JPH0249419B2 - - Google Patents
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- JPH0249419B2 JPH0249419B2 JP59031980A JP3198084A JPH0249419B2 JP H0249419 B2 JPH0249419 B2 JP H0249419B2 JP 59031980 A JP59031980 A JP 59031980A JP 3198084 A JP3198084 A JP 3198084A JP H0249419 B2 JPH0249419 B2 JP H0249419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- ring
- orifice
- elastic member
- fluid chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 50
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 30
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 30
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/40—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers consisting of a stack of similar elements separated by non-elastic intermediate layers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、減衰力を流体入りマウントに関し、
特に所定振幅未満の振動域での流体室の変形量を
増大して振動伝達の軽減を図り、所定振幅以上の
振動域では流体室の変形量を抑えて流体圧を高く
することにより、振動源の揺れを抑制するととも
に、大荷重作用時においては更にばねを硬くして
振動源の揺れをより効果的に抑制できるものであ
る。
特に所定振幅未満の振動域での流体室の変形量を
増大して振動伝達の軽減を図り、所定振幅以上の
振動域では流体室の変形量を抑えて流体圧を高く
することにより、振動源の揺れを抑制するととも
に、大荷重作用時においては更にばねを硬くして
振動源の揺れをより効果的に抑制できるものであ
る。
[従来の技術]
振動源に連結される取付部材と、振動源をマウ
ントするベース部材とを弾性部材で結合して内部
に流体室を形成し、取付部材またはベース部材の
いずれか一方の側に、オリフイスを有するオリフ
イス板及びダイヤフラムを設けてなる流体入りマ
ウントは特開昭56−112320号公報及び特開昭57−
77224号公報にて公知である。
ントするベース部材とを弾性部材で結合して内部
に流体室を形成し、取付部材またはベース部材の
いずれか一方の側に、オリフイスを有するオリフ
イス板及びダイヤフラムを設けてなる流体入りマ
ウントは特開昭56−112320号公報及び特開昭57−
77224号公報にて公知である。
このように減衰力を発生する流体入りマウント
において、筒形に形成された弾性部材にこれを軸
方向に仕切るリングプレートを介装したものも特
開昭57−200742号公報により公知となつており、
これによれば、所定振幅未満の振動域での流体室
の変形量を増大して振動伝達を軽減し、所定振幅
以上の振動域では流体圧を高くして振動源の揺れ
を抑制することが可能となる。
において、筒形に形成された弾性部材にこれを軸
方向に仕切るリングプレートを介装したものも特
開昭57−200742号公報により公知となつており、
これによれば、所定振幅未満の振動域での流体室
の変形量を増大して振動伝達を軽減し、所定振幅
以上の振動域では流体圧を高くして振動源の揺れ
を抑制することが可能となる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、前記特開昭57−200742号公報の
流体入りマウントにあつては、大荷重作用時にも
オリフイスを流体が通るようになつており、その
ため大荷重作用時における振動源の揺れを確実に
受け止める点で不充分なものとなつていた。
流体入りマウントにあつては、大荷重作用時にも
オリフイスを流体が通るようになつており、その
ため大荷重作用時における振動源の揺れを確実に
受け止める点で不充分なものとなつていた。
