JP5007277B2 - 耕耘機 - Google Patents
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Description
図11は従来の技術の基本構成を説明する図であり、耕耘機100には、機体101と、この機体101に搭載したエンジン102と、このエンジン102の動力を断接するクラッチ部103と、このクラッチ部103に連結軸104を介して連結した耕耘軸106と、この耕耘軸106に取り付けた耕耘爪105と、を備えている。110は耕耘深さを設定する抵抗棒である。
ダッシング現象が解消されるので、耕耘作業に伴う作業者の負担を大幅に軽減することができる。
ダッシング現象が解消されるので、耕耘作業に伴う作業者の負担を大幅に軽減することができる。
旋回時に、機体の後部を持ち上げると、抵抗棒にかかる負荷は除去される。つまり、抵抗棒には、第1の力未満の力がかかることとなり、負荷検出スイッチは、抵抗棒が負荷を受けていなことを認識する。そして、抵抗棒が負荷を受けていないとの負荷検出スイッチの情報を受けた制御部は、エンジンの回転速度を低速にする。
したがって、本発明によれば、耕耘作業に係る負担を大幅に軽減することができるとともに、旋回に係る操作性を大幅に高めることができる。
図1は本発明に係る耕耘機の左側面図であり、耕耘機10は、機体11と、この機体11に搭載される動力源としてのエンジン12と、機体11の下部に設けエンジン12によって駆動される耕耘軸13と、この耕耘軸13に取り付けた耕耘爪14と、機体11の後部から斜め後上方に延びており、その後端部に作業者が運転時に把持するグリップ部15を有する操作ハンドル16と、グリップ部15の近傍に設けエンジン12の動力を耕耘爪14に断接するクラッチ本体17に作用するクラッチレバー18およびエンジン12の回転速度を調整するエンジン回転速度調整レバー19と、を備えており、作業者が機体11の後方から連れ歩く型式の耕耘機10である。
耕耘爪14とは、耕耘軸13に装着して土壌を耕起、土塊を粉砕する刃である。
図2(a)において、操作ハンドル16のグリップ部15の近傍に、クラッチ22の構成要素としてのクラッチ本体(図1の符号17)を断接するクラッチレバー18が設けられ、このクラッチレバー18に近接してクラッチ本体17が接続されたことを検出するクラッチスイッチ23が設けられている。つまり、クラッチスイッチ23は、クラッチ22の断接状態を検出するものである。
図2(b)において、クラッチ22が接続されている状態(ON)が示されている。作業者の操作によりレバー部27がグリップ部15に引きつけられている。このとき、クラッチスイッチ23の検出部23sからレバー部27は離間している。
図中、抵抗支持部33において、抵抗棒21の一定以上の揺動を規制する揺動規制部材は省略されている。
その他、抵抗棒21には、複数の穴部45・・・(・・・は複数を示す。)を設けたので、耕耘深さを変更することができる。
本実施例において、負荷検出スイッチ41には、リミットスイッチを利用した。
これらダッシング検出スイッチ38および負荷検出スイッチ41の作用については次図で説明する。
(a)において、旋回時における抵抗棒21の状態が示されており、機体11の後部を持ち上げることにより、抵抗棒21は土壌から離間するため、負荷を受けていない状態にある。
このとき、ピボット軸36の上方に配置される第1ばね44および第2ばね47によって、抵抗棒21は、ピボット軸36を中心に図時計回り方向に付勢され、傾動している。
また、抵抗棒21は、抵抗棒21の後方に配置される負荷検出スイッチ41を押圧しており、負荷検出スイッチ41はオンとなっている。
第1ばね44および第2ばね47によって図時計回り方向に付勢される力に抗して、抵抗棒21は、土壌から反時計回り方向に力を受けた状態にあり、第1ばね44および第2ばね47が有する付勢力と抵抗棒21が土壌から受ける抵抗力とがつり合っている状態である。
このとき、抵抗棒21は、抵抗棒21の前方に配置されるダッシング検出センサ37を押圧し、ダッシング検出センサ37はオンとなっており、ダッシングが発生したことを検出する。一方、抵抗棒21は、抵抗棒21の後方に配置される負荷検出スイッチ41から離間しており、負荷検出スイッチ41を押圧していないので、負荷検出スイッチ41はオフとなっている。
クラッチ本体17は、エンジン12と耕耘爪14の間に介在され、その上流側にエンジン12の出力軸12Jが連結され、その下流側に耕耘爪14を含む耕耘軸13に駆動力を伝達する伝達軸52が連結されている。エンジン12、クラッチ22、伝達軸52および耕耘軸13は、駆動系31に含まれている。
図中、58は制御部57とスロットル弁制御モータ56の間に介在させたドライバ、59はスロットルの実際の開度を検出するスロットル開度センサである。
STXXは、ステップ番号を示す。
以下説明において、エンジン12が始動されたという前提で説明する。エンジン12が始動されると、すぐにこのフローは開始される。
