JP2009303477A - フィルタ回路実装ユニット及び電源ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタ回路が実装されたフィルタ回路実装ユニットにおいて、プリント基板の大型化を招くことなく、フィルタ回路からのノイズが電源ラインに伝搬してしまうのを回避する。
【解決手段】プリント基板(51)には、フィルタ回路(60,70)とスイッチング回路(20,40)とが実装される。フィルタ回路(70)のアース経路は、プリント基板(51)と離間するように配設されたアース線(78)で構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチングノイズを低減するフィルタ回路が基板に実装されたフィルタ回路実装ユニットと、該フィルタ回路実装ユニットが搭載された電源ユニットに関するものである。
従来より、電源ラインに接続されてスイッチングに伴うノイズを低減するフィルタ回路が知られている。
特許文献1には、この種のフィルタ回路が開示されている。フィルタ回路は、交流電源とスイッチング電源(スイッチング回路)との間の電源ラインに接続されている。フィルタ回路は、スイッチング回路のスイッチング動作に伴うノイズが交流電源側に伝搬するのを防止している。フィルタ回路では、コンデンサを並列に接続し、両者のコンデンサの接地点がアースに接続されることで、コモンモードノイズの低減が図られている。
特開平6−233521号公報
上記のフィルタ回路を基板上に実装するフィルタ回路実装ユニットでは、フィルタ回路のコンデンサ間の結線部とグランドとを繋ぐアース経路を、プリント基板上にパターン化して形成するのが一般的である。つまり、プリント基板では、電源の入力端子と繋がる電源ライン上にフィルタ回路がパターン化され、更にコンデンサ間の結線部とアース端子とが所定の配線パターンによって接続される。
ところが、上記の入力端子とアース端子とは、プリント基板の電気配線の制約等により、比較的近い箇所に設けられる。このため、プリント基板上では、上述の電源ラインとアース経路とが互いに並走して近接してしまうことがあった。
このようにして電源ラインとアース経路とが近接すると、フィルタ回路からアース経路へ逃がされたノイズが、放射ノイズとして電源ラインへ伝搬してしまう。その結果、フィルタ回路では、所望とするノイズ低減効果を充分に得ることができないという問題が生じる。また、アース経路から電源ラインへのノイズの伝搬を防止するために、電源ラインとアース経路とを基板上で極力離すように形成することも考えられる。しかしながら、この場合には、プリント基板の大型化を招いてしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルタ回路が実装されたフィルタ回路実装ユニットにおいて、プリント基板の大型化を招くことなく、フィルタ回路からのノイズが電源ラインに伝搬してしまうのを回避することである。
第1の発明は、電源(S)からの出力電力が入力される入力端子(53)と、グランドと繋がるアース端子(54)と、上記入力端子(53)とスイッチング回路(20,40)との間の電源ライン(55)に接続されて該スイッチング回路(20,40)のスイッチングノイズを低減する1つ以上のフィルタ回路(60,70)とが実装される基板(51)を備えたフィルタ回路実装ユニットを対象とする。そして、フィルタ回路実装ユニットは、上記フィルタ回路(60,70)と上記アース端子(54)とを電気的に接続するアース経路が、上記基板(51)と離間するように配設されるケーブル線(78)によって構成されていることを特徴とするものである。
第1の発明では、入力端子(53)とスイッチング回路(20,40)との間の電源ライン(55)にフィルタ回路(60,70)が接続される。フィルタ回路(60,70)では、スイッチング回路(20,40)のスイッチングノイズが低減される。つまり、フィルタ回路(60,70)は、スイッチング動作に起因するコモンモードノイズをアース端子(54)側へ逃がすことで、電源ライン(55)等へのノイズの伝搬を防止する。ここで、本発明では、フィルタ回路(60,70)とアース端子(54)とを電気的に接続するアース経路が、ケーブル線(78)で構成される。つまり、本発明のアース経路は、従来例のように基板(51)上にパターン化されておらず、基板(51)から離間するケーブル線(78)で構成される。このため、基板(51)を大型化せずとも、フィルタ回路(60,70)のアース経路(ケーブル線(78))と、電源ライン(55)との距離を離すことができる。その結果、フィルタ回路(60,70)のアース経路からの放射ノイズが、電源ライン(55)に伝搬してしまうことを回避できる。
