JP2009299576A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、駐車ブレーキが制動状態にあるとき、誤って機体を走行させ、駐車ブレーキが磨耗するという問題を解消するとともに、駐車ブレーキレバーとクラッチレバーの配置自由度を高めることができる作業機を提供することを課題とする。
【解決手段】作業機としての耕耘機10は、エンジンの動力を断接するクラッチ51を備え、このクラッチ51にクラッチ51の断接状態を検出するクラッチスイッチ52を備え、機体11に、駐車ブレーキ機構30および駐車ブレーキスイッチ49を備え、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受け、駐車ブレーキ機構30が非制動状態にあるという駐車ブレーキスイッチ49の情報を受けたときにエンジン12の回転速度を高速に制御する制御部84を備える。
【選択図】図6
【解決手段】作業機としての耕耘機10は、エンジンの動力を断接するクラッチ51を備え、このクラッチ51にクラッチ51の断接状態を検出するクラッチスイッチ52を備え、機体11に、駐車ブレーキ機構30および駐車ブレーキスイッチ49を備え、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受け、駐車ブレーキ機構30が非制動状態にあるという駐車ブレーキスイッチ49の情報を受けたときにエンジン12の回転速度を高速に制御する制御部84を備える。
【選択図】図6
Description
本発明は、作業部をエンジンの動力によって駆動する型式の作業機に関する。
機体に作業部を備え、この作業部をエンジンの動力によって駆動する型式の作業機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−72412公報(図3)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図8は従来の技術の基本構成を説明する図であり、作業機の一形態である耕耘機のクラッチ操作機構101に、レバー支軸102を介してエンジンの駆動力を走行車輪に断接する主クラッチレバー104が前後揺動可能に設けられ、この主クラッチレバー104に並列して駐車ブレーキを制動状態または非制動状態にする駐車ブレーキレバー106が、前後揺動可能に設けられている。また、駐車ブレーキレバー106に、主クラッチレバー104に前方から係合する係合ピン107が一体的に設けられている。
図8は従来の技術の基本構成を説明する図であり、作業機の一形態である耕耘機のクラッチ操作機構101に、レバー支軸102を介してエンジンの駆動力を走行車輪に断接する主クラッチレバー104が前後揺動可能に設けられ、この主クラッチレバー104に並列して駐車ブレーキを制動状態または非制動状態にする駐車ブレーキレバー106が、前後揺動可能に設けられている。また、駐車ブレーキレバー106に、主クラッチレバー104に前方から係合する係合ピン107が一体的に設けられている。
クラッチを接続するためには、主クラッチレバー104をクラッチ接続側の位置に移動させる。この場合に、駐車ブレーキレバー106が制動側の位置にあれば、この駐車ブレーキレバー106に設けた係合ピン107は、主クラッチレバー104が接続側の位置に移動することを牽制するものになる。そうすれば、駐車ブレーキがロックされたときに、主クラッチレバー104が接続側の位置に移動できないため、駐車ブレーキが制動側の位置にあるときに、機体が走行するという問題を解消することができる。したがって、誤操作による駐車ブレーキの摩耗は避けられる。
しかし、特許文献1の技術では、1つのレバー支軸102を軸に、主クラッチレバー104と駐車ブレーキレバー106とが並列に配置されているので、主クラッチレバー104と駐車ブレーキレバー106とを並列に配置しなければならず、配置自由度に制約があった。加えて、耕耘作業中において、主クラッチレバー104の使用頻度は高いものであるが、駐車ブレーキレバー106は、用いられないため、並列に配置する必要性は低い。むしろ操作の邪魔になる虞がある。
