JP7001578B2 - 歩行型作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動源と、左右の走行装置と、駆動源からの動力を走行装置に伝達する動力伝達装置と、を備える歩行型作業機に関する。
上記のような歩行型作業機として、例えば、特許文献1に記載のものが既に知られている。この歩行型作業機は、主クラッチ(特許文献1では「クラッチ機構」)と、左右のサイドクラッチと、を備えている。
この歩行型作業機において、主クラッチは、動力伝達装置(特許文献1では「遊星減速装置」等)の伝達状態を伝達入り状態と伝達切り状態とに切り替える。また、左右のサイドクラッチは、主クラッチよりも動力伝達下流側に設けられている。そして、左右のサイドクラッチは、左右の走行装置(特許文献1では「耕耘ロータ」)の駆動状態を各別に駆動入り状態と駆動切り状態とに切り替える。
また、この歩行型作業機は、左右のハンドル(特許文献1では「ハンドルフレーム」)と、主クラッチ操作具(特許文献1では「操作レバー」)と、左右のサイドクラッチ操作具(特許文献1では「操向レバー」)と、を備えている。
この歩行型作業機において、左右のハンドルは、駆動源(特許文献1では「エンジン」)を支持する機体フレームから延出されている。また、主クラッチ操作具は、機体左側のハンドルにおける遊端部側部分に支持されている。そして、主クラッチ操作具は、人為的操作によって主クラッチを操作する。
また、左右のサイドクラッチ操作具は、左右のハンドルにおける遊端部側部分に支持されている。そして、左右のサイドクラッチ操作具は、人為的操作によってサイドクラッチを操作する。
また、主クラッチ操作具は、ハンドルの遊端部側部分に設けられた握り部(特許文献1では「操縦ハンドル」)を持った手によって握り部と共に握り操作されるように設けられている。そして、主クラッチ操作具が握り操作されているとき、主クラッチは伝達入り状態となる。また、主クラッチ操作具の握り操作が解除されると、主クラッチは伝達切り状態となる。
特開2011-115067号公報
一般に、サイドクラッチ操作具は、歩行型作業機を旋回させるために操作される。そして、作業者の意図通りに歩行型作業機を旋回させるためには、サイドクラッチ操作具の細かな操作が要求されることがある。
ここで、上記特許文献1に記載のサイドクラッチ操作具は、後方に延びるレバーである。また、サイドクラッチ操作具は、主クラッチが伝達入り状態であるときに操作される。
そのため、このサイドクラッチ操作具を操作する場合、作業者は、握り部及び主クラッチ操作具を握り込んだ状態で、さらに、サイドクラッチ操作具を握り込むように操作する必要がある。
このような構成においては、握り部及び主クラッチ操作具を手で確実に保持しながら、サイドクラッチ操作具を細かく操作することは困難である。
本発明の目的は、握り部及び主クラッチ操作具を手で保持した状態でサイドクラッチ操作具を操作する場合のサイドクラッチ操作具の操作性が良好な歩行型作業機を提供することである。
本発明の特徴は、駆動源と、左右の走行装置と、前記駆動源からの動力を前記走行装置に伝達する動力伝達装置と、前記動力伝達装置の伝達状態を伝達入り状態と伝達切り状態とに切り替える主クラッチと、前記主クラッチよりも動力伝達下流側に設けられ、前記左右の走行装置の駆動状態を各別に駆動入り状態と駆動切り状態とに切り替える左右のサイドクラッチと、前記駆動源を支持する機体フレームから延出された左右のハンドルと、前記左右のハンドルの少なくとも一方における遊端部側部分に支持され、人為的操作によって前記主クラッチを操作する主クラッチ操作具と、前記左右のハンドルにおける遊端部側部分に支持され、人為的操作によって前記サイドクラッチを操作する左右のサイドクラッチ操作具と、を備え、前記主クラッチ操作具は、前記ハンドルの遊端部側部分に設けられた握り部を持った手によって前記握り部と共に握り操作されるように設けられるとともに、前記左右のサイドクラッチ操作具のうち左右方向で前記主クラッチ操作具と同じ側の前記ハンドルに設けられた前記サイドクラッチ操作具は、前記ハンドルの遊端部側部分における前記主クラッチ操作具よりも前側の部分において前記握り部を持った手の人差し指で引き操作されるように設けられることにある。