第2の発明は、第1の発明において、上記電源ライン(55)には、複数の上記フィルタ回路(60,70)が多段に接続され、上記複数のフィルタ回路(60,70)のうちの少なくとも1つのアース経路が、上記ケーブル線(78)によって構成されていることを特徴とするものである。
第2の発明では、電源ライン(55)に複数のフィルタ回路(60,70)が多段に接続される。これにより、スイッチング回路(20,40)のノイズが更に低減される。ここで、複数のフィルタ回路(60,70)の少なくとも1つには、上記ケーブル線(78)が用いられる。従って、このフィルタ回路(60,70)のアース経路では、放射ノイズが電源ライン(55)に伝搬してしまうことが回避される。
第3の発明は、第2の発明において、上記複数のフィルタ回路(60,70)のうちスイッチング回路(20,40)側に接続されるフィルタ回路(60,70)のアース経路が、上記ケーブル線(78)によって構成され、上記複数のフィルタ回路(60,70)のうち上記入力端子(53)側に接続されるフィルタ回路(60,70)のアース経路は、上記基板(51)上の配線パターン(68)によって構成されていることを特徴とするものである。
第3の発明では、多段に設けられる複数のフィルタ回路(60,70)のうち、スイッチング回路(20,40)側のフィルタ回路(60,70)のアース経路が、ケーブル線(78)で構成される。ここで、スイッチング回路(20,40)側のフィルタ回路(60,70)のアース経路は、入力端子(53)側のフィルタ回路(60,70)のアース経路と比較して、ノイズの量が大きくなる。そこで、本発明では、このようにノイズ量が大きい方のアース経路をケーブル線(78)とすることで、このアース経路から電源ライン(55)への放射ノイズの伝搬を確実に防止している。一方、入力端子(53)側のフィルタ回路(60,70)のアース経路では、そのノイズ量が比較的小さいものとなる。このため、基板(51)上にアース経路を配線パターン(68)で構成したとしても、電源ライン(55)が受ける放射ノイズの影響は小さいものとなる。
第4の発明は、第1乃至第3のいずれか1つの発明において、上記ケーブル線(78)は、基板(51)の端部に形成される板金(51a)上のアース端子(54)に接続されることを特徴とするものである。
第4の発明では、フィルタ回路(60,70)のアース経路となるケース線(78)が、基板(51)の端部に形成される板金(51a)上のアース端子(54)に接続される。このため、フィルタ回路(60,70)のアース経路と電源ライン(55)との距離を離すことができ、フィルタ回路(60,70)のアース経路からの放射ノイズが、電源ライン(55)に伝搬してしまうことを回避できる。
第5の発明は、第1乃至第4のいずれか1つの発明において、上記スイッチング回路は、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路(40)と、交流電源(S)の交流電圧を直流電圧に整流するための整流回路(20)とのいずれか一方又は両方で構成されていることを特徴とするものである。
第5の発明では、スイッチング回路として、整流回路(20)とインバータ回路(40)のいずれか一方又は両方が用いられ、これらのスイッチング回路(20,40)のスイッチングノイズがフィルタ回路(60,70)よって低減される。
第6の発明は、冷凍サイクルを行う冷凍装置の圧縮機又はファンのモータ(M)の電源ユニットを対象としている。そして、この電源ユニットは、第1乃至5のいずれか1つのフィルタ回路実装ユニット(50)が搭載されていることを特徴とするものである。
第6の発明では、冷凍装置の圧縮機又はファンのモータ(M)の電源ユニットに、上記の発明のフィルタ回路実装ユニットが搭載される。このため、電源ユニットでは、電源ライン(55)でのノイズが効果的に低減される。
本発明では、フィルタ回路(60,70)のアース経路を、基板(51)と離間して配設されるケーブル線(78)によって構成している。このため、基板(51)を大型化することなく、アース経路と電源ライン(55)との距離を容易に離すことができる。従って、アース経路から電源ライン(55)への放射ノイズの伝搬を防止でき、フィルタ回路(60,70)で所望とするノイズ低減効果を得ることができる。その結果、他のノイズ対策部品を設けたり、基板(51)のサイズを大きくすることなく、ノイズを充分に除去できるフィルタ回路実装ユニットを提供できる。特に第4の発明では、板金(51a)上にアース端子(54)を設けているので、基板(51)を大型化することなく、板金(51a)のアース端子(54)と電源ライン(55)との距離を比較的容易に離すことができ、その結果、アース経路と電源ライン(55)との距離を更に離すことができる。従って、アース経路から電源ライン(55)への放射ノイズの伝搬を更に効果的に防止することができる。
