JP2006116977A - 走行クラッチレバー - Google Patents

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Abstract

【課題】デッドマンクラッチレバーでは、把持操作した手を解放するとクラッチレバーが自動的にハンドルの把持部から離れてクラッチ切り位置へ復帰する。運搬車のように走行クラッチを長時間にわたって入り位置に維持する操作形態では、クラッチレバーの入り位置を長時間把持し続けなければならないことが多いため、操作疲労度が大きくなる。
【解決手段】ハンドル1に対して把持回動して走行クラッチ2を復帰スプリング5に抗してクラッチ入り位置に連動操作するクラッチレバー3に、この復帰スプリング5よりも弱い張圧力を有して、かつこのクラッチレバー3の入り切り両作動に支点越えするトグルスプリング4を設けたことを特徴とする走行クラッチレバーの構成とする。
【選択図】図1

Description

クラッチレバーをハンドルの把持部に把持操作することによって走行クラッチを入り位置に操作する走行クラッチレバーに関し、このクラッチレバーの操作性を容易にするものである。
走行クラッチレバーをハンドルの把持部に把持操作することによって走行クラッチを入りに操作できると共に、この入り操作時に、このクラッチレバーと連動される連動リンクの回動支点とワイヤができるだけ近づくように設ける技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2004−13250号公報(第1頁、図6)。
走行クラッチレバーをハンドルの把持部に把持操作することによって走行クラッチを入り操作できるクラッチレバーの操作形態では、把持による操作性が円滑で容易である。このような形態としてデッドマンクラッチレバーが知られているが、このデッドマンクラッチレバーでは、把持操作した手を解放するとクラッチレバーが自動的にハンドルの把持部から離れてクラッチ切り位置へ復帰する。運搬車のように走行クラッチを長時間にわたって入り位置に維持する操作形態では、クラッチレバーの入り位置を長時間把持し続けなければならないことが多いため、操作疲労度が大きくなる。
請求項1に記載の発明は、ハンドル1に対して把持回動して走行クラッチ2を復帰スプリング5に抗してクラッチ入り位置に連動操作するクラッチレバー3に、この復帰スプリング5よりも弱い張圧力を有して、かつこのクラッチレバー3の入り切り両作動に支点越えするトグルスプリング4を設けたことを特徴とする走行クラッチレバーの構成とする。走行クラッチ2を切り位置に維持するときは、クラッチレバー3はハンドル1の把持部から離間した状態にある。このときこのクラッチレバー3は、復帰スプリング5、及びトグルスプリング4によって支点越え位置に弾発されて、走行クラッチ2の切り位置に維持される。又、このクラッチレバー2を、復帰スプリング5や、トグルスプリング4等の張圧力に抗してハンドル1の把持部へ把持回動すると、走行クラッチ2が入り位置へ作動されると共に、このクラッチレバー2がトグルスプリング4の支点越え位置への作動によって、ハンドル1の把持部に接するように押圧される。このクラッチレバー2の把持を解放すると、このトグルスプリング4の張圧力よりも強い復帰スプリング5の張圧力によって、クラッチレバー2が入り位置から支点越えして切り位置へ戻される。
請求項2に記載の発明は、前記トグルスプリング4の張圧力を調節可能に設けたことを特徴とするものである。クラッチレバー3をクラッチ入り切りの操作を行うときは、復帰スプリング5や、トグルスプリング4の張圧力に抗して操作する。このクラッチ入り位置への作動は、主としてトグルスプリング4の支点越え作動によって操作負荷を少なく円滑に行われる。又、クラッチ切り位置への作動では、このトグルスプリング4による支点越え作動の張圧力に抗して、復帰スプリング5の張圧力によって引き戻される。このような復帰スプリング5に対するトグルスプリング4の圧力調節を行うことによって、クラッチレバー3の把持操作力や、復帰スプリング5による復帰作動等を適切な圧力に調節維持する。
