JPH10159898A - 多次元振動外乱の遮断装置 - Google Patents

多次元振動外乱の遮断装置

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JPH10159898A
JPH10159898A JP9324190A JP32419097A JPH10159898A JP H10159898 A JPH10159898 A JP H10159898A JP 9324190 A JP9324190 A JP 9324190A JP 32419097 A JP32419097 A JP 32419097A JP H10159898 A JPH10159898 A JP H10159898A
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JP
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spring
actuator
force
vibration
axial
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JP9324190A
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English (en)
Inventor
S Shimoonian Steven
エス シモーニアン スティーヴン
A Garvey Ramsay
エイ ガービー ラムジー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
Original Assignee
TRW Inc
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の振動外乱およびモーメントに有効かつ
同時に応答し、方向安定性、イメージング安定性および
維持安定性への視線ジッタ干渉を、0.4 〜0.64μrad の
範囲内に最小限にできる遮断装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 支持プラットホーム14と作動装置16
との間に取り付けられる一連のばね組立体12を有す
る、多次元振動外乱から作動装置を遮断する装置10を
提供する。一連のばね組立体は、支持プラットホーム1
4に取り付けられかつ3対のユニットに取り付けられ、
5方向に作用する力から作動装置を遮断する。各ばね組
立体には、軸線方向に作用する外乱力を吸収する第1お
よび第2組のばね要素20、22が設けられている。ば
ね要素22は、振動発生源の動的インバランスにより引
き起こされる横方向振動力を減衰させる減衰ユニット3
0である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広くは、多次元振
動外乱から作動装置を遮断する装置に関し、より詳しく
は、宇宙機搭載検出機器を、機上発生振動外乱から遮断
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】探査形宇宙ミッションにおいて、種々の
宇宙機搭載機器が軌道上で作動している間および打上げ
時に最適性能を確保することが重要になっている。宇宙
望遠鏡のような機器の性能の信頼性は、打上げ段階で発
生される振動外乱並びに姿勢安定化リアクションホイー
ル等の搭載機器により飛行時に発生される振動外乱によ
り妨げられる。例えば、望遠鏡監視を行なうミッション
の宇宙機では、ミラーを、宇宙の目標に合焦させた状態
に維持することが重要である。リアクションホイール
は、望遠鏡の正確な照準を妨げる5〜100Hzの範囲
およびこれより大きい範囲の振動周波数を発生すること
が知られている。他の例としてX線放射による望遠鏡探
査があり、これは振動外乱の制御を必要とし、制御を行
なわなければ、必要とするX線画像が歪みかつ拡大され
てしまう。
【0003】打上げ時の高いG力および振動からの、宇
宙機に搭載される敏感機器の保護は、打上げ時にこれら
の機器を所定位置に固定するか、解放可能にロックする
ことにより行なわれている。宇宙機がひとたび軌道上を
飛行すると、ロックされた機器が、火工装置を用いてロ
ック解除することにより配備されるが、火工装置は、通
常、非常に高い局部周波数振動を発生する。振動敏感機
器を、振動発生外乱の悪影響から遮断する技術を使用す
ることは広く知られている。このような装置は、一般
に、振動発生源と振動の影響を受ける作動機器との間に
弾性すなわちゴム状マウンティングを介在して振動を吸
収し、これにより振動源の伝達可能性を最小にするもの
である。このような基本的ゴムパッドまたはクッション
が成功を収めるか否かは、発生される振動力の種類によ
