JP2009511651A - 顆粒状または粉末状洗剤組成物の製造方法 - Google Patents

顆粒状または粉末状洗剤組成物の製造方法 Download PDF

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Abstract

水性洗剤スラリーの乾燥による洗剤ベース粉末の製造を含む、顆粒状または粉末状の洗剤組成物の製造方法において、(A)モノエチレン性の不飽和モノカルボン酸、ジカルボン酸、および無水ジカルボン酸の群から成る、少なくとも1のモノマー20〜80質量%、および(B)脂肪族モノオレフィンまたは芳香族モノオレフィンの群から成る、少なくとも1のモノマー20〜80質量%のラジカル共重合によって得られるコポリマーを、スラリーに添加することを特徴とする方法。

Description

本発明は、水性洗剤スラリーの乾燥による洗剤ベース粉末の製造を含む、顆粒状または粉末状の洗剤組成物の製造方法、ならびに洗剤スラリー、および洗剤組成物に関し、これらは
(A)モノエチレン性の不飽和モノカルボン酸、ジカルボン酸、および無水ジカルボン酸の群から成る少なくとも1のモノマー20〜80質量%
および
(B)脂肪族モノオレフィン、または芳香族モノオレフィンの群から成る少なくとも1のモノマー20〜80質量%
のラジカル共重合によって得られるコポリマーを含む。
粉末洗剤またはベース粉末を固体洗剤へとさらに加工して製造する際(例えばさらなる成分の添加のもと、顆粒への押出)、最大30の液体成分または固体成分を部分的に非常に多様な量で、可能な限り強力に、かつ一様に均質化しなければならず、これは水中への懸濁により行われる。この際様々な成分、例えば界面活性剤、およびビルダーとして使用されるゼオライトは、高粘度の混合物を生じる。引き続き噴霧乾燥のために可能な限り高濃度のスラリーが所望されるので、スラリーの粘度を低下させる助剤の使用が必要となる。
WO−A−91/09932には、親水ポリマー主鎖および疎水側鎖を有する脱凝集ポリマーを洗剤スラリーに添加する、顆粒状の洗剤組成物の製造方法が記載されている。主鎖はモノマー単位としての不飽和モノカルボン酸、ジカルボン酸、および/またはアルコールに基づく。ポリアルキレンオキシドブロックを含むことができる側鎖は、エステル官能基、エーテル官能基、またはアミド官能基を介して主鎖と結合している。実施例ではアクリル酸およびマレイン酸ドデシルエステルから成るコポリマーが使用される。
US−A−5595968、同5618782、および同5733861にはこの目的のために、約12000g/molの平均分子量Mwを有する、アクリル酸とエトキシ化されたアリルエーテルのコポリマーが使用される。
最後に、WO−A−96/17919は、ドデシルメルカプト基を末端基として有するアクリル酸とマレイン酸のコポリマーを、洗剤スラリーのための脱凝集剤として記載している。
本発明は、粘度を低下させるポリマーの使用により、固体洗剤組成物の製造を有利な方法で可能にするという課題に基づいていた。
これに応じて、水性洗剤スラリーの乾燥による洗剤ベース粉末の製造を含む、顆粒状、または粉末状の洗剤組成物の製造方法が判明し、該方法は、
(A)モノエチレン性の不飽和モノカルボン酸、ジカルボン酸、および無水ジカルボン酸の群から成る少なくとも1のモノマー20〜80質量%
および
(B)脂肪族モノオレフィンまたは芳香族モノオレフィンの群から成る、少なくとも1のモノマー20〜80質量%
のラジカル共重合によって得られるコポリマーを、スラリーに添加することによって特徴付けられる。
さらには、スラリーにこのコポリマーを添加することを特徴とする、洗剤スラリー粘度の低減方法が判明した。
さらには、このコポリマーを含む洗剤スラリーおよび洗剤組成物が判明した。
本発明により使用されるコポリマーは重合導入されるモノマー(A)としてモノエチレン性不飽和モノカルボン酸、またはモノエチレン性不飽和ジカルボン酸、またはこれらの酸の混合物を含む。酸は水溶性の塩、とりわけアルカリ金属塩、例えばカリウム塩、およびとりわけナトリウム塩またはアンモニウム塩の形で使用することができ、前記ジカルボン酸は完全にまたは部分的に無水物の形で存在することができる。もちろん酸の混合物も使用することができる。
モノマー(A)は好適には3〜10の炭素原子を含む。
