JP2009502597A - 原動機付き車両用の調整可能なステアリングコラム - Google Patents

原動機付き車両用の調整可能なステアリングコラム Download PDF

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Abstract

【課題】事故衝突時に十分大きな支持力を発生させ、例えばエアバッグの機能を保証したり、ステアリングホイールの運転者への衝突エネルギーを軽減するような、原動機付き車両用の調整可能なステアリングコラムの固定装置を提供すること。
【解決手段】衝突安全装置を、可動部3に連結させた1つの固定要素6及び支持部4に連結させた1つの固定要素7を備える構成とし、これら固定要素6,7のいずれかにおける少なくとも1箇所にうろこ状部材8を設け、他方の固定要素に少なくとも1つの凹部9を形成するとともに、固定装置5の固定状態において該凹部9内に前記うろこ状部材8が存在するよう設定し、前記凹部9内に存在する前記うろこ状部材8を前記凹部9に係合させるとともに前記凹部9の縁部に当接させた。

Description

本発明は、当該ステアリングコラムの位置を少なくとも一方向に調整するための可動部と、該可動部の調整方向に不動の支持部と、固定装置とを備えて成り、固定装置の非固定状態において可動部が支持部に対して変位可能に設定され、固定装置の固定状態において可動部が支持部に対して固定され、可動部の支持部に対する変位を阻止する力を発生させる衝突安全装置が設けられた、原動機付き車両用の調整可能なステアリングコラムに関する。
運転者のドライビングポジションに合わせてステアリングホイール位置を調節して快適性を向上させるために、通常、ステアリングコラムはその長さ、高さ及び角度のうち少なくともいずれかが調整されるようになっている。さらに、ステアリングコラムは、固定装置又は固定システムに設けられているとともに、可動部を支持部に対して変位させる。
また、事故衝突時には、ステアリングコラムの不意の変位を防止する必要があり、こうすることで、例えばエアバッグの膨出に十分な力を発生させ、及び/又は運転者のステアリングホイールへの衝突エネルギーを減少させることが可能である。そして、同時に、固定装置を容易に操作リンクと着脱可能とするとともに、コンパクト化を図る必要がある。
ところで、特許文献1には、ステアリングコラムをその調整した位置に固定するために、互いに交差させてサンドイッチ状に構成した薄板セットを用いることが提案されている。この薄板セットはステアリングシャフトを収容する可動部(ここではステアリングシャフトに回転可能に支持されたステアリングジャケット)に接続され、もう1つの薄板セットは車両のシャーシに連結された支持部に接続されている。これら2つの互いに交差する薄板セットは、ボルトと螺合し、レバーを操作することによって互いに圧着される。ここで、ステアリングコラムを変位(調整)するために、薄板はステアリングコラムの変位方向に延設された長孔に係合しており、この長孔は、すべての薄板セットにおける薄板に同様に形成されている。
このようなシステムによれば、少ない薄板及び少ない操作量に加えて、比較的小さな力でステアリングコラムの固定が可能であるが、事故衝突時に必要となるような大きな固定力(支持力)を発生させるには、多くの薄板が必要となる上、固定力を増加させなければならないため、固定装置が複雑かつ高価なものとなるとともに、より多くのスペースが必要となってしまう。さらに、上記レバーの操作量及び操作力も大きくなってしまう上、事故衝突時に固定装置が摺動変位する場合のエネルギー吸収量を正確に調整することができない。
また、特許文献2には、例えば車両のシャーシに連結された支持ユニットに固定された第1の歯付き条片を、ステアリングシャフトを収容するステアリングジャケットに固定された第2の歯付き条片と噛合させて、調節した位置にステアリングコラムを固定する方法が提案されている。なお、両歯付き条片の噛合を解除すれば、ステアリングコラムの摺動が可能となる。
このようなシステムを事故衝突時に変位させることがないよう、噛合歯を適切に形成することが必要であるとともに、この噛合歯をその噛合が解除されないよう十分な引張荷重に耐えられるよう設定する必要がある。しかし、このようにすると、テンションレバーを操作するために必要な力が大きくなってしまう。そして、このような力を小さくしようとすれば、歯の間隔が大きくなることでステアリングコラム調整用の歯の刻み幅が大きくなってしまい、ステアリングコラムの連続した細かな調整ができなくなってしまう。
すなわち、特許文献1,2に記載されたものは、車体側の支持ユニットの剛性を非常に大きく設定する必要がある。そのため、特許文献3には追加的に係止部材を備えた衝突安全装置が提案されており、この係止部材は、固定装置とは無関係に作用し、事故衝突時には、付加的な力を生じさせるものとなっている。
しかし、このような解決手段の欠点として、上記のような追加的な係止部材を設ける必要があり、大きな設置空間及びコストが必要となってしまう。さらに、係止部材を、事故衝突時には確実にステアリングコラムの変位を阻止するよう確実に係止させるとともに、通常時には、ステアリングコラムが調整できるよう係止が確実に解除された状態に設定する必要がある。
特許文献4には原動機付き車両用の調整可能なステアリングコラムが開示されており、この特許文献4においては、事故衝突時の支持力上昇手段がポジション固定装置に統合して設けられている。ここで、テンショナーが傾斜部を備えており、ステアリングコラムの変形に伴う回転によって傾斜部とともに挟着部及び挟着面が互いに係合し、傾斜部の摺動が阻止される。
欧州特許第0802104号明細書 欧州特許出願公開第0836981号明細書 独国特許第19617561号明細書 独国特許出願公開第10261538号明細書
そこで、本発明の目的とするところは、事故衝突時に十分大きな支持力を発生させ、例えばエアバッグの機能を保証したり、ステアリングホイールの運転者への衝突エネルギーを軽減するような、原動機付き車両用の調整可能なステアリングコラムの固定装置を提供することにある。ここで、固定装置は最小限の操作力で、及び/又は固定状態と非固定状態の切換が最小限の間隔で行うことができる。さらに、通常走行時及び事故衝突時には、固定を行うシステム全体を、できる限り簡易に、コンパクト化を図って部品点数を削減しつつコストダウンを図るよう製造可能にする必要がある。
上記目的は、冒頭に記載したようなステアリングコラムにおいて、衝突安全装置を、可動部に連結させた1つの固定要素及び支持部に連結させた1つの固定要素を備える構成とし、これら固定要素のいずれかにおける少なくとも1箇所にうろこ状部材を設け、他方の固定要素に少なくとも1つの凹部を形成するとともに、固定装置の固定状態において該凹部にうろこ状部材が存在するよう設定し、凹部内に存在するうろこ状部材を凹部に係合させるとともに凹部の縁部(内壁)に当接させることによって達成される。
ここで、固定装置の非固定状態においては、うろこ状部材と凹部が互いに係合が解除された状態となっており、ステアリングコラムは、支持部に対して調整可能となっている。
一方、固定装置が固定状態にあれば、支持部に対するステアリングコラムの調整がロックされている。そして、事故衝突時に大きな負荷が発生した場合に、衝突安全装置がないと、エアバッグの膨出力あるいは運転者のステアリングホイールへの衝突によって可動部が支持部に対して摺動してしまうことがあり得るので、衝突安全装置を設けて付加的な支持力が発生するよう設定されている。
この衝突安全装置は、少なくとも1つのうろこ状部材(複数設けるのが好ましい。)及びこれに設けられた固定要素を含んで構成されている。このうろこ状部材は固定装置の固定状態においてもう一方の固定要素の表面部を押圧し、そのうちの幾つかのうろこ状部材はこのもう一方の固定要素に形成された凹部内に入り込んでいる。
そして、事故衝突時には、前記凹部内に入り込んでいるうろこ状部材がこの凹部の縁部に当接し、支持部に対する可動部の変位を阻止する力が発生する。ここで、最初からうろこ状部材を凹部の縁部に当接させておけば、事故衝突時に、支持部に対する可動部の変位の迅速な阻止が可能となる。また、うろこ状部材の自由端と凹部の縁部の間に更に間隔を設け、可動部が変位し始めてからこれを支持部に対して変位しないような力を発生させることも可能である(固定装置の固定状態)。
さらに、本発明によれば、固定装置の固定状態においてはうろこ状部材を凹部に係合させず、事故衝突時には、支持部に対する可動部の摺動開始が生じ、これに伴い両固定要素の相対変位が生じる。このような摺動によって、少なくとも1つのうろこ状部材が凹部によって位置決めされ、このとき、このうろこ状部材は、その弾性によって即座に凹部の開口部に入り込み、更なる摺動によって凹部の縁部に当接することとなる。そのため、この場合も、摺動に抗する付加的な力が生じることとなる。なお、うろこ状部材及び凹部の配置等によって最大摺動量をあらかじめ適当に定めることができる。
ところで、うろこ状部材は、バネによる弾性力が作用していない状態では、固定要素の表面部からわずかに突出している。うろこ状部材がこのように突出あるいは折曲していることによって、このうろこ状部材の摺動により、このうろこ状部材は更に屈曲し凹部内に固定される。そのため、支持部に対する可動部の更なる摺動が阻止されることになる。
このような作用のために、固定装置の固定位置と非固定位置の間隔をわずかとする必要があるとともに、事故衝突時には、非常に高い係止力を発生させる必要もある。なお、この際、固定要素の表面部に対するうろこ状部材の押圧力はわずかである。
また、衝突安全装置を適切に固定装置に統合することによって、部品点数が全く増えないか、増えても非常にわずかに抑えることができる。さらに、本発明によれば、固定装置は、いかなる位置でも固定することが可能である。
ところで、凹部は、係止の効果を高めるために、特にめくら穴として形成されている。ここで、固定要素を、貫通孔を有する部材とこれを覆うような部材とで構成すると特に容易である。
本発明は、摩擦固定手段及び/又は締結手段等の様々な手段を用いることが可能であり、例えば、固定装置の固定状態において可動部及び支持部が変位しないようこれらを互いに噛合させるような手段を用いることもできる。
本発明のステアリングコラムは複数方向に対して調整可能であり、本発明による衝突安全装置も少なくとも1つの方向に対して設けることが可能である。
事故衝突時に十分大きな支持力を発生させ、例えばエアバッグの機能を保証したり、ステアリングホイールの運転者への衝突エネルギーを軽減するような、原動機付き車両用の調整可能なステアリングコラムの固定装置を提供することが可能である。また、固定装置は最小限の操作力で、及び/又は固定状態と非固定状態の切換が最小限の間隔で行うことができ、さらに、通常走行時及び事故衝突時には固定を行うシステム全体を、できる限り簡易に、コンパクト化を図って部品点数を削減しつつコストダウンを図るよう製造可能である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3は衝突時の衝突安全装置の動作を示す図であり、この衝突安全装置は、調整可能なステアリングコラムの固定システムに統合されている。また、固定要素6にはその表面から突出して弾性を有するよう形成されたうろこ状部材8が設けられており、もう1つの固定要素7には凹部9が形成されている。この凹部9は固定要素7の片側にのみ設けられており、その開口部はうろこ状部材8と対向している。
固定要素7のこのような構成は、該固定要素7を2部材で構成することにより達成される。すなわち、貫通孔が設けられた部材と貫通孔が設けられていない部材を図1に示す接着線20に沿って互いに接着(例えば溶接)することにより、固定要素7が上記のように構成される。
しかして、固定装置の固定状態において、上記固定要素6,7は互いに密着されており、うろこ状部材8bは固定要素6によって押圧され、他のうろこ状部材8aは固定要素7に形成された凹部9内に一部が入り込んでいる(図2)。
一方、衝突時には、この衝突によって、可動部と連結された固定要素6に対して図3において矢印で示す方向(左方)に力が作用する。これに伴い、固定要素6が図3の左方へ摺動し、うろこ状部材8aの先端面19が凹部9の縁部17に当接することにより、この縁部17が左方へ押圧される(図3)。
また、固定装置の非固定状態においては、うろこ状部材8が凹部9と係合しないよう固定要素6,7は互いに離間している(図1)。
ところで、図4〜図8には、衝突安全装置をステアリングコラム1に適用したものが図示されている。ステアリングコラム1はステアリングシャフト2を備えており、このステアリングシャフト2には不図示のステアリングホイールが取り付けられる。また、このステアリングホイールは、可動部3に回転可能に取り付けられている。ステアリングコラム1は、更に支持部4を備えており、この支持部4は、不図示の車両のシャーシに設けられた支持ユニット16に固定されている。
また、可動部3は、本実施の形態においてはステアリングシャフト2に回転可能に支持されたステアリングコラムチューブあるいはステアリングコラムジャケットとして形成されている。一方、支持部4は、可動部3の両側に配置された側壁として形成され、可動部3に対して枢軸24回りに回動可能となっている。
本実施の形態によれば、支持部4は、事故衝突時に、支持ユニット16に対して変位して衝突のエネルギーを吸収する。なお、このような構造は本発明の構成ではないので、その説明は省略する。
ところで、テンションレバー12を介した可動部3の支持部4に対する固定又はその解除は固定装置5によりなされ、本実施の形態においては、固定装置5はクランプシステムとして形成されており、このクランプシステムは回転軸10、支持部4及び可動部3で形成されている。そして、カムディスク13をロッキングディスク14に対して回転させることによりクランプシステムが開閉し、可動部3の支持部4に対する固定又はその解除がなされる。なお、カムディスク13は、テンションレバー12によって操作される。
