JP2009296933A - 耕耘機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、旋回に係る操作性を大幅に高めることができる耕耘機を提供することを課題とする。
【解決手段】耕耘機10は、エンジン12の動力を左右の車輪13へ伝達する第1駆動系41と、エンジン12の動力を耕耘爪32に伝達する第2駆動系75とを備え、この第2駆動系75に動力を断接するクラッチ51を備え、このクラッチ51にクラッチスイッチ52を備え、耕耘爪32を覆う耕耘カバー33にリヤガード35を揺動自在に下げ、耕耘カバー33にリヤガード上昇検出スイッチ37を備え、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受け、リヤガード35が上昇しているとのリヤガード上昇検出スイッチ37の情報を受けたときにエンジン12の回転速度を高速になるように制御する制御部84を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、耕耘爪をエンジンの動力によって駆動する型式の耕耘機に関する。
機体に耕耘爪を備え、この耕耘爪をエンジンの動力によって駆動する型式の耕耘機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−269015公報(図2)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図12は従来の技術の基本構成を説明する図であり、耕耘機100には、機体101と、この機体101に搭載したエンジン102と、このエンジン102の動力を断接するクラッチ部103と、このクラッチ部103に連結軸104を介して連結した耕耘軸106と、この耕耘軸106に取り付けた耕耘爪105と、を備えている。110は耕耘深さを設定する抵抗棒である。
作業者は、後方から操作ハンドル107に設けたグリップ108をつかみ、クラッチ部103を断接するクラッチレバー109をオンの状態にしつつ後方から連れ歩いて耕耘作業を行う。
ところで、特許文献1の耕耘機100では、直進しながら耕耘作業を行い、いわゆる、枕地と呼ばれる田畑の端部で180°旋回し、再度耕耘作業に入る。
旋回時において、作業者は、最初に、機体101の後部を持ち上げて耕耘爪105の一部を土壌から浮かせるとともにエンジン回転速度を下げる。次いで、機体101を旋回させる。最後に、機体101の後部を下げて耕耘爪105を土壌に押し当て、エンジン回転速度を上げる操作を行う。この場合に、作業者は、上記一連の操作を短時間で行わなければならないので、旋回に係る操作は煩雑なものとなる。
本発明は、旋回に係る操作性を大幅に高めることができる耕耘機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、所定の低速と、この低速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジンで、機体に設けた左右の車輪および機体の後方に設けた耕耘爪を駆動するとともに、作業者が前記機体の後方から連れ歩く型式の耕耘機において、
この耕耘機は、エンジンの動力を左右の車輪へ伝達する第1駆動系と、エンジンの動力を耕耘爪に伝達する第2駆動系とを備え、この第2駆動系に動力を断接するクラッチを備え、このクラッチにクラッチの断接状態を検出するクラッチスイッチを備え、耕耘爪の上方を覆う耕耘カバーの後部にヒンジ部を介して耕耘爪の下方を覆うリヤガードを揺動自在に下げ、耕耘カバーにリヤガードの下端が上昇していることを検出するリヤガード上昇検出スイッチを備え、クラッチが接続されているとのクラッチスイッチの情報を受け、リヤガードの下端が上昇しているとのリヤガード上昇検出スイッチの情報を受けたときにエンジンの回転速度を高速になるように制御し、クラッチが切断されているとのクラッチスイッチの情報を受け、若しくは、リヤガードの下端が上昇していないというリヤガード上昇検出スイッチの情報を受けたときにエンジンの回転速度を低速になるように制御する制御部を備え、ていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、耕耘機には、リヤガードの下端が上昇していないというリヤガード上昇検出スイッチの情報を受けたときにエンジンの回転速度を低速になるように制御する制御部が備えられている。
リヤガードの下端が上昇していないという情報を受けたときに、エンジンの回転速度を低速にすることができる。
