JP2009501684A - 折り畳み容器 - Google Patents

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    • B65D25/14Linings or internal coatings
    • B65D25/16Loose, or loosely-attached, linings

Abstract

容器は、本体部分を有し、折り畳まれている形状と折り畳まれていない形状との間での展開が可能である。前記本体部分は、下部ベース部材と、上部部材と、前記下部ベース部材と前記上部部材との間に配置された2つの対向する折り畳み可能またはヒンジ可動の壁を含む。前記容器は、折り畳まれていない形状において前記容器の本体部分の内部に保持パウチを形成し、かつ、本体部分に取り付けられている可撓性部材をさらに含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、折り畳まれた形状と折り畳まれていない形状との間での展開が可能な、物品の保存・輸送用の容器に関する。さらに詳細には、それに限られるわけではないが、容器は、不正開封防止または耐水密封容器装置が必要となる用途において使用するために提供される。不正開封防止容器とは、あらゆる不正アクセスまたは侵入の証拠が明白に残る容器をいう。
ポータブルプラスチック保存容器は、よく知られた消費者および業務用製品であり、その他の材料製の容器と比べて強度と軽量性という点で大きな利点を有する。かかる容器は、文書ファイル、作業工具またはその他の家庭用品のような、多種多様な保存・輸送ニーズに使用される。
多くの利用分野において、特に、容器をほんの限られた期間だけ使用する場合は、その保管に関して重大な問題が存在する。多数の容器を保管するために必要となるスペースがリソースの浪費のもととなる可能性があり、その結果として、不動産賃借料などが増加する可能性がある。これらの問題が特に顕著であるのが、容器を(例えば航空機または船舶によって)輸送することが必要な場合であり、それによって、容器が占めるスペースが輸送コストを大幅に上昇させ、その商業化の可能性を低下させることがある。上記の諸問題が特に深刻であるのが、容器または箱を例えば投票箱として利用しなければならない場合であり、その際には、最小のスペースでの輸送と保管を簡単に行うことができ、広範な地理的場所において使用するのに理想的である箱が必要となる。投票箱は極めて限られた期間だけしか使用されないので、スペースが節約できる保管手段が最も重要である。
折り畳み/畳み込み可能な容器は公知のものであり、その使用によって実現できる輸送容積とその結果としてのコストの相当な削減のために人気がある。
確かに、折り畳み可能容器の使用は、保管と輸送に関する上記の諸問題を緩和するのには役立つが、容器の本体に備えられた折り畳み機構の存在の結果として、容器の折り畳みまたは分解を可能にする折り畳み容器の様々な部分の間に密封の問題が生じるのを避けることはできない。可動パネルの間の接続部は、必然的に塵や汚れを吸着することになり、それによって、食品または生理用品の保存・輸送および無菌用途におけるかかる容器の利用可能性が大幅に制限される。
折り畳み可能な箱は、まさにその性質から、不正開封に対しても脆弱であり、それによって、スペースを節約するという利点をもたらす継ぎ目または折り目が、不正アクセスの可能な場所となる。これに特に該当するのが、食品および飲料の保持に容器を使用する場合であり、その場合は、容器の保管・輸送中の内容物の汚染の危険を排除しなければならない。投票箱としての用途の場合も、投票用紙または投票を実施するためのその他の手段を除いて、投票箱の内部へのアクセスを完全に制限することが重要である。
畳み込み性の利点は、畳み込み/折り畳み可能な容器の水密性を大幅に犠牲にしていることをも意味している。その結果として、折り畳み可能な容器をボート遊び/帆走またはその他の水上競技活動のような湿潤環境において使用するのは不適当である。折り畳み容器は、洪水が起こりやすい地域におけるような水に容器がさらされる潜在的な危険が存在する場所における品物の保存輸送にも不適当である。
EP第1418547号は、細長い粘着紙などによって接続部を密封することによって内部領域へのアクセスを防止するという問題に対処した折り畳み可能な投票箱を開示している。
