JP4457341B2 - 歩行型作業車の走行安全装置 - Google Patents

歩行型作業車の走行安全装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4457341B2
JP4457341B2 JP2003325549A JP2003325549A JP4457341B2 JP 4457341 B2 JP4457341 B2 JP 4457341B2 JP 2003325549 A JP2003325549 A JP 2003325549A JP 2003325549 A JP2003325549 A JP 2003325549A JP 4457341 B2 JP4457341 B2 JP 4457341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
rod
deadman
rear end
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003325549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005088769A (ja
Inventor
良 武市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATECS CORP
Original Assignee
ATECS CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ATECS CORP filed Critical ATECS CORP
Priority to JP2003325549A priority Critical patent/JP4457341B2/ja
Publication of JP2005088769A publication Critical patent/JP2005088769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4457341B2 publication Critical patent/JP4457341B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

本発明は、操縦者が機体の後側を歩行しながら操作する歩行型作業車の走行安全装置に関するものである。
従来の歩行型作業車は、機体後部に操縦装置を設け、走行クラッチを入れると走行し、走行クラッチから手を放すと走行伝動が切れて機体を停止させることのできるデッドマンクラッチを設けた構成であり、例えば後方に突出したハンドル杆の上方からデッドマンクラッチを「入」操作することのできる操縦装置が特許文献1に記載されている。
実開平7−8041号公報
これらデッドマンクラッチの構成は、ハンドル杆とともに握ったデッドマンクラッチから手を放せば走行クラッチの伝動が切れるという安全機構であるが、デッドマンクラッチは常時ハンドル杆から離れようとする方向に付勢されているため、長時間にわたる走行や作業により疲労度が大きくなるという不都合を有するものであった。
又、単にデッドマンクラッチを「入」状態にロックするだけでは、操縦者がデッドマンクラッチを切るためにロックを解除しなければ機体が停止せず、特に機体後方で操縦する操縦者が後進走行中に壁と機体との間に挾まれる事故の危険性があるものであった。
本発明は、上記問題点を解決することができ、操作性を高め、疲労の少ない安全な歩行型作業車の走行安全装置を提供することを課題とする。
機体1から後方上方へ向け延設し、その後端部を平面視ループ状に形成したハンドル杆2の上方に、該ハンドル杆2後端部とともに握れば走行クラッチ3を「入」作動させ、手を放せば走行クラッチ3が「切」となるデッドマンクラッチ4を設けた歩行型作業車の走行安全装置において、ハンドル杆2下方には、ハンドル杆2後端よりも後方へ突出させた前後移動可能の挾圧杆5と、この挾圧杆5には、ハンドル杆2後端部と略平行な連結杆37と、手を放したときにも前記デッドマンクラッチ4を「入」状態に保持することのできる保持手段6を設け、デッドマンクラッチ4とハンドル杆2とをともに握った際、ハンドル杆2後端部の下方前方に位置した連結杆37を指先で後方へ向け移動させることにより、デッドマンクラッチ4を「入」状態に保持可能、又、挾圧杆5の前方移動により、該保持手段6を解除可能に構成してなる歩行型作業車の走行安全装置とする。
機体1から後方上方へ向け延設し、その後端部を平面視ループ状に形成したハンドル杆2の上方に、該ハンドル杆2後端部とともに握れば走行クラッチ3を「入」作動させ、手を放せば走行クラッチ3が「切」となるデッドマンクラッチ4を設けた歩行型作業車の走行安全装置において、ハンドル杆2下方には、ハンドル杆2後端よりも後方へ突出させた前後移動可能の挾圧杆5と、この挾圧杆5には、ハンドル杆2後端部と略平行な連結杆37と、手を放したときにも前記デッドマンクラッチ4を「入」状態に保持することのできる保持手段6を設けてあるので、走行中にデッドマンクラッチ4をハンドル杆2とともに握り続けなくても走行が可能で操縦者の疲労度が少ない。又、デッドマンクラッチ4とハンドル杆2とをともに握った際、ハンドル杆2後端部の下方前方に位置した連結杆37を指先で後方へ向け移動させることにより、デッドマンクラッチ4を「入」状態に保持可能なので、通常のデッドマン操作と、保持手段6を作動させた走行とを容易に切り換えることができ、作業内容や安全性に応じた走行操作を選択することが可能である。
又、最も機体1後方へ突出した挾圧杆5は、機体1後側で歩行する操縦者に接近してあり、この挾圧杆5が前方移動する、例えば後進走行中に機体1と壁との間に操縦者が挾まれそうになった場合に挾圧杆5が操縦者に当接して前方へ移動することによって、前記保持手段6を解除してデッドマンクラッチ4を切り機体1が停止するので、安全性が高い。
