器の通常運転中に、プラテン17上の機器により発生し、かつ、支持構造体14に伝達された小さな振動の減衰の両方を行うことができる。
図1bは、圧縮または剪断のいずれかの少なくとも1つの変形軸に沿って変形する防振スタッド18と、圧縮が前記防振スタッドの前記変形軸に平行に行われる可撓性バッファ19aまたは19bとからなるモジュール11の組立品における複合または実質剛性の曲線を概略的に示しており、この曲線はまず、防振スタッド18のみが変形し、バッファ19が非作動のままである際の、前記変形軸に沿った防振スタッド18の剛性に対応する、部品12および15のより小さい相対エクスカーションで緩やかな勾配を有する線形部を示し、線分OAによって表わされ、その後、バッファ19aの遊びに対応する変異Jから始まり、それによりバッファ19aが作動状態となり、剛性は、圧縮の増大の結果生じる剛性の漸進的増加とともに、バッファ19のエラストマー部によって実質的に生じた非線形剛性を表わす弧ABに従って変化し、その後、バッファ19のエラストマーの最大圧縮に対応する変異Jから始まり、剛性は、最大に圧縮されたエラストマーおよびバッファ19aの補強材の非常に高い剛性により、Bを超えた直線の線分に従って変化し、この補強材は、無限の剛性を有していないため、実際には、それを支持する内側部品15とバッファ19が圧縮される外側部品12を超えることはなく、急勾配を有する曲線のこの線形剛性部となる。一般的に金属製である内側15および外側12部品は、これらの剛性が、スタッド18および可撓性バッファ19のエラストマーの剛性よりもはるかに高いため、「剛体」と分類されるが、部品12および15のこの剛性は、しかしながら、バッファ19が圧縮限界に達する際、クッション効果を提供するように高すぎないことに留意すべきである。さらに、各可撓性バッファ19の横断面は、バッファ19が固定されていない部品12または15の対向金属部の剛性が許容できかつ高振幅の衝撃および振動の減衰に関与するように、大き過ぎない。
本発明の利点の1つは、説明を進める中で以下に明らかになるであろうことに加えて、加速度における2つの振動レジーム間の比が、例えば、100〜1000倍であっても、1つの同じ簡単かつ非常に小型の装置により、これら2つの明らかに矛盾する目的:小さな振動の減衰および大きな振動の減衰を実際に達成することである。
装置の1つの非常に簡単な実施形態において、装置は、少なくとも3つの防振モジュール11からなっており、同一なのが有利であるが、これは必須ではなく、人工衛星の支持構造体14の上に別々に取付け、この構造体14のまわりに配置され、例えば三角形の角、図3に示したように正三角形の角であるのが有利であるが、に配設され、これにより、機器ホルダープラテン17上に取り付けられた振動機器61の多軸防振を提供する。
本発明による第2の例示実施形態において、図2に示すように、各モジュール11はまた、この例においては、分枝部12cの末端で2つの内側平行翼部12aおよび12dを有するU字状であり、かつ、1つの外側翼部12bは、人工衛星の支持構造体14の上の13で概略的に示した連結により固定されるように設計されている、1つの外側の、比較的剛性な、例えば金属製の部品12と、内側部品15の1つの内側部15aは、振動機器またはそれを支持する機器ホルダープラテン17の上に16で概略的に示した連結によって固定されるように設計されており、内側部品15はまた、外側部品12のU字状部12a−12c−12dで係合される外側部15bを有している、1つの内側の、比較的剛性な、例えば金属製の部品15と、分枝部12cの方に向けられた外側部15bの面が外側部品12の分枝部12cに連結し、内側部品15の外側部15bの延長部において横方向に固定されているので横のスタッド18bと呼ばれ、2つの内側15および外側12部品は、横の防振スタッド18b以外とは、静止状態では永久的に接触していない、エラストマー18から形成された1つの防振スタッドを含む。
このモジュール11はまた、3つの可撓性バッファ19を含み、各々は、図1aを参照して前述したバッファ19と同じ構造体を有し、この例においては、3つ全ては単一の内側部品15に固定され、かつ、翼部12aおよび12dのそれぞれ、かつ、外側部品12の分枝部12cの向かい合う面の1つと、小さな間隙を有して対向するそれらのエラストマー部の自由端を有しており、バッファ19の第1の可撓性バッファ19bは、横のスタッド18bの圧縮を制限するように、横の防振スタッド18bに平行(言い換えれば、横のスタッド18bの牽引−圧縮軸Xに平行であるこの第1のバッファ19bの圧縮軸Y)に配設されているので、横と呼ばれ、バッファ19の2つの他の可撓性バッファ19aは、縦と呼ばれ、横の防振スタッド18bの剪断変形を制限するように、内側部品15の外側部15bの両側に配設されており、2つの縦の可撓性バッファ19aは、外側部品15の中央平面に対して対称的な位置で、これらの共通の圧縮軸Yの方向で配設されているのが有利であり、これは、横の防振スタッド18bおよび横の可撓性バッファ19bの圧縮軸XおよびYに垂直な方向である。
図2による3つのモジュール11を有する防振装置の一実施形態において、可撓性バッファ19aおよび19bが非作動なままの小さな運動における、力およびトルクの自由度6を介して装置を通過する振動の防振は、牽引−圧縮の3つの軸X(スタッド18ごと、従ってモジュール11ごとに1軸X)と6つの剪断軸(スタッド18ごと、従ってモジュール11ごとに2軸、1軸はYに平行であり、1軸はYおよびXに垂直である)に沿った横の防振スタッド18bの変形のおかげで達成され、外側部品12の方の面に対して接触する可撓性バッファ19aおよび/または19bが作動する大きな運動における防振は、9つの圧縮軸(バッファ19ごとにYまたはYなどの1軸)に沿った可撓性バッファ19aおよび19bの圧縮変形のおかげで達成される。
この防振装置の設計を簡単にするために、3つの代わりに4つの防振モジュール11を使用するのが有利である場合が多く、人工衛星の支持構造体14上の機器の周辺への取付けに関してはやはり別々であり、かつ、図4で概略的に示したように、例えば、正方形の4角に、かつ、正方形の対角線に対して対称に置かれ、振動機器61は、4つのモジュール11の内側部品によって支持された丸い円盤状の機器ホルダー17上に円柱状を有して示される。本発明のこの実施形態において、力およびトルクの様々な自由度は、そのため、連結解除され、かつ、寸法調整はより簡単に達成される。これは、本発明による防振装置のモジュール性を示しており、これは、従来技術を超える本発明の重要利点を表わしている。
