JPH08276931A - 物流コンテナー - Google Patents
物流コンテナーInfo
- Publication number
- JPH08276931A JPH08276931A JP10311495A JP10311495A JPH08276931A JP H08276931 A JPH08276931 A JP H08276931A JP 10311495 A JP10311495 A JP 10311495A JP 10311495 A JP10311495 A JP 10311495A JP H08276931 A JPH08276931 A JP H08276931A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge frame
- upper edge
- bottom plate
- walls
- folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は開口部を蓋で開閉することができる
とともに、蓋の開放時に底板の収納部蓋を収納すること
ができる物流コンテナーを得るにある。 【構成】 使用時には箱状となり、返却時等には前後左
右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるように畳むこ
とができる物流コンテナーにおいて、前記上縁枠の開口
部を覆う蓋を不使用時に収納する収納部を前記底板に形
成したことで物流コンテナーを構成している。
とともに、蓋の開放時に底板の収納部蓋を収納すること
ができる物流コンテナーを得るにある。 【構成】 使用時には箱状となり、返却時等には前後左
右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるように畳むこ
とができる物流コンテナーにおいて、前記上縁枠の開口
部を覆う蓋を不使用時に収納する収納部を前記底板に形
成したことで物流コンテナーを構成している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は工場や物流センターから
販売店等へ包装された商品を運搬する場合等に使用され
る物流コンテナーに関する。
販売店等へ包装された商品を運搬する場合等に使用され
る物流コンテナーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の物流コンテナーは使用時
には箱状となり、返却時には前後左右壁面が畳まれ、底
板上に上縁枠が重なるように畳むことができる構造に形
成されている。
には箱状となり、返却時には前後左右壁面が畳まれ、底
板上に上縁枠が重なるように畳むことができる構造に形
成されている。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】従来の物流コンテナ
ーは蓋がなく、運搬中に商品が抜き取られやすいという
欠点があった。この欠点を解消するために、開口部を覆
う蓋を設けることが考えられているが、蓋が物流コンテ
ナー本体より離れやすく、蓋のない状態で返却されやす
いという欠点があった。
ーは蓋がなく、運搬中に商品が抜き取られやすいという
欠点があった。この欠点を解消するために、開口部を覆
う蓋を設けることが考えられているが、蓋が物流コンテ
ナー本体より離れやすく、蓋のない状態で返却されやす
いという欠点があった。
【０００４】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
開口部を蓋で開閉することができるとともに、蓋の開放
時に底板の収納部蓋を収納することができる物流コンテ
ナーを提供することを目的としている。
開口部を蓋で開閉することができるとともに、蓋の開放
時に底板の収納部蓋を収納することができる物流コンテ
ナーを提供することを目的としている。
【０００５】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は使用時には箱状となり、返却時等には前後
左右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるように畳む
ことができる物流コンテナーにおいて、前記上縁枠の開
口部を覆う蓋を不使用時に収納する収納部を前記底板に
形成したことで物流コンテナーを構成している。
に、本発明は使用時には箱状となり、返却時等には前後
左右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるように畳む
ことができる物流コンテナーにおいて、前記上縁枠の開
口部を覆う蓋を不使用時に収納する収納部を前記底板に
形成したことで物流コンテナーを構成している。
【０００７】
【作用】上記のように構成された物流コンテナーは、上
縁枠の開口部を蓋で開閉することができるとともに、蓋
を底板に形成した収納部に収納することができる。
縁枠の開口部を蓋で開閉することができるとともに、蓋
を底板に形成した収納部に収納することができる。
【０００８】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
発明を詳細に説明する。
【０００９】図１ないし図１０の本発明の第１の実施例
において、１は使用時には箱状となり、返却時等には畳
んでコンパクトにすることができる透明あるいは半透明
の合成樹脂材製の本発明の物流コンテナーで、この物流
コンテナー１は底板２と、この底板２の前後部に内側に
ほぼ９０度回動可能に取付けられた二つに折り畳むこと
ができる前後壁３、３と、この前後壁３、３の上端部に
内側にほぼ９０度回動可能に取付けられた前記底板２の
外径寸法とほぼ同じ外径寸法となるように形成された上
縁枠４と、この上縁枠４の左右部に内側にほぼ９０度回
動可能に取付けられた中央上部寄りの部位に透孔５、５
を有する左右壁６、６と、前記上縁枠４の前後部材４
ａ、４ａに形成されガイド溝７、７に左右より着脱可能
に挿入し、該上縁枠４の開口部８を開閉する板状の蓋９
と、前記底板２の底面に形成された前記蓋９を左右より
収納保管することができる収納部１０と、この収納部１
０の両端部に一体成形された下方へ突出し、下部に位置
する物流コンテナー１の前記ガイド溝７、７の端部の切
欠部１１、１１、１１、１１と係合する係合片１２、１
２、１２、１２とで構成されている。
において、１は使用時には箱状となり、返却時等には畳
んでコンパクトにすることができる透明あるいは半透明
