JP6759155B2 - 車両の電気機器 - Google Patents

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本発明は、例えば建設機械を含む車両に搭載される車両の電気機器に関する。
一般に、車両としては、油圧ショベル、油圧クレーン、ホイールローダ等の建設機械やダンプトラック、トレーラ等の輸送機械が挙げられる。これらの車両の車体には、各種制御を行うためのコントローラ等の電気部品を有した電気機器が搭載されている。
車両の電気機器は、車体に設けられ電気部品を収容する筐体と、一側が筐体内で電気部品に接続され他側が筐体の外部に延びている電線群および電線群を覆う外装部材からなるワイヤハーネスと、筐体に設けられ筐体とワイヤハーネスの電線群との間を防水状態に保持する防水部材とを含んで構成されている。
また、ワイヤハーネスの外装部材としては、例えば塩化ビニール等の樹脂材料からなる樹脂製テープを重ねながら電線群に巻き付けて覆うハーフラップ巻や、電線群を覆う樹脂製のコルゲートチューブが知られている。これらの外装部材は、電線群を束ねつつ、電線群を水や塵埃から保護すると共に、電源線が周囲の部材に干渉して損傷しないようにしている。
ここで、ワイヤハーネスの外装部材内に水が浸入すると、外装部材内に溜まった水は、毛細管現象により電線群の隙間を伝って筐体内に浸入する虞がある。そこで、電気機器には、外装部材の一部から電線群を露出させ、露出した電線群を多数の網目をもった網チューブによって覆うことにより、電線群の隙間を流れる水を網チューブから外装部材の外部に排出する構成としたものがある。また、ワイヤハーネスは、ハーネス固定部材によって車体に固定されている。この場合、ハーネス固定部材は、網チューブの位置で車体に固定されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−63317号公報
ところで、特許文献1によるものでは、ワイヤハーネスは、網チューブの位置にハーネス固定部材が設けられ、ワイヤハーネスは網チューブの位置で車体に固定されている。ハーネス固定部材は、例えば、結束具(結束バンド)が用いられ、この結束具は網チューブを締付けるように巻き付けられている。
この場合、網チューブは、水を通すための多数の網目を有しているから、網目の無い通常のチューブに比較し、電線群に対する接触面積が小さくなる。従って、網チューブをハーネス固定部材で固定した場合、接触面積が小さい網チューブは、電線群に対して局所的に強い力で押付けられることになる。これにより、ハーネス固定部材によって網チューブを固定した位置では、網チューブによって電線群に損傷(摩耗)が生じる虞があり、耐久性や信頼性が低下するという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、電線群の損傷を防止しつつ、筐体内への水の浸入を防止できるようにした車両の電気機器を提供することにある。
本発明は、車体に設けられ電気部品を収容する筐体と、一側が前記筐体内で前記電気部品に接続され、他側が前記筐体の外部に延びている電線群および前記電線群を覆う外装部材を有するワイヤハーネスと、前記筐体に設けられ前記筐体と前記ワイヤハーネスの前記電線群との間を防水状態に保持する防水部材と、を備えてなる車両の電気機器において、前記ワイヤハーネスは、前記筐体の外側に延びて前記防水部材の位置よりも低い位置でハーネス固定部材を用いて前記車体の一部と前記筐体の一部のいずれか一方に固定されており、前記ワイヤハーネスの前記外装部材は、前記ハーネス固定部材と前記防水部材との間の途中部位で前記ハーネス固定部材よりも高い位置に設けられ、前記電線群を覆うと共に前記電線群間の隙間に浸入した水の排出が可能な排水可能部材と、前記防水部材と前記排水可能部材の一側との間で、前記電線群の外周に設けられ、前記電線群を防水状態で覆う第1の被覆部材と、前記排水可能部材の他側から前記ハーネス固定部材を越えた部位で、前記電線群の外周に設けられ、前記電線群を防水状態で覆う第2の被覆部材とにより構成され、前記ハーネス固定部材は、前記第2の被覆部材が覆っている位置で前記電線群を固定する構成としている。
本発明によれば、ワイヤハーネスを排水可能部材以外の位置で車体に固定でき、電線群の損傷を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る車両の電気機器を車体の一部をなす板状体と一緒に示す断面図である。 図1中のワイヤハーネスの網チューブの周囲を拡大して示す要部拡大図である。 図2のワイヤハーネスを、網チューブを分離した状態で示す分解図である。
以下、本発明の実施の形態に係る車両の電気機器を、図1ないし図3に従って詳細に説明する。
