JP2009302506A - 半導体パッケージ用多層基板及びその製造方法 - Google Patents

半導体パッケージ用多層基板及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009302506A
JP2009302506A JP2009024076A JP2009024076A JP2009302506A JP 2009302506 A JP2009302506 A JP 2009302506A JP 2009024076 A JP2009024076 A JP 2009024076A JP 2009024076 A JP2009024076 A JP 2009024076A JP 2009302506 A JP2009302506 A JP 2009302506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
semiconductor package
multilayer substrate
wiring layer
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009024076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5176995B2 (ja
Inventor
Tatehisa Takada
健央 高田
Naoto Ono
直人 大野
Isao Kato
功 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2009024076A priority Critical patent/JP5176995B2/ja
Publication of JP2009302506A publication Critical patent/JP2009302506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5176995B2 publication Critical patent/JP5176995B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

【課題】インダクタンスの増加を抑えたうえで、ビアの断線を抑制し信頼性の高い、高密度半導体パッケージ多層基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】複数の絶縁層と、複数の絶縁層に交互に形成され、複数のビア2を介して接続される複数の配線層1と、第n層の配線層と第n+1層の配線層とが接続される第nビアと、第n+1層の配線層と第n+2層の配線層とが接続される第n+1ビアと、を有し、第nビアと第n+1ビアとの中心距離が、第nビアの半径と第n+1ビアの半径との合計よりも小さくかつ、10μm以上であることを特徴とする半導体パッケージ用多層基板。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体パッケージ用多層基板及びその製造方法に関し、特に、高信頼性、かつ配線密度を高くすることができる半導体パッケージ用多層基板及びその製造方法に関する。
近年、半導体素子をプリント配線基板に実装するためのインターポーザとして、多層回路基板が広く採用されている。この多層回路基板は表面に所定パターンの導体回路が形成された単位回路基板を複数枚積層して、各単位回路基板の間はスルーホールやビアホールで導通が取られている。
その一方で、半導体大規模集積回路(LSI)等の半導体素子ではトランジスタの集積度が高まり、その動作速度はクロック周波数で1GHzに達するもの、入出力端子数では1000を越えるものが出現するに至っている。
このため、多層回路基板にも高密度、高精細の配線形成技術が求められている。半導体素子の小型化、高集積化等に対応するために、配線ピッチ及びビア径はより微細化される傾向にある。すなわち、半導体素子周辺部の信号配線領域におけるバンプ(信号バンプ)の形成ピッチが微細化されることで、信号バンプ間(パッケージ基板側ではビアランド間)に配線を通す必要が生じる。このため、信号配線を微細化すると同時に、ビア径を微細化することが求められている。特に、信号バンプの配列数の増加に伴って、信号バンプ間(パッケージ基板側ではビアランド間)に通す信号数が多くなってきていることから、信号系のビア径はより微細化(小径化)される傾向にある。
特許文献1では、高周波領域でのノイズ低減のため、ビア周りのインダクタンスの低減が求められるており、スタックドビア(Stacked Via)構造を適用する技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
スタックドビアは、ビアを直線的に複数段積み上げたものであり、配線距離を短縮することが可能であることから、インダクタンスを有効に低減することができる。しかし、スタックドビアは位置をずらして配置したスタガードビア(Staggered Via)に比べて応力が集中しやすいことから、パッケージ基板上に半導体素子を搭載する際に生じる熱応力や半導体素子の動作温度に基づく熱応力等によって、ビアの破断が発生しやすくなる。これは、ビア径の小径化に伴ってより顕著になってきており、高密度、高集積化の課題となっている。
スタガードビアは、ビアを階段状に並べたものであり、ビア位置をずらした距離分、余計に配線が必要となることから、インダクタンスの増加が避けられず、配線の引き回しにスペースが必要であり、パーケージの高集積化、高密度化には不向きである。スタックドビア及びスタガードビアのような構造では、インダクタンスの低減及びビア周りの省スペース化と、信頼性の向上とがトレードオフの関係であり、両立する事は困難であった。
特開2003−264253号公報