の合成樹脂材製の本発明の物流コンテナーで、この物流
コンテナー１は底板２と、この底板２の前後部に内側に
ほぼ９０度回動可能に取付けられた二つに折り畳むこと
ができる前後壁３、３と、この前後壁３、３の上端部に
内側にほぼ９０度回動可能に取付けられた前記底板２の
外径寸法とほぼ同じ外径寸法となるように形成された上
縁枠４と、この上縁枠４の左右部に内側にほぼ９０度回
動可能に取付けられた中央上部寄りの部位に透孔５、５
を有する左右壁６、６と、前記上縁枠４の前後部材４
ａ、４ａに形成されガイド溝７、７に左右より着脱可能
に挿入し、該上縁枠４の開口部８を開閉する板状の蓋９
と、前記底板２の底面に形成された前記蓋９を左右より
収納保管することができる収納部１０と、この収納部１
０の両端部に一体成形された下方へ突出し、下部に位置
する物流コンテナー１の前記ガイド溝７、７の端部の切
欠部１１、１１、１１、１１と係合する係合片１２、１
２、１２、１２とで構成されている。
【００１０】上記構成の物流コンテナー１は使用時には
上縁枠４を上方へ持ち上げ、前後壁３、３を直線状に伸
ばすとともに、左右壁６、６を回動させ、ほぼ垂直状態
に位置させ、箱状にする。
上縁枠４を上方へ持ち上げ、前後壁３、３を直線状に伸
ばすとともに、左右壁６、６を回動させ、ほぼ垂直状態
に位置させ、箱状にする。
【００１１】この状態で運搬する商品を収納し、底板２
の収納部１０に収納されている蓋９を引き出し、上縁枠
４のガイド溝７、７に左右のいずれかから挿入し、開口
部８を覆う。
の収納部１０に収納されている蓋９を引き出し、上縁枠
４のガイド溝７、７に左右のいずれかから挿入し、開口
部８を覆う。
【００１２】このように商品を収納した物流コンテナー
１は積み重ねることにより、下部位置の物流コンテナー
１の切欠部１１、１１、１１、１１に上部位置の物流コ
ンテナー１の係合片１２、１２、１２、１２が係合し、
位置ずれすることなく積み重ねることができる。
１は積み重ねることにより、下部位置の物流コンテナー
１の切欠部１１、１１、１１、１１に上部位置の物流コ
ンテナー１の係合片１２、１２、１２、１２が係合し、
位置ずれすることなく積み重ねることができる。
【００１３】物流コンテナー１に収納された商品を取り
出す場合、蓋９をガイド溝７、７より引き出し、開口部
８を開放するとともに、引き出した蓋９を図８に示すよ
うに収納部１０に差し込み、見失うのを防止する。
出す場合、蓋９をガイド溝７、７より引き出し、開口部
８を開放するとともに、引き出した蓋９を図８に示すよ
うに収納部１０に差し込み、見失うのを防止する。
【００１４】物流コンテナー１を空で返却する場合に
は、図６に示すように左右壁６、６を内側に回動させる
とともに、前後壁３、３を中央部より内側に折り畳み、
上縁枠４を下方に押し付け、図９および図１０に示すよ
うに底板２と重なるように位置させることにより、コン
パクトに折り畳むことができる。
は、図６に示すように左右壁６、６を内側に回動させる
とともに、前後壁３、３を中央部より内側に折り畳み、
上縁枠４を下方に押し付け、図９および図１０に示すよ
うに底板２と重なるように位置させることにより、コン
パクトに折り畳むことができる。
【００１５】
【本発明の異なる実施例】次に図１１ないし図１６に示
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第１の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【００１６】図１１ないし図１３の本発明の第２の実施
例において、前記本発明第１の実施例と主に異なる点
は、上縁枠４の開口部８を上部より開閉することかでき
る蓋９Ａを用いるとともに、該蓋９Ａを底板２に形成さ
れた収納部１０に収納できるようにした点で、このよう
に構成された物流コンテナー１Ａにしても、前記本発明
の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。
例において、前記本発明第１の実施例と主に異なる点
は、上縁枠４の開口部８を上部より開閉することかでき
る蓋９Ａを用いるとともに、該蓋９Ａを底板２に形成さ
れた収納部１０に収納できるようにした点で、このよう
に構成された物流コンテナー１Ａにしても、前記本発明
の第１の実施例と同様な作用効果が得られる。
【００１７】図１４ないし図１６の本発明の第３の実施
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、上縁枠４の左右部にヒンジ部材１３、１３を介して
該上縁枠４の開口部８を開閉する蓋９Ｂ、９Ｂを回動可
能に取付けた点で、このように構成した物流コンテナー
１Ｂにしても、前記本発明の第１の実施例と同様な作用
効果が得られる。
例において、前記本発明の第１の実施例と主に異なる点
は、上縁枠４の左右部にヒンジ部材１３、１３を介して
該上縁枠４の開口部８を開閉する蓋９Ｂ、９Ｂを回動可
能に取付けた点で、このように構成した物流コンテナー
１Ｂにしても、前記本発明の第１の実施例と同様な作用
効果が得られる。
【００１８】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【００１９】（１）使用時には箱状となり、返却時等に
は前後左右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるよう
に畳むことができる物流コンテナーにおいて、前記上縁
枠の開口部を覆う蓋を不使用時に収納する収納部を前記
底板に形成したので、上縁枠の開口部を蓋で覆うことが
できる。したがって、商品を収納しての輸送時に蓋を開
放しなければ商品を抜き取ることができず、出来心によ
る盗難を効率よく防止することができる。
は前後左右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるよう
に畳むことができる物流コンテナーにおいて、前記上縁
枠の開口部を覆う蓋を不使用時に収納する収納部を前記
底板に形成したので、上縁枠の開口部を蓋で覆うことが
できる。したがって、商品を収納しての輸送時に蓋を開
放しなければ商品を抜き取ることができず、出来心によ
る盗難を効率よく防止することができる。
【００２０】（２）前記（１）によって、上縁枠の開口
部を蓋を覆うことができるので、輸送時に収納した商品
が損傷するのを効率よく防止することができる。
部を蓋を覆うことができるので、輸送時に収納した商品
