JPH05126187A - 防振マウント - Google Patents

防振マウント

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JPH05126187A
JPH05126187A JP3290037A JP29003791A JPH05126187A JP H05126187 A JPH05126187 A JP H05126187A JP 3290037 A JP3290037 A JP 3290037A JP 29003791 A JP29003791 A JP 29003791A JP H05126187 A JPH05126187 A JP H05126187A
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rubber body
stopper
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flange
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Osamu Nakagaki
理 中垣
Tatsuo Suzuki
達雄 鈴木
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/387Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/10Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like

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  • Springs (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の減少により製造時の工程数を減少
させて、製造コストを低減し、かつ、製造作業を簡略化
して容易に実施する。 【構成】 下側当接部4a及び上側当接部4bが設けら
れたゴム体1と、ゴム体1に対して配設される上部ケー
ス部材10と、上部ケース部材10の配設により、上側
当接部4bとの干渉を回避して両当接部4a,4b間に
位置するとともに、上部ケース部材10の回転変位に応
じて両当接部4a,4bと相対向して、ゴム体1の弾性
変形に伴っていずれかの当接部4a,4bに当接するス
トッパ部11とを具備するため、ゴム体1に上側当接部
4bを一体化して、部品点数を減少可能であり、かつ、
製造時に、上側当接部4bが脱落する虞がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防振マウントに関するも
ので、特に、過大な外力が加えられたときに、限界を越
えて弾性変形するのを防止するストッパ機構を有する防
振マウントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の防振マウントとして、図
8に示す車両のエンジンの支承に用いられるエンジンマ
ウントを挙げることができる。
【0003】図8はこの従来のエンジンマウントを示す
断面図である。
【0004】図に示すように、エンジンマウントのゴム
体1の下面には、上方に開口するカップ状をなす金属板
製の下部ケース部材2が固着され、その下部ケース部材
2の下面には下側取付ボルト3が下方に向けて突設され
ている。ゴム体1の上部には、円柱状のフランジ部材4
の下側鍔部4aが埋設され、フランジ部材4はゴム体1
内から上方に突出し、その上面には上側取付ボルト5が
上方に向けて突設されている。なお、この下部ケース部
材2とフランジ部材4は、ゴム体1の加硫過程において
一体化されたものである。
【0005】前記フランジ部材4の上面には、中央に形
成されたねじ孔6aを上側取付ボルト5に嵌め込んだ状
態で円板状の共締金具6が配設され、その共締金具6の
下面全周にはゴム製のリング部材7が加硫成形されてい
る。ここで、リング部材7の下面を上側当接部8とする
とともに、前記ゴム体1の環状の上面を下側当接部9と
し、両当接部8,9は所定間隔をおいて相対向してい
る。
【0006】前記ゴム体1の外周側には、筒状をなす金
属板製の上部ケース部材10が配設され、上部ケース部
材10の下縁全体は、外周側に折曲されて下部ケース部
材2の外周と重なり合っている。下部ケース部材2の外
