JP2000335564A - コンテナの開閉構造 - Google Patents

コンテナの開閉構造

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JP2000335564A
JP2000335564A JP11153096A JP15309699A JP2000335564A JP 2000335564 A JP2000335564 A JP 2000335564A JP 11153096 A JP11153096 A JP 11153096A JP 15309699 A JP15309699 A JP 15309699A JP 2000335564 A JP2000335564 A JP 2000335564A
Authority
JP
Japan
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container
lid
opening
hinge
end edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP11153096A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Oki
良介 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の収納、運搬等において密閉保持性にす
ぐれ、かつ蓋体の開閉も容易なコンテナの開閉構造を提
供する。 【解決手段】 コンテナ1は、底壁2と、底壁2の各辺
に起立する側壁3a,3b,3c,3dを有し、上面が
開放した箱状のものである。開放上面の一端縁を形成す
る側壁3bの上端縁に、開放上面を開閉する蓋体4をヒ
ンジ5によって連結する。蓋体4のヒンジ5と反対側の
開閉端部に、その開閉端から切り込み状に凹部6を形成
する。凹部6の両側内面に係止舌片7を設ける。開放上
面の他端縁を形成する側壁3aの上端縁に、蓋体4の凹
部6が嵌合する突板部8を形成する。突板部8の両端に
蓋体4の係止舌片7,7が係止する突起部8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、底壁と、底壁の各
辺に起立する側壁を有し、上面が開放した箱状のコンテ
ナにおいて、その開放上面を蓋体により開閉するコンテ
ナの開閉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の収納や運搬等のために使用
されるコンテナとして、底壁に対して側壁を展開自在と
し、使用時に組み立てる構造のものは、実開平5−89
230号公報に記載されており、また上面が開放したコ
ンテナであって2つ折り状の蓋体を備えたものは、実開
平1−61039号公報に記載されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記実開平
5−89230号公報に記載されているコンテナにあっ
ては、開放上面を開閉する蓋体をその一端縁がヒンジ構
造によって側壁の上端縁に取り付けただけであるから、
蓋体を閉じた状態に確実に保持することができず、密閉
性に欠けるものである。また、実開平1−61039号
公報に記載されているものは、閉じた2枚の蓋体はその
合わせ部分で上下に重なるだけの構成であるから、蓋体
を閉じた状態に確実に保持することができず、特に上方
から加わる荷重に弱く、しかも密閉性に欠けるものであ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、上面が開放した
箱状のコンテナにおいて、開放上面を開閉する蓋体をヒ
ンジによって取り付けるとともに、ヒンジと反対側の開
閉側端部に蓋体を閉じるだけでそのまま閉じた状態に係
止する係止構造を備えることによって、物品の収納、運
搬等において密閉保持性にすぐれ、かつ蓋体の開閉も容
易なコンテナの開閉構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
コンテナの開閉構造は、底壁と、底壁の各辺に起立する
側壁を有し、上面が開放した箱状のコンテナにおいて、
開放上面の一端縁を形成する側壁の上端縁に、開放上面
を開閉する蓋体をヒンジによって連結し、上記蓋体のヒ
ンジと反対側の開閉端部には、その開閉端から切り込み
状に凹部を形成して、この凹部の両側内面に係止舌片を
設け、開放上面の他端縁を形成する側壁の上端縁には、
上記蓋体の凹部が嵌合する突板部を形成し、この突板部
の両端に前記蓋体の係止舌片が係止する突起部を設けて
成ることを特徴とするものである。
【0006】本発明の請求項2に係るコンテナの開閉構
造は、請求項1の構成において、底壁の各辺に起立する
側壁は、底壁に対して展開自在であることを特徴とする
ものである。
【0007】本発明の請求項3に係るコンテナの開閉構
造は、請求項1または2の構成において、コンテナの内
部には収納袋を収納する構成であることを特徴とするも
のである。
【0008】本発明の請求項4に係るコンテナの開閉構
造は、請求項3の構成において、コンテナの内部に収納
する収納袋は、収納した内容物の注出口を有することを
特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るコンテナの全体斜視図、図2はその一部の斜視図、図
3はコンテナを展開した態様を示す全体斜視図である。
【0010】本発明に係るコンテナ1は、底壁2の各辺
にヒンジによって起倒自在に連結された側壁3a,3
b,3c,3dを有し、側壁3a,3b,3c,3dを
起立させて、側壁3aと3bに対して側壁3cと3dを
係合して箱状に形成される。コンテナ1の上面は開放し
ていて、その開放上面は1枚状の蓋体4により開閉自在
である。