本発明は、インダクタンスの増加を抑えたうえで、ビアの断線を抑制し信頼性の高い、高密度半導体パッケージ用多層基板及びその製造方法を提供することである。
本発明の請求項1に係る発明は、複数の絶縁層と、複数の絶縁層に交互に形成され、複数のビアを介して接続される複数の配線層と、第n層の配線層と第n+1層の配線層とが接続される第nビアと、第n+1層の配線層と第n+2層の配線層とが接続される第n+1ビアと、を有し、第nビアと第n+1ビアとの中心距離が、第nビアの半径と第n+1ビアの半径との合計よりも小さくかつ、10μm以上であることを特徴とする半導体パッケージ用多層基板としたものである。
本発明の請求項2に係る発明は、複数のビアの段数が三段以上連続していることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ用多層基板としたものである。
本発明の請求項3に係る発明は、複数のビアの中心距離が、上面から見た場合に繰返し二点、正三角形の頂点及び正四角形の頂点を含む正多角形の頂点のいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体パッケージ用多層基板としたものである。
本発明の請求項4に係る発明は、正多角形の頂点数は、複数のビアの段数に応じて選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体パッケージ用多層基板としたものである。
本発明の請求項5に係る発明は、第1の面及び第2の面に配線層を有する第n層の絶縁層を準備し、第n層の絶縁層の第1の面の配線層から第2の面の配線層に至る第nビアを第n層の絶縁層中に形成し、第n層の絶縁層に積層または貼り合わせて第1の面及び第2の面に配線層を有する第n+1層の絶縁層を形成し、第n+1層の絶縁層の第1の面の配線層から第2の面の配線層に至る第n+1のビアを第n+1層の絶縁層中に形成する半導体パッケージ用多層基板の製造方法において、第nビアと第n+1ビアとの中心距離が、第nビアの半径と第n+1ビアの半径との合計よりも小さくかつ、10μm以上であることを特徴とする半導体パッケージ用多層基板の製造方法としたものである。
本発明の請求項6に係る発明は、それぞれが第1の面及び第2の面に配線層を有する複数の絶縁層を積層または貼り合わせる半導体パッケージ用多層基板の製造方法において、複数の絶縁層の第i層(i=n、n+1・・・n+k)の絶縁層の第1の面の配線層から第2の面の配線層に至る第iのビアを第i層の絶縁層中に形成し、第i+1層の絶縁層の第1の面の配線層から第2の面の配線層に至る第i+1のビアを第i+1層の絶縁層中に形成し、第iビアと第i+1ビアとの中心距離が、第iビアの半径と第i+1ビアの半径との合計よりも小さくかつ、10μm以上であることを特徴とする半導体パッケージ用多層基板の製造方法としたものである。
本発明の請求項7に係る発明は、ビアの中心距離が、上面から見た場合に繰返し二点、正三角形の頂点及び正四角形の頂点を含む正多角形の頂点のいずれかであることを特徴とする請求項4または5に記載の半導体パッケージ用多層基板の製造方法としたものである。
本発明の請求項8に係る発明は、正多角形の頂点数は、複数のビアの段数に応じて選択することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の半導体パッケージ用多層基板の製造方法としたものである。
本発明によれば、ビア周りの接続面積を最小限に抑え配線の引き回しを小さくすることにより、配線の高密度化とインダクタンスの低減を実現した上で、ビアに掛かる熱応力を低減し信頼性の高い半導体パッケージ用多層基板を及びその製造方法を提供することができる。
(a)本発明の実施の形態に係るビア部・ランド部の構成を示す概略図であり、(b)は比較用にビア部・ランド部の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るビア接続部を概念的に示す鳥瞰図である。 本発明の実施の形態に係るビア部・ランド部の上面透過図であり、(a)はビア位置を二点繰返しとした場合を示す図であり、(b)はビア位置を三点繰返しとした場合を示す図である。 (a)〜(f)は本発明の実施の形態に係るビア接続部の構造とスタックドビア構造との場合で使用面積を比較したものを示す概略断面図である。 (a)〜(e)は本発明の実施の形態に係る半導体パッケージ用多層基板の工程を示す概略断面図である。 (a)〜(e)は本発明の実施の形態に係る半導体パッケージ用多層基板の工程を示す概略断面図である。 (a)は本発明の実施の形態に係るビア配置を二点繰返しとした場合を示すイメージ図であり、(b)はビア部の信号透過イメージを示す図である。 (a)本発明の実施の形態に係るビア配置を三点繰返しとした場合を示すイメージ図であり、(b)はビア部の信号透過イメージを示す図である。 スタックドビア構造の多層配線板を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ、説明する。なお、本発明の実施の形態は以下の説明に限定されることなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形を行っても構わない。
図1(a)に示すように、本発明の実施の形態に係る接続ビアの構造は、第nビアのボトム部の半径rと第n+1ビアのトップ部の半径rn+1の合計が、第nビアと第n+1ビアとの中心距離dよりも小さくなり、かつ、中心距離dの距離が10μm以上である(r+rn+1>d)。これにより、ビア近郊の配線エリア(ビアとランドとを含む)の面積が小さくなり、パターン縮小に伴う配線ピッチ等の縮小がある場合にも、配線の引き回しが容易になる。中心距離dの距離が10μm未満の場合、レーザ等によるビアの位置精度により、スタックドビア構造と同様な状態になる場合があり、応力の逃げが無くなってしまう。一方、図1(b)に示すように、スタガードビアの構造では、第nビアのボトム部の半径rと第n+1ビアのトップ部の半径rn+1の合計が、第nビアと第n+1ビアとの中心距離dよりも大きくなっている(r+rn+1<d)。