そこで本発明の目的は、減衰力を発生する流体
入りマウントであつて、所定振幅未満の振動域で
の流体室の変形量を増大して振動伝達の軽減を図
り、所定振幅以上の振動域では流体室の変形量を
抑えて流体圧を高くすることにより、振動源の揺
れを抑制するとともに、特に大荷重作用時におい
ては更にばねを硬くして振動源の揺れをより効果
的に抑制できるようにした流体入りマウントを提
供することにある。
入りマウントであつて、所定振幅未満の振動域で
の流体室の変形量を増大して振動伝達の軽減を図
り、所定振幅以上の振動域では流体室の変形量を
抑えて流体圧を高くすることにより、振動源の揺
れを抑制するとともに、特に大荷重作用時におい
ては更にばねを硬くして振動源の揺れをより効果
的に抑制できるようにした流体入りマウントを提
供することにある。
[課題を解決するための手段]
以上の課題を達成すべく本発明は、振動源に連
結される取付部材5と、振動源をマウントするベ
ース部材1とを弾性部材70で結合して内部に流
体室Sを形成し、取付部材5またはベース部材1
のいずれか一方の側に、オリフイス158を有す
るオリフイス板57及びダイヤフラム59を設け
てなる流体入りマウントにおいて、前記弾性部材
70を筒形に形成し、この筒形弾性部材70にこ
れを軸方向に仕切るリングプレート37,38,
39を介装するとともに、前記オリフイス板57
に隣接するリングプレート37の少なくとも一部
を前記流体室S内へ突出する断面幅広に形成し、
この断面幅広リングプレート37における少なく
とも前記オリフイス158と対向する位置に、前
記オリフイス板57と間隔を置いてストツパーゴ
ム75を設けたことを特徴とする。
結される取付部材5と、振動源をマウントするベ
ース部材1とを弾性部材70で結合して内部に流
体室Sを形成し、取付部材5またはベース部材1
のいずれか一方の側に、オリフイス158を有す
るオリフイス板57及びダイヤフラム59を設け
てなる流体入りマウントにおいて、前記弾性部材
70を筒形に形成し、この筒形弾性部材70にこ
れを軸方向に仕切るリングプレート37,38,
39を介装するとともに、前記オリフイス板57
に隣接するリングプレート37の少なくとも一部
を前記流体室S内へ突出する断面幅広に形成し、
この断面幅広リングプレート37における少なく
とも前記オリフイス158と対向する位置に、前
記オリフイス板57と間隔を置いてストツパーゴ
ム75を設けたことを特徴とする。
[作用]
取付部材5とベース部材1とを結合して、オリ
フイス板57及びダイヤフラム59が設けられた
流体室Sを囲む筒形弾性部材70には、これを軸
方向に仕切るリングプレート37,38,39が
介装されているので、所定振幅未満の振動域では
筒形弾性部材70が流体圧を受けて変形挙動し、
流体室Sの変形量を増大して振動伝達を軽減し、
また所定振幅以上の振動域ではリングプレート3
7,38,39による筒形弾性部材70の変形規
制作用により流体圧の吸収を阻止し、流体室Sの
変形量を抑えて流体圧を高くし、振動源の揺れが
抑制される。
フイス板57及びダイヤフラム59が設けられた
流体室Sを囲む筒形弾性部材70には、これを軸
方向に仕切るリングプレート37,38,39が
介装されているので、所定振幅未満の振動域では
筒形弾性部材70が流体圧を受けて変形挙動し、
流体室Sの変形量を増大して振動伝達を軽減し、
また所定振幅以上の振動域ではリングプレート3
7,38,39による筒形弾性部材70の変形規
制作用により流体圧の吸収を阻止し、流体室Sの
変形量を抑えて流体圧を高くし、振動源の揺れが
抑制される。
更に振動源よりの荷重を、リングプレート3
7,38,39によつて仕切られた内部のばね定
数が均一な弾性部材70の各段部により広い断面
で受けるので、弾性部材70の劣化が起こりにく
くなる。
7,38,39によつて仕切られた内部のばね定
数が均一な弾性部材70の各段部により広い断面
で受けるので、弾性部材70の劣化が起こりにく
くなる。
そしてオリフイス板57に隣接するリングプレ
ート37の少なくとも一部が流体室S内へ突出す
る断面幅広に形成されており、この断面幅広リン
グプレート37における少なくともオリフイス1
58と対向する位置には、オリフイス板57と間
隔を置いてストツパーゴム75が設けられている
ので、大荷重作用時において、ストツパーゴム7
5がオリフイス板57に当たつてばねが硬くなる
と同時に、ストツパーゴム75によつてオリフイ
ス158が閉塞されるため、流体圧による反力が
生じ、ばねが一層硬くなる。
ート37の少なくとも一部が流体室S内へ突出す