本発明により提案される融通性の一例は、装置の別の実施形態によって与えられるが、本発明の同じ原理に従うものである。装置のこの新しい例示実施形態において、装置は、複数の防振モジュール11からなっているのが有利であるが、必ずしも同一である必要はなく、例えば、図3のように、正三角形の角に配設された3つのモジュール11であるかまたは、図4のように、正方形の角に配設された4つのモジュール11であり、各モジュール11は、図5に示されるようになっており、図2を参照して上述されたようなU字状であり、かつまた、連結部13を介して人工衛星の支持構造体14の上に外側翼部12bによって固定されるように設計された1つの外側部品12と、図2を参照して上述された内側部品15のそれに類似した形状であり、かつ、内側部15aは、振動機器に固定されるかまたは連結部16を介して振動機器を支持する機器ホルダー17に固定されるように設計されているが、外側部15bは、外側部品12のU字状部12a−12c−12dに係合されており、かつ、U字状部を形成する2つの翼部12aおよび12dと分枝部12cの向かい合う面に対向している1つの内側部品15と、縦の防振スタッド18aと呼ばれ、内側部品15の外側部15bの両側に対称的な形で配設されるが、必ずしも内側部品15の中央平面に垂直である必要はなく、内側部品15は、これら2つの縦の防振スタッド18a以外の外側部品12と静止状態で永久的に接触しておらず、2つの縦の防振スタッド18aの各々は、外側部15bの向かい合う面の一つ、かつ、対応する側上の翼部12aまたは12dの向かい合う面のそれぞれに固定されている2つのエラストマー防振スタッド18を含む。
それぞれが、図1aおよび図2の可撓性バッファ19と同一構造体であり、かつ、内側部品15または外側部品12のいずれかに固定されるかまたはそれらと一体形成されており、この例においては単一の内側部品15と一体形成されており、図2のように、これらのバッファ19の2つの19aは、縦と分類され、かつ、対称的な位置であるのが有利であるが、内側部品15の外側部15bの両側に、縦の防振スタッド18aに略平行に配設されており、かつ、第3の可撓性バッファ19bは、横と呼ばれ、内側部品の外側部15bの横の延長部に配設されており、圧縮軸Yは、内側部品15の中央平面であるのが有利であり、かつ、2つの縦のスタッド18aの牽引−圧縮軸の二等分線に沿って配置されているのが有利であり、これは、この例においては、牽引−圧縮の共通軸Xと一致する、3つの可撓性バッファ19。横の可撓性バッファ19bの圧縮軸Yは、この例においては、2つの縦のスタッド18aおよび2つの縦の可撓性バッファ19aそれぞれの牽引−圧縮軸Xおよび圧縮軸Yに垂直である。
本発明の本実施形態において、3つの可撓性バッファ19を有する3つのモジュール11を使用すると見立てると、力およびトルクの自由度6を介して装置を通過する振動の防振は、小さな運動においては、3つの牽引−圧縮軸(モジュール11ごとにXなどの1軸)と6つの剪断軸(モジュール11ごとにYなどの2軸、かつ、XおよびYに垂直な1軸)に沿った防振スタッド18の変形のおかげで達成され、大きな運動においては、9つの圧縮軸(バッファ19ごとにYまたはYなどの1軸)に沿った可撓性バッファ19の圧縮変形のおかげで達成される。
本実施形態において、各防振モジュール11の2つの縦のスタッド18aは、装置のバランスを保つために、幾何学的形態および剛性において全く同一であるのが有利であり、これは、試験後、2つ1組で組み立てることができる。
本実施形態の一変形例において、図6で示すように、同一参照符号は、同様または同一部材を示し、各モジュール11は、横と呼ばれ、内側部品15および外側部品12に連結している第3の防振スタッド18bをさらに含み、このスタッド18bは、外側部品12のU字状部の分枝部12cに対向している内側部品15の外側部15bの延長部に、図2のスタッド18bのように配設されている。
本発明の全ての変形実施形態において、防振モジュール11の内側部品15の取付面が、図6によるいくつかのモジュール11を有する防振装置を概略的に示す図7aに簡略的に示したように、機器61または機器支持体17に一致するのが常に有利であり、可撓性バッファ19は、図を簡素化するために記載しなかった。これらの取付面は、ボルト連結の形状で図7aに示された、連結部16の作動による内側部品15の内側部15aおよび機器支持体17の取付フランジ17aの反対向同士の接触面によって、図1a、図2、および図5で定義される。
さらに、例えば図2、図5または図6で示したような直線状の形状を有していないが、外側部品12に対向しているかまたは外側部品12のU字状部に係合された内側部品15の外側部15bの中央平面22が、機器61またはその支持体17の設置面21とゼロではない角度αをなすように、図2のモジュール11の変形に対応する図7bのモジュール11に示すような外側部品12を考慮することも有利である。この場合、翼部12aおよび12dかつ外側部品12の分枝部12cで定義されるU字状部は、図2と同様に、外側部15bとU字状部12a−12c−12dとの間の横のスタッド18bと3つの可撓性バッファ19(そのうちの2つは縦19a、1つは横19b)の同一動作を確実にするために、同じ角度で傾斜している。
そのため、機器61の重心または質量中心62は、図8に示すように、装置の様々なモジュール11の横の防振スタッド18bの圧縮軸Xのより近くにすることができ、これは、図7bのように傾斜したU字状部および傾斜した内側部品の外側部15bを有する図6によるモジュール11を備えた装置を示し、これは、防振スタッド18の圧縮によってトルクは実質的に吸収されるため、機器61によって生じた振動トルク効果の減衰に特に向いている。同様に、この角度αは、逆に、機器61の質量中心62を防振スタッド18の圧縮軸からさらに遠くに移すため使用することができ、これは、機器61と支持構造体14との間の周波数デカップリングにより向いている。これもまた、本発明により提案される実施形態における融通性を示す。
