JP2003299386A - 電動機用駆動制御装置 - Google Patents

電動機用駆動制御装置

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JP2003299386A
JP2003299386A JP2002095949A JP2002095949A JP2003299386A JP 2003299386 A JP2003299386 A JP 2003299386A JP 2002095949 A JP2002095949 A JP 2002095949A JP 2002095949 A JP2002095949 A JP 2002095949A JP 2003299386 A JP2003299386 A JP 2003299386A
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electric motor
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drive control
power
power supply
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Makoto Hattori
誠 服部
Shinichi Kobayashi
真一 小林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部への電源ノイズの流出を阻止した電動機
用駆動制御装置の提供。 【解決手段】 電源をスイッチング制御して電動機に給
電する複数のスイッチング素子と、前記スイッチング素
子の各出力リードが接続されるバスバーとを備えた電動
機用駆動制御装置において、電源のスイッチング制御に
よって生ずる電源ノイズの流出を阻止する電源ノイズ絶
縁手段を、前記スイッチング素子の出力リードとバスバ
ーとの間に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機用駆動制御
装置に関し、詳しくは、電動機に給電される電源を複数
のスイッチング素子によってスイッチング制御するイン
バータ制御部を備えた電動機用駆動制御装置において、
スイッチング制御によって生ずる電源ノイズの外部への
流出阻止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機用駆動制御装置における電
源ノイズの外部流出阻止を図3に基づいて説明する。図
3は、車両用空調装置の主要コンポーネントを駆動する
ための電気機器及び電気配線系統図、図4は図3のA部
の具体的構成を示す斜視図である。尚、車両用空調装置
を、以下、単に空調装置ともいう。
【0003】図3及び図4において示す空調装置の主要
電気機器は、圧縮機駆動用の電動機1と、コンデンサフ
ァンモータ2と、エバポレータファンモータ3と、DC
電源10と、当該電源10を電圧調整する電圧制御装置
20と、DC/AC変換機能部と、前記電圧制御装置2
0による周波数変換及び出力のスイッチングを行うパワ
ートランジスタ23を有するインバータ制御部22を備
えた電動機用駆動制御装置21と、ファンモータ駆動用
の電圧変換装置24等があり、これらの電気機器は電気
配線30、31、32、33、34及び35で適宜接続
されている。
【0004】上記の構成において、DC電源10から電
気配線30を介して電圧調整装置20に供給された電源
は、当該電圧調整装置20によって電圧調整され、電気
配線31を経て電動機用駆動制御装置21に給電され
る。電動機用駆動制御装置21に給電されたDC電源
は、DC/AC変換機能によってAC電圧に変換される
と共に、当該電動機用駆動制御装置21のインバータ制
御部22のパワートランジスタ23によって所要帯域の
周波数変換によるスイッチング制御(PWM制御)が行
われて、電気配線32を介して圧縮機(図示せず)を駆
動する電動機1に出力される。圧縮機に直結された電動
機1は、モータ効率向上、圧縮機の容量制御、騒音低減
等の要求事項に基いて可変速制御運転を行う。
【0005】他方、前記電圧制御装置20から電気配線
33を介して電圧変換装置24に供給された電源は、当
該電圧変換装置24においてコンデンサファンモータ2
及びエバポレータファンモータ3にとって必要なDC電
圧に変換され、それぞれ電気配線34及び35によって
給電され、図示されていないコンデンサファン及びエバ
ポレータファンを駆動する。
【0006】前記インバータ制御部22からは、パワー
トランジスタ23によって低周波から高周波に適宜変換
された周波数によるスイッチング出力が、電気配線とし
ての電源ケーブル32を介して電動機1に給電されて圧
縮機が駆動されるが、この際、電源ケーブル32から、
電源のスイッチングに伴なう電源ノイズが外部に流出す
る。
【0007】この電源ノイズの流出を阻止し、電源ノイ
ズの流出による他の車両搭載機器や制御機器等における