本発明であれば、サイドクラッチ操作具は、握り部を持った手の人差し指で引き操作されるように設けられる。そのため、掌と、人差し指以外の指と、によって握り部及び主クラッチ操作具を握り込んだ状態で、人差し指によってサイドクラッチ操作具を操作することが可能となる。
従って、本発明であれば、握り部及び主クラッチ操作具を手で保持した状態でサイドクラッチ操作具を操作する場合のサイドクラッチ操作具の操作性が良好な歩行型作業機を実現できる。
さらに、本発明において、前記主クラッチ操作具は、前記握り部の下方に位置していると好適である。
この構成によれば、主クラッチ操作具を操作する場合、作業者は、握り部を掌及び親指で保持したまま、親指以外の指で主クラッチ操作具を握り込むことができる。従って、握り部から手を離すことなく、主クラッチ操作具を操作することが可能となる。
歩行型作業機の左側面図である。 歩行型作業機の平面図である。 左右のサイドクラッチの構成を示す縦断正面図である。 左の握り部周辺の構成を示す左側面図である。 右の握り部周辺の構成を示す左側面図である。 その他の実施形態(3)における左の握り部周辺の構成を示す左側面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。尚、以下の説明においては、特に断りがない限り、図1及び図2に示す矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」とする。また、図2及び図3に示す矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。また、図1に示す矢印Uの方向を「上」、矢印Dの方向を「下」とする。
〔歩行型作業機の全体構成〕
図1及び図2に示すように、本実施形態で例示する歩行型作業機Aは、機体フレーム1、エンジン2(本発明に係る「駆動源」に相当)、ベルトテンション式のクラッチを採用した主クラッチ3、燃料タンク4、左右のハンドル5、左右の耕耘ロータ6(本発明に係る「走行装置」に相当)、及び、抵抗棒7、等を備えて構成している。
機体フレーム1は、エンジン2を支持している。そして、左右のハンドル5は、機体フレーム1から延出されている。尚、左右のハンドル5は、後上がりに傾斜している。
また、左右のハンドル5の遊端部側部分には、左右の握り部14が設けられている。尚、本実施形態において、左右の握り部14は、左右のハンドル5の遊端部に設けられている。
機体フレーム1は、フレーム部材を兼ねる伝動ケース12の上下中間部に第1支持部材9を前向き延出姿勢でボルト連結し、かつ、伝動ケース12の上部に第2支持部材10を伝動ケース12の上部を覆う状態にボルト連結して構成している。
また、図1から図3に示すように、歩行型作業機Aは、動力伝達装置13を備えている。動力伝達装置13は、伝動ベルト24、伝動ケース12の上部に備えた左右向きの入力軸11、伝動ケース12に内蔵したチェーン式伝動機構31、出力スプロケット32を有している。
図1及び図2に示すように、エンジン2からの動力は、エンジン2に備えた左右向きの出力軸2Aから、伝動ベルト24を介して、入力軸11に伝達されている。
そして、図3に示すように、入力軸11からの動力は、チェーン式伝動機構31、出力スプロケット32、左右のサイドクラッチ33等の伝動系を介して、伝動ケース12の下部に左右向きに備えた左右の出力軸8に伝達されている。
図1及び図2に示すように、左右の耕耘ロータ6は、左右の出力軸8に連結されている。そして、左右の耕耘ロータ6は、左右の出力軸8と一体回転する。左右の耕耘ロータ6が回転することにより、歩行型作業機Aは走行することができる。
即ち、動力伝達装置13は、エンジン2からの動力を左右の耕耘ロータ6に伝達する。
また、主クラッチ3は、伝動ベルト24の張力を制御することができる。主クラッチ3が伝動ベルト24に張力を付与している場合、伝動ベルト24は、出力軸2Aから入力軸11へ動力を伝達する。このとき、動力伝達装置13の伝達状態は伝達入り状態である。
また、主クラッチ3が伝動ベルト24に張力を付与していない場合、伝動ベルト24は、出力軸2Aから入力軸11へ動力を伝達しない。このとき、動力伝達装置13の伝達状態は伝達切り状態である。
即ち、主クラッチ3は、動力伝達装置13の伝達状態を伝達入り状態と伝達切り状態とに切り替える。