さらに、これらの変形例の全てが、縦の防振スタッド18aの圧縮のXおよびX’X’などの軸と横のスタッド18bまたは横のスタッドのX(軸Xおよび軸X’X’の角度の二等分線であるのが有利である)などの圧縮軸との間が非直角であるのが有利であり、本発明による防振モジュール11の非常に一般的なタイプを示す図9に示すように、状況に応じて、図7bと同様に傾斜している内側部品15の外側部15bおよび外側部品12のU字状部を有するが、互いに平行ではないが、鋭角を形成するU字状部の2つの翼部12aおよび12dの対向面を有する図6のモジュール11の1変形例に対応し、同一の参照符号は同様または同一の部材を示す。
この最も完全な変形例においても、本発明の特徴は:かなりの数の機能:機器61の小さな振動の減衰、支持構造体14にかかる高加速度の減衰、有用なトルクの伝達などを満たさなければならない装置の簡潔性、コンパクト性、モジュール性が明瞭に示されている。
防振すべき機器61が自由度の低減に沿って振動を生じる場合、例えば、スプリアス力のみが、単一方向に主に生じる場合(一般に、機器61が、例えば、ピストン駆動のコンプレッサの場合)と同様に、装置の他の変形例は、2つの防振モジュール11のみが機器61の防振に使用される設計にすることができる。この場合、防振スタッド18と可撓性バッファ19の数は、対応する自由度を介して機器61によって生じた小さな振動と力およびトルクの自由度6を介して打ち上げ時の大きな振動の両方を減衰するのに十分でなければならない。この構成図を図10に示し、ここで、8つの可撓性バッファ19と1つの防振スタッド18を有する防振モジュールの内側部品15のみを示す。スタッド18は平行六面体の形状であり、各バッファ19は円柱状である。矩形形状面の内側部品15は、互いに垂直な3方向でスタッド18の圧縮および剪断による変形を制限するように、連結部16に対する内側部15aに空けられた2つの孔と、外側部15bの2つの角のそれぞれに、そのうちの2つは、外側部15bの両側に対称な縦19aであり、2つは横19bおよび19cである4つの可撓性バッファ19とを有する。くまなく載置されたこの種類の2つのモジュール11により、横の力を防振スタッド18の圧縮軸に沿って防振できるとともに、スタッド18の他の剪断方向に沿ったスプリアス力を防振でき、同時に、打ち上げ時の高加速度に耐えることができる。
この説明で与えられた部材から始まり、当業者は、防振すべき力および/またはトルクの自由度の数および種類の関数として、所望の防振特性を一般的な場合に得ることができる他の構成を容易に設計することができる。
これらの変形例の中から、本発明による多軸防振装置の防振モジュールの構成における1つの好適な変形例を、図11に示し、この変形例において、可撓性バッファ19aおよび19bのエラストマー部材は、それらの間で不連続のない状態で、外側部品12の種々の内面上に取り付けられており、縦の防振スタッド18aとともに単一のエラストマーブロックを形成しており、幾何学的形態および剛性において同様であることが好ましく、かつ、内側部品15の両側に対称的に配設されており、縦の可撓性バッファ19aは、突起の端部とバッファ19の可撓性部を形成するエラストマー層との間の間隙を残しながら、作動位置で、縦の防振スタッド18aの方向に略平行な方向に沿った内側部品の突起により形成された剛部分19cと協働し、かつ、内側部品15の剛部分19cは、この場合は単に内側部品15の外面であり、外側部品12の内面に(静止状態で)略平坦かつ略平行である横の可撓性バッファ19bと協働する。
本発明のこれら全ての変形実施形態において、防振スタッド18および可撓性バッファ19の形状(単数または複数)は、ほとんど制限なく選ぶことができ、好適な形状は、簡潔さおよび小さな運動に対する線形性の理由により、平行六面体形または円筒形である。装置をもう少し小型化するために、少なくとも1つの可撓性バッファ19を、例えばクラウンまたはクラウンの一部の形状を取る防振スタッド18の中心に配設することができる。
これら変形例のそれぞれにおいて、断面、高さ、粘弾性率、縦のスタッド18aと内側部品15の中央平面との間の角度、前記防振モジュール11の内側部品15上の内側部品15の中央平面と機器61の設置面21と間の角度における防振スタッド18の特性は、小さな運動(可撓性バッファ19の作動位置の下)に対する3つの軸に沿った力およびトルク作動力の伝達率−周波数関数が、例えば、機器61によって人工衛星の構造体14に伝達された力およびトルクにおける低振幅による振動が特定周波数を超えて正確にフィルタリングされ、かつ、機器61によって生じた有用な力およびトルクを特定周波数まで有害な変形をすることなく伝達するように特定の帯域幅に対応することを確実にするように選ばれる。
同様に、断面、エラストマー高さ、エラストマーの粘弾性率、エラストマーと静止状態における対向部品12または15との間の間隙の寸法における可撓性バッファの特性は、高荷重が装置にかかる際、防振スタッド18の大きすぎる変形を回避することにより、あらゆる劣化または望ましくない不可逆現象を防止し、かつ同時に、装置が設計されている作動全範囲にわたる3つの軸に沿った力およびトルク作動力の伝達率−周波数関数が、例えば、人工衛星の構造体14によって機器61に伝達された力およびトルクにおける高振幅による振動および衝撃が正確にフィルタリングされるように特定の帯域幅に対応するようになっている。
防振モジュール11の作製を容易化するために、防振スタッド18および可撓性バッファ19において同種類のエラストマーを使用するのが非常に有利であることに留意すべきである。
装置の他の変形例において、可撓性に富んだ熱ドレインを、設置されたエラストマースタッド18により自ずと制限される熱交換を促進するために、機器部17−61と支持構造体14の間に設置してもよい。
防振モジュール11の内側部品15はまた、機器61または機器ホルダープラテン17と一体形成するように構成されてよく、これにより、装置のモジュールをより少ない状態にするが、一体化のための優れた小型性(設定可能な容積の仕様)および容量を提供する。