ノイズ障害の発生を防ぐため、電気配線としての電源ケ
ーブル32にフェライトコア40が直接追設されてお
り、しかも、このフェライトコア40には破損阻止用の
ためのプロテクタ41を装備させねばならなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電気配線とし
ての電源ケーブル32は比較的太く、しかも、この太い
電源ケーブル32にフェライトコア40を装着した上、
プロテクタ41を追加すると大型化するため、大きな取
付けスペースが必要となると共に、設置コストも高くな
るという問題があった。本発明は、このような問題を解
消し、外部への電源ノイズの流出を阻止した電動機用駆
動制御装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電動
機に給電される電源を複数のスイッチング素子によって
スイッチング制御するインバータ制御部を備えた電動機
用駆動制御装置において、前記スイッチング制御によっ
て生ずるノイズの流出を阻止する電源ノイズ絶縁手段
を、前記スイッチング素子の各出力リードと当該各出力
リードが接続されるバスバーとの間に設けたことを特徴
とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の電動
機用駆動制御装置において、電源ノイズ絶縁手段はスイ
ッチング素子の基板に設けられたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の電動機用駆動制御装置において、電源ノイズ絶
縁手段はフェライトビーズであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1の電
動機用駆動制御装置は、電動機に給電される電源をスイ
ッチング制御するスイッチング素子としての、並列配置
された複数のMOSFET型トランジスタで構成された
パワートランジスタを複数実装して成るインバータ制御
装置によって、圧縮機駆動用の電動機の駆動制御を行う
装置であって、前記インバータ制御装置の基板上に実装
された各MOSFET型トランジスタの出力リードとバ
スバーとの間に、電源ノイズ対策用の電源ノイズ流出阻
止手段としてのフェライトビーズを実装したものであ
る。
【0013】以下、これを図1及び図2に基づいて説明
する。図1は車両用空調装置の主要コンポーネントを駆
動するための電気機器及び電気配線系統図、図2はイン
バータ制御部における素子の実装状態の概略説明図であ
る。尚、図1及び図2において、従来の技術で説明した
図3及び図4と同一の符号は同一の内容である。
【0014】図1及び図2において、車両用空調装置の
DC電源10の出力は、電気配線30を介して、当該電
源10の電圧を調整する電圧調整装置20に接続され
る。前記電圧調整装置20の出力は、電気配線31を介
してDC/AC変換機能部、制御装置による周波数変換
及び出力のスイッチングを行うスイッチング素子として
のパワートランジスタ123a、123b、123c等
から成るインバータ制御部122を備えた電動機用駆動
制御装置121に接続される。
【0015】前記電動機用駆動制御装置121の出力
は、電気配線としての電源ケーブル132を介して圧縮
機駆動用の電動機1に接続されている。他方、前記電圧
調整装置20の出力は、電圧変換装置24を経て、電気
配線34によりコンデンサファンモータ2に接続される
と共に、電気配線35によりエバポレータファンモータ
3に接続されている。
【0016】前記電動機用駆動制御装置121のインバ
ータ制御部122は、複数のMOSFET型トランジス
タ140が並列に配置されて構成されたパワートランジ
スタ123a、123b、123cが、その基板160
に実装されており、各パワートランジスタ123a、1
23b、123cは基板160に実装されたバスバー1
50にそれぞれ接続されている。このバスバー150か
ら、インバータ制御部122の出力が、電気配線として
の電源ケーブル132を介して圧縮機駆動用の電動機1
に給電されている。
【0017】図2において、各パワートランジスタ12
3a、123b、123cを構成するために並列配置さ
れたMOSFET型トランジスタ140の各出力リード
と前記バスバー150との間の基板160上には、電源
ノイズ流出阻止手段としてのフェライトビーズ141が
それぞれ実装されている。即ち、フェライトビーズ14
1が取付けられた状態で各MOSFET型トランジスタ
140の出力リードと前記バスバー150とが接続され
ている。
【0018】この実施の形態によれば、インバータ制御
部122における所要帯域の周波数変換によるスイッチ
ング制御(PWM制御)により発生する電源ノイズは、
当該インバータ制御部122を構成するスイッチング素
子としてのパワートランジスタ123a、123b、1
23cの各々に並列配置されたMOSFET型トランジ
スタ140の各出力リードと前記バスバー150との間
に取付けられたフェライトビーズ141とにより絶縁さ
