JP2013034408A - 歩行型管理機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主クラッチ4dの「入」「切」の切替操作をする主クラッチレバー30と、ブレーキ装置11の「作動」「解除」の切替操作をする駐車ブレーキレバー50と、前記主クラッチレバー30と前記駐車ブレーキレバー50が配置されるハンドル18と、を具備する歩行型管理機において、前記主クラッチレバー30と前記駐車ブレーキレバー50とを連動ワイヤー29を介して連動連結した。
【選択図】図3
Description
特許文献1に記載の技術においては、主クラッチレバーと駐車ブレーキレバーの二本のレバーを操作する場合、主クラッチレバーは前後に回動するだけで主クラッチを「入」と「切」に変更でき、主クラッチレバーが「切」のとき駐車ブレーキレバーを「作動」側に回動することで、制動することができる。また、主クラッチレバーが「入」で、駐車ブレーキレバーを「解除」から「作動」側に回動すると、駐車ブレーキレバーの「作動」側への回動に連動して主クラッチレバーが「切」側に回動するようになっていた。また、この状態から主クラッチレバーを「入」側に回動すると、その回動に連動して駐車ブレーキレバーも「解除」側に連動して回動するようになっていた。こうして、主クラッチ装置と駐車ブレーキ装置の両方が同時に「入」と「作動」の状態にならないようになっていた。
ミッションケース5の入力軸9から車軸10までの動力伝動中途部に備えられたブレーキ軸23には、ブレーキ装置11(図2参照)が備えられる。当該ブレーキ装置11の「作動」及び「解除」の切替操作は、駐車ブレーキレバー50(図2及び図3参照)の操作と連係される。
また、入力軸9から取り出された動力の他の一部は、チェーンケース13内の伝動機構等を経由して、耕耘装置7の耕耘軸14に伝達される。
耕耘装置7は、前述したチェーンケース13及び耕耘軸14の他、さらに耕耘カバー15等を備える。耕耘軸14の外周面には耕耘爪16・16・・・が植設される。耕耘爪16・16・・・が耕耘軸14と一体化して回転することにより、歩行型管理機1を走行車輪6・6によって走行させながら、圃場を耕耘することが可能である。
本実施形態のレバー操作装置100は、ハンドル18、主クラッチレバー30、指クラッチレバー40、駐車ブレーキレバー50、第一の取付プレート60、及び第二の取付プレート70等を備えて構成される。
主クラッチレバー30が「切」位置にあり、かつ、作業者が指クラッチレバー40に触れていないとき、カムフォロワー83が連係プレート44の溝44aの前方に配置されている(図5参照)。この状態から、作業者が指クラッチレバー40のグリップ部43を押し下げ始めると、カムフォロワー83が溝44aに入り込んで当該溝44aの内周面によって押し上げられることにより、中間プレート80が支軸61を支点として右側面視時計回りに回動する。そして、中間プレート80が所定の回動位置に到達したとき、第一の突出部80aが主クラッチレバー30の軸部34に当接する。この状態から作業者がさらに指クラッチレバー40のグリップ部43を押し下げると、主クラッチレバー30が中間プレート80と一体化して支軸61を支点として右側面視時計回りに回動する(図6参照)。そして、指クラッチレバー40が「第二の位置」まで回動されたとき、ワイヤー28の付勢方向が支軸61を支点とする支点越えとなり、主クラッチレバー30は「入」位置に到達し保持される。この状態において、作業者が指クラッチレバー40から指を離すと、主クラッチレバー30が「入」位置に保持されたままの状態で、引っ張りバネ45の付勢力により指クラッチレバー40が「第一の位置」に復帰し、これに連動してカムフォロワー83が連係プレート44の溝44a内を摺動することにより中間プレート80が支軸61を支点として右側面視反時計回りに回動する。そして、中間プレート80が所定の回動位置に到達したときに引っ張りバネ85が支軸61を支点とする支点越えとなり、中間プレート80は引っ張りバネ85に付勢されて第二の突出部80bが主クラッチレバー30の軸部34と当接するときの回動位置に安定的に保持される(図7参照)。
主クラッチレバー30が「入」位置にあり、かつ、作業者が指クラッチレバー40に触れていないとき、カムフォロワー83が連係プレート44の溝44aの前上部と当接している(図7参照)。この状態から、作業者が指クラッチレバー40のグリップ部43を押し下げ始めると、所定の回動位置において連係プレート44の当接面44bがカムフォロワー83に当接し、カムフォロワー83が当接面44bによって前方に押されることにより、中間プレート80が支軸61を支点として右側面視反時計回りに回動する。このとき、主クラッチレバー30の軸部34が第二の突出部80bと当接して後方に押されることにより、主クラッチレバー30が中間プレート80と一体化して支軸61を支点として右側面視反時計回りに回動する。作業者がさらに指クラッチレバー40のグリップ部43を押し下げると、中間プレート80の第三の突出部80cとストッパ64とが当接した状態となる(図8参照)。これにより、それ以上の指クラッチレバー40の「第二の位置」側への回動が規制されるが、ワイヤー28の付勢方向が支軸61を支点とする支点越えとなり、主クラッチレバー30は後方へ回動されることとなり、主クラッチレバー30がストッパ63に当接した「切」位置に安定的に保持される。この状態において、作業者が指クラッチレバー40から手を離すと、引っ張りバネ45の付勢力により指クラッチレバー40が「第一の位置」に復帰する。そして、中間プレート80は、主クラッチレバー30が後方へ回動されることにより、引っ張りバネ85が支軸61を支点とする支点越えとなり、右側面視時計回りに回転されて、図5に示す元の位置に戻される。
