JP2009184580A - 歩行型作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルのクラッチレバーの握りを軽減して、長時間把持操作し続けることができる歩行型作業機を提供する。
【解決手段】
本願発明における歩行型作業機は、押圧し続けることによりクラッチレバー13の把持力を軽減する軽減操作と、押圧解除により軽減操作及びクラッチレバー13の把持操作を解除する解除操作とを可能となした把持力軽減体を具備している。すなわち、把持力軽減体を押圧して軽減操作することにより、動力の伝達を接続状態に保持し続ける間はクラッチレバーを把持操作し続ける必要があるクラッチレバーの把持力を軽減することができるので、作業者の肉体的疲労を軽減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハンドルにクラッチレバーを具備する歩行型作業機に関する。
従来、歩行型作業機の一形態として、機体フレーム上にエンジンを搭載し、同エンジンに上下方向に伸延するミッションケースを連動連結し、同ミッションケースの上部にハンドルを取り付け、同ハンドルに、動力の伝達を接続・切断するクラッチレバーを具備するものがある。
同クラッチレバーは、ハンドルに基端部を枢支して、先端部をハンドル側に近接させるように把持操作することにより動力の伝達を接続する一方、把持操作を解除することにより動力の伝達を切断するように構成した、いわゆるデッドマン式のクラッチ式のクラッチレバーを具備するものがある(例えば特許文献1に記載)。このデッドマン式では、ハンドルの上方にクラッチレバーを備え、上からクラッチレバーを押さえるものと、ハンドルの下方にクラッチレバーを備え、下からクラッチレバーを握るものとがある。
特開2008−11758号公報
ところが、上記したデッドマン式のクラッチレバーでは、動力の伝達を接続状態に保持するためには、クラッチレバーを把持操作し続ける必要がある。そのために、長時間にわたってクラッチレバーを把持操作したまま耕耘作業等を続けるのは、肉体的負担が大きいという問題がある。特に、老人やか弱い女性等が、クラッチレバーを把持操作したまま長時間作業を継続するのは困難となる。
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので、ハンドルのクラッチレバーの握りを軽減して、長時間把持操作し続けることができる歩行型作業機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ハンドルに、動力の伝達を接続・切断するクラッチレバーを設けると共に、同クラッチレバーは、ハンドルに基端部を枢支して、先端部をハンドル側に近接させるように把持操作することにより動力の伝達を接続する一方、把持操作を解除することにより動力の伝達を切断するように構成した歩行型作業機において、押圧し続けることによりクラッチレバーの把持力を軽減する軽減操作と、押圧解除により軽減操作を解除する解除操作とを可能となした把持力軽減体を具備することを特徴とする歩行型作業機である。
請求項2に記載の発明は、クラッチレバーの把持操作方向と、同クラッチレバーの把持力を軽減する把持力軽減体の押圧操作方向とを略同一方向となしていることを特徴とする請求項1記載の歩行型作業機である。
請求項3に記載の発明は、把持力軽減体は、クラッチレバーと略同一方向に伸延するレバー状の軽減体本体の一側端部に、前記ハンドルに係合・離脱自在に係止されて支点となる支点部を設け、同軽減体本体の中途部に、クラッチレバーの先端部側に連結されて作用点となる作用部を設け、同軽減体本体の他側端部に、クラッチレバーの基端部側に配置されて力点となる操作部を設けていることを特徴とする請求項2記載の歩行型作業機である。
請求項4に記載の発明は、把持力軽減体は、クラッチレバーと略同一方向に伸延するレバー状の軽減体本体の一側端部に、前記ハンドルにて枢支されて支点となる支点部を設け、同軽減体本体の中途部に、クラッチレバーの先端部側に係合・離脱自在に係止されて作用点となる作用部を設け、同軽減体本体の他側端部に、クラッチレバーの基端部側に配置されて力点となる操作部を設けていることを特徴とする請求項2記載の歩行型作業機である。
(1)請求項1記載の本発明では、把持力軽減体を押圧して軽減操作することにより、クラッチレバーの把持力を軽減することができるため、作業者の肉体的疲労を軽減することができる。換言すると、クラッチレバーを把持操作する際に必要とされる体力的負担(握力等の持久力)が軽減されるため、老人やか弱い女性等であっても、クラッチレバーを長時間にわたって把持操作したままでも、作業を楽に行うことができる。その結果、作業能率を向上させることができる。