周は、上部ケース部材10の下縁を包み込んだ状態でカ
シメられ、その結果、両ケース部材2,10が一体化さ
れている。上部ケース部材10の上縁全体は、内周方向
に折曲されて、中央に円形状の逃げ孔12を形成し、そ
の逃げ孔12の内周縁は、前記フランジ部材4の外周面
を離間状態で取り囲んでいる。そして、この上部ケース
部材10の上側の折曲箇所をストッパ部11とし、この
ストッパ部11は、前記上側当接部8と下側当接部9の
間に位置している。図から明らかなように、ストッパ部
11の内径は、上側当接部8及び下側当接部9の外径よ
り小さく設定されているため、ゴム体1が上下方向に収
縮すると、上側当接部8がストッパ部11の上面に当接
し、逆に、ゴム体1が伸長すると、下側当接部9がスト
ッパ部11の下面に当接することになる。
【0007】なお、ストッパ部11が両当接部8,9間
の中立位置にはなく、若干下方に位置しているのは、エ
ンジンの重量による撓みしろを見込んでいるためであ
り、エンジンマウント上にエンジンを載置すると、ゴム
体1の圧縮により両当接部8,9が沈み込んで、ストッ
パ部11が中立位置となる。
【0008】以上のように、このエンジンマウントで
は、共締金具6がフランジ部材4に対して着脱自在に設
けられている。つまり、上部ケース部材10を下部ケー
ス部材2に組付ける際に、フランジ部材4上に共締金具
6が装着されていると、その共締金具6にストッパ部1
1が干渉して組付不能となるためであり、このような不
具合を解消するために、共締金具6を取り外した状態
で、上部ケース部材10の組付作業を実施する構造とな
っている。
【0009】次に、上記のように構成されたエンジンマ
ウントの動作を説明する。
【0010】車載時のエンジンマウントは、下側取付ボ
ルト3を図示しない車体のエンジンルーム内に固定され
るとともに、上側取付ボルト5をエンジンブロックの取
付用ブラケット等に固定されて、車体に対してエンジン
を支承している。このとき、共締金具6はフランジ部材
4とエンジンの取付用ブラケット等との間に挟持されて
固定されることになる。そして、エンジンの稼働に伴う
振動が上側取付ボルト3を介して印加されると、その振
動は上側取付ボルト3からフランジ部材4を介してゴム
体1に伝達され、その結果、ゴム体1が弾性変形して振
動を減衰させる。
【0011】また、例えば、オフロード走行時のよう
に、走行に伴う衝撃が車体に加えられた場合、或いは、
エンジン負荷の急激な変動があった場合には、単なるエ
ンジンの振動より遥かに大きな外力がエンジンマウント
に加えられることになる。このときのエンジンマウント
は、ゴム体1の変形だけでは外力を吸収しきれず、例え
ば、圧縮方向の外力が加えられたときには、ゴム体1が
上下方向に圧縮されて、上側当接部8がストッパ部11
の上面に当接することになる。したがって、それ以上の
ゴム体1の変形が防止され、過度の圧縮によるゴム体1
の破損が防止される。また、引張方向の外力が加えられ
たときには、ゴム体1が上下方向に伸長されて、下側当
接部9がストッパ部11の下面に当接し、ゴム体1の過
度の伸長による破損が防止される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンジンマウン
トは、上記のように共締金具6がゴム体1やフランジ部
材4に対して別部品として構成されているため、共締金
具6のための独立した製造工程、例えば、共締金具6の
成形、或いはリング部材7の接着剤塗布や加硫成形等を
必要とし、エンジンマウント全体の製造コストを高騰さ
せる原因となっていた。
【0013】また、共締金具6はエンジンマウントに対
して離脱自在に設けられ、エンジマウントを車体に設置
した時点で初めて固定されるため、それ以前の製造工程
では、共締金具6が脱落してしまう可能性があった。し
たがって、脱落に注意を払いながら製造作業を実施する
ことになり、自ずと作業が煩雑化していた。
【0014】そこで、本発明は、部品点数の減少により
製造時の工程数を減少させ、ひいては、製造コストを低
減でき、かつ、製造作業を簡略化して容易に実施するこ
とができる防振マウントの提供を課題とするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる防振マウ
ントは、第1の当接部及び第2の当接部が設けられた弾
性部材と、前記弾性部材の前記第1の当接部及び第2の