EP第0542821号は、可撓性外部袋状部材とそれと関連付けられた内部畳み込み補強側面パネルとからなる畳み込み可能な投票箱を開示している。
WO第03/024815号は、組み立てられた容器の内側に配置された除去可能なライナを使用することによってその密封の問題を克服した畳み込み容器を開示している。
本発明は、使用時には環境汚染や不正アクセスに対して密封されており、不正開封防止機能を有する代替的な折り畳み容器を提供する。
本発明によれば、本体部分を有し、折り畳まれている形状と折り畳まれていない形状との間での展開が可能な容器が提供され、前記本体部分は、下部ベース部材と、上部部材と、前記下部ベース部材と前記上部部材との間に配置された2つの対向する折り畳み可能な壁またはヒンジ可動の壁を含み、前記容器は、折り畳まれていない形状において前記容器の本体部分の内部に保持パウチを形成し、かつ、前記本体部分に取り付けられている可撓性部材をさらに含む。
好ましくは、容器はさらに2つの対向壁を含み、その各々が上部部材と下部ベース部材の一方に撓み自在に取り付けられている。
好ましくは、2つの折り畳み可能な壁は上部部材と下部ベース部材に撓み自在に取り付けられている。
好ましくは、可撓性部材は、上部部材によって提供される取り付け手段に取り付けられている。代替的に、可撓性部材は、容器の1つの壁によって提供される取り付け手段に取り付けられている。
好ましくは、可撓性部材は超音波溶接、接着技術または摩擦接合によって容器の本体に取り付けられている。
好ましくは、容器は、折り畳まれた形状においては、折り畳まれた壁と上部部材とによって規定されるスペースに可撓性膜を収容することが可能である。
好ましくは、本体部分および/または可撓性部材はプラスチック材料製である。好ましくは、プラスチック材料は透明である。
好ましくは、容器は蓋部分をさらに含む。好ましくは、蓋はプラスチック材料製である。好ましくは、プラスチック材料は透明である。
本発明の容器はスペースを節約できるという重要な利点を提供するが、それにもかかわらず、従来の折り畳み容器の付随する密封上の諸問題を克服する。本発明の容器は、関連付けられた可撓性部材のおかげで、塵や水のような環境汚染に対する耐性を有すると共に、不正開封防止アレンジメントも提供する。
かかる多機能性を有する容器の重要性が特に顕著になるのが、災害復旧の分野である。最小のスペースに最小のコストと最小の設置面積で保管することができる容器があれば、洪水という不幸な出来事において貴重な美術館収蔵品を保護するのに役立つことであろう。予防措置として、本発明の容器であれば、万一必要になった場合には使える状態で地下の保管施設に便利に保管することができる。
本発明の容器であれば、洪水被災者のもとに効果的に輸送し、所有物の水密保管のために使用することができる。かかる緊急事態においては、本発明の容器であれば、洗浄用の水が組み立てられた容器の膜の内側に入れられ、使用後には捨てられる、ポータブルシンクまたは洗浄/飲用設備として便利に使用することもできる。
本発明の容器は、食品および飲料用の便利な輸送手段を提供する。この容器は、ピクニック/海岸の場所で膜に水を満たし、缶入り飲料やその他の品物を保存するために使用する便利な冷蔵設備として二役を果たすこともできる。使用後には、容器は簡単に空にし、輸送のためにコンパクトな状態に折り畳むことができる。
投票箱として使用する際の本発明の容器の利点は極めて明白である。本発明の容器は、広範な地理的場所の地域に経済的に輸送し、組み立て、安全で、信頼性が高く、不正開封防止機能を有する投票箱を提供することができる。このコンテナは最小のスペースで簡単に保管することができる。
本発明の容器は臭気防止性という利点も有しており、衣類やその他の材料を保管するのに便利に使用することもできる。
以下、本発明を例示の目的に限って添付図面を参照して説明する。なお、図面においては、同様の参照番号は同様の部分を示している。
本明細書の説明および特許請求の範囲の全体をつうじて、「からなる」や「含有する」という用語および、例えば「からなっている」や「からなる」のような、それらの用語の変化形は、「含むが、それに限定されない」ことを意味しており、その他の部分、添加物、コンポーネント、整数またはステップを排除することを意図したものではない(排除するものではない)。