また、不慮の事態が生じた際には、把持力軽減体の軽減操作を解除する解除操作をする(例えば、クラッチレバーから手を離す)だけで、クラッチレバーの把持操作も解除されるため、速やかに動力の伝達を切断することができて、安全性を良好に確保することができる。
(2)請求項2記載の本発明では、クラッチレバーの把持操作方向と、把持力軽減体の押圧操作方向とを略同一方向となしているため、両操作の切り替えを一連の動作により楽に行うことができる。その結果、操作性を良好に確保することができる。
(3)請求項3記載の本発明では、クラッチレバーを把持して、同クラッチレバーの先端部をハンドルに近接させると共に、把持力軽減体の支点部をハンドルに係止させ、同状態にて操作部を押圧操作するだけで、作用部がクラッチレバーに作用して、同クラッチレバーを「てこの原理」により間接的にかつ楽に把持操作することができる。
また、操作部の押圧を解除することにより、把持力軽減体の支点部がハンドルから簡単に離脱して、速やかにクラッチレバーの間接的把持操作を解除することができる。
(4)請求項4記載の本発明では、クラッチレバーを把持して、同クラッチレバーの先端部をハンドルに近接させると共に、把持力軽減体の作用部をクラッチレバーの先端部側に係止させ、同状態にて操作部を押圧することにより、作用部がクラッチレバーに作用して、同クラッチレバーを「てこの原理」により間接的にかつ楽に把持操作することができる。
また、操作部の押圧を解除することにより、把持力軽減体の作用部がクラッチレバーの先端部側から簡単に離脱して、速やかにクラッチレバーの間接的把持操作を解除することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る歩行型作業機は、ハンドルに、動力の伝達を接続・切断するクラッチレバーを設けると共に、同クラッチレバーは、ハンドルに基端部を枢支して、先端部をハンドル側に近接させるように把持操作することにより動力の伝達を接続する一方、把持操作を解除することにより動力の伝達を切断するように構成した歩行型作業機において、押圧し続けることによりクラッチレバーの把持力を軽減する軽減操作と、押圧解除により軽減操作及びクラッチレバーの把持操作を解除する解除操作とを可能となした把持力軽減体を具備している。
そして、クラッチレバーの把持操作方向と、同クラッチレバーの把持力を軽減する把持力軽減体の押圧操作方向とを略同一方向となしている。
しかも、把持力軽減体は、クラッチレバーと略同一方向に伸延するレバー状の軽減体本体の一側端部に、前記ハンドルに係合・離脱自在に係止されて支点となる支点部を設け、同軽減体本体の中途部に、クラッチレバーの先端部側に連結されて作用点となる作用部を設け、同軽減体本体の他側端部に、クラッチレバーの基端部側に配置されて力点となる操作部を設けている。
また、把持力軽減体は、クラッチレバーと略同一方向に伸延するレバー状の軽減体本体の一側端部に、前記ハンドルにて枢支されて支点となる支点部を設け、同軽減体本体の中途部に、クラッチレバーの先端部側に係合・離脱自在に係止されて作用点となる作用部を設け、同軽減体本体の他側端部に、クラッチレバーの基端部側に配置されて力点となる操作部を設けている。
以下に、本実施形態における管理機A(歩行型作業機)を、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すAは、本発明に係る管理機であり、同管理機Aは、機体フレーム1上に原動機部2を設け、同原動機部2の後方に位置させて機体フレーム1の後部に上下方向に伸延するミッションケース4を設けて、同ミッションケース4の上部と原動機部2との間に伝動ケース3を介設している。そして、ミッションケース4の上部にハンドル30の基端部を取り付ける一方、ミッションケース4の下部に耕耘部5を設けている。また、上記した機体フレーム1には、抵抗棒7と移動輪9,9とを、それぞれの使用位置を振り替え自在に取り付けている。12はロータリカバー、14は燃料タンクである。
そして、上記した機体フレーム1に移動輪支持体11を介して移動輪9,9を転動自在に取り付け、同移動輪支持体11に培土器形成体10を取り付けている。
以下に、管理機Aの各部の構造について説明する。
原動機部2は、機体フレーム1上にエンジンEを載設し、同エンジンEの上に燃料タンク14を載置している。なお、図中、15はフロントウエイトを兼ねたバンパーである。
伝動ケース3は、図3に示すように、エンジンEの駆動軸45に連動連結した出力プーリー56aと、ミッションケース4の入力軸46に連動連結した入力プーリー56bと、両プーリー56a,56b間に弛緩状態に巻回した伝動ベルト57と、同伝動ベルト57の中途部にテンションローラ47を介して作用するテンションアーム48とから構成した伝動機構59を具備している。