【0011】すなわち、開放上面の一端縁を形成する側
壁3bの上端縁には、開放上面を開閉する蓋体4がヒン
ジ5によって連結されており、上記蓋体4のヒンジ5と
反対側の開閉端部には、その開閉端から切り込み状に凹
部6を形成して、この凹部6の両側内面に係止舌片7,
7を設けてある。一方、開放上面の他端縁を形成する側
壁3aの上端縁には、上記蓋体4の凹部6が嵌合する突
板部8を形成して、この突板部8の両端には前記蓋体4
の係止舌片7,7が係止する突起部9,9を設けてあ
る。このため、蓋体4はヒンジ5によって上下に開閉自
在であり、蓋体4を下方に押し付けて閉じると、その凹
部6が突板部8に嵌合するとともに、蓋体4の凹部6の
両側内面に設けてある係止舌片7,7が突板部8の突起
部9,9に係合して、蓋体4は閉じた状態に保持され
る。
【0012】そして、上記のように、蓋体4の凹部6の
両側内面に設けてある係止舌片7,7が突板部8の突起
部9,9に係合すると、図2に示すように、蓋体4をそ
の横方向の動きに対して固定される態様をなすので、蓋
体4がヒンジ5によって連結されているだけであって
も、閉じた蓋体4は横揺れせず、確実に閉じた状態を保
持されることになる。図1において10は取手部であ
り、これと同様の取手部は側壁3dにも設けられてい
る。
【0013】本発明に係るコンテナ1において、底壁2
の各辺に起立する側壁3a,3b,3c,3dは、図3
に示すように、底壁2に対して展開自在であり、側壁b
にヒンジ5によって連結されている蓋体4も展自在であ
る。したがって、コンテナ1は展開すると薄い板状とす
ることができ、洗浄、保管、あるいは輸送等に便利であ
る。
【0014】本発明に係るコンテナ1においては、コン
テナ1に直に物品を収納してもよいが、収納袋(図示せ
ず)に物品を充填して収納するか、またはコンテナ1内
に予め収納袋をセットし、それに物品を充填して収納す
るする。そして、コンテナ1の内部に収納する収納袋
は、収納した内容物の注出口を備えたものであることが
好適である。特に液体を充填した収納袋を収納する場
合、蓋体が作業者の手前にくるようにコンテナを横向き
に倒して使用することが多く、その使用態様においても
本発明に係るコンテナによれば、蓋体が緊密にかつ確実
に閉じた状態を保持するので、蓋体が不用意に開くこと
がない。一方、蓋体を開く必要があるときにおいては、
それが容易にできるという特徴がある。
【0015】本発明に係るコンテナにおいて、底壁2、
側壁3a,3b,3c,3dおよび蓋体4は、熱可塑性
樹脂をブロー成形してなる中空二重壁構造のものであ
り、底壁2の各辺に側壁3a,3b,3c,3dを連結
するヒンジおよび蓋体4を側壁3bに連結するヒンジ5
はブロー成形時にパリソンを圧縮薄肉化して形成され
る。
【0016】なお、本発明は、図示の実施の形態に限定
されるものではなく、請求項に記載した技術的範囲を逸
脱しない範囲で種々の実施の形態とすることができる。
例えば、底壁および側壁は中空二重壁構造でなく、所要
厚の単壁構造であつてもよい。また、底壁の各辺に側壁
を連結するヒンジは一体状でなく別体であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、上面が開放した箱状の
コンテナにおいて、開放上面を開閉する蓋体をヒンジに
よって取り付けるとともに、ヒンジと反対側の開閉側端
部に蓋体を閉じるだけでそのまま閉じた状態に係止する
係止構造を備えることによって、物品の収納、運搬等に
おいて密閉保持性にすぐれ、かつ蓋体の開閉も容易なコ
ンテナの開閉構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコンテナの全体斜
視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るコンテナの一部を
示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るコンテナを展開し
た態様を示す全体斜視図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 底壁 3a,3b,3c,3d 側壁 4 蓋体 5 ヒンジ 6 凹部 7,7 係止舌片 8 突板部 9,9 突起部 10 取手部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と、底壁の各辺に起立する側壁を有
    し、上面が開放した箱状のコンテナにおいて、開放上面
    の一端縁を形成する側壁の上端縁に、開放上面を開閉す
    る蓋体をヒンジによって連結し、上記蓋体のヒンジと反
    対側の開閉端部には、その開閉端から切り込み状に凹部
    を形成して、この凹部の両側内面に係止舌片を設け、開
    放上面の他端縁を形成する側壁の上端縁には、上記蓋体
    の凹部が嵌合する突板部を形成し、この突板部の両端に
    前記蓋体の係止舌片が係止する突起部を設けて成ること
    を特徴とするコンテナの開閉構造。
  2. 【請求項2】 底壁の各辺に起立する側壁は、底壁に対
    して展開自在であることを特徴とする請求項1記載のコ
    ンテナの開閉構造。
  3. 【請求項3】 コンテナの内部には収納袋を収納する構
    成であることを特徴とする請求項1または2記載のコン
    テナの開閉構造。
  4. 【請求項4】 コンテナの内部に収納する収納袋は、収
    納した内容物の注出口を有することを特徴とする請求項
    3記載のコンテナの開閉構造。
JP11153096A 1999-05-31 1999-05-31 コンテナの開閉構造 Pending JP2000335564A (ja)

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