図2に示すように、本発明の実施の形態に係る接続ビアの構造は、ビア2の周辺にランド1を有し、ビア2の中心位置をわずかにずらしながら積層していくことで、配線層や絶縁層の熱膨張係数の違いによる熱応力の集中を効果的に抑えることができる。本発明の実施の形態に係る接続ビアの構造は、多層積層時の熱応力を有効に緩和することができるため、6層、8層、あるいはそれ以上と、積層数が増加するほど熱応力緩和の効果が大きくなる。一方、例えば、図9に示すように、スタックドビア構造の場合は、スタックドビア部分にて厚み方向に配線層が連続し、応力の逃げが無くビアの破断が発生しやすくなってしまう。
そこで、図6(e)に示すように、本発明の実施の形態に係る半導体パッケージ用多層基板は、多層積層する場合に繰返し同一点にビア位置を持ってくると、ビア接続に必要となる面積を効果的に低減することができる。
本発明の実施の形態に係る半導体パッケージ用多層基板は、図3(a)に示す繰返し二点間または図3(b)に示す繰返し三点間の正三角形の頂点にビア接続を行うことによりビア接続に必要となる面積を効果的に低減することができる。
また、本発明の実施の形態に係る半導体パッケージ用多層基板は、上述した正三角形の頂点にビア接続を行うだけでなく、正四角形、正五角形及び正六角形を含む正多角形の頂点にビア接続を行うことによりビア接続に必要となる面積を効果的に低減することができる。
次に、本発明の実施の形態に係るビア接続の構造とスタガード構造とのビアの使用面積比について検討する。
図4(a)〜(c)は本発明の実施の形態に係るビア2の使用面積比を示し、図4(d)〜(f)はスタガードビア構造のビア2の使用面積比を示している。図4(a)〜(f)は、ビア2半径をr、ビア2とビア2との中心距離dをrとした時の、ビア周りの面積を近似外接円近似3で示したものである(ランド部除く、ビアのトップ部とビアのボトム部とは同一径として計算)。
図4(a)に示すように、本発明の実施の形態に係る二点繰返しでは近似外接円直径d=3rとなり、図4(d)に示すスタガード構造では、近似外接円直径d’=4rとなり、本発明の実施の形態に係る二点繰返しの近似外接円直径dがスタガード構造と比較して、r1つ分減少し、面積が低減している。
図4(b)に示すように、本発明の実施の形態に係る三点繰返し(正三角形頂点)では近似外接円直径d=(2+2/√3)rとなり、近似外接円直径dが約3.2rとなり、図4(e)に示すスタガード構造では、近似外接円直径d’=(2+4/√3)rとなり、d’が約4.3rとなり、本発明の実施の形態に係る三点繰返し(正三角形頂点)の近似外接円直径dがスタガードビア構造と比較して、1.1r減少し、面積が低減している。
図4(c)に示すように、四点繰返しでは近似外接円直径d=(2+√2)rとなり、dが約3.4rとなり、図4(f)に示すスタガードビア構造では、近似外接円直径d’=(2+/√2)rとなり、d’が約5.8rとなり、本発明の実施の形態に係る四点繰返しの近似外接円直径dがスタガードビア構造と比較して、2.4r減少し、面積が低減している。以上のように、本発明の実施の形態に係るビア構造を用いることにより、ビア周りの面積を有効に低減することができる。
本発明の実施の形態に係る半導体パッケージ用多層基板は、接続ビアの位置を繰返し二点間または繰返し三点間とすることにより、高信頼性、かつ配線密度を高くすることができる。
次に、本発明の実施の形態に係る半導体パッケージ用多層基板の製造工程について説明する。
図5(a)〜(e)及び図6(a)〜(e)は、本発明の実施の形態に係る半導体パッケージ用多層基板の工程を示す概略断面図である。図5(a)に示すように、導体層12、絶縁層11、導体層12という構成の両面導体絶縁層10を用いることができる。導体層12の材料としては、導電率、加工性、価格等の観点から銅などの金属を用いることができる。絶縁層11の材料としては、ガラスエポキシ樹脂、プリプレグ、ポリイミド等を用いることができる。
次に、図5(b)に示すように、層間接続用のビア孔13を形成した。ビアの形状としては穴止め加工(ブラインドビア加工)を用いた。ビアの形成の方法としては、UVレーザ、COレーザ等のレーザビア法を用いることができる。層間接続用のビア孔13の径としては、加工性、接続信頼性、微細化への対応等の観点から、Φ30μm以上Φ100μm以下が好ましい。その後、必要に応じて、デスミア処理を行うことができる。デスミア処理の方法としては、例えば、過マンガン酸カリウム等の薬液を用いることができる。
次に、図5(c)に示すように、フィルドビアめっき法により、接続ビア33を形成した。フィルドビアめっき法としては、例えば、無電解銅めっきと電解銅めっきとを連続して行い、ビア孔13をフィルドする方法等がある。その後、導体厚をコントロールするため、物理的もしくは化学的研磨、あるいはその両方を行うことができる。物理的研磨の例としては、研磨紙、バフ研磨等が挙げられ、化学研磨液の例としては、硫酸過酸化水素系、過硫酸アンモニウム系が挙げられる。
次に、図5(d)に示すように、フォトリソグラフィ工程を行った。フォトレジスト14としては、例えば東京応化工業(株)製、ポジ型レジスト等を用いることができる。
次に、図5(e)に示すように、エッチング処理を行い、フォトレジスト14から露出している部分を除去し、ランド15及び配線16を形成し、2層配線板17を得た。エッチング液としては、塩化第二鉄液、塩化第二銅液等の薬液を用いることができる。なお、本発明の実施の形態では、フォトリソグラフィ技術、エッチングを用いたサブトラクティブ方式(サブトラ法)を用いたが、めっき法を主体としたセミアディティブ方式(セミアド法)を用いて、ランド15や配線16等を形成することもできる。