そして、伝動機構59は、伝動ベルト57をテンションアーム48により緊張・弛緩させて動力を接続・切断するテンションクラッチを具備して、エンジンEからミッションケース4に動力を伝達することも、また、伝達停止させることもできるようにしている。
テンションアーム48には、ワイヤ41を介して後述するクラッチレバー13を連動連結して、同クラッチレバー13の操作によりテンションクラッチを接続・切断することができるようにしている。
ミッションケース4は、図1及び図2に示すように、機体フレーム1よりも上方に位置して伝動ケース3と連動連結している上部と、機体フレーム1よりも下方に位置して耕耘部5を形成している下部とを具備する。
耕耘部5は、ミッションケース4の下部に、左右幅方向に伸延するパイプ状の耕耘軸17を横断貫通状態に設け、同耕耘軸17の外周面に複数の耕耘爪を放射状に突出させて取り付けており、同耕耘爪は、内盛爪18と外盛爪19とから形成している。
そして、耕耘軸17の左右外側端部には、それぞれサイドカバー体8,8をそれぞれ着脱自在に取り付けている。すなわち、サイドカバー体8,8は、パラボナアンテナ状に少し湾曲させた円板状に形成して、凸面をなす内側面の中央部に筒状の取付部36を直交状態に突設し、同取付部36をパイプ状に形成した耕耘軸17の外側端部中に抜き差し自在に挿通して取り付けている。37は、耕耘軸17に取付部36を固定するべく横断貫通状に挿通した固定ピンである。このようにして、サイドカバー体8,8は、耕耘軸17の左右外側端部よりも外側方に耕耘土が飛散されるのを防止するようにしている。
操作部6は、ミッションケース4の上端部に斜め後方に伸延する操作部取付体29を設け、同操作部取付体29に連結ピン28を介して外側上方に向けて伸延する左右一対のハンドル30,30の基端部を連結して、両ハンドル30,30を連結ピン28を中心に回動させて折り畳み可能に構成している。そして、図6に示すように、ハンドル30,30の先端部にはそれぞれ握り部20,20を設け、左側の握り部20の下方にデッドマン式のクラッチレバー13を配設するとともに、握り部20の前方にエンジン緊急停止用スイッチ43を配設している。
機体フレーム1の後部には、図3に示すように、抵抗棒7と移動輪9,9とを相互に使用位置と不使用位置とに振り替える振替手段27を設けている。すなわち、振替手段27は、機体フレーム1の後端部に固定側部50を固接し、同固定側部50の上端部に可動側部51の上端部を左右方向に軸線を向けた枢支ピン52により枢支する一方、固定側部50の下端部に設けたフック部53に、可動側部51の下端部に設けた係止ピン54を振替レバー34(図1に示す)により係合・離脱自在に係合させるようにしている。そして、固定側部50に、背面視門型に形成した移動輪支持体11の中途部を左右方向の軸線廻りに回動自在に取り付ける一方、可動側部51に、上下方向に伸延させて棒状に形成した抵抗棒7の上部を取り付けて、同固定側部50と移動輪支持体11の中途部とを振替リンク機構55を介して連動連結している。ここで、移動輪9,9は、移動輪支持体11の左右下端部に左右方向に軸線を向けた転動軸26,26を介して転動自在に取り付けている。
このようにして、移動輪9,9が接地して転動する使用位置では、抵抗棒7が上方に跳ね上げられた不使用位置となり、同抵抗棒7の下端部が地中に貫入される使用位置では、移動輪9,9が上方に跳ね上げられた不使用位置となるように、振替レバー34を操作することにより適宜振り替え自在となしている。
上記のような構成において、本発明の要旨は、ハンドル30に動力の伝達を接続・切断するクラッチレバー13を設けると共に、同クラッチレバー13に、押圧し続けることによりクラッチレバー13の把持力を軽減する軽減操作と、押圧解除により軽減操作及びクラッチレバー13の把持操作を解除する解除操作とを可能となした把持力軽減体60を設けたことにある。以下に、図4〜図6を参照しながら説明する。
図4〜図6に示すように、ハンドル30の先端部に作業者が把持する握り部20を設け、同握り部20の直前方に位置するハンドル30の部分にレバー取付体84を垂設し、同レバー取付体84にクラッチレバー13を取り付けている。65は留め具、63はボルトである。
クラッチレバー13は、レバー取付体84に連結ピン66を介してレバー本体61の基端部67を回動自在に枢支し、同レバー本体61を後方向に伸延させて、握り部20の下方に配置している。そして、レバー本体61の基端部67に下方へ突出する突出部69を設け、同突出部69にワイヤ41を介して前記テンションアーム48を連動連結している。64はワイヤ挿通孔、68は連結ピンである。
