JP2009298486A - ストロー取付方法及びストロー取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストローが脱落することがなく、ストロー取付装置の構造を簡素化することができ、保守・管理を容易にすることができ、生産性を向上させることができ、ストローの取付強度を高くすることができ、包装容器のコストを低くすることができるストロー取付を提供する。
【解決手段】包材の最外層にラミネート樹脂が使用された包装容器11を搬送し、連続した線状取付媒体を加熱帯域に送り出して溶融・軟化させ、包装容器11の搬送方向における所定の位置に設定された取付媒体付着位置において、前記包装容器の器壁に、溶融した取付媒体を付着させ、包装容器の搬送方向における取付媒体付着位置より下流側の所定の位置に設定されたストロー押付位置において、溶融した取付媒体を介してストローを前記器壁に押し付ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、ストロー取付方法及び包装容器にストローを取付ける装置に関するものである。
従来、牛乳、清涼飲料等の液体食品は、一般に、紙基材の外面及び内面が、ポリエチレン樹脂等の樹脂によって被覆されることにより形成された包材から成る包装容器に収容されて製造・販売される。
包装容器には、頂壁が平坦なブリック型、多面体型等の容器、また頂壁が屋根型の容器などがある。このうち、購入者が一度で飲み切ることができる容量を有する包装容器においては、頂壁に注出口が形成され、注出口がプルタブによって覆われるとともに、背壁にストローが収容されたストローパッケージが取付られる。
第2図は、ストローが収容されたストローパッケージが背壁に取付られた包装容器の一例の斜視図である。なお、この明細書において、「ストロー」とは、特段の場合を除き、ストロー本体とその包装(パッケージ)を含むものとする。
この図において、包装容器111は液体食品((図示せず))を収容し、包装容器111は頂壁112、包装容器111の背壁113を備え、前記頂壁112には、(図示せず)注出口が形成され、該注出口がプルタブ115によって覆われる。この場合、消費者は、前記包装容器111からプルタブ115を引き剥がし、前記注出口に唇を当て、液体食品を直接飲用する。
消費者は、前記背壁113に取付されたストローパッケージ116からストロー本体118を取り出し、該ストロー118を前記注出口に挿入して液体食品を飲用する。
従来、前記ストローパッケージ116を背壁113に取付するためにホットメルト接着剤が使用される。そのために、前もって加熱溶融されタンクに溜めたホットメルト接着剤が、ホットメルトガンに装填され、ホットメルトガンによって前記背壁113の所定の箇所に向けて射出され、背壁113に付着させられる。そして、ホットメルト接着剤が冷却され、固化する前に、前記ストローパッケージ116がホットメルト接着剤に押し付けられる。
特開平2−152639号公報 特開2000−033322号公報
しかしながら、前記従来の包装容器111においては、ホットメルト接着剤の融点が約55〔℃〕であるので、液体食品を加温して販売するホットベンディング販売を行おうとすると、例えば、自動販売機内において、包装容器111が加熱されて約50〜55〔℃〕に維持されるので、ホットメルト接着剤が軟化し、取付強度が低くなって前記ストローパッケージ116が脱落することがある。
そこで、前記ストローパッケージ116を、包装容器111を構成する包材の最外層に使用される樹脂と同じポリエチレン樹脂等の樹脂によって形成し、ストローパッケージ116と背壁113とが接触する部分を加熱手段で加熱し各々の最外層樹脂を溶融させ、ストローパッケージ116を背壁113に取付するようにしたヒートシールによるストロー取付装置が考えられる。なお、通常、ストローパッケージ116の上端、下端及び両側がヒートシールされ4点シールが行われる。
この場合、ポリエチレン樹脂等の融点は、自動販売機内の温度より十分に高いので、自動販売機内において包装容器111が加熱されても樹脂が溶融することはない。したがって、前記ストローパッケージ116が脱落することはない。
ところが、ヒートシールによってストローパッケージ116を背壁113に取付する場合、ストローパッケージ116を背壁113に押し付けた状態で樹脂を溶融させるために、押付け機能を備えた加熱手段が必要になるので、パッケージ取付装置の構造が複雑になってしまうだけでなく、パッケージ取付装置の保守・管理が煩わしくなってしまう。
また、ストローパッケージ116を背壁113に押し付けた状態を所定の時間で維持する必要があるので、パッケージ取付手段の処理速度が低くなり、生産性が低下してしまう。
そして、加熱手段とストローパッケージ116とが干渉すると、ストローパッケージ116に損傷を与えてしまうので、加熱手段を置く位置に制約が生じる。
また、加熱手段によってストローパッケージ116を背壁113に押し付けた状態で樹脂を溶融させたときに、ストローパッケージ116又は包材が損傷を受けやすい。そこで、前記加熱手段を比較的制約された条件で運転したり、最外層と紙基材との間に接着層が形成された包材を使用したりすることが考えられるが、加熱手段を比較的制約された条件で運転すると、パッケージ取付装置の生産性が低下し、最外層と紙基材との間に接着層が形成された包材を使用すると、包装容器111のコストが高くなってしまう。
さらに、背壁113が湾曲していることが多いので、加熱手段によって、ストローパッケージ116を背壁113に均一に押し付けることが困難であり、十分に取付することができない。したがって、ストローパッケージ116の取付強度が低くなってしまう。
本発明は、上述の背景に基づきなされたものであり、その目的とするところは、前記従来のストロー取付(方法)装置の問題点を解決して、自動販売機内においてストローが脱落することがなく、ストロー取付装置の構造を簡素化することができ、保守・管理を容易にすることができ、生産性を向上させることができ、ストローの取付強度を高くすることができ、包装容器のコストを低くすることができるストロー取付方法及びストロー取付装置を提供するである。
上記課題は、本発明によるストロー取付方法(装置)により解決される。すなわち、
(a)包材の最外層にラミネート樹脂が使用された包装容器を搬送し、
(b)前記樹脂と対応させて選択された材料から成り、かつ、連続した線状取付媒体を加熱帯域に送り出して溶融・軟化させ、
(c)該包装容器の搬送方向における所定の位置に設定された取付媒体付着位置において、前記包装容器の器壁に、溶融した取付媒体を付着させ、
(d)前記包装容器の搬送方向における取付媒体付着位置より下流側の所定の位置に設定されたストロー押付位置において、溶融した取付媒体を介してストローを前記器壁に押し付けることを特徴とするストロー取付方法である。
この発明の好ましい態様において、前記取付媒体は、前記樹脂に対して相溶性を有する樹脂から成る。
この発明の別の好ましい態様において、溶融した取付媒体の点滴を、発射(射出)して器壁に付着させることができる。
本発明によるストロー取付装置は、(a)包材の最外層にラミネート樹脂が使用された包装容器を搬送する搬送手段と、
(b)前記樹脂と対応させて選択された材料から成り、かつ、連続した線状取付媒体を加熱帯域に送り出して溶融・軟化させる加熱手段と、
(c)該包装容器の搬送方向における所定の位置に設定された取付媒体付着位置において、前記包装容器の器壁に、溶融した取付媒体を付着させる付着手段と、
(d)前記包装容器の搬送方向における取付媒体付着位置より下流側の所定の位置に設定されたストロー押付位置において、溶融した取付媒体を介してストローを前記器壁に押し付ける押付け手段と
からなる。
この発明の好ましい態様において、前記付着手段には、溶融させられた取付媒体の点滴を、発射して器壁に付着させる発射手段を備えることができる。
第1図は、本発明の実施の形態におけるパッケージ取付装置の一例の概念図である。 第2図は、本発明に適用される包装容器の一例の斜視図である。 第3図は、本発明の実施の形態におけるドラムの斜視図である。 第4図は、本発明の実施の形態における背壁に取付媒体を付着させた状態を示す図である。 第5図は、本発明の実施の形態における取付媒体付着手段の一例を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図、第3図、第4図及び第5図において、包装容器11は包材を所定の形状に折り曲げることによって形成される。該包材は、紙基材、該紙基材の外面を被覆する最外層、及び前記紙基材の内面を被覆する最内層から成り、必要に応じて前記紙基板と最内層との間に、アルミニウム箔及び無機化合物蒸着フィルム等から成るバリヤ層やその他中間層が形成される。また、前記最外層及び最内層には、ポリエチレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル−コポリマー樹脂等の樹脂が使用される。そして、前記包装容器11は頂壁71、前壁72、背壁73、側壁74、75及び底壁76を備え、前記頂壁71には、注出口(図示せず)が形成され、該注出口がプルタブ77によって覆われる。なお、この態様において、前記背壁73は、ストローが取付される器壁である。そして、ストローには、ストローパッケージに棒状体としてのストロー本体が収容されている。
また、搬送手段としてのコンベヤ16は、前記包装容器11を矢印A方向に一定の速度で搬送する。該コンベヤ16はコンベヤ用駆動手段(図示せず)を駆動することによって走行する。そして、取付媒体付着手段12は前記コンベヤ16の走行方向における所定の位置において、コンベヤ16に隣接させて配設される。
取付媒体付着手段12は、取付媒体リール61を保持する保持部62、前記取付媒体リール61から繰り出された取付媒体から成る線状体、すなわち、ストランドSを加熱して溶融させる加熱手段63、溶融した取付媒体をノズル口65から射出するノズル64、及び取付媒体付着手段用駆動手段(図示せず)を駆動することによって前記ノズル64を矢印B方向に移動させるアクチュエータ66を備える。
前記ノズル64には、開閉バルブ(図示せず)が配設され、制御部(図示せず)からの射出指令信号に基づいて、前記開閉バルブが開放され、取付媒体が射出される。前記保持部62、加熱装置63及びノズル64によってノズルユニットが構成され、該ノズルユニットは、包装容器11の高さ方向における少なくとも2箇所に配設され、かつ、ノズルユニットの配置角度は、包装容器11へのストローパッケージの取付角度に対応させて設定される。
前記加熱装置63は、例えば、筒状のシーズヒータ(図示せず)を備え、該シーズヒータの一端側からストランドSを押し込むと、シーズヒータの他端側から溶融させられた取付媒体が排出される。なお、前記シーズヒータに代えて、輻射式ヒータ、熱風ヒータ等を使用することもできる。
前記取付媒体としては、前記包材の最外層に使用される樹脂と対応させて選択された材料、例えば、最外層に使用される樹脂に対して相溶性を有する樹脂が使用される。前記相溶性を有する樹脂は、前記最外層に使用される樹脂と同じ樹脂も含む。なお、この場合、相溶性とは、二つの樹脂を溶融させた状態で互いに押し付けたときに、二つの樹脂が境界面を形成することなく互いに混合する性質をいう。
帯状のストローラダー13は、リール(図示せず)から繰り出される。該ストローラダー13は、2枚のシート間に複数のストローを等ピッチで並列に配設し、各ストロー間をヒートシールすることによって形成される。そして、前記ストローラダー13におけるヒートシールされた部分を切断することによって、各ストロー本体を収容したストローパッケージが形成される。
前記コンベヤ16の走行方向、すなわち、包装容器11の搬送方向における所定の位置に取付媒体付着位置S1が設定され、該取付媒体付着位置S1に、包装容器11の後端(第1図における左端)を検出する第1の位置検出センサ20が配設され、該第1の位置検出センサ20によって包装容器11の後端が検出されると、検出信号が前記制御部に送られる。該制御部の取付媒体付着制御手段は、前記検出信号が送られてくると、前記包装容器11が取付媒体付着位置S1に到達したと判断し、取付媒体付着タイミングを設定し、取付媒体付着手段12を作動させる。該取付媒体付着手段12は、アクチュエータ用駆動手段を駆動することによってアクチュエータ66をコンベヤ16側に向けて移動させ、ノズル口65を背壁73に近接させ、溶融させられた取付媒体をノズル口65から射出させ、取付媒体を背壁73に付着させる。
第4図において、溶融片78、79は、背壁73に付着した取付媒体によって形成される。前記ストランドSの径は所望に応じて適宜選択変更することができ、例えば、約2〔mm〕にすると、2〔mm〕程度の長さ分の取付媒体が背壁73に付着する。
ストローアプリケータ15は各ストローパッケージを前記背壁73に押し付ける。ストローアプリケータ15は、ストロー供給部25、カッティング部26、及びストロー押付手段としての取付部27を備える。そして、前記ストロー供給部25は、ドラム用駆動手段(図示せず)を駆動することによって矢印C方向に間欠的に回転させられるドラム30、及び該ドラム30の外周に沿って配設され、ストローラダー13をドラム30に対して押さえ付ける押え部材31、32を備える。
前記ドラム30は、シャフト35によって支持され、互いに距離Lを置いて配設された円筒状の第1ドラム36及び第2ドラム37から成り、第1ドラム36及び第2ドラム37の外周縁には、円周方向における複数箇所に、ストローを保持するための第1の溝40が等ピッチで形成され、各第1の溝40間には、ストローラダー13を切断するための第2の溝41が等ピッチで、かつ、第1の溝40より深く形成される。