また、第2の発明では、フィルタ回路(60,70)を多段に設けることでスイッチングノイズを確実に低減できる。特に、第3の発明では、ノイズ量が比較的大きくなり易い、スイッチング回路(20,40)側のフィルタ回路(60,70)のアース経路を、上記ケーブル線(78)で構成している。このため、アース経路から電源ライン(55)への放射ノイズの伝搬を効果的に防止できる。一方、ノイズ量が比較的小さくなり易い、入力端子(53)側のフィルタ回路(60,70)のアース経路は、ケーブル線(78)を用いずに基板(51)上の配線パターン(68)で構成しているので、装置構造の簡素化を図ることができる。
また、第5の発明では、整流回路(20)やインバータ回路(40)のスイッチングノイズをフィルタ回路(60,70)によって効果的に低減できる。
また、第6の発明では、冷凍装置の圧縮機又はファンのモータ(M)の電源ユニットにおいて、ノイズの低減効果を充分に得ることができ、電源ユニットの信頼性を確保できる。また、電源ユニットの省スペース化、簡素化を図ることができる。
本実施形態に係る電源ユニットの概略構成を示す回路図である。 実施形態に係る電源ユニットにおける板金部材の配置例を示した概略構成図である。 その他の実施形態の第1の例に係る電源ユニットの概略構成を示す回路図である。 その他の実施形態の第2の例に係る電源ユニットの概略構成を示す回路図である。 その他の実施形態の第3の例に係る電源ユニットの概略構成を示す回路図である。 その他の実施形態の第4の例に係る電源ユニットの概略構成を示す回路図である。 その他の実施形態の第5の例に係る電源ユニットの概略構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明に係るフィルタ回路実装ユニット(50)は、空気調和装置の圧縮機のモータ(M)の電源ユニット(10)に搭載されている。空気調和装置は、冷媒回路で冷媒が循環して冷凍サイクルを行う冷凍装置を構成しており、この冷媒回路に上記圧縮機が接続されている。また、上記モータ(M)は、DCブラシレスモータで構成されている。また、電源ユニット(10)は、空気調和装置の室外機の内部に、上記圧縮機や室外ファンと共に収容されている。
図1に示すように、電源ユニット(10)は、上記フィルタ回路実装ユニット(50)と、インバータ回路(40)とを備えている。
フィルタ回路実装ユニット(50)は、プリント基板(51)を有している。プリント基板(51)には、その片側の端部に板金(51a)が形成されている。板金(51a)には、アースに接続されるアース端子(54)が設けられている。つまり、板金(51a)は、アース電位に保持されている。また、板金(51a)上には、アース端子(54)と隣り合うようにして、端子ユニット(52)が設けられている。端子ユニット(52)には、入力端子(53)が設けられている。入力端子(53)には、三相交流電源である商用電源(S)が接続されており、商用電源(S)からの出力電力が入力される。更に、プリント基板(51)には、2つのフィルタ回路(60,70)と、整流回路(20)とが実装されている。
フィルタ回路(60,70)は、入力端子(53)と整流回路(20)との間の電源ライン(55)に多段に接続されている。つまり、電源ライン(55)には、入力端子(53)側に第1フィルタ回路(60)が接続され、整流回路(20)側に第2フィルタ回路(70)が接続されている。フィルタ回路(60,70)は、整流回路(20)やインバータ回路(40)のスイッチングに伴うノイズを低減するためのものである。また、電源ライン(55)は、プリント基板(51)上にパターン化されて形成されている。
整流回路(20)は、パワー半導体素子から成る6つのスイッチング素子(21〜26)が三相ブリッジ結線されるスイッチング回路を構成している。整流回路(20)では、各スイッチング素子(21〜26)のスイッチング(ON/OFF)が制御されることで、直流電圧の生成、力率の改善、及び高調波の抑制がなされる。また、整流回路(20)には、その出力を充放電するためのコンデンサ(31)が接続されている。