る断面幅広に形成されており、この断面幅広リン
グプレート37における少なくともオリフイス1
58と対向する位置には、オリフイス板57と間
隔を置いてストツパーゴム75が設けられている
ので、大荷重作用時において、ストツパーゴム7
5がオリフイス板57に当たつてばねが硬くなる
と同時に、ストツパーゴム75によつてオリフイ
ス158が閉塞されるため、流体圧による反力が
生じ、ばねが一層硬くなる。
従つて特に大荷重作用時における振動源の揺れ
をより効果的に抑制できる。
をより効果的に抑制できる。
[実施例]
以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本発明に係る流体入りマウントの実施例を半截
縦断面で示した第1図の通り、皿形凹部2の上部
にフランジ片3を備えたベース部材1と、その皿
形凹部2の上面に沿つて接合した円板形のオリフ
イス板57と、このオリフイス板57及び皿形凹
部2間に挟持した薄肉ゴム製のダイヤフラム59
と、円板形の取付部材5と、前記ベース部材1及
び取付部材5を結合する径方向に厚肉なるゴム製
の円筒形弾性部材70とから流体入りマウントが
構成されている。
縦断面で示した第1図の通り、皿形凹部2の上部
にフランジ片3を備えたベース部材1と、その皿
形凹部2の上面に沿つて接合した円板形のオリフ
イス板57と、このオリフイス板57及び皿形凹
部2間に挟持した薄肉ゴム製のダイヤフラム59
と、円板形の取付部材5と、前記ベース部材1及
び取付部材5を結合する径方向に厚肉なるゴム製
の円筒形弾性部材70とから流体入りマウントが
構成されている。
即ちベース部材1の皿形凹部2の上面に沿つて
円板形オリフイス板57を接合し、オリフイス板
57と皿形凹部2間に薄肉ゴム製のダイヤフラム
59を挟持する。オリフイス板57の外周寄りに
はオリフイス158が形成されている。
円板形オリフイス板57を接合し、オリフイス板
57と皿形凹部2間に薄肉ゴム製のダイヤフラム
59を挟持する。オリフイス板57の外周寄りに
はオリフイス158が形成されている。
このオリフイス板57の上面周囲に径方向に厚
肉なるリングゴム71を焼付け、このリングゴム
71の上面にリングプレート37を焼付け、この
リングプレート37の上面に同様にリングゴム7
2、リングプレート38、リングゴム73、リン
グプレート39、リングゴム74の順で積層して
焼付ける。
肉なるリングゴム71を焼付け、このリングゴム
71の上面にリングプレート37を焼付け、この
リングプレート37の上面に同様にリングゴム7
2、リングプレート38、リングゴム73、リン
グプレート39、リングゴム74の順で積層して
焼付ける。
そして最上段のリングゴム74の上面に円板形
の取付部材5を焼付け、斯くして内部に流体室S
が形成されたマウント内に液体を封入し、ベース
部材1をフランジ片3の外周寄りに設けた取付孔
4…で車体フレームに固定し、取付部材5上に突
設した取付ネジ6に振動源であるエンジンを連結
する。
の取付部材5を焼付け、斯くして内部に流体室S
が形成されたマウント内に液体を封入し、ベース
部材1をフランジ片3の外周寄りに設けた取付孔
4…で車体フレームに固定し、取付部材5上に突
設した取付ネジ6に振動源であるエンジンを連結
する。
更に下段のリングプレート37の内径を小さく
して流体室S内へ突出する断面幅広に形成すると
ともに、その内周下面に前記オリフイス158の
直上方に臨むストツパーゴム75を垂下して設け
る。
して流体室S内へ突出する断面幅広に形成すると
ともに、その内周下面に前記オリフイス158の
直上方に臨むストツパーゴム75を垂下して設け
る。
このようにオリフイス158による減衰力が得
られる流体入りマウントにおいて、上下4層のリ
ングゴム71,72,73,74から成る円筒形
の弾性部材70で流体室Sを囲み、各リングゴム
71,72,73,74間にリングプレート3
7,38,39を介装したため、所定振幅未満の
振動域では、4段に積層されたリングゴム71,
72,73,74による夫々のばねと、流体室S
内の液体圧力の変化に応じてこれを吸収すべく各
リングゴム71,72,73,74が径方向へ変
形挙動することによつてエンジン振動を吸収で
き、従つて車室内への振動騒音を低減することが
できる。
られる流体入りマウントにおいて、上下4層のリ
ングゴム71,72,73,74から成る円筒形
の弾性部材70で流体室Sを囲み、各リングゴム
71,72,73,74間にリングプレート3
7,38,39を介装したため、所定振幅未満の
振動域では、4段に積層されたリングゴム71,
