JP2011189859A - 歩行型管理機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主クラッチ14dと連係されるとともに、主クラッチ14dが「入」となる後方位置から主クラッチ14dが「切」となる前方位置までの範囲内において回動軸87を中心として回動可能な安全クラッチレバー56を具備し、安全クラッチレバー56は、水平に架け渡された中央当接部56aと、中央当接部56aの左端部から延出されるとともにステー64に回動可能に支持される左支持部53bと、中央当接部56aの右端部から延出されるとともに右のステーに回動可能に支持される右支持部53cと、を備え、安全クラッチレバー56が前方位置にあるとき、中央当接部56aが歩行型管理機本体に最も近づく。
【選択図】図6
Description
ハンドルは、歩行型管理機本体の後部から左上方に延出した左フレーム、歩行型管理機本体の後部から右上方に延出した右フレーム、並びに、左フレームの中途部及び右フレームの中途部を連結する連結フレームから成る。連結フレームは、左フレーム及び右フレームを補強するとともに、作業者が歩行型管理機本体(作業装置)に近づき過ぎることを防止するためのものであり、安全鑑定基準に準拠した位置に配置されている。
このように構成することで、特許文献1に記載の歩行型管理機においては、後進時等に、作業者がハンドル及び作業装置と、後方の構造体と、の間に挟まれると、作業者の身体がセーフティワイヤに当接することによりセーフティワイヤが前方に引っ張られ、クラッチが「切」となる。その結果、歩行型管理機の走行及び作業装置の作動を迅速に停止することができる。また、作業者が緊急時等においてセーフティワイヤを突発的に後方に引っ張ることによっても、歩行型管理機の走行及び作業装置の作動を迅速に停止することができる。
また、上記のセーフティワイヤの操作によっては、主クラッチを「切」から「入」に切り替えることができず、操作性という観点からは改善の余地があった。
管理機1は、適宜の作業装置を装着することにより、耕耘作業あるいは中耕除草等の農作業を行うことができるものである。本実施形態の管理機1には、作業装置の一例としてロータリ式の耕耘装置40が装着されている。
以下では、管理機1が直進する方向を前後方向と規定するとともに、エンジン12が搭載される側を前方(図1の矢印Aの方向)、耕耘装置40が装着される側を後方と規定して説明を行う。
ここで、エンジンフレーム11、エンジン12、伝動機構14、ミッションケース20、及び走行車輪30・30を合わせたものは、歩行型管理機本体を構成している。
伝動機構14には、後述する主クラッチ14dが備えられる。主クラッチ14dの入切操作は、後述する主クラッチレバー54及び安全クラッチレバー56の操作と連係される(図3参照)。
変速機構は、入力軸21から走行側出力軸に伝達される動力を複数の変速段に変速可能とする機構であり、変速レバー25の操作と連係される。変速レバー25を操作することにより管理機1の走行速度を変速可能である。
変速機構(厳密には変速機構に備えられるブレーキ軸28(図3参照))には、後述するブレーキ装置18が備えられる。ブレーキ装置18の操作は、後述する駐車ブレーキレバー57の操作と連係される。
ハンドル58上の、右の把持部62の前方となる位置には、操作ボックス153が固定される。操作ボックス153には、耕耘装置40の作動及びその停止を切り替えるための耕耘クラッチレバー55等の各種の操作具が配置される。
左の操作ボックス53と、右の操作ボックス153と、の間には安全クラッチレバー56が架け渡される。安全クラッチレバー56は、管理機1に備えられる「挟込防止操作具」に相当する。
操作ボックス53は、ベースプレート63、ステー64、及び上カバー65を有する。
ベースプレート63の内側には、駐車ブレーキレバー57、主クラッチレバー54、及び第二支持部材82(後述)が左右方向に並べて設けられる。
孔64d・63eに回動軸66を貫装することにより、回動軸66はその軸線が水平方向に延びた姿勢で、ベースプレート63及びステー64に支持される。回動軸66は主クラッチレバー54の回動支点を成す。
なお、以下の説明における「側面視」及び「右側面視」は、回動軸66の軸線方向からみたときの状態を指すものとする。