上記インバータ回路(40)は、上記プリント基板(51)とは異なるプリント基板(図示省略)に実装されている。インバータ回路(40)は、上記コンデンサ(31)の直流電圧を三相交流電圧に変換し、変換後の直流電圧を負荷となるモータ(M)へ供給するものである。インバータ回路(40)は、パワー半導体素子から成る6つのスイッチング素子(41〜46)が三相ブリッジ結線されるスイッチング回路を構成している。インバータ回路(40)では、各スイッチング素子(41〜46)のスイッチング(ON/OFF)が制御されることで、モータ(M)の回転速度や出力トルクが調節される。
上述したフィルタ回路(60,70)は、コモンモードノイズを低減するコモンモードノイズフィルタで構成されている。具体的には、第1フィルタ回路(60)は、3つのコイル(61,62,63)から構成されるコモンモードチョークコイルと、3つのYコンデンサ(64,65,66)とを有している。同様に、第2フィルタ回路(70)は、3つのコイル(71,72,73)から構成されるコモンモードチョークコイルと3つのYコンデンサ(74,75,76)とを有している。
第1フィルタ回路(60)では、3つのYコンデンサ(61,62,63)の結線部(67)が、プリント基板(51)上のアースパターン(68)を介して上記アース端子(54)と接続されている。つまり、第1フィルタ回路(60)では、ノイズをグランド側へ逃がすためのアース経路が、プリント基板(51)上の配線パターンによって構成されている。
これに対し、第2フィルタ回路(70)では、3つのYコンデンサ(71,72,73)の結線部(77)が、アース線(78)を介して上記アース端子(54)と接続されている。つまり、第2フィルタ回路(70)では、ノイズをグランド側へ逃がすためのアース経路が、ケーブル線(いわゆるハーネス)から成るアース線(78)によって構成されている。アース線(78)は、プリント基板(51)から離間するように配設されている。具体的に、アース線(78)は、プリント基板(51)が搭載される電装品ケーシングの側板に沿うように配線され、その終端が板金(51a)上のアース端子(54)に結合される。これにより、第2フィルタ回路(70)のアース線(78)と、プリント基板(51)上の電源ライン(55)とは、所定の間隔以上離れる状態となる。
また、本実施形態では、プリント基板(51)の近傍に、板金部材(95)が設けられている。板金部材(95)は、プリント基板(51)の端部の近傍に、プリント基板(51)と所定の間隔を介して配設される。そして、板金部材(95)には、上記アース線(78)のハーネス部が所定の締付部材(96,96)を介して固定されている。つまり、板金部材(95)は、アース線(78)を電源ライン(55)と所定の間隔を介して保持する保持部材を構成している。また、板金部材(95)は、上記アース端子(54)と電気的に接続されてアース電位となっている。このため、板金部材(95)にアース線(78)を保持させても、アース線(78)に対してノイズ等が伝搬することが抑制される。なお、プリント基板(51)に対する板金部材(95)の位置関係は、図1の例に限られない。即ち、板金部材(95)は、プリント基板(51)の端部近傍に配置しても良いが、例えば図2に示すように、プリント基板(51)の下側(表面側や裏面側等)にプリント基板(51)と略平行になるように配置しても良い。
以上のように、本実施形態では、第2フィルタ回路(70)のアース経路が、電源ライン(55)と所定間隔を置くようにアース線(78)が配設されている。これにより、第2フィルタ回路(70)のアース線(78)から発生する放射ノイズが、プリント基板(51)上の電源ライン(55)へ伝搬してしまうことが抑制される。
更に具体的に説明すると、第2フィルタ回路(70)は、スイッチング回路となる整流回路(20)やインバータ回路(40)側に接続されているので、第1フィルタ回路(60)と比較すると、アース経路(アース線(78))からグランドへ逃がされるノイズ量も大きくなる。このため、第2フィルタ回路(70)のアース経路から放出される放射ノイズは、第1フィルタ回路(60)のアース経路(配線パターン(68))から放出される放射ノイズよりも大きいものとなる。よって、仮に第2フィルタ回路(70)のアース経路をプリント基板(51)上に形成した場合、このアース経路と電源ライン(55)との距離が短くなり、アース経路から電源ライン(55)への放射ノイズが多量に伝搬してしまうことになる。
しかしながら、本実施形態では、第2フィルタ回路(70)のアース経路が、アース線(78)で構成され、第1フィルタ回路(60)のアース経路に比べて電源ライン(55)から離間して配設されているので、アース線(78)から電源ライン(55)への放射ノイズの伝搬が最小限に抑制される。
