JP2009296743A - ワイヤハーネスの排水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスの排水性能を高めると同時に排水部のワイヤハーネスの保護を図る。
【解決手段】ワイヤハーネス10の配索領域の最下端位置Bを挟んで電線群を外装材から露出させ、該露出部の一方側は第1防水材に、他方側は第2防水材で囲み、第1防水材Iは下端位置Bで開口27する一方、第2防水材の先端部は第1防水材Iの開口27より内部に挿入してラップさせ、該ラップ部分Cに排水用の隙間28をあけている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワイヤハーネスの排水構造に関し、詳しくは、ワイヤハーネスの電線群と外装部材との隙間から電線間に浸入した水を外部へと排水する構造に関する。
従来より、車両に配索されるワイヤハーネスは、塩化ビニルテープ等でハーフラップ巻きしたり、樹脂製のビニルチューブや硬質ビニルチューブからなる丸チューブやコルゲートチューブを取り付けて外装して、電線の保持、拘束、あるいは、接触や擦れなどの外部干渉からの電線保護を図っている。
一方、図17に示すように、エンジンルーム等の被水領域において、ワイヤハーネスWの上下方向に配線する部分W−1におけるテープ2の巻端箇所X1、ワイヤハーネスの分岐点X2、コネクタの上向き開口部X3などから水滴3が電線1の線間に浸水することがある。この場合、線間に浸水した水滴3はハーフラップ巻したテープ2により外部に排出できずに溜まり、毛細管現象によりコネクタ4にまで達する場合がある。このようにコネクタ4に浸水が発生させうとショートが生じる危険があり、かつ、浸水領域にスプライス部がある場合は、スプライス部に錆を発生させ、品質低下を招くおそれもある。
前記問題に対して、特開昭60−96122号では、図18に示す排水構造を提案している。これは、ワイヤハーネスW/Hのエンジンルーム側の車体パネル5の近傍部分にU字状に屈曲させてプロテクタ6とテープ7巻きで固定し、該屈曲部8を下向きに突出させて配置する一方、該屈曲部8の先端にテープ巻きをせずに電線wを露出させた排水部9を設けたもので、これにより、ワイヤハーネスW/H内の電線wとテープ7との隙間から浸入した水を前記排水部9より排出するようにしている。
しかしながら、前記排水部9は、外装材であるテープ7を巻き付けない電線露出部であるため、車両走行中にはね上げた小石との衝突や、車体パネルのエッジとの接触、あるいは、他部品による干渉や挟み込み等の外力から電線を保護することができず、該露出部の電線が損傷する恐れがある。
特開昭60−96122号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、ワイヤハーネスの電線群と外装材との隙間から入り込み、毛細管現象によって内部へと浸入していく水を取り除くワイヤハーネスの排水構造において、優れた排水性を備えると共に電線露出部の損傷を防止することを課題としている。
前記課題を解決するために、第1の発明として、車両に配索されるワイヤハーネスの下端位置を挟む両側部では、ワイヤハーネスの電線群にテープをハーフラップ巻き、樹脂製の丸チューブまたはコルゲートチューブからなるチューブ内に通している一方、前記下端位置ではテープ巻きまたは前記チューブに通さずに電線群を露出させており、
前記電線群を露出させた領域では下端位置を挟む一方側の電線群を第1防水材で外装すると共に他方側は第2防水材で外装し、前記第1防水材は前記下端位置で開口する一方、第2防水材の先端部は第1防水材の開口より内部に挿入してラップさせ、該ラップ部分に排水用の隙間をあけており、
前記第1防水材および第2防水材は、長さ方向にスリットを有する防水チューブまたは電線群に巻き付ける防水シートからなり、前記電線群に長さ方向と直交する側方から取り付けていることを特徴とするワイヤハーネスの排水構造を提供している。