本明細書の説明および特許請求の範囲の全体をつうじて、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、単数形は複数形をも含んでいる。特に、不定冠詞を使用している場合は、文脈上他の意味に解すべき場合を除き、明細書は複数および単数を意図しているものと解するものとする。
本発明の特定の形態、実施態様または実施例との関連で記載された特徴、整数または特性は、矛盾がない限りは、ここに記載したあらゆるその他の形態、実施態様または実施例に適用可能であると解するものとする。
図1および図2を参照すると、一般的には(1)で示される容器は、長方形の下部ベース部材(3)と上部フレーム部材(5)とを有する。下部ベース部材(3)は、この下部ベース部材(3)から上向きに垂直方向に延びる小さな周辺リップ(7)を有する。上部フレーム部材(5)は、周辺リム(9)を規定し、端部フランジ(13、15)と側面フランジ(17、19)とを構成する外向きに延びる水平フランジ(11)と、下向きに延びる周辺外部ラップ(21)とを有する。前記ラップ(21)は、下部ベース部材(3)の上向きに延びる周辺リップ部材(7)と略同一平面に配置されている。好ましくは、容器は射出成形によって製造され、ポリプロピレンまたはポリエチレン製である。本発明の代替の実施態様においては、容器は正方形であり、同一寸法の側面壁と端部壁とを備える。
上部フレーム部材(5)は、また、内部ラップ(23)を有しており、この内部ラップ(23)は、端部フランジ(13、15)と側面フランジ(17、19)とから外部周辺ラップ(21)の長さに略相当する長さに沿って下部ベース部材(3)に向かって下向きに延び、下部ベース部材(3)に対して略垂直に配置されている。内部ラップ(23)は、このラップ(23)に対して略垂直に箱の中心に向かって内向きに延びる、前記ラップ(23)に付随する棚状部(25)を有する。棚状部(25)には、さらに、棚状部(25)に対して略垂直に上向きに延びる、前記棚状部(25)に付随するフランジ(27)が備えられており、棚状部(25)の外周のまわりには、本実施例においては膜(29)である可撓性密封部材が取り付けられている。密封膜(29)をフランジ(27)に取り付ける適当な方法としては、超音波溶接、接着技術または摩擦接合を含む。
密封部材(29)は、それが取り付けられているフランジ(27)から下向きに容器(1)の本体の中に延びており、完全膨張時には、全く折り畳まれていない状態の下において容器(1)が取り囲むスペースと略同じスペースを密閉することが可能である。この方法によって、密封容器の積載能力が、内部に入れられる品物の一次容器としての役割を果たし、かつ、薄板容器壁と内部スペースとの間に保護バリアを提供する密封膜(29)の存在によって低下することがなくなる。
本発明の1つの実施態様においては、膜(29)は透明なプラスチックから形成されている。好ましくは、容器(1)の本体もポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネートなどのような透明な材料製である。この方法によって、ユーザーは閉じられた容器/蓋組合物を開ける必要なしで容器の内容物を簡単に見ることができる。
本発明の代替の実施態様においては、可撓性膜(29)は、例示の実施態様に示したようにフランジ(27)のところが密封されているが、この膜は追加的に、容器の口の開口を横断して延び、ジッパーまたはその他の密封手段を備えることができる頂部またはカバー部分を有する。この実施態様は容器に追加的密封特性を提供する。
側面フランジ(17、19)に付随する(連なる)棚状部(25)の部分は、それに縦方向側壁(33、35)を取り付ける手段、好ましくは、ヒンジまたはピボット(31)のような可撓性接続手段を有する。容器(投票箱)の各縦方向側面(33、35)について、縦方向壁(33、35)は一対の長方形薄板部分、すなわち、下部薄板部分(37、39)と上部薄板部分(41、43)である。各縦方向壁(33、35)の幅は、上部フレーム部材(5)によって形成される周辺リム(9)または下部ベース部材(3)の周辺リップ(7)によって定められるスパンの長さに相当する。下部および上部薄板部分(37、39;41、43)は、旋回手段(45)によってその対応縦方向端部上に共に旋回配置されている。旋回が1方向だけにしか起こらないように、前記旋回手段の内部には止め具が備えられている。
