JP2010215089A - 管理機 - Google Patents

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Masanori Nakano
将憲 中野
Hideji Nishimura
秀司 西村
Gakuji Matsuzawa
岳治 松澤
Tadayoshi Nakamura
忠義 中村
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Abstract

【課題】ロータリー耕耘装置を有する管理機において、ハンドルから手を離すことなく、左右何れの側からも容易にデフロックレバーを操作できるための技術の提供を課題とする。
【解決手段】機体後方に突設し、平面視略U字状に構成したハンドル26に取り付けられるデッドマンレバー(主クラッチレバー)30とデフロックレバー31とを具備する管理機1であって、前記デッドマンレバー(主クラッチレバー)30と前記デフロックレバー31とは、前記ハンドル26後部に沿った形状とし、互いに干渉することなく、前記ハンドル26の後部に回動可能に設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロータリー耕耘装置を有する管理機において、ハンドル後部に設けたデフロックレバーの技術に関する。
従来から、ロータリー耕耘装置を有する管理機については、平面視略U字状のハンドルを機体後方へ突出してループ状に設け、該ハンドル後部に沿って主クラッチレバー(デッドマンレバー)を回動可能に配設するとともに、該ハンドル側部の任意の位置にレバー式のデフロックレバーを配設したものが知られている。
このような管理機では、オペレーターは主クラッチレバーを回動し、ハンドルと主クラッチレバーとを同時に握ることで、主クラッチを「入」状態とし、管理機を走行させ、耕耘作業を行っていた。また、耕耘作業の走行時にはデフロックレバーを操作して、デフロック装置を「入」状態とし、機体の直進性を向上させる一方、機体の旋回時にはデフロックを「切」状態にして左右両車輪を差動状態とし、一旦ロータリー耕耘装置を持ち上げて地表に出した後に、機体の旋回を行っていた(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2008−11758号公報
しかし、機体を旋回させる場合、主クラッチレバー、及びハンドルの握り部と別の位置に、デフロックレバーが配設されるため、オペレーターは一方の手で主クラッチレバーとハンドルを同時に握りつつ、他方の手でデフロックレバーを操作するしかなく、不安定な操向姿勢で機体を操作しなければならなかった。
また、デフロックレバーはハンドル側部の左右何れか一方に配設されるため、その反対側からの操作がし辛く、例えば、耕耘後の圃場を踏まないように、デフロックレバーの配設される反対側に沿って歩行しながら作業を行う必要がある場合には、機体の旋回操作が困難であった。
そこで、本発明においては、ロータリー耕耘装置を有する管理機において、ハンドルから手を離すことなく、左右何れの側からも容易にデフロックレバーを操作できるための技術の提供を課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、機体後方に突設し、平面視略U字状に構成したハンドルに取り付けられる主クラッチレバーとデフロックレバーとを具備する管理機であって、前記主クラッチレバーと前記デフロックレバーとは、前記ハンドル後部に沿った形状とし、互いに干渉することなく、前記ハンドルの後部に回動可能に設けたものである。
請求項2においては、前記デフロックレバーは、耕耘クラッチ装置と連動連結する構成としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、オペレータはハンドル後部に手を添えつつ、把手部に手指を掛けてデフロックレバーを操作することができる。よって、機体の旋回時等、一時的にデフロック解除が必要な場合でも、片手操作や一旦ハンドル後部から手を離す必要もなくなり、安定した姿勢にて管理機を操作することができる。
また、デフロックレバーは把手部の左右何れの一側からでも操作することができるため、例えば、耕耘後の圃場を踏まないように、左右の何れか一側に沿って歩行しながら作業を行う場合でも、容易にデフロックレバーを操作することができる。
請求項2においては、オペレータはハンドル後部のデフロックレバーを操作してロータリー耕耘装置の回転・停止を切り替えることが可能となり、安全に回行操作を行うことができる。