前記本発明の排水構造は、別体の第1防水材と第2防水材を用いることにより、第1防水材と第2防水材の継ぎ目でワイヤハーネスを屈曲させやすく、最も低い下端位置を容易に形成することができる。また、この下端位置で電線群を露出させ、該下端位置で互いにラップした前記第1防水材と第2防水材との間に排水用の隙間を設けているため、ワイヤハーネスの電線群とテープとの間または前記チューブ内に浸入した水を溜めることなく、前記下端位置の排水用隙間から効果的に外部へと排出することができる。
さらに、電線群にテープ巻きまたは、ビニルチューブ、硬質ビニルチューブからなる前記樹脂チューブやコルゲートチューブを外装していない下端位置は、第1防水材と第2防水材のラップ部分により覆われ、電線群は外部に露出しないため、車両走行中にはね上げた小石や、車体パネル、他部品等との干渉から電線を保護でき、電線損傷を防止することができる。
前記第1防水材は樹脂製の前記防水シートからなり、該防水シートを電線群に巻き付けて両側端を貼り合わせ固着している一方、前記第2防水材は樹脂製の前記防水チューブからなり、前記防水シートで電線群を囲む容積は前記防水チューブの容積よりも大としている。
このように、第2防水材の外側にラップさせる第1防水材を巻き付けタイプの防水シートとすることにより、第1防水材の両側端の貼り合わせ代を調節して、ラップ部分で形成する排水用の隙間の大きさを微調整することができる。また、第1防水材に防水シートを使用すると、該第1防水材の先端側では両側端の貼り合わせをせずにスリット状に開いておくことができ、これにより、第1防水材の先端を、屈曲した前記下端位置を超えて第2防水材の外側にラップさせることが容易となる。
前記第1防水材とラップさせる前記第2防水材の先端部の下面に、先端開口の排水用切欠部を設け、あるいは、
前記第1防水材の下面に開口端より排水用切欠部を設けると共に、前記第2防水材のラップさせる部分で且つ前記第1防水材の排水用切欠部と重ならない位置に先端より排水用切欠部を設けてもよい。
このように、排水用切欠部を設けることにより、排水効率をより高めることができる。また、第2防水材の先端部のみに排水用切欠部を設ける場合は、該排水用切欠部の外側に第1防水材がラップされるため、電線群の露出を防止できる。また、第1防水材と第2防水材の両方に排水用切欠部を設ける場合でも、両排水用切欠部を重ならないようにしているため、排水性能を高めながら電線群を外部に露出させず、保護することができる。
前記第1防水材と第2防水材で外装する領域のワイヤハーネスは、前記下端位置を下向きに突出させたV形状に予め賦形してもよい。
これにより、ワイヤハーネスの下端位置を安定的に保持できるため、排水ポイントとなる該下端位置と、第1防水材と第2防水材とのラップ部分との位置ずれを防止できる。
前記屈曲された部位のワイヤハーネスの上面にV形状の屈曲保持板を配置し、該屈曲保持板を前記電線群にテープ巻き又は締結バンドで取り付けてもよい。
このように、屈曲保持板を取り付けることにより、排水位置を最下端位置に確実に位置決めすることができる。
あるいは、前記第1防水材と第2防水材で外装する領域のワイヤハーネスの下面にV形状の屈曲保持板を配置し、該屈曲保持板を前記電線群にテープ巻き又は締結バンドで取り付けて予め電線群を屈曲させ、該屈曲保持板は下頂点部分に排水穴をあけていると共に、該排水穴の両側に保護壁を突設する一方、
前記第1防水材と第2防水材との先端から排水用切欠部を設け、これら排水用切欠部を重ね、該排水用切欠部から前記屈曲保持板の保護壁を外方に突出させてもよい。
このようにワイヤハーネスの下面側に屈曲保持板を配置する場合でも、該屈曲保持板の下頂点部分に排水穴をあけることにより、外装材と電線群との隙間から浸入した水をためることなく該排水穴から排出することができる。