る。有効な遮断装置は、回転機器から生じる既知の種類
の多次元振動外乱、例えば静的インバランス、軸線方向
振れ(axial run-out)、並びに横方向に加えられる動的
インバランスにより発生されるモーメントを制御する必
要がある。
【0004】回転機器は、一般に、5方向の外乱を発生
する。XYZ座標系の環境で考察すると、回転機器はX
軸方向およびY軸方向の各々に横方向力を発生し、軸線
方向力はZ軸方向に生じる。また、横方向のX軸および
Y軸の回りには動的インバランスによる力モーメントが
発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の遮断装置(is
olator devices)は、目標の精度確保およびメインテナ
ンスが機能的に要求される他の装置にも有効に使用でき
る。例えば、ステップアンドリピート平版印刷工程にお
いて、振動外乱の制御は重要である。高強度ピンポイン
トレーザビームを使用して固定目標に作用するあらゆる
場合において、発生ビームを、あらゆる高周波振動およ
び力モーメントから遮断することが望まれる。種々の振
動外乱およびモーメントに有効かつ同時に応答し、方向
安定性、イメージング安定性および維持安定性への視線
ジッタ干渉(line of sight jitterinterference)を、
0.4 〜0.64μrad の範囲内に最小限にできる遮断装置が
要望されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】軸線方向および横方向に
生じる振動力により引き起こされる多次元外乱から作動
装置を遮断する装置を提供する。本発明の装置は、振動
発生力と作動装置との間に配置される一連のばね組立体
を有する。各ばね組立体は更に、付勢軸線手段(activa
ting axis means)に沿って作動する第1および第2ばね
要素を有し、付勢軸線手段は軸線方向荷重ダイバータ手
段を有し、該ダイバータ手段は軸線方向振動力に応答し
かつ作動装置に加えられる急激なまたは定常的な軸線方
向荷重を抑制する。一連のばね組立体を、作動装置と振
動発生手段との間に取り付ける支持手段が提供され、こ
れにより軸線方向に生じる振動力がばね要素により吸収
される。横方向振動力は前記荷重ダイバータ手段により
減衰され、これにより作動装置が振動力から遮断され
る。
【0007】他の長所は、撓み部材が、第2ばね手段の
軸線方向撓みを制限する跨座形剪断抵抗粘弾性パッドに
平行に配置された第2ばね組立体にある。本発明によれ
ば、ばね組立体の付勢軸線が、遮断装置と作動装置との
組合せ体の質量中心を含む平面と交差するように、対を
なす3組からなる一連の6つのばね組立体を支持部材に
配置する。
【0008】
【発明の実施の形態】添付図面に関連して述べる以下の
詳細な説明および特許請求の範囲の記載から、当業者に
は本発明の他の目的および長所が明らかになるであろ
う。図1には、多次元振動外乱から作動装置を遮断する
装置が示されており、該遮断装置は、その全体が参照番
号10で示されている。装置10は、支持プラットホー
ム14と支持ブラケット16との間に取り付けられた一
連のばね組立体12を有している。遮断すべき作動装置
は、本願明細書では、宇宙探査に使用されるX線望遠鏡
(図示せず)であるとする。本発明の利益は、振動外乱
によって機能が損なわれる環境において、高強度レーザ
ビームまたステップアンドリピート平版印刷装置等の正
確な位置を維持する必要があるあらゆる作動装置に適用
できることは理解されよう。本発明は宇宙機に特に適し
ているが、地上装置に使用しても同様に有効である。
【0009】本発明のプラットホーム14は、宇宙機の
姿勢を宇宙の軌道内で安定化させる、良く知られたリア
クションホイール(図示せず)を受けることができる。
リアクションホイールは、5〜4,000 rpm の範囲内の速
度で回転する。一般に、リアクションホイールが回転す
ると、作動装置16から遮断する必要がある多次元振動
力が発生する。本発明は、ばね組立体12のユニークな
構造により制御される装置の回転部片すなわちスピニン
グ部片により発生される種類の外乱を説明することによ
り、一層良く理解されよう。一例として回転作用ホイー
ル(図示せず)を使用すると、該ホイールは、スピニン
グ装置構造内の固有の機械的不規則性により引き起こさ
れる種々の外乱を発生するであろう。本発明者は回転ホ
イールを取り扱うため、その質量中心がオフセットして
いることがあり、この場合には静的インバランスが生じ
る。一回転軸線の回りでスピンする装置は、スピン軸線
の不整合により動的インバランスを発生する。一般に、
ホイール用のベアリングマウントが設けられており、該
ベアリングマウントが軸線方向振れを発生し、これによ
り振動の原因となる往復軸線方向運動が引き起こされ