また、支持部4における回転軸10の延長線上には長孔開口部が形成されており、この長孔開口部は、ステアリングコラムの高さ調節方向に延設されている。一方、可動部3における開口部は、この可動部3の枢軸24回りの回動ができるよう回転軸10の中心線から遊びをもって設けられている。なお、支持部4における長孔開口部を可動部3の回動に合わせて弓状に形成することも可能である。
固定要素7は凹部9を有する平板状部材として形成されており、この固定要素7は、特に焼結又は打抜き加工することによって製造されている。ここで、焼結による場合には、再加工することなく、凹部9をステアリングホイールの調整方向に直角なボルト穴又は溝として容易に形成することが可能であるという利点が得られる。一方、固定要素7を打抜き加工で形成する場合には、凹部9は、他の金属板によって、うろこ状部材8の反対側における図1に示す接着線にほぼ沿って覆われる。
なお、この凹部9を備えた固定要素7は、支持部4の凹部に係合しつつ回転可能に支持されている(図7)。
また、他の固定要素6も平板上部材として形成され、そのうろこ状部材8は打抜き加工及びエンボス加工によって製造されており、これが図9に示されている。ここで、うろこ状部材8の先端面19のうち少なくともいくつかは、固定装置5の固定状態において、もう1つの固定要素7の凹部9に係合する。そして、前記先端面19は、この凹部9の縁部(ステアリングホイールの調整方向に対して直角状の凹部9の内壁)と当接し、可動部3の支持部4に対する変位が阻止されるよう設定されている。このため、本実施の形態においては、固定要素からうろこ状部材へ至る部分にエンボス加工によって屈曲線18aが形成されている。
図9に示すものにおいては、うろこ状部材8の自由端がすべて同方向に向いているが、衝突安全装置によって生じる支持力が両方向に対して得られるようこの自由端を逆向きにしたものを配置するのが望ましい。
なお、固定要素6は、本発明においては、支持部4内の側壁において回転しないよう支持されている。
また、固定装置5の非固定状態においては、両固定要素6,7の間に縮装されたバネ15によってこれら両固定要素6,7を相反する方向へ付勢しているため、両固定要素6,7は互いに離間している。すなわち、うろこ状部材8が凹部9に係合しないよう設定されている。なお、調整ナット11により両固定要素6,7の最大離間量の調整が可能である。
一方、固定装置5の固定状態においては、両固定要素6,7は互いに接触しており、この固定要素6,7によって、ステアリングコラムの位置が「通常動作」に設定される。このとき、支持部4を形成する側壁は可動部3の側面に圧着される。また、ロッキングディスク14におけるカムディスク13とは反対側の面に前記側壁が圧着される。さらに、固定要素7における固定要素6と対向する面のうち凹部の設けられていない部分が固定要素6に圧着される。その結果、摩擦力による締結が達成される。
しかして、事故衝突時には、ステアリングコラムに対して負荷が生じ、この負荷が可動部3の支持部4に対する摩擦による締結力を超過することもあり得るが、このような負荷を衝突安全装置によって吸収することができる。すなわち、うろこ状部材8の自由端が凹部9の縁部17に当接して湾曲し、可動部3の支持部4に対する変位が阻止される。
また、本発明の好ましい実施例として、うろこ状部材8と同様にバネを設けるか、あるいはもっと簡単に、固定要素7の凹部9に係合していない固定要素6における少なくとも1つのうろこ状部材8を固定要素7の表面部に当接させて弾性力を発生させることもできる。そして、この弾性力によって、固定装置5の非固定状態において固定要素6,7が互いに離間するよう付勢される。そのため、支持部4に対する可動部3の調整が可能となる。
特に、付加的なうろこ状部材を板バネ21として固定要素6に設けるとともに、この板バネ21が凹部9に係合しないよう設定するのが好ましい。また、うろこ状部材8についても、より大きなたわみを生じるよう設定するのが望ましい。
さらに、図9及び図10に示すように、固定要素6に例えば2つの板バネ21を設けるとともに、この板バネ21の屈曲部18bとうろこ状部材8の屈曲部18aが互いに直角となるように形成されている。
なお、両固定要素6,7を上述のものとは逆にして固定装置5に設けることももちろん可能である。すなわち、うろこ状部材8を支持部材4の側壁から離間して設けずにこの側壁近傍に設けることが可能である。このように構成した場合、凹部を備えた固定要素7は、固定要素6における支持部4に対して反対側の面ではなく、支持部4と固定要素6の間に設置されることになる。
そして、このような構成は、