また、前記屈曲保持板の排水穴の両側に保護壁を突設することにより、走行中にはね上げた小石や車体パネル等が排水穴から入り込むことを阻止でき、内部の電線損傷を防止できる。
また、第2の発明として、車両に配索されるワイヤハーネスの下端位置を挟む両側部では、ワイヤハーネスの電線群にテープをハーフラップ巻き、または、樹脂製の丸チューブまたはコルゲートチューブからなるチューブで外装している一方、前記下端位置ではテープ巻きせずに電線群を露出させており、
前記下端位置を含むV形状屈曲領域を、V形状に成形した防水チューブで外装し、該防水チューブの下頂点部に複数の排水用小穴を設けている一方、
前記防水チューブは長さ方向にスリットを有し、前記電線群に長さ方向と直交する側方から取り付けていることを特徴とするワイヤハーネスの排水構造を提供している。
このように予めV形状に成形した防水チューブでワイヤハーネスを外装することにより、ワイヤハーネスの最も低い下端位置に、防水チューブに設けた前記排水穴用小穴を安定的に配置することができ、効果的な排水が常時可能となる。
前記防水チューブには、前記排水用小穴の形成部分の両側に保護リブを突設していることが好ましい。
この保護リブにより、走行中にはね上げた小石や車体パネル等が前記排水用小穴から入り込むことを阻止でき、内部の電線損傷を防止できる。
さらに、第3の発明として、排水構造を有する車両配索用のワイヤハーネスの製造方法を提供している。該製造方法は、
ワイヤハーネスの組立作業台上において、該組立作業台から立設した布線治具で支持して電線群を水平方向に布線し、車両配索時に下端位置となる部分で配線経路を屈曲させて布線し、
該屈曲部の内周側または外周側にV形状の屈曲保持板を電線群にテープ巻き又は締結バンドで取り付け、前記外周側に取り付ける屈曲保持板は下頂点に排水穴を設けており、
前記組立作業台上において水平方向に屈曲させた部分を、車両配索時に垂直方向に向きを変え、前記屈曲保持板を上面側または下面側に配置し、下面側に電線群を露出させている。
上述したように、本発明によれば、ワイヤハーネスの下端位置に、互いに別体の第1防水材および第2防水材をラップさせて外装する、あるいは、V形状に成形した防水チューブを外装し、かつ、該下端位置では、電線をテープ巻きせず露出させると共に、前記外装材に排水用隙間や排水用小穴を形成しているため、該排水用隙間や排水用小穴の位置を、ワイヤハーネスの排水ポイントとなる最も低い下端位置に安定的に配置することができ、ワイヤハーネスの電線群と外装材との隙間から浸入した水を、常時効果的に外部へと排出することができる。
また、ワイヤハーネスの下端位置を第1防水材と第2防水材で外装する場合、テープ巻きされない電線露出部は、第1防水材と第2防水材のラップ箇所によって覆われるため、はね上げた小石や車体パネルとの干渉から電線露出部を保護することができる。
あるいは、ワイヤハーネスの下端位置を前記防水チューブで外装する場合、該防水チューブに形成した排水用穴を複数の小穴で形成する、さらには、該排水用小穴の両側に保護リブを突設することにより、防水チューブ内に異物が侵入することを防止して電線露出部の損傷を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
いずれの実施形態も、図1に示すように、自動車のエンジンルームに配索されるワイヤハーネス10の排水構造に本発明を適用している。ワイヤハーネス10は、自動車のエンジンルームXと車室Yとを仕切る車体パネル80の貫通穴81に取り付けられるグロメット82に挿通し、該グロメット82の取付位置近傍のエンジンルームX側に排水部Aを形成している。
ワイヤハーネス10の前記排水部A以外の領域は、テープ83でハーブラップ巻きしている。テープ28は粘着テープからなる。