当接部の反対側に配設され、その端部のストッパ部が前
記第2の当接部との干渉を両者の相対的回動によって回
避し、前記第1の当接部及び第2の当接部の間に配設す
るとともに、所定以上の弾性部材の弾性変形により前記
第1の当接部または第2の当接部とストッパ部が当接し
て、それ以上の弾性変形を規制するストッパ部材と、前
記ストッパ部材の配設により、第2の当接部との干渉を
回避して両当接部間に位置するとともに、ストッパ部材
の変位に応じて両当接部と相対向して、弾性部材の弾性
変形に伴っていずれかの当接部に当接するストッパ部と
を設けたものである。
【0016】
【作用】本発明においては、弾性部材にストッパ部材を
組付けるとき、そのストッパ部材のストッパ部は、相対
回動によって弾性部材の第2の当接部に干渉することな
く両当接部間に位置決めでき、更に、ストッパ部材を変
位させると、ストッパ部は両当接部と相対向して、弾性
部材の弾性変形に応じていずれかの当接部に当接して、
それ以上の弾性変形を規制する。このように、弾性部材
に対して第2の当接部を一体化した状態で、ストッパ部
材を固定可能なため、この第2の当接部を弾性部材とは
別部品として構成する必要がなく、第2の当接部を製造
するための工程を省略可能であるとともに、製造工程中
に、第2の当接部の脱落に注意を払う必要がない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0018】《第一実施例》図1は本発明の第一実施例
のエンジンマウントを示す断面図、図2は本発明の第一
実施例のエンジンマウントを示す平面図である。なお、
本実施例のエンジンマウントの全体的な構成は、従来技
術で説明したエンジンマウントと同一であるため、特
に、本実施例では、相違点を重点的に説明する。
【0019】図に示すように、本実施例のエンジンマウ
ントでは、従来技術で説明したエンジンマウントの共締
金具6及びリング部材7が省略され、それらの部材に代
えて、フランジ部材4の上部には上側鍔部4bが一体成
形されている。ここで、図2に示すように、この上側鍔
部4bは上方から視認したときに楕円状をなし、また、
下側鍔部4aは、従来技術のエンジンマウントと同様
に、真円状をなしている。フランジ部材4は、その下側
鍔部4aから上側鍔部4bの下面に至るまで、全て前記
ゴム体1の内部に埋設され、ゴム体1のフランジ部材4
を被覆した箇所は肉厚が薄く、その結果、図1に示すよ
うに、ゴム体1の上部は、フランジ部材4の形状に倣う
ように鼓状をなしている。そして、上側鍔部4bの下面
を覆ったゴム体1の箇所は、外形が楕円状をなし、以
下、ゴム体1のこの箇所を上側当接部21とする。ま
た、下側鍔部4aの上面を覆ったゴム体1の箇所は、従
来技術のエンジンマウントと同様に、外形が真円状をな
し、この箇所を下側当接部9とする。
【0020】前記上部ケース部材10のストッパ部11
の中央に形成された逃げ孔22は、従来技術で説明した
エンジンマウントの逃げ孔12のような単なる円形状で
はなく、前記フランジ部材4の上側鍔部4bと同形状
で、かつ若干大型の楕円状をなしている。そして、この
逃げ孔22の姿勢は、フランジ部材4の上側鍔部4bに
対し直交しており、その結果、ストッパ部11と下側当
接部9とが相対向する(上側から視認して重なり合う)
領域は、図2に一方向のハッチングで示すように、2箇
所の大型の三日月状をなし、また、ストッパ部11と上
側当接部21とが相対向する領域は、図2に二方向のハ
ッチングで示すように、2箇所の小型の半月状をなして
いる。
【0021】なお、本実施例では、前記ゴム体1により
弾性部材が構成され、下側当接部9により第1の当接部
が、上側当接部21により第2の当接部が、上部ケース
部材10によりストッパ部材がそれぞれ構成されてい
る。
【0022】次に、上記のように構成されたエンジンマ
ウントの組付手順を説明する。
【0023】図3は本発明の第一実施例のエンジンマウ
ントの組付時を示す平面図である。
【0024】従来技術で説明したエンジンマウントと同
様に、前記下部ケース部材2とフランジ部材4は、ゴム
体1の加硫過程において一体化される。そして、本実施
例のエンジンマウントでは、このとき既に、フランジ部
材4に上側鍔部4bが一体成形されており、かつ、この
加硫過程で同時に、フランジ部材4がゴム体1にて被覆
され、上側当接部21が形成される。そして、必要な工