A)うろこ状部材8を備えた固定要素6が支持部4に直接的又は間接的に接続されるとともに、凹部9を備えた固定要素7が可動部3に直接的又は間接的に接続される、及び
B)うろこ状部材8を備えた固定要素6が可動部3に直接的又は間接的に接続されるとともに、凹部9を備えた固定要素6が支持部4に直接的又は間接的に接続される
のいずれかの実施例に適用可能である。
図10には固定要素6の一実施例が示されており、これは、固定装置5における上記両固定要素6,7を図4及び図5に示すものと逆にしたものに相当する。ここでは、固定要素6が4つのうろこ状部材8を備える打抜き加工された部材として形成されている。また、この固定要素6には更に2つの板バネ21が形成されているとともに、これら板バネ21の屈曲部18bとうろこ状部材8の屈曲部18aが互いに直角となるように形成されている。
また、図10に示していないが、固定要素6は支持部材22上に固設されており、この支持部材22は、貫通孔23を介して該貫通孔23と螺合する締結ボルト及び可動部3に接続されている。さらに、この支持部材22は、固定要素6,7の作用方向へ摺動しないよう設定されている。
なお、少なくとも1つの板バネ21を両固定要素6,7のいずれかに設けるとともに、少なくとも1つのうろこ状部材8を固定要素6,7のもう一方に設けることも可能である。
また、両固定要素6,7は、それぞれ事故衝突時における可動部3の支持部4に対する二方向への変位の阻止を担うよう設定されている。ここで、この両方向は、いずれもうろこ状部材8が凹部9へ係合する方向となっている。
そして、本実施の形態では、衝突安全装置が支持部4における可動部3について反対の片面のみに設けられているが、この衝突安全装置を支持部4の両側及び/又は支持部4と可動部3の間に設けることも可能である。
さらに、うろこ状部材8を、固定要素の一部をなすとともに弾性を備えて特別に形成した平板状部材とすることができる。
ところで、本発明の他の実施例においては、可動部3の外側面に少なくとも1つの薄片が取り付けられているとともに、支持部4にも可動部3に取り付けられた薄片に対して直交する少なくとも1つの薄片が取り付けられている。そして、これら薄片は、回転軸10が貫通する開口部を備え、固定装置5の固定状態において互いに離間する方向に付勢されている。
上記薄片をそれぞれ複数設け、これら可動部3及び支持部4における薄片を、可動部3の片面又は両面においてサンドイッチ状に積層するのが好ましい。このような薄片によれば、摩擦面を大きくすることができる。また、少なくとも1つのこのような薄片を衝突安全装置のうろこ状部材8にも設けることができ、このようなステアリングコラムによれば、このステアリングコラムの前後方向の長さ及び高さあるいは角度を調整可能にすることができる。したがって、両変位方向に対する本発明による衝突安全装置を設けることができ、その際、衝突安全装置のうろこ状部材8は少なくとも1つの薄片上に形成されている。
本発明は、上記以外の摩擦固定手段及び/又は締結手段を用いることが可能であり、例えば、固定装置5の固定状態において可動部及び支持部が変位しないようこれらを互いに噛合させるような手段を用いることもできる。
固定装置の非固定状態における衝突安全装置の縦断面図である。 固定装置の固定状態における衝突安全装置の縦断面図である。 固定装置の固定状態における衝突時の衝突安全装置の縦断面図である。 固定装置の各部材を分解して示した、本発明によるステアリングコラムの斜視図である。 固定装置の各部材を分解して示す、図4とは異なる方向からみた本発明によるステアリングコラムの斜視図である。 本発明によるステアリングコラムの側面図である。 固定装置の非固定状態に相当する図6におけるA−A断面図である。 固定装置の非固定状態に相当する図6におけるB−B断面図である。 うろこ状部材が形成された面からみた、複数のうろこ状部材を備えた衝突安全装置の平面図である。 うろこ状部材を備えた固定要素の一実施形態を示す図である。
符号の説明
1 ステアリングコラム
2 ステアリングシャフト
3 可動部(ステアリングコラムジャケット)
4 支持部
5 固定装置
6,7 固定要素
8,8a,8b うろこ状部材
9 凹部
10 回転軸
11 調整ナット
12 テンションレバー
13 カムディスク
14 ロッキングディスク
15 バネ
16 支持ユニット
17 縁部
18a,18b 屈曲線
19 うろこ状部材の先端面
20 接着線
21 板バネ
22 支持部材
23 貫通孔
24 枢軸

Claims (14)

  1. 当該ステアリングコラムの位置を少なくとも一方向に調整するための可動部(3)と、
    該可動部の調整方向に不動の支持部(4)と、
    固定装置(5)と