孔64fに回動軸69を貫装することにより、回動軸69はその軸線が回動軸66の軸線と平行となる姿勢で、ステー64に支持される。回動軸69は駐車ブレーキレバー57の回動支点を成す。
ここで、右側面視において、回動軸69の中心が配置される地点は、回動軸66の中心が配置される地点の前方に配置されている。このように、回動軸69と回動軸66とは、相互に平行であり、かつ、軸線方向が一直線とならないように配置されている。
また、右の操作ボックス153の左側板(不図示)には、安全クラッチレバー56の右連結部56e(後述)を回動可能に支持するための側面視円形状の孔(不図示)が形成される。当該孔は、側面視において孔63fと重ね合わせることが可能である。
また、主クラッチレバー54と駐車ブレーキレバー57とは、第二連係機構70により相互の動きが連係されている。第二連係機構70の構成についても、後に詳述する。
円筒部54dは、中途部54bの側面から左右両側方に向かって突出する円筒形状の部材であり、回動軸66に嵌装される。突出片54eは、中途部54bの右側面から右側方に向かって突出する部材であり、後述する第二支持部材82の下面と当接可能である。
前延出部54cには、後述する当接面54fが形成される。
円筒部82aは、第二支持部材82の後下部の側面から左右両側方に向かって突出する円筒形状の部材であり、回動軸66に嵌装される。ワイヤー軸82bは、第二支持部材82の上部の右側面から右側方に向かって突出する軸であり、後述するワイヤー15の後端部が連結される(図3及び図6参照)。ガイド孔82cは、第二支持部材82の前部にその板面を貫通するように形成された孔であり、側面視において歪んだ三角形状である。
主クラッチレバー54の回動位置は、ワイヤー15から受ける張力、及び、捩りバネ84(後述)から受ける付勢力により、「切位置」または「入位置」のいずれか一方に選択的に保持される。
安全クラッチレバー56は、主クラッチレバー54と同様に、主クラッチ14dを「入」または「切」に人為的に切り替えるための操作具である。安全クラッチレバー56の操作は、第一連係機構80により主クラッチレバー54の操作と連係されている(図3参照)。
ここで、左連結部56d及び右連結部56eが成す回動軸87は、本発明に係る第一回動軸の実施の一形態であり、中央当接部56aの軸線と平行であり、かつ、中央当接部56aからある程度離れた位置に配置されるもの(左右方向に平行な直線)である。
したがって、安全クラッチレバー56が回動軸87を中心として回動することにより、中央当接部56aの位置は前後に移動する。
第一連係機構80は、主クラッチレバー54の操作と、安全クラッチレバー56の操作と、を連係する機構である。
第一連係機構80は、第一支持部材81、第二支持部材82、摺動軸部材83、及び捩りバネ84を備える。
なお、本実施形態の捩りバネ84の他端部は摺動軸部材83に連結されるものとしたが、この構成に代えて、捩りバネの他端部を第一支持部材の中途部に連結する構成としてもよい。
なお、主クラッチレバー54が切位置にあり、かつ、安全クラッチレバー56が前方位置にある状態を、初期の状態(図6参照)と想定して説明を行う。
ここで、作業者がグリップ54gを下方に傾倒することにより、主クラッチレバー54を切位置から入位置側に向かって回動すると、摺動軸部材83はガイド孔82cの下辺に押し付けられた状態を保持しつつ、ガイド孔82cの下辺に沿って後方にスライドする。これに伴って、安全クラッチレバー56は、捩りバネ84から受ける付勢力に抗して、後方位置側に向かって回動される。
したがって、安全クラッチレバー56は、摺動軸部材83及び第一支持部材81を介して捩りバネ84から受ける付勢力により、後方位置側に付勢されることとなる。また、摺動軸部材83は、ガイド孔82cの下辺から離れ、ガイド孔82cの上辺に当接する位置まで移動するとともに、捩りバネ84から受ける付勢力によりガイド孔82cの上辺に押し付けられる。
こうして、主クラッチレバー54が入位置に到達するとともに、安全クラッチレバー56が後方位置に到達する(図8参照)。これにより、管理機1の主クラッチ14dが「入」となり、管理機1の走行及び耕耘装置40の作動が可能な状態となる。
なお、主クラッチレバー54が切位置にあり、かつ、安全クラッチレバー56が前方位置にある状態を、初期の状態(図6参照)と想定して説明を行う。
ここで、作業者が中央当接部56aを後方に引き寄せることにより、安全クラッチレバー56を前方位置から後方位置側に向かって回動すると、摺動軸部材83は安全クラッチレバー56と一体的に移動する。したがって、摺動軸部材83は、付勢部材から受ける付勢力に抗して、ガイド孔82cの下辺から離れ、ガイド孔82cの上辺に当接する位置まで移動する。
作業者が中央当接部56aをさらに後方に引き寄せると、摺動軸部材83は、ガイド孔82cの上辺を押しながら、ガイド孔82cの上辺に沿って後方にスライドする。摺動軸部材83に押されることにより、第二支持部材82及び主クラッチレバー54が、捩りバネ84から受ける付勢力、並びに、ワイヤー15から受ける張力に抗して、入位置側に向かって回動される。
したがって、安全クラッチレバー56は、摺動軸部材83及び第一支持部材81を介して捩りバネ84から受ける付勢力により、後方位置側に付勢されることとなる。
こうして、安全クラッチレバー56が後方位置に到達するとともに、主クラッチレバー54が入位置に到達する(図8参照)。これにより、管理機1の主クラッチ14dが「入」となり、管理機1の走行及び耕耘装置40の作動が可能な状態となる。
なお、主クラッチレバー54が入位置にあり、かつ、安全クラッチレバー56が後方位置にある状態を、初期の状態(図8参照)と想定して説明を行う。
ここで、作業者がグリップ54gを上方に傾倒することにより、主クラッチレバー54を入位置から切位置側に向かって回動すると、摺動軸部材83はガイド孔82cの上辺に押し付けられた状態を保持しつつ、ガイド孔82cの上辺に沿って後方にスライドする。これに伴って、安全クラッチレバー56は、捩りバネ84から受ける付勢力に抗して、前方位置側に向かって回動される。
したがって、安全クラッチレバー56は、摺動軸部材83及び第一支持部材81を介して捩りバネ84から受ける付勢力により、前方位置側に付勢されることとなる。また、摺動軸部材83は、ガイド孔82cの上辺から離れ、ガイド孔82cの下辺に当接する位置まで移動するとともに、捩りバネ84から受ける付勢力によりガイド孔82cの下辺に押し付けられる。
こうして、主クラッチレバー54が切位置に到達するとともに、安全クラッチレバー56が前方位置に到達する(図6参照)。これにより、管理機1の主クラッチ14dが「切」となり、管理機1の走行が停止されるとともに、耕耘装置40の作動が停止される。
なお、主クラッチレバー54が入位置にあり、かつ、安全クラッチレバー56が後方位置にある状態を初期の状態(図8参照)と想定して説明を行う。
ここで、作業者が歩行型管理機本体に近づく(前方に移動する)ことにより作業者の身体が中央当接部56aに当接し、安全クラッチレバー56が後方位置から前方位置側に向かって回動されると、摺動軸部材83は安全クラッチレバー56と一体的に移動する。したがって、摺動軸部材83は、捩りバネ84から受ける付勢力に抗して、ガイド孔82cの下辺に当接する位置まで移動する。
安全クラッチレバー56の回動位置が、後方位置から前方位置までの途中の中立位置Xに到達したとき、捩りバネ84の支点越えが生じる(図7参照)。これにより、捩りバネ84が摺動軸部材83を付勢する方向がこれまでとは反対方向となる。
したがって、安全クラッチレバー56は、摺動軸部材83及び第一支持部材81を介して捩りバネ84から受ける付勢力により、前方位置側に付勢されることとなる。
こうして、安全クラッチレバー56が前方位置に到達するとともに、主クラッチレバー54が切位置に到達する(図6参照)。これにより、管理機1の主クラッチ14dが「切」となり、管理機1の走行が停止されるとともに、耕耘装置40の作動が停止される。
よって、管理機1の作業者は、状況に応じて臨機応変に、手元の主クラッチレバー54または前方の安全クラッチレバー56の何れかを操作することにより、主クラッチ14dを入切操作することが可能となる。このため、管理機1の操作性が向上する。
すなわち、中央当接部56aを主クラッチ14dが「切」となる位置(前方位置)にするとともに、ハンドル部(ハンドル基部51及びハンドル58)を前方に振り替えて作業する場合には、作業者は、左延出部58Lと右延出部58Rの間に身体を位置させた状態で、手が耕耘装置40の前部まで届くようになる。したがって、作業者は左延出部58L及び右延出部58Rの外側を通って耕耘装置40側へ回り込まなくても、耕耘カバー45の側面部45b・45cの傾斜角度の調整や、変速レバー25の操作等を容易に行うことが可能となる。