上述した本発明による装置の全ての変形例は、従来技術に有利であるという共通の特徴を有する。これらの利点を強調するために、図12は、軸が機器に対して縦であり、かつ、その上に機器が取り付けられる内側部品115を含む取付用インサートからなる特許文献3による従来技術からの装置を示しており、前記内側部品115は、複数のエラストマー防振スタッド118によって支持構造体(ここでは図示せず)の上に固定された外側部品112に連結されており、特許文献3による装置の原理は、防振スタッド118にかかるストレスが限界値に達する度に、内側部品115が外側部品112に当接するようになっている。この原理によれば、全ての軸に沿って打ち上げ時に受ける高加速度中に、機器の変位によって必然的に生じる3つの横動運動に沿った内側部品115の運動を遮断するために、複数のバッファ119を、水平面における断面で図12に示すように、前記内側部品115の全周に配設しなければならず、バッファ119上は、バッファ119の接触領域と示されている。この構成(したがって、これら全ての横動を遮断するために、必要となる特許文献3により作られた)において、高いトルクMがかかる機器の回転運動により、外側部品112において内側部品115の傾斜をもたらす。しかしながら、かかる傾斜の影響下で、図12の装置の変形を示す図13に示すように、1つではなくいくつかのバッファ119は、小さな傾斜角においても同時に作動するため、M/dのオーダーで非常に高い局部的力FLを発生し、ここで、dは2つのバッファ119間の一般的な距離であり、この場合、数センチである。かかる設計は、通常、10〜100Hz(振動)の範囲で20〜100g(ここで、gは、地球の重力場の加速度である)から100〜1000Hz(衝撃)の範囲で1000gに及ぶ、打ち上げ時の加速度によって生じる激しくかつ繰返される衝撃に耐えることができない。
この従来技術において、本発明による装置の有利な特徴の1つは、図7aから導き出せるであろうが、簡素化しているが代表的な場合において、図14でより正確に示している。当業者は、(本発明による少なくとも3つの)モジュール11をより多い数に、かつ、より複雑な運動に容易に一般化することができるので、図7aと全体に類似しているこの図14は、作動と想定される2つの防振モジュール11のみが、図5のように、防振スタッド18aと可撓性バッファ19aおよび19bの詳細とともに示される装置の概略図を示している。この図14は、高いトルクMの影響下における機器の傾斜を概略的に示している。結果として生じる運動は、2つの別々の防振スタッド11の2つの縦のバッファ19a間の距離D、通常、防振すべき機器片(単数または複数)のサイズにより20〜40cm、により形成される長いレバーアームにおいて、縦のバッファ19aの比較的小さな(通常、ミリオーダーの)遊びにより、各モジュール11の他のバッファ19の任意の他の接点を除外して、2つの別個のモジュール11の2つの縦のバッファ19aによる低い傾斜角で迅速に遮られる。この場合、各防振モジュール11には、最悪の場合でも、(特許文献3と対照的に局所的トルクよりもむしろ)単純な力がかかるのみであり、バッファ19上で生成されたこれらの力は、大きさM/Dのオーダーであるかまたは、通常、前述の場合よりも10倍低い。
特に特許文献3の従来技術において本発明による装置が有利な差異を生じている1つの他の特徴は、本発明において、各防振モジュール11は、縦方向のいずれかの向きに、これらのモジュール11の設計および構成を容易化するモジュール11ごとに限られた数の3つのバッファ19を表わす単一の横のバッファ19bおよび単一のバッファ19aのみを含んでいる。特に、従来技術の結果として生じる設計規則とは対照的に、単独の各防振モジュール11は、1つの横のバッファ19bだけでは、内側部品15と外側部品12との間の間隙が閉じるのを遮断するため圧縮に使用されるので、内側部品15と外側部品12を引き離そうとする大きな牽引力に耐えることができない。3つのバッファ19のみがモジュール11ごとに使用されるという事実により、本発明により一般に使用される外側部品12は、特許文献3において必要であるように、全ての方向で顎の形状であるよりも、単純なU字状を有することができる。本発明による装置のこの特徴は、装置に使用される少なくとも3つの防振モジュール11の横のバッファ19bが、別々より全体として、あらゆる横方向における機器の全ての横動運動を遮断するという事実による。この性質は、図15に概略的に示しており、これは、図14と同一の装置を示しているが、ここでは、大き過ぎる力が、かかる横動において保護されない他のモジュール11から防振スタッド18aを引きちぎる前に、防振モジュール11の1つの横のバッファ19bによって遮られる横動である。
本発明による防振装置のモジュールの第1部分例の一部が横立面で、一部が断面である概略図であり、これは、図1bにおける曲線を説明するために、支持構造体と機器の少なくとも1つの振動片を支持する機器ホルダーとの間に取り付けられている。 エラストマー防振スタッドと図1aのモジュールにおけるスタッドに平行な可撓性バッファの組立品の剛性曲線を示す。 本発明による装置の防振モジュールの第2例の図1aと同様の図である。 本発明による3つのモジュールを有する防振装置を部分的に示した概略的平面図である。 本発明による4つの防振モジュールを有する装置の図3と同様の図である。 本発明による防振装置のモジュールの第3例の図2と同様の図である。 防振装置のモジュールの第4例の図2と同様の図であり、これは図2および図5の防振装置のモジュールの変形例である。 図6によるモジュールを備えた防振装置の例の概略図であり、この可撓性バッファは図を簡素化するために示していない。 防振モジュールの第5例の概略図であり、モジュールの内側部品の外側部の傾斜を伴う図2の防振モジュールの変形例である。 図7aによる防振装置の変形例の概略図である。 防振モジュールの第6例の概略図であり、これは図5および図7bの防振モジュールの変形例である。 防振装置モジュールの別の例における内側部品の概略透視図である。 本発明による防振装置のモジュールのさらに別の例の図5と同様の図である。 特許文献3による従来技術からの取付用インサートを有する装置の概略断面図である。 図12の従来技術による取付用インサートを有する装置の外側部品における内側部の傾斜効果を示した図12と同様の図である。 機器が支持構造体において傾いた際の防振スタッドの変形および縦の可撓性バッファの効果を示した、図5によるモジュールを備えた防振装置の図7aと同様の図である。 支持構造体において機器の横動の際の横の可撓性バッファの効果を示した図7aと同様の図である。