一方、第1フィルタ回路(60)のアース経路は、アースパターン(68)によってプリント基板(51)上に形成されている。しかしながら、第1フィルタ回路(60)のアース経路では、放射ノイズが比較的小さいので、アースパターン(68)と電源ライン(55)との距離が短くなっても、アースパターン(68)から電源ライン(55)へ伝搬される放射ノイズは僅かなものとなる。
−上記実施形態の効果−
上記実施形態では、第2フィルタ回路(70)のアース経路を、プリント基板(51)と離間して配設されるアース線(78)によって構成している。このため、プリント基板(51)を大型化することなく、第2フィルタ回路(70)のアース経路と電源ライン(55)との距離を容易に離すことができる。従って、第2フィルタ回路(70)のアース経路から電源ライン(55)への放射ノイズの伝搬を防止でき、フィルタ回路実装ユニット(50)で所望とするノイズ低減効果を得ることができる。その結果、他のノイズ対策部品を設けたり、プリント基板(51)のサイズを大きくしたりすることなく、ノイズを充分に低減でき、圧縮機のモータ(M)の電源ユニット(10)の信頼性を確保できる。
一方、第1フィルタ回路(60)のアース経路は、ケーブル線を用いずにプリント基板(51)上に形成しているので、フィルタ回路実装ユニット(50)の簡素化を図ることができる。ここで、第1フィルタ回路(60)のアース経路では、放射ノイズが比較的小さいので、電源ライン(55)へ放射ノイズが伝搬してしまうこともほとんどない。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
図1に示す上記実施形態のフィルタ回路実装ユニット(50)について、第1フィルタ回路(60)と第2フィルタ回路(70)との双方のアース経路を、上記実施形態と同様のアース線(78)で構成するようにしても良い。この場合、双方のフィルタ回路(60,70)のアース経路について、放射ノイズが電源ライン(55)へ伝搬してしまうのを確実に防止できる。また、例えば図3に示すように、電源ライン(55)に1つのフィルタ回路(70)のみを設け、このフィルタ回路(70)のアース経路を上記実施形態のアース線(78)としても良い。
また、図4に示すように、フィルタ回路実装ユニット(50)に通信回路(80)を設けることもできる。通信回路(80)は、電源ライン(55)から単相2線式で電力が供給される一方、端子ユニット(52)の中継端子(81,81,81)を介して空気調和装置の室内機(図示省略)と電気的に接続されている。これにより、通信回路(80)と室内機との間で通信が可能となっている。また、室内機へは、通信回路(80)及び中継端子(81,81,81)を経由して電力が供給される。
図4の例においても、フィルタ回路(70)のアース経路がアース線(78)によって構成される。ここで、アース線(78)は、プリント基板(51)の電源ライン(55)と離間して配設されると共に、通信回路(80)と中継端子(81)との間の通信ラインとも離間して配設されている。これにより、アース線(78)からの放射ノイズが、通信ラインに伝搬してしまうことも防止でき、空気調和装置の信頼性の向上を図ることができる。
また、図5に示すように、電源ライン(55)に制御回路用スイッチング電源(90)を設けることもできる。制御回路用スイッチング電源(90)は、フィルタ回路(70)と整流回路(20)との間に接続されている。制御用回路スイッチング電源(90)は、弱電となる制御回路用の電源を構成している。
図5の例においては、制御用回路用スイッチング電源(90)で適宜スイッチング動作が行われるので、上記実施形態と比較してスイッチングノイズが多く発生することになる。しかしながら、この例においても、フィルタ回路(70)のアース経路をアース線(78)としてプリント基板(51)から離間させることで、電源ライン(55)へ伝搬する放射ノイズの影響を最小限に抑えることができる。また、上記各実施形態については、整流回路(20)を必ずしもスイッチング回路とする必要はなく、例えば整流回路(20)をダイオードブリッジ回路によって構成しても良い。この場合にも、フィルタ回路(70)のアース経路をアース線(78)としてプリント基板(51)から離間させることで、電源ライン(55)へ伝搬する放射ノイズの影響を最小限に抑えることができる。
更に、図6に示すように、アース端子(54)を端子ユニット(52)に設けるようにしても良い。この場合にも、フィルタ回路(70)のアース経路をアース線(78)としてプリント基板(51)から離間させることで、電源ライン(55)へ伝搬する放射ノイズの影響を最小限に抑えることができる。