また、いずれの実施形態も、ワイヤハーネス10は、図3に示すように、前記排水部Aに最も低い位置が配置されるように下方に屈曲し、下端位置Bではテープ83で巻きせずに電線露出部を形成し、該電線露出部を挟む両側部は前記のようにテープ83でハーフラップ巻きしている。
図1乃至図5に、本発明の第1実施形態を示す。
ワイヤハーネス10の前記排水部Aは、図2および図3に示すように、前記下端位置Bを挟む一方側に第1防水材Iを、他方側に第2防水材IIを外装している。
前記第1防水材Iは、図4に示すように、ワイヤハーネス10の外周に巻き付けて取り付ける塩化ビニル製の防水シート21からなり、該防水シート21の巻回方向の一側縁21aには該一側縁21aに沿って接着剤を塗布して接着部22を形成しているが、該一側縁21aの長さ方向一端側には接着部22を設けず、所要長さの接着剤無し部23を設けている。
前記第2防水材IIも、前記第1防水材Iと同様に、ワイヤハーネス10の外周に巻き付けて取り付ける塩化ビニル製の防水シート24からなるが、該防水シート24の幅W2(巻回方向の長さ)は、第1防水材I用の前記防水シート21の幅W1よりも小さくなるようにカットしている。
該防水シート24には、巻回方向の一側縁24aに該一側縁24aに沿って全長に接着部25を形成し、接着剤無し部は形成していない。
前記第1防水材Iを前記下端位置Bを挟む一方側の電線群11に取り付けるとき、図2に示すように、防水シート21を、接着剤無し部23を下端位置B側に配置して巻き付けている。前記接着部22で両側端を貼り合わせ固着するが、下端位置B側は前記接着剤無し部23により両側端を貼り合わせず、スリット26状に開いている。
このように筒状に取り付けられた第1防水材Iは、前記スリット状部26をワイヤハーネス10の上面側に配置すると共に、図3に示すように、該スリット状部26を開いて先端部を前記下端位置Bの下頂点位置Pを超えた他方側まで被せている。
前記第2防水材IIを下端位置Bを挟む他方側の電線群11に取り付けるときは、該電線群11に防水シート24を巻き付けて、接着部25で両側端を貼り合わせ固着する。このように筒状に取り付けられた第2防水材IIは、先に取り付けられている防水材Iの先端開口27より内部に先端部を挿入してラップさせる。これにより、図2に示すように下端位置Bにラップ部分Cを形成するが、このとき、図3に示すように、第2防水材IIの先端部が下頂点位置Pを超えないようにしている。
第1防水材Iと第2防水材IIの前記ラップ部分Cでは、図2および図3に示すように、第2防水材IIの外周面と第1防水材Iの内周面とを密着させず、排水用隙間28を形成している。第1防水材Iの防水シート21の幅W1と第2防水材IIの防水シート24の幅W2は、ラップ部分Cにおいてこの排水用隙間28を形成できる寸法にそれぞれ設定している。
このように、ワイヤハーネス10の排水部Aに第1防水材Iと第2防水材IIをラップさせて取り付け、該ラップ部分Cを下端位置Bに配置すると共に、該ラップ部分Cに排水用隙間28を形成している。これにより、図3に示すように、ワイヤハーネス10のテープ83と電線群11との間の隙間から浸入してくる水が溜まる位置である前記下端位置Bから排水用隙間28を通じて外部へと効果的に排水することができる。
また、前記下端位置Bを挟んだ両側にそれぞれ別体の第1防水材Iと第2防水材IIを取り付けることにより、ワイヤハーネス10の屈曲形状と下端位置Bを安定的に保持できる。よって、排水ポイントとなる下端位置Bと、排水要隙間28を形成したラップ部分Cとの位置ずれに起因する排水機能の低下を防止できる。
さらに、第1防水材Iの先端部上面にスリット状部26を形成しているため、該スリット状部26が開くことにより、第1防水材Iと第2防水材IIとを無理なく容易にラップできる。かつ、第1防水材Iの先端部下面側を下がり方向に傾斜させることができるため、前記排水用隙間28を確保しやすく、排水性にも優れた構造とすることができる。
さらにまた、下端位置Bには電線露出部があるが、第1防水材Iと第2防水材IIの継ぎ目はラップされているため、電線露出部は第1防水材Iまたは第2防水材IIで覆われ、外部には露出しない。従って、この電線露出部に外力が干渉することによる電線損傷も防止することができる。
前記第1実施形態では、ワイヤハーネス10の排水部A以外の領域は、テープ83でハーブラップ巻きしているが、図6に示すように、テープでハーフラップする代わりにスリット無しのコルゲートチューブCTで外装してもよい。この場合、コルゲートチューブCTの排水部Aを挟む両端では、コルゲートチューブCTの先端から所要寸法内部に位置した領域から前記第1防水材Iと第2防水材IIとを電線群に巻き付けている。
また、前記コルゲートチューブに変えて、ビニルチューブ、硬質ビニルチューブからなる樹脂製の丸チューブを用いてもよい。
図7に本発明の第2実施形態に係る排水構造を示す。
本実施形態は、前記第2防水材IIとして塩化ビニルまたはポリプロピレン製の防水チューブ30を用いている。 防水チューブ30は、長さ方向全長にスリット31を有し、図7(A)に示すように、該スリット31を開いて電線群11の側方から取り付けられる。該防水チューブ30は、図7(B)に示すように、その先端部を、先に取り付けられている第1防水材Iの防水シート21の先端開口27から内部へと挿入してラップさせ、図7(C)に示すように、該ラップ部分Cを前記下端位置Bに配置している。
前記防水チューブ30の外径は、第1防水材Iの前記防水シート21で電線群11を囲む容積が、防水チューブ30で電線群11を囲む容積よりも大となる。かつ、前記ラップ部分Cにおいて、防水シート21の内周面と防水チューブ30の外周面との間に排水用隙間28を形成できる寸法に設定し、水が溜まる下端位置Bから排水用隙間28を通じて効率よく外部へ排水できる構造としている。
図8(A)(B)に本発明の第3実施形態に係る排水構造を示す。
本実施形態は、第1実施形態と同様に、下端位置Bを挟む一方側に防水シート21からなる第1防水材Iを、他方側に防水シート24からなる第2防水材IIを取り付けて、下端位置Bにラップ部分Cを配置しているが、第2防水材IIの先端部下面側に、先端開口の排水用切欠部41を形成している。その他の構成は、前記第1実施形態と同一であるため同一符合を付して説明を省略する。
このように、ラップ部分Cの内側に挿入される第2防水材IIの先端部下面側に排水用切欠部41を形成することにより、排水性を一層高めることができる。また、該排水用切欠部41の外側には第1防水材Iの先端部が被さっているため、該排水用切欠部41から小石等の異物の入り込むことを防ぎ、電線露出部の損傷を防止することができる。
図9(A)(B)に本発明の第4実施形態に係る排水構造を示す。
本実施形態では、防水シート21からなる第1防水材Iの先端部下面側に開口端より排水用切欠部42を設けている。また、防水シート24からなる第2防水材IIの先端部下面側にも排水用切欠部43を形成している。
前記第1防水材Iの排水用切欠孔42を下頂点部分に位置させ、該排水用切欠孔42と重ならないように第2防水材IIの排水用切欠孔43の位置させている。
このように第1、第2防水材I,IIの両方に排水用穴状部42、43を設けることにより、両側の電線群の排水性能を高めると同時に、電線群が外部に露出するのを防止し、外部干渉材との干渉を防止して電線群の保護を図ることができる。
その他の構成は前記第1、第3実施形態と同一であるため同一符合を付して説明を省略する。
図10に本発明の第5実施形態に係る排水構造を示す。
本実施形態は、ワイヤハーネス10の下端位置Bの上面に、V形状に屈曲した屈曲保持板51を配置し、該屈曲保持板51の両端部を電線群11にテープ85で巻き付け固定している。第1防水材Iと第2防水材IIは、この屈曲保持板51の外側に巻き付けて固定している。