    を備えて成り、該固定装置の非固定状態において前記可動部が前記支持部(4)に対して変位可能に設定され、前記固定装置の固定状態において前記可動部が前記支持部(4)に対して固定され、前記可動部の前記支持部に対する変位を阻止する力を発生させる衝突安全装置が設けられた、原動機付き車両用の調整可能なステアリングコラムにおいて、
    前記衝突安全装置を、前記可動部(3)に連結させるかこれと一体に形成した1つの固定要素(6又は7)及び前記支持部(4)に連結させるかこれと一体に形成した1つの固定要素(6又は7)を備える構成とし、
    これら固定要素(6,7)のいずれかにおける少なくとも1箇所にうろこ状部材(8)を設け、
    他方の固定要素(6又は7)に少なくとも1つの凹部(9)を形成するとともに、前記固定装置(5)の固定状態において該凹部(9)内に前記うろこ状部材(8)が存在するよう設定し、
    前記凹部(9)内に存在する前記うろこ状部材(8)を前記凹部(9)に係合させるとともに前記凹部(9)の縁部(17)に当接させた
    ことを特徴とするステアリングコラム。
  2. 前記固定装置(5)の非固定状態においては、前記うろこ状部材(8)を前記凹部(9)に係合しないよう設定したことを特徴とする請求項1記載のステアリングコラム。
  3. 前記うろこ状部材(8)をバネ(15,21)の付勢力によって前記うろこ状部材(8)と前記凹部(9)の係合を阻止することを特徴とする請求項2記載のステアリングコラム。
  4. 前記固定装置(5)に、前記可動部(3)と共に少なくとも一変位方向に変位し、かつ、前記固定要素(6,7)のうちいずれかを支持する回転軸(10)を設け、この支持された固定要素(6,7)を前記回転軸(10)について前記変位方向に摺動しないよう設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
  5. 前記両固定要素(6,7)を前記可動部(3)に直接固設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
  6. 前記両固定要素(6,7)のうちいずれかを、前記支持部(4)によって前記変位方向へ摺動しないように支持するか、又は前記支持部(4)と一体に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
  7. 前記うろこ状部材(8)を、平板状に形成するとともに前記固定要素(6又は7)と一体に形成し、かつ、打抜き加工又はエンボス加工によって形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
  8. 前記衝突安全装置をすべての変位方向に対して設定したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
  9. 前記固定装置(5)を、前記可動部(3)に設けられた少なくとも1つの薄片と、前記支持部(4)に設けられた少なくとも1つの薄片とを含んで構成し、これらの薄片のうち少なくともいずれかを前記うろこ状部材(8)を備えた固定要素(6)として形成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
  10. 前記可動部(3)に設けられた少なくとも1つの前記薄片及び前記支持部(4)に設けられた少なくとも1つの前記薄片を前記うろこ状部材(8)を備えた固定要素(6)として形成したことを特徴とする請求項9記載のステアリングコラム。
  11. 前記衝突安全装置を前記固定装置(5)に組み込んだことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
  12. 前記固定要素の一方(6)に複数の前記うろこ状部材(8)を形成するとともに、前記固定要素のもう一方(7)にこれら複数のうろこ状部材(8)と係合する少なくとも1つの前記凹部(9)を設けたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
  13. 前記複数のうろこ状部材(8)のうち幾つかの自由端を互いに逆方向に設定したことを特徴とする請求項12記載のステアリングコラム。
  14. 前記固定要素の一方(7)に複数の前記凹部(9)を形成するとともに、前記固定要素のもう一方(6)にこれら複数の凹部(9)と係合する少なくとも1つの前記うろこ状部材(8)を設けたことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のステアリングコラム。
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