また、図7に示すように、プリント基板(51)に中間端子(79)を設け、中間端子(79)とアース端子(54)との間のアース経路をアース線(78)によって構成するようにしても良い。具体的には、図7の例では、プリント基板(51)の側端部近傍に中間端子(79)が設けられている。中間端子(79)は、第2フィルタ回路(70)の3つのYコンデンサ(71,72,73)の結線部(77)とプリント基板(51)上の配線パターンを介して接続している。そして、中間端子(79)とアース端子(54)とがアース線(78)によって接続されている。この例においても、中間端子(79)からアース端子(54)に至るまでのアース経路をアース線(78)とし、このアース線(78)をプリント基板(51)から離間させることで、電源ライン(55)へ伝搬する放射ノイズの影響を最小限に抑えることができる。
また、上記実施形態では、空気調和装置の圧縮機のモータ(M)の電源ユニット(10)として、本発明をフィルタ回路実装ユニット(50)を適用しているが、例えば空気調和装置の室内ファンや室外ファンのモータ(M)の電源ユニット(10)に本発明のフィルタ回路実装ユニット(50)を適用しても良いし、他の用途の電源ユニット(10)に本発明を適用しても良い。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、スイッチングノイズを低減するフィルタ回路が基板に実装されたフィルタ回路実装ユニットについて有用である。
10 電源ユニット
20 整流回路(スイッチング回路)
40 インバータ回路(スイッチング回路)
50 フィルタ回路実装ユニット
51 プリント基板(基板)
51a 板金
53 入力端子
54 アース端子
55 電源ライン
60 第1フィルタ回路
68 アースパターン(配線パターン)
70 第2フィルタ回路
78 アース線(ケーブル線)
S 交流電源(電源)
M モータ

Claims (6)

  1. 電源(S)からの出力電力が入力される入力端子(53)と、グランドと繋がるアース端子(54)と、上記入力端子(53)とスイッチング回路(20,40)との間の電源ライン(55)に接続されて該スイッチング回路(20,40)のスイッチングノイズを低減する1つ以上のフィルタ回路(60,70)とが実装される基板(51)を備えたフィルタ回路実装ユニットであって、
    上記フィルタ回路(60,70)と上記アース端子(54)とを電気的に接続するアース経路が、上記基板(51)と離間するように配設されるケーブル線(78)によって構成されることを特徴とするフィルタ回路実装ユニット。
  2. 請求項1において、
    上記電源ライン(55)には、複数の上記フィルタ回路(60,70)が多段に接続され、
    上記複数のフィルタ回路(60,70)のうちの少なくとも1つのアース経路が、上記ケーブル線(78)によって構成されていることを特徴とするフィルタ回路実装ユニット。
  3. 請求項2において、
    上記複数のフィルタ回路(60,70)のうちスイッチング回路(20,40)側に接続されるフィルタ回路(60,70)のアース経路が、上記ケーブル線(78)によって構成され、
    上記複数のフィルタ回路(60,70)のうち上記入力端子(53)側に接続されるフィルタ回路(60,70)のアース経路は、上記基板(51)上の配線パターン(68)によって構成されていることを特徴とするフィルタ回路実装ユニット。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
    上記ケーブル線(78)は、基板(51)の端部に形成される板金(51a)上のアース端子(54)に接続されることを特徴とするフィルタ回路実装ユニット。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つにおいて、
    上記スイッチング回路は、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路(40)と、交流電源(S)の交流電圧を直流電圧に整流するための整流回路(20)とのいずれか一方又は両方で構成されていることを特徴とするフィルタ回路実装ユニット。
  6. 冷凍サイクルを行う冷凍装置の圧縮機又はファンのモータ(M)の電源ユニットであって、
    請求項1乃至5のいずれか1つのフィルタ回路実装ユニット(50)が搭載されていることを特徴とする電源ユニット。
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