本発明は、駐車ブレーキが制動状態にあるとき、誤って機体を走行させ、駐車ブレーキが磨耗するという問題を解消するとともに、駐車ブレーキレバーとクラッチレバーの配置自由度を高めることができる作業機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、所定の低速と、この低速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジンで、機体に設けた左右の車輪および作業部を駆動するとともに、作業者が機体の後方から連れ歩く型式の作業機において、この作業機は、エンジンの動力を左右の車輪へ伝達する第1駆動系と、エンジンの動力を作業部へ伝達する第2駆動系とを備え、この第2駆動系に、動力を断接するクラッチを備え、このクラッチにクラッチの断接状態を検出するクラッチスイッチを備え、機体に、駐車時に左右の車輪を制動させる駐車ブレーキ機構を備え、この駐車ブレーキ機構に、駐車ブレーキ機構が制動状態にあるか否かを検出する駐車ブレーキスイッチを備え、クラッチが接続されているとのクラッチスイッチの情報を受け、駐車ブレーキ機構が非制動状態にあるという駐車ブレーキスイッチの情報を受けたときにエンジンの回転速度を高速になるように制御し、クラッチが切断されているとのクラッチスイッチの情報を受け、若しくは、駐車ブレーキ機構が制動状態にあるという駐車ブレーキスイッチの情報を受けたときにエンジンの回転速度を前記低速になるように制御する制御部を備え、ていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、作業機には、駐車ブレーキ機構が制動状態にあるという駐車ブレーキスイッチの情報を受けたときにエンジンの回転速度を低速になるように制御する制御部が備えられている。
駐車ブレーキ機構が制動状態にあるという情報を受けたときに、エンジンの回転速度を低速にすることができる。
駐車ブレーキ機構を制動させた状態で、クラッチを接続する操作を行い、作業機を走行させるという誤操作をしたときに、エンジンの回転速度は低速のままなので、作業者は、かかる誤操作に気づき易くなる。作業者が誤操作に気づき易くなれば、ブレーキ解除操作に入り易くすることができる。そうすれば、誤操作によるブレーキの磨耗を解消することができる。
駐車ブレーキ機構を制動させた状態で、クラッチを接続する操作を行い、作業機を走行させるという誤操作をしたときに、エンジンの回転速度は低速のままなので、作業者は、かかる誤操作に気づき易くなる。作業者が誤操作に気づき易くなれば、ブレーキ解除操作に入り易くすることができる。そうすれば、誤操作によるブレーキの磨耗を解消することができる。
このとき、エンジン回転速度は低速のままなので、駐車ブレーキ機構に、過大な負荷がかかり難くなる。駐車ブレーキ機構に過大な負荷がかかり難くなれば、駐車ブレーキ機構の耐久性を高めることができる。
また、本発明の構成によれば、主クラッチレバーと駐車ブレーキレバーの間の配置関係には制約は生じないため、主クラッチレバーおよび駐車ブレーキレバーを自由に配置することができる。したがって、主クラッチレバーおよび駐車ブレーキレバーの配置自由度を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る作業機の左側面図であり、作業機としての耕耘機10は、機体11と、この機体11に搭載される動力源としてのエンジン12と、機体11の下部に設けエンジン12によって駆動される左右の車輪13、13(手前側の符号13のみ示す。)と、機体11の後方に配置され耕耘作業を行うロータリ耕耘部14と、機体11の後部から斜め後上方に延びており、その後端部に作業者が運転時に把持するグリップ部15を有する操作ハンドル16と、を備えており、作業者が機体11の後方から連れ歩く型式の耕耘機10である。
図1は本発明に係る作業機の左側面図であり、作業機としての耕耘機10は、機体11と、この機体11に搭載される動力源としてのエンジン12と、機体11の下部に設けエンジン12によって駆動される左右の車輪13、13(手前側の符号13のみ示す。)と、機体11の後方に配置され耕耘作業を行うロータリ耕耘部14と、機体11の後部から斜め後上方に延びており、その後端部に作業者が運転時に把持するグリップ部15を有する操作ハンドル16と、を備えており、作業者が機体11の後方から連れ歩く型式の耕耘機10である。
ロータリ耕耘部14は、耕耘軸31とこの耕耘軸31に取り付けた耕耘爪32と、この耕耘爪32の上方を覆う耕耘カバー33と、この耕耘カバー33の後部にヒンジ部34を介して揺動自在に下げた耕耘爪32の下方を覆うリヤガード35と、を備えている。耕耘爪32とは、耕耘軸31に装着して土壌を耕起、土塊を粉砕する刃である。
本発明に係る耕耘機10は、駐車時に、左右の車輪13、13に制動をかける駐車ブレーキ機構30を備えている。
本発明に係る耕耘機10は、駐車時に、左右の車輪13、13に制動をかける駐車ブレーキ機構30を備えている。
図2は本発明に係る作業機に設けたクラッチ操作部の説明図および作用図並びに駐車ブレーキ操作部の説明図である。
図2(a)において、操作ハンドル16のグリップ部15の近傍に、クラッチ操作部28が設けられ、このクラッチ操作部28は、後述するクラッチを断接するクラッチレバー18と、このクラッチレバー18に近接して設けクラッチ本体24が接続されたことを検出するクラッチスイッチ23とを備えている。クラッチスイッチ23は、クラッチ51の断接状態を検出するものである。