72,73,74による夫々のばねと、流体室S
内の液体圧力の変化に応じてこれを吸収すべく各
リングゴム71,72,73,74が径方向へ変
形挙動することによつてエンジン振動を吸収で
き、従つて車室内への振動騒音を低減することが
できる。
また各リングゴム71,72,73,74間に
はリングプレート37,38,39が介装されて
いるため、径方向への各リングゴム71,72,
73,74の変形量はリングプレート37,3
8,39によつて規制される。このため、エンジ
ン始動時等の所定振幅以上の大荷重が作用して
も、リングプレート37,38,39による各リ
ングゴム71,72,73,74の変形規制作用
によつて液体圧力の吸収が阻止されるので、液体
圧力を高くすることができ、従つてエンジンの揺
れを抑えることができる。
はリングプレート37,38,39が介装されて
いるため、径方向への各リングゴム71,72,
73,74の変形量はリングプレート37,3
8,39によつて規制される。このため、エンジ
ン始動時等の所定振幅以上の大荷重が作用して
も、リングプレート37,38,39による各リ
ングゴム71,72,73,74の変形規制作用
によつて液体圧力の吸収が阻止されるので、液体
圧力を高くすることができ、従つてエンジンの揺
れを抑えることができる。
しかも弾性部材70の筒形に形成し、この弾性
部材70にこれを軸方向に仕切るリングプレート
37,38,39を介装してなる構成としたこと
から、振動源よりの荷重を内部のばね定数が均一
な弾性部材70の各段部を構成するリングゴム7
1,72,73,74により広い断面で受けるの
で、弾性部材70の劣化が起こりにくい構造とな
つている。
部材70にこれを軸方向に仕切るリングプレート
37,38,39を介装してなる構成としたこと
から、振動源よりの荷重を内部のばね定数が均一
な弾性部材70の各段部を構成するリングゴム7
1,72,73,74により広い断面で受けるの
で、弾性部材70の劣化が起こりにくい構造とな
つている。
以上において、各リングプレート37,38,
39の上下間隔を15mm程度に設定して実験したと
ころ、良好なる結果が得られた。
39の上下間隔を15mm程度に設定して実験したと
ころ、良好なる結果が得られた。
そして特に大荷重作用時においては、ストツパ
ーゴム75がオリフイス板57に当たつてばねが
硬くなると同時に、ストツパーゴム75によつて
オリフイス158が閉塞されるため、液体圧力に
よる反力が生じ、ばねが一層硬くなる。
ーゴム75がオリフイス板57に当たつてばねが
硬くなると同時に、ストツパーゴム75によつて
オリフイス158が閉塞されるため、液体圧力に
よる反力が生じ、ばねが一層硬くなる。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、減衰力発生型の
流体入りマウントにおいて、先ず取付部材とベス
部材とを結合して、オリフイス板及びダイヤフラ
ムが設けられた流体室を囲む筒形弾性部材に、こ
れを軸方向に仕切るリングプレートが介装したた
め、所定振幅未満の振動域で流体室の変形量を増
大して振動伝達を軽減でき、また所定振幅以上の
振動域では流体室の変形量を抑えて流体圧を高く
し、振動源の揺れを抑制できる。
流体入りマウントにおいて、先ず取付部材とベス
部材とを結合して、オリフイス板及びダイヤフラ
ムが設けられた流体室を囲む筒形弾性部材に、こ
れを軸方向に仕切るリングプレートが介装したた
め、所定振幅未満の振動域で流体室の変形量を増
大して振動伝達を軽減でき、また所定振幅以上の
振動域では流体室の変形量を抑えて流体圧を高く
し、振動源の揺れを抑制できる。
更に振動源よりの荷重を、リングプレートによ
つて仕切られた内部のばね定数が均一な弾性部材
の各段部により広い断面で受けるので、弾性部材
の劣化が起こりにくい構造となつている。
つて仕切られた内部のばね定数が均一な弾性部材
の各段部により広い断面で受けるので、弾性部材
の劣化が起こりにくい構造となつている。
そして特に本発明では、オリフイス板に隣接す
るリングプレートの少なくとも一部を流体室内へ
突出する断面幅広に形成し、その断面幅広リング
プレートにおける少なくともオリフイスと対向す
る位置に、オリフイス板と間隔を置いてストツパ
ーゴムを設けているため、大荷重作用時におい
て、ストツパーゴムをオリフイス板に当ててばね
を硬くできると同時に、ストツパーゴムによつて
オリフイスを閉塞することにより、流体圧による
反力を生じさせて、ばねを一層硬くできる。
るリングプレートの少なくとも一部を流体室内へ