程数としては、従来技術のエンジンマウントと同様に、
加硫成形を実施するだけであるため、同一工程数を実施
するだけでよい。
【0025】また、この時点では、下部ケース部材2に
は下側取付ボルト3が、フランジ部材4には上側取付ボ
ルト5が既に固定されているため、その後の組付作業と
しては、上部ケース部材10の固定を残すのみとなる。
そこで、図3に示すように、上部ケース部材10の楕円
状をなす逃げ孔22の姿勢を、同じく楕円状をなすフラ
ンジ部材4の上側鍔部4bの姿勢に一致させて、ゴム体
1を上方より被包するように上部ケース部材10を配設
する。その結果、上部ケース部材10の逃げ孔22は、
フランジ部材4の上側鍔部4bが内部を通過するのを許
容し、逃げ孔22は、上側当接部21と下側当接部9の
間に位置する。この配設状態で、上部ケース部材10を
水平方向に90度回転変位させると、ストッパ部11
は、図2に一方向のハッチングで示すように、下側当接
部9との間で2箇所の大型の三日月状をなす領域を相対
向させるとともに、図2に二方向のハッチングで示すよ
うに、上側当接部21との間で2箇所の小型の半月状を
なす領域を相対向させる。そして、この姿勢で上部ケー
ス部材10をカシメにより下部ケース部材2に固定する
と、エンジンマウントの組付作業が完了する。
【0026】そして、このエンジンマウントの車載時に
おいては、エンジンの稼働に伴う振動をゴム体1の弾性
変形により減衰させるとともに、大きな外力が加えられ
たときには、ゴム体1の上下方向の伸縮に応じて、上部
ケース部材10のストッパ部11に対し上側当接部21
や下側当接部9が当接して、ゴム体1の過度の弾性変形
による破損を防止する。
【0027】以上のように、本実施例のエンジンマウン
トは、フランジ部材4の上側鍔部4bを楕円状とし、上
部ケース部材10の逃げ孔22を、上側鍔部4bと同形
状で、かつ若干大型の楕円状としているため、上部ケー
ス部材10の逃げ孔22の姿勢を、フランジ部材4の上
側鍔部4bの姿勢に一致させた状態で、この上部ケース
部材10をゴム体1上に配設することができ、かつ、配
設後に、上部ケース部材10と共に逃げ孔22の姿勢を
90度回転変位させれば、そのストッパ部11を上側当
接部21を対応させて、大きな外力が加わった場合のス
トッパとして機能させることができる。その結果、この
ように、ゴム体1やフランジ部材4に対して上側鍔部4
bと上側当接部21を一体化しても、上部ケース部材1
0を何ら支障なく固定することができる。
【0028】したがって、従来技術で説明したエンジン
マウントのように、共締金具6及びリング部材7を別部
品として構成する必要がなく、これらの部品6,7を製
造するための独立した製造工程を全く必要としない。し
かも、共締金具6の代替部材である上側鍔部4bは、フ
ランジ部材4と共に一体成形されるため、独立した製造
工程を必要とせず、また、リング部材7の代替部材であ
る上側当接部21は、ゴム体1の加硫成形時に同時に成
形されるため、やはり、独立した工程を必要としない。
その結果、これらの部品4b,21を一体化すること
で、工程数が増加する可能性は皆無である。
【0029】また、この上側鍔部4bと上側当接部21
は、ゴム体1やフランジ部材4に一体化されているた
め、車体に設置するまでのエンジンマウントの製造工程
中に、これらの部材4b,21が脱落する虞は全くな
く、製造工程中に、脱落に注意を払う必要がない。
【0030】このように、上記実施例のエンジンマウン
トは、エンジンの振動が印加されて上下方向に弾性変形
し、フランジ部材4が埋設されたゴム体1と、前記ゴム
体1のフランジ部材4の下側鍔部4aに対応する箇所に
設けられた下側当接部9と、前記ゴム体1のフランジ部
材4の上側鍔部4bに対応する箇所に設けられて、下側
当接部9と所定間隔をおいて相対向する上側当接部21
と、前記ゴム体1に対して上方より被包するように配設
され、その配設状態より水平方向に90度回転変位させ
てカシメ付けにて固定可能な上部ケース部材10と、前
記上部ケース部材10に設けられ、ゴム体1に対する上
部ケース部材10の配設により、前記上側当接部21と
の干渉を回避して上側当接部21及び下側当接部9の間
に位置するとともに、上部ケース部材10の相対回転変
位に応じて両当接部21,9に対してそれぞれ相対向
し、ゴム体1の弾性変形に伴っていずれかの当接部2
