JP3130187U - 歩行型除雪機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】歩行型除雪機11は機体に、操作ハンドル42と、動力源14と、走行体20と、走行用クラッチをオン・オフ操作する走行クラッチレバー110と、走行速度を調整する変速機を操作する変速レバー91とを備える。走行クラッチレバー110は、操作ハンドル42と共に握られたオン位置にスイング可能であり、変速レバー91は、変速レバーと同時に握られてスイングする保持操作レバー137を備え、保持操作レバーが握られているときだけ、オン位置にある走行クラッチレバー110を、そのままオン位置に保持するクラッチレバー保持機構を備えている。
【選択図】図1
Description
2つのデッドマンスイッチの、少なくとも一方をオン操作し続けないと、エンジンは停止する。この結果、歩行型除雪機は停止する。従来の歩行型除雪機によれば、作業者は作業状態に応じて、一方のデッドマンスイッチを選択して操作することができる。
走行用クラッチのオン状態を保持するには、例えば、先ず操作ハンドルと共に走行クラッチレバーを握り、次に変速レバーと共に保持操作レバーを握るという、2つの手順で操作すればよい。走行クラッチレバーは、オン位置に保持される。その後、走行用クラッチのオン状態を解除するには、保持操作レバーから手を放すという、1つの操作だけでよい。このように、極めて簡単な操作ですむので、作業に不慣れな初心者にとっても、操作が容易であり、歩行型除雪機の操作性を、より高めることができる。
また、変速レバーを握る力が緩んだときであっても、保持操作レバーが戻り方向にスイングする量は比較的小さい。変速レバーを握る力に関わらず、保持操作レバーを握った状態で確実に維持させることができる。
歩行型除雪機(第1実施の形態)10は、機体11に動力源としてのエンジン14、走行体20、オーガ31及びブロア32を備えたクローラ式作業機である。
機体11は、走行フレーム12と、走行フレーム12の上部後部に上下スイング可能に連結した機台フレーム13とからなる。
(a)に示した駆動系統50は、エンジン14から走行体20へ動力を伝達する走行動力伝達機構51、及び、エンジン14からオーガ用伝動軸35を介してオーガ31及びブロア32へ動力を伝達するオーガ動力伝達機構71からなる。
ベルト式伝動機構52は、エンジン14の出力軸14aに取付けた駆動プーリ61と、第2走行用クラッチ54の入力軸55に取付けた従動プーリ62と、これらのプーリ61,62間に掛けたベルト63とからなる。
オーガクラッチレバー92により、ワイヤケーブル194を介してオーガ用クラッチ73をクラッチオン・オフ操作することができる。
オーガ用クラッチ73は、第1走行用クラッチ53と同様の構成である。
走行クラッチレバー110は、オーガクラッチレバー92の位置を操作する操作部材であり、且つ、ワイヤケーブル69を介して、第1走行用クラッチ53をクラッチオン・オフ操作することができ、クラッチオン操作した状態を所定の条件下で保持するクラッチレバー保持機構131を備えている。
なお、走行クラッチレバー110は、手が離されたときに、リターンスプリング87によってオフ位置に強制的に戻される。
操作ハンドル42は、機台フレーム13(図1参照)から後方へ延ばした左右のハンドル部101,101と、これらのハンドル部101,101の後端間に掛け渡したグリップ102と、からなる平面視コ字状部材である。左右のハンドル部101,101は、基部から下方へ延ばした平板状のブラケット103,103を備える。
図5は、図4の5部詳細図であり、クラッチレバー保持機構131の側面である。
図6は本考案に係るクラッチレバー保持機構の斜視図である。図3、図4を併用して説明する。
第2カム133は外周面に第2カム溝142を有し、第2カム溝142は、保持操作レバー137を握ったときにロックアーム134の先端が掛かる位置にある。
第1カム132と第2カム133とは、支持軸111の軸方向(X軸方向)に隣接している。
引張りばね138は、第1・第2カム132,133の外周面にロックアーム134の先端を常時押付けている。
変速レバー91はまた、レバー管部材106に含まれるグリップ151を有し、グリップ151に保持操作レバー137が配置されている。
「グリップ151に略平行」とは、グリップ151の軸心Cgに対する指掛けレバー本体154の取付け角度θが小さいという意味である。なお、指掛けレバー本体154を平行に取付けることも可能である。
指掛けレバー本体154は、グリップ151の上方に配置しているが、前方に配置してもよい。
図8は本考案の歩行型除雪機が有す走行クラッチレバーの機構を説明する図である。図1、図4を併用して説明する。
歩行型除雪機10は、使用前は、走行クラッチレバー110がオフ位置Eで、変速レバー(前後進変速レバー)91がオフ位置N(図4参照)で、保持操作レバー137が原点位置Gfである。当然、第1カム132及び第2カム133はともに、待機位置であり、第1・第2カム132,133の外周面にロックアーム134が接触し続けている。
この状態で、エンジン14を始動し、走行クラッチレバー110を矢印b1のように握り、変速レバー(前後進変速レバー)91の操作を開始する。
作業者が走行クラッチレバー110を握ることによって、走行クラッチレバー110はオン位置Sまでスイング(揺動)する。この結果、第1走行用クラッチ53がオン状態になるので、変速機(第2走行用クラッチ)54は作動すると同時に、第1カム132が矢印b2のように回動する。その際、第2カム133は回転自在であるから、静止し続ける。
この状況で作業を行うことも考えられ、その際、走行中に走行クラッチレバー110から手を離すと、第1走行用クラッチ53がオフ状態となり、歩行型歩行型除雪機11は停止する。