前記屈曲保持板51を取り付けることにより、下端位置Bで屈曲したワイヤハーネス10の屈曲形状を安定的に保持することができ、第1防水材Iと第2防水材IIのラップ部分Cと下端位置Bとの位置ずれに起因する排水機能低下を防止することができる。
なお、前記テープ85に代えて締結バンドを用いてもよい。
図11(A)(B)に、本発明の第6実施形態に係る排水構造を示す。
本実施形態は、ワイヤハーネス10の下端位置Bの下面に、V形状に屈曲した屈曲保持板52を配置し、該屈曲保持板52の両端部を電線群11にテープ85で巻き付け固定している。
前記屈曲保持板52は、下頂点部分に排水穴53を設けると共に、該排水穴53の両側に保護壁54を突設している。
前記下端位置Bには、排水用切欠部42を設けた前記第1防水材Iと排水用切欠部43を設けた前記第2防水材IIとを、排水用切欠部42と43とが重なる位置として、屈曲保持板52の外側から巻き付けて固定している。
屈曲保持板52の保護壁54は、図11(B)に示すように、第1防水材Iの排水用切欠部42と第2防水材IIの排水用切欠孔43から外方に突出させている。
図12(A)(B)に、本発明の第7実施形態に係る排水構造を示す。
本実施形態は、前記第1〜第6実施形態の第1防水材および第2防水材に代えて、ワイヤハーネス10の前記下端位置Bに、予めV形状に成形した塩化ビニルまたはポリプロピレン製の防水チューブ60を外装している。該防水チューブ60の両端開口部には電線群を粘着テープ83でハーフラップ巻きした状態で挿入していると共に、下頂点部を含む防水チューブ60の内部では電線群にテープを巻き付けずに露出させている。
前記防水チューブ60は、上面側の長さ方向全長にスリット61を有し、該スリット61を開いてワイヤハーネス10に側方から取り付けている。また、防水チューブ60のV形状の下頂点部には複数の排水用小穴62を形成している。
本実施形態においても、水が溜まる下端位置Bから複数の排水用小穴62を通じて効果的に排水することができる。また、排水穴を複数の小穴62で形成することにより、必要な排水穴面積を確保しながらも、小石やパネル等と電線露出部との干渉を防止することができる。
さらに、防水材はV形状に賦形した1部品の防水チューブ60を取り付けるだけで良いため、部品点数及び取付作業工数を低減することができる。
図13(A)(B)に、本発明の第8実施形態を示す。
本実施形態は、前記第7実施形態と同様に、ワイヤハーネス10の下端位置Bに防水チューブ60を外装しているが、該防水チューブ60の下頂点部に形成した複数の排水用小穴62の両側に保護リブ63を下方に突設している。
前記保護リブ63により、排水用小穴62から異物が防水チューブ60内に入り込むことを阻止でき、電線露出部の損傷をより確実に防止することができる。
前記いずれの実施形態も、ワイヤハーネス10の排水部Aは、予め下端位置Bで屈曲した形状としておくことが好ましい。
図14に、この屈曲形状を有するワイヤハーネス10の製造方法を示す。
組立作業台70上において、図14(A)に示すように、組立作業台70から立設した布線治具71の電線受け部71aで電線群11を支持して水平方向に布線している。かつ、車両配索時に下端位置Bとなる部分に立設した屈曲用布線治具72の電線受け部72aに挿通して配線経路を水平方向に屈曲させた後、図14(B)に示すように、下端位置Bとなる屈曲部を除く他の領域の電線群11にテープ83をハーフラップ巻きして結束する。
組立作業台70上で水平方向に屈曲した部分は、車両配索時に垂直方向に向きを変えることにより下方にV状に突出した下端位置Bを形成することができる。
