JP3799631B2 - 移動農機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動農機に関し、バインダ、コンバイン、田植機、耕耘機、トラクタ等の移動農機に利用しうる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】
前後方向へ回動する操作レバーによってクラッチを入り切り連動すると共に、前後進の切替アームをこの操作レバーによって切替連動する走行レバーガイド構成では、操作レバーの左右横方向への移動を円滑に行わせるために、レバーガイドを直線的に傾斜させる構成として、操作レバーのレバーガイドとの摩擦抵抗の変化を少くするのがよいが、このような形態では、クラッチ切りの位置での操作レバーの係止性が不安定となったり、この操作レバーの係止を切替アーム側に持たせる構成とすると、この切替アーム側の連動機構が煩雑化となる。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前後回動の操作レバー1を案内するレバーガイド2は、走行伝動切りの止位置Dと、この直前方の前進伝動入りの前進位置Fとの間を案内する前進ガイド3と、この止位置Dと一側斜め後方の後進伝動入りの後進位置Rとの間を傾斜案内する後進ガイド4とを有し、この後進位置R側の前方位置のヒンジ5回りに左右回動自在でこれら止位置Dと後進位置Rとの間を回動して後進伝動の入り切りを連動する後進アーム6には、該操作レバー1を摺動させて止位置Dと後進位置Rとに各々係止する係止部7,8を形成する構成とし、前記後進アーム6は、前記操作レバー1が前面に摺接されるように、ヒンジ5を中心とする止位置Dの半径L1と、後進位置Rの半径L2とを含む長さとし、さらに、前記半径L1と半径L2との間に山形の凸部28を形成し、該凸部28のヒンジ5側を係止部7として止位置Dでの操作レバー1の係止を行なう構成とし、前記凸部28の先端側を係止部8として後進位置Rでの操作レバー1の係止を行なうように構成したことを特徴とする移動農機の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】
操作レバー1をレバーガイド2の止位置Dにおくときは、走行伝動は切りとなって停止位置に維持することができる。このとき後進アーム6はヒンジ5回りに止位置Dに回動していて、係止部7で操作レバー1を係止して、この操作レバー1が後進ガイド4側へ移動しないようにして、止位置Dを安定維持させる。
【0005】
操作レバー1を、この止位置Dから前記後進アーム6との係止力に抗して前進ガイド3に案内させて前方の前進位置Fへ操作することによって、前進伝動が行われる。しかし、後進アーム6は該止位置Dからこの前進ガイド3側へは回動されない。又、操作レバー1を止位置Dから後方へ後進ガイド4に案内させて、後進位置Rに操作すると、これに伴って後進アーム6が操作レバー1で押されてヒンジ5回りに回動されて、この操作レバー1との係止部7との係止位置が移動して先端側の係止部8に移り、この係止部8との係止により止位置D側への移動を係止される。
【0006】
又、操作レバー1を、この後進位置Rの後進アーム6との係止力に抗して止位置D側へ操作することによって、後進伝動を切りにして止位置Dに操作できる。
このように、操作レバー1を、止位置Dと後進位置Rとの間を傾斜する後進ガイド4に案内させて、後進アーム6に摺動させて操作することにより、走行伝動の止位置Dと後進位置Rとの切替えを行うものであるから、操作レバー1の操作が斜め方向に直線的に行うだけで、円滑な操作を行うことができ、この操作レバー1と摺接して回動される後進アーム6との係止部7,8掛け替えによって、各止位置D、後進位置Rの係止が自動的に行われ、構成を簡単にすることができる。
また、操作レバー1を止位置Dと後進位置Rとの間の後進ガイド4に沿って操作するときは、後進アーム6の凸部28を越えて前後の係止部7と8とに切替係合する。これにより、特に、止位置D、又は、後進位置Rにおいて、操作レバー1の位置が安定するようになる。
【0007】
【実施例】