1,9に当接して、それ以上の弾性変形を規制するスト
ッパ部11とを具備している。したがって、ゴム体1や
フランジ部材4に対し上側鍔部4bと上側当接部21を
一体化しても、上部ケース部材10を何ら支障なく固定
することができ、従来技術で説明したエンジンマウント
のように、共締金具6及びリング部材7を別部品として
構成する必要がなくなり、部品点数を減少させることが
できる。故に、これらの部品6,7を製造するための全
ての製造工程を省略して、製造時の工程数を減少させ、
ひいては、エンジンマウント全体の製造コストを大幅に
低減させることができる。
【0031】また、上側鍔部4bと上側当接部21がゴ
ム体1やフランジ部材4に一体化されているため、車体
に設置するまでのエンジンマウントの製造工程中に、こ
れらの部材4b,21が脱落する虞は全くない。その結
果、製造工程中に、脱落に注意を払う必要がなく、製造
作業を簡略化して容易に実施することができる。
【0032】ところで、前記した実施例では、フランジ
部材4の上側鍔部4bの形状と、上部ケース部材10の
ストッパ部11に形成された逃げ孔22の形状とを、共
に楕円状に形成したが、これらの部材の形状は、従来技
術のエンジンマウントのような真円以外の形状であれば
よい。したがって、以下に説明するように、形状を変更
することもできる。
【0033】図4乃至図6は本発明の第一実施例のエン
ジンマウントの別例を示す平面図である。
【0034】図4に示すように、フランジ部材4の上側
鍔部4bを、上方から視認したときに小判状をなすよう
に形成し、また、上部ケース部材10の逃げ孔22を、
フランジ部材4の上側鍔部4bと同形状で、かつ若干大
型の小判状に形成する。
【0035】したがって、このように構成した場合で
も、図4に仮想線で示すように、上部ケース部材10の
逃げ孔22の姿勢を、フランジ部材4の上側鍔部4bの
姿勢に一致させて、上部ケース部材10を配設し、その
配設状態で、図4に実線で示すように、上部ケース部材
10を水平方向に90度回転変位させると、ハッチング
で示すように、ストッパ部11は、上側当接部21との
間で2箇所の半月状の領域を相対向させて、ストッパと
して機能する。
【0036】また、図5に示すように、フランジ部材4
の上側鍔部4bと、上部ケース部材10の逃げ孔22と
を、角部を丸めた三角状に形成してもよく、この場合に
は、上部ケース部材10の配設後に60度回転変位させ
ると、ハッチングで示すように、ストッパ部11と上側
当接部21とが、3箇所の半月状の領域で相対向する。
【0037】更に、図6に示すように、フランジ部材4
の上側鍔部4bと上部ケース部材10の逃げ孔22と
を、角部を丸めた四角状に形成してもよく、この場合に
は、上部ケース部材10の配設後に45度回転変位させ
ると、ハッチングで示すように、ストッパ部11と上側
当接部21とが、4箇所の半月状の領域で相対向する。
【0038】そして、いずれの場合でも、フランジ部材
4に対し上側鍔部4bと上側当接部21を一体化してい
るため、従来技術のエンジンマウントに比較して部品点
数が減少し、製造時の工程数を減少して、製造コストを
大幅に低減することができ、しかも、上側鍔部4bや上
側当接部21の脱落の虞がないため、製造作業を簡略化
して容易に実施することができる。
【0039】加えて、図5及び図6に示すエンジンマウ
ントでは、ストッパ部11と上側当接部21とを3箇所
または4箇所の領域で相対向させているため、ストッパ
部11に当接したときの上側当接部21の姿勢が安定
し、確実にストッパとしての機能を発揮させることがで
きるという利点もある。
【0040】なお、以上のように、フランジ部材4の上
側鍔部4bと、上部ケース部材10の逃げ孔22とを、
三角状、四角状のように多角形状にするほど、ストッパ
部11と上側当接部21との相対向する領域が3箇所、
4箇所と増加することになるが、図4乃至図6から明ら
かなように、次第に相対向する領域の面積が縮小するた
め、強度の面で、自ずと多角形化の限度があり、図5に
示す三角状や図6に示す四角状程度に止めるのが望まし
い。
【0041】一方、前記した実施例では、上部ケース部
材10の逃げ孔22の姿勢を、フランジ部材4の上側鍔
部4bの姿勢に一致させて、上部ケース部材10を配設
し、配設後に、上部ケース部材10を回転変位させて、
そのストッパ部11を、ゴム体1の上側当接部21と下