従来、耕耘機を旋回させる場合には、機体の後部を持ち上げて機体を傾け、エンジン回転速度調整レバーを操作して、エンジンの回転速度を下げる。そして、機体を旋回させる。機体を旋回させた後、機体の後部を下げ、耕耘爪を土壌に押し当て、エンジンの回転速度を上げるという一連の操作を短時間で行う必要があった。
この点、本発明では、リヤガードの下端が上昇していないという情報を受けたときに、旋回時であると判断するようにした。旋回時に、リヤガードの下端が上昇していないというリヤガード上昇検出スイッチの情報を受けて、制御部は、エンジンの回転速度を低速にする指令を行う。
そうすれば、旋回時において、作業者は、エンジン回転速度調整レバーを操作して、エンジンの回転速度を下げる操作を行う必要はない。
旋回時に、エンジンの回転速度を下げる操作が不要になる。つまり、旋回時における操作が減ることになるので、旋回に係る操作性を大幅に高めることが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る耕耘機の左側面図、図2は本発明に係る耕耘機の平面図である。以下、図1〜図2を参照して説明を行う。
耕耘機10は、機体11と、この機体11に搭載される動力源としてのエンジン12と、機体11の下部に設けエンジン12によって駆動される左右の車輪13、13と、機体11の後方に配置され耕耘作業を行うロータリ耕耘部14と、機体11の後部から斜め後上方に延びており、その後端部に作業者が運転時に把持するグリップ部15を有する操作ハンドル16と、を備えており、作業者が機体11の後方から連れ歩く型式の耕耘機10である。
操作ハンドル16は、機体11の斜め後上方に延びている左右の傾斜部17L、17Rと、これら左右の傾斜部17L、17Rの間に水平に掛け渡し作業者がつかむグリップ部15を含む水平部18とからなる。
操作ハンドル16において、右の傾斜部17Rに、且つ、水平部18に近い側に、後述するデフロックレバー22が取り付けられ、このデフロックレバー22の後方に、エンジン12の回転速度を調整するエンジン回転速度調整レバー23が取り付けられ、このエンジン回転速度調整レバー23の後方に、エンジン12の動力を耕耘爪32に断接するクラッチ本体24に作用するクラッチレバー25が取り付けられており、好ましい操作性が確保されている。
操作ハンドル16は、機体11との結合部に支点26を有し、図想像線で示されるように、作業者の体格などに合わせて揺動可能に設けられており、グリップ部15の高さを調整することができる。
また、ロータリ耕耘部14は、耕耘軸31とこの耕耘軸31に取り付けた耕耘爪32と、この耕耘爪32の上方を覆う耕耘カバー33と、この耕耘カバー33の後部にヒンジ部34を介して揺動自在に下げた耕耘爪32の下方を覆うリヤガード35と、を備えている。耕耘カバー33には、リヤガード35の下端が上昇していることを検出するリヤガード上昇検出機構36が備えられている。リヤガード上昇検出機構36には、リヤガード上昇検出スイッチ37が含まれている。リヤガード上昇検出機構36の詳細構造は後述する。
耕耘爪32とは、耕耘軸31に装着して土壌を耕起、土塊を粉砕する刃である。
図中、38は変速レバーである。この変速レバー38は、左右の車輪13、13を駆動する後述の第1駆動系41の構成要素として変速機42から斜め後上方に、作業者が操作可能な範囲に延設されている。
図3は本発明に係る耕耘機に設けたクラッチ操作部の説明図および作用図であり、水平幅方向に延びている操作ハンドル16のグリップ部15の近傍に、クラッチの構成要素としてのクラッチ本体(図1の符号24)を断接するクラッチレバー25が揺動可能に設けられ、このクラッチレバー25に近接してクラッチ本体24が接続されたことを検出するクラッチスイッチ52が設けられている。クラッチスイッチ52は、クラッチの断接状態を検出するものである。
クラッチスイッチ52は、操作ハンドル16に、クラッチブラケット53を介して取り付けられている。クラッチスイッチ52には、リミットスイッチが利用されている。
クラッチレバー25は、軸部54と、この軸部54に揺動可能に取り付けクラッチの断接レバーとしてのレバー部55と、軸部54に設けレバー部55をグリップ部15から離す方向に付勢するばね部56と、からなる。
図中実線で示されているレバー部55の位置は、クラッチが遮断されている状態(OFF)のときの位置であり、クラッチスイッチ52の検出部52sにレバー部55が接触している。
図中、2点鎖線で示されているレバー部55の位置は、クラッチ(図1の符号51)が接続されている状態(ON)のときの位置であり、作業者の操作によりレバー部55がグリップ部15に引きつけられている。このとき、クラッチスイッチ52の検出部52sからレバー部55は離間している。図中、58はレバー部55に取り付けられ検出部52sに当接する板状のストライカーである。
図4は本発明に係る耕耘機に設けたリヤガード上昇検出機構の側面図、図5は図4の5矢視図である。以下、図4〜図5を参照して説明を行う。
リヤガード上昇検出機構36は、耕耘カバー33の後部に取り付けたスイッチブラケット39と、このスイッチブラケット39の上面に取り付けたリヤガード上昇検出スイッチ37と、リヤガード35の面に直角に立設した腕部43と、この腕部43に第1軸44を介して一端を取り付けたリンクアーム45と、このリンクアーム45の他端を第2軸46を介して取り付けスイッチブラケット39の上面に設けた上下のガイド48U、48Lにガイドされスライド可能に設けた押し棒47と、を備えている。押し棒47は、リヤガード35が上昇したときに、スライドしてリヤガード上昇検出スイッチ37に直接作用する部材である。
リヤガード上昇検出スイッチ37には、押し棒47が当接したときに、撓んで検出部37sに作用する検出板37pが設けられている。
図6は本発明に係る耕耘機に設けたリヤガード上昇検出機構の作用説明図である。
(a)はリヤガードの下端が上昇していない状態を説明する図、(b)は(a)のb矢視図であり、押し棒47は検出板37pに当接していない。このとき、リヤガード上昇検出スイッチ37はオフである。
(c)はリヤガードの下端が上昇している状態を説明する図、(d)は(c)のd矢視図であり、リヤガード35が上昇すると、腕部43からリンクアーム45を押し上げ、このリンクアーム45につながっている押し棒47が上下のガイド48U、48Lにガイドされて上方に移動する。そうすると、押し棒47の先端部47aが検出板37pに当接して、この検出板37pが撓んで検出部37sを押圧する。このとき、リヤガード上昇検出スイッチ37はオンである。
図7は本発明に係る耕耘機の構成を説明するブロック図であり、耕耘機10を構成する機体11に、エンジン12が設けられ、このエンジン12により駆動され田畑を耕耘する耕耘爪32が設けられるとともに、エンジン12から左右の車輪13、13および耕耘爪32に向け駆動力を伝達する駆動系21が設けられている。
駆動系21は、エンジンの動力を左右の車輪13、13へ伝達する第1駆動系41と、エンジン12の動力を耕耘爪32に伝達する第2駆動系75とからなる。
第1駆動系41には、デファレンシャル機構72を備えるとともに、このデファレンシャル機構72をロック状態にするデフロック機構61を備えている。
第2駆動系75には、エンジン12の動力を耕耘爪32に伝達する駆動系21に動力を断接するクラッチ51を備えている。前述したように、クラッチ51には、クラッチ51の断接状態を検出するクラッチスイッチ52が備えられ、耕耘カバー33には、リヤガード上昇検出機構36が備えられている。
クラッチ51は、クラッチ本体24と、このクラッチ本体24から延びているケーブルワイヤ50と、このケーブルワイヤ50に接続するクラッチレバー25とを主要な構成要素とする。
クラッチ本体24は、エンジン12と耕耘爪32の間に介在され、その上流側にエンジン12の出力軸12Jと、このエンジン12の出力軸12Jに、耕耘爪32を含む耕耘軸31に駆動力を伝達する伝達軸76が連結されている。エンジン12、クラッチ51、伝達軸76および耕耘軸31は、第2駆動系75に含まれている。
エンジン12には、その出力軸12Jの回転速度を検出するエンジン回転センサ81、供給する燃料の量を調整するスロットル弁82、およびこのスロットル弁82の開き量を調整するスロットル弁制御モータ83を備えている。
また、機体11に、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受け、リヤガード35の下端が上昇しているとのリヤガード上昇検出スイッチ37の情報を受けたときにエンジン12の回転速度を高速になるように制御する制御部84が設けられている。なお、制御部84をエンジン12に設けることは差し支えない。
図中、85は制御部84とスロットル弁制御モータ83の間に介在させたドライバ、86はスロットルの実際の開度を検出するスロットル開度センサである。
すなわち、機体11に搭載したエンジン12は、制御部84から指令を受けたスロットル弁制御モータ83によって、所定の低速と、この低速より回転速度が高い高速に回転速度を設定するようにした。
図8は本発明に係る耕耘機の動作フロー図であり、図1〜図7に基づき説明を行う。
STXXは、ステップ番号を示す。
以下説明において、エンジン12が始動されたという前提で説明する。エンジン12が始動されると、すぐにこのフローは開始される。
ST01でクラッチ51が接続されていないとのクラッチスイッチ52の情報を受けたとき(クラッチオフのとき)、エンジン12は低速(Ni)で回転し(ST02)、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受けたとき(クラッチオンのとき)は、ST03に進む。
ST03でリヤガード35の下端が上昇しているか否かを判断する。リヤガード35の下端が上昇しているとのリヤガード上昇検出スイッチ37の情報を受けたとき(リヤガード上昇検出スイッチ37がオンのとき)は、エンジン12は高速(Nh)で回転する(ST04)。
一方、リヤガード35の下端が上昇していないとのリヤガード上昇検出スイッチ37の情報を受けたとき(リヤガード上昇検出スイッチ37がオフのとき)は、後述するように、旋回時であると判断し、エンジン12は低速(Ni)で回転する(ST02)。
以上で、エンジン回転数制御の1サイクルが終了する。
具体的には、旋回の準備として、操作ハンドル16を持ち上げて、車輪13を中心に耕耘爪32を土壌から離間させる。すると、リヤガード35は自重によって下がり、土壌から耕耘爪32が離間しているとの情報をリヤガード上昇検出スイッチ37を通じて把握される。
すなわち、本発明に係る耕耘機10に、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受け、若しくは、リヤガード35の下端が上昇していないというリヤガード上昇検出スイッチ37の情報を受けたときにエンジン12の回転速度を低速になるように制御する制御部84を備えている。
耕耘爪32が土壌に入り、土壌の表面がリヤガード35の下端を上昇させ、リヤガード35の下端が上昇したという情報を受けたときに、エンジン12の回転速度を高速にすることができる。
従来、耕耘機10を旋回させる場合には、機体11の後部を持ち上げて機体11を傾け、エンジン回転速度調整レバー23を操作して、エンジン12の回転速度を下げる。そして、機体11を旋回させる。機体11を旋回させた後、機体11の後部を下げ、耕耘爪32を土壌に押し当て、エンジン12の回転速度を上げるという一連の操作を短時間で行う必要があった。
この点、本発明では、リヤガード35の下端が上昇していないという情報を受けたときに、旋回時であると判断するようにした。旋回時に、リヤガード35の下端が上昇していないというリヤガード上昇検出スイッチ37の情報を受けて、制御部84は、エンジン12の回転速度を低速にする指令を行う。
そうすれば、旋回時において、作業者は、エンジン回転速度調整レバー23を操作して、エンジン12の回転速度を下げる操作を行う必要はない。
旋回時に、エンジン12の回転速度を下げる操作が不要になる。つまり、旋回時における操作が減ることになるので、旋回に係る操作性を大幅に高めることが可能となる。
図9は図8の別実施例である。図8と異なる点は、クラッチ51がオンであるか否かを判断するST01と、リヤガード上昇検出スイッチ37がオンであるか否かを判断するST03の間にデファレンシャル機構72がデフロックされていることを検出するデフロックスイッチ66を設けるとともに、このデフロックスイッチ66がオンであるか否かを判断するステップ011を挿入した点にある。その他、実施例と大きく異なる点はなく説明を省略する。
図7において、第1駆動系41には、前述したように、デファレンシャル機構72を備えるとともに、このデファレンシャル機構72をロック状態にするデフロック機構61を備えている。このデフロック機構61にデフロック機構61がロック状態またはアンロック状態であることを検出するデフロックスイッチ66を付設した。
また、機体11に、クラッチ51が接続されているとのクラッチスイッチ52の情報を受け、デフロック機構61がロック状態であるというデフロックスイッチ66の情報を受けたときにエンジン12の回転速度を高速になるように制御する機能を制御部84にもたせた。
つまり、クラッチが切断されているか、デフロックが解除されているか、あるいは、リヤガードが上昇していないかのいずれか1つの要素が該当するときに、エンジンの回転速度が低速になるようにした。