なお、図9(b)に示した歩行型管理機は、耕耘作業とともに揚土作業を行うためのものであり、例えば葱を植えている圃場等において使用される。一般に、係る歩行型管理機には耕耘カバー45の開度を調整するための開度調節レバー90が備えられている。本発明を適用した場合、主クラッチ14dを「切」の状態としたときに開度調節レバー90に手が届きやすくなり、操作性が向上する。
短辺部57bには、ワイヤー軸57e及び後述する突出軸57fが形成される。
ワイヤー軸57eは、短辺部57bの左側面から左側方に向かって突出する軸であり、後述するワイヤー19の後端部が連結される(図3及び図10参照)。
ここで、駐車ブレーキレバー57が回動軸69を中心として回動できる範囲は、ワイヤー軸57eが孔67内を移動できる範囲により制限されている。
ワイヤー軸57eが孔67の前上方の外周面に当接したとき(図12参照)、駐車ブレーキレバー57のグリップ57gが最も前方に到達する。以下では、係る場合の駐車ブレーキレバー57の位置を「解除位置」と規定する。
一方、ワイヤー軸57eが孔67の下方の外周面に当接したとき(図10参照)、駐車ブレーキレバー57のグリップ57gが最も後方に到達する。以下では、係る場合の駐車ブレーキレバー57の位置を「作動位置」と規定する。
なお、ブレーキアーム18aの回動位置は、ブレーキアーム18aとミッションケース20とを連結するように介装された付勢部材(不図示)からの付勢力を受けることにより、ブレーキ装置18が「解除」となるときの位置(解除位置)に保持されている。
第二連係機構70は、(1)駐車ブレーキレバー57が作動位置にある場合において、主クラッチレバー54が切位置から入位置まで回動することを規制する機構と、(2)主クラッチレバー54が入位置にある場合において、駐車ブレーキレバー57が解除位置から作動位置側に回動されると、これに連動して主クラッチレバー54を切位置側に回動する機構と、を有する。
以下では、主クラッチレバー54が切位置にあり、かつ、駐車ブレーキレバー57が作動位置にある状態を、初期の状態(図10参照)と想定して説明を行う。
当接面54fが突出軸57fに当接したとき、突出軸57fは当接面54fにより前上方に押される。詳述すると、突出軸57fの当接面54fとの接触部(作用点)には、当接面54fに対して概ね垂直な方向の外力Fが働く。ここで図11に示すように、外力Fの作用線(外力Fが働く方向に延びる直線)は、右側面視において、回動軸69の中心と、前記作用点と、を結ぶ直線に対して傾いており(平行ではなく)、かつ、回動軸69(の中心)の下方を通過する直線を成している。このため、外力Fが加えられることにより、駐車ブレーキレバー57の突出軸57fには、回動軸69に関する右側面視反時計回りのモーメントが付与される。係るモーメントの方向は、駐車ブレーキレバー57が回動軸69を中心として回動可能な方向(右側面視時計回り、すなわち解除位置側へ向かう回動方向)とは反対方向である。
以下では、主クラッチレバー54が入位置にあり、かつ、駐車ブレーキレバー57が解除位置にある状態を、初期の状態(図12参照)と想定して説明を行う。
突出軸57fが当接面54fに当接したとき、当接面54fは突出軸57fにより後下方に押される。詳述すると、当接面54fの突出軸57fとの接触部(作用点)には、当接面54fの面に対して概ね垂直な方向の外力Rが働く。ここで図13に示すように、外力Rの作用線(外力Rが働く方向に延びる直線)は、右側面視において、回動軸66の中心と、前記作用点と、を結ぶ直線に対して傾いており(平行ではなく)、かつ、回動軸66(の中心)の下方を通過する直線を成している。このため、外力Rが加えられることにより、主クラッチレバー54の当接面54fには、回動軸66に関する右側面視時計回りのモーメントが付与される。係るモーメントの方向は、主クラッチレバー54が回動軸66を中心として回動可能な方向(右側面視時計回り)と同じ方向である。
したがって、当接面54fが突出軸57fにより後下方に押されることによって(図13参照)、主クラッチレバー54が切位置まで回動される(図10参照)。