る。リアクションホイールの場合には、制御しなければ
ならない5方向の外乱が生じる。
【0010】図2には、5方向の外乱が生じる経路を規
定する座標系が示されている。横方向力はX線およびY
軸に沿って発生する。軸線方向振れにより、Z軸方向に
外乱が発生する動的インバランスにより装置に加えられ
る力モーメントが、横方向のX軸およびY軸の各軸の回
りに発生する。図3および図4を参照すると、ばね組立
体12はチタンで作られた円筒状シェル18から形成さ
れており、該シェル18の一部には、機械加工により第
1組および第2組の撓み部20、22が形成されてい
る。機械加工された撓み部20、22は、シェルの隣接
する介在壁部24、26を残して隔てられている。この
構造により、第1および第2撓み部20、22は、加え
られるあらゆる振動力に対して独立的に応答し、同時に
互いに一連の関係をなして機能する。例えば、本発明の
目的のためには、機械加工された撓み部の厚さの作用範
囲は0.025 〜0.035インチ、好ましくは0.032 インチで
ある。撓み部の厚さ並びに撓み部の個数、および広くは
直径および長さに関するシェル18のサイズは、用途の
特定の遮断条件に適合するように変えることができる。
【0011】システムが多次元振動外乱に露出される
と、撓み部20、22が軸線方向荷重に応答し、同時に
エネルギを吸収する。外乱が共振周波数に到達すると、
遮断装置は、これらの共振周波数でのばねの増幅を制御
するため、撓み部の軸線方向運動の振幅を減衰させる必
要がある。撓み部22を架橋するため、一連の軸線方向
減衰ユニット(その全体を参照番号30で示す)が設け
られている。減衰ユニット30は、シェル18の周囲で
90°の間隔を隔てて配置されている。各減衰ユニット
30は、互いに間隔を隔てて対向する1対のL形の上下
のブラケット32、34で構成されている。上方のL形
ブラケット32の足36はシェル18の壁セクション2
4に取り付けられ、脚38は、壁セクション24、26
に対して平行な方向に、壁セクション26の近傍まで下
方に延びている。下方に延びる脚38は、壁セクション
24、26との間にギャップ42を形成している。壁か
らのギャップの大きさは、足36の長さに等しい。下方
のL形ブラケット34も、同様に足44および脚46で
構成されている。足は空間42内に部分的に延びてお
り、脚46は壁セクション24、26に対して平行に、
該壁セクションに沿って上方に延びている。足44の長
さ寸法は、その相手部分36より小さく、これにより、
ギャップ42内で脚38と脚36との間にスロット48
を形成する。スロット48内には、厚さ48をもつ粘弾
性部材49が固定されている。該粘弾性部材49は、こ
れが高い振動周波数に露出されると剛性が増大し、低い
周波数では剛性が低下するという特性を有する。また、
この粘弾性部材49は、低い温度で剛性が高く、暖かい
温度または熱い温度状態では剛性が非常に小さくなる。
【0012】下方の撓み部22と平行でかつ該撓み部2
2に跨がる減衰ユニット30の構造は、非常に剛性が高
くなりかつ撓み部22の作用に減衰力を付与することに
より共振周波数に応答する。本質的に、減衰ユニット3
0は、遮断装置10が受ける共振条件に抗して撓み部2
2を抑制し、これにより、図2に示すX線およびY軸の
各軸の回りに発生する力モーメントを制御する。各ばね
組立体12の周囲には90°の間隔を隔てて4つの減衰
ユニット30が取り付けられている。粘弾性パッド49
は、約0.25×0.25インチ角で、0.16インチの厚さを有
し、慣用的な接着剤により、脚38の内面と脚46の内
面との間のスロット48内に固定される。粘弾性材料は
任意の高減衰材料でよいが、好ましい材料は、3M社か
ら市販されているISD113である。ユニット30お
よび撓み部20、22の両者の減衰作用により、システ
ムは、温度変化によりもたらされる粘弾性材料49の剛
性の広範囲の変化に対して鈍感になる。従って、撓み部
20、22および粘弾性部材49のこの特別な構成は、
遮断装置の共振周波数が狭い範囲内に維持されることを
保証する。
【0013】ばね組立体12は、衛星の打上げ時に作動
装置が受ける振動力を遮断するようになっている。図5
および図6には、全体を参照番号50で示す荷重ダイバ
ータが示されている。荷重ダイバータ50は、付勢軸線
54に沿ってばね組立体12まで延びるヨーク52を介
してばね組立体12に一体化される。付勢軸線54は、
シェル18の中心を通って長手方向に延びており、振動
力が作動装置16に伝達される経路を表す。ヨーク52
は、開口58を包囲するフレーム56を有する。ヨーク
52の頂部から管状セクション60が延びており、該管
状セクション60は、フレーム56を通って開口58内
に開口している。フレーム56内には、開口58を横切