次に、図6(a)に示すように、多層化を行った。多層化の方法としては、絶縁層21にプリプレグを用い、導体層22と同時に熱プレスをする方法や、Bステージ(半硬化)状態の、導体・接着層つき絶縁層20を積層する方法などがある。
次に、図6(b)に示すように、ビア孔23をUVレーザ、COレーザ等のレーザビア法を用いて形成することができる。この時、ビア孔23と一段下の層の接続ビア33の中心距離dをビア孔23の半径と接続ビア33の半径の和よりも小さく、かつ、中心距離dを10μm以上にすることで、本発明の実施の形態に係るビア構造を形成することができる。形成されるビア孔23の径としては、ビア孔13と同様にΦ30μm以上Φ100μm以下が好ましい。一方、中心距離dは例えば、接続ビア33のトップ部がΦ60μm、ビア孔23のボトム部がΦ40μmである場合、50μm未満となる。
次に、図6(c)に示すように、フィルドビアめっき法を用いて、接続ビア43を形成した。形成方法については、上述したために省略する。
次に、図6(d)に示すように、フォトリソグラフィ工程を行った。フォトレジスト24については、例えば東京応化工業(株)製、ポジ型レジスト等を用いることができる。
次に、図6(e)に示すように、エッチング処理を行い、フォトレジスト24から露出している部分を除去し、ランド25及び配線26を形成し、4層配線板27を得た。
本発明の実施の形態では、4層配線板27の例を示したが、半導体パッケージ多層基板に要求される特性に応じて、6層、8層など各種多層配線板を形成することができる。また、本発明の実施の形態では記載を省略したが、最外層の絶縁保護層としてソルダーレジストの形成や、ランド25等の外部との接触部に表面処理を行っても良い。
さらに、本発明の実施の形態に係るビア接続において、使用する正多角形の頂点数を選択する際には半導体パッケージ用多層基板の層数を考慮する。例えば、半導体パッケージ用多層基板の配線層数が5層や9層の場合は、ビアの段数が4や8となるので正四角形の頂点にビア接続を行い、半導体パッケージ用多層基板の配線層数が6層の場合では、ビアの段数が5となるので正五角形の頂点にビア接続を行うことができる。ビア接続において、上述した正多角形の頂点数を選択する際には半導体パッケージ用多層基板の層数を考慮することで、ビア接続の断線及びインダクタンスを低減して、配線の高密度化を図ることができる。
まず、図5(a)に示すように、両面導体絶縁層10として、日立化成工業社製、両面銅張積層板を使用した。両面導体絶縁層10の絶縁層11は膜厚40μmであり、両面導体絶縁層10の導体層12の材料は銅であり、膜厚12μmである。
次に、図5(b)に示すように、ブラインドビア(ビア孔13)を波長355nmのUVレーザを使用し、片側の銅箔面(導体層12面)からΦ60μmの加工径で行った。この時、ビアのボトム部はΦ40μmであった。
次に、図5(c)に示すように、過マンガン酸塩を主成分とする残渣処理及び無電解銅めっきを行うことでビア孔13内クリーニングと導電性銅皮膜を形成した。その後、電解銅めっきによりビア孔13内を銅により全充填して、接続ビア33を形成した。電解銅めっき浴の組成は硫酸銅200g/L、硫酸100g/L、塩酸50g/L、添加剤微少量、浴温25℃であり電流密度2A/dmにおいて40分間電解めっきを行いビアフィルドを行った。めっき工程後には、めっき層と配線層との銅厚があるため規定の膜厚(9μm)まで化学研磨処理を行った。
次に、図5(d)に示すように、フォトレジスト14を配線16上に表裏同時塗布し、両面同時に露光・現像し、フォトレジスト14をパターニングした。次に、図5(e)示すように、パターニングされたフォトレジスト14をエッチングマスクとして塩化第二鉄液により配線16をエッチング処理して、ランド15と配線層17を形成した。以上の工程により2層配線板(テープ基材)17が形成された。なお、2層配線板17にはアライメントマークが形成されており以降の配線26形成時での加工基準となる。
次に、図6(a)に示すように、銅箔(導体層22)、プリプレグ(絶縁層21)、2層配線板17、プリプレグ銅箔(導体・接着層つき絶縁層20)の順に重ね、一括プレスにより積層を行った。銅箔(導体層22)には、古川電工社製、膜厚12μmの電解銅箔を用い、プリプレグ(絶縁層21)には日立化成工業製、膜厚40μmのプリプレグを用いた。
次に、図6(b)に示すように、層間接続用のビア孔23を表裏形成するために、波長355nmのUVレーザを用いてΦ60μmの加工径でビア孔23の加工を行った。ビア孔13同様ボトム部はΦ40μmであった。多段接続部において、下層の接続ビア33とビア孔23の中心距離dは25μmとした。ビア孔13、ビア孔23はトップ部Φ60μm、ボトム部Φ40μm、中心距離dを25μmとしたため、ビア位置はビア半個分ずれていることになる。またビア接続を上から1段目、2段目、3段目とすると、1段目と3段目とのビア位置を繰返し同一点とした(図2参照)。
次に、図6(c)に示すように、2層配線板17を形成する方法と同様に残渣処理、無電解銅めっきによる導電性皮膜の形成を行い、電解銅めっきを行い、接続ビア43を形成した。その後、所望の膜厚を得るために化学研磨処理を行った。次に、図6(d)示すように、2層配線板17を形成する方法と同様にフォトリソグラフィ工程を行った。次に、図6(e)示すように、2層配線板17を形成する方法と同様にエッチング処理を行った。以上の工程を経ることで、図6(e)示すように4層配線板27が完成した。
また、積層工程(図6(a)〜(e))を表裏繰り返すことで6層配線基板を形成した。図7(a)に示すように、ビア接続の位置を上から1段目、2段目、3段目、4段目、5段目とすると、1段目と5段目とのビアは3段目と同一点に形成した。すなわち、1段目、3段目、5段目と2段目、4段目の接続ビアがそれぞれ同一点にあるという構成である。さらに、最外層には絶縁保護層としてソルダーレジスト(図示せず)を形成した。なお、配線幅は30μmとした。