突出する断面幅広に形成し、その断面幅広リング
プレートにおける少なくともオリフイスと対向す
る位置に、オリフイス板と間隔を置いてストツパ
ーゴムを設けているため、大荷重作用時におい
て、ストツパーゴムをオリフイス板に当ててばね
を硬くできると同時に、ストツパーゴムによつて
オリフイスを閉塞することにより、流体圧による
反力を生じさせて、ばねを一層硬くできる。
従つて特に大荷重作用時における振動源の揺れ
をより効果的に抑制することができる。
をより効果的に抑制することができる。
第1図は本発明に係る流体入りマウントの実施
例を示す半截縦断面図である。 尚、図面中、1はベース部材、5は取付部材、
37,38,39はリングプレート、57はオリ
フイス板、59はダイヤフラム、70は筒形弾性
部材、71,72,73,74はリングゴム、7
5はストツパーゴム、158はオリフイス、Sは
流体室である。
例を示す半截縦断面図である。 尚、図面中、1はベース部材、5は取付部材、
37,38,39はリングプレート、57はオリ
フイス板、59はダイヤフラム、70は筒形弾性
部材、71,72,73,74はリングゴム、7
5はストツパーゴム、158はオリフイス、Sは
流体室である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 振動源に連結される取付部材5と、振動源を
マウントするベース部材1とを弾性部材70で結
合して内部に流体室Sを形成し、取付部材5また
はベース部材1のいずれか一方の側に、オリフイ
ス158を有するオリフイス板57及びダイヤフ
ラム59を設けてなる流体入りマウントにおい
て、 前記弾性部材70を筒形に形成し、この筒形弾
性部材70にこれを軸方向に仕切るリングプレー
ト37,38,39を介装するとともに、 前記オリフイス板57に隣接するリングプレー
ト37の少なくとも一部を前記流体室S内へ突出
する断面幅広に形成し、 この断面幅広リングプレート37における少な
くとも前記オリフイス158と対向する位置に、
前記オリフイス板57と間隔を置いてストツパー
ゴム75を設けたことを特徴とする流体入りマウ
ント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3198084A JPS60175835A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 流体入りマウント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3198084A JPS60175835A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 流体入りマウント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60175835A JPS60175835A (ja) | 1985-09-10 |
JPH0249419B2 true JPH0249419B2 (ja) | 1990-10-30 |
Family
ID=12346085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3198084A Granted JPS60175835A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 流体入りマウント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60175835A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4903951A (en) * | 1987-05-12 | 1990-02-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fluid-filled vibroisolating device |
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1984
- 1984-02-22 JP JP3198084A patent/JPS60175835A/ja active Granted
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60175835A (ja) | 1985-09-10 |
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