本発明の一実施例に係る管理機の全体的な構成を示した側面図。 ハンドル後部の操作部を示した前方斜視図。 同じく平面図。 デフロックレバーの右側連結部近傍を示した斜視図。 デッドマンレバーおよびデフロックレバーの移動方向を示した図であり、(a)はデッドマンレバーおよびデフロックレバーがフリーの状態を示した斜視図、(b)はベルトテンション式主クラッチの「入」状態を示した斜視図、(c)はデフロック装置を「切」状態にした斜視図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
[管理機1の全体構成]
まず、本実施例に係る管理機1の全体構成について、図1を用いて説明する。
管理機1は前後中央にミッション部2を備え、その前部に原動機部3、その後部にロータリー耕耘装置5を配設している。
ミッション部2は側面視略へ字状に形成され、該ミッション部2の前側下部を走行部4とし、該ミッション部2の前後中央上部からハンドル26が後部上方へと延設される。
前記原動機部3はミッション部2の前部に取り付けられる原動機載置台12や、該原動機載置台12の上部に載設される原動機13等により構成される。ここで、原動機13は出力軸8が左側方に突出するように設けられ、該出力軸8上には出力プーリ9が固設されている。
一方、前記ミッション部2の左側面には入力軸11が突設され、該入力軸11上には入力プーリ7が固設される。そして、これら入力プーリ7と出力プーリ9との間には、ベルト10が巻回され、該ベルト10を介して原動機13からの動力が、ミッション部2に伝達され、その後、該ミッション部2内部に収納される変速装置を介して走行部4やロータリー耕耘装置5に動力が伝達される。
尚、ベルト10の中間下部にはベルトテンション式主クラッチ27が配設され、後述のデットマンレバー30によって入り切り操作できるようになっている。
前記走行部4は、ミッション部2の前下部に左右水平方向両側に支持される車軸16・16や、該車軸16・16の左右両端部に固設される車輪17・17等により構成される。前記車軸16・16の間には、デフロック装置28が設けられ、機体旋回時には、左右の車輪17・17を差動することで、スムーズに旋回できるようにしている。
前記ロータリー耕耘装置5は、ミッション部2の後下部に左右水平方向に支持される耕耘爪軸18や、該耕耘爪軸18上に植設される複数の耕耘爪20・20・・・等により構成される。
前記耕耘爪軸18上の左右中央には、従動スプロケット29が固設される。また、前記ミッション部2に横架した入力軸11と平行にPTO軸39が設けられ、該入力軸11とPTO軸39との間に耕耘クラッチ装置34とPTO変速装置が設けられ、該PTO軸39上には駆動スプロケット35が設けられている。
そして、前記従動スプロケット29と駆動スプロケット35との間には、チェーン36が巻回され、原動機13からの動力が耕耘クラッチ装置34とPTO変速装置、チェーン36を介してロータリー耕耘装置5に伝達されるようになっている。
前記ハンドル26は、パイプ状部材を折り曲げ形成して、平面視略U字状のループ状に構成され、その前部をミッション部2の前後中央部に上下回動可能に構成して、後部が機体後上方へと突出して設けられる。
前記ハンドル26の後部には、主クラッチレバーとしてのデッドマンレバー30や、走行部4のデフロック・ロック解除を行うデフロックレバー31等が設けられ、前記ハンドル26の前方には、ミッション部2の前後中央部より後上方に突出される変速レバー6が備えられている。
[デッドマンレバー30]
次に、主クラッチレバーとしてのデッドマンレバー30の詳細について、図2乃至図4を用いて説明する。なお、図2乃至図4における矢印Aは前方を示すものであり、以下これに基づいて左右方向を規定する。
デッドマンレバー30はハンドル26後部の形状に沿ってループ状に形成され、その両端部に設けられた支点軸32a・32bを介して、前記ハンドル26に上下回動可能に取り付けられる。
ここで、ハンドル26はミッション部2の左右両側より機体後上方に延びた後、水平後方に延出する支持部26b・26bと、両支持部26b・26bの後端部を繋ぐ操作部26aとにより構成され、前記操作部26aは後方に向かって僅かに弧を描くように緩やかに湾曲形成されている。
そして、前記操作部26aの左右両側は、上側を平面とする断面視半月状に形成した握り部26c・26cとし、デッドマンレバー30が下方(ハンドル26側)に回動された際に、前記握り部26c・26cと、後述するデッドマンレバー30の操作部30aが重ね合わさるようになっている。つまり、デッドマンレバー30はハンドル26後部の上面に合致するよう、該ハンドル26に回動可能に設けられている。
以下、デッドマンレバー30の形状、および取付構造の詳細について説明する。
デッドマンレバー30は棒状部材を折り曲げて形成され、該レバー30を操作する操作部30aと、該操作部30aを支持する支持部30b・30bと、により構成される。