走行レバーとしてバインダに利用した場合を例示する。バインダは単一車軸9上に左右一対の車輪10を配置し、後部にはエンジンEとループ状のハンドル11を設け、前部に穀稈引起装置12、刈刃装置13、及び集束装置14、結束装置15等を設け、エンジンEの駆動によって、車輪10を伝動して走行しながら、穀稈引起装置12等の刈取装置各部を伝動して穀稈の刈取結束を行うものである。
【0008】
前記ハンドル11部には、中央部のエンジンE上の左側の走行用の操作レバー1、及びこのレバーガイド2を設け、エンジンE上の前側に走行変速用の変速レバー16、及びこのレバーガイド17を設け、右側に刈取伝動の入り切りを行う刈取クラッチレバー18、及びレバーガイド19を設けている。
このうち操作レバー1を案内するレバーガイド2は、前進ガイド3が前後方向に亘って直線状に形成され、後進ガイド4がこの前進ガイド3の後端から後方中央側へ向けて斜め方向へ直線状に形成され、更に、中立ガイド20がこれら前進ガイド3の右側において後端部が合流し前端部が右側へ開くように斜め方向へ向けて直線状に形成される。
【0009】
このようなレバーガイド2において、前進ガイド3と後進ガイド4と中立ガイド20との合流部を止位置Dとし、左縁には操作レバー1の嵌合しうる浅い窪み21を形成している。前進ガイド3の前端部を前進位置Fとし、中立ガイド20の前端部を中立位置Nとしている。又、後進ガイド4の後端部を後進位置Rとし、下端部左縁には操作レバー1の嵌合しうる窪み22を形成している。
【0010】
前記操作レバー1は、下端部をワイヤー23でミッションケース24内のメインクラッチ25と連動させて、この操作レバー1の止位置D乃至中立位置Nではこのメインクラッチ25を切りにし、操作レバー1の前進位置F又は後進位置Rではメインクラッチ25を入りにするように連動構成している。
後進アーム6は、レバーガイド2の下側にあって前端部を前記中立位置N部横側においてヒンジ5で枢支し、後端部が左右方向に回動しうるように回動自在で、後端部内側にアーム26を一体として、ワイヤー27を介して前記ミッションケース24内のリバーサギヤ29を前進側と後進側とに切替えるように連動構成している。又、この後進アーム6は、ばね乃至前記メインクラッチ25等の付勢ばね等によって常時後進位置R側から止位置D側へ回動されるように設けている。
【0011】
このような後進アーム6は、前記ヒンジ5の回りに回動するが、前記操作レバー1が前面に摺接されるように、ヒンジ5を中心とする止位置Dの半径L1と、後進位置Rの半径L2とを含む長さとし、しかも、これら半径L1とL2との間に山形の凸部28を形成して、この凸部28のヒンジ5側を係止部7として止位置Dでの操作レバー1の係止を行い、凸部28の先端側を係止部8として後進位置Rでの操作レバー1の係止を行う構成としている。
【0012】
このため操作レバー1を止位置Dと後進位置Rとの間の後進ガイド4に沿って操作するときは、前記後進アーム6の凸部28を越えて前後の係止部7と8とに切替係合するようになる。
前記ミッションケース24内の伝動機構は、エンジンEから伝動される変速軸30上にメインクラッチ25を前記操作レバー1によるシフター操作で入り切りできる構成とし、変速ギヤ31を前記変速レバー16によるシフター操作で切替できる構成としている。この変速ギヤ31と変速噛合されて伝動される軸32上には、前記後進アーム6によるシフター操作で切替えられるリバーサギヤ29と、前部の刈取装置各部への出力伝動の入り切りを行う刈取クラッチ35とを設けている。
【0013】
前記リバーサギヤ29は、走行伝動機構33,34を経て車軸9を連動し、リバーサギヤ29の切替えによって、車輪10を前進回転させたり後進回転させて、前、後進できる。
図7、図8は、前記バインダーにおける結束用の紐の引出にブレーキを働かせる紐ブレーキの構成を示すものである。バインダ機体に一体に取付けるブレーキ台36と、このブレーキ台36との間に結束用の紐37を挟持して紐引出にブレーキを働かせるブレーキプレート38と、このブレーキプレート38の基部をリンク39を介して連結させてブレーキ姿勢Aとブレーキ解除姿勢Bとに切替操作するレバー40と、このブレーキプレート38をブレーキ台36上面に押圧するばね41等によって構成される。
【0014】