実施例1の接続ビア43の形成位置を変更したこと以外は実施例1と同様に、6層の導体層を有する半導体パッケージ用多層基板を形成した。ビア径はΦ50μm、中心位置dを25μmとし、図8(a)に示すように、ビアの配置を正三角形の頂点繰返しとした。
[比較例1]
実施例1の接続ビア43の形成位置を変更したこと以外は実施例1と同様にして6層の導体層を有する半導体パッケージ用多層基板を形成した。ビア径をΦ50μmとし、5段スタックドビア構造とした。(参考として3段スタックドビア構造の例を図9に示す。
上記工法により製造した半導体パッケージ用多層基板の接続信頼性を評価するために、−65℃×30分〜125℃×30分を条件として冷熱衝撃信頼性試験を行った。評価用の半導体パッケージ用多層基板はチェーン回路であり、主な構成を以下に示す。
実施例1、2及び比較例1により形成した接続信頼性を評価するための半導体パッケージ用多層基板の構成は、配線総数を6層、配線層厚を9μm、絶縁層厚を40μm、ライン幅を30μm、ビア/ランドを50μm/100μm、1層当たりのビア数を1000ビアとした。実施例1のビア接続形態は図7(a)に示す繰返し二点である。図7(b)は繰返し二点の場合のビアの信号透過イメージを示している。実施例2のビア接続形態は図8(a)に示す繰返し三点である。図8(b)は繰返し三点の場合のビアの信号透過イメージを示している。なお、比較例1のビア接続形態はスタックドビア構造とした。以下に、冷熱衝撃信頼性試験結果を表1に示す。
表1に示す結果から本発明の半導体用パッケージ用多層基板では規定の2000サイクルまで良好な結果を得ることができた。信頼性評価後、半導体用パッケージ用多層基板を故障・破壊解析したところ、ランド/ビアホール底部間にクラックは認められなかった。よって、本発明はビア接続の信頼性を高くすることができた。一方、比較例1のビア接続がフルスタック構造では1200〜1500サイクルで断線し、信頼性評価後、比較例1を故障・破壊解析したところ、ランド銅とビアホール底部との界面にクラックが発生し、信頼性が低いことがわかった。
1:ランド
2:ビア
3:ビア使用面積(外接円近似)
4:ビアの中心線
10:両面導体絶縁層
20:導体・接着層つき絶縁層
11、21:絶縁層
12、22:導体層
13、23:ビア孔
33、43:接続ビア
12、24:フォトレジスト
15、25:ランド
16、26:配線
17:2層配線板
27:4層配線板

Claims (8)

  1. 複数の絶縁層と、
    前記複数の絶縁層に交互に形成され、複数のビアを介して接続される複数の配線層と、
    第n層の配線層と第n+1層の配線層とが接続される第nビアと、
    前記第n+1層の配線層と第n+2層の配線層とが接続される第n+1ビアと、を有し、
    前記第nビアと前記第n+1ビアとの中心距離が、前記第nビアの半径と前記第n+1ビアの半径との合計よりも小さくかつ、10μm以上であることを特徴とする半導体パッケージ用多層基板。
  2. 前記複数のビアの段数が三段以上連続していることを特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ用多層基板。
  3. 前記複数のビアの中心距離が、上面から見た場合に繰返し二点、正三角形の頂点及び正四角形の頂点を含む正多角形の頂点のいずれかであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体パッケージ用多層基板。
  4. 前記正多角形の頂点数は、前記複数のビアの段数に応じて選択することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体パッケージ用多層基板。
  5. 第1の面及び第2の面に配線層を有する第n層の絶縁層を準備し、
    前記第n層の絶縁層の前記第1の面の配線層から前記第2の面の配線層に至る第nビアを前記第n層の絶縁層中に形成し、
    前記第n層の絶縁層に積層または貼り合わせて第1の面及び第2の面に配線層を有する第n+1層の絶縁層を形成し、
    前記第n+1層の絶縁層の第1の面の配線層から第2の面の配線層に至る第n+1のビアを前記第n+1層の絶縁層中に形成する半導体パッケージ用多層基板の製造方法において、
    前記第nビアと前記第n+1ビアとの中心距離が、前記第nビアの半径と前記第n+1ビアの半径との合計よりも小さくかつ、10μm以上であることを特徴とする半導体パッケージ用多層基板の製造方法。
  6. それぞれが第1の面及び第2の面に配線層を有する複数の絶縁層を積層または貼り合わせる半導体パッケージ用多層基板の製造方法において、
    前記複数の絶縁層の第i層(i=n、n+1・・・n+k)の絶縁層の前記第1の面の配線層から前記第2の面の配線層に至る第iのビアを前記第i層の絶縁層中に形成し、
    第i+1層の絶縁層の第1の面の配線層から第2の面の配線層に至る第i+1のビアを前記第i+1層の絶縁層中に形成し、
    前記第iビアと前記第i+1ビアとの中心距離が、前記第iビアの半径と前記第i+1ビアの半径との合計よりも小さくかつ、10μm以上であることを特徴とする半導体パッケージ用多層基板の製造方法。
  7. 前記ビアの中心距離が、上面から見た場合に繰返し二点、正三角形の頂点及び正四角形の頂点を含む正多角形の頂点のいずれかであることを特徴とする請求項5または6に記載の半導体パッケージ用多層基板の製造方法。
  8. 前記正多角形の頂点数は、前記複数のビアの段数に応じて選択することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の半導体パッケージ用多層基板。