Claims (38)

  1. 振動機器(61)または前記振動機器(61)の支持体(17)の周囲に分散した少なくとも3つの防振モジュール(11)を含む、人工衛星などの支持構造体(14)に搭載設置された、振動を生ずる少なくとも一部機器(61)用の多軸防振装置であって、各防振モジュールは2つの剛性部品を含み、一方の剛性部品(12)は、外側部品と呼ばれ、前記支持構造体(14)に固定されるように設計され、他方の剛性部品(15)は、内側部品と呼ばれ、前記振動機器(61)またはその支持体(17)に固定されるように設計され、前記内側部品(15)および外側部品(12)は、エラストマーから形成された少なくとも1つの防振スタッド(18)によって互いに連結され、牽引軸、圧縮軸または剪断軸の少なくとも1つに沿ったエラストマーの変形により前記機器(61)によって生じた低振幅の振動の伝達を減衰し、各防振モジュール(11)はまた、反対方向(19a)に作動する横の可撓性バッファ(19b)と2つの縦の可撓性バッファを含み、各バッファは前記内側(15)および外側(12)部品の1つにのみ取り付けられ、かつ、前記内側(15)および外側(12)部品の他方に対向している1つの自由端を有し、静止状態で前記他の部品と接触していないことを特徴とする多軸防振装置。
  2. 前記防振モジュール(11)の前記可撓性バッファ(19)が、それぞれ、前記可撓性バッファ(19)の作動位置で、前記他の対向剛性部品と接触しているエラストマーから形成された少なくとも1つの部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の多軸防振装置。
  3. 前記外側部品(12)がU字状であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の多軸防振装置。
  4. 少なくとも1つのモジュール(11)の前記3つの可撓性バッファ(19)の前記エラストマー部材が前記外側部品(12)に固定されていることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の多軸防振装置。
  5. 少なくとも1つのモジュール(11)の前記3つの可撓性バッファ(19)の前記エラストマー部材が結合されて、前記外側部品(12)の内面に不連続のない状態で固定された単層エラストマーになることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の多軸防振装置。
  6. 前記防振スタッド(単数または複数)(18)から形成され、かつ、少なくとも1つのモジュール(11)の前記3つの可撓性バッファ(19)の前記エラストマー部材から形成された組立品が、不連続のない状態で、単一のエラストマーブロックから形成されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の多軸防振装置。
  7. 少なくとも1つのモジュール(11)の少なくとも1つの可撓性バッファ(19)が、前記内側(15)および外側(12)部品の1つにのみ取り付けられ、かつ、前記内側(15)および外側(12)部品の他方に対向している1つの自由端を有し、静止状態で前記他の部品と接触していないエラストマー部材から形成され、前記エラストマー部材に対向している前記一部が、前記他の内側または外側部品からの金属突起から形成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の多軸防振装置。
  8. 前記防振モジュール(11)が同一であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の多軸防振装置。
  9. 各防振モジュール(11)が単一のエラストマー防振スタッドであり、これが縦(18a)であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の多軸防振装置。
  10. 各防振モジュール(11)が、前記内側部品(15)の両側に略対称な位置で配設された2つの縦のエラストマー防振スタッド(18a)を含み、前記2つのスタッド(18a)が同一の幾何学的形態かつ同一の剛性であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の多軸防振装置。
  11. 各防振モジュール(11)がさらに横のエラストマー防振スタッド(18b)を含むことを特徴とする請求項10に記載の多軸防振装置。
  12. 各防振モジュール(11)が単一のエラストマー防振スタッドを含み、これが横(18b)であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の多軸防振装置。
  13. 前記2つの縦の可撓性バッファ(19a)が略対称に配設され、かつ、少なくとも剛性、遊びおよび接触面積において同一の特性を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の多軸防振装置。
  14. 各防振モジュール(11)において、各々の縦のバッファ(19a)の方向(Y1、Y1)と前記横のバッファ(19b)の方向(Y2、Y2)との間の角度が90oに等しいことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の多軸防振装置。
  15. 各防振モジュール(11)において、各々の縦のバッファ(19a)の方向と前記横のバッファ(19b)の方向との間の角度が90oと異なるが、ゼロではなく、かつ、通常10oより大きいことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の多軸防振装置。
  16. 各防振モジュール(11)において、前記縦のバッファ(19a)と前記縦の防振スタッド(18a)の軸(Y1Y1、X1X1)が略平行であることを特徴とする請求項1〜11および請求項13〜15のいずれかに記載の多軸防振装置。
  17. 各防振モジュール(11)において、前記横のバッファ(19b)の軸(Y2、Y2)と前記横の防振スタッド(18b)の軸(X2X2)が略平行であることを特徴とする請求項11または12のいずれかに記載の多軸防振装置。
  18. 各防振モジュール(11)において、前記縦のバッファ(19a)が、前記機器(61)またはその支持体(17)の固定箇所から可能な限り最も離間することを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の多軸防振装置。
  19. 前記多軸防振装置が、三角形、好ましくは正三角形の角に配設された3つの同一モジュール(11)を含むことを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の多軸防振装置。
  20. 前記多軸防振装置が、好ましくは正方形の角に配設され、かつ、好ましくは正方形の対角線に沿って対称に配置された4つの同一モジュール(11)を含むことを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の多軸防振装置。
  21. 前記機器(61)または前記機器支持体(17)の上の前記モジュール(11)の前記内側部品(15)の取付面が略一致であることを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の多軸防振装置。