その結果、第1カム溝141と第2カム溝142が一致するので、第1カム溝141と第2カム溝142にロックアーム134の先端が矢印b5のように入り込み、掛け止め状態となり、走行クラッチレバー110の戻りを規制する。つまり、走行クラッチレバー110をロックすることができる。
図11は第2実施の形態の説明図である。
第2実施の形態の歩行型除雪機11Bは、クラッチレバー保持機構131Bを有し、クラッチレバー保持機構131Bは保持操作レバー137に一端を連結し、他端を第2カム133に連結しているロッド135Bを備えていることを特徴とする。
すなわち、保持操作レバー137は、ロッド135Bを介して、第2カム133を連動可能に連結している。
第2実施の形態の歩行型除雪機11Bは、歩行型除雪機11と同様の効果を発揮する。
第3実施の形態の歩行型除雪機11Cは、クラッチレバー保持機構131Cと、保持操作レバー137Cと、を備えている。
クラッチレバー保持機構131Cは、操作パネル41に揺動自在にリンク部を支持し、ロッド部を回動自在に第2カム133に連結している電動駆動機構165と、延出端152若しくは支点ブラケット156に取付けているリミットスイッチ166と、リミットスイッチ166に一端を接続し、他端を電動駆動機構165に接続している電線135Cと、を備えていることを特徴とする。
保持操作レバー137Cは、握られたときにリミットスイッチ166を押す押圧端168を有する。
すなわち、保持操作レバー137Cは、電気的な連結手段171を介して、第2カムを連動可能に連結している。
電気的な連結手段171は、前述の電動駆動機構165と、リミットスイッチ166と、電線135Cと、押圧端168と、からなる。
第3実施の形態の歩行型除雪機11Cは、歩行型除雪機11と同様の効果を発揮する。
保持操作レバーは、指掛けレバー本体154を揺動する構成にしたが、グリップ151に平行に指掛けレバー本体を握り寄せる構成でもよい。
第2カム133に復帰ばね136を掛止して、第2カム133を復帰させる構成としたが、第2カム133を駆動するものに復帰の機構を含めて、復帰ばね136を省いてもよい。
Claims (5)
- 除雪部を有した機体の後部に平面視略コ字状の操作ハンドルを備え、この操作ハンドルを作業者が歩行しつつ操縦する歩行型除雪機であって、
前記機体に、動力源と、この動力源から伝達された動力により走行する走行体と、前記動力源から前記走行体への動力の伝達を接・断する走行用クラッチと、この走行用クラッチをオン・オフ操作する走行クラッチレバーと、前記走行体の前進と後進とを切り替えるとともに走行速度を調整する変速機と、この変速機を操作する変速レバーとを備えた歩行型除雪機において、
前記走行クラッチレバーは、作業者によって前記操作ハンドルと共に握られたオン位置と、握りが解かれたときに自動的に復帰するオフ位置とに、スイング可能であり、
前記変速レバーは、変速レバーを作業者が握ったときに、同時に握られてスイングする保持操作レバーを備え、
この保持操作レバーが握られているときだけ、オン位置にある前記走行クラッチレバーを、そのままオン位置に保持するクラッチレバー保持機構を備えていることを特徴とした歩行型除雪機。 - 前記変速レバーは、前記機体の幅方向中心に対して、左寄りの位置と右寄りの位置との一方に配置されて上方へ延びる操作部材であって、上方へ延びた延出端から前記機体の幅方向中心へ向かって延びるグリップを有しており、
前記保持操作レバーは、前記延出端に対する前記グリップの基端近傍に、スイング可能に取付けられるとともに、前記グリップに略平行に延びていることを特徴とした請求項1記載の歩行型除雪機。 - 前記クラッチレバー保持機構は、前記走行クラッチレバーに連動してスイングする第1カムと、前記保持操作レバーに連動してスイングする第2カムと、前記第1カムのカム溝の位相に対して前記第2カムのカム溝の位相が一致した場合に前記第1・第2カムの各カム溝に掛け止まるロックアームとからなることを特徴とした請求項1又は請求項2記載の歩行型除雪機。
- 前記第2カムは、前記保持操作レバーが、握られた位置から元の放された位置へ復帰したときに、前記保持操作レバーの復帰動作に連動して復帰位置へ逆方向にスイングすることにより、前記第2カムのカム溝に対する前記ロックアームの掛け止め状態を解除するように構成されていることを特徴とした請求項3記載の歩行型除雪機。
- 前記保持操作レバーは、ワイヤケーブル、ロッド又は電気的な連結手段を介して、前記第2カムを連動可能に連結していることを特徴とした請求項3又は請求項4記載の歩行型除雪機。
Priority Applications (1)
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JP2006010657U JP3130187U (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | 歩行型除雪機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3130187U true JP3130187U (ja) | 2007-03-15 |
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ID=43281068
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3130187U (ja) |
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2006
- 2006-12-28 JP JP2006010657U patent/JP3130187U/ja not_active Expired - Lifetime
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