JP4152029B2 - フィルム貼付装置 - Google Patents

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    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/08Label feeding
    • B65C9/18Label feeding from strips, e.g. from rolls
    • B65C9/1803Label feeding from strips, e.g. from rolls the labels being cut from a strip
    • B65C9/1815Label feeding from strips, e.g. from rolls the labels being cut from a strip and transferred by suction means
    • B65C9/1819Label feeding from strips, e.g. from rolls the labels being cut from a strip and transferred by suction means the suction means being a vacuum drum

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属缶を加熱しながら貼付位置まで搬送し、貼付位置に搬送されてくる感熱接着性フィルムを、加熱された金属缶に貼り付けるフィルム貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アルミ缶やスチール缶等の金属缶の胴部外周面にフィルムを貼り付けるフィルム貼付装置としては、図6に示すようなラベリング装置がある。このラベリング装置70は、合成樹脂フィルムからなる長尺帯状のラベル形成基材Mを所定長に切断することでラベルLを形成すると共に受渡位置αまで搬送するロータリカッタ71a及び切断搬送ロール71bからなる切断搬送手段71と、この切断搬送手段71によって受渡位置αまで搬送されたラベルLを、受渡位置αにおいて受け取り、外周面に吸引保持した状態でラベルLの貼付位置βまで搬送する貼付ドラム72と、缶供給位置γにおいて供給される金属缶Cを嵌挿した状態で、缶供給位置γから貼付位置βを通過して缶排出位置δまで金属缶Cを搬送するマンドレル73とを備えており、金属缶Cは、缶供給位置γから貼付位置βへの搬送途中で加熱されることにより、ラベルLに使用されている感熱接着剤の活性化温度以上の貼付温度にまで昇温され、貼付位置βにおいて、昇温された金属缶Cを貼付ドラム72の外周面に吸引保持されたラベルLに押し当てることで、ラベルLを金属缶Cの胴部外周面に貼り付けるようになっている。
【0003】
前記マンドレル73には、通常、電磁誘導コイルや電熱ヒータ等の加熱手段が内蔵されており、こういった加熱手段によってマンドレル73自体を加熱することにより、マンドレル73に嵌挿された金属缶Cを、マンドレル73を介して間接的に加熱し、昇温させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように、電磁誘導コイルや電熱ヒータ等の加熱手段がマンドレル73に内蔵されている場合は、マンドレル73を交換する際に、加熱手段に電力を供給するための電源線等の配線をその都度接続し直す必要があるので、マンドレル73の交換作業に手間と時間がかかり、効率よく段取り替えを行うことができないといった問題がある。
【0005】
また、このようにマンドレル73に加熱手段を内蔵した場合は、通常、金属缶Cが直接接触する外表面側ではなく内部側からマンドレル73を加熱することになるので、金属缶Cを効率よく加熱しているとはいえないといった問題もある。
【0006】
そこで、この発明の課題は、加熱手段の配設構造を改良することにより、マンドレルの交換作業が容易に行えると共に、金属缶を効率よく加熱することのできるフィルム貼付装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記の課題を解決するため、この発明は、マンドレルに嵌挿された金属缶を加熱しながら貼付位置まで搬送し、貼付ドラムの外周面に吸引保持された状態で前記貼付位置に搬送されてくる感熱接着性フィルムを前記金属缶に貼り付けるフィルム貼付装置において、前記貼付位置では、前記マンドレルに嵌挿された前記金属缶を、前記貼付ドラムの外周面に吸引保持された前記感熱接着性フィルムに押し当てながら前記貼付ドラムの外周面に沿って移動させることで、前記金属缶に前記感熱接着性フィルムを貼り付けるようになっており、前記マンドレルと共に移動する第1の輻射熱ヒータを、その加熱面が前記マンドレルの外周面と対向するように配設すると共に、前記マンドレルに嵌挿された金属缶を加熱する第2の輻射熱ヒータを、前記マンドレルの前記貼付位置への移動経路に沿って配設し、前記貼付位置以降の前記マンドレルの移動経路に沿って、前記感熱接着性フィルムの全長以上の長さを有する加圧板を設置すると共に、前記加圧板を加熱する加熱手段を設け、前記貼付位置において前記感熱接着性フィルムが貼り付けられた前記金属缶を、前記加圧板に押し付けた状態で自転させながら移動させることで、前記金属缶に貼り付けられた前記感熱接着性フィルムを、加熱しながら前記金属缶に対して再加圧するようにしたことを特徴とするフィルム貼付装置を提供するものである。
【0008】
以上のように構成されたフィルム貼付装置では、マンドレルと共に移動する第1の輻射熱ヒータを、その加熱面がマンドレルの外周面と対向するように、マンドレルの外部に配設したため、マンドレル自体を交換する場合でも、第1の輻射熱ヒータに接続される電源線等の配線類を接続し直す必要がなく、短時間で効率よく段取り替えを行うことができる。
【0009】
また、金属缶と接触するマンドレルの外周面を第1の輻射熱ヒータによって直接加熱するようにしたので、金属缶の昇温に寄与しないマンドレルの内部が昇温されにくく、金属缶が嵌挿された後は、ラベルが貼り付けられる金属缶の胴部外周面が第1の輻射熱ヒータによって直接加熱されることになるので、第1の輻射熱ヒータの熱が金属缶の昇温に効率良く利用されるという効果がある。
【0010】
また、マンドレルに嵌挿された金属缶を加熱する第2の輻射熱ヒータを、マンドレルの貼付位置への移動経路に沿って配設しているので、マンドレルに嵌挿された金属缶の胴部外周面が異なる方向から同時に加熱され、金属缶をさらに効率よく昇温させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1に示すフィルム貼付装置の一態様であるラベリング装置1は、所定長さの感熱接着性ラベル(以下、ラベルという。)が連続的に繋がった長尺帯状のラベル形成基材Mを切断位置P1において順次切断することによって所定長さのラベルを形成しながら、そのラベルを、所定のラベル貼着位置P4に搬送されてくる、被貼付体としてのアルミニウム缶(以下、アルミ缶という。)Cの胴部外周面に巻き付けるようにして順次貼り付けていくものであり、前記ラベルは、厚さ12μm程度の薄肉で腰のないポリエチレンテレフタレートフィルムの内面に印刷を施し、感熱接着剤を塗布したものである。
【0012】
このラベリング装置1は、図1、図2及び図5に示すように、ロール状に巻回された長尺のラベル形成基材Mを切断位置P1に連続的に供給する一対の送給ローラ10と、この送給ローラ10によって供給されるラベル形成基材Mを第1受渡位置P2に搬送しながら、切断位置P1において所定のカットピッチで順次切断することによってラベルLを形成する切断搬送手段20と、ラベル貼付位置P4においてアルミ缶Cの胴部外周面にラベルLを貼り付けるラベル貼付手段40と、前記切断搬送手段20によってラベル形成基材Mから切断されたラベルLを第1受渡位置P2において受け取って第2受渡位置P3においてラベル貼付手段40に引き渡す受渡ドラム30と、前記ラベル貼付手段40にアルミ缶Cを供給する缶供給手段50と、前記ラベル貼付手段40によってラベルLが貼り付けられたアルミ缶Cを排出する缶排出手段60とから構成されている。
【0013】
前記切断搬送手段20は、図2に示すように、外周面に切断刃21aが取り付けられたロータリカッタ21と、送給ローラ10によって供給されるラベル形成基材Mを外周面に吸引保持して第1受渡位置P2まで搬送すると共にロータリカッタ21との協働作用によってラベル形成基材Mを所定長に順次切断する切断搬送ロール22とから構成されている。
【0014】
前記切断搬送ロール22は、同図に示すように、図示しない駆動手段によって回転駆動されるロール本体23と、このロール本体23が摺動可能に接触する固定部とから構成されており、前記ロール本体23の外周面には、その周方向に一定間隔で複数の貫通孔23aが形成されていると共に、固定部には、ロール本体23との接触面に、切断位置P1から第1受渡位置P2の手前までの間で前記貫通孔23aに連通する、図示しない吸引手段に接続された吸引溝24aと、第1受渡位置P2で前記貫通孔23aに連通する、図示しない吐出手段に接続された吐出溝24bとが形成されている。
【0015】
従って、切断位置P1に供給されるラベル形成基材Mは、吸引溝24aの吸引作用によって、回転(自転)するロール本体23の外周面に吸引保持された状態で第1受渡位置P2まで搬送される。ラベル形成基材Mが第1受渡位置P2に到達すると、貫通孔23aは吸引溝24aとの連通が遮断された後に吐出溝24bに連通されるので、吸引が一旦解除された後に、吐出溝24bの吐出作用によって、ロール本体23の外周面から空気が吐出され、ロール本体23の外周面に吸引保持されていたラベル形成基材Mがロール本体23から離反して後述する受渡ドラム30の外周面に強制的に押し当てられ、受渡ドラム30の外周面に吸引保持される。
【0016】
このようにしてラベル形成基材Mの先端部分が受渡ドラム30に引き渡された後に、ロータリカッタ21と切断搬送ロール22とによってラベル形成基材Mが切断されることでラベルLが形成され、形成されたラベルLが受渡ドラム30に引き渡される。
【0017】
前記受渡ドラム30は、図2に示すように、外周面が第1受渡位置P2において切断搬送ロール22の外周面に近接すると共に第2受渡位置P3において前記ラベル貼付手段40の貼付ドラム41の外周面に近接するように設置されており、切断搬送ロール22より大きな周速で切断搬送ロール22とは逆方向に回転(自転)するようになっている。
【0018】
この受渡ドラム30は、図示しない駆動手段によって回転駆動されるドラム本体31と、このドラム本体31が摺動可能に接触する固定部33とから構成されており、前記ドラム本体31の外周面には、テフロンコーティング等を施すことにより良好な滑り性を確保している。
【0019】
ラベル形成基材Mの先端部分が第1受渡位置P2において受渡ドラム30に引き渡された後、ラベル形成基材Mが切断されるまでの間は、切断搬送ロール22より周速の大きい受渡ドラム30によってラベル形成基材Mが引っ張られるが、この受渡ドラム30は、上述したように、その外周面が良好な滑り性を備えているため、受渡ドラム30の外周面に吸引保持されたラベル形成基材Mがその外周面上を容易に滑ることができる。従って、ラベル形成基材Mが受渡ドラム30に引き渡された後切断されるまでの間に、ラベル形成基材Mに過大なテンションがかかることがなく、形成されたラベルLにテンション皺が発生することもない。
【0020】
前記ドラム本体31には、その外周面に開放される多数の貫通孔32が外周面の周方向及び幅方向に一定間隔で整列するように形成されており、幅方向の各孔列を構成する複数の貫通孔32が相互に連通された状態で、前記固定部33との接触面に開放されている。
【0021】
前記貫通孔32は、図3に示すように、第1受渡位置P2において引き渡されるラベル形成基材M(ラベルL)の先端部分と接触する位置に対応するように形成された吸引吐出孔32aと、それ以外の位置に形成された吸引孔32bとから構成されており、前記吸引吐出孔32aは、ドラム本体31の径方向に対してドラム本体31の移動方向前方側(ラベルLの移動方向前方側)に30度傾斜した状態で形成されていると共に、前記吸引孔32bはドラム本体31の径方向に沿うように形成されている。
【0022】
前記固定部33には、ドラム本体31との接触面に、第1受渡位置P2から第2受渡位置P3の手前までの間で前記吸引吐出孔32a及び吸引孔32bに連通する吸引溝33aと、第2受渡位置P3で吸引吐出孔32aにのみ連通する吐出溝33bとが形成されており、この吸引溝33a及び吐出溝33bはそれぞれ図示しない吸引手段及び吐出手段に接続されている。
【0023】
従って、第1受渡位置P2において切断搬送手段20から引き渡されたラベルLは、吸引溝33aの吸引作用によってドラム本体31の外周面に吸引保持された状態で第2受渡位置P3まで搬送されるが、第2受渡位置P3では吸引が一旦解除され、上述したように、吸引吐出孔32aが吐出溝33bに連通することで、吸引吐出孔32aを介してドラム本体31の外周面から空気が吐出される。これによって、ドラム本体31の外周面に吸引保持されていたラベルLの先端部が外周面から離反して強制的に貼付ドラムの外周面に押し当てられることになる。
【0024】
吸引吐出孔32aは、上述したように、ドラム本体31の移動方向前方側に30度傾いた状態で形成されているので、第2受渡位置P3において吐出される空気は、図4に示すように、ラベルLの移動方向前方側に向かって吐出されることになる。従って、同図に示すように、ラベルLに吹き付けられた空気がラベルLの移動方向後方側に回り込みにくくなり、受け渡そうとするラベルLが薄肉で腰のないラベルであっても、受け渡しの際にラベルLの先端部が弛んだ状態とならず、受渡ドラム30の外周面と貼付ドラム41の外周面とを結ぶ直線上を通過するようにラベルLの受け渡しが行われる。これによって、ラベルLが貼付ドラム41の所定位置に確実に受け渡されると共に受け渡されたラベルLの先端部が部分的に浮き上がった状態で吸引保持されることもない。
【0025】
なお、このラベリング装置1では、吸引吐出孔32aの形成角度(空気の吐出角度)を受渡ドラム30の径方向に対して30度に設定してあるが、その形成角度(空気の吐出角度)は20〜60度、より好ましくは30〜45度の範囲内で適宜設定すればよい。形成角度が20度より小さいとたるみ防止効果が発揮されず、形成角度が60度より大きいとラベルLを貼付ドラム41に円滑に引き渡すことができないからである。
【0026】
また、このラベリング装置1では、ラベルLの先端部分についてのみ空気を吹き付けるようにしているが、ラベルLの先端から後端までの全長にわたって空気を吹き付けるようにすることも可能である。但し、その場合は、ラベルLの先端部分に対応する貫通孔32だけではなく、全ての貫通孔32を受渡ドラム30の径方向に対してラベルLの移動方向の前方側に傾けておくことが望ましい。
【0027】
前記ラベル貼付手段40は、図1及び図5に示すように、第2受渡位置P3において受け渡されたラベルLを外周面に吸引保持して貼付位置P4まで搬送する貼付ドラム41と、この貼付ドラム41による搬送途中でラベルLを予備的に加熱する輻射熱ヒータ(近赤外線ヒータ)42と、缶供給位置P5において前記缶供給手段50によって供給されたアルミ缶Cを、貼付位置P4を通過するように缶排出位置P6まで搬送する、アルミ缶Cの内寸と略同寸法の外周形状を有する金属製の多数のマンドレル43と、各マンドレル43に対応してそれぞれ設けられた輻射熱ヒータ(遠赤外線ヒータ)44と、缶供給位置P5から貼付位置P4までの間に固定設置された輻射熱ヒータ(遠赤外線ヒータ)45と、貼付位置P4においてアルミ缶Cに貼り付けられたラベルLを再加圧するガイド部材46とから構成されており、輻射熱ヒータ44が本発明の第1の輻射熱ヒータに、輻射熱ヒータ45が本発明の第2の輻射熱ヒータに相当する。
【0028】
前記貼付ドラム41は、上述した受渡ドラム30と同様に、図示しない駆動手段によって回転駆動されるドラム本体41a(図2参照)と、このドラム本体41aが摺動可能に接触する固定部(図示せず)とから構成されており、前記ドラム本体41aの外周面はゴム等の弾性部材によって覆われている。
【0029】
また、ドラム本体41aは、上述した受渡ドラム30と同様に、その外周面に開放される多数の吸引孔41bが外周面の周方向及び幅方向に一定間隔で整列するように形成されており(図2参照)、幅方向の各孔列を構成する複数の吸引孔41bが相互に連通した状態で、前記固定部との接触面に開放されている。
【0030】
前記固定部は、ドラム本体41aとの接触面に、第2受渡位置P3から貼付位置P4までの間で前記吸引孔41bに連通する吸引溝(図示せず)が形成されており、この吸引溝は図示しない吸引手段に接続されている。従って、第2受渡位置P3において受渡ドラム30から受け渡されたラベルLは、ドラム本体41aの外周面に吸引保持された状態で貼付位置P4まで搬送される。
【0031】
前記マンドレル43は、図示しない駆動手段の回転駆動力によって、缶供給位置P5、貼付位置P4及び缶排出位置P6を通るような円軌道を自転しながら移動するようになっており、缶供給位置P5において嵌挿されたアルミ缶Cを貼付位置P4まで搬送し、貼付位置P4において、自転しているアルミ缶Cを貼付ドラム41の外周面に吸引保持されたラベルLに押し当てながら貼付ドラム41の外周面に沿って所定の距離だけ移動させることで、アルミ缶Cの胴部外周面にラベルLを貼り付けた後、アルミ缶Cを前記缶排出位置P6まで搬送するようになっている。
【0032】
前記輻射熱ヒータ44は、マンドレル43の回転軌道の内側において、その加熱面が各マンドレル43の外周面とそれぞれ対向するように、各マンドレル43の支持部材43aにそれぞれ支持されており、各マンドレル43と共に缶供給位置P5、貼付位置P4及び缶排出位置P6を通るような円軌道を移動するようになっている。
【0033】
前記輻射熱ヒータ45は、缶供給位置P5から貼付位置P4の間で、その加熱面がマンドレル43の外周面と対向するように、マンドレル43の移動経路に沿ってその外側に固定設置されており、マンドレル43に嵌挿されたアルミ缶Cをマンドレル43の移動経路の外側から加熱するようになっている。
【0034】
従って、アルミ缶Cがマンドレル43に嵌挿されていない缶排出位置P6から缶供給位置P5までの間は、輻射熱ヒータ44によってマンドレル43が加熱されることでマンドレル43が昇温され、缶供給位置P5において、昇温されたマンドレル43にアルミ缶Cが嵌挿されることで、マンドレル43の熱がアルミ缶Cに伝達され、アルミ缶Cが昇温される。
【0035】
次に、アルミ缶Cがマンドレル43に嵌挿された状態で缶供給位置P5から貼付位置P4まで搬送される間は、アルミ缶Cが輻射熱ヒータ44、45によって2方向から直接加熱されることでさらに昇温され、所定の貼付温度にまで昇温された状態でアルミ缶Cが貼付位置P4に供給される。
【0036】
そして、貼付位置P4においてマンドレル43に嵌挿されたアルミ缶CにラベルLが貼り付けられた後缶排出位置P6まで搬送される間は、輻射熱ヒータ44によってアルミ缶Cに貼り付けられたラベルLが直接加熱される。
【0037】
なお、缶供給位置P5から缶排出位置P6までの間は、マンドレル43自体が自転しているので、アルミ缶Cやアルミ缶Cに貼り付けられたラベルLが輻射熱ヒータ44、45によって部分的に加熱されることはなく、アルミ缶C及びラベルLは常に均一に加熱される。
【0038】
前記ガイド部材46は、貼付位置P4と缶排出位置P6との間におけるマンドレル43の回転軌道に沿ってその外側に配設されるゴム等の弾性部材によって形成された加圧板46aと、この加圧板46aを加熱する加熱ヒータ46bとから構成されており、貼付位置P4においてラベルLが貼り付けられたアルミ缶Cは、缶排出位置P6に到るまでの間に、昇温された前記加圧板46aに押し付けられた状態で自転しながら移動することで、ラベルLに対する再加圧が行われる。なお、貼付位置P4から缶排出位置P6までの間は、上述したように、マンドレル43と共に移動する輻射熱ヒータ44によってラベルLが継続的に加熱された状態となっている。
【0039】
このように、貼付位置P4においてアルミ缶Cに貼り付けられたラベルLをガイド部材46によって再加圧するようにしておくと、貼付位置P4においてラベルLがアルミ缶Cに対して完全に接着されなかった場合でも、その後の再加圧によってラベルLをアルミ缶Cに強固に接着することができる。また、ラベルLの貼付後にガイド部材46によってラベルLを再加圧することで、薄肉で腰のないラベルLが軟化することに伴う表面の波打ち状態の発生を有効に阻止することができると共にアルミ缶Cを加熱するマンドレル43自体の温度を下げることが可能となる。
【0040】
前記缶供給手段50は、図1に示すように、多数のアルミ缶Cを連続的に送り出す供給シュート51と、この供給シュート51によって送り出されたアルミ缶Cを所定のタイミングで缶供給位置P5に供給するスターホイール52とから構成されており、この缶供給手段50によって缶供給位置P5に供給されたアルミ缶Cは、図示しない嵌挿機構によってマンドレル43に嵌挿される。
【0041】
前記缶排出手段60は、図1に示すように、貼付位置P4においてラベルLが貼り付けられたアルミ缶Cを、缶排出位置P6において所定のタイミングで受け取るスターホイール61と、このスターホイール61によって受け取ったアルミ缶Cを排出する排出シュート62とから構成されており、マンドレル43によって缶排出位置P6に搬送されてきたアルミ缶Cは、図示しない抜取機構によってマンドレル43から抜き取られた後、缶排出手段60によって排出される。
【0042】
以上のように構成されたラベリング装置1では、上述したように、マンドレル43と共に移動する輻射熱ヒータ(第1の輻射熱ヒータ)44を、その加熱面がマンドレル43の外周面と対向するように、マンドレル43の外部に配設する構成を採用したため、マンドレル43自体を交換する場合でも、輻射熱ヒータ44の電源線等の配線類を接続し直す必要がなく、短時間で効率よく段取り替えを行うことができると共に、マンドレル43の回転駆動が停止された状態でもマンドレル43を加熱し続けることができるので、装置の運転を即時に再開することができる。
【0043】
また、アルミ缶Cと接触するマンドレル43の外周面を、マンドレル43の外部に配設した輻射熱ヒータ44によって直接加熱するようにしたので、アルミ缶Cの昇温に寄与しないマンドレル43の内部が加熱されにくく、しかも、アルミ缶Cがマンドレル43に嵌挿された後は、ラベルLが貼り付けられるアルミ缶Cの胴部外周面が輻射熱ヒータ44によって直接加熱されることになるので、輻射熱ヒータ44の熱がアルミ缶Cの昇温に効率良く利用されることになる。
【0044】
さらに、このラベリング装置1では、缶供給位置P5から貼付位置P4へ至るマンドレル43の移動経路に沿ってその外側に配設された輻射熱ヒータ(第2の輻射熱ヒータ)45と、マンドレル43の移動経路の内側において、各マンドレル43に対応して個別に配設された輻射熱ヒータ(第1の輻射熱ヒータ)44とによって、マンドレル43に嵌挿されたアルミ缶Cが移動経路の内側と外側とから同時に加熱されるので、アルミ缶Cに対する加熱効率が極めて良く、アルミ缶Cを確実に所定の貼付温度にまで昇温させた状態で貼付位置P4に供給することができる。
【0045】
また、このラベリング装置1のように、貼付位置P4から缶排出位置P6までの間で、上述したガイド部材46によってラベルLをアルミ缶Cの胴部外周面に再加圧する場合にも、各マンドレル43に対して個別に設けられた輻射熱ヒータ44によってラベルLを加熱することができるので、ガイド部材46によるラベルLの再加圧をさらに効率よく行うことができる。
【0046】
なお、この実施形態では、輻射熱ヒータ44、45として遠赤外線ヒータを使用しているが、これに限定されるものではなく、近赤外線ヒータ等、非接触状態でマンドレル43、アルミ缶C等を加熱することができる種々の加熱手段を使用することができる。
【0047】
また、この実施形態では、薄肉のポリエチレンテレフタレートフィルムによって形成された感熱接着性ラベルLを貼り付ける場合について説明したが、ポリエチレンテレフタレートフィルム以外にポリプロピレンフィルム等の種々の合成樹脂フィルムによって形成された感熱接着性ラベルを使用することが可能であり、ラベル以外の種々のフィルムの貼り付けについても適用することができることはいうまでもない。
【0048】
また、この実施形態では、ラベルLをアルミ缶Cに貼り付ける場合について説明したが、被貼付体はアルミ缶Cに限定されるものではなく、例えば、スチール缶等の種々の金属缶について適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるラベリング装置(フィルム貼付装置)の一実施形態を示す正面図である。
【図2】同上のラベリング装置における切断搬送手段及び受渡ドラムを示す概略構成図である。
【図3】同上のラベリング装置における受渡ドラムを示す部分拡大図である。
【図4】同上のラベリング装置における受渡ドラムから貼付ドラムへのラベルの受渡状態を概念的に示す図である。
【図5】同上のラベリング装置における貼付手段を示す正面図である。
【図6】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ラベリング装置
10 送給ローラ
20 切断搬送手段
30 受渡ドラム
40 貼付手段
41 貼付ドラム
43 マンドレル
44 輻射熱ヒータ(第1の輻射熱ヒータ)
45 輻射熱ヒータ(第2の輻射熱ヒータ)
50 缶供給手段
60 缶排出手段
M ラベル形成基材
L 感熱接着性ラベル
P4 貼付位置

Claims (1)

  1. マンドレルに嵌挿された金属缶を加熱しながら貼付位置まで搬送し、貼付ドラムの外周面に吸引保持された状態で前記貼付位置に搬送されてくる感熱接着性フィルムを前記金属缶に貼り付けるフィルム貼付装置において、
    前記貼付位置では、前記マンドレルに嵌挿された前記金属缶を、前記貼付ドラムの外周面に吸引保持された前記感熱接着性フィルムに押し当てながら前記貼付ドラムの外周面に沿って移動させることで、前記金属缶に前記感熱接着性フィルムを貼り付けるようになっており、
    前記マンドレルと共に移動する第1の輻射熱ヒータを、その加熱面が前記マンドレルの外周面と対向するように配設すると共に、前記マンドレルに嵌挿された金属缶を加熱する第2の輻射熱ヒータを、前記マンドレルの前記貼付位置への移動経路に沿って配設し、
    前記貼付位置以降の前記マンドレルの移動経路に沿って、前記感熱接着性フィルムの全長以上の長さを有する加圧板を設置すると共に、前記加圧板を加熱する加熱手段を設け、前記貼付位置において前記感熱接着性フィルムが貼り付けられた前記金属缶を、前記加圧板に押し付けた状態で自転させながら移動させることで、前記金属缶に貼り付けられた前記感熱接着性フィルムを、加熱しながら前記金属缶に対して再加圧するようにしたことを特徴とするフィルム貼付装置。
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