前記ブレーキプレート38はリンク39との連結部寄りに屈折部42を有し、ばね41による押圧部はこの屈折部42よりも先端側に位置する。この先端部には案内溝43が形成されて、ブレーキ台36上の案内ピン44に嵌合させて上下動自在に案内させる。45はばね41の押圧力を調節する調節ダイヤルで、ブレーキ台36上に固定でブレーキプレート38を上下動自在に案内するガイドピン48に対して回動調節できる。46は結束紐37を通して案内させる紐ガイド、47は前記レバー40に一体のアームで、該紐ガイド46を押えることができ、このレバー40をブレーキ台36側へ回動して、ブレーキプレート38による紐挟持を解放したときA、この紐ガイド46を、アーム47で押えて、ブレーキ台36の紐ブレーキ部Bの横側に位置させて、紐37通しの行い易い構成としている。又、ブレーキプレート38がブレーキ台36に接圧してブレーキを働かせるときは、紐ガイド46は自体の弾性力で上昇して紐37の引出を引っ張る状態となる。
【0015】
レバー40を上昇させて紐ブレーキを働かせるときは、リンク39によってブレーキプレート38の基部が引き上げられるようになり、屈折部42をブレーキ台36面に接した状態で、この先端側のブレーキ部Bがブレーキ台36面に押圧されてC、紐37を挟持してブレーキを働かせることとなる。
図9、図10において、上例と異なる点は、前記レバー40とブレーキプレート38との間を連結するリンク39に代えて、ばね49を設けて、このばね49の弾性力によってブレーキプレート38のブレーキ力を得るように構成したものであり、操作性をよくしたものである。ばね49は、レバー40のレバー軸50回りに取付けて、一体的に回動させることができる。
【0016】
レバー40を上方へ回動するとばね49の先端部は、ブレーキプレート38の基部から浮上して、ブレーキプレート38のブレーキ部Bがばね41によって下方のブレーキ台36上面へ押圧されることとなりC、紐37の引出にブレーキをかける。
又、レバー40を下方へ回動すると、ばね49の先端部がブレーキプレート38の基部を押圧するため、このブレーキプレート38は、屈折部42を支点にブレーキ部Bがばね41に抗して上方回動されて、ブレーキ台36面との間隔を開きブレーキが解除される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 操作レバーガイド部の平面図。
【図2】 その側面図。
【図3】 その作用を示す平面図。
【図4】 その作用を示す平面図。
【図5】 バインダの伝動系統図。
【図6】 バインダの平面図。
【図7】 紐ブレーキ部の斜視図。
【図8】 その側面図。
【図9】 一部別実施例を示す紐ブレーキ部の側面図。
【図10】 その作用を示す側面図と、平面図。
【符号の説明】
1 操作レバー
2 レバーガイド
3 前進ガイド
4 後進ガイド
5 ヒンジ
6 後進アーム
7 係止部
8 係止部
28 凸部
D 止位置
F 前進位置
R 後進位置
L1 半径
L2 半径

Claims (1)

  1. 前後回動の操作レバーを案内するレバーガイドは、走行伝動切りの止位置と、この直前方の前進伝動入りの前進位置との間を案内する前進ガイドと、この止位置と一側斜め後方の後進伝動入りの後進位置との間を傾斜案内する後進ガイドとを有し、この後進位置側の前方位置のヒンジ回りに左右回動自在でこれら止位置と後進位置との間を回動して後進伝動の入り切りを連動する後進アームには、該操作レバーを摺動させて止位置と後進位置とに各々係止する係止部7,8を形成する構成とし、前記後進アーム(6)は、前記操作レバー(1)が前面に摺接されるように、ヒンジ(5)を中心とする止位置(D)の半径(L1)と、後進位置(R)の半径(L2)とを含む長さとし、さらに、前記半径(L1)と半径(L2)との間に山形の凸部(28)を形成し、該凸部(28)のヒンジ(5)側を係止部(7)として止位置(D)での操作レバー(1)の係止を行なう構成とし、前記凸部(28)の先端側を係止部(8)として後進位置(R)での操作レバー(1)の係止を行なうように構成したことを特徴とする移動農機
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