上記構成によれば、正味の耕耘作業時のみエンジンの回転速度は高速となるので、旋回時における作業性を高めることができる上に、燃料消費を抑制することができる。
図10は図4の別実施例図であり、図4と大きく異なる点は、リヤガード上昇検出機構36Bに、いわゆる、自己規制型リミットスイッチ91を利用したことにある。その他、大きく異なるところはない。
リヤガード上昇検出機構36Bは、リヤガード35に取り付けた腕部43Bと、耕耘カバー33の後部に取り付けられ、腕部43Bにより駆動されるV字状を呈するレバー部92を備える自己規制型リミットスイッチ91と、この自己規制型リミットスイッチ91を耕耘カバー33に固定するブラケット93とからなる。94はカバーである。
図11は図10の作用説明図である。
(a)において、リヤガード35が上昇し、腕部43Bが矢印a方向に回動する。
(b)において、リヤガード35がさらに上昇するに伴い、腕部43Bはなおも回動し、レバー部92を押す。
(c)において、自己規制型リミットスイッチ91に設けられているレバー部92は、腕部43Bが通過した後も、(a)の位置に戻ることなく保持される。つまり、リヤガード35の下端が所定量上昇しているときには、オンの状態に保持される。
リヤガード35が下降するときは、レバー部92は、腕部43によって図下方から上方に押される。つまり、レバー部92の動きは、上記(c)から(a)のように動くものとなる。そうすると、リヤガード35が下降したとき、レバー部92は、(a)の位置に戻り、そのまま保持される。つまり、リヤガード35の下端が下降しているときには、オフの状態に保持される。
上記構成によれば、リヤガード上昇検出機構36をより簡便に構成することができ、装置費用を抑えることができる。
本発明は、耕耘爪の後方を覆うリヤガードを備えている耕耘機に好適である。
本発明に係る耕耘機の左側面図である。 本発明に係る耕耘機の平面図である。 本発明に係る耕耘機に設けたクラッチ操作部の説明図および作用図である。 本発明に係る耕耘機に設けたリヤガード上昇検出機構の側面図である。 図4の5矢視図である。 本発明に係る耕耘機に設けたリヤガード上昇検出機構の作用説明図である。 本発明に係る耕耘機の構成を説明するブロック図である。 本発明に係る耕耘機の動作フロー図である。 図8の別実施例である。 図4の別実施例図である。 図10の作用説明図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…耕耘機、11…機体、12…エンジン、13…車輪、32…耕耘爪、33…耕耘カバー、34…ヒンジ部、35…リヤガード、37…リヤガード上昇検出スイッチ、41…第1駆動系、51…クラッチ、52…クラッチスイッチ、75…第2駆動系、84…制御部。

Claims (1)

  1. 所定の低速と、この低速より回転速度が高い高速に回転速度を設定することができるエンジンで、機体に設けた左右の車輪および前記機体の後方に設けた耕耘爪を駆動するとともに、作業者が前記機体の後方から連れ歩く型式の耕耘機において、
    この耕耘機は、前記エンジンの動力を前記左右の車輪へ伝達する第1駆動系と、前記エンジンの動力を前記耕耘爪に伝達する第2駆動系とを備え、
    この第2駆動系に前記動力を断接するクラッチを備え、このクラッチにクラッチの断接状態を検出するクラッチスイッチを備え、
    前記耕耘爪の上方を覆う耕耘カバーの後部にヒンジ部を介して前記耕耘爪の下方を覆うリヤガードを揺動自在に下げ、前記耕耘カバーに前記リヤガードの下端が上昇していることを検出するリヤガード上昇検出スイッチを備え、
    前記クラッチが接続されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け、前記リヤガードの下端が上昇しているとの前記リヤガード上昇検出スイッチの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記高速になるように制御し、
    前記クラッチが切断されているとの前記クラッチスイッチの情報を受け、若しくは、前記リヤガードの下端が上昇していないという前記リヤガード上昇検出スイッチの情報を受けたときに前記エンジンの回転速度を前記低速になるように制御する制御部を備え、
    ていることを特徴とする耕耘機。
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