適切なモノマー(A)のための例として、詳しくはアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ビニル酢酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸、およびイタコン酸が挙げられる。
特に好適なモノマー(A)は、アクリル酸、メタクリル酸、および(無水)マレイン酸であり、その際(無水)マレイン酸は極めて特に好適である。
本発明により使用されるコポリマーは、20〜80質量の%のモノマー(A)、とりわけ30〜70質量%のモノマー(A)を含む。
重合導入されるモノマー(B)として、本発明により使用されるコポリマーは少なくとも1の脂肪族モノオレフィン、または芳香族モノオレフィンを含む。
適したモノマー(B)の例は、詳しくは1−ブテン、イソブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、ジイソブテン(2−メチル−4,4−ジメチル−1−ペンテン)、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、C18〜C24のα−オレフィン、例えば1−オクタデセン、1−エイコセン、1−ドコセン、および1−テトラコセンであり、C20〜C24のα−オレフィン混合物、1−ヘキサコセン、平均して12〜100の炭素原子を有するポリイソブテン、およびスチレンである。
好適には本発明により使用されるコポリマーは成分(B)として、(B1)8以下の炭素原子を有する、少なくとも1のモノオレフィン、および(B2)10以上の炭素原子を有する、少なくとも1のモノオレフィンから成る混合物を含む。
モノオレフィン(B1)としてその際とりわけ適しているのは、イソブテン、ジイソブテン、およびスチレンである。特に好適なモノオレフィン(B2)は1−ドデセン、C18〜C24のα−オレフィン、C20〜C24のα−オレフィン混合物、および平均で12〜100の炭素原子を有するポリイソブテンである。
本発明により使用されるコポリマーは、20〜80質量%のモノマー(B)、好適には30〜70質量%のモノマー(B)を含む。
極めて特に好適には、本発明に使用されるコポリマーは、(A)30〜70質量%の(無水)マレイン酸、(B1)20〜40質量%のイソブテン、および(B2)5〜20質量%のC18〜C24のα−オレフィンのラジカル共重合によって得られる。
本発明により使用されるコポリマーは平均分子量Mwが1000〜200000g/molであり、好適には2000〜50000g/molである(室温にて水性溶離剤を用いてゲル浸透クロマトグラフィーによる測定値)。
コポリマーのK価はそれに応じて10〜150、好適には15〜60(25℃、pH値7、1質量%の水性溶液で測定;H.Fikentscher著、Celllose−Chemie、第13巻、58〜64ページ、および71〜74ページ(1932年))である。
本発明により使用されるコポリマーは公知の方法により製造することができる。
通常コポリマーはとりわけ水性ポリマー溶液の形で、または10〜70質量%、好適には25〜60質量%の固体含有率を有する分散の形で得られる。
本発明により使用されるコポリマーは、水性洗剤スラリーの粘度、とりわけ顆粒状または粉末状の洗剤組成物の製造のために乾燥されるスラリーの粘度を、効果的に低減させることができ、その結果高濃度のスラリーも問題なく扱うことができるようになる。スラリーの濃度は無水洗剤成分に対して常に50質量%以上、好適には60質量%以上であってよい。
本発明に使用されるコポリマーはさらに、スラリーの安定化および均質化をもたらし、分離を防止する。
本発明により使用されるコポリマーは通常、全バッチに対して、0.01〜10質量%、好適には0.05〜5質量%、および好適には0.1〜5質量%でスラリーに添加される。
本発明により使用されるコポリマーはその際、全混合物に添加することができるか、または各洗剤成分、例えば界面活性剤またはビルダー予備混合物に任意の量で混和することができ、それらの固体含有率をこの方法によって、すでに高めることもできる。
本発明により使用されるコポリマーを含む、本発明による固体洗剤の調製は、有利には例えば以下のような組成
(a)少なくとも1の本発明によるコポリマー0.01〜10質量%
(b)少なくとも1の非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、および/または陽イオン界面活性剤0.5〜40質量%
(c)無機ビルダー0.5〜80質量%
(d)有機補助ビルダー0〜10質量%および