前記ドラム30の外周の約半分には、ストローラダー13が巻き付けられ、該ストローラダー13はカッティング部26において刃45によって切断され、ストローラダー13から各ストローパッケージが切り離される。そのために、前記カッティング部26は、前記刃45を矢印D方向に移動させるためのアクチュエータ80を備え、該アクチュエータ80は前記制御部から切断指令信号が送られると、所定のタイミングで前記刃45を前進(第1図における右方に移動)させ、ストローラダー13を切断する。
前記取付部27は、揺動自在に支持されたアーム本体46、該アーム本体46に一端が接続されたシャフト47、及び該シャフト47を矢印E方向において摺動自在に支持する軸受50を備え、前記アーム本体46は揺動させられる。そのために、該アーム本体46と原動軸51とがクランク52によって連結され、該クランク52は、取付用駆動手段(図示せず)を駆動することによって矢印F方向に回転させられる。前記アーム本体46の先端には、ストローパッケージを保持するクランプピース48が取り付けられ、該クランプピース48は、アーム本体46の揺動に伴って楕円形に近い循環軌跡を描きながら矢印G方向に旋回させられる。また、前記アーム本体46に隣接させてロータリアクチュエータ49が配設され、該ロータリアクチュエータ49は、前記ストローパッケージの取付角度を変更するためにクランプピース48を回動させる。
前記包装容器11の搬送方向における前記取付媒体付着位置S1より下流側の所定の位置にストロー押付位置としてのストローパッケージ押付位置S2が設定され、該ストローパッケージ押付位置S2に、包装容器11の後端を検出する第2の位置検出センサ21が配設され、該第2の位置検出センサ21によって包装容器11の後端が検出されると、検出信号が前記制御部に送られる。該制御部のストロー押付制御手段は、前記検出信号が送られてくると、前記包装容器11がストローパッケージ押付位置S2に到達したと判断し、ストロー押付タイミングを設定し、取付部27を作動させる。該取付部27は、取付用駆動手段を駆動することによってクランク52を回転させてアーム本体46を揺動させ、クランプピース48を旋回させ、ストローパッケージを背壁73に押し付ける。
次に、前記構成のストロー取付装置(ストローアプリケータ)の動作について説明する。
まず、繰出装置(図示せず)によって、前記リールからストローラダー13を繰り出し、ストローラダー13の先端をドラム30に当てて、ストローを第1の溝40に押し込んで、ストローアプリケータ部15を始動する。前記ドラム30が回転し始めると、該ドラム30にストローラダー13が巻き付けられ、ストローラダー13がドラム30の回転に伴って刃45に対応する位置に搬送されると、該刃45によってストローラダー13から各ストローパッケージが切り離される。
ストローパッケージは、ドラム30の回転に伴ってクランプピース48に対応する位置に搬送されると、クランプピース48の吸引力によって前記第1の溝40から取り出され、保持される。続いて、クランプピース48は、ストローパッケージを保持したまま停止させられる。
一方、包装容器11の後端が第1の位置検出センサ20によって検出されると、コンベヤ16は停止させられ、包装容器11は取付媒体付着位置S1に停止させられる。次に、取付媒体付着位置S1において、ノズル口65から溶融させられた取付媒体が射出され背壁73に付着させられ、溶融片78、79が形成される。
続いて、コンベヤ16が走行させられ、包装容器11は再び搬送される。そして、包装容器11の後端が第2の位置検出センサ21によって検出されると、コンベヤ16は再び停止させられ、包装容器11はストローパッケージ押付位置S2に停止させられる。次に、ストローパッケージ押付位置S2において、溶融片78、79が冷却され固化する前に、クランプピース48によってストローパッケージが背壁73に押し付けられる。
このようにして、溶融させられた取付媒体を介してストローパッケージを背壁73に取付することができる。
本実施の形態においては、前述されたように、前記取付媒体として、前記包材の最外層に使用される樹脂と対応させて選択された材料、例えば、包材の最外層に使用される樹脂に対して相溶性を有する樹脂が使用されるようになっているので、取付媒体の融点は、例えば、高圧法低密度ポリエチレン樹脂の場合、約106〜115〔℃〕であり、自動販売機内の温度(約50〜55〔℃〕)より十分に高い。したがって、自動販売機内において包装容器11が加熱されても、取付媒体が溶融することはなく、ストローパッケージの取付強度を維持することができるので、前記ストローパッケージが脱落することはない。