また、図1に示すように、歩行型作業機Aは、主クラッチ操作具27を備えている。主クラッチ操作具27は、左のハンドル5における遊端部側部分に支持されている。また、主クラッチ操作具27は、レリーズワイヤ26などを介して主クラッチ3に連係されている。そして、主クラッチ操作具27は、人為的操作によって主クラッチ3を操作する。
より具体的には、主クラッチ3は、主クラッチ操作具27が操作されている場合に動力伝達装置13の伝達状態を伝達入り状態とするように構成されている。また、主クラッチ3は、主クラッチ操作具27の操作が解除された場合に動力伝達装置13の伝達状態を伝達切り状態に切り替えるように構成されている。
図3に示すように、出力スプロケット32と、左右の出力軸8と、の間には、出力スプロケット32から対応する出力軸8への伝動を断続する左右のサイドクラッチ33を備えている。
即ち、サイドクラッチ33は、主クラッチ3よりも動力伝達下流側に設けられている。また、サイドクラッチ33は、左右の耕耘ロータ6の駆動状態を各別に駆動入り状態と駆動切り状態とに切り替える。
そして、左右双方のサイドクラッチ33を伝動状態に切り替えることにより、左右の出力軸8とともに、それらの出力軸8に取り付けた左右の耕耘ロータ6を互いに等速で駆動させることができる。これにより、機体を直進させることができる。
また、この直進状態において左右いずれか一方のサイドクラッチ33を遮断状態に切り替えることにより、その一方のサイドクラッチ33に対応する出力軸8とともに、その一方の出力軸8に取り付けた左右一方の耕耘ロータ6を遊転させることができる。これにより、機体を円滑に旋回させることができる。
左右の各サイドクラッチ33は、出力スプロケット32の中心部から左右に延出したボス21A、これらのボス21Aに相対回転可能に内嵌した左右の出力軸8の内端部8A、複数の噛合部22A、左右のボス21Aに相対回転可能かつ相対摺動可能に外嵌した左右の操作部材23、及び、左右の操作部材23を機体の左右方向外側に摺動付勢する圧縮バネ35、等を備えている。
複数の噛合部22Aは、出力スプロケット32のボス21Aと出力軸8の内端部8Aとに亘って設けられている。また、複数の噛合部22Aは、出力軸8の周方向に沿って、互いに所定間隔をあけて配置されている。そして、複数の噛合部22Aは、出力スプロケット32と左右の出力軸8との噛み合い連結を可能にする。
各噛合部22Aは、溝8Bと、ボール25と、を有しており、ボール噛合式に構成されている。溝8Bは、出力軸8における内端部8Aの外周面に形成されている。また、溝8Bは、出力軸8の回転軸芯Pに沿って延びており、噛合部22Aにおいて、出力軸8側の部分である。また、ボール25は、溝8Bに対して係脱可能な状態で出力スプロケット32に保持されており、噛合部22Aにおいて、出力スプロケット32側の部分である。
左右のボス21Aにおける左右方向の所定位置には、ボール25を保持するための複数の貫通孔21Bが形成されている。各貫通孔21Bは、ボス21Aの周方向に沿って、互いに所定間隔をあけて配置されている。また、各貫通孔21Bは、各溝8Bと対向する位置に形成されている。
左右の各操作部材23における内端部23Aの内周面は、出力スプロケット32のボス21Aに摺接している。また、左右の各操作部材23における外端部23Bの内周面と、ボス21Aの外周面と、の間に、ボール退避用の空間36が形成されている。
尚、図3に示すように、左右の各操作部材23における外端部23Bの内径は、内端部23Aの内径よりも大きい。これにより、上述の空間36が形成されている。
また、伝動ケース12の内部には、左右のシフトフォーク34が設けられている。シフトフォーク34は、左右揺動可能に構成されている。
また、各操作部材23の外周部には、リング状の係合凹部23Cが形成されている。左右のシフトフォーク34は、それぞれ、左右の係合凹部23Cに係合している。
図1及び図2に示すように、歩行型作業機Aは、左右のサイドクラッチ操作具28を備えている。左右のサイドクラッチ操作具28は、左右のハンドル5における遊端部側部分に支持されている。
図3に示すように、左右のシフトフォーク34は、左右のサイドクラッチ操作具28に左右の連係機構29を介して操作連係している。左右の連係機構29は、伝動ケース12の左右に揺動可能に装備したクランクアーム(図示せず)、伝動ケース12の内部において対応するクランクアームとシフトフォーク34とを連係した連係ロッド30、及び、対応するクランクアームとサイドクラッチ操作具28とを連係したワイヤ(図示せず)、等を有している。