図1において、車両の電気機器1は、例えば、油圧ショベル、油圧クレーン、ホイールローダ等の建設機械、ダンプトラック、トレーラ等の輸送機械を含む車両に搭載されるものである。電気機器1は、車両の車体の一部を構成する後述の板状体13上に搭載されている。電気機器1は、後述の筐体2、電気部品4、ワイヤハーネス5、防水部材11、ハーネス固定部材12を含んで構成されている。
筐体2は、板状体13上に設けられている。筐体2は、例えば、直方体状のボックス構造体として形成され、ボルト3を含む締結具によって板状体13上に固定されている。筐体2の内部には、例えばコントローラ、インバータ等の電気部品4が収容されている。筐体2は、内部の電気部品4を雨水や塵埃から保護するために、密閉構造をもって形成されている。一方で、筐体2の側面には、ハーネス挿通孔2Aが設けられ、このハーネス挿通孔2Aには、後述の防水部材11が取付けられている。
ワイヤハーネス5は、筐体2内の電気部品4と筐体2の外側に配置された他の電気部品(図示せず)とを電気的に接続するものである。ワイヤハーネス5は、筐体2の外側に延びて防水部材11の位置よりも低い位置でハーネス固定部材12を用いて車体の一部をなす板状体13に固定されている。即ち、ワイヤハーネス5は、内部に水が溜まらないように、筐体2のハーネス挿通孔2Aからハーネス固定部材12に向けて斜め下側に延びている。これにより、ワイヤハーネス5は、当該ワイヤハーネス5を伝って水が筐体2内に浸入するのを防止している。そして、ワイヤハーネス5は、後述の電線群6と外装部材7とにより構成されている。
ワイヤハーネス5の電線群6は、複数本の電線(ケーブル)を束ねることにより形成されている。電線群6は、長さ方向の一側(筐体2、防水部材11側)が筐体2内で電気部品4に接続されている。一方、電線群6の他側(ハーネス固定部材12側)は、ハーネス挿通孔2A(防水部材11)を通って筐体2の外部に延びている。ここで、電線群6の他側は、ハーネス挿通孔2Aから斜め下側に延び、その先は、例えば板状体13に沿うように水平方向に延びている。
外装部材7は、電線群6を覆うことにより、電線群6を束ねつつ、電線群6を水や塵埃から保護すると共に、電源線が周囲の部材に干渉して損傷しないようにしている。外装部材7は、後述の排水可能部材8と第1の被覆部材9と第2の被覆部材10とを含んで構成されている。
外装部材7の排水可能部材8は、後述のハーネス固定部材12と防水部材11との間の途中部位に設けられている。即ち、排水可能部材8は、防水部材11からハーネス固定部材12に向けて斜め下側に延びた傾斜部分の途中位置に設けられている。具体的には、排水可能部材8は、第1の被覆部材9と第2の被覆部材10との間で外部に露出している電線群6を覆うものである。これにより、排水可能部材8は、第1の被覆部材9と第2の被覆部材10との間で電線群6が周囲の部材に接触しないように保護している。この上で、排水可能部材8は、電線群6間の隙間を通じて筐体2側に流れようとする水を外装部材7の外部に排出することができる。
排水可能部材8は、例えば、多数の網目をもって円筒状(チューブ状)に形成された網チューブによって構成されている。また、図2、図3に示すように、排水可能部材8は、長さ方向の一側となる一側部位8Aが第1の被覆部材9の他側となる他側部位9Aに重なり、長さ方向の他側となる他側部位8Bが第2の被覆部材10の一側となる一側部位10Aに重なるように形成されている。排水可能部材8は、第1の被覆部材9と第2の被覆部材10との間に配置され、その一側部位8Aが第1の被覆部材9の他側部位9A(後述の固定テープ9B上)に、例えば樹脂製テープを巻き付けることにより形成された一側固定部8Cで固定されている。一方、排水可能部材8の他側部位8Bは、第2の被覆部材10の一側部位10A(後述の固定テープ10B上)に、例えば樹脂製テープを巻き付けることにより形成された他側固定部8Dで固定されている。なお、一側固定部8Cと他側固定部8Dは、樹脂製テープを用いるものに限らず、固定バンド、ハーネスクリップ等を固定部としてもよい。
ここで、網チューブからなる排水可能部材8は、柔軟性を有しており、電線群6の曲線に対応して曲がることができる。また、排水可能部材8は、電線群6の外周側に取付けられた状態で、この電線群6の外周側に接触している。これにより、排水可能部材8は、第2の被覆部材10内から電線群6の隙間を通って排水可能部材8に達した水を、接触した網目から外部に排出することができる。
第1の被覆部材9は、防水部材11と排水可能部材8の一側部位8Aとの間で、電線群6の外周に設けられている。第1の被覆部材9は、電線群6を防水状態で覆うもので、例えば蛇腹状の筒状体からなる樹脂製のコルゲートチューブによって形成されている。なお、第1の被覆部材9は、例えば塩化ビニール等の樹脂材料からなる樹脂製テープを重ねながら電線群6に巻き付けて覆うハーフラップ巻として形成してもよい。第1の被覆部材9は、一側が防水部材11に取付けられ、他側となる他側部位9Aが電線群6の周囲に樹脂製テープを巻付けた固定テープ9Bによって固定されている。
第2の被覆部材10は、排水可能部材8の他側部位8Bから後述のハーネス固定部材12を越えた部位、例えばワイヤハーネス5の接続対象の位置まで、電線群6の外周に設けられている。第2の被覆部材10は、第1の被覆部材9と同様に、樹脂製のコルゲートチューブによって形成されている。第2の被覆部材10は、樹脂製テープのハーフラップ巻として形成してもよい。第2の被覆部材10は、一側となる一側部位10Aが電線群6の周囲に樹脂製テープを巻付けた固定テープ10Bによって固定されている。
このように構成された外装部材7は、電線群6のほぼ全長に亘って電線群6を覆うことができる。このときに、外装部材7を含むワイヤハーネス5は、筐体2のハーネス挿通孔2Aからハーネス固定部材12に向けて斜め下側に延びている。この上で、ワイヤハーネス5の傾斜部分には、第1の被覆部材9と第2の被覆部材10との間に位置して、網チューブからなる排水可能部材8が設けられている。
ここで、複数本の電線を束ねて形成された電線群6には、各電線間に小さな隙間(流路)が形成されている。従って、第2の被覆部材10内に水が浸入した場合、この水は、毛細管現象によって各電線間の小さな隙間を筐体2に向け、上向きに流れることができる。これに対し、第2の被覆部材10の一側、即ち、筐体2側には、排水可能部材8が設けられている。このように、毛細管現象により電線群6の隙間を上向きに流れる水は、排水可能部材8の網目から外部に排出することができる。
防水部材11は、筐体2のハーネス挿通孔2Aに設けられている。防水部材11は、ハーネス挿通孔2Aの内縁部に内側から嵌合する弾性部材からなるグロメットとして形成されている。この防水部材11は、筐体2(ハーネス挿通孔2A)とワイヤハーネス5の電線群6との間を防水状態に保持すると共に、電線群6がハーネス挿通孔2Aに接触するのを防止している。なお、防水部材11としては、防水機能を備えた防水コネクタを用いることもできる。
ハーネス固定部材12は、ワイヤハーネス5の他側部分を後述の板状体13に固定するものである。ハーネス固定部材12は、ワイヤハーネス5を固定する複数個のハーネス固定部材12のうち、筐体2に最も近い位置に配置されたものである。
ハーネス固定部材12は、結束バンド、ケーブルクリップ等の結束具12Aを有し、この結束具12Aによって第2の被覆部材10に巻き付けられている。また、ハーネス固定部材12は、結束具12Aに一体的に設けられた差込み部12Bを有し、この差込み部12Bを板状体13の固定孔13Aに差し込むことによってワイヤハーネス5を板状体13の所定位置に固定している。この場合、第2の被覆部材10は、コルゲートチューブによって形成されているから、網チューブに比較して電線群6に対する接触面積が大きくなっている。従って、結束具12Aによって第2の被覆部材10を締付けた場合でも、電線群6に対して局所的に強い力が作用することがなく、電線群6の損傷を防止することができる。なお、ハーネス固定部材12としては、ボルト等を用いて板状体13に取付ける構成としてもよい。
板状体13は、車両の車体の一部を構成するものである。この板状体13上には、筐体2が各ボルト3等を用いて固定されている。また、板状体13には、筐体2のハーネス挿通孔2Aから他側に離間した位置に固定孔13Aが設けられている。この固定孔13Aには、ハーネス固定部材12の差込み部12Bが固定的に差し込まれる。
本実施の形態による車両の電気機器1は、上述の如き構成を有するもので、次に、車両の電気機器1のワイヤハーネス5での水の流れについて説明する。
車両の電気機器1は、車体の一部を構成する板状体13上に筐体2が取付けられている。この筐体2内には、コントローラ等の電気部品4が収容され、電気部品4には、ワイヤハーネス5が接続されている。ここで、車体内に雨水や洗車時の水が入り込むと、その一部が外装部材7に浸入することがある。この場合、浸入した水は、電線群6の隙間を通って筐体2側に流れる虞がある。
然るに、本実施の形態では、ワイヤハーネス5は、筐体2の外側に延びて防水部材11の位置よりも低い位置でハーネス固定部材12を用いて車体の一部となる板状体13に固定されている。また、ワイヤハーネス5の外装部材7は、ハーネス固定部材12と防水部材11との間の途中部位に設けられ、電線群6を覆うと共に電線群6間の隙間に浸入した水の排出が可能な排水可能部材8と、防水部材11と排水可能部材8の一側部位8Aとの間で、電線群6の外周に設けられ、電線群6を防水状態で覆う第1の被覆部材9と、排水可能部材8の他側部位8Bからハーネス固定部材12を越えた部位で、電線群6の外周に設けられ、電線群6を防水状態で覆う第2の被覆部材10とにより構成されている。