(e)ほかの通常の含有成分、例えば増量剤、酵素、香料、錯化剤、腐食防止剤、漂白剤、漂白活性剤、漂白触媒、色移り防止剤、灰色化防止剤、防汚ポリエステル、繊維保護用および色保護用添加剤、シリコーン、着色剤、殺菌剤、溶解促進剤、および/または崩壊剤0〜60質量%
を有し、その際成分(a)〜(e)の成分の合計は100%である。
非イオン界面活性剤(b)に適しているのはその際とりわけ以下の物である:
アルコキシ化されたC8〜C22のアルコール、例えば脂肪アルコールアルコキシレート、オキソアルコールアルコキシレート、およびゲルベ(Guerbet)アルコールアルコキシレート:アルコキシ化は、C2〜C20のアルキレンオキシド、好適にはエチレンオキシド、プロピレンオキシド、および/またはブチレンオキシドを用いて行うことができる。ブロックコポリマーまたはランダムコポリマーが存在していてもよい。該ブロックコポリマーおよび該ランダムコポリマーはアルコール1molにつき、通常2〜50mol、好適には3〜20molの、少なくともアルキレンオキシドを含む。好適なアルキレンオキシドはエチレンオキシドである。アルコールは好適には10〜18の炭素原子を有する。
アルキルフェノールアルコキシレート、とりわけC6〜C14のアルキル鎖、および5〜30molのアルキレンオキシド/molを含む、アルキルフェノールエトキシレート
8〜C22のアルキル鎖、好適にはC10〜C18のアルキル鎖、および通常1〜20、好適には1.1〜5のグルコシド単位を含むアルキルポリグルコシド
N−アルキルグルカミド、脂肪酸アミドアルコキシレート、脂肪酸アルカノールアミドアルコキシレート、ならびにエチレンオキシド、プロピレンオキシド、および/またはブチレンオキシドから成るブロックコポリマー。
適した陰イオン界面活性剤は例えば、
8〜22、好適には10〜18の炭素原子を有する、(脂肪)アルコールの硫酸塩、とりわけC9〜C11のアルコール硫酸塩、C12〜C14のアルコール硫酸塩、C12〜C18のアルコール硫酸塩、ラウリル硫酸塩、セチル硫酸塩、ミリスチル硫酸塩、パルミチル硫酸塩、ステアリル硫酸塩、および獣脂脂肪アルコール硫酸塩
硫酸化され、アルコキシ化されたC8〜C22のアルコール(硫酸アルキルエーテル):この種の化合物は例えばまず初めにC8〜C22のアルコール、好適にはC10〜C18のアルコール、例えば脂肪アルコールをアルコキシ化し、アルコキシ化された生成物を引き続き硫酸化する。アルコキシ化には、好適にはエチレンオキシドを使用する。
線状アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)、好適には線状C9〜C13のアルキルベンゼンスルホン酸塩、およびアルキルトルエンスルホン酸塩
アルカンスルホン酸塩、とりわけC8〜C24のアルカンスルホン酸塩、好適にはC10〜C18のアルカンスルホン酸塩
石けん、例えばC8〜C24のカルボン酸ナトリウム塩、およびC8〜C24のカルボン酸カルボン酸カリウム塩
である。
陰イオン界面活性剤は、洗剤に好適には塩の形で加えられる。その際、適した塩は例えば、アルカリ金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩、およびリチウム塩であり、およびアンモニウム塩、例えばヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩、およびトリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩である。
特に適した陽イオン界面活性剤として挙げられるのは
7〜C25のアルキルアミン、
N,N−ジメチル−N−(C7〜C25ヒドロキシアルキル)アンモニウム塩
アルキル化剤で四級化されたモノ(C7〜C25アルキル)ジメチルアンモニウム化合物、およびジ(C7〜C25アルキル)ジメチルアンモニウム化合物
エステルクォート(esterquats)、とりわけC8〜C22のカルボン酸でエステル化された第四級エステル化モノアルカノールアミン、ジアルカノールアミン、およびトリアルカノールアミン
イミダゾリンクォート(imidazolinquats)、とりわけ式Iまたは式IIの1−アルキルイミダゾニウム塩
Figure 2009511651
[式中、変項は以下の意味を有する:
1はC1〜C25アルキル、またはC2〜C25のアルケニル、
2はC1〜C4アルキル、またはC1〜C4ヒドロキシアルキル、