側当接部9に相対向させたが、この回転変位のみならず
スライド変位も利用することができる。その一例を述べ
ると、図示はしないが、上部ケース部材10を左右に2
分割し、左方及び右方よりゴム体1を被包するように合
体させて、そのストッパ部11を、ゴム体1の上側当接
部21及び下側当接部9と相対向させるように構成す
る。そして、このように上部ケース部材10をスライド
変位させる場合には、フランジ部材4の上側鍔部4b
と、ストッパ部材10の逃げ孔22とを同形状に対応さ
せる必要はない。
【0042】《第二実施例》以下、本発明の第二実施例
を説明する。
【0043】図7は本発明の第二実施例のエンジンマウ
ントを示す断面図である。なお、この第二実施例のエン
ジンマウントは液体封入式として構成され、その作動室
34,35や空気室36等に関する点以外は、前記第一
実施例のエンジンマウントと同一構成となっている。し
たがって、特に、この第二実施例では、第一実施例との
相違点を重点的に説明する。
【0044】図に示すように、ゴム体1の外周には、そ
の加硫過程で筒状の内部ケース部材31が固着され、そ
の内部ケース部材31と共に、ゴム体1は下部ケース部
材2及び上部ケース部材10に収容されている。両ケー
ス2,10内において、ゴム体1の下面は半球状に凹設
され、その凹設箇所の内部には、金属製の円板状をなす
オリフィス板32と、ゴム製の円板状をなすダイヤフラ
ム33とが上下に重なり合った状態で配設されている。
そして、このオリフィス板32とダイヤフラム33の外
周はゴム体1との間で気密保持され、ゴム体の凹設箇所
内のオリフィス板32の上側を上部作動室34、オリフ
ィス板32とダイヤフラム33の間を下部作動室35、
ダイヤフラム33の下側を空気室36とし、上部作動室
34及び下部作動室35内にはエチレングリコール系の
作動液が、空気室36内には空気がそれぞれ封入されて
いる。
【0045】前記オリフィス板32の外周の一側には、
上部作動室34側に開口する連通孔37が形成され、ま
た、オリフィス板32の外周の前記連通孔37と異なる
位置には、下部作動室35側と連通する連通孔38が形
成され、両連通孔37,38は、オリフィス板32の外
周に沿って形成されたオリフィス通路39を介して連通
している。
【0046】このように構成された液体封入式エンジン
マウントは、エンジンの稼働に伴う振動をゴム体1の弾
性変形により減衰させるとともに、そのゴム体1の変形
により上側作動室34内の液圧が周期的に変動し、両作
動室34,35内の作動液は、空気室36内の空気を膨
張及び収縮させながら、オリフィス通路39を可逆的に
通過し、このときのオリフィス通路39の絞り効果によ
り、所定周波数の振動が減衰される。
【0047】そして、本実施例の液体封入式エンジンマ
ウントにおいても、前記第一実施例のエンジンマウント
と同様に、ゴム体1やフランジ部材4に対し上側鍔部4
bと上側当接部21を一体化しているため、従来技術の
エンジンマウントに比較して部品点数を減少させ、製造
時の工程数を減少して、製造コストを大幅に低減するこ
とができ、しかも、上側鍔部4bや上側当接部21の脱
落の虞がないため、製造作業を簡略化して容易に実施す
ることができる。
【0048】ところで、上記実施例は車両のエンジンの
支承に用いられるエンジンマウントとして具体化されて
いるが、本発明を実施する場合には、これに限定される
ものではなく、種々の振動体の支承に用いることがで
き、例えば、工作機械等の各種機器をこの防振マウント
で支承して、機器から発生する振動が床面を介して他の
機器に伝達されるのを防止するように構成することも可
能である。
【0049】また、上記実施例の弾性部材は、ゴム体1
として構成されているが、本発明を実施する場合には、
これに限定されるものではなく、エンジンの振動が印加
されたときに弾性変形して、その振動を減衰させること
ができるものであればよい。したがって、例えば、この
弾性部材を弾性を有するエラストマーで構成することも
可能である。
【0050】更に、上記実施例の第1の当接部及び第2
の当接部は、フランジ部材4の下側鍔部4aの上面を被
覆するゴム体1の下側当接部9、及び上側鍔部4bの下
面を被覆するゴム体1の上側当接部21として構成され
ているが、本発明を実施する場合には、これに限定され
るものではなく、上部ケース部材10のストッパ部11
と相対向して、ゴム体1の変形に伴って当接可能なもの