従って、第2の被覆部材10内に浸入した水が毛細管現象によって電線群6の隙間を通って上向きに流れた場合でも、この水は、排水可能部材8に形成された網目から外部に排出することができる。
しかも、ハーネス固定部材12は、樹脂製のコルゲートチューブからなる第2の被覆部材10が覆っている位置で電線群6を固定する構成としている。従って、ハーネス固定部材12は、網チューブからなる排水可能部材8に比較し、電線群6に対する接触面積が大きな第2の被覆部材10の位置を締付けることができる。
これにより、ハーネス固定部材12による締付け力が電線群6に対して局所的に強く作用するのを防止できるから、電線群6の損傷を防止することができる。特に、不整地を走行する油圧ショベル等の建設機械においては、ハーネス固定部材12によるワイヤハーネス5の固定部に大きな振動が作用するが、この振動からも電線群6を保護することができる。この結果、網チューブからなる排水可能部材8による電線群6の損傷を防止しつつ、筐体2内への水の浸入を防止できるから、電気機器1の耐久性、信頼性を向上することができる。
また、ハーネス固定部材12は、第2の被覆部材10の位置でワイヤハーネス5を板状体13に固定しているから、防水部材11とハーネス固定部材12との間に排水可能部材8を位置決めすることができる。
なお、実施の形態では、ワイヤハーネス5は、防水部材11よりも低い位置でハーネス固定部材12を用いて車体の一部をなす板状体13に固定した場合を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限らず、ワイヤハーネス5は、防水部材11よりも低い位置でハーネス固定部材12を用いて筐体2の一部、例えば、筐体2の側面部の下側部位に固定する構成としてもよい。
また、実施の形態では、排水可能部材8を、多数の網目をもって円筒状に形成された網チューブとして形成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば、排水可能部材8は、樹脂製テープを電線群6の長さ方向に隙間をもった状態で電線群6に巻回することにより、この樹脂製テープ間から水を排出する構成としてもよい。
1 車両の電気機器
2 筐体
4 電気部品
5 ワイヤハーネス
6 電線群
7 外装部材
8 排水可能部材
8A 一側部位(一側)
8B 他側部位(他側)
9 第1の被覆部材
9A 他側部位(他側)
10 第2の被覆部材
10A 一側部位(一側)
11 防水部材
12 ハーネス固定部材
13 板状体(車体の一部)

Claims (3)

  1. 車体に設けられ電気部品を収容する筐体と、
    一側が前記筐体内で前記電気部品に接続され、他側が前記筐体の外部に延びている電線群および前記電線群を覆う外装部材を有するワイヤハーネスと、
    前記筐体に設けられ前記筐体と前記ワイヤハーネスの前記電線群との間を防水状態に保持する防水部材と、を備えてなる車両の電気機器において、
    前記ワイヤハーネスは、前記筐体の外側に延びて前記防水部材の位置よりも低い位置でハーネス固定部材を用いて前記車体の一部と前記筐体の一部のいずれか一方に固定されており、
    前記ワイヤハーネスの前記外装部材は、
    前記ハーネス固定部材と前記防水部材との間の途中部位で前記ハーネス固定部材よりも高い位置に設けられ、前記電線群を覆うと共に前記電線群間の隙間に浸入した水の排出が可能な排水可能部材と、
    前記防水部材と前記排水可能部材の一側との間で、前記電線群の外周に設けられ、前記電線群を防水状態で覆う第1の被覆部材と、
    前記排水可能部材の他側から前記ハーネス固定部材を越えた部位で、前記電線群の外周に設けられ、前記電線群を防水状態で覆う第2の被覆部材とにより構成され、
    前記ハーネス固定部材は、前記第2の被覆部材が覆っている位置で前記電線群を固定する構成としていることを特徴とする車両の電気機器。
  2. 前記ワイヤハーネスの前記排水可能部材は、多数の網目をもって円筒状に形成された網チューブであることを特徴とする請求項1に記載の車両の電気機器。
  3. 前記ワイヤハーネスの前記第1の被覆部材と前記第2の被覆部材は、樹脂製のコルゲートチューブまたは巻回された樹脂製テープであることを特徴とする請求項1に記載の車両の電気機器。
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