JP2009024076A 2008-05-14 2009-02-04 半導体パッケージ用多層基板の製造方法 Active JP5176995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009024076A JP5176995B2 (ja) 2008-05-14 2009-02-04 半導体パッケージ用多層基板の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008126668 2008-05-14
JP2008126668 2008-05-14
JP2009024076A JP5176995B2 (ja) 2008-05-14 2009-02-04 半導体パッケージ用多層基板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009302506A true JP2009302506A (ja) 2009-12-24
JP5176995B2 JP5176995B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=41549052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009024076A Active JP5176995B2 (ja) 2008-05-14 2009-02-04 半導体パッケージ用多層基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5176995B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012253332A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd チップ型コイル部品
JPWO2011122245A1 (ja) * 2010-03-31 2013-07-08 イビデン株式会社 配線板及びその製造方法
TWI467717B (zh) * 2009-12-17 2015-01-01 英特爾股份有限公司 包括多層玻璃核心之積體電路裝置的基底及其製造方法
US9001520B2 (en) 2012-09-24 2015-04-07 Intel Corporation Microelectronic structures having laminated or embedded glass routing structures for high density packaging
US9445496B2 (en) 2012-03-07 2016-09-13 Intel Corporation Glass clad microelectronic substrate
JP2017050391A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社デンソー 多層基板およびその製造方法
JP2017050314A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 イビデン株式会社 プリント配線板及びプリント配線板の製造方法
US9686861B2 (en) 2009-12-17 2017-06-20 Intel Corporation Glass core substrate for integrated circuit devices and methods of making the same
US10128179B2 (en) 2015-11-10 2018-11-13 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Fan-out semiconductor package and electronic device including the same
WO2019098011A1 (ja) * 2017-11-16 2019-05-23 株式会社村田製作所 樹脂多層基板、電子部品およびその実装構造
WO2019098012A1 (ja) * 2017-11-16 2019-05-23 株式会社村田製作所 樹脂多層基板、電子部品およびその実装構造
JP2019114617A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 京セラ株式会社 配線基板
JP2021061313A (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 株式会社デンソー 高周波線路接続構造
JP2022161324A (ja) * 2021-04-08 2022-10-21 株式会社村田製作所 コイル部品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007007857A1 (ja) * 2005-07-07 2007-01-18 Ibiden Co., Ltd. 多層プリント配線板
WO2007007861A1 (ja) * 2005-07-07 2007-01-18 Ibiden Co., Ltd. 多層プリント配線板

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007007857A1 (ja) * 2005-07-07 2007-01-18 Ibiden Co., Ltd. 多層プリント配線板
WO2007007861A1 (ja) * 2005-07-07 2007-01-18 Ibiden Co., Ltd. 多層プリント配線板

Cited By (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9420707B2 (en) 2009-12-17 2016-08-16 Intel Corporation Substrate for integrated circuit devices including multi-layer glass core and methods of making the same
US10070524B2 (en) 2009-12-17 2018-09-04 Intel Corporation Method of making glass core substrate for integrated circuit devices
TWI467717B (zh) * 2009-12-17 2015-01-01 英特爾股份有限公司 包括多層玻璃核心之積體電路裝置的基底及其製造方法
US9761514B2 (en) 2009-12-17 2017-09-12 Intel Corporation Substrate for integrated circuit devices including multi-layer glass core and methods of making the same
US9686861B2 (en) 2009-12-17 2017-06-20 Intel Corporation Glass core substrate for integrated circuit devices and methods of making the same
US8541693B2 (en) 2010-03-31 2013-09-24 Ibiden Co., Ltd. Wiring board and method for manufacturing the same
JPWO2011122245A1 (ja) * 2010-03-31 2013-07-08 イビデン株式会社 配線板及びその製造方法
JP2015019108A (ja) * 2011-05-31 2015-01-29 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. チップ型コイル部品
JP2012253332A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd チップ型コイル部品
US9445496B2 (en) 2012-03-07 2016-09-13 Intel Corporation Glass clad microelectronic substrate
US9793201B2 (en) 2012-03-07 2017-10-17 Intel Corporation Glass clad microelectronic substrate
US10008452B2 (en) 2012-09-24 2018-06-26 Intel Corporation Microelectronic structures having laminated or embedded glass routing structures for high density packaging
US9642248B2 (en) 2012-09-24 2017-05-02 Intel Corporation Microelectronic structures having laminated or embedded glass routing structures for high density packaging
US9001520B2 (en) 2012-09-24 2015-04-07 Intel Corporation Microelectronic structures having laminated or embedded glass routing structures for high density packaging
JP2017050314A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 イビデン株式会社 プリント配線板及びプリント配線板の製造方法
CN107926123A (zh) * 2015-09-01 2018-04-17 株式会社电装 多层基板以及其制造方法
WO2017038399A1 (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社デンソー 多層基板およびその製造方法
JP2017050391A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社デンソー 多層基板およびその製造方法
TWI612866B (zh) * 2015-09-01 2018-01-21 Denso Corp 多層基板及其製造方法
US10679933B2 (en) 2015-11-10 2020-06-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Fan-out semiconductor package and electronic device including the same
US10128179B2 (en) 2015-11-10 2018-11-13 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Fan-out semiconductor package and electronic device including the same
US11626364B2 (en) 2015-11-10 2023-04-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Fan-out semiconductor package and electronic device including the same