図2(a)において、操作ハンドル16のグリップ部15の近傍に、クラッチ操作部28が設けられ、このクラッチ操作部28は、後述するクラッチを断接するクラッチレバー18と、このクラッチレバー18に近接して設けクラッチ本体24が接続されたことを検出するクラッチスイッチ23とを備えている。クラッチスイッチ23は、クラッチ51の断接状態を検出するものである。
クラッチスイッチ23は、操作ハンドル16に設けたブラケット24を介して取り付けられている。クラッチスイッチ23には、リミットスイッチが利用されている。
クラッチレバー18は、軸部26と、この軸部26に揺動可能に取り付けクラッチの断接レバーとしてのレバー部27と、このレバー部27をグリップ部15から離す方向に付勢する図示せぬばね部とからなる。
駐車ブレーキ機構30の構成要素としての駐車ブレーキ操作部29について説明すると、駐車ブレーキ操作部29は、レバー部27よりも前方に配置され、操作ハンドル16に取り付けられており、作業者が前後に往復移動操作可能な駐車ブレーキレバー37を備える。
図2(a)において、クラッチが遮断されている状態(OFF)が示されており、クラッチスイッチ23の検出部23sにレバー部27が接触している。
図2(b)において、クラッチ本体24が接続されている状態(ON)が示されている。作業者の操作によりレバー部27がグリップ部15に引きつけられている。このとき、クラッチスイッチ23の検出部23sからレバー部27は離間している。
図2(b)において、クラッチ本体24が接続されている状態(ON)が示されている。作業者の操作によりレバー部27がグリップ部15に引きつけられている。このとき、クラッチスイッチ23の検出部23sからレバー部27は離間している。
図3は図2(a)の3矢視図、図4は駐車ブレーキ操作部を説明する側面図である。以下、図3〜図4を参照して説明を行う。
駐車ブレーキ操作部29には、機体11の後部から後方に延設した操作ハンドル16に、図示せぬブラケットを介して設けた支点軸42と、この支点軸42を中心に回動可能に設け側面視くの字状を呈する駐車ブレーキレバー37と、支点軸42の上方を覆うとともに作業者に制動側の位置と非制動側の位置とが表示されるカバー部材45と、を備える。
駐車ブレーキ操作部29には、機体11の後部から後方に延設した操作ハンドル16に、図示せぬブラケットを介して設けた支点軸42と、この支点軸42を中心に回動可能に設け側面視くの字状を呈する駐車ブレーキレバー37と、支点軸42の上方を覆うとともに作業者に制動側の位置と非制動側の位置とが表示されるカバー部材45と、を備える。
駐車ブレーキレバー37には、上端部37aに作業者が握る握り部44が設けられ、下端部37bに支点軸42が設けられ、中間部37cにワイヤ46の末端に取り付けた円筒状の駒部材47を移動可能にする長穴48が開けられ、駐車ブレーキ機構30が制動状態にあるとの情報を検出する駐車ブレーキスイッチ49と当接する「くの字状」の輪郭部37pが設けられている。
図5は駐車ブレーキ操作部の作用説明図である。
(a)において、駐車ブレーキ機構30が制動側の位置にあり、輪郭部37pが駐車ブレーキスイッチ49の検出部49sを押圧していることを示す。
(b)において、駐車ブレーキ機構30が非制動側の位置にあり、輪郭部37pが駐車ブレーキスイッチ49の検出部49sから離間していることを示す。
(a)において、駐車ブレーキ機構30が制動側の位置にあり、輪郭部37pが駐車ブレーキスイッチ49の検出部49sを押圧していることを示す。
(b)において、駐車ブレーキ機構30が非制動側の位置にあり、輪郭部37pが駐車ブレーキスイッチ49の検出部49sから離間していることを示す。
なお、ワイヤ46は、図矢印a方向に常に引張力を受けており、支点軸42と長穴48と駒部材47との相互作用によって、支点越えが発生する。そうすると、駐車ブレーキレバー37は、ブレーキ制動側の位置またはブレーキ非制動側の位置のうちの一方の位置に保持される。
図6は本発明に係る作業機の構成を説明するブロック図であり、作業機としての耕耘機10を構成する機体11に、エンジン12が設けられ、このエンジン12により駆動され田畑を耕耘する作業部としての耕耘爪32が設けられるとともに、エンジン12から左右の車輪13、13および耕耘爪32に向け駆動力を伝達する駆動系21が設けられている。
駆動系21は、エンジンの動力を左右の車輪13、13へ伝達する第1駆動系41と、エンジン12の動力を作業部としての耕耘爪32に伝達する第2駆動系75とからなる。
駆動系21は、エンジンの動力を左右の車輪13、13へ伝達する第1駆動系41と、エンジン12の動力を作業部としての耕耘爪32に伝達する第2駆動系75とからなる。
第1駆動系41は、デファレンシャル機構72を備えている。デファレンシャル機構72には、デファレンシャル機構72をロック状態にするデフロック機構を含む。
第2駆動系75には、エンジン12の動力を作業部としての耕耘爪32に伝達する駆動系21に動力を断接するクラッチ51を備えている。前述したように、クラッチ51には、クラッチ51の断接状態を検出するクラッチスイッチ52が備えられている。
クラッチ51は、クラッチ本体24と、このクラッチ本体24から延びているケーブルワイヤ50と、このケーブルワイヤ50に接続するクラッチレバー18とを主要な構成要素とする。
クラッチ本体24は、エンジン12と耕耘爪32の間に介在され、その上流側にエンジン12の出力軸12Jと、このエンジン12の出力軸12Jに、耕耘爪32を含む耕耘軸31に駆動力を伝達する伝達軸76が連結されている。エンジン12、クラッチ51、伝達軸76および耕耘軸31は、第2駆動系75に含まれている。
エンジン12には、その出力軸12Jの回転速度を検出するエンジン回転センサ81、供給する燃料の量を調整するスロットル弁82、およびこのスロットル弁82の開き量を調整するスロットル弁制御モータ83を備えている。
また、機体11に、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受け、駐車ブレーキ機構30が非制動状態にあるという駐車ブレーキスイッチ49の情報を受けたときにエンジン12の回転速度を高速になるように制御する制御部84が設けられている。なお、制御部84をエンジン12に設けることは差し支えない。
図中、85は制御部84とスロットル弁制御モータ83の間に介在させたドライバ、86はスロットルの実際の開度を検出するスロットル開度センサである。
図中、85は制御部84とスロットル弁制御モータ83の間に介在させたドライバ、86はスロットルの実際の開度を検出するスロットル開度センサである。
すなわち、機体11に搭載したエンジン12は、制御部84から指令を受けたスロットル弁制御モータ83によって、所定の低速と、この低速より回転速度が高い高速に回転速度を設定するようにした。
図7は本発明に係る作業機の動作フロー図であり、図1〜図6に基づき説明を行う。
STXXは、ステップ番号を示す。
以下説明において、エンジン12が始動されたという前提で説明する。エンジン12が始動されると、すぐにこのフローは開始される。
STXXは、ステップ番号を示す。
以下説明において、エンジン12が始動されたという前提で説明する。エンジン12が始動されると、すぐにこのフローは開始される。
ST01でクラッチ51が接続されていないとのクラッチスイッチ52の情報を受けたとき(クラッチオフのとき)、エンジン12は低速(Ni)で回転し(ST02)、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受けたとき(クラッチオンのとき)は、ST03に進む。
ST03で駐車ブレーキ機構30が制動状態にあるか否かを判断する。駐車ブレーキ機構非制動状態であるとの駐車ブレーキスイッチ49の情報を受けたとき(駐車ブレーキスイッチ49がオフのとき)は、エンジン12は高速(Nh)で回転する(ST04)。
一方、駐車ブレーキ機構30が制動状態にあるとの駐車ブレーキスイッチ49の情報を受けたとき(駐車ブレーキスイッチ49がオンのとき)は、非耕耘時であると判断し、エンジン12は低速(Ni)で回転する(ST02)。以上で、エンジン回転数制御の1サイクルが終了する。
すなわち、本発明に係る作業機としての耕耘機10に、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受け、若しくは、駐車ブレーキ機構30が制動状態にあるという駐車ブレーキスイッチ49の情報を受けたときにエンジン12の回転速度を低速になるように制御する制御部84を備えている。
駐車ブレーキ機構30が制動状態にあるという情報を受けたときに、エンジン12の回転速度を低速にすることができる。
駐車ブレーキ機構30を制動させた状態で、誤って耕耘機を走行させたときにおいて、エンジン12の回転速度は低速のままなので、作業者は誤操作に気づき易くなる。作業者が誤操作に気づき易くなれば、ブレーキ解除操作に入り易くすることができる。そうすれば、ブレーキの磨耗を大幅に減らすことができ、無用なブレーキ摩耗を解消することができる。
駐車ブレーキ機構30を制動させた状態で、誤って耕耘機を走行させたときにおいて、エンジン12の回転速度は低速のままなので、作業者は誤操作に気づき易くなる。作業者が誤操作に気づき易くなれば、ブレーキ解除操作に入り易くすることができる。そうすれば、ブレーキの磨耗を大幅に減らすことができ、無用なブレーキ摩耗を解消することができる。
このとき、エンジン回転速度は低速のままなので、駐車ブレーキ機構30には、過大な負荷がかかり難くなる。駐車ブレーキ機構30に過大な負荷がかかり難くなれば、駐車ブレーキ機構30の耐久性を高めることができる。
また、本発明の構成によれば、クラッチレバー18と駐車ブレーキレバー37の間の配置関係には制約は生じないため、クラッチレバー18および駐車ブレーキレバー37を自由に配置することができる。したがって、クラッチレバー18および駐車ブレーキレバー37の配置自由度を高めることができる。
尚、本実施例において、作業機は、耕耘機であるが、耕耘機に限定されず、芝刈り機、除雪機など他の作業機に適用することは差し支えない。
尚、本実施例において、作業機は、耕耘機であるが、耕耘機に限定されず、芝刈り機、除雪機など他の作業機に適用することは差し支えない。
本発明は、駐車ブレーキ機構を備えている作業機に好適である。
10…耕耘機、11…機体、12…エンジン、13…車輪、30…駐車ブレーキ機構、32…耕耘爪、41…第1駆動系、49…駐車ブレーキスイッチ、51…クラッチ、52…クラッチスイッチ、75…第2駆動系、84…制御部。
Claims (1)
- 所定の低速と、この低速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジンで、機体に設けた左右の車輪および作業部を駆動するとともに、作業者が前記機体の後方から連れ歩く型式の作業機において、
この作業機は、前記エンジンの動力を前記左右の車輪へ伝達する第1駆動系と、前記エンジンの動力を前記作業部へ伝達する第2駆動系とを備え、この第2駆動系に、前記動力を断接するクラッチを備え、このクラッチにクラッチの断接状態を検出するクラッチスイッチを備え、
前記機体に、駐車時に前記左右の車輪を制動させる駐車ブレーキ機構を備え、この駐車ブレーキ機構に、駐車ブレーキ機構が制動状態にあるか否かを検出する駐車ブレーキスイッチを備え、
前記クラッチが接続されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け、前記駐車ブレーキ機構が非制動状態にあるという前記駐車ブレーキスイッチの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記高速になるように制御し、
前記クラッチが切断されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け、若しくは、前記駐車ブレーキ機構が制動状態にあるという前記駐車ブレーキスイッチの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記低速になるように制御する制御部を備え、
ていることを特徴とする作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008154715A JP2009299576A (ja) | 2008-06-12 | 2008-06-12 | 作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008154715A JP2009299576A (ja) | 2008-06-12 | 2008-06-12 | 作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009299576A true JP2009299576A (ja) | 2009-12-24 |
Family
ID=41546716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008154715A Pending JP2009299576A (ja) | 2008-06-12 | 2008-06-12 | 作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009299576A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013034408A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Yanmar Co Ltd | 歩行型管理機 |
CN104285530A (zh) * | 2014-10-21 | 2015-01-21 | 无锡华源凯马发动机有限公司 | 一种带有安全起动执行机构的微耕机 |
-
2008
- 2008-06-12 JP JP2008154715A patent/JP2009299576A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013034408A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Yanmar Co Ltd | 歩行型管理機 |
CN104285530A (zh) * | 2014-10-21 | 2015-01-21 | 无锡华源凯马发动机有限公司 | 一种带有安全起动执行机构的微耕机 |
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