したがって、安全クラッチレバー56の後方に位置する作業者は、主クラッチ14dを「切」の状態にしたときに、歩行型管理機本体に最も近づくことができる。また、主クラッチ14dを「入」の状態にしたときに、把持部52・62に最も近づくことができる。
したがって、主クラッチレバー54を入位置まで回動するか、若しくは、安全クラッチレバー56を後方位置まで回動すると、主クラッチ14dが「入」となる。また、主クラッチレバー54を切位置まで回動するか、若しくは、安全クラッチレバー56を前方位置まで回動すると、主クラッチ14dが「切」となる。
したがって、第一連係機構80を、第一支持部材81と、第二支持部材82と、摺動軸部材83と、を設けることにより製造することができる。
したがって、摺動軸部材83を、ガイド孔82cの外周面に沿って移動させることにより、軸線方向に垂直な方向にスライドさせることができる。
したがって、安全クラッチレバー56が中立位置Xよりも前方位置側に回動された場合、捩りバネ84から受ける付勢力により前方位置まで容易に到達し、ひいては主クラッチ14dが「切」となる。また、安全クラッチレバー56が中立位置Xよりも後方位置側に回動された場合、捩りバネ84から受ける付勢力により後方位置まで容易に到達し、ひいては主クラッチ14dが「入」となる。
したがって、安全クラッチレバー56を操作することにより、間接的に、ブレーキ装置18を「作動」または「解除」に切り替えることが可能となる。
12 エンジン
14d 主クラッチ
18 ブレーキ装置
52 把持部(左の把持部)
53 操作ボックス(左の操作ボックス)
54 主クラッチレバー
56 安全クラッチレバー
56a 中央当接部
56b 左支持部
56c 右支持部
57 駐車ブレーキレバー
58 ハンドル(「ハンドル部」の一部)
62 把持部(右の把持部)
64 ステー
70 第二連係機構
80 第一連係機構
81 第一支持部材
82 第二支持部材
83 摺動軸部材
Claims (4)
- エンジンが搭載される歩行型管理機本体と、
前記エンジンからミッションケースへの動力の伝達を入切する主クラッチと、
各種の操作具を支持する左右のステー、前端部が前記歩行型管理機本体に固定されるとともに左右に分岐した後上部に前記左右のステーが固定されたハンドル部、及び、該ハンドル部の左右の後端部であって前記左右のステーの後方となる位置に設けられた左右の把持部、を備える操作部と、
前記主クラッチと連係されるとともに、該主クラッチが「入」となる後方位置から該主クラッチが「切」となる前方位置までの範囲内において左右方向に平行な第一回動軸を中心として回動可能な安全クラッチレバーと、を具備し、
該安全クラッチレバーは、
水平に架け渡された中央当接部と、
該中央当接部の左端部から延出されるとともに前記左のステーに回動可能に支持される左支持部と、
前記中央当接部の右端部から延出されるとともに前記右のステーに回動可能に支持される右支持部と、を備え、
前記安全クラッチレバーが前方位置にあるとき、前記中央当接部が前記歩行型管理機本体に最も近づき、
前記安全クラッチレバーが後方位置にあるとき、前記中央当接部が前記左右の把持部に最も近づく、歩行型管理機。 - 請求項1に記載の歩行型管理機であって、
前記主クラッチと連係されるとともに、該主クラッチが「入」となる入位置から該主クラッチが「切」となる切位置までの範囲内において前記第一回動軸に概ね平行な第二回動軸を中心として回動可能な主クラッチレバーと、
前記安全クラッチレバーと前記主クラッチレバーとを連係する第一連係機構と、をさらに具備する歩行型管理機。 - 請求項2に記載の歩行型管理機であって、
前記第一連係機構は、
一端部が前記安全クラッチレバーに固定される第一支持部材と、
一端部が前記主クラッチレバーに固定される第二支持部材と、
前記第一支持部材の他端部に軸線方向に垂直な方向にスライド不能に支持されるとともに、前記第二支持部材の他端部に軸線方向に垂直な方向にスライド可能に支持される摺動軸部材と、を備える歩行型管理機。 - 請求項2または請求項3に記載の歩行型管理機であって、
前記歩行型管理機本体に搭載されたブレーキ装置を「作動」または「解除」に切替操作する駐車ブレーキレバーと、
前記主クラッチレバーと前記駐車ブレーキレバーとを連係する第二連係機構と、をさらに具備する歩行型管理機。
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140121 |