このように、ワイヤハーネス10の製造工程において、電線群11を予め下端位置Bで屈曲させて結束しておくことにより、屈曲位置の内周側(下端位置Bの上面側)の電線長を短く、外周側(下端位置Bの下面側)の電線長を長く設定することができ、屈曲形状を安定的に保持することができる。
また、前記第5実施形態のように下端位置Bの上面側に屈曲保持板51を取り付ける場合は、図15に示すように、組立作業台上70において、屈曲用布線治具72で屈曲した部分の内周側に屈曲保持板51を配置し、該屈曲保持板51と電線群11とをテープ85で巻き付け固定する。車両配索時には該屈曲部を垂直方向に向きを変え、図10に示すように下端位置Bの上面側に屈曲保持板51を配置し、電線群11を下面側に露出させる。
前記第6実施形態のように下端位置Bの下面側に屈曲保持板52を取り付ける場合も同様に、図16に示すように、組立作業台上70において、屈曲用布線治具72で屈曲した部分の外周側に屈曲保持板52を配置し、該屈曲保持板52と電線群11とをテープ85で巻き付け固定する。車両配索時には該屈曲部を垂直方向に向きを変え、図11(A)に示すように下端位置Bの下面側に屈曲保持板52を配置する。
ワイヤハーネス10を構成する電線群は一旦屈曲すると、自然に直線状に復元しないため、前記のように、ワイヤハーネスの布線作業時に、排水用の下端位置とする部分に曲げを加えておくと、容易に下向きにV形状に屈曲させた排水部を形成することができる。
本発明の第1実施形態に係る排水構造を備えたワイヤハーネスを車体に配線した状態を示す要部破断斜視図である。 図1に示す排水部の拡大斜視図である。 第1実施形態に係る排水構造を示す断面説明図である。 図2に示す第1防水材および第2防水材に使用する各防水シートの展開図である。 第1防水材と第2防水材とをラップさせる工程を示す斜視図である。 第1実施形態の変形例を示す斜視図である。 第2実施形態を示し、(A)〜(C)は電線群への第2防水材の取り付け工程を示す説明斜視図である。 第3実施形態を示し、(A)は排水構造を示す斜視図、(B)は(A)に示す第1防水材と第2防水材に使用する各防水シートの展開図である。 第4実施形態を示し、(A)は排水構造を示す斜視図であり、(B)は(A)に示す第1防水材と第2防水材に使用する各防水シートの展開図である。 第5実施形態に係る排水構造を示す要部透視斜視図である。 第6実施形態に係る排水構造を示し、(A)は要部透視斜視図、(B)は説明断面図である。 第7実施形態に係る排水構造を示し、(A)は斜視図、(B)は下面図である。 第8実施形態に係る排水構造を示し、(A)は斜視図、(B)は下面図である。 (A)(B)は、前記各実施形態に係るワイヤハーネスの製造方法を示す斜視図である。 ワイヤハーネスの下端位置の上面側に屈曲保持板を取り付ける場合のワイヤハーネスの製造方法を示す斜視図である。 ワイヤハーネスの下端位置の下面側に屈曲保持板を取り付ける場合のワイヤハーネスの製造方法を示す斜視図である。 ワイヤハーネスへの水の浸入経路を示す斜視図である。 従来例の図である。
符号の説明
10 ワイヤハーネス
11 電線群
21、24 防水シート
28 排水用隙間
I 第1防水材
II 第2防水材
A 排水部
B 下端位置
C ラップ部分

Claims (9)

  1. 車両に配索されるワイヤハーネスの下端位置を挟む両側部では、ワイヤハーネスの電線群にテープをハーフラップ巻き、樹脂製の丸チューブまたはコルゲートチューブからなるチューブ内に通している一方、前記下端位置ではテープ巻きまたは前記チューブに通さずに電線群を露出させており、
    前記電線群を露出させた領域では下端位置を挟む一方側の電線群を第1防水材で外装すると共に他方側は第2防水材で外装し、前記第1防水材は前記下端位置で開口する一方、第2防水材の先端部は第1防水材の開口より内部に挿入してラップさせ、該ラップ部分に排水用の隙間をあけており、