が損傷するのを効率よく防止することができる。
【００２１】（３）前記（１）によって、不使用時には
底板の収納部に蓋を収納することができるので、見失う
ことなく、確実に回収することができる。
底板の収納部に蓋を収納することができるので、見失う
ことなく、確実に回収することができる。
【００２２】（４）前記（１）によって、構造が簡単で
あるので、容易に本発明を実施することができる。
あるので、容易に本発明を実施することができる。
【００２３】（５）請求項２、３も前記（１）〜（４）
と同様な効果が得られる。
と同様な効果が得られる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す斜視図。
【図２】本発明の第１の実施例を示す平面図。
【図３】本発明の第１の実施例を示す正面図。
【図４】本発明の第１の実施例を示す右側面図。
【図５】本発明の第１の実施例を示す底面図。
【図６】図１の６−６線に沿う断面図。
【図７】図１の７−７線に沿う断面図。
【図８】本発明の第１の実施例の蓋を収納部に収納した
状態の説明図。
状態の説明図。
【図９】本発明の第１の実施例を折り畳んだ状態の側面
図。
図。
【図１０】本発明の第１の実施例を折り畳んだ状態の平
面図。
面図。
【図１１】本発明の第２の実施例の斜視図。
【図１２】図１１の１２−１２線に沿う断面図。
【図１３】本発明の第２の実施例の蓋を収納部に収納し
た状態の側面図。
た状態の側面図。
【図１４】本発明の第３の実施例を示す斜視図。
【図１５】本発明の第３の実施例の蓋を開放した状態の
説明図。
説明図。
【図１６】本発明の第３の実施例を折り畳んだ状態の斜
視図。
視図。
１、１Ａ、１Ｂ：物流コンテナー、 ２：底板、 ３：前後壁、 ４：上縁枠、 ５：透孔、 ６：左右壁、 ７：ガイド溝、 ８：開口部、 ９、９Ａ、９Ｂ：蓋、 １０：収納部、 １１：切欠部、 １２：係合片、 １３：ヒンジ部材。
Claims (3)
- 【請求項１】 使用時には箱状となり、返却時等には前
後左右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるように畳
むことができる物流コンテナーにおいて、前記上縁枠の
開口部を覆う蓋を不使用時に収納する収納部を前記底板
に形成したことを特徴とする物流コンテナー。 - 【請求項２】 使用時には箱状となり、返却時等には前
後左右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるように畳
むことができる物流コンテナーにおいて、前記上縁枠の
側面より該上縁枠の開口部を覆う蓋がスライド挿入され
るように上縁枠に形成されたガイド溝と、前記底板の側
面より不使用時の前記蓋を収納することができるように
該底板に形成された収納部とを形成したことを特徴とす
る物流コンテナー。 - 【請求項３】 使用時には箱状となり、返却時等には前
後左右壁面が畳まれ、底板上に上縁枠が重なるように畳
むことができる物流コンテナーにおいて、前記上縁枠の
左右部材にヒンジ部材を介して回動可能に取付けられた
該上縁枠の開口部を覆う一対の蓋を備えたことを特徴と
する物流コンテナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10311495A JPH08276931A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 物流コンテナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10311495A JPH08276931A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 物流コンテナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08276931A true JPH08276931A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14345580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10311495A Pending JPH08276931A (ja) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | 物流コンテナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08276931A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004131185A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-30 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 包装装置 |
| JP2009501684A (ja) * | 2005-07-19 | 2009-01-22 | リアリー・ユースフル・プロダクツ・リミテッド | 折り畳み容器 |
| CN105151481A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-12-16 | 合肥维巧食品科技有限公司 | 一种多功能茶叶盒 |
-
1995
- 1995-04-03 JP JP10311495A patent/JPH08276931A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004131185A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-30 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 包装装置 |
| JP2009501684A (ja) * | 2005-07-19 | 2009-01-22 | リアリー・ユースフル・プロダクツ・リミテッド | 折り畳み容器 |
| CN105151481A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-12-16 | 合肥维巧食品科技有限公司 | 一种多功能茶叶盒 |
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