以上で説明した構成において、左右のサイドクラッチ操作具28を操作していない状態では、左右の操作部材23は、それぞれ、対応する圧縮バネ35の作用により、対応するベアリング20に当接する入り位置に位置する。
そして、操作部材23が、この入り位置に位置しているとき、内端部23Aは、出力スプロケット32における左右のボス21Aの貫通孔21Bが形成されている箇所に位置することとなる。これにより、各貫通孔21Bに内嵌している各ボール25は、出力軸8の溝8Bに係入した状態となる。これに伴い、各ボール25は、貫通孔21Bと出力軸8の溝8Bとに亘って位置する状態となる。その結果、各噛合部22Aは、それらのボール25を介して、出力スプロケット32と、対応する出力軸8と、を連動連結する噛合状態に維持される。
また、左右いずれか一方のサイドクラッチ操作具28を操作した状態では、対応する操作部材23は、圧縮バネ35の作用に抗して、対応するベアリング20から離間する切り位置に変位する。
そして、操作部材23が、この切り位置に位置しているとき、外端部23Bは、出力スプロケット32における左右のボス21Aの貫通孔21Bが形成されている箇所に位置することとなる。これにより、各溝8Bからの各ボール25の離脱が許容された状態となる。
ここで、各ボール25には、出力軸8等の回転に伴って遠心作用が生じている。従って、各ボール25は、各溝8Bから離脱する。
これにより、各ボール25は、貫通孔21Bと空間36とに亘る位置に退避した状態となる。その結果、各噛合部22Aは、出力スプロケット32と、対応する出力軸8と、の連動連結を解除した噛合解除状態に維持される。
つまり、左右のサイドクラッチ操作具28を操作していない状態では、左右のサイドクラッチ33における各噛合部22Aを噛合状態に維持することができる。これにより、左右の出力軸8を互いに等速で駆動させることができる。その結果、機体を直進させることができる。
そして、この直進状態において左右いずれか一方のサイドクラッチ操作具28を操作することにより、対応する左右いずれかのサイドクラッチ33における各噛合部22Aを噛合解除状態に切り替えることができる。これにより、そのサイドクラッチ33に対応する出力軸8等を遊転させることができる。その結果、機体を円滑に旋回させることができる。
このように、左右のサイドクラッチ操作具28は、人為的操作によってサイドクラッチ33を操作する。
〔握り部周辺の構成〕
図2及び図4に示すように、主クラッチ操作具27は、左の握り部14の下方に位置している。そして、図4に示すように、主クラッチ操作具27は、左の握り部14を持った手によって握り部14と共に握り操作されるように設けられている。
主クラッチ操作具27について詳述すると、図4に示すように、主クラッチ操作具27は、握り操作可能なレバーとして構成されている。そして、主クラッチ操作具27は、左の握り部14の延びる方向に対して垂直な第1揺動軸芯27a周りに揺動可能に構成されている。
また、図2及び図4に示すように、左右のサイドクラッチ操作具28のうち、左のサイドクラッチ操作具28は、左のハンドル5に設けられている。そして、左のハンドル5は、左右方向で、主クラッチ操作具27と同じ側のハンドル5である。
そして、図4に示すように、左のサイドクラッチ操作具28は、左のハンドル5の遊端部側部分における主クラッチ操作具27よりも前側の部分に設けられている。また、左のサイドクラッチ操作具28は、左の握り部14を持った手の人差し指で引き操作されるように設けられている。
図4において、作業者は、左手の掌及び親指で左の握り部14を保持しながら、左手の中指、薬指、小指で主クラッチ操作具27を握り操作している。さらに、この状態で、作業者は、左手の人差し指で左のサイドクラッチ操作具28を引き操作している。
また、図5に示すように、右のサイドクラッチ操作具28は、右のハンドル5の遊端部側部分における右の握り部14よりも前側の部分に設けられている。また、右のサイドクラッチ操作具28は、右の握り部14を持った手の人差し指で引き操作されるように設けられている。
図5において、作業者は、右手の掌及び親指、中指、薬指、小指で右の握り部14を保持しながら、右手の人差し指で右のサイドクラッチ操作具28を引き操作している。