前記操作部30aは、ハンドル26後部の形状に沿って緩やかに湾曲形成される。また、操作部30aの左右中央部は前方に向かって台形状に凹ませて、作業者側から見て平面視略W字状に形成し、該凹部を逃げ部30cとして、その左右両側を操作時にオペレーターが握持する握り部30e・30eとしている。
尚、操作部30aの形状については、本実施例に限定されるものではなく、例えば、形状の単純化により容易にデッドマンレバー30を成形可能とするべく、左右中央部に前記逃げ部30cを設けることなく、ハンドル26の後端部に沿った平面視U字状に形成してもよい。この場合、デッドマンレバー30を握ったときに後述する把手部31cと干渉しないように構成する。
操作部30aの両端部には棒状材からなる支持部30b・30bが、僅かに後方に傾きつつ前方に向かって延設され、デッドマンレバー30全体として側面視へ字状となるように構成されている。
また、支持部30b・30bの先端部には連結部30d・30dが設けられ、該連結部30d・30dの中央部には貫通孔が設けられている。
一方、図2に示すように、ハンドル26において、左側の支持部26bの下端部には、棒状材をコ字状に屈曲して形成した支点軸32aが、正面視にて機体内側に開口するようにして固設され、また、右側の支持部26bの下端部には、L字状に屈曲成形された支持部材21を介して、ボルトやピン等からなる支点軸32bが設けられている。
尚、前記支点軸32aの下部と、前記支点軸32bとはともに左右水平方向に同軸上に配置される。
そして、ハンドル26後部の内側において、デッドマンレバー30は操作部30aがハンドル26の操作部26aに対して、前上方に位置するように配設され、前記連結部30d・30dの貫通孔に前記支点軸32aの下部と、前記支点軸32bと、が挿入され、デッドマンレバー30は上下回動可能に取り付けられる。
より詳しくは、デッドマンレバー30は側面視において、支持部30b・30bを垂直上方に一旦延出した後、操作部30aを後上方に延出するようにして、且つ、平面視において、握り部30e・30eがハンドル26の握り部26c・26cと略平行になるようにして(図3を参照)、ハンドル26後部に配設される。
そして、デッドマンレバー30を下方に回動すると、操作部30aの握り部30e・30eが、ハンドル26の握り部26c・26cの上面と重なり合うようになっている。
デッドマンレバー30の左右一方の支持部30bには、丸棒部材からなる掛止部30fが機体内方に突出して設けられる。
前記掛止部30fには連結部材22の一端が掛止され、該連結部材22の他端には、スプリング等からなる付勢手段23を介してワイヤー19の一端が接続されている(図3を参照)。該ワイヤー19の他端には、前述のベルトテンション式主クラッチ27が接続されている。
ここで、図1に示すように、ベルトテンション式主クラッチ27は、上下回動可能に設けられるテンションアーム15や、該テンションアーム15の端部に軸止されるテンションプーリ14等により構成され、ミッション部2の左側面において、ベルト10の中間下部に前記テンションプーリ14が位置するように配設されている。
前記テンションアーム15には図示しない付勢手段が設けられ、常に下方に回動するように付勢されるとともに、前記ワイヤー19の他端が接続され、該ワイヤー19を引っ張ることで、前記テンションアーム15は上方に回動するようになっている。
つまり、テンションアーム15は通常付勢手段によって下方に回動しているため、テンションプーリ14はベルト10より離間されており、ベルト10は入力プーリ7と出力プーリ9との間でスリップ状態となり原動機13からの動力が、ミッション部2に伝達されないようになっている。
ここで、デッドマンレバー30を徐々に下方(ハンドル26側)に回動していくと、ワイヤー19が引っ張られ、テンションアーム15が上方へと回動される。従って、テンションプーリ14によりベルト10は緊張され、原動機13からの動力が、徐々にミッション部2に伝達されるようになっている。
このように、デッドマンレバー30を下方(ハンドル26側)に回動し、ハンドル26の握り部26c・26cと同時に握ることで、前記ベルトテンション式主クラッチ27は「入」状態となり、走行部4、及びロータリー耕耘装置5が駆動され、デッドマンレバー30を離すことで、前記ベルトテンション式主クラッチ27は「切」状態となり、走行部4、及びロータリー耕耘装置5が停止するようになっている。
[デフロックレバー31]
次に、デフロックレバー31の詳細について、図2乃至図4を用いて説明する。
デフロックレバー31はハンドル26後部の形状に沿ってループ状に形成され、前記デッドマンレバー30の下方に配設される。また、デフロックレバー31はその両端部において、前記デッドマンレバー30の回動中心である支点軸32a・32bによって、ハンドル26後部に上下回動可能に取り付けられる。
以下、デフロックレバー31の形状、および取付構造の詳細について説明する。