る方向にアーム62が延びている。該アーム62は付勢
軸線54に沿って軸線方向に往復運動し、その運動は、
アーム62から延びておりかつ管状セクション60内に
受け入れられているロッド66により案内される。アー
ム62は、シェル18の頂部を直径方向に横切って延び
ている。アーム62の各端部は、緊締具70、72によ
り第1撓み部20のリムに取り付けられており、これに
より、撓み部20のあらゆる振動によって、アーム62
が管60内で往復運動される。
【0014】ヨーク52の下端部で、開口58の下に
は、ドリル穿孔された孔76が、アーム62に対して平
行でかつ開口58に対して垂直に延びている。ヨーク5
2の下端部には「Y」形部材78が取り付けられてお
り、該Y形部材78は、孔76と一致しかつ該孔76に
跨がる上向きアーム80、82を有している。各アーム
80、82は、それぞれ、開口84、86を有し、該開
口84、86は孔76と整合して貫通するボルト90を
受け入れる。Y形部材78は、ボルト90の回りで揺動
できるように、ヨーク52の下端部に取り付けられてい
る。孔76の内径はボルト90の外径よりも大きく、ヨ
ーク52の軸線方向移動並びに横方向移動を許容する環
状空間96が形成されるようになっている。ダイバータ
50は、撓み要素20、22の圧縮により、その移動量
が制限されている。大径孔76は弾性材料92のライナ
を収容しており、該ライナは、ヨーク52が付勢軸線5
4に沿って軸線方向に移動するときのボルト90の運動
衝撃を吸収する。ヨーク52が撓み要素20、22によ
り下方に押されると、ヨーク52がボルト90に出合
い、これにより、孔76の内面を内張りしている弾性材
料92と係合する。ヨーク52の下降運動は、ヨーク5
2とは独立して作動する第2アーム94および部材78
により制限される。
【0015】アーム94は、ヨーク52の下端部と部材
78との間で延びておりかつ該部材78のアーム80、
82の間を通っている。アーム94にはロッド98が設
けられており、該ロッド98は管状部材102内に受け
入れられている。アーム94、106、108の各端部
には開口が設けられており、摺動可能なボルト112、
114が該開口にそれぞれ通されている。ボルト11
2、114と開口106、108の端部との間には、そ
れぞれ制限ワッシャ116、118が介在されている。
制限ワッシャ116、118は、アーム94が管状構造
102に対して移動するときにその下降変位を制限す
る。撓み要素20、22およびヨーク52が、伝達され
る強い振動力を受けるとき、ワッシャ116、118が
それぞれの開口106、108と係合し、撓み要素2
0、22に過度の応力が作用することを防止し、同時
に、作動装置16を振動力から遮断する。
【0016】図6には、ヨーク52の下端部および大径
孔76内に通されたボルト90を含む構成が示されてい
る。前述のように、大径孔76には弾性材料92が内張
りされており、該弾性材料92はボルト90と係合する
ときばねとして作用する。振動力が非常に大きくて、ア
ーム94およびその制限ワッシャ116、118の制限
能力を超える場合には、システムはボルト90の制限作
用を頼りにする。ボルト90の外径と弾性ライナ92の
内径との間の環状空間96は、荷重ダイバータ50の軸
線方向運動の限界を表す。荷重ダイバータ50はチタン
で作られている。弾性ライナ92は、New Age Industri
es社からVITONの商標で販売されているゴム状材料
である。ライナ92として他の適当な弾性材料を使用で
きることを理解すべきである。空間96の作動可能サイ
ズは、0.030 〜0.05インチの範囲、好ましくは0.04イン
チである。環状空間96のサイズは特定環境において説
明した遮断装置についての制限を表す。従って、環状空
間96は、より大きな振動力を受ける場合には小さく
し、より小さな力を受ける場合には大きくできる。衛星
が打上げられる状況では、撓み部20からアーム62お
よびフレーム56を介して大きな力が伝達され、この力
は、次に減衰ユニット30および下方の撓み部22によ
り受けられる。この状況では、力は作動装置16を保護
するのに必要な所定の環状空間96を超え、ボルト90
が弾性ライナ92に衝合して、力が作動装置16に伝達
されることを防止する。
【0017】図7は、遮断装置10が5方向の振動力を
受けたときに、作動装置16を有効に遮断すべく遮断装
置10が如何にして相互作用するかを示すばね組立体1
2の概略図である。ギザギザ線で示す第1ばね要素12
0は、第2ばね要素122と直列に配置されている。ば
ね要素122は、撓み部122aと、減衰ユニット12
2bとからなる。撓み部122aおよび減衰ユニット1
22bは並列関係をなし、すなわち、これらの各々は、
相手が吸収するエネルギに応答する。荷重ダイバータ1
24は、段階階調124bが併記されたプランジャ形構
造124a(これらは、ギザギザ線124c上に載って
いる)で概略的に示されている。周波数が、分析により
決定した9Hz閾値を超えると、要素120、122が
軸線方向振動を吸収し、これにより作動装置16に作用
する周波数効果を低下させる。直列構成により、両ばね
要素120、122aが外乱を吸収する。高い外乱周波
数ではばね122bがばね122に対してばね剛性が大
きくなり、このため、要素12がより活性になる。これ
により、高い周波数になるほど伝達率が低くなり、遮断
性能が改善される。荷重ダイバータ124は、打上げ時
のあらゆる軸線方向力(この力はギザギザ線124cで
吸収される)に応答する。
【0018】打上げ時に、作動装置16(該装置は、打
上げ力に応答しかつ打上げ力に対して自由に移動でき
る)は、ばね要素120、122の直列構成の取扱い能
力を超える過酷な振動力を受ける。この状況では、軸線
54(図6)に沿って作用する荷重ダイバータ50は、
環状空間96(図6)によりその往復運動が制限され、
これにより、打上げ時の最初の瞬間に作動装置16を有
効に遮断する。実際に、遮断構造は、所定レベル以上の
多次元力の伝達率を低下させるように設計されている。
この所定レベルは、特定用途に対して分析により決定さ
れる。この用途では、振動力の減衰は、作動装置16が
小さくても9Hzの周波数に露出されると生じるように
なっている。これは、性能条件を満たす、作動装置16
の必要な遮断を付与するように経験的に決定される。例
えば、本願の用途では、探査X線望遠鏡は、200角度
秒(0.06°)の範囲に亘って、命令を0.1 角度秒(0.5
μrad)まで追跡することが要求される。
【0019】上記6つの機械式ばね組立体12は、各組
立体の上下のアンカー28、29を介して、支持プラッ
トホーム14と作動装置16との間に3組取り付けられ
る。ばね組立体12は、支持プラットホーム14と作動
装置16との間でばね組立体12を通る経路を形成する
付勢軸線54を有する。多次元振動力は、付勢軸線54
に沿って伝達される。両アンカー28、29の間に延び
る付勢軸線54は、遮断装置10の質量中心および振動
発生外乱の源を含む平面と交差する。付勢軸線54は質
量中心で出合う必要はなく、質量中心を含む平面と交差
する。この平面自体は、各対のばね組立体12の付勢軸
線54の延長線の交点により定められる。図1に示すよ
うに、各対のばね組立体12の付勢軸線54が支持体の
方向に延長されるならば、各対の3つの交点が形成され
よう。これらの3つの交点は、質量中心を含む平面を形
成する。
【0020】同一の半径方向および軸線方向遮断装置の
全体的剛性を確保するため、ばね組立体12(図1)間
の角度は、3つの並進力(translational forces)およ
び2つのモーメント力が等しくなるように設定しなけれ
ばならない。この平面と各ばね組立体の付勢軸線の延長
線との間には、遮断周波数の収斂をもたらす角度が形成
される。本願の用途では、この角度は30〜40°の範
囲内、好ましくは34〜36°、より詳しくは35.26 °
にする。本発明の遮断装置の性能は、伝達率に対する発
生周波数をプロットすることにより測定できる。許容で
きる性能は、周波数の増大に対し負の傾斜を示す。本願
の用途では、周波数の1オクターブの増大により−12
dBの傾斜が生じる。換言すれば、周波数が増大すると
伝達率が低下し、本発明の遮断装置は、その性能が分析
伝達率曲線を超えてはならない伝達率要件を満たすもの
であることを実証する。
【0021】以上、本発明を、特に或る好ましい実施形
態に関連して説明したが、特許請求の範囲に記載の精神
および範囲内で種々の変更を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作動装置と振動発生機器との間に取り付けられ
る一連の遮断ばねを示す斜視図である。
【図2】図1の作動装置が受ける多次元力の方向経路を
定める座標系を示すものである。
【図3】ばね組立体を示す斜視図である。
【図4】1組の撓み部と平行な減衰ユニットを示す拡大
詳細図である。
【図5】図3のばね組立体から取り外された打上げ荷重
ダイバータを示す斜視図である。
【図6】図3のばね組立体の6−6線に沿う断面図であ
る。
【図7】撓み部と、減衰ユニットと打上げ荷重ダイバー
タとの直列−並列関係を示す各ばね組立体の概略図であ
る。
【符号の説明】
10 遮断装置 12 ばね組立体 14 支持プラットホーム 16 支持ブラケット 20、22 撓み部(撓み要素) 30 減衰ユニット 49 粘弾性部材(粘弾性パッド) 50 荷重ダイバータ 52 ヨーク 92 弾性材料(弾性ライナ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラムジー エイ ガービー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 90277 レドンド ビーチ カミノ デ エンカント 509