端部フランジ(13、15)に付随する棚状部(25)の部分は、それに端部壁(47、49)を取り付ける手段、好ましくは、可撓性接続手段(31)を有する。端部壁(47、49)は一対の長方形薄板部分からなる。端部壁(47、49)用の取り付け手段(31)は、端部壁(47、49)が取り付けられた縦方向側壁(33、35)の平面の上方に取り付けられるように配置されている。各端部壁の幅は最大開折時の縦方向壁(33、35)の間の距離に相当する。
容器内における可撓性または旋回取り付け手段の配置が変更できることは理解されよう。例えば、代替の実施態様においては、端部壁(47、49)は各々が2つの二部旋回取り付け部分からなり、各部は好ましくは中央の旋回取り付け手段によって結合されており、縦方向側壁は、端部壁の平面の上方の位置から撓み自在に取り付けられた薄板部分を有する。旋回取り付け手段が好ましくは対向する壁の間に備えられることが理解されよう。代替的に、側面壁および端部壁を下部ベース部材から撓み自在に取り付けることができる。
折り畳まれていない状態においては、図1および図2によって示したように、対向端部壁(47、49)と対向側面壁(33、35)が、下部ベース部材(3)を囲み、この下部ベース部材(3)に対して略直角に配置された略垂直な壁を形成する。開折(折り畳まれていない状態)/組み立て状態においては、下部ベース部材(3)の周辺リップ(7)の内部面のまわりに間隔をあけて備えられた雄接続部材(51)が、下部ベース部材(3)のリップ部材(7)と接する端部壁(47、49)の下部周辺縁に備えられた対応雌部分またはスロット(53)と協働する。端部壁(47、49)は、側壁に隣接するそれらの垂直縁が縦方向側壁(33、35)の内部表面に対して保持されるように配置されている。縦方向側壁(33、35)の各隣接縁には、さらに、端部壁(47、49)の各垂直縁に提供されるフックまたはキャッチ部材(55)が備えられている。フックまたはキャッチ部材(55)は、各端部壁(47、49)の隣接壁上の対応位置に備えられた受容スロットによって確実にラッチされている。例示の実施態様においては、各側壁(33、35)は、その間に配置された旋回機構(45)に対応する位置に2つのフック状部材(55)を提供する。任意の数のフックおよびこれに対応するスロット構成配置を使用できることが理解されよう。この構成配置が縦方向壁(33、35)の薄板部分間のあらゆる旋回運動を防止し、それによって、その折り畳みを防止し、それらを強制的に直立垂直位置に維持し、したがって、箱の内部使用領域を確保する。
密封膜(29)は容器の内側に位置しており、その可撓性によって、輸送/保管すべき物品を内部に快適に収容することができ、それによって、膜(29)は少なくとも容器と同じ容積まで膨張させることが可能である。密封部材は、特に本体部分に関して一定の可撓性を有する任意の適当な材料製とすることもできる、ということが当業者にとって明かであろう。
好ましくは、密封部材(29)は、好ましくは透明である不浸透性材料から形成されている。好ましくは、密封部材(29)は、ポリプロピレンから形成されており、ポリプロピレン容器中で使用するために提供される。したがって、気密シールの完全性が類似材料の同時収縮によって損なわれることがなく、容器アセンブリは、適宜、冷凍庫内に入れられることができる。反対に、例えば、ゴムのような、非類似材料のシールの場合は、収縮率が異なり、それがシール損傷の内在的危険をもたらすことになる。
容器(1)は、例えば、ポリカーボネート、ポリプロピレンまたはポリエチレンのような、合成樹脂から、好ましくは、下部ベース部材(3)と同じ材料から好ましくは一体成形された取り外し可能な蓋(59)を受容するように適宜に適合させられる。蓋(59)は角が滑らかな長方形であり、容器(1)のオープントップに近いサイズを有する。
蓋(59)は、本体部分(61)と周辺縁(63)とを有する。蓋(59)の周辺縁(63)は逆U字形であり、上向きに延びる脚(65)と、そこから水平に延びる棚状部(67)と、略下向きに延びる脚(69)とを有する。下向きに延びる脚(69)は、端(71)で終わっており、蓋(59)の水平棚状部(67)から蓋(59)の主本体部分(61)の平面の下方に突出している。