デフロックレバー31はパイプ材等を平面視略コ字状に屈曲して形成され、左右方向に延出する操作部31aと、該操作部31aの左右両端から前方に延出する支持部31b・31bと、により構成される。
前記操作部31aはハンドル26後部の形状に沿って緩やかに湾曲形成され、その左右中央には、上方に向かって凸状に屈曲形成された把手部31cが設けられている。前記把手部31cは正面視矩形状に形成され、該把手部31cを握持して、オペレーターはデフロックレバー31を操作するようになっている。
前記支持部31b・31bには、連結部31d・31dが前方に向かって延設され、該連結部31d・31dの前後には貫通孔が各々設けられている。そして、先端側の貫通孔には、付勢手段33・33を介してワイヤー24・25の一端が各々接続されている。該ワイヤー24・25の他端には、デフロック装置28、及び耕耘クラッチ装置34(図1を参照)が接続されている。
そして、前記連結部31d・31dの後側の貫通孔に、前記支点軸32aの下部、及び支点軸32bが支持され、デフロックレバー31がハンドル26に対して上下回動可能に取り付けられる。尚、該デフロックレバー31は平面視において、ハンドル26後部と略平行になるように配設される(図3を参照)。
このように、デフロックレバー31は、機体左右中央において、把手部31cがハンドル26の前側近傍に位置するように配置されるため、オペレーターは、ハンドル26の握り部26cに手指を掛けつつ、前記把手部31cの左右両側部を掴むことができる。従って、左右何れの側からもハンドル26から手を離すことなくデフロックレバー31を操作することができるのである。
一方、上述のとおり、デッドマンレバー30は、操作部30aがハンドル26の操作部26aの前上方に位置するように配設されており、デフロックレバー31は、デッドマンレバー30の下方に配設され、連結部31d・31dにおいて、デッドマンレバー30の左右両支持部30b・30bを枢支する前記支点軸32a・32bによって同時に枢支される。つまり、デフロックレバー31は、デッドマンレバー30の下方、且つハンドル26の前方にて回動可能に設けられている。
また、図4に示すように、ハンドル26の右側後部に設けられた前記支持部材21には、棒状材からなるストッパー21a・21bが機体内方に突設されており、これらストッパー21a・21bの間に連結部31dが挿入されて、デフロックレバー31の上下回動可能な領域が規制されるようになっている。
ここで、デフロック装置28(図1を参照)は、走行部4のミッション部2の前下部内に収納されており、左右両車軸16・16をデフロック装置28により連結可能とされ、該デフロック装置28の作動手段はアームやワイヤー等を介してデフロックレバー31と連結されている。
そして、該デフロックレバー31を握ると「入」状態となり、左右の両車軸16・16が連結され、放すとデフロック装置28が「切」状態となり、左右の両車軸16・16との連結が解除され、左右両車軸16・16は差動可能となる。
また、前記耕耘クラッチ装置34(図1を参照)はミッション部2の上部内に収納され、該耕耘クラッチ装置34を操作する操作アーム37に、ワイヤー25(或いは、ワイヤー24)の一端が接続され、デフロックレバー31を下方に回動することで、前記操作アーム37が後方に回動され、前記デフロック装置28と連動して、耕耘クラッチ装置34が「切」状態となるようになっている。
このように、デッドマンレバー30とデフロックレバー31は、回動中心(支点軸32a・32b)を同じくし、且つ、互いに回動範囲が妨げられることのないようにハンドル26後部に回動可能に設けられている。
即ち、図3に示すように、平面視にて、機体左右中央から外方に向かって順にデッドマンレバー30、デフロックレバー31、ハンドル26となるように配置され、デフロックレバー31に設けられる把手部31cの外側の左右幅寸法(図3における寸法X)は、デッドマンレバー30に設けられる逃げ部30cの内側の左右幅寸法(図3における寸法Y)に比べて十分小さく形成されている。
そして、図5(a)に示すように、デッドマンレバー30とデフロックレバー31とが、未操作の状態では、ベルトテンション式主クラッチ27が「切」状態であり、且つ、デフロック装置28、及び耕耘クラッチ装置34が「入」状態となっている。
前記状態から図5(b)に示すように、ベルトテンション式主クラッチ27を「入」の状態のまま、デフロックレバー31を下方に回動すると、図5(c)に示すように、デフロック装置28、及び耕耘クラッチ装置34は「切」とすることができる。この際、デフロックレバー31の把手部31cは、デッドマンレバー30の逃げ部30cと、ハンドル26の操作部26aと、によって囲まれた空間部41に挿入されるため、デッドマンレバー30はデフロックレバー31に妨げられる(干渉する)ことなく回動可能である。
尚、上述のとおり、デッドマンレバー30の形状については、本実施例のような平面視略W字状に限定されるものではなく、ハンドル26の後端部に沿った平面視U字状に形成してもよい。
この場合、ベルトテンション式主クラッチ27を「入」状態にするべく、デッドマンレバー30を下方(ハンドル26側)に回動しても、デッドマンレバー30は支点軸32a・32bを中心としてデフロックレバー31の後方を回動軌跡として回動することとなるため、デッドマンレバー30はデフロックレバー31に妨げられる(干渉する)ことなく回動可能である。
また、本実施例では上述のとおり、デフロックレバー31を、デッドマンレバー30の下方、且つハンドル26の前方に回動可能に設けることととしているが、これに限定されるものではない。
即ち、デフロックレバー31をデッドマンレバー30の上方に設ける構造としても、デッドマンレバー30の形状が、ハンドル26の後端部に沿った平面視U字状に構成されていれば、デッドマンレバー30はデフロックレバー31に妨げられる(干渉する)ことなく回動可能に構成することができ、オペレーターはハンドル26とデッドマンレバー30とを握りつつ、デフロックレバー31を操作することができるのである。
このように、本発明においては、機体後方に突設し、平面視略U字状に構成したハンドル26に取り付けられるデッドマンレバー(主クラッチレバー)30とデフロックレバー31とを具備する管理機1であって、前記デッドマンレバー(主クラッチレバー)30と前記デフロックレバー31とは、前記ハンドル26後部に沿った形状とし、互いに干渉することなく、前記ハンドル26の後部に回動可能に設けることとしている。
即ち、前記デッドマンレバー(主クラッチレバー)30は、前記ハンドル26後部に沿う形状として、左右中央を凹状とした逃げ部30cとし、該逃げ部30cの両側を握り部30e・30eとし、前記デフロックレバー31は、前記デッドマンレバー(主クラッチレバー)30の下方であって前記ハンドル26後部に沿う形状とし、左右中央部に上方に凸状に突出するように形成して前記逃げ部30cに挿入可能な把手部31cを備えることとしている。
このような構成とすることで、オペレーターはハンドル26後部に手を添えつつ、把手部31cに手指を掛けてデフロックレバー31を操作することができる。
よって、機体の旋回時等、一時的にデフロック解除が必要な場合でも、片手操作や一旦ハンドル26後部から手を離す必要もなくなり、安定した姿勢にて管理機1を操作することができる。
また、デフロックレバー31は把手部31cの左右何れの一側からでも操作することができるため、例えば、耕耘後の圃場を踏まないように、左右の何れか一側に沿って歩行しながら作業を行う場合でも、容易にデフロックレバー31を操作することができる。
さらに、デッドマンレバー30はハンドル26後部の上面に合致するよう回動可能に設けられる一方、デフロックレバー31はデッドマンレバー30の下方、且つ前記ハンドル26の前方にて回動可能に設けられるため、デッドマンレバー30の握り部30e・30eはデフロックレバー31に妨げられることもない。
よって、オペレーターはデッドマンレバー30を握持しつつ、デフロックレバー31を操作することが可能であり、走行部4のベルトテンション式主クラッチ27を「入」状態にしたまま、デフロック装置28の解除をすることができ、機体の旋回時等、スムーズな運転を行うことができる。
また、本発明においては、前記デフロックレバー31は、耕耘クラッチ装置34と連動連結する構成としている。
このような構成とすることで、オペレーターはハンドル26後部のデフロックレバー31を操作してロータリー耕耘装置5の回転・停止を切り替えることが可能となり、安全に回行操作を行うことができる。
1 管理機
26 ハンドル
26c 握り部
30 デッドマンレバー(主クラッチレバー)
30c 逃げ部
31 デフロックレバー
31c 把手部
34 耕耘クラッチ装置

Claims (2)

  1. 機体後方に突設し、平面視略U字状に構成したハンドルに取り付けられる主クラッチレバーとデフロックレバーとを具備する管理機であって、
    前記主クラッチレバーと前記デフロックレバーとは、前記ハンドル後部に沿った形状とし、
    互いに干渉することなく、前記ハンドルの後部に回動可能に設けた
    ことを特徴とする管理機。
  2. 前記デフロックレバーは、耕耘クラッチ装置と連動連結する構成とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012086707A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Yanmar Co Ltd 歩行型管理機
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