請求項1に記載の発明は、クラッチレバー3を復帰スプリング5やトグルスプリング4に抗してハンドル1の把持部側へ引きつけるように把持操作することによって、走行クラッチ2の入り操作をトグルスプリング3の支点越えによって円滑に行わせることができる。又、この入り位置のクラッチレバー3の把持を解放すると、トグルスプリング4よりも強い張圧力の復帰スプリング5によってクラッチレバー3が切り位置へ引き戻されるため、操作性を容易化することができる。
請求項2に記載の発明は、復帰スプリング5に対するトグルスプリング4の張圧力を調節することによって、クラッチレバー3の把持操作力や、復帰スプリング5による復帰作動等を適切な圧力に調節維持することができ、走行クラッチ2の入り切り操作の操作性を容易化することができる。
図面に基づいて、この発明を運搬車の走行クラッチ2を操作するクラッチレバー3として使用する形態を説明する。この運搬車は、車台8の下側に左右一対のクローラ9を有して、後部に搭載のエンジン10によって伝動駆動して走行するクローラ走行形態としている。車体7の後部には、ハンドル1の基部を取付けるハンドルブラケット11が左右両側部に配置され、この左右のハンドルブラケット11間にわたって後部上方をループ状に形成される丸チューブ断面形態のハンドル1が設けられる。このハンドル1の上端部は側面視でヘ字形に屈曲されて、左右後端部にわたるループ形態の把持部12を形成する。前記エンジン10のエンジン軸13と中間軸14との間はベルト15伝動される。このベルト15にはテンションプーリ16が押圧可能で、走行クラッチ2を入り切りできる形態としている。テンションプーリ16を軸支するテンションアーム17は、車体7の一部構成部材に対してアーム軸18周りに上下回動自在に支持し、このテンションアーム17の基部にワイヤー19を連結している。このワイヤー19はクラッチレバー3の基部に連結して、このクラッチレバー3を回動操作することによって走行クラッチ2を入り切り操作することができる。中間軸14の左右両端部から左右の各クローラ9の内周部に配置されるHST(油圧無段変速装置)20の入力軸21との間はベルト22伝動される。左右の各HST20入力軸21を伝動することによって、この後部のスプロケット23の出力軸24を駆動して、左右の各クローラ9を走行伝動することができる。左右の各HST20はトラニオンアームを有して、これを変速レバー31で各々中立位置から前進位置、又は後進位置に操作することにより走行速を前進、後進に主変速操作する構成としている。25は入力軸21に設けられたファンで、HST20を冷却するものである。各クローラ9は、前記スプロケット23とクローラフレーム26に配置される転輪27,28等の間にわたって巻回されて回転案内される。29は車台8の外周部に設けられる外枠、30は車台8をダンプ操作するハンドルである。
前記ハンドル1には、この把持部12の上側に沿うループ状形態の走行クラッチレバー3と、この把持部12の左右両側部の下側に沿うL字状形態のサイドクラッチレバー33を設ける。ハンドル1のブラケット34にこれら走行クラッチレバー3やサイドクラッチレバー33が、レバー軸35,36の周りに上下回動自在に設けられる。このうち走行クラッチレバー3の基部のレバーアーム37がレバー軸35の周りに回動自在で、このレバーアーム37の先端部に復帰スプリング5を介して前記テンションアーム17との間をアウタワイヤ38内のワイヤー19を連結する。この走行クラッチレバー3を把持部12の上方へ回動した状態では、復帰スプリング5、ワイヤー19を緩めてテンションプーリ16をベルト15から離して、走行クラッチ2を切りの状態とし、走行クラッチレバー3を把持部12に重合させるように引寄回動すると、復帰スプリング5、及びワイヤー19を引っ張り、テンションプーリ16をベルト15に押圧して、走行クラッチ2を入りの状態とすることができる。前記復帰スプリング5及びワイヤー19は、レバーアーム37の後方突出方向に対して下方へ向うように連結して、クラッチレバー3の上方への切り位置復帰回動が行われ易い形態としている。このワイヤー19のアウタワイヤー38は両端部をハンドル1の基部等のフレーム部材に固定のワイヤストッパー39に係止させている。