このようにして、レバー本体61を把持し続けることによりワイヤ41を引張してテンションアーム48を伝動ベルト57に押圧し続け、同伝動ベルト57を緊張状態すなわち動力接続状態に保持する一方、レバー本体61の把持を解除する(手を離す)ことにより動力切断状態となして、耕耘部5を駆動停止させることができるようにしている。なお、テンションアーム48は、伝動ベルト57を弛緩させる方向に引っ張りスプリング等の弾性手段により弾性付勢している。従って、クラッチレバー13は、把持操作を解除すると、弾性手段により速やかに把持操作する前の状態の姿勢に復元されて、クラッチ切断状態となる。
そして、かかるクラッチレバー13には、把持力軽減体60(補助クラッチ)を取り付けており、同把持力軽減体60は、押圧し続けることによりクラッチレバー13の把持力を軽減する軽減操作と、押圧解除により軽減操作及びクラッチレバー13の把持操作を解除する解除操作とを可能としている。
すなわち、把持力軽減体60は、レバー本体61の上面に沿って前後方向に伸延するレバー状の軽減体本体62の中途部である後部71を、レバー本体61の先端部72に左右方向に軸線を向けた回動ピン73を介して枢支し、同回動ピン73を中心に軽減体本体62の前端部70および後端部74を上下揺動自在となしている。
そして、軽減体本体62の他側端部である前端部70には、下方に膨出する操作部83を設けて、同操作部83を、レバー本体61の突出部69に近接する位置に上下方向に貫通させて開口した突出孔77から上下方向に進退自在に突出させている。
このようにして、クラッチレバー13の把持部78の把持方向(上方向)と、同把持力軽減体60の前端部70の押圧操作方向(上方向)とを略同一方向となしているので、両操作の切り替えを一連の動作により楽に行うことができるようにしている。
前記軽減体本体62の一側端部である後端部74は、レバー本体61の先端部72よりも後上方に突出させて形成しており、ハンドル30の後端部にレバー補助部材75を介して垂設した係止受け片76に、後端部74を係合・離脱自在に係止させている。ここで、後端部74は、レバー本体61を上方へ回動させる際には、係止受け片76と干渉しないので、同レバー本体61の操作に支障とならない一方、操作部83を押圧して後端部74を下降させた際には、係止受け片76に後端部74を上方から当接させた係合状態となすることができるようにしている。
このようにして、把持力軽減体60の後端部74を、「てこの原理」の支点となる支点部81となし、クラッチレバー13の先端部72に連結した軽減体本体62の後部71を、「てこの原理」の作用点となる作用部82となし、同軽減体本体62の前端部70を、「てこの原理」の力点となる操作部83となしている。
次に、把持力軽減体60によるクラッチレバー13の押圧・解除方法について説明する。まず、作業者が握り部20と一緒にクラッチレバー13のレバー本体61を把持することにより、同レバー本体61を上方へ回動操作する(図4→図5)。
この際、レバー本体61が握り部20と略水平となる位置まで回動操作することにより、図5に示すように、把持力軽減体60の後端部74を、係止受け片76の上方に位置させる。
その後、図6に示すように、把持力軽減体60の操作部83をB方向に押圧操作することにより、把持力軽減体60の後端部74を、係止受け片76に上方(C方向)から当接させて、係合状態となす。
この際、操作部83の押圧操作は、レバー本体61を把持している5本の指の内、2本ないしは3本の指(例えば、親指と人差し指ないしは親指と人差し指及び中指)で行うことができ、クラッチレバー13の把持操作から操作部83の押圧操作への切り替えを一連の動作によりスムーズに行うことができる。
そして、同状態にて操作部83を押圧し続けることにより、作用部82がクラッチレバー13に作用して、「てこの原理」により楽にクラッチレバー13を把持操作した状態、すなわち、クラッチ接続状態に保持することができる。従って、クラッチレバー13を直接把持操作しなくても、2本ないしは3本の指で操作部83を押圧操作して、間接的にクラッチレバー13を把持操作するだけで、楽にレバー本体61の把持操作状態を継続させることができる。
また、操作部83の押圧操作を解除すれば、ハンドル30の係止受け片76に係止状態の把持力軽減体60の後端部74が、上方に簡単に離脱して係止解除されると共に、クラッチレバー13が復元されてクラッチ切断状態となり、耕耘部5の駆動を速やかに停止させることができる。
本実施形態の変容例として、把持力軽減体60は、クラッチレバー13とともにハンドル30の握り部20の下方に設けられているが、握り部20の上方にも設けることができる。すなわち、図4〜図6に示す、クラッチレバー13及び把持力軽減体60などを、ハンドル30を軸として、180°反転させて、これらを上方に設けることもできる。そして、把持力軽減体60などをハンドル30の上方に設けることにより、把持力軽減体60の把持部を親指で押さえるなどして、作業を容易にすることができる。
また、他の実施形態として、図示しないが、把持力軽減体60は、クラッチレバー13と略同一方向に伸延するレバー状の軽減体本体62の後端部74に、前記ハンドル30にて枢支されて支点となる支点部81を設け、同軽減体本体62の後部71に、クラッチレバー13の先端部72側に係合・離脱自在に係止されて作用点となる作用部82を設け、同軽減体本体62の前端部70に、クラッチレバー13の基端部67側に配置されて力点となる操作部83を設けることもできる。
すなわち、軽減体本体62の後端部74を、回動ピン73でハンドル30に枢支して、支点となる支点部81を設ける。また、軽減体本体62の中途部に、同軽減体本体62から下方に突出させた作用部82を形成する。軽減体本体62の前端部70は、上記した操作部83と同じ構造を有する。
このようにして、クラッチレバー13を上方に回動操作するととともに、軽減体本体62の中途部に設けた作用部82に、クラッチレバー13の先端部72を下方から当接させると共に係合させて、同状態にて操作部83を押圧操作する。
そうすると、作用部82がクラッチレバー13の先端部72に作用して、同クラッチレバー13を「てこの原理」により楽に把持操作することができる。
以上の結果、把持力軽減体60の操作部83を2本ないしは3本の指のわずかな押圧力により押圧操作するだけで、クラッチレバー13を間接的に把持操作状態となして、動力の伝達を接続状態に保持し続けることができる。従って、作業者の肉体的疲労を軽減することができる。換言すると、クラッチレバー13操作の体力的負担が少ないため、老人やか弱い女性等であっても、クラッチレバー13を長時間にわたって把持操作したままでも、作業を楽に行うことができる。その結果、作業能率を向上させることができる。
また、不慮の事態が生じた際には、押圧操作を解除するだけで、クラッチレバー13を速やかに復元させて、速やかに動力の伝達を切断することができて、安全性を良好に確保することができる。
この発明の実施の形態における歩行型作業機の移動輪に培土器形成体を取り付けた全体構成を示す側面図である。 この発明の実施の形態における歩行型作業機の移動輪に培土器形成体を取り付けた全体構成を示す平面図である。 この発明の実施の形態における歩行型作業機の移動輪に培土器形成体を取り付けた状態の一部を拡大させた側面図である。 この発明の実施の形態における歩行型作業機のクラッチレバーを握った状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態における歩行型作業機のクラッチレバーを保持した状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態における歩行型作業機のクラッチレバーの握りを解除した状態を示す側面図である。
符号の説明
A 管理機(歩行型作業機)
13 クラッチレバー
30 ハンドル
60 把持力軽減体
62 軽減体本体
67 基端部
81 支点部
82 作用部
83 操作部

Claims (4)

  1. ハンドルに、動力の伝達を接続・切断するクラッチレバーを設けると共に、同クラッチレバーは、ハンドルに基端部を枢支して、先端部をハンドル側に近接させるように把持操作することにより動力の伝達を接続する一方、把持操作を解除することにより動力の伝達を切断するように構成した歩行型作業機において、
    押圧し続けることによりクラッチレバーの把持力を軽減する軽減操作と、押圧解除により軽減操作を解除する解除操作とを可能となした把持力軽減体を具備することを特徴とする歩行型作業機。
  2. クラッチレバーの把持操作方向と、同クラッチレバーの把持力を軽減する把持力軽減体の押圧操作方向とを略同一方向となしていることを特徴とする請求項1記載の歩行型作業機。
  3. 把持力軽減体は、クラッチレバーと略同一方向に伸延するレバー状の軽減体本体の一側端部に、前記ハンドルに係合・離脱自在に係止されて支点となる支点部を設け、同軽減体本体の中途部に、クラッチレバーの先端部側に連結されて作用点となる作用部を設け、同軽減体本体の他側端部に、クラッチレバーの基端部側に配置されて力点となる操作部を設けていることを特徴とする請求項2記載の歩行型作業機。
  4. 把持力軽減体は、クラッチレバーと略同一方向に伸延するレバー状の軽減体本体の一側端部に、前記ハンドルにて枢支されて支点となる支点部を設け、同軽減体本体の中途部に、クラッチレバーの先端部側に係合・離脱自在に係止されて作用点となる作用部を設け、同軽減体本体の他側端部に、クラッチレバーの基端部側に配置されて力点となる操作部を設けていることを特徴とする請求項2記載の歩行型作業機。
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