左右のサイドクラッチ操作具28について詳述すると、図4及び図5に示すように、左右のサイドクラッチ操作具28は、引き操作可能なレバーとして構成されている。そして、左右のサイドクラッチ操作具28は、左右の握り部14の延びる方向に対して垂直な各第2揺動軸芯28a周りに揺動可能に構成されている。
尚、左右のサイドクラッチ操作具28は、何れも、左右の握り部14よりも下側に位置している。
以上で説明した構成によれば、左のサイドクラッチ操作具28は、左の握り部14を持った手の人差し指で引き操作されるように設けられる。そのため、掌と、人差し指以外の指と、によって左の握り部14及び主クラッチ操作具27を握り込んだ状態で、人差し指によって左のサイドクラッチ操作具28を操作することが可能となる。
従って、以上で説明した構成であれば、左の握り部14及び主クラッチ操作具27を手で保持した状態で左のサイドクラッチ操作具28を操作する場合の左のサイドクラッチ操作具28の操作性が良好な歩行型作業機Aを実現できる。
尚、以上に記載した実施形態は一例に過ぎないのであり、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
〔その他の実施形態〕
(1)エンジン2に代えて、電動モータ及びバッテリが設けられていても良い。この場合、電動モータ及びバッテリは、本発明に係る「駆動源」に相当する。
(2)主クラッチ操作具27は、右のハンドル5における遊端部側部分に支持されていても良い。また、この場合、左のハンドル5に支持されている主クラッチ操作具27は、設けられていても良いし、設けられていなくても良い。
(3)図6に示すように、左のハンドル5に、左のサイドクラッチ操作具28を囲む保護部40が設けられていても良い。また、保護部40は、左右のハンドル5のそれぞれに設けられていても良いし、右のハンドル5のみに設けられていても良い。
(4)左右の車輪を備えると共に、左右の耕耘ロータ6に代えて左右のロータリー耕耘装置を備え、エンジン2からの動力が、動力伝達装置13を介して、左右の車輪に伝達されるように構成されていても良い。この場合、左右の車輪は、本発明に係る「左右の走行装置」に相当する。
(5)主クラッチ操作具27の位置は、握り部14の下方以外の位置であっても良い。例えば、主クラッチ操作具27は、握り部14の上方に位置していても良い。
本発明は、駆動源と、左右の走行装置と、駆動源からの動力を走行装置に伝達する動力伝達装置と、を備える歩行型作業機に適用することができる。
1 機体フレーム
2 エンジン(駆動源)
3 主クラッチ
5 ハンドル
6 耕耘ロータ(走行装置)
13 動力伝達装置
14 握り部
27 主クラッチ操作具
28 サイドクラッチ操作具
33 サイドクラッチ
A 歩行型作業機

Claims (2)

  1. 駆動源と、左右の走行装置と、前記駆動源からの動力を前記走行装置に伝達する動力伝達装置と、前記動力伝達装置の伝達状態を伝達入り状態と伝達切り状態とに切り替える主クラッチと、前記主クラッチよりも動力伝達下流側に設けられ、前記左右の走行装置の駆動状態を各別に駆動入り状態と駆動切り状態とに切り替える左右のサイドクラッチと、前記駆動源を支持する機体フレームから延出された左右のハンドルと、前記左右のハンドルの少なくとも一方における遊端部側部分に支持され、人為的操作によって前記主クラッチを操作する主クラッチ操作具と、前記左右のハンドルにおける遊端部側部分に支持され、人為的操作によって前記サイドクラッチを操作する左右のサイドクラッチ操作具と、を備え、
    前記主クラッチ操作具は、前記ハンドルの遊端部側部分に設けられた握り部を持った手によって前記握り部と共に握り操作されるように設けられるとともに、
    前記左右のサイドクラッチ操作具のうち左右方向で前記主クラッチ操作具と同じ側の前記ハンドルに設けられた前記サイドクラッチ操作具は、前記ハンドルの遊端部側部分における前記主クラッチ操作具よりも前側の部分において前記握り部を持った手の人差し指で引き操作されるように設けられる歩行型作業機。
  2. 前記主クラッチ操作具は、前記握り部の下方に位置している請求項1に記載の歩行型作業機。
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