このとき、連結プレート37の先端部と、駐車ブレーキレバー50の他端部と、の間の距離は、連動ワイヤー29の長さよりも若干長い程度の長さとなる(図9参照)。
このとき、連結プレート37の先端部と、駐車ブレーキレバー50の他端部と、の間の距離は、駐車ブレーキレバー50を「作動」位置から「解除」位置側に回動するに連れて短くなる。したがって、主クラッチレバー30が「切」位置にあり、かつ、駐車ブレーキレバー50が「解除」位置にある場合においては、連動ワイヤー29が弛んだ状態となる(図4参照)。このように、主クラッチレバー30が「切」位置に保持されているときは、連動ワイヤー29の張力による制限を受けることなく駐車ブレーキレバー50を切替操作可能である。
また、駐車ブレーキレバー50を「作動」位置に保持したまま、主クラッチレバー30を「切」位置(図9参照)から「入」位置側に向かって回動すると、連結プレート37の先端部と、駐車ブレーキレバー50の他端部と、の間の距離が次第に長くなり、途中の回動位置(「切」位置近傍の回動位置)において連動ワイヤー29が緊張した状態となる(図11参照)。このとき、連動ワイヤー29が駐車ブレーキレバー50を引っ張る力により、当該駐車ブレーキレバー50には右側面視で時計回りの回転モーメントが付与されるが、前述したように「作動」位置のときの駐車ブレーキレバー50はレバーガイド54の係止部54aに係止されているので、駐車ブレーキレバー50の右側面視で時計回りへの回動は阻止される。また、図11の状態において作業者がグリップ部33から手を離すと、主クラッチレバー30はワイヤー28の付勢力により「切」位置に復帰する。このように、主クラッチレバー30が「切」位置にあり、かつ、駐車ブレーキレバー50が「作動」位置にある状態から、主クラッチレバー30を「入」位置側に回動したとき、当該主クラッチレバー30が「切」位置から「入」位置に向かう途中の所定の回動位置に到達したときに連動ワイヤー29が緊張した状態となり(図11参照)、それ以上の主クラッチレバー30の「入」位置側への回動が制限されるのである。このように、本実施形態では、ブレーキ装置11を「作動」の状態としたままで主クラッチ4dを「入」にしてしまうという誤操作を防止することができる。
このように構成した場合、主クラッチレバー30と駐車ブレーキレバー50が連動ワイヤー29により連結されるため、主クラッチレバー30と駐車ブレーキレバー50は連動ワイヤー29の長さ以上には離れて配置されないようになり、確実に操作できる。また、従来の誤操作防止のための措置のように主クラッチレバー30及び駐車ブレーキレバー50を概ね一直線上に配置する必要がない。また、主クラッチレバー30と駐車ブレーキレバー50とを連動ワイヤー29で連結する構成であれば、両レバーの回動軸(本実施形態では、支軸61及び回動支軸51)を平行に保つ必要もないし、両レバーの回動操作方向が多少ずれていても構わない。すなわち、主クラッチレバー30と駐車ブレーキレバー50の配置(レイアウト)の自由度を充分に確保することができる。
したがって、ブレーキ装置11を「解除」にした状態で、主クラッチレバー30を入切操作することができる。
したがって、主クラッチレバー30が「入」位置にあり、かつ、駐車ブレーキレバー50が「解除」位置にある状態から、当該駐車ブレーキレバー50を「作動」位置側に回動操作することにより、主クラッチレバー30を操作することなく主クラッチ4dを「切」の状態にすることができる。
したがって、駐車ブレーキレバー50が「作動」位置のとき、主クラッチレバー30は「切」位置に保持されて、主クラッチレバー30に触れても「入」側に大きく回動することがない。
4d 主クラッチ
11 ブレーキ装置
18 ハンドル
29 連動ワイヤー(ワイヤー)
30 主クラッチレバー
40 指クラッチレバー
50 駐車ブレーキレバー
54 レバーガイド
54a 係止部
100 レバー操作装置
Claims (2)
- 主クラッチの「入」「切」の切替操作をする主クラッチレバーと、
ブレーキ装置の「作動」「解除」の切替操作をする駐車ブレーキレバーと、
前記主クラッチレバーと前記駐車ブレーキレバーが配置されるハンドルと、を具備する歩行型管理機において、
前記主クラッチレバーと前記駐車ブレーキレバーとをワイヤーを介して連動連結したことを特徴とする歩行型管理機。 - 請求項1に記載の歩行型管理機において、
前記駐車ブレーキレバーをレバーガイドにてガイドする構成とし、当該レバーガイドの「作動」位置に係止部を形成し、当該係止部を介して前記駐車ブレーキレバーを「作動」位置に保持すると、前記ワイヤーが緊張されて前記主クラッチレバーが「切」位置に保持されるように構成したことを特徴とする歩行型管理機。
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-
2011
- 2011-08-04 JP JP2011171408A patent/JP5722157B2/ja active Active
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