  22. 前記防振スタッド(18)および前記可撓性バッファ(19)が、少なくとも1つの標準形状、好ましくは略円筒形または平行六面体形であり、前記様々なスタッド(18)およびバッファ(19)の寸法が必ずしも同一である必要はないことを特徴とする請求項1〜21のいずれかに記載の多軸防振装置。
  23. 前記防振スタッド(18)および前記可撓性バッファ(19)が互いに差し込まれ、装置のサイズを最適化できるように、例えば、一方は円柱であり、他方は前記円柱を囲むリングまたは環状部であることを特徴とする請求項1〜22のいずれかに記載の多軸防振装置。
  24. 前記外側部品(12)に対向している前記内側部品(15)の外側部(15b)の中央平面(22)と前記機器(61)の設置面(21)との間の角度(α)がゼロであることを特徴とする請求項1〜23のいずれかに記載の多軸防振装置。
  25. 前記外側部品(12)に対向している前記内側部品(15)の外側部(15b)の中央平面(22)と前記機器(61)の設置面(21)との間の角度(α)がゼロでないことを特徴とする請求項1〜23のいずれかに記載の多軸防振装置。
  26. 前記角度(α)が、好ましくは等しく、前記機器(61)の傾斜モードの防振を支持するために、防振すべき前記機器(61)の重心(62)が前記防振モジュール(11)の前記内側部品(15)の中央平面(22)近くに位置するようであることを特徴とする請求項25に記載の多軸防振装置。
  27. 前記角度(α)が、好ましくは等しく、前記防振装置のサスペンションモードと前記機器(61)の共鳴振動モードとの間の周波数デカップリングを支持するために、防振すべき前記機器(61)の重心(62)が前記防振モジュール(11)の前記内側部品(15)の中央平面(22)から離れて位置するようであることを特徴とする請求項25に記載の多軸防振装置。
  28. 前記防振装置のサスペンションモードが、防振すべき前記機器(61)のそれよりも、最小で2倍低いことを特徴とする請求項1〜27のいずれかに記載の多軸防振装置。
  29. 断面、高さ、粘弾性率、前記縦のスタッド(18)と前記内側部品(15)の中央平面(22)との間の角度、前記内側部品(15)の中央平面(22)と前記防振モジュール(11)の前記内側部品(15)上の前記機器(61)の設置面(21)との間の角度における前記防振スタッド(18)の特性が、前記可撓性バッファ(19)の作動位置の下で、小さな運動に対する3つの軸に沿った力およびトルク作動力の伝達率−周波数関数が、例えば、前記機器(61)によって前記支持構造体(14)に伝達された力およびトルクでの低振幅の振動が特定周波数を超えて正確にフィルタリングされ、かつ、前記機器(61)によって生じた有用な力およびトルクが有害な変形をすることなく伝達されるように特定の帯域幅に対応することを確実にするように選択されることを特徴とする請求項1〜28のいずれかに記載の多軸防振装置。
  30. 断面、エラストマー高さ、前記エラストマーの粘弾性率、前記可撓性バッファ(19)と前記対向部品(12、15)との間の間隙の寸法における前記可撓性バッファ(19)の特性が、高荷重が前記装置にかかる際、防振スタッド(18)の大きすぎる変形を回避することにより、あらゆる劣化または望ましくない不可逆現象を防止し、かつ同時に、前記装置が設計されている作動全範囲にわたる3つの軸に沿った力およびトルク作動力の伝達率−周波数関数が、前記支持構造体(14)によって前記機器(61)に伝達された力およびトルクでの高振幅の振動および衝撃が正確にフィルタリングされるように特定の帯域幅に対応するようになっていることを特徴とする請求項1〜29のいずれかに記載の多軸防振装置。
  31. 各防振モジュール(11)の前記縦のバッファ(19a)における遊びが、通常、2つの独立の防振モジュール(11)の2つの縦のバッファ(19a)を分ける最短距離の0.5〜数パーセントだけを表わすことを特徴とする請求項1〜30のいずれかに記載の多軸防振装置。
  32. 前記多軸防振装置が、前記機器(61)から前記支持構造体(14)に熱を効率的に移すために、少なくとも1つの防振モジュール(11)の前記内側(15)および外側(12)部品に接合する少なくとも1つの可撓性熱ドレインをさらに含むことを特徴とする請求項1〜31のいずれかに記載の多軸防振装置。
  33. 前記防振モジュール(11)の前記内側部品(15)が一体形成され、前記機器(61)または機器ホルダー支持体(17)とともに単一部であることを特徴とする請求項1〜32のいずれかに記載の多軸防振装置。
  34. 前記防振スタッド(18)および前記可撓性バッファ(19)に使用される前記エラストマーが同一であることを特徴とする請求項1〜33のいずれかに記載の多軸防振装置。
  35. 前記機器(61)が、人工衛星に搭載設置された宇宙利用用の一部機器であり、前記機器(61)が、例えば、以下の一部機器の少なくとも1つ:リアクションホイール、モーメンタムホイール、慣性ホイール、フライホイール、コントロール・モーメント・ジャイロ(またはCMG)などの少なくとも1つの振動発生回転部を含み、防振装置に嵌合された前記機器(61)が、前記人工衛星が打ち上げられる際にかかる振動および衝撃などの静的および動的負荷に耐える必要があることを特徴とする請求項1〜34のいずれかに記載の前記防振装置の用途。
  36. 前記機器(61)が、人工衛星に搭載設置された宇宙利用用の一部機器であり、前記機器(61)が、例えば冷蔵庫を駆動させるのに用いられるコンプレッサなどの少なくとも1つの周期振動発生部品を含む横動運動を行う少なくとも一部を含み、防振装置に嵌合された前記機器(61)が、前記人工衛星が打ち上げられる際にかかる振動および衝撃などの静的および動的負荷に耐える必要があることを特徴とする請求項1〜34のいずれかに記載の前記防振装置の用途。
  37. 前記防振装置が、少なくとも一部が妨害源(61)である機器の組立品を防振するのに用いられ、全てが同一の機器ホルダープラテン(17)の上に取り付けられていることを特徴とする請求項35または36のいずれかに記載の用途。
  38. 前記防振装置が人工衛星の一部、例えば機械船を、人工衛星の別の部品、例えば観測機器から防振するのに使用されることを特徴とする請求項35〜37のいずれかに記載の用途。
JP2008546524A 2005-12-21 2006-12-21 エラストマー系モジュール式多軸振動/衝撃用防振装置 Pending JP2009520933A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0513083A FR2895052B1 (fr) 2005-12-21 2005-12-21 Dispositif modulaire d'isolation multi-axes de vibrations et de chocs,a base d'elasomere.
PCT/FR2006/002839 WO2007077350A2 (fr) 2005-12-21 2006-12-21 Dispositif modulaire d'isolation multi-axes de vibrations et de chocs, a base d'elastomere