れることになるので、電動機用駆動制御装置121から
電動機1に電源10を出力する際に、当該電動機用駆動
制御装置121から電気配線132を経て、外部へ電源
ノイズが流出するのを阻止することができる。これによ
って、他の車両搭載機器や制御機器等に、電源ノイズ障
害が発生するのを防ぐことができる。
【0019】又、この電源ノイズ流出阻止手段としての
フェライトビーズ141は、電動機用駆動制御装置12
1のインバータ制御部121の基板160上に実装され
ているので、フェライトビーズ141の割れを阻止する
ことができ、信頼性を向上させることができる。従っ
て、従来のように、電動機用駆動制御装置121から電
動機1への電気配線132に、フェライトコア40を直
接設けた上に、更に、フェライトコア40の破損阻止用
のためのプロテクタ41等を追設する必要が無くなるの
で、当該電気配線132の取付けスペースの縮小化及び
小型化を実現することができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3の発明によれば、
何れも、インバータ制御部でのスイッチング制御によっ
て生ずる電源ノイズが、スイッチング素子(トランジス
タ)の各出力リードとバスバーとの間に取付けられた電
源ノイズ絶縁手段(例えばフェライトビーズ)によって
絶縁されるので、電動機用駆動制御装置から外部へ電源
ノイズが流出するのを阻止することができる。又、これ
によって、他の車両搭載機器や制御機器等に、電源ノイ
ズ障害が発生するのを防ぐことができる。
【0021】請求項2の発明によれば、電源ノイズ流出
阻止手段が、電動機用駆動制御装置のインバータ制御部
の基板に実装されているので、例えば、電源ノイズ流出
阻止手段としてのフェライトビーズ等の割れを阻止する
ことができる。又、従来のように、電動機用駆動制御装
置から電動機への電気配線に、フェライトコアを直接設
けた上に、更に、フェライトコアの破損阻止用のための
プロテクタ等を追設する必要が無くなるので、当該電気
配線の取付けスペースの縮小化及び小型化を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の車両用空調装置の主要コンポ
ーネントを駆動するための電気機器及び電気配線系統図
である。
【図2】 図2はインバータ制御部における素子の実装
状態の概略説明図である。
【図3】 従来の車両用空調装置の主要コンポーネント
を駆動するための電気機器及び電気配線系統図である。
【図4】 図3のA部の具体的構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 電動機、10 DC電源、20 電圧調整装置、1
22 インバータ制御部、123a、123b、123
c パワートランジスタ(スイッチング素子)、132
電源ケーブル(電気配線)、141 フェライトビー
ズ(電源ノイズ絶縁手段)、150 バスバー、160
基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H007 AA01 BB06 CA02 CB02 CB05 CC12 EA02 HA03 5H576 AA10 BB05 CC01 DD02 EE11 HA03 HA10 HB01 MM20 PP02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機に給電される電源を複数のスイッ
    チング素子によってスイッチング制御するインバータ制
    御部を備えた電動機用駆動制御装置において、 前記スイッチング制御によって生ずるノイズの流出を阻
    止する電源ノイズ絶縁手段を、前記スイッチング素子の
    各出力リードと当該各出力リードが接続されるバスバー
    との間に設けたことを特徴とする電動機用駆動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 電源ノイズ絶縁手段はスイッチング素子
    の基板に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の
    電動機用駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 電源ノイズ絶縁手段はフェライトビーズ
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    電動機用駆動制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12009734B2 (en) 2020-04-20 2024-06-11 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion device and air conditioner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20050607