補強長方形ウェブ(73)が、上向きに延びる脚(65)と、水平に延びる棚状部(67)と、下向きに延びる脚(69)の最上部とによって画定されるスペースの内部の蓋の外周のまわりに様々な間隔で備えられている。
蓋(59)の周辺縁(63)は、下向きに延びる脚(69)の端(71)が下向きに延びる周辺外部ラップ(21)を見下ろす位置にくるように、容器(1)の外向きに延びる水平フランジ(11)にかぶせて嵌められるように適合させられている。
取り外し可能な蓋(59)を容器(1)にクランプする(締め付ける)ことを可能にするために、ロック部材(75)が容器の各端部壁(47、49)の上方の上部フレーム部材(5)上に任意で備えられている。図2に示したように、ロック部材(75)は、上部フレーム部材(5)に設けられたハンドル部分(79)から延びる補強リブ(76)に回動自在に取り付けられている。ロック部材(75)は第1ロック解除位置から第2ロック位置まで回動させることができ、それによって、ロック部材は蓋部分(59)と係合し、蓋と本体部分を係合状態に維持する。可撓性膜(29)は不正開封防止インジケータを提供する。他の場合には折り畳み容器の折り畳み継ぎ目をつうじて起こる可能性がある容器の内容物へのアクセスは、可撓性膜(29)の表面を裂き、破ることによって行う以外には不可能である。したがって、説明した容器と蓋の組み合わせは密封構成配置を提供し、それによって、折り畳み容器(1)の内部の保管/輸送すべき品物は塵や水のような環境要素に対する耐性を有することになる。発明の1つの実施態様においては、ロック部材(75)には、ロック部材と本体および蓋部分の少なくとも1つとの間のアパーチャによって、ロック部材がロック位置にある場合に、ロック部材と本体および蓋部分の少なくとも1つとの間に延びる不正開封防止密封部材が任意でさらに備えられている。
容器を折り畳み位置に動かすことが所望される場合には(つまり、図3に示したような容器の保管/輸送のために)、端部壁(47、49)をその垂直位置から、図1に例示したように、上部フレーム部材(5)の下部表面と略同一平面上にあり、それと隣接する、棚状部(25)によって規定される水平静止位置まで押すことができる。この動きを起こすためには、ユーザーは端部壁(47、49)を箱の本体に向かって押し、それによって、ベース部材(3)のリップ(7)に備えられた雄突出部材(51)を雌共働スロット(53)から開放し、さらには側面壁(33、35)と端部壁(47、49)との隣接壁の間に備えられたフック(55)およびスロット(58)キャッチ機構から解放しなければならない。
可撓性取り付け手段(31)のまわりにおける端部壁(47、49)の動きが可撓性膜(29)を容器(1)の本体領域から押し上げ、その結果、可撓性膜は、水平になった端部壁(47、49)と容器の上部部材(5)によって提供される上部周辺リム(9)とによって定められるスペースを必然的に占めることになる。もし容器が閉じられた状態で折り畳まれている場合は(それによって、蓋(59)は容器本体の周辺リム(9)の上方に置かれている)、可撓性膜(29)は蓋(59)の本体部分(61)と水平の端部壁(47、49)との間に挟まれている。したがって、容器が折り畳まれていない状態(開折状態)と折り畳まれている状態との間で動かされる場合、可撓性膜(29)は容器の本体に固定取り付けされた状態を維持する。
支持端部壁(47、49)が動くということは、縦方向側壁(33、35)を、容器の内側に向かってその対応縦方向縁上に備えられた薄板部分(37、39;41、43)間の旋回取り付け手段のまわりに自由に折り畳むことができる、ということを意味している。折り畳み状態においては、縦方向側壁(33、35)は、容器(1)の容積が折り畳まれていない状態で使用されている時の容器の容積の約4分の1まで減少するように、今は水平の端部壁(47、49)とベース部材(3)との間に位置している。そうすれば、折り畳み容器を、単独で、または積み重ね可能なシステムの一部として任意の数の類似の容器と共に、再利用可能な状態で適宜保管することができる。