    前記第1防水材および第2防水材は、長さ方向にスリットを有する防水チューブまたは電線群に巻き付ける防水シートからなり、前記電線群に長さ方向と直交する側方から取り付けていることを特徴とするワイヤハーネスの排水構造。
  2. 前記第1防水材は樹脂製の前記防水シートからなり、該防水シートを電線群に巻き付けて両側端を貼り合わせ固着している一方、前記第2防水材は樹脂製の前記防水チューブからなり、前記防水シートで電線群を囲む容積は前記防水チューブの容積よりも大としている請求項1に記載のワイヤハーネスの排水構造。
  3. 前記第1防水材とラップさせる前記第2防水材の先端部の下面に、先端開口の排水用切欠部を設け、あるいは、
    前記第1防水材の下面に開口端より排水用切欠部を設けると共に、前記第2防水材のラップさせる部分で且つ前記第1防水材の排水用切欠部と重ならない位置に先端より排水用切欠部を設けている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの排水構造。
  4. 前記第1防水材と第2防水材で外装する領域のワイヤハーネスは、前記下端位置を下向きに突出させたV形状に予め賦形している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの排水構造。
  5. 前記屈曲された部位のワイヤハーネスの上面にV形状の屈曲保持板を配置し、該屈曲保持板を前記電線群にテープ巻き又は締結バンドで取り付け、該屈曲保持板を電線群と共に前記第1防水材及び第2防水材で外装している請求項4に記載のワイヤハーネスの排水構造。
  6. 前記第1防水材と第2防水材で外装する領域のワイヤハーネスの下面にV形状の屈曲保持板を配置し、該屈曲保持板を前記電線群にテープ巻き又は締結バンドで取り付けると共に、該屈曲保持板は下頂点部分に排水穴をあけていると共に、該排水穴の両側に保護壁を突設する一方、
    前記第1防水材と第2防水材との先端から排水用切欠部を設け、これら排水用切欠部を重ね、該排水用切欠部から前記屈曲保持板の保護壁を外方に突出させている請求項1、2、4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの排水構造。
  7. 車両に配索されるワイヤハーネスの下端位置を挟む両側部では、ワイヤハーネスの電線群にテープをハーフラップ巻き、樹脂製の丸チューブまたはコルゲートチューブからなるチューブ内に通している一方、前記下端位置ではテープ巻きせずに、または前記チューブを外装せずに電線群を露出させており、
    前記電線群を露出させたV形状の屈曲領域を、V形状に成形した防水チューブで外装し、該防水チューブの下頂点部に複数の排水用小穴を設けている一方、
    前記防水チューブは長さ方向にスリットを有し、前記電線群に長さ方向と直交する側方から取り付けていることを特徴とするワイヤハーネスの排水構造。
  8. 前記防水チューブには、前記排水用小穴の形成部分の両側に保護リブを突設している請求項7に記載のワイヤハーネスの排水構造。
  9. 排水構造を有する車両配索用のワイヤハーネスの製造方法であって、
    ワイヤハーネスの組立作業台上において、該組立作業台から立設した布線治具で支持して電線群を水平方向に布線し、車両配索時に下端位置となる部分で配線経路を屈曲させて布線し、
    該屈曲部の内周側または外周側にV形状の屈曲保持板を電線群にテープ巻き又は締結バンドで取り付け、前記外周側に取り付ける屈曲保持板は下頂点に排水穴を設けており、
    前記組立作業台上において水平方向に屈曲させた部分を、車両配索時に垂直方向に向きを変え、前記屈曲保持板を上面側または下面側に配置し、下面側に電線群を露出させるものとしている車両配索用のワイヤハーネスの製造方法。
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