であればよい。したがって、例えば、フランジ部材4の
下側鍔部4a及び上側鍔部4bをゴム体1で被覆せずに
露出させて、直接ストッパ部11に当接するように構成
することも可能である。しかしながら、ゴム体1で被覆
して下側当接部9及び上側当接部21を形成すれば、金
属製のストッパ部11との衝突による打音の発生を防止
できるため、特に、上記実施例のように、騒音低減が要
求される車両用のエンジンマウントに具体化する場合に
は、ゴム体1による被覆を実施するのが望ましい。
【0051】一方、上記実施例のストッパ部材は、下部
ケース部材2と協調してゴム体1を収容する上部ケース
部材10として構成されているが、本発明を実施する場
合には、これに限定されるものではなく、ストッパ部1
1を支持し、ゴム体1に対して直接或いは間接的に固定
可能なものであればよい。したがって、必ずしもケース
としての機能を備える必要はない。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明の防振マウント
は、第1の当接部及び第2の当接部が設けられた弾性部
材と、前記弾性部材の前記第1の当接部及び第2の当接
部の反対側に配設され、その端部のストッパ部が前記第
2の当接部との干渉を両者の相対的回動によって回避
し、前記第1の当接部及び第2の当接部の間に配設する
とともに、所定以上の弾性部材の弾性変形により前記第
1の当接部または第2の当接部とストッパ部が当接し
て、それ以上の弾性変形を規制するストッパ部材とを具
備するため、組付の際に、弾性部材にストッパ部材を配
設すると、そのストッパ部材のストッパ部は、弾性部材
の第2の当接部に相対回動によって干渉を回避して両当
接部間に位置し、更に、ストッパ部材を変位させると、
ストッパ部は両当接部と相対向して、弾性部材の弾性変
形に応じていずれかの当接部に当接して、それ以上の弾
性変形を規制し、このように、弾性部材に対して第2の
当接部を一体化した状態で、ストッパ部材を固定可能な
ため、この第2の当接部を弾性部材とは別部品として構
成する必要がなく、部品点数を減少させることができ、
第2の当接部を製造するための工程を省略して、製造時
の工程数を減少させ、ひいては、防振マウント全体の製
造コストを大幅に低減させることができ、かつ、製造工
程中に、第2の当接部の脱落に注意を払う必要がなく、
製造作業を簡略化して容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例のエンジンマウント
を示す断面図である。
【図2】図2は本発明の第一実施例のエンジンマウント
を示す平面図である。
【図3】図3は本発明の第一実施例のエンジンマウント
の組付時を示す平面図である。
【図4】図4は本発明の第一実施例のエンジンマウント
の別例を示す平面図である。
【図5】図5は本発明の第一実施例のエンジンマウント
の別例を示す平面図である。
【図6】図6は本発明の第一実施例のエンジンマウント
の別例を示す平面図である。
【図7】図7は本発明の第二実施例のエンジンマウント
を示す断面図である。
【図8】図8は従来のエンジンマウントを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ゴム体(弾性部材) 9 下側当接部(第1の当接部) 10 上部ケース部材(ストッパ部材) 11 ストッパ部 21 上側当接部(第2の当接部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動体の振動が印加されて弾性変形する
    弾性部材と、 前記弾性部材の一側に設けられた第1の当接部と、 前記弾性部材の第1の当接部より所定間隔をおいて先端
    側に設けられた第2の当接部と、 前記弾性部材の前記第1の当接部及び第2の当接部の反
    対側に配設され、その端部のストッパ部が前記第2の当
    接部との干渉を両者の相対的回動によって回避し、前記
    第1の当接部及び第2の当接部の間に配設するととも
    に、所定以上の弾性部材の弾性変形により前記第1の当
    接部または第2の当接部とストッパ部が当接して、それ
    以上の弾性変形を規制するストッパ部材とを具備するこ
    とを特徴とする防振マウント。
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