メタロセン触媒による線形低密度ポリエチレンでは、更に低温で軟化し取付けることができ、作業効率が更に向上させることができる。
また、前記ストローパッケージを背壁73に押し付けた状態で樹脂を溶融させる必要がない。したがって、加熱手段63に押付け機能を持たせたり、クランプピース48に加熱機能を持たせたりする必要がなくなるので、パッケージ取付装置の構造を簡素化することができるだけでなく、パッケージ取付装置の保守・管理を容易にすることができる。
ストローパッケージを背壁73に押し付けた状態を長い時間で維持する必要がないので、パッケージ取付装置の処理速度が高くなり、生産性を向上させることができる。
クランプピース48に加熱機能を持たせる必要がなく、しかも、ストローパッケージを背壁73に押し付けた状態で樹脂を溶融させる必要がないので、ストローパッケージ又は包材が損傷を受けることがない。また、クランプピース48に加熱機能を持たせる必要がないので、クランプピース48を置く位置に制約が生じない。したがって、パッケージ取付装置の生産性を向上させることができる。
最外層と紙基材との間に接着層が形成された包材を使用する必要がないので、包装容器11のコストを低くすることができる。
溶融片78、79を介してストローパッケージが背壁73に押し付けられるので、溶融させられた取付媒体が盛り上げられる。したがって、背壁73が湾曲していても、ストローパッケージを十分に取付することができ、ストローの取付強度を高くすることができる。
本実施の形態においては、取付媒体付着手段12において取付媒体から成るストランドSが使用されるが、ストランドSを使用することなく、取付媒体を背壁73に付着させることができる。例えば、取付媒体としてペレットを使用し、該ペレットを押出機によって溶融させ、所定の量だけ押し出したり、前記ペレットを射出機によって溶融させ、所定の量だけ射出したりすることもできる。また、溶融させられた取付媒体をギヤポンプ等によって所定の量だけ圧送し、転写ホイールによって転写することもできる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
第5図に、別の態様のストロー取付装置の付着手段の一例を示す。
この態様の取付装置は、連続した線状取付媒体61(S)を加熱手段63の加熱帯域に送り出して溶融・軟化させ、溶融した取付媒体の点滴68をノズル64から発射して容器11の器壁に付着させる発射手段67とを備える。
この態様において、加熱手段と発射手段とを兼ねる手段として超音波加熱装置を用いることもできる。
ストロー取付方法及び包装容器にストローを取付ける装置は、牛乳、清涼飲料等の液体食品が収容された包装容器に適用され、飲料などの製造に利用される。

Claims (5)

  1. (a)包材の最外層にラミネート樹脂が使用された包装容器を搬送し、
    (b)前記樹脂と対応させて選択された材料から成り、かつ、連続した線状取付媒体を加熱帯域に送り出して溶融・軟化させ、
    (c)該包装容器の搬送方向における所定の位置に設定された取付媒体付着位置において、前記包装容器の器壁に、溶融した取付媒体を付着させ、
    (d)前記包装容器の搬送方向における取付媒体付着位置より下流側の所定の位置に設定されたストロー押付位置において、溶融した取付媒体を介してストローを前記器壁に押し付けることを特徴とするストロー取付方法。
  2. 前記取付媒体は、前記樹脂に対して相溶性を有する樹脂から成る請求項1に記載のストロー取付方法。
  3. 溶融させられた取付媒体の点滴を、発射して器壁に付着させる、請求項1に記載のストロー取付方法。
  4. (a)包材の最外層にラミネート樹脂が使用された包装容器を搬送する搬送手段と、
    (b)前記樹脂と対応させて選択された材料から成り、かつ、連続した線状取付媒体を加熱帯域に送り出して溶融・軟化させる加熱手段と、
    (c)該包装容器の搬送方向における所定の位置に設定された取付媒体付着位置において、前記包装容器の器壁に、溶融させられた取付媒体を付着させる付着手段と、
    (d)前記包装容器の搬送方向における取付媒体付着位置より下流側の所定の位置に設定されたストロー押付位置において、溶融した取付媒体を介してストローを前記器壁に押し付ける押付け手段と
    からなることを特徴とするストロー取付装置。
  5. 前記付着手段には、溶融させられた取付媒体の点滴を、発射して器壁に付着させる発射手段を備える請求項4記載のストロー取付装置。
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