このような走行クラッチレバー3のレバーアーム37部に、回動自在のスプリング支持ロール40を設け、このスプリング支持ロール40とハンドル1の後端側との間にトグルスプリング4を掛けわたしている。このトグルスプリング4は張圧力を前記復帰スプリング5よりも弱く設定して、この前端部には調節ボルト41を連結し、この調節ボルト41を該スプリング支持ロール40のロッド穴に嵌合させて、この調節ボルト41の先端部に調節ナット42を螺合させて係止する。この調節ナット42の回動によって調節ボルト41を前後移動してトグルスプリング4の張圧力を調節することができる。このトグルスプリング4及び調節ボルト41の張圧方向直線は、レバーアーム37のレバー軸35周りの上下回動域において、図2のようにこのレバー軸35の上側Aと下側Bとに支点35越えするもので、走行クラッチレバー3を上方のクラッチ切り位置へ操作するときは、このトグルスプリング4の張圧方向直線もレバー軸35よりも上方へ支点越えする。又、下方のクラッチ入り位置へ操作するときはレバー軸35よりも下方へ支点越えする。このように走行クラッチレバー3の入り切り操作にトグルスプリング4を働かせることによって、走行クラッチレバー3をハンドル1の把持部12側へ把持操作するときの把持力を補助して、軽快にレバー操作することができる。又、走行クラッチ2を入り位置に維持するときは、走行クラッチレバー3をワイヤー19や復帰スプリング5による引っ張りに抗するトグルスプリング4による張圧力でハンドル1の把持部12側へ張圧安定させて、作業者がこの状態においてもハンドル1を容易に把持操作することができる。
又、このトグルスプリング4の張圧力は、ナット42を回動することによって強弱に調節することができるため、走行クラッチレバー3の入り切り操作抵抗力を調節することができる。又、このトグルスプリング4の圧力が弱過ぎるときは、走行クラッチレバー3の支点越え操作の操作力が重くなるため、このようなときはこのトグルスプリング4の圧力を強くすることによって、支点越え位置を的確に維持させることができる。又、このトグルスプリング4の圧力が強過ぎるときは、クラッチレバー3の把持力を解放したときの、このクラッチレバー3の切り位置への復帰力が弱くなるため、このトグルスプリング4の圧力を強くするように調節して、適切な復帰力を維持させることができる。
前記サイドクラッチレバー33は、ハンドル1の把持部12の左右両側部に配置されて、この把持部12の下側に沿うように平面視で略L字形態で、この先端部をレバー軸36周り把持部12に引き上げるように回動することによって、ワイヤー45を介してサイドクラッチを切り位置に操作することができる。このサイドクラッチは、左右クローラ9のスプロケット23を回転する出力軸24の軸上に設けられて、このサイドクラッチを切ることによって車体7の操向乃至旋回走行を行わせることができる。サイドクラッチレバー33を把持したときは、ハンドル1把持部12の下側面に沿って重合接触するもので、把持し易い形態に形成される。又、前記ハンドル1上側に重合把持される走行クラッチレバー3と共に、このサイドクラッチレバー33をも重合させて把持するときは、把持部12の上下同位置Dに揃うように重合されるため、操作を行い易くすることができる。
走行クラッチレバー部の側面図。 そのトグルスプリング部の側面図。 そのワイヤー連結部の側面図。 そのサイドクラッチレバー部の側面図と、平面図。 運搬車の側面図。 その平面図。
符号の説明
1 ハンドル
2 走行クラッチ
3 クラッチレバー
4 トグルスプリング
5 復帰スプリング

Claims (2)

  1. ハンドル(1)に対して把持回動して走行クラッチ(2)を復帰スプリング(5)に抗してクラッチ入り位置に連動操作するクラッチレバー(3)に、この復帰スプリング(5)よりも弱い張圧力を有して、かつこのクラッチレバー(3)の入り切り両作動に支点越えするトグルスプリング(4)を設けたことを特徴とする走行クラッチレバー。
  2. 前記トグルスプリング(4)の張圧力を調節可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の走行クラッチレバー。
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