3はC1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、または1の基R1−(CO)−X−(CH2p−(X:−O−または−NH−;p:2または3)、
その際、少なくとも1の基R1はC7〜C22アルキルである]である。
無機ビルダーとして適しているのはとりわけ、
イオン交換の特性を有する結晶質および非晶質のアルミノ珪酸塩、例えばとりわけゼオライトであり、ゼオライトの様々なタイプが適切であり、とりわけ適しているのは、Na形、またはNaが部分的に他の陽イオン、例えばLi、K、Ca、Mg、またはアンモニウムと交換されている形の、ゼオライトA、X、B、P、MAP、およびHSである。
結晶質の珪酸塩、例えばとりわけ二珪酸塩、層状珪酸塩、例えばδ−Na2Si25、およびβ−Na2Si25。珪酸塩はアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、またはアンモニウム塩の形で使用することができ、好適には珪酸ナトリウム、珪酸リチウム、および珪酸マグネシウムである。
非晶質の珪酸塩、例えばメタ珪酸ナトリウム、および非晶質の二珪酸塩
炭酸塩、および炭酸水素塩:これらはアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、またはアンモニウム塩の形で使用することができる。好適には炭酸ナトリウム、炭酸リチウム、および炭酸マグネシウム、および炭酸水素ナトリウム、炭酸水素リチウム、および炭酸水素マグネシウムであり、とりわけ炭酸ナトリウム、および/または炭酸水素ナトリウム
ポリリン酸塩、例えば三リン酸五ナトリウム
である。
有機補助ビルダーとして適しているのはとりわけ
低分子のカルボン酸、例えばクエン酸、疎水性に変性したクエン酸、例えばアガリシン酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、グルタル酸、コハク酸、イミドジコハク酸、ヒドロキシジコハク酸、オキシジコハク酸、プロパントリカルボン酸、ブタンテトラカルボン酸、シクロペンタンテトラカルボン酸、アルキルコハク酸、およびアルケニルコハク酸、およびアミノポリカルボン酸、例えばニトリロトリ酢酸、β−アラニンジ酢酸、エチレンジアミンテトラ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、セリンジ酢酸、イソセリンジ酢酸、グルタミンジ酢酸、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノジ酢酸、エチレンジアミンジコハク酸、およびメチルグリシンジ酢酸、およびエチルグリシンジ酢酸
カルボン酸のオリゴマー、およびカルボン酸のポリマー、例えばアクリル酸のホモポリマー、およびアスパラギン酸のホモポリマーであり、マレイン酸オリゴマー(Oligomaleinsaeuren)、マレイン酸とアクリル酸とのコポリマー、メタクリル酸、またはC2〜C22のオレフィン、例えばイソブテン、または長鎖のα−オレフィン、ビニル−C1〜C8のアルキルエーテル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、C1〜C8のアルコールの(メタ)アクリル酸エステル、およびスチレン。好適にはアクリル酸のホモポリマー、およびアクリル酸とマレイン酸とのコポリマーである。カルボン酸のオリゴマー、およびカルボン酸のポリマーは酸の形で、またはナトリウム塩として使用される。
適した漂白剤は例えば、無機塩への過酸化水素の付加生成物、例えば過ホウ酸ナトリウム一水和物、過ホウ酸ナトリウム四水和物であり、および炭酸ナトリウムペルヒドレート、および過炭酸、例えば過炭酸フタルイミドである。
漂白活性剤として適しているのは例えば、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、p−ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、およびN−メチルモルホリニウムアセトニトリルメチル硫酸塩である。
洗剤中に使用される酵素は、好適にはプロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、オキシダーゼ、ペルオキシダーゼである。
色移り防止剤として適しているのは例えば、1−ビニルピロリドン、1−ビニルイミダゾール、または4−ビニルピリジン−N−オキシドのホモポリマー、コポリマー、およびグラフトポリマーである。クロロ酢酸と反応させた、4−ビニルピロリジンのホモポリマー、および4−ビニルピロリジンのコポリマーもまた、色移り防止剤として適している。
洗剤含有成分は通常、一般に公知である。詳細な記載は例えば、WO−A−99/06524、およびWO−A−99/04313、ならびに Liquid Detergents、Kuo−Yann Lai編、Surfactant Sci.Ser.、67巻、Marcel Decker、New York、1997年、272〜304ページに見られる。
実施例
コポリマーPの粘度低下作用を、ふたつの洗剤スラリーにおいて試験した。
コポリマーPとは、質量比で65:26:9の、無水マレイン酸、イソブテン、および1−オクタデセンから成るコポリマーであり、該コポリマーは3000g/molの平均分子量Mw、および24(25℃、pH値7、1質量%の水性溶液で測定)のK価を有する。コポリマーは40質量%の水溶液の形で使用された。
双方の洗剤スラリーは次のように製造された。
500mlの加熱可能な二重壁特殊鋼槽内で撹拌の下に、二つの異なる洗剤スラリーを製造した。さらに、液体成分を撹拌の下に、10分間50℃に温度調整した。使用された攪拌器はトルク受けを有していた。それから4分後に、前もって混合された固体成分を同時に計量供給し、その際スラリーを150回転/分でさらに撹拌した。添加の終了後、回転数はそのままでトルクの測定のもと、スラリーをさらに撹拌した。
トルクは必要とされる力を伝達し、スラリーが一定の回転速度で撹拌されるようにした。トルクが低ければ低いほど、洗剤スラリーの粘度が低い。
第1表には、洗剤スラリーの組成が示されている。記載の量はその際、無水の形、すなわち全ての水含有率に含まれる水成分または結晶水を有しない形の使用材料に対する。
第2表にはそれぞれ、30分後に得られたトルクがまとめられている。その際比較のために、ポリマー添加無しで得られた結果を併記する。
結果nbはその際、スラリーの粘度が非常に高かったため、トルクがもはや測定不能だったことを意味する。
Figure 2009511651
Figure 2009511651

Claims (8)

  1. 水性洗剤スラリーの乾燥による洗剤ベース粉末の製造を含む、顆粒状または粉末状の洗剤組成物の製造方法において、
    (A)モノエチレン性の不飽和モノカルボン酸、ジカルボン酸、および無水ジカルボン酸の群から成る、少なくとも1のモノマー20〜80質量%
    および
    (B)脂肪族モノオレフィンまたは芳香族モノオレフィンの群から成る、少なくとも1のモノマー20〜80質量%
    のラジカル共重合によって得られるコポリマーをスラリーに添加することを特徴とする、顆粒状または粉末状の洗剤組成物の製造方法。
  2. マレイン酸、無水マレイン酸、およびアクリル酸の群から成る、少なくとも1のモノマー(A)に基づいたコポリマーを使用する、請求項1に記載の方法。
  3. イソブテン、ジイソブテン、1−ドデセン、C18〜C24のα−オレフィン、C20〜C24のα−オレフィン混合物、平均して12〜100の炭素原子を有するポリイソブテン、およびスチレンの群から成る、少なくとも1のモノマー(B)に基づくコポリマーを使用することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 成分(B)として、(B1)8以下の炭素原子を有する、少なくとも1のモノオレフィン、および(B2)10以上の炭素原子を有する、少なくとも1のモノオレフィンから成る混合物に基づくコポリマーを使用することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. (A)30〜70質量%のマレイン酸、または無水マレイン酸、(B1)20〜40質量%のイソブテン、および(B2)5〜20質量%のC18〜C24のα−オレフィンのラジカル共重合によって得られるコポリマーを使用することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載のコポリマーをスラリーに添加することを特徴とする、水性洗剤スラリーの粘度を低下させる方法。
  7. 請求項1から5までのいずれか1項に記載のコポリマーを含む、洗剤スラリー。
  8. 請求項1から5までのいずれか1項に記載のコポリマーを含む、洗剤組成物。
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