US10861784B2 (en) 2015-11-10 2020-12-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Fan-out semiconductor package and electronic device including the same
US10446481B2 (en) 2015-11-10 2019-10-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Fan-out semiconductor package and electronic device including the same
WO2019098011A1 (ja) * 2017-11-16 2019-05-23 株式会社村田製作所 樹脂多層基板、電子部品およびその実装構造
JPWO2019098012A1 (ja) * 2017-11-16 2020-07-02 株式会社村田製作所 樹脂多層基板、電子部品およびその実装構造
JPWO2019098011A1 (ja) * 2017-11-16 2020-07-30 株式会社村田製作所 樹脂多層基板、電子部品およびその実装構造
US11224119B2 (en) 2017-11-16 2022-01-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Resin multilayer substrate, electronic component, and mounting structure thereof
US11259401B2 (en) 2017-11-16 2022-02-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. Resin multilayer substrate, electronic component, and mounting structure thereof
WO2019098012A1 (ja) * 2017-11-16 2019-05-23 株式会社村田製作所 樹脂多層基板、電子部品およびその実装構造
JP2019114617A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 京セラ株式会社 配線基板
JP7002321B2 (ja) 2017-12-22 2022-01-20 京セラ株式会社 配線基板
JP2021061313A (ja) * 2019-10-07 2021-04-15 株式会社デンソー 高周波線路接続構造
JP2022161324A (ja) * 2021-04-08 2022-10-21 株式会社村田製作所 コイル部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP5176995B2 (ja) 2013-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5176995B2 (ja) 半導体パッケージ用多層基板の製造方法
JP2007081157A (ja) 多層配線基板及びその製造方法
JP2003209366A (ja) フレキシブル多層配線基板およびその製造方法
JP2006253189A (ja) 多層回路基板及びその製造方法
JP2007096314A (ja) ワイヤボンディングパッド面とボールパッド面の回路層の厚さが異なる半導体パッケージ基板およびその製造方法
JP5261756B1 (ja) 多層配線基板
US20140014399A1 (en) Printed wiring board
KR100843368B1 (ko) 다층 인쇄회로기판의 제조방법
JP2011018948A (ja) 多層印刷回路基板及びその製造方法
US20170354044A1 (en) Method for manufacturing wiring board
JP2005236067A (ja) 配線基板と配線基板の製造方法、および半導パッケージ
JP2015109392A (ja) 配線基板の製造方法
US7807215B2 (en) Method of manufacturing copper-clad laminate for VOP application
TWI459879B (zh) Method for manufacturing multilayer flexible printed wiring board
KR101516078B1 (ko) 인쇄회로기판 및 인쇄회로기판 제조 방법
JP2003124637A (ja) 多層配線板
KR101023372B1 (ko) 다중 층구성 인쇄회로기판의 제조방법 및 이에 의한 인쇄회로기판
KR20110113980A (ko) 필름을 포함한 다층 인쇄회로기판 및 그 제조 방법
TWI577250B (zh) 印刷電路板及其製造方法與模組
JP2004221618A (ja) 半導体装置搭載基板とその製造方法、並びに半導体パッケージ
US6492007B1 (en) Multi-layer printed circuit bare board enabling higher density wiring and a method of manufacturing the same
JP2005236220A (ja) 配線基板と配線基板の製造方法、および半導パッケージ
JP2008078487A (ja) Vop用銅張積層板の製造方法
JP2003229662A (ja) 配線基板の製造方法
JP2004111578A (ja) ヒートスプレッダー付きビルドアップ型の配線基板の製造方法とヒートスプレッダー付きビルドアップ型の配線基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5176995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250