以上で、エンジン回転数制御の1サイクルが終了する。
(a)において、耕耘時の機体11の状態が示されており、図示せぬ作業者によって、クラッチレバー18は引かれクラッチ22が接続されている。また、抵抗棒21には、土壌Gから所定量の負荷(R)を受け、エンジン12は高速で回転する。
抵抗棒21には、負荷はかからないので、エンジン12は低速で回転する。
エンジン12の回転速度が低速になれば、機体11の速度は低速になる。
旋回時に、エンジン12の回転速度を下げる操作は不要となるため、旋回に係る操作性を大幅に高めることが可能となる。
機体11に、抵抗棒21を備え、この抵抗棒21に耕耘時に機体11が急速に飛び出したことを検出するダッシング検出センサ37を備えている。
ダッシング現象が解消されるので、耕耘作業の負担を大幅に軽減することができる。
軽減することができる。
尚、本実施例において、機体に、ダッシング検出センサと負荷検出スイッチとを設けたが、負荷検出スイッチを省くことは差し支えない。
また、ダッシング検出センサには、リミットスイッチに限定されず、その他の手段、例えば、近接スイッチを利用することは差し支えない。
Claims (2)
- 所定の低速と、この低速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジンで、機体の下部に設けた耕耘爪を駆動するとともに、作業者が前記機体の後方から連れ歩く型式の耕耘機において、
この耕耘機は、前記エンジンの動力を前記耕耘爪に伝達する駆動系に前記動力を断接するクラッチを備え、このクラッチにクラッチの断接状態を検出するクラッチスイッチを備え、
前記機体の後方中央部に耕耘時に土壌に差し込まれ必要とする耕耘深さを設定する抵抗棒を備え、前記機体がダッシング状態であることを検出するために、前記抵抗棒へ土壌から受ける力が所定の力を超えていることを検出するダッシング検出センサを、前記機体に備え、
前記クラッチが接続されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け、前記抵抗棒へ土壌から受ける力が前記所定の力を超えていないとの前記ダッシング検出センサの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記高速になるように制御し、
前記クラッチが切断されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け、若しくは、前記抵抗棒へ土壌から受ける力が前記所定の力を超える力であるとの前記ダッシング検出センサの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記低速になるように制御する制御部を備え、
ていることを特徴とする耕耘機。 - 所定の低速と、この低速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジンで、機体の下部に設けた耕耘爪を駆動するとともに、作業者が前記機体の後方から連れ歩く型式の耕耘機において、
この耕耘機は、前記エンジンの動力を前記耕耘爪に伝達する駆動系に前記動力を断接するクラッチを備え、このクラッチにクラッチの断接状態を検出するクラッチスイッチを備え、
前記機体の後方中央部に耕耘時に土壌に差し込まれ必要とする耕耘深さを設定する抵抗棒を備え、この抵抗棒へ土壌から受ける力が予め定められている第1の力よりも小さな力であるか否かを検出する負荷検出スイッチを、前記機体に備え、ダッシング状態であることを検出するために、前記抵抗棒へ土壌から受ける力が前記第1の力よりも大きな力である第2の力を超えていることを検出するダッシング検出センサを、前記機体に備え、
前記クラッチが接続されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け、前記抵抗棒へ土壌から受ける力が前記第1の力以上の力であるとの前記負荷検出スイッチの情報を受け、且つ、前記抵抗棒へ土壌から受ける力が前記第2の力以下の力であるとの前記ダッシング検出センサの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記高速になるように制御し、
前記クラッチが切断されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け、前記抵抗棒へ土壌から受ける力が前記第1の力未満の力であるとの前記負荷検出スイッチの情報を受け、若しくは、前記抵抗棒へ土壌から受ける力が前記第2の力を超える力であるとの前記ダッシング検出センサの情報のうちのいずれか1つの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記低速になるように制御する制御部を備え、
ていることを特徴とする耕耘機。
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