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009520933A true JP2009520933A (ja) 2009-05-28

Family

ID=37056581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008546524A Pending JP2009520933A (ja) 2005-12-21 2006-12-21 エラストマー系モジュール式多軸振動/衝撃用防振装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US8240614B2 (ja)
EP (1) EP1963706B1 (ja)
JP (1) JP2009520933A (ja)
KR (1) KR101393047B1 (ja)
AT (1) ATE484695T1 (ja)
CA (1) CA2633802C (ja)
DE (1) DE602006017587D1 (ja)
ES (1) ES2352569T3 (ja)
FR (1) FR2895052B1 (ja)
IL (1) IL192248A (ja)
WO (1) WO2007077350A2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011504571A (ja) * 2007-11-22 2011-02-10 アストリウム エスアーエス エラストマーに基づいた、振動および衝撃を多軸式に防振するためのモジュール装置
KR101384135B1 (ko) 2013-12-06 2014-04-17 한국항공우주연구원 비접착식 진동저감장치
JP2017502227A (ja) * 2013-12-23 2017-01-19 コリア エアロスペース リサーチ インスティトゥートKorea Aerospace Research Institute 磁石を用いた振動低減装置
JP2017520742A (ja) * 2014-06-12 2017-07-27 レイセオン カンパニー 低コスト、最小妨害の宇宙冷却用の周波数整合クライオクーラーのスケーリング

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2957895B1 (fr) 2010-03-29 2013-09-27 Astrium Sas Procede de commande d'un systeme de controle d'attitude et systeme de controle d'attitude d'un vehicule spatial
FR2967742B1 (fr) * 2010-11-23 2013-11-22 Astrium Sas Dispositif d'isolation vibratoire
KR101223891B1 (ko) * 2010-12-30 2013-01-17 한국항공우주연구원 인공위성 반작용휠 수동 진동저감장치
KR101410649B1 (ko) * 2012-12-05 2014-06-24 현대자동차주식회사 차량용 동흡진기
FR3012553B1 (fr) * 2013-10-31 2016-06-24 Astrium Sas Module d'isolation de vibrations a effets non lineaires diminues
FR3013684B1 (fr) 2013-11-22 2017-10-13 Astrium Sas Structure porteuse de satellite comportant un dispositif de liaison amortissante
US20160347481A1 (en) * 2014-11-26 2016-12-01 Raytheon Company Energy Absorbing Restraint Device
JP7023642B2 (ja) 2017-09-01 2022-02-22 倉敷化工株式会社 防振構造
CN109760858B (zh) * 2018-12-18 2022-08-05 上海航天控制技术研究所 二自由度解耦的空间黏附爪传动装置
US11815153B2 (en) * 2019-03-08 2023-11-14 Calient Technologies, Inc. Passive motion isolation system
KR102022571B1 (ko) * 2019-05-29 2019-09-18 한화시스템(주) 이중 코일 스프링을 이용한 우주용 임무장비의 진동절연기
EP3892885A1 (en) 2020-04-09 2021-10-13 Nederlandse Organisatie voor toegepast- natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO Device for mounting a load to a carrier, assembly, vehicle and methods
CN113606286A (zh) * 2021-08-19 2021-11-05 珠海格力电器股份有限公司 一种减振限位装置及设置其的机械设备
CN114291304B (zh) * 2021-12-31 2022-11-18 北京国电高科科技有限公司 一种适用于微小卫星的单向冲击隔离装置

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191733U (ja) * 1984-05-30 1985-12-19 スズキ株式会社 エンジン懸架装置
JPH0396499A (ja) * 1989-09-11 1991-04-22 Nec Environment Eng Ltd 試料保護方法及びその装置
JPH05126187A (ja) 1991-11-06 1993-05-21 Toyoda Gosei Co Ltd 防振マウント
JPH07310784A (ja) 1994-05-16 1995-11-28 Metzeler Gimetall Ag エラストマーマウントの動的ばね剛性を周波数選択的に最小化する装置
JPH0814328A (ja) * 1994-06-27 1996-01-16 Bridgestone Corp 防振ゴム装置のストッパー金具固定方法及びそれに用いるストッパー金具
JPH10159898A (ja) * 1996-11-26 1998-06-16 Trw Inc 多次元振動外乱の遮断装置
JPH10292850A (ja) 1997-04-17 1998-11-04 Toyota Motor Corp エンジンマウント装置
JP2000213596A (ja) * 1999-01-28 2000-08-02 Nec Eng Ltd 支持マウント
JP2000289699A (ja) * 1999-04-06 2000-10-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ペイロード制振機構
JP2003139195A (ja) * 2001-11-01 2003-05-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 被除振体の振動低減装置
JP2004324871A (ja) 2003-04-25 2004-11-18 Yamashita Rubber Co Ltd 液封防振装置
JP2005106138A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Tokai Rubber Ind Ltd エンジンマウントの別体ゴムストッパ組付構造
JP2005137881A (ja) 2003-11-05 2005-06-02 Hyundai Motor Co Ltd 車両用シート加熱装置
JP2005226745A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Tokai Rubber Ind Ltd エンジンマウント

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1913901U (de) * 1965-02-08 1965-04-15 Tech Fortschritt M B H Ges Elastisches lager mit progressiv wirkendem wegbegrenzungsanschlag.
CH468014A (de) 1968-07-25 1969-01-31 Balzers Patent Beteilig Ag Kaltlichtspiegel
JPS5539866Y2 (ja) * 1975-03-19 1980-09-18
JPS599328A (ja) * 1982-07-09 1984-01-18 Nissan Motor Co Ltd 防振支持装置
DE3819601A1 (de) * 1988-06-09 1989-12-14 Renk Tacke Gmbh Stuetzlagervorrichtung eines getriebes in einem schiff
US5305981A (en) * 1991-10-31 1994-04-26 Honeywell Inc. Multiaxis vibration isolation system
JP2000145889A (ja) * 1998-11-09 2000-05-26 Nec Eng Ltd 搭載機器の締結構造
JP2001140984A (ja) 1999-11-15 2001-05-22 Toyoda Gosei Co Ltd 防振装置
DE10054323B4 (de) 2000-11-02 2005-11-17 Carl Freudenberg Kg Batterie-Schwingungstilger
DE10361481B4 (de) * 2003-07-22 2006-08-17 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Modulare Schnittstelle zum Dämpfen mechanischer Schwingungen

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191733U (ja) * 1984-05-30 1985-12-19 スズキ株式会社 エンジン懸架装置
JPH0396499A (ja) * 1989-09-11 1991-04-22 Nec Environment Eng Ltd 試料保護方法及びその装置
JPH05126187A (ja) 1991-11-06 1993-05-21 Toyoda Gosei Co Ltd 防振マウント
JPH07310784A (ja) 1994-05-16 1995-11-28 Metzeler Gimetall Ag エラストマーマウントの動的ばね剛性を周波数選択的に最小化する装置
JPH0814328A (ja) * 1994-06-27 1996-01-16 Bridgestone Corp 防振ゴム装置のストッパー金具固定方法及びそれに用いるストッパー金具
JPH10159898A (ja) * 1996-11-26 1998-06-16 Trw Inc 多次元振動外乱の遮断装置
JPH10292850A (ja) 1997-04-17 1998-11-04 Toyota Motor Corp エンジンマウント装置
JP2000213596A (ja) * 1999-01-28 2000-08-02 Nec Eng Ltd 支持マウント
JP2000289699A (ja) * 1999-04-06 2000-10-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ペイロード制振機構
JP2003139195A (ja) * 2001-11-01 2003-05-14 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 被除振体の振動低減装置
JP2004324871A (ja) 2003-04-25 2004-11-18 Yamashita Rubber Co Ltd 液封防振装置
JP2005106138A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Tokai Rubber Ind Ltd エンジンマウントの別体ゴムストッパ組付構造
JP2005137881A (ja) 2003-11-05 2005-06-02 Hyundai Motor Co Ltd 車両用シート加熱装置
JP2005226745A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Tokai Rubber Ind Ltd エンジンマウント

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011504571A (ja) * 2007-11-22 2011-02-10 アストリウム エスアーエス エラストマーに基づいた、振動および衝撃を多軸式に防振するためのモジュール装置
KR101384135B1 (ko) 2013-12-06 2014-04-17 한국항공우주연구원 비접착식 진동저감장치
JP2017502227A (ja) * 2013-12-23 2017-01-19 コリア エアロスペース リサーチ インスティトゥートKorea Aerospace Research Institute 磁石を用いた振動低減装置
JP2017520742A (ja) * 2014-06-12 2017-07-27 レイセオン カンパニー 低コスト、最小妨害の宇宙冷却用の周波数整合クライオクーラーのスケーリング

Also Published As

Publication number Publication date
ES2352569T3 (es) 2011-02-21
EP1963706A2 (fr) 2008-09-03
CA2633802C (fr) 2014-02-18
US20090008504A1 (en) 2009-01-08
DE602006017587D1 (de) 2010-11-25
KR20080085180A (ko) 2008-09-23
EP1963706B1 (fr) 2010-10-13
KR101393047B1 (ko) 2014-05-12
US8240614B2 (en) 2012-08-14
CA2633802A1 (fr) 2007-07-12
IL192248A (en) 2013-04-30
FR2895052A1 (fr) 2007-06-22
ATE484695T1 (de) 2010-10-15
WO2007077350A2 (fr) 2007-07-12
FR2895052B1 (fr) 2012-06-15
WO2007077350A3 (fr) 2007-08-23
IL192248A0 (en) 2008-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009520933A (ja) エラストマー系モジュール式多軸振動/衝撃用防振装置
JP5395087B2 (ja) エラストマーに基づいた、振動および衝撃を多軸式に防振するためのモジュール装置
US9234561B2 (en) Vibration isolating device
US5979242A (en) Multi-level vibration test system having controllable vibration attributes
KR101150080B1 (ko) 기계진동 감쇠장치
US10132382B2 (en) Vibration damper for high load
KR20070116985A (ko) 진동 격리 방법 및 장치
US5626332A (en) Vibration isolation system using plural signals for control
CA2665700A1 (en) Vibration-attenuating hard-mounted pylon
US6315094B1 (en) Passive virtual skyhook vibration isolation system
US4365771A (en) Inplane nodalization system
CN108036781A (zh) 频带自适应抗振陀螺仪
JP2000289698A (ja) ペイロード制振機構
JP6871645B1 (ja) 精密機器搭載用除振装置
JP2011209540A (ja) 撮像装置
KR100884136B1 (ko) 진동 제어 유닛 및 진동 제어체
US4312247A (en) Vibration reducing mount system
JP3935337B2 (ja) 分離型ショックマウント
TWI608182B (zh) 互制式隔震系統
Esser et al. Aerospace electronics weight reduction through the use of active mass damping
JP6786236B2 (ja) 緩衝装置
JP2018004055A (ja) 制振システム
JPH0781693A (ja) ヘリコプタの能動防振装置
JPH11348899A (ja) ペイロードの防振装置
PL239890B1 (pl) Autonomiczny moduł sprzęgający do stabilizacji drgań konstrukcji

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130627

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130725

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20130920

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140815

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140820

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140919

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140925

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141015

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141020