例示の実施態様においては、端部壁には、さらに、折り畳まれていない、組み立てられた箱が積み重ね可能なシステム(図3)の一部として保管される場合には、容器への簡単なアクセスを可能にする開口部材が備えられている。端部壁(47)は、端部壁(47)の周囲フレーム部分(81)に旋回取り付け(78)されるウィンドウ(77)を備えている。端部壁(47)の内部のウィンドウ(77)は、端部壁(47)によって提供されるフレーム部分の背後を弾性キャッチする突出部材(83)によってしっかりとロックされている。アクセスウィンドウ(77)を開けるために、ユーザーは二深裂開口部材(85)を押し下げ、それによって、弾性突出部材(83)を解放し、容器の本体への完全なアクセスを可能にする。任意の端部壁または側壁の一方または両方に追加的または代替的なウィンドウ機能を備えることができる、ということが理解されよう。
発明の代替の実施態様においては、密封部材(29)は、好ましくは容器の1つの端部壁に備えられているアクセスウィンドウの周辺表面のような、代替的位置において容器(1)の本体に固定取り付けされている。この実施態様においては、膜は、容器の内部容積に略等しい容積を密閉する保持パウチを形成し、ユーザーは膜シール(29)によって定められるスペースの内部にアクセスウィンドウをつうじてアクセスすることができる。この実施態様においては、容器には、分離した蓋または容器の本体と一体構造の蓋を備えることもできる。
例示の実施態様に示したように、各端部壁(47、49)と側壁(33、35)には、さらに、外向きにのびる補強リブ(80)が備えられている。これらの補強リブは任意でさらにアクセスウィンドウ(77)に備えることもできる。
折り畳まれていない、組み立て状態の本発明に係る容器の斜視図である。 折り畳まれていない、組み立て状態の本発明に係る容器および蓋の斜視図である。 図2aにおけるI−I線についての容器の断面図である。 折り畳み状態または収縮状態の本発明に係る容器の斜視図である。

Claims (13)

  1. 本体部分を有し、折り畳まれている形状と折り畳まれていない形状との間での展開が可能な容器であって、前記本体部分は、下部ベース部材と、上部部材と、前記下部ベース部材と前記上部部材との間に配置された2つの対向する折り畳み可能な壁またはヒンジ可動の壁を含み、前記容器は、折り畳まれていない形状において前記容器の本体部分の内部に保持パウチを形成し、かつ、前記本体部分に取り付けられている可撓性部材をさらに含むことを特徴とする容器。
  2. 容器はさらに2つの対向壁を含み、その各々が前記上部部材および前記下部ベース部材の一方に撓み自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 前記2つの折り畳み可能な壁は、前記上部部材および前記下部ベース部材に撓み自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
  4. 前記可撓性部材は、前記上部部材に設けられた取り付け手段に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の容器。
  5. 可撓性部材は、容器の1つの壁に設けられた取り付け手段に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の容器。
  6. 可撓性部材は、超音波溶接、接着技術または摩擦接合によって容器の本体に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の容器。
  7. 折り畳まれた形状においては、折り畳まれた壁と前記上部部材とによって規定されるスペースに可撓性部材を収容することが可能であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の容器。
  8. 前記本体部分および/または前記可撓性部材はプラスチック材料製であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の容器。
  9. 前記プラスチック材料は透明であることを特徴とする請求項8に記載の容器。
  10. 蓋部分をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の容器。
  11. 前記蓋は、プラスチック材料製であることを特徴とする請求項10記載の容器。
  12. 前記プラスチック材料は、透明であることを特徴とする請求項11に記載の容器。
  13. 添付の説明および/または図面に関して実質的に以下のように記述された容器。
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