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向および横方向に生じる振動力に
    より引き起こされる外乱から作動装置を遮断する装置に
    おいて、 振動発生力と作動装置との間に配置される一連のばね組
    立体を有し、 該ばね組立体は更に、付勢軸線手段上に取り付けられか
    つ方向性振動力に応答する第1および第2ばね要素を有
    し、第1ばね手段は軸線方向振動力を吸収し、第2ばね
    手段は横方向力を減衰させることを特徴とする遮断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2ばね手段が弾性撓み部材と、該
    撓み部材に跨がる剪断抵抗粘弾性パッドとからなり、粘
    弾性パッドが第2ばね手段の軸線方向撓みを制限するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遮断装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2ばね要素は直列に配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の遮断装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2ばね要素は、軸線方
    向張力および圧縮力に応答する同軸状撓みリングからな
    ることを特徴とする請求項1に記載の遮断装置。
  5. 【請求項5】 軸線方向および横方向に生じる振動力に
    より引き起こされる外乱から、質量中心をもつ作動装置
    を遮断する装置において、 振動発生力と作動装置との間で所定の構成をなして配置
    された一連の対をなすばね組立体を有し、 該ばね組立体は更に、付勢軸線手段上に取り付けられか
    つ方向性振動力に応答する第1および第2ばね要素を有
    し、第1ばね手段は軸線方向振動力を吸収し、第2ばね
    手段は横方向に発生した力を減衰させ、 前記一連のばね組立体の応答を解除する手段であって、
    各組立体対の付勢軸線が作動装置の質量中心を含む平面
    と交差する手段を更に有することを特徴とする遮断装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2ばね手段の撓み手段は、粘弾性
    パッドと並列に配置されていることを特徴とする請求項
    5に記載の遮断装置。
  7. 【請求項7】 前記ばね組立体は、対をなす3つの組に
    組み合わされかつ支持手段に取り付けられており、前記
    支持手段は振動発生外乱源に取り付けられ、ばね組立体
    と付勢軸線との間の角度は30〜40°の範囲内にある
    ことを特徴とする請求項5に記載の遮断装置。
  8. 【請求項8】 前記作動装置は所定平面内にある質量中
    心を有し、支持手段は、付勢軸線の方向が所定平面と交
    差するようにばね組立体を取り付けていることを特徴と
    する請求項5に記載の遮断装置。
  9. 【請求項9】 前記ばね組立体は、振動力に応答するよ
    うに連結されていることを特徴とする請求項5に記載の
    遮断装置。
  10. 【請求項10】 前記振動力に対する各ばね組立体の応
    答は、他のばね組立体の応答とは独立していることを特
    徴とする請求項5に記載の遮断装置。
  11. 【請求項11】 軸線方向および横方向に生じる振動力
    により引き起こされる外乱から作動装置を遮断する装置
    において、 振動発生力と作動装置との間に配置される一連のばね組
    立体を有し、 該ばね組立体は更に、付勢軸線手段上に取り付けられた
    第1および第2ばね要素を有し、付勢軸線手段は軸線方
    向荷重ダイバータ手段を有し、該ダイバータ手段は軸線
    方向振動力に応答しかつ作動装置に加えられる急激な軸
    線方向荷重を抑制し、 作動装置と振動発生手段との間に前記一連のばね組立体
    を取り付ける支持手段を更に有し、これにより、軸線方
    向に発生した振動力がばね要素により吸収され、横方向
    振動力が前記第2ばね手段により減衰され、急激な軸線
    方向荷重が前記荷重ダイバータ手段により逸らされ、作
    動装置が振動力から遮断されることを特徴とする遮断装
    置。
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