更に、前進走行中にも挾圧杆5を前方へ向け押すという簡単な操作でデッドマンクラッチ4の「入」状態が解除されるので、容易な操作で機体1を停止させることができる。
次に本発明を図面を参照に説明する。図1に示すのは、本発明を歩行型の運搬車に装着した例である。機体1下方のフレーム9外方には左右一対のクローラ走行装置10を有し、前部に荷台11と後部に原動機12を搭載してある。
走行装置10は、前方にテンション転輪13と後方に駆動スプロケット14とその下方の複数の接地転輪15にクローラベルト16を巻き掛けたクローラ走行装置である。前記フレーム9内方には、油圧無段変速機17を一体的に装着したギヤボックス18を設け、該ギヤボックス18左右へホイル軸19を延設しその先端に駆動スプロケット14を取着してある。39は油圧無段変速機17冷却用のファンである。
機体1後方の原動機12の出力軸と、油圧無段変速機17の入力軸とは、1本の長いVベルト20で伝動してあり、中間部に中間プーリ21を設け、該中間プーリ21と原動機12のエンジンプーリ22との間に走行クラッチ3を設けてある。該走行クラッチ3は、Vベルト20に当接するテンションプーリ24とテンションプーリ24を枢支するテンションアーム25からなり、テンションアーム25に接続したケーブル23によって走行伝動を断続することができる。
フレーム9の後部には、後方上方へ向け延設し、側面視後部を略水平に湾曲させ、後端を平面視ループ状に形成したハンドル杆2を設け、その上方には油圧無段変速機17の斜板角(図示せず)を変更調整する変速レバー26や原動機12の回転数を増減するスロットルレバー27等を設けてある。左右ハンドル杆2,2下方にはサイドクラッチレバー38を設け、これを握ることで旋回操作を行うことができる。又、ハンドル杆2の上方で後方上方へ延設したループ状のデッドマンクラッチ4を、左右ハンドル杆2,2内方に横架してある。該デッドマンクラッチ4は、回動支点29から前方下方へ向け延設のアーム30とハンドル杆2から後方下方へ向け延設の支持板31との間をスプリング28で常時起立方向へ付勢してあり、デッドマンクラッチ4上端部をハンドル杆2へ回動接近させて該ハンドル杆2とともに握ることができる。前記アーム30には、走行クラッチ3に接続したケーブル23を取着してあり、デッドマンクラッチ4をハンドル杆2に回動接近させると走行クラッチ3のテンションプーリ24がVベルト20を張って、原動機12の駆動力を油圧無段変速機17へ伝達する。
デッドマンクラッチ4の下方には、ハンドル杆2後部と略平行な挾圧杆5を設けてある。該挾圧杆5は摺動杆32内に挿通してあり、前後方向への移動が可能である。挾圧杆5の左右一対の摺動ロッド33,33はハンドル杆2後端よりも後方へ突出延設し、その後端を当接板34で連結してある。摺動ロッド33前端には、側面視逆L字形状の保持板35を立設し、デッドマンクラッチ4をハンドル杆2へ回動接近させた際、挾圧杆5を後方へ向け移動させると、保持手段6である保持板35がデッドマンクラッチ4を上方から押さえ、デッドマンクラッチ4から手を放しても走行クラッチ3の「入」状態を保持継続することができる。尚、デッドマンクラッチ4の保持手段6は、逆L字形状の保持板35の構成に限定するものではなく、ピンやフックの嵌合、又は係合による構成でもよい。
36は圧縮スプリングであり、デッドマンクラッチ4から手を放した際走行クラッチ3を「切」状態とする通常のデッドマン操作を行う場合、走行振動や衝撃によって不用意に保持手段6が作動して、デッドマンクラッチ4「入」状態を保持するという危険性を防止するものである。尚、スプリング36を図3に示すように引っ張りスプリング36aで構成した場合には、デッドマンクラッチ4を「入」にすると自動的に挾圧杆5が後方へ移動し、デッドマンクラッチ4の「入」状態を保持するとともに、スプリング36aの張力に打ち勝って、挾圧杆5を前方へ移動させた際は、デッドマンクラッチ4が「切」状態となり機体は停止する。
本実施の形態の挾圧杆5には、摺動ロッド33,33間を横架する連結杆37を設けてある。この連結杆37は、側面視においてハンドル杆2後端の下方前方に配置してあり、図4に示すように、デッドマンクラッチ4とハンドル杆2とをともに握った際、指先で挾圧杆5を後方へ向け移動させることができる位置に設けてある。すなわちデッドマンクラッチ4を「入」状態にし、手を放さず指先で保持手段6を作動させ、デッドマンクラッチ4から手を放しても、走行クラッチ3「入」状態を容易に保持することができる構成である。従って、走行中に操縦者がデッドマンクラッチ4をハンドル杆2とともに握り続けなくても走行が可能であり、操縦者の疲労度が少ない。又、前述の通常のデッドマン操作と、保持手段6を作動させた走行とを容易に切り換えることができ、作業内容や安全性に応じた走行操作を選択することが可能である。
前記保持手段6を作動させ、デッドマンクラッチ4から手を放して後進走行を行う場合には、機体1後方で操縦する操縦者が壁との間に挾まれるという危険性がある。この時、機体1の最も後端に位置する挾圧杆5の当接板34が操縦者の体の一部に当接すると挾圧杆5が前方へ向け移動し、デッドマンクラッチ4の保持手段6を解除するので、自動的にデッドマンクラッチ4が起立し、走行クラッチ3が「切」状態となる。原動機12からの走行伝動が断たれれば機体1が停止するので操縦者が壁との間に挾まれる事故がなく、安全性が高い。又、後進走行中に操縦者が転倒した場合にも、ハンドル杆2よりも低く、後方に突出した挾圧杆5は転倒姿勢においても押し操作が容易である。
全体側面図。 要部の平面図。 要部の一部断面側面図。 要部の一部断面側面図。 要部の側面図。
1 機体
2 ハンドル杆
3 走行クラッチ
4 デッドマンクラッチ
5 挾圧杆
6 保持手段

Claims (1)

  1. 機体(1)から後方上方へ向け延設し、その後端部を平面視ループ状に形成したハンドル杆(2)の上方に、該ハンドル杆(2)後端部とともに握れば走行クラッチ(3)を「入」作動させ、手を放せば走行クラッチ(3)が「切」となるデッドマンクラッチ(4)を設けた歩行型作業車の走行安全装置において、ハンドル杆(2)下方には、ハンドル杆(2)後端よりも後方へ突出させた前後移動可能の挾圧杆(5)と、この挾圧杆(5)には、ハンドル杆(2)後端部と略平行な連結杆(37)と、手を放したときにも前記デッドマンクラッチ(4)を「入」状態に保持することのできる保持手段(6)を設け、デッドマンクラッチ(4)とハンドル杆(2)とをともに握った際、ハンドル杆(2)後端部の下方前方に位置した連結杆(37)を指先で後方へ向け移動させることにより、デッドマンクラッチ(4)を「入」状態に保持可能、又、挾圧杆(5)の前方移動により、該保持手段(6)を解除可能に構成してなる歩行型作業車の走行安全装置。
JP2003325549A 2003-09-18 2003-09-18 歩行型作業車の走行安全装置 Expired - Fee Related JP4457341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325549A JP4457341B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 歩行型作業車の走行安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003325549A JP4457341B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 歩行型作業車の走行安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005088769A JP2005088769A (ja) 2005-04-07
JP4457341B2 true JP4457341B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=34455957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003325549A Expired - Fee Related JP4457341B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 歩行型作業車の走行安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4457341B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4680873B2 (ja) 2006-11-29 2011-05-11 本田技研工業株式会社 作業機の操作機構
US9651138B2 (en) 2011-09-30 2017-05-16 Mtd Products Inc. Speed control assembly for a self-propelled walk-behind lawn mower
JP7203418B2 (ja) * 2019-02-08 2023-01-13 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 歩行型作業車両用の挟圧安全機構
JP7370054B2 (ja) * 2019-02-08 2023-10-27 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 歩行型作業車両用の挟圧安全機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005088769A (ja) 2005-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6769501B2 (en) Walk behind working machine
JP3017576B2 (ja) 歩行型作業機
JP2008132930A (ja) 作業機の操作機構
JP4457341B2 (ja) 歩行型作業車の走行安全装置
JP7032974B2 (ja) 変速機付き車両
JP5682816B2 (ja) 乗用草刈機
JP5959461B2 (ja) 作業車の車速操作装置
JP4261458B2 (ja) 歩行型除雪機
JP2015002720A (ja) コンバイン
JP4957664B2 (ja) コンバイン
JP2006224773A (ja) 歩行型作業機
JP4052606B2 (ja) ハンドトラクタ
JP3596349B2 (ja) 乗用型作業車
JP2000313366A (ja) 乗用型作業車
JP2004074987A (ja) 四輪自走式防除機
JP4718377B2 (ja) 歩行型作業機のクラッチ操作構造
JP7203418B2 (ja) 歩行型作業車両用の挟圧安全機構
JP6939401B2 (ja) 歩行型作業機の走行クラッチ操作装置
JP3017478U (ja) 耕耘機におけるバック走行装置
JP6897627B2 (ja) 歩行型管理機
JPH08142702A (ja) 歩行型移動農機
JP3130187U (ja) 歩行型除雪機
JP2005193900A (ja) ハンドトラクタの操作装置
JP4716090B2 (ja) 作業車の変速操作装置
